JPH0326087B2 - - Google Patents

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JPH0326087B2
JPH0326087B2 JP61210007A JP21000786A JPH0326087B2 JP H0326087 B2 JPH0326087 B2 JP H0326087B2 JP 61210007 A JP61210007 A JP 61210007A JP 21000786 A JP21000786 A JP 21000786A JP H0326087 B2 JPH0326087 B2 JP H0326087B2
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JP
Japan
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filter
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filtration
filtrate
stock solution
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JP61210007A
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English (en)
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JPS6365917A (ja
Inventor
Tetsuya Kurita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd filed Critical Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
Priority to JP61210007A priority Critical patent/JPS6365917A/ja
Priority to US07/090,668 priority patent/US4883592A/en
Priority to DE3789694T priority patent/DE3789694T2/de
Priority to EP87112564A priority patent/EP0258844B1/en
Priority to KR1019870009592A priority patent/KR950002787B1/ko
Publication of JPS6365917A publication Critical patent/JPS6365917A/ja
Publication of JPH0326087B2 publication Critical patent/JPH0326087B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フイルタプレスの濾過ユニツトの構
造の改良に関する。
従来の技術 従来より、一般に、フイルタプレスの濾板とし
ては種々の構造のものが知られている。例えば、
第5図に濾板の濾板本体を示すように、四角形状
枠部20a内に板状濾過床面20bを一体的に形
成するとともに、濾過床20bの両面に多数の凹
部20c,…,20cを形成してなるものがあ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記構造のものでは枠部に濾過
床を一体的に固定しているので濾板本体全体とし
ては相当な重量があり、取り扱いが不便で、濾板
の移動等にも大きな駆動力を必要とし、フイルタ
プレス全体として種々のコストが高くなるといつ
た問題があつた。
このため、本発明者は枠部内の濾過床を取り去
ることができれば、濾板本体をより軽量にできる
と考え、この濾過床の機能を分析することにし
た。すなわち、まず、従来の濾板本体において濾
過床を枠部内に面状に形成した理由は、もし、こ
の濾過床がなければ、原液圧入時、濾過床の両面
間に圧力差が生じると濾布が高圧側から低圧側に
押圧させて移動せしめられ、隣接する濾板本体間
に挟まれた一対の濾布間に形成される濾室内に原
液を円滑に注入することができず、円滑な濾過が
行えないおそれがあるためであると考えられる。
また、上記濾過床の表面に凹部を形成した理由
は、原液の性状、原液の供給圧力及び濾布の材質
等によつては枠体の両側に配置された濾布と濾布
とが枠体内で原液の圧力等により接触する場合が
あり、このような場合には、一方の濾布を通過し
た濾液が枠体の下部側に流下せずに他方の濾布を
通過して濾室のケーキ内に入り込み、濾液回収を
円滑に行うことができない事態が生じるおそれが
あることから、濾過床により濾布から濾過床側に
通過した濾液を下方に凹部沿いに案内して濾液排
出性を良くするためであると考えられる。
そこで、本発明者は、上記2つの機能の必要性
について検討した。すなわち、上記濾過床の前者
の機能については、原液供給口により濾板本体が
貫通されて濾板本体の両面間が導通されているの
で、現実的には上記両面間で大きな圧力差が生じ
ることは少なく、枠部内に面として形成する必要
性はないと考えた。また、上記濾過床の後者の機
能については、濾過時、たとえ濾布が接触したと
しても、濾布の濾室側と枠体空間側との間に圧力
