JPH03262253A - 自動通報装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、住戸内に設置された端末装置で異常情報や検
診情報等を検出した際に、その情報を通報センターに自
動的に通報する集中監視システム等に利用される自動通
報装置に関する。

従来の技術 従来、この種の自動通報装置は、通報先である通報セン
ターの電話番号などを設定する時に、先ず、接続された
電話機で通報センターへ電話をかけ、通報センターとの
通信を行なって通報センターから設定内容をダウンロー
ドすることによって設定を行なう、いわゆるセンターロ
ード方式が多用されている。

第３図は、このような従来の自動通報装置の構成を示し
ている。第３図において、１はマイクロコンピュータで
あり、モデム２に接続されている。３は接点Ａ１、Ｂ１
、共通端子Ｃ１、制御端子Ｄ１および可動接触子Ｅ１を
有するリレーであり、マイクロコンピュータｌによって
切換制御される。４は設定用押しボタンスイッチでマイ
クロコンピュータ１に接続されている。５は自動通報装
置に接続されている電話機である。６は電話局であり、
７は通報センターである。

次に上記従来例の動作について説明する。第３図におい
て、工事者（図示せず）は、設置工事終了後に電話機５
によって通報センター７に電話をかける。通報センター
７が応答した後に設定用押しボタンスイッチ４を押すこ
とによりダウンロードが開始され、センターロード中は
リレー３の可動接触子Ｅ１がマイクロコンピュータ１に
よって接点Ａｌ側に切り換えられてモデム２と通報セン
ター７との間で通信が行なわれることで、設定内容が自
動通報装置にダウンロードされる。通信が完了し、設定
が終了するとリレー３の可動接触子Ｅ１がマイクロコン
ピュータｌによって元の接点Ｂ１側に戻される。

このように、上記従来の自動通報装置でもセンターロー
ド方式による設定を実施することができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の自動通報装置ではセンターロ
ードが開始されると電話機が局線から切り離され、セン
ターロードが終了すると元に戻るだけなので、センター
ロードによる設定が正常に終了したかどうかを確認する
ためには、通報センターに電話をかけ、通報センターの
担当者と通話して確認しなければならないという煩雑さ
があった。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
センターロードによる設定が正常に行なわれたことを自
動的に知らせる機能を付加することにより、通報センタ
ーの担当者に対して確認のためにする通話を省略するこ
とのできる優れた自動通報装置を提供することを目的と
するものである。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、モデムと通報セン
ター間に挿入される第１のスイッチと、モデムと電話機
間に挿入される第２のスイッチと、ダウンロード終了後
にモデムからキャリア信号を出力させるとともに、前記
第１のスイッチと第２のスイッチとを、通報センターと
モデムと電話機とが相互に接続されるように制御する制
御部とを備えている。

作用 本発明は上記のような構成により次のような作用を有す
る。すなわち、センターロードによる設定が正常に終了
すると接続しである電話機にモデムからキャリア信号が
出力されるため、設置工事を行なった工事者が電話機か
らダイヤルトーンとキャリア音とを同時に聞くことがで
きるので設定が正常に行なわれたことを知ることができ
るようになり、通報センターの担当者に確認のためにす
る通話を省略することができるという効果が得られる。

実施例 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものである。第
１図において、第３図と同一符号を付したものは第３図
と同一のものを示している。

第１図において、１１はＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭおよび
Ｉｌｏ等を有するワンチップマイクロプロッセッザであ
るマイクロコンピュータ（制御部）であり、モデム２に
接続されている。

３は第１のスイッチとしての１回路２接点のリレーで、
共通端子Ｃ１が局線と電話局６を通じて通報センター７
に接続されると共に、接点Ａ１がモデム２に接続され、
接点Ｂ１が電話機５に接続され、さらに、制御端子Ｄ１
がマイクロコンピュタ１１に接続されている。１８は第
２のスイッチとしてのリレーで、モデム２と電話機５間
に前記第１のスイッチ３と並列に接続されており、共通
端子Ｃ２、接点Ａ２、Ｂ２および可動接触子Ｅ２を有し
ている。なお、マイクロコンピュータ１１のｌ１０（図
示せず）には設定用押しボタンスイッチ４と図示しない
ガスメータ等が接続されている。

