JPH0326259A - 気泡発生浴槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ブロー形態を変更でき、かつ、安価に製作す
ることができ、さらに安全性の高い気泡発生浴槽に関す
る。

（口）従来の技術 従来、浴槽の一形態として、浴槽本体とは別個に、気泡
発生装置を具備した気泡発生浴槽があり、同気泡発生浴
槽は、気泡発生装置によって浴槽内に気泡を発生させる
ことにより、気泡により身体のマッサージ等を行い、入
浴感を高めることができるように構戒されている。

即ち、かかる気泡発生浴槽は、浴槽本体の側壁に噴出口
を設け、同噴出口に、循環ポンプを介して浴湯を掘環さ
せる循環ポンプを連通連結し、さらに、同噴出口の近傍
にエジエクタ効果を利用してエアを浴湯中に混入可能な
エア吸引部を取付けている． かかる構戒によって、循環ポンプを作動することによっ
て浴槽本体の側壁の噴出口より浴湯を噴出させることが
でき、かつ、同噴出に際して、空気吸引部より空気を負
圧吸引して、浴湯中に空気を混入させ、空気混じりの浴
湯を噴出口より噴出させることにより、浴槽中に気泡を
発生させ、入浴者の身体に当てることによって、マッサ
ージ効果等を上げることができる． （ハ）発明が解決しようとする問題点 しかし、上記の気泡発生浴槽は、未だ、以下のような欠
点を有していた． 即ち、上記した気泡発生浴槽において、浴湯の循環に用
いる循環ポンプは、浴湯吸込流路に一個しか設けられて
おらず、従って、循環ポンプが定量型ボンブである場合
は、一定の噴出量と噴出圧でしか浴湯を浴槽内に噴出す
ることができず、単調な噴流形態となっていた。

特に、噴出圧の面で充分な噴出圧を確保することができ
ず、マッサージ効果が不十分であった．一方、高噴出圧
を確保するためにはボンブ容量を著しく大きくしなけれ
ばならず、かかるポンプは大型、大重量化するとともに
、高価なものとなっていた． また、循環ポンプが故障した場合、補修・交換作業が完
了するまでは、入浴することができないといった問題も
生じていた。

なお、実開昭６３−１０００３５号に記載されているよ
うに、浴湯の噴出量や噴出圧を変化させるために電動モ
ータをインバータ制御したものも開発されている。

しかし、かかる電動モータは、インバーク制御等の高級
制御を要するため高価であり、気泡発生浴槽自体の製品
コストも高いものとしており、また、安全性の面でも、
運転時に発生する高周波成分によって、問題を有してい
た。

本発明は、上記した課題を解決することができる気泡発
生浴槽を提供することを目的とする。

（二）課題を解決するための手段 本発明は、浴槽本体と循環ポンプとの間に浴湯吸込流路
と浴湯強送流路とからなる浴湯循環流路を介設し、同浴
湯強送流路に空気取入部を連通連結して、同空気取入部
により取入れた空気を浴湯強送流路中の浴湯に混入させ
て、各噴出ノズルより浴槽本体内へ気泡混しりの浴湯を
噴出可能とした気泡発生浴槽において、循環ポンプのイ
ンペラーに可動ブレードを取付け、同可動ブレードを制
御装置からの制御信号によって制御されるプレード駆動
装置に連動連結したことを特徴とする気泡発生浴槽に係
るものである。

（ホ）作用及び効果 本発明では、循環ポンプのインペラーに可動ブレードを
取付け、同可動ブレードを制御装置からの制御信号によ
って制１卸されるブレード駆動装置に連動連結している
ので、ブレード駆動装置を駆動することによって、可動
ブレードのピッチや配列方向等を容易に変化させること
ができる．また、かかる変化によって、循環ポンプの噴
出量と噴出圧を容易に変更することができ、複数のブロ
ー形態を楽しむことができる。

また、ブレード駆動装置は、ただブレードのピッチや配
列を変化させるだけでよいので、小出力でよく、一方、
モータは定容量型を使用することもできるので、噴出圧
と噴出量とを制御可能な循環ポンプを安価に製作するこ
とができる。

さらに、循環ポンプのポンプ駆動装置をインバータ制御
する必要がないので、入浴時における入浴者の安全性を
確保できる。

（へ）実施例 以下、添付図に示す実施例を参照して、本発明に係る気
泡発生浴槽Ａを具体的に説明する。

第１図及び第２図に気泡発生浴槽Ａの全体構或を示して
おり、同気泡発生浴ＩＡは、上面開口の箱型に形威した
浴槽本体１の前後壁及び左右側壁に、それぞれ足側噴出
ノズル２，背側噴出ノズル３，Ｉｌｉ側噴出ノズル４を
設けている。