差が少しでもあれば、濾液が毛細管現象により濾
布の濾室側から枠体の空間側に流れ込み、濾液が
枠体下方に案内されうることを見出だし、本発明
を創作するに至つた。
従つて、本発明の目的は、上記問題を解決する
ことにあつて、簡単な構造でもつて軽量化を図る
ことができる濾過ユニツトを提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、枠体内
において面状の濾過床をなくすように構成した。
すなわち、内側を傾斜面を有する枠体と、該枠体
の厚み方向両側に夫々配置された枠体の内部に形
成された空間を囲む一対の濾布とからなるととも
に、上記一対の濾布は、上記空間に対応する部分
の所定箇所に原液供給口を形成し、かつ、上記一
対の濾布の上記原液供給口の周縁を互いに結合す
るように構成した。
発明の作用 上記構成においては、多数の濾過ユニツトを隣
接配置して、原液を隣接する枠体間に挟み込んだ
一対の濾布間の濾室内に供給して濾過を行い、原
液中のケーキを濾布間に挟み込んで保持する一
方、濾液を濾布を通して枠体内に入り込ませ、該
濾液を枠体内の下方に案内する。
実施例 以下に、本発明にかかる実施例を第1〜4図に
基づいて詳細に説明する。
本実施例にかかる濾過ユニツト1は、第1,
2,3図に示すように、枠体2と、該枠体2の厚
み方向両側に配置され枠体2内の空間2aを囲む
濾布4b,4cとから大略構成し、隣接する枠体
2,2間に一対の濾布4b,4cを挟み込み、該
濾布4b,4c間の濾室8内に原液を圧入して濾
過を行い、濾布4b,4c間の濾室8内にケーキ
を保持する一方、各濾布4b,4cを通して濾液
を各枠体2内の空間2a内に集め、濾液を枠体2
の下方まで案内して回収するように構成する。
上記枠体2は、その枠部分の水平断面及び垂直
断面が五角形状である部材であつて、内面には厚
み方向中央部より両側に夫々傾斜した傾斜面2
e,2eを有する。各枠体2の側面の中央部付近
には把手2bを設け、フイルタプレスの前後スタ
ンド間の側方に夫々架設されたサイドビーム(図
示せず)に上記把手2bを夫々摺動可能に載置し
て枠体2を吊り支持し、各枠体2の前後動を案内
する。上記枠体2の側面の各下部には耳部を形成
し、該耳部を厚み方向に貫通した濾液回収口2c
を形成するとともに、枠体2の下部の各角部には
枠体2の内部に形成された空間2aと上記濾液回
収口2cとを連通する連通孔2dを形成する。
上記角濾布4b,4cは、従来公知の種々の材
質から適宜選択して形成したものであつて、一枚
の大きな濾布体4を枠体2の上方から被せて該枠
体2の厚み方向両側(フイルタプレス前後方向両
側)の面を覆うように配置して、枠体2の内部に
形成された空間2aを挟む。各濾布4b,4cの
枠体2の中央部に相当する位置には円形の原液供
給口4aを貫通・形成して、上記両濾布4b,4
cの原液供給口4a,4aの周囲縁部を互いに縫
着する。
上記構成によれば以下のように作用する。多数
の上記濾過ユニツト1,…,1を周知のフイルタ
プレスの前後スタンド間において両スタンド間の
側方に架設したサイドビームに夫々各濾過ユニツ
ト1が前後動自在となるように吊り支持し、可動
板の前進により多数の濾過ユニツト1を前スタン
ド側に締め付けたのち、原液を各濾過ユニツト1
の各濾布4b,4cの原液供給口4aから対向す
る一対の濾布4b,4c間に形成された濾室8内
に圧入し、各濾布4b,4cで原液を濾過してケ
ーキと濾液とに分離する。ケーキは一対の濾布4
b,4c間の濾室8内にそのまま保持される一
方、濾液は各濾布4b,4cを通過して枠対2の
内部に入り、濾布4b,4cの案内により下方に
流れ落ちることによりまたは濾液が枠体2内で落
下することにより、枠体2の下部に濾液が案内さ
れ、枠体2の連通孔2dから濾液回収口2c内に
流入して回収される。
上記実施例によれば、濾過ユニツト1の枠体2
内に濾過床を全く形成せず濾過ユニツト1を濾布
と枠体2とから形成したので、枠体2内に濾過床
を形成していた従来のものよりも極めて軽いもの
となる。また、上記枠体2内には濾過床がないの
で、濾過時、枠体2の前後面間の濾過圧に大きな
差が生ずることもなく、濾過ユニツト1が破損す
ることもない。
なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、その他種々の態様で実施できる。例え
ば、第4図に示すように、枠体2内で対向する濾
布4b,4c間に間〓保持部材5を取り付けて、
枠体2内で濾布4b,4c間に一定間隔の間〓9
を保持して、濾液が各濾布4b,4cから枠体2
の内側に入り込みやすくしてもよい。この間〓保
持部材5の厚さ、形状、個数及び配置箇所は任意
でよい。また、枠体2を挟む一対の濾布4b,4
cは、一枚の濾布体から形成せずに、夫々別体に
形成して、各濾布の上部及び下部を夫々ボルト等
で締め付けて枠体2に支持してもよいとともに、
上記濾布4b,4cを枠体2ではなく他の部材で
吊り支持するようにしてもよい。また、各濾布4
b,4cの原液供給口4aの配置は枠体内部の濾
過面に限らず、濾過面外に配置したいわゆるトツ
プフイード型またはボトムフイード型でもよい。
また、上記濾枠2の形状としては四角形状のもの
に限らず円形等任意の形状でもよい。
発明の効果 上記構成によれば、濾過ユニツトを濾布と枠体
とから構成し、枠体内に濾過床を形成しないの
で、濾過ユニツトの軽量化を図ることができると
ともに、濾過時、枠体の前後面間の濾過圧に大き
