JPH0326057Y2 - - Google Patents

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JPH0326057Y2
JPH0326057Y2 JP1986010879U JP1087986U JPH0326057Y2 JP H0326057 Y2 JPH0326057 Y2 JP H0326057Y2 JP 1986010879 U JP1986010879 U JP 1986010879U JP 1087986 U JP1087986 U JP 1087986U JP H0326057 Y2 JPH0326057 Y2 JP H0326057Y2
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JP
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seat
rear stay
locking body
hook
key
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JP1986010879U
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JPS62122788U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動二輪車等のシートロツクの解錠
防止構造に関する。
(従来の技術) 従来の一般的なシートロツク装置を、第5図に
示す側面図に基づいて説明する。
第5図において、aはリヤステー、bはリヤス
テーの上方に配設されたシートである。リヤステ
ーaには凹部cが設けられている。キー差込口d
を備え、リヤステーaに対して回動自在とされた
作動部材eは、該凹部cに納められている。f
は、リヤステーaに対して、支軸gを中心として
回動自在とされた係止体である。作動部材eと係
止体fとは、棒状の連結部材hにより連結されて
いる。換言すれば、リヤステーa、作動部材e、
連結部材hおよび係止体fはリンク機構を形成し
ている。シートbの底板には、U字状のフツクj
が吊り下げられている。
該シートロツク装置は、施錠の際は、キー差込
口dにキー(図示省略)を差し込み、キーを反時
計回りに回動させることにより、作動部材eと連
動して反時計方向に回動する係止体fをフツクj
に掛けて、シートbをロツクするものである。ま
た、解錠の際は、キーをキー差込口dに差し込
み、キーを時計回りに回動させることにより、作
動部材eと連動して時計方向に回動する係止体f
をフツクjから外して、シートbのロツクを解除
するものである。
なお、シートbの下には、書類等やバツテリ
ー、工具等を収納するスペースが設けられてお
り、これらのものの出し入れは、シートbのロツ
クを解除して行われる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来は、リヤステーaとシート
bとの間に設けられた〓間kを通じて、係止体f
は外部に臨んでいた。
このため、施錠されていても、〓間kより工具
を差し入れて係止体fを動かすことにより、係止
体をフツクjから外して、シートbのロツクを解
除することが可能であり、シートbの下に納めら
れたバツテリー、書類等が盗まれるという虞があ
つた。
本考案は、このようなことを解消することを目
的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案によるシートロツクの解錠防止構造の構
成は、キー差込口を具備し、リヤステーに対して
回動自在とされた作動部材と、前記作動部材と連
結部材を介して連結されるとともに、前記リヤス
テーに対して回動自在とされた係止体と、前記リ
ヤステーの上方に配設されたシートに対して固定
されたフツクとを有してなり、前記キー差込口に
差し込まれたキーの回動動作に連動して前記係止
体を前記フツクに係脱するようにした自動二輪車
等のシートロツク装置において、少なくとも前記
係止体、連結部材及び作動部材の回動範囲では、
前記リヤステーの上方端を少なくとも前記シート
の下方端内面まで上方へ延長して壁部を形成した
ことを特徴としている。
(作用) 前記構成によれば、施錠状態にある係止体を回
動させてシートのロツクを解除する目的で、リヤ
ステーとシートの〓間から工具を差し込んでも、
壁部によつて阻止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、第1図ないし第4図
に基づいて説明する。第1図は自動二輪車の後部
を示す側面図、第2図はシートロツクの解錠防止
構造を示す側面図、第3図は第2図の−線に
沿う断面図、第4図はシートロツク装置の一部を
示す平面図である。
第1図には左側面のみを示しているが、リヤス
テー1は自動二輪車2の後部車体3(リヤフエン
ダ、リヤカバー等)の左右側面を覆うものであつ
て、アルミ鋳物で自由な形状に製作され、後部車
体3の意匠的価値を高める役目をはたしている。
シート4は、第3図によく示されるように、リ