そして、同浴槽本体ｌは、周縁に一定幅の鍔状の縁部１
ａを形威し、同縁部１ａに空気取入部５を設けている。

また、空気取入部５には、気泡量調節弁Ｖａ及び同調節
弁Ｖａを駆動する気泡量調節用弁体駆動用モータＭ２が
配設されている。

また、気泡発生浴槽Ａは、浴槽本体ｌの外周部に、ポン
プ保護ケース９を配設しており、同ケース９内には、浴
槽本体１内の浴湯を循環させる循環ポンブＰと、同循環
ボンプＰにより循環される浴湯を濾過する濾過機Ｒと、
同ボンブＰを駆動させるポンプ駆動装置Ｍと、同ポンプ
駆動装置Ｍや後述するノズル用弁体進退駆動用モータ旧
、気泡量調節用弁体駆動用モータＭ２、可動ブレード駆
動装置聞及び電動三方弁Ｑの駆動を制御する制御部Ｃと
を設けている。

なお、Ｑ１は逆洗時において、浴湯の一部を捨てるため
の捨場パイプである。

そして、上記した浴槽本体１と循環ボンブＰとの間には
、浴湯循環流路Ｄを介在させている。

即ち、浴湯循環流路Ｄは、気泡発生浴槽Ａから循環ボン
プＰへ浴湯を送るための浴湯吸込バイプ（浴湯吸込流路
Ｈ（ｌと、同循環ボンプＰから、同浴槽Ａへ浴湯を送る
ための浴湯強送バイプ（浴槽強送流路）１１　とより構
威している，そして、同浴湯吸込バイブ１０は、浴槽本
体ｌの下部に一端を開口して吸引口２２を形威して、循
環ポンプＰの給水口に他端を連通して同循環ポンブＰに
浴湯を吸い込むようにしている． 一方、浴湯強送パイブｌ１は、その一端を循環ボンプＰ
の吐水口に連通連結するとともに、その他端を、前記し
た足側・背側・腹側噴出ノズル２．３．４にそれぞれ連
通連結している。

また、循環ボンプＰのボンブ駆動装ＷＭには、第３図に
示すように、循環ボンプＰの回転数を検出する回転数検
出センサ６と取付けており、同検出センサ６からの検出
出力を、後述する制御部Ｃに送り、同制御部Ｃによる循
環ボンブＰの回転数を制御することもできる。

さらに、浴湯強送バイブｌ１の中途部には、第３図に示
すように、同パイプＩＩ内に圧送される浴湯の圧力を検
出する圧力検出センサ１２を取付けている。そして、同
圧力検出センサｌ２からの検出信号を、後述する制御部
Ｃに送り、同制御部Ｃにより各噴出ノズル２．３．４か
ら噴出される浴湯の噴出圧を、ポンプ駆動装置Ｍの回転
敗及び各足側・背側・腹側噴出ノズル２，３．４の噴出
量調整用弁体の位置を変えることによって！ＩＩ　ｆｉ
ｌするようにしている。

また、圧力検出センサ１２は、浴槽本体１内の浴湯量を
検出するための水位センサとしても用いることができる
． かかる噴出ノズル２．３．４は、それぞれ浴湯の噴出量
及び噴出圧を自動的に変更可能に構威した同一構或の噴
出量自動調整噴出ノズルを使用している。

また、かかる噴出ノズル２．３．４には、第３図に示す
ように、空気取入部５からの吸気パイプ５ａが接続され
ている． そして、循環ボンプＰを作動することによって発生する
噴出圧によってエジェクタ効果を利用して、吸気バイブ
５ａを介して浴湯中に空気を混入し、気泡混しりの浴湯
を噴出ノズル２，３．４より噴出することができる。

次に、ボンブ駆動装置Ｍや各足側・背側・腹側噴出ノズ
ル２，３．４をｉｌ＋御するための制御部Ｃの構戒につ
いて説明する。

制御部Ｃは第３図に示すように、マイクロプロセッサＭ
ＰＵと入出力インターフェース１３．　１４とＲＯＭと
ＲＡＭからなるメモリｌ５と、タイマー１６とから構威
している。

そして、上記構威において、入力インターフェ−ス１３
には、循環ポンブＰの回転数を検出する回転数検出セン
サ６、噴出量調節用弁体の開閉量を検出する弁体基準位
置検出センサ１７、浴湯強送パイプｌ１の水圧を検出す
る圧力検出センサ１２、浴槽本体１内の浴湯の温度を検
出する浴湯温度倹出センサＴ及びリモートコントローラ
２ｏからの赤外線による駆動信号を受信する操作部兼用
受光部２ｌを接続している。

