JPS6365917A - 濾過ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フィルタプレスの１板の構造の改良に関する
。

従来の技術 従来より、一般に、フィルタプレスの戸板としては種々
の構造のものが知られている。例えば、第５図に戸板の
、Ｐ板本体を示すように、四角形状枠部２０ａ内に板状
を適法面２０ｂを一体的に形成するとともに、を適法２
０ｂの両面に多数の凹部２０ｃ、・・・、２０ｃを形成
してなるものがある。

発明が解決しようとする間獲荻 しかしながら、上記構造のらのでは枠部に濾過床を一体
的に固定しているので戸板本体全体としては相当な重量
があり、取り扱いが不便で、′ｆ３仮の移動等にも大き
な駆動力を必要とし、フィルタプレス全体として種々の
コストが高くなるといった問題があった。

このため、本発明者は枠部内の濾過床を取り去ることが
できれば、戸板本体をより紅組にてきると考え、この濾
過床の機能を分析することにした。

すなわち、まず、従来の戸板本体において濾過床を枠部
内に面状に形成した理由は、もし、この１過床がなけれ
ば、原液圧入時、１過床の両面間に圧力差が生じると濾
布が高圧側から低圧側に押圧されて移動せしめられ、隣
接する戸板本体間に挟まれた一対の１布間に形成される
１室内に原液を円滑に注入ずろことができず、円滑な濾
過が行えないおそれがあるためであると考えられる。ま
た、上記を適法の表面に凹部を形成した理由は、原液の
性状、原液の供給圧力及びｒ布の（オ質等によっては枠
体の両側に配置されたｒ布とｔ布とが枠体内で原液の圧
力等により接触する場合があり、このような場合には、
一方のｒ布を通過したｒ液が枠体の下部側に流下せずに
他方のｒ布を通過してｆ室のケーキ内に入り込み、を液
回収を円滑に行うことができない事態が生じるおそれが
あることから、濾過床によりｒ布からｒ道床側に通過し
たｔ液を下方に凹部沿いに案内してｆ液排出性を良くす
るためであると考えられる。

そこで、本発明者は、上記２つの機能の必要性について
検討した。すなわち、上記濾過床の前者の機能について
は、原液供給口により戸板本体が貫通されて戸板本体の
両面間が導通されているので、現実的には上記両面間で
大きな圧力差が生じろことは少なく、枠部内に面として
形成ずろ必要性はないと考えた。また、上記濾過床の後
者の機能については、ｆ適時、たとえＰ布が接触したと
しても、ｒ布のｒ室側と枠体空間側との間に圧力差が少
しでもあれば、を液が毛細管現象により濾布のｔ室側か
ら枠体の空間側に流れ込み、ｆ液が枠体下方に案内され
うろことを見出だし、本発明を創作するに至った。

従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあ
って、簡単なｈｌＩＳ造でもって軽量化を図ることがで
きるｔ仮を提供することにある。

問題点を解決するための不及 上記目的を１成するために、本発明は、枠体内において
面状の濾過床をなくすように構成した。

すなわち、枠体と、該枠体の厚み方向両側に夫々配置さ
れ枠体の内部に形成された空間を囲む一対のＰ布とから
なるように構成した。

発明の作用 上記構成においては、多数の戸板を隣接配置して、原液
を隣接する枠体間に挟み込んだ一対のｒ布間のｒ室内に
供給して濾過を行い、原液中のケーキを１布間に挟み込
んで保持する一方、ｆ液を濾布を通して枠体内に入り込
ませ、該ｒ液を枠体内の下方に案内する。

実施例 以下に、本発明にかかる実施例を第１〜４図に基づいて
詳細に説明する゛。

本実施例にかかるｔ仮ｌは、第１．２．３図に示すよう
に、枠体２と、該枠体２の厚み方向両側に配置され枠体
２内の空間２ａを′囲むＰ布４　ｂ、　４　ｃとから大
略構成し、隣接する枠体２，２間に一対のＰ布４　ｂ、
　４　ｃを挟み込み、該濾布４　ｂ、　４　ｃ間のｒ室
８内に原液を圧入して濾過を行い、濾布４　ｂ、　４　
ｃ間のｔ室８内にケーキを保持する一方、各戸布４ｂ、
４ｃを通してｔ液を各枠体２内の空間２ａ内に集め、Ｐ
液を枠体２の下方まで案内して回収するように構成する
。

上記枠体２は、その枠部分の水平断面及び垂直断面が五
角形状である部材であって、内面には厚み方向中央部よ
り両側に夫々傾斜した傾斜面２ｅ。

２ｅを有する。各枠体２の側面の中央部付近には把手２
ｂを設け、フィルタプレスの前後スタンド間の側方に夫
々架設されたサイドビーム（図示せず）に上記把手２ｂ
を夫々摺動可能に載置して枠体２を吊り支持し、各枠体
２の前後動を案内する。