ヤステー1の上方に配設され、鞍状をなしてい
る。
前記リヤステー1に設けた凹部5、キー差込口
6を備えた作動部材7、係止体8および支軸9、
連結部材10、底板11、フツク12は、それぞ
れ前記従来例として述べた凹部c、キー差込口
d、作動部材e、係止体f、支軸g、連結部材
h、底板i、フツクjと同じ構成である。
より詳しく説明すると、作動部材7は、差し込
まれたキーを保持する回動自在な円筒部7aと、
一端部が該円筒部7aに固着された揺動片7bと
からなる。
本実施例では、作動部材7は後部車体3の左側
部にのみ設けられている一方、係止体8およびフ
ツク12は後部車体3の左右側部に設けられてい
る(右側部については図示省略)。左右側部の係
止体8は、同じ支軸9を中心として回動自在とさ
れている。すなわち、キーを差し込んで作動部材
7を回動させることにより、左右の係止体8は同
時にストツパ12に係脱するようになつている。
なお、係止体8、連結部材10および作動部材
7は、施錠した状態では実線と破線で示した位置
にあり、解錠した状態では二点鎖線で示した位置
にある。両位置の間が係止体8、連結部材10お
よび作動部材7の回動範囲である。
本実施例では、前記リヤステー1の上方端1a
は、係止体8、連結部材10および作動部材7の
回動範囲を含む広い範囲で、シート4の下方端4
a内面よりも若干上方まで延長されて壁部14を
形成している。壁部14はリヤステー1と一体に
成形してもよいし、別体であつてもよい。
このような構成により、リヤステー1とシート
4の〓間13から工具を差し込んで係止体8を動
かそうとしても、壁部14によつて阻止される。
また、壁部14は、リヤステー1とほぼ同等の
長さにすると、〓間13を通じて後部車体3の内
部が外から見えるのを防ぎ、外観を向上させる役
目も果す。
(考案の効果) 本考案のシートロツクの解錠防止構造によれ
ば、リヤステーの意匠性を活かしながら、簡単な
構造によつて、リヤステーとシートの〓間から工
具を差し込んで係止体を動かしてシートのロツク
を解除することが不可能になるので、シートの下
方に納められた書類等の盗難を防止できるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第1図は自動二輪車の後部を示側面図、第2
図はシートロツクの解錠防止構造を示す側面図、
第3図は第2図の−線に沿う断面図、第4図
はシートロツク装置の一部を示す平面図である。
第5図は、従来のシートロツク装置を示す側面図
である。 1……リヤステー、1a……上方端、2……自
動二輪車、4……シート、4a……下方端、6…
…キー差込口、7……作動部材、7a……円筒
部、7b……揺動片、8……係止体、14……壁
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キー差込口を具備し、リヤステーに対して回動
    自在とされた作動部材と、前記作動部材に連結部
    材を介して連結されるとともに、前記リヤステー
    に対して回動自在とされた係止体と、前記リヤス
    テーの上方に配設されたシートに対して固定され
    たフツクとを有してなり、前記キー差込口に差し
    込まれたキーの回動動作に連動して前記係止体を
    前記フツクに係脱するようにした自動二輪車等の
    シートロツク装置において、少なくとも前記係止
    体、連結部材および作動部材の回動範囲では、前
    記リヤステーの上方端を少なくとも前記シートの
    下方端内面まで上方へ延長して壁部を形成したこ
    とを特徴とするシートロツクの解錠防止構造。
JP1986010879U 1986-01-27 1986-01-27 Expired JPH0326057Y2 (ja)

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JPS62122788U JPS62122788U (ja) 1987-08-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH065984Y2 (ja) * 1987-04-24 1994-02-16 スズキ株式会社 自動二輪車のシートロック解錠防止構造
US10336377B2 (en) 2015-11-09 2019-07-02 Kubota Corporation Work vehicle
JP6604899B2 (ja) * 2016-04-26 2019-11-13 株式会社クボタ 作業車
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JPS59128480U (ja) * 1983-02-18 1984-08-29 本田技研工業株式会社 自動二輪車等のシ−トロツク装置

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JPS62122788U (ja) 1987-08-04

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