なお、本実施例において、受光部２１は、空気取入部５
上に設けられている。

一方、出力インターフェースｌ４には、ボンブ駆動装置
Ｍ、ノズル用弁体進退駆動用モータ旧、気泡量調節用弁
体駆動用モータＭ２、可動ブレード駆動装置旧及び電動
三方弁Ｑを接続している。

また、メモリｌ５には、上記した各センサからの出力信
号や、リモートコントローラ２ｏからの駆動信号に基づ
いて、上記したポンプ駆動装置Ｍ、ノズル用弁休進退駆
動用モータ旧、気泡量調節用弁体駆動用モータＭ２、可
動ブレード駆動装置Ｍ３及び電動三方弁Ｑの駆動部を駆
動するための駆動順序プログラムを記憶させている。

なお、上記の気泡発生浴槽Ａは、循環ボンプＰを除いて
、特願昭６３−３３１７７２号に記載した気泡発生浴槽
と同様な構戒とすることができる。

本発明は、上記のように構威された気泡発生浴槽Ａにお
いて、循環ポンプＰのインペラ−３０に可動ブレード３
１を設けた構戒に特徴を有する。

以下、かかる循環ポンブＰの構或を、第４図〜第８図を
参照して説明する。

第４図及び第５図に示すように、インペラーケーシング
３２内に同心円的に配設したインペラ−３０は、円形の
ブレード取付板３３と、同ブレード取付板３３の表面に
放射状に取付けた複数の可動ブレード３１とから構威さ
れている。

また、インペラ−３０は、そのブレード取付板３３の中
央部を、筒状モータ軸２９の出力軸側端部に固着してい
る。

かかる構戒において、複数の可動ブレード３１は、第６
図に示すように、その基端を、ブレード取付＋！ｉ３３
の表面に放射状に設けた複数の回動支持紬３４に固着し
ており、回動支持軸３４の回転とともに、円周方向に傾
斜してピッチを可動としている．一方、各回動支持軸３
４の一端であって、ブレード取付Ｆｉ３３の中央側をな
す端部には、第５図に示すように、それぞれ、被駆動側
ベベルギャ３５が固着されている． また、第４図に示すように、上記複数の被駆動側ベベル
ギャ３５は、それと直交する方向に配設した駆動側ベベ
ルギャ３６と噛合している。

また、駆動側ベベルギャ３６にはスバイラル溝３８が刻
設されており、同スパイラル溝３８には、筒状モータ軸
２９内に進退自在に配設した駆動力伝達軸３９のスバイ
ラル軸部４０が係合している。

また、上記スバイラル軸部４０から一定長さ軸線方向に
離隔した位置で、駆動力伝達軸３９の外周面にはスプラ
イン４ｌが設けられており、同スプライン４１は、筒状
モータ軸２９の内面に設けたスプライン溝４２と係合し
ている． かかる構威によって、駆動力伝達軸３９を軸線方向に進
退すると、スプライン嵌合とスバイラル嵌合との協働に
よって、駆動側ベベルギャ３６が回転し、同回転によっ
て、被駆動側ベヘルギャ３５が回転し、同へベルギャ３
５と一体をなす回動支持軸３４も回転し、この回転によ
って、可動ブレード３１が、第６図に示すように、設定
角度θだけ傾斜することになり、ピッチを変えることが
できる。

また、第７図及び第８図に循環ボンプＰの後部の構造を
示しており、図示するように、筒状モーク軸２９は循環
ポンプＰを貫通しており、同貫通端４３は、カンブリン
グ４４を介して、支持フレーム４５によって循環ボンプ
Ｐのケーシングに取付けた可動ブレード駆動装ｆｉＭ３
の出力軸４６に連結されている。

なお、カップリング４４は、第８図に示すように、筒状
モータ軸２９と連結し、内部に継手空間を形成する一側
継手４４ａと、可動ブレード駆動装置Ｍ３の出力軸４６
と連結し、上記継手空間４５内に回動自在に係合する円
板状の他側継手４４ｂとから構威される． 可動ブレード駆動装置Ｍ３としては各種形態が考えられ
るが、例えば、微小ストローク移動が可能なステッピン
グモー夕とボールスクリューどの組み合わせからなるも
のを用いることができる。