上記枠体２の側面の各下部には耳部を形成し、該耳部に
厚み方向に貫通した戸液回収口２ｃを形成するとともに
、枠体２の下部の各角部には枠体２の内部に形成された
空間２ａと上記ｒ液回収口２ｃとを連通ずる連通孔２ｄ
を形成する。

上記各濾布、１ｂ、、ｉｃは、従来公知の種々の材質か
ら適宜選択して形成したものであって、一枚の大きなＰ
重体４を枠体２に上方から被せて該枠体２の厚み方向両
側（フィルタプレス而後方向両側）の面を覆うように配
置して、枠体２の内部に形成された空間２ａを挟む。各
濾布＝１ｂ、４ｃの枠体２の中央部に相当する位置には
円形の原液供給口４ａを貫通・形成して、上記両ｅ布＝
ｉｂ、４ｃの原液供給口４　ａ、　４　ａの周囲縁部を
互いに縫着する。

上記構成によれば以下のように作用する。多数の上記Ｐ
坂ｌ、・・・、ｌを周知のフィルタプレスの前後スタン
ド間において両スタンド間の側方に架設したサイドビー
ムに夫々各戸板ｌが前後動自在となるように吊り支持し
、可動板の前進により多数の戸板１を前スタンド側に締
め付けたのち、原液を各戸板ｌの各戸布４ｂ、４ｃの原
液供給口４ａから対向するーχ・ｔの１Ｐ布４　ｂ、　
４　ｃ間に形成されたと・室８内に圧入し、各ｒ布４　
ｂ、　４　ｃで原液を濾過してケーキとＰ液とに分離す
る。ケーキは一対のＰ布４　ｂ、　４　ｃ間のｆ室８内
にそのまま保持される一方、Ｐ液は各ｒ布４　ｂ、　４
　ｃを通過して枠体２の内部に入り、濾布４　ｂ、　４
　ｃの案内により下方に流れ落ちることによりまたはＰ
液が枠体２内で落下することにより、枠体２の下部にＰ
液か案内され、枠体２の連通孔２ｄからＰ液回収口２ｃ
内に流入して回収される。

上記実施例によれば、を板ｌの枠体２内に濾過床を全く
形成せずｆ板■を枠体２のみから形成したので、枠体２
内に濾過床を形成していた従来のものよりも極めて軽い
ものとなる。また、上記枠体２内には濾過床がないので
、を適時、枠体２の前後面間の濾過圧に大きな差が生ず
ることらな（、ｒ板ｌが破損することもない。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
その他種々の態様で実施できる。例えば、第４図に示す
ように、枠体２内で対向する濾布４ｂ、４ａ間に間隙保
持部材５を取り付けて、枠体２内で濾布４ｂ、４ａ間に
一定間隔の間隙９を保持して、Ｐ液が各ｒ布４　ｂ、　
４　ｃから枠体２の内側に入り込みやすくしてしよい。

この間隙保持部材５の厚さ、形状、個数及び配置箇所は
任意でよい。また、枠体２を挟む一対のｔ布４　ｂ、　
４　ｃは、一枚のＰ重体から形成せずに、夫々別体に形
成して、各７’布の」一部及び下部を夫々ボルト等で締
め付けて枠体２に支持してもよいとともに、上記ｒ布４
ｂ。

４１ｃを枠体２ではなく他の部材で吊り支持するように
してらよい。また、各戸布４　ｂ、　４　ｃの原液供給
口４ａの配置は枠体内部の濾過面に限らず、ｆ過面外に
配置したいわゆるトップフィード型またはボトムフィー
ド型でもよい。また、上記を忰２の形状としては四角形
状のものに限らず円形等任怠の形状でもよい。

発明の勿堺。

上記構成によれば、を仮を濾布と枠体とから構成し、枠
体内に１過床を形成しないので、を板の軽量化を図るこ
とができるとともに、濾過時、枠体の前後面間のｆ過圧
に大きな差が生ずることもなく、ｆ板が破損することも
ない。すなわち、従来の濾過床を有するｆ板では、を適
時、濾過床の両面間に作用する濾過圧に大きな差が生ず
ると、を適法が枠体に対して変形しようとして濾過床が
破損するおそれがあったのである。従って、本発明は所
期の目的を十分に達成しえるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかるｒ板の一部破断正面
図、第２，３図は夫々上記戸板を２枚配列した状態での
側面図及び断面側面図、第４図は間隙保持部材を有する
ｒ板の断面側面図、第５図は従来のＰ板のｆ板本体の断
面側面図である。 ■・・・ｆ板、２・・・枠体、２ａ・・・空間、２ｂ・
・・把手、２ｃ・・・ｆ液回収口、２ｄ・・・連通孔、
２ｅ・・・内面、４・・・ｒ古体、４ａ・・・原液供給
口、４　ｂ、　４　ｃ・・・を布、５・・・間隙保持部
材、８・・・ｆ室、９・・・間隙。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）枠体（２）と、該枠体（２）の厚み方向両側に夫
   々配置され枠体（２）の内部に形成された空間（２ａ）
   を囲む一対の濾布（４ｂ、４ｃ）とからなるようにした
   ことを特徴とする濾板。