な差が生ずることもなく、濾過ユニツトが破損す
ることもない。すなわち、従来の濾過床を有する
濾板では、濾過時、濾過床の両面間に作用する濾
過圧に大きな差が生ずると、濾過床が枠体に対し
て変形しようとして濾過床が破損するおそれがあ
つたのである。また、上記構成によれば、枠体の
内側の傾斜面により濾布を支持することも可能で
ある。従つて、本発明は所期の目的を十分に達成
しえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる濾過ユニツ
トの一部破断正面図、第2,3図は夫々上記濾過
ユニツトを2枚配列した状態での側面図及び断面
側面図、第4図は間隙保持部材を有する濾過ユニ
ツトの断面側面図、第5図は従来の濾板の濾板本
体の断面側面図である。 1……濾過ユニツト、2……枠体、2a……空
間、2b……把手、2c……濾液回収口、2d…
…連通孔、2e……内面、4……濾布体、4a…
…原液供給口、4b,4c……濾布、5……間〓
保持部材、8……濾室、9……間〓。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内側に傾斜面を有する枠体2と、該枠体2の
    厚み方向両側に夫々配置され枠体2の内部に形成
    された空間2aを囲む一対の濾布4b,4cとか
    らなるとともに、上記一対の濾布4b,4cは、
    上記空間2aに対応する部分の所定箇所に原液供
    給口4aを形成し、かつ、上記一対の濾布4b,
    4cの上記原液供給口4aの周縁を互いに結合す
    るようにしたことを特徴とする単式フイルタプレ
    ス用濾過ユニツト。
JP61210007A 1986-09-03 1986-09-06 濾過ユニット Granted JPS6365917A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61210007A JPS6365917A (ja) 1986-09-06 1986-09-06 濾過ユニット
US07/090,668 US4883592A (en) 1986-09-03 1987-08-28 Filter Press
DE3789694T DE3789694T2 (de) 1986-09-03 1987-08-28 Filterpresse.
EP87112564A EP0258844B1 (en) 1986-09-03 1987-08-28 Filter press
KR1019870009592A KR950002787B1 (ko) 1986-09-03 1987-08-31 압축 여과기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61210007A JPS6365917A (ja) 1986-09-06 1986-09-06 濾過ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6365917A JPS6365917A (ja) 1988-03-24
JPH0326087B2 true JPH0326087B2 (ja) 1991-04-09

Family

ID=16582295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61210007A Granted JPS6365917A (ja) 1986-09-03 1986-09-06 濾過ユニット

Country Status (1)

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JP (1) JPS6365917A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007145300A1 (ja) 2006-06-13 2007-12-21 Showa Denko K.K. 窒化ガリウム系化合物半導体発光素子
WO2008087930A1 (ja) 2007-01-16 2008-07-24 Showa Denko K.K. Iii族窒化物化合物半導体素子及びその製造方法、iii族窒化物化合物半導体発光素子及びその製造方法、並びにランプ
WO2009041256A1 (ja) 2007-09-27 2009-04-02 Showa Denko K.K. Iii族窒化物半導体発光素子及びその製造方法、並びにランプ
WO2009113458A1 (ja) 2008-03-13 2009-09-17 昭和電工株式会社 Iii族窒化物半導体素子及びその製造方法、iii族窒化物半導体発光素子及びその製造方法、並びにランプ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5758969A (en) * 1980-09-24 1982-04-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Manufacture of abrasion resistant double rolls

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JPS6365917A (ja) 1988-03-24

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