かかる横威によって、制御部Ｃからの制御信号によって
、可動ブレード駆動装置旧を駆動することによって、可
動ブレード３ｌのピンチを変化して、循環ボンブＰの噴
出量と噴出圧を容易に変更することができ、複数のブロ
ー形態（例えば、特願昭６３−３３１７７２号に記載し
たマイルドブロー、指圧ブロー、マシサージブロ一等）
を楽しむことができる． また、かかる循環ポンプＰは、インバータ制御を不要と
することができるので、安全性を向上できるとともに、
制御システムを安価に製作することができる。

また、第９図〜第１１図に、他の実施例を示している。

第９図〜第１１図に示すように、インペラーケーシング
内に同心円的に配設したインベラ−５０は、円形のブレ
ード取付板５３と、同ブレード取付板５３の表面に放射
状に取付けた複数の可動ブレード５ｌとから構威されて
いる。

また、インペラ−５０は、そのブレード取付仮５３の中
央部を、筒状モータ軸４９の出力軸側端部に固着してい
る。

かかる構成において、複数の可動ブレード５１は、第１
０図に示すように、その外端を、ブレード取付板５３の
表面に枢軸５４によって回転自在に枢支している。

また、ブレード取付Ｆｉ５３の中央部表面には、回転円
Ｆｉ５５が、ブレード取付仮５３に対して相対回転自在
に配設されている． そして、同回転円板５５の外周縁には、半径方向に伸延
する複数の長孔５６が、円周方向に間隔を開けて形威さ
れており、一方、同長孔５６には、上記した複数の可動
ブレード５１の内端に設けたガイドピン５７が、保合自
在に嵌入されている．また、回転円１１１ｊ５５の後部
にはスバイラル溝係合ピン５８が設けられており、同ス
バイラル溝係合ビン５８には、筒状モータ軸２９内に進
退自在に配設した駆動力伝達軸５９のスバイラル溝６０
が係合している。

また、上記スパイラル溝６０から一定長さ軸線方向に離
隔した位置で、駆動力伝達軸５９の外周面にはスプライ
ン６１が設けられており、同スプライン６１は、清状モ
ーク軸２９の内画に設けたスプライン溝６２と係合して
いる。

かかる構戒によって、駆動ノＪ伝達軸５９を軸線方向に
進退すると、スプライン嵌合とスバイラル嵌合との協働
によって、回転円板５５が回転し、同回転によって、可
動ブレード３１の内端が円周方向に移動し、第１０図に
示すように、設定角度θだけ傾斜ずることになり、配列
方向を変えることができる。

なお、上記した駆動力伝達軸５９の進退に際しては、前
述した可動ブレード駆動装ｉＭ３を用いることができる
。

かかる＃Ｒ戒によって、制御部Ｃからの制Ｈｉ号によっ
て、可動ブレード駆動装置門３を駆動することによって
、可動ブレード５Ｉの配列を変化して、循環ボンプＰの
噴出量と噴出圧を容易に変更することができ、複数のブ
ロー形態（例えば、特願昭６３−３３１７７２号に記載
したマイルドブロー、指圧ブロー、マンサージブロー等
）を楽しむことができる。

また、かかる循環ポンブＰは、インバータ制御を不要と
することができるので、安全性を向上できるとともに、
制御システムを安価に製作することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の気泡発生浴槽の斜視図、第２図は同浴
槽の平面図、第３図は気泡発生浴槽のブロック図、第４
図は循環ポンプの要部構威を示す縦断面図、第５図は第
４図１−１線による矢視図、第６図は第５図ｎ−ｎ線に
よる可動ブレードの作動状態断面説明図、第７図は循環
ボンブの全体構戒説明図、第８図は継手の構威説明図、
第９図は他の実施例に係る循環ポンプの要部構戒を示す
縦断面図、第１０図は第９図■一■線による矢視図、第
１１図は第１０図■一■線による断面図である。 図中、 （Ａ）： （Ｄ）＝ （’Ｍ３）　　： （Ｐ）： （３１）　　： （５１）　　： （Ｐ）； 気泡発生浴槽 浴湯循ｙＪ＠路 可動ブレード駆動装置 循環ポンプ 可動ブレード 可動ブレード 循環ポンプ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、浴槽本体と循環ポンプとの間に浴湯吸込流路と浴湯
   強送流路とからなる浴湯循環流路を介設し、同浴湯強送
   流路に空気取入部を連通連結して、同空気取入部により
   取入れた空気を浴湯強送流路中の浴湯に混入させて、各
   噴出ノズルより浴槽本体内へ気泡混じりの浴湯を噴出可
   能とした気泡発生浴槽において、 循環ポンプのインペラーに可動ブレードを取付け、同可
   動ブレードを制御装置からの制御信号によって制御され
   る可動ブレード駆動装置に連動連結したことを特徴とす
   る気泡発生浴槽。