次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例に
おいて、工事者は自動通報装置の設置工事終了後に、電
話機５のハンドセット（図示せず）をオフフックするこ
とによって通報センタ７に電話をかける。そして、通報
センター７が応答した後に設定用押しボタンスイッチ４
を押すことにより、マイクロコンピュータ１１からリレ
ー３の制御部Ｄ１に駆動信号が送出されることで、可動
接触子Ｅ１が接点Ｂ１から接点Ａｌ側に切り換わり、モ
デム２と通報センター７との間で通信が行なわれて、通
報センター７から自動通報装置に設定内容がダウンロー
ドされる（センタロード中）。

通信が完了し、設定が正常に終了した場合、マイクロコ
ンピュータ１１はリレー３の可動接触子Ｅ１を元のＢ１
側にもどす。次にマイクロコンピュータ１１はリレー１
８の制御端子Ｄ２を駆動して可動接触子Ｅ２を接点Ｂ２
から接点Ａ２側に接続してから、モデム２にキャリア信
号を一定時間出力させた後、リレー１８の可動接触子Ｅ
２を接点Ｂ２側にもどす。なんらかの理由で設定が正常
に行なわれない場合、マイクロコンピュータ１１はリレ
ー３の可動接触子Ｅ１を接点Ｂｌ側にもどすだけで、リ
レー１８の可動接触子Ｅ２を接点Ａ２側に接続すること
はせず、モデム２にキャリア信号を一定時間出力させる
こともしない。

工事者は接続している電話機５をオフフッタのままにし
てセンターロードが終了するまでの数十秒間待っている
と、センターロード中は無音であるが、センターロード
が正常に終了した場合、電話局６の発するダイヤルトー
ンに混ざってモデム２の出力するキャリア音を電話機５
で聞（ことができる。正常終了しなかった場合は通報セ
ンター７との通信終了後、キャリア音は聞こえず、ダイ
ヤルトーンのみが聞こえることになる。

このように、上記実施例によればセンターロードによる
設定が正常終了したかどうかを通報センター７の担当者
に確認することな（電話機５で自動的に知ることができ
、工事者は自分の設置工事が正しく、かつ自動通報装置
が正常であるかどうかということを容易に確認すること
ができるという利点を有する。また、上記実施例によれ
ばもともと接続することになっている電話機で確認する
ことができるから工事者は工事現場に特別の道具を持っ
て行く必要がないという効果を有する。

なお、リレー１８の接続を第３図に示すように変更して
も上記実施例と同様な動作をさせることができる。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、もともと接続
されている電話機から、もともと通信に使用されるモデ
ムのキャリア音を出力することで設定が正常に終了した
ことを工事者に知らせるようにしたものである。すなわ
ち、センターロードによる設定が正常終了すると、接続
しである電話機にモデムからキャリア音が出力されるた
め、設置工事を行なった工事者が電話機からダイヤルト
ーンとキャリア音とを同時に聞けるので設定が正常に行
なわれたことを知ることができるようになり、通報セン
ターの担当者に対して確認のためにする通話を省略する
ことができるという効果が得られる。したがって、工事
者は特別の道具なしで設定の正常終了を知ることができ
るという利点も有する。しかも、ランプなどの表示やス
ピーカなどの音響装置で正常終了を知らせるわけではな
いから消費電力の節約にもなり、電池駆動式の屋外自動
通報装置にも適するという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における自動通報装置の概略
ブロック図、第２図は他の実施例における自動通報装置
の概略ブロック図、第３図は従来の自動通報装置の概略
ブロック図である。 ２・・・モデム、３・・・リレー、５・・・電話機、６
・・・電話局、７・・・通報センター、１１・・・マイ
クロコンピュータ、１８・・・リレー、Ａｌ、Ａ２．Ｂ
ｌ。 Ｂ２・・・接点、Ｃ１，Ｃ２・・・共通端子、Ｄｉ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 モデムと通報センター間に挿入される第１のスイッチと
   、 モデムと電話機間に挿入される第２のスイッチと、 第１のスイッチと第２のスイッチとの制御端子およびモ
   デムに接続されて、通報センターからのダウンロード終
   了後にモデムからキャリア信号を出力させるとともに、
   通報センターとモデムと電話機とが相互に接続されるよ
   うに、前記第１のスイッチと第２のスイッチとを駆動す
   る制御部とを有する自動通報装置。