JPH03258764A - アゾール化合物およびその用途 - Google Patents

アゾール化合物およびその用途

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JPH03258764A
JPH03258764A JP2418956A JP41895690A JPH03258764A JP H03258764 A JPH03258764 A JP H03258764A JP 2418956 A JP2418956 A JP 2418956A JP 41895690 A JP41895690 A JP 41895690A JP H03258764 A JPH03258764 A JP H03258764A
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JP
Japan
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compound
formula
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residue
methanol
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JP2418956A
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English (en)
Inventor
Katsumi Ito
克己 伊藤
Kenji Okonogi
小此木 研二
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明はアゾール化合物およびその用途に関する。 [0002]
【従来の技術】
これまでにも抗真菌剤として種々の化合物が発表されて
いる。 [0003] 例えば、特開昭58−185571号および特開昭59
−33271号公報には抗真菌活性を有する化合物とし
て硫黄原子含有トリアゾール誘導体が開示されているが
、抗真菌作用、副作用、薬物の体内吸収性などの面から
医薬品として十分な効果を有しているとはいいがたい。 [0004]
【発明が解決しようとする課題】
従来の異面治療剤はその治療効果は十分でなく、またそ
の副作用、菌交代現象耐性化現象など種々の問題点が存
在していた。 [0005] これらの問題点を解決するため、真菌症治療剤として、
強い抗真菌活性を有する化合物が要望されている。 [0006]
【課題を解決するための手段】
本発明は一般式 %式%] より安全性が高く、 より
【化2】 [0008] 〔式中、Arは置換フェニルを、R1,R2およびR3
は同一または異って水素原子または低級アルキル基を、
Bは水酸基または炭素原子を介して結合する有機残基を
XはCH基または窒素原子を、mは1〜4の整数を、n
はO〜2の整数を示す。但し、Bが水酸基のときnは2
である。〕で表わされる化合物およびその塩、および化
合物(I)を含有してなる抗真菌剤を提供するものであ
る。 [0009] 化合物(I)に関し、Arで表わされる置換フェニルと
してはハロゲンおよびトリフルオロメチルからそれぞれ
独立して選ばれた1〜3個の置換基を有するフェニル基
であり、たとえば2,4−ジフルオロフェニル、2,4
−ジクロロフェニル。 4−フルオロフェニル、4−クロロフェニル、4−トリ
フルオロメチルフェニル2−フルオロ−4−クロロフェ
ニル、2−クロロ−4−フルオロフェニル、4−ブロモ
フェニル、2,4.6−)リフルオロフェニルなどがあ
げられる。とりわけArとして2,4−ジフルオロフェ
ニルのものが好ましい。 [0010] 化合物(I)に関し、R1,R2またはR3で表わされ
る低級アルキル基としては、メチル、エチル、プロピル
、イソプロピルなど直鎖状または分校状の01−3アル
キルまたはR2とR3が結合した低級アルキレン基(例
、エチレン、プロピレンなど)が挙げられ、とりわけR
1が水素原子の時R2として水素原子、R3としてメチ
ルのものが好ましい。 化合物(I)に関し、Bで表わされる炭素原子を介して
結合する有機残基としてはたとえばアルキル、アルケニ
ル、アルキニルなどの脂肪族鎖状炭化水素残基、シクロ
アルキル、シクロアルケニルなどの脂肪族環状炭化水素
残基、アリール(aryl)基、アラルキル基、ヘテロ
環基、式%式%]
【3】 ] (式中、R1,R2 および式 %式%]
【4】 ArおよびXは前記と同意義を示す。)で表わされる基
[0014] で表わされる基が挙げられる。 [0015] 該アルキルとしては、炭素数1〜12のものがあげられ
、その例としてメチルエチル、プロピル、ブチル、ヘプ
チル、オクチル、ノニル、デシル、ドデシルなどがあげ
られ、これらのアルキル基は直鎖状であっても良く、ま
た分枝状であってもよい。 [0016] 該アルケニル基としては、炭素数2〜6のものがあげら
れ、その例としてアリル(allyl)、ビニル、1,
3−ブタジェニル、2,4−ペンタジェニル、1,3.
5−ヘキサトリエニル、インプレニル等があげられる。 [0017] 該アルキニルとしては、炭素数2〜6のものがあげられ
、その例としてエチニル、1−プロピニル、1−ペンチ
ニルなどがあげられる。 [0018] 該アリールとしては、たとえばフェニル、ナフチル、ビ
フェニル、アンスリルインデニル等があげられる。 [0019] 該アラルキルとしては、フェニル(C1−4)アルキル
が好ましく、その例としてベンジル、フェネチル、フェ
ニルプロピルなどがあげられる。 [0020] 該シクロアルキルとしては、炭素数3〜7のものが好ま
しく、その例としてシクロプロピル、シクロブチル、シ
クロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどが
あげられる。 [0021] 該シクロアルケニル基としては、炭素数5〜7のものが
好ましく、その例としてシクロペンテニル、シクロへキ
セニル、シクロへブテニルなどがあげられる。 該ヘテロ環基としては、芳香性、非芳香性の5〜6員環
のものがあげられ、その例として、イミダゾリル、トリ
アゾリル、ピラゾリル、ピリジル、チアゾリルチエニル
、フリル、テトラヒドロフリル、ピロリル、ピラジニル
、ピリミジルイソキサゾリル、オキサシリル、テトラゾ
リル、ピペラジニル、モルホリニルピペリジルなどがあ
げられる。該ヘテロ環基はさらに5〜7員環と縮合して
いてもよく、たとえば、ベンズイミダゾリル、イミダゾ
ピリミジニル、イミダゾピリジニル、イミダゾピラジニ
ル、イミダゾピリダジニル、ベンゾチアゾリル、インド
リル、イソキノリル、キノリル、フタラジニル、キナゾ
リル、シンノリルなどがあげられる。前記式(I)中、
Bで表わされる炭素原子を介して結合する有機残基は1
〜3個の同一または異った置換基を有していてもよく、
該置換基としては、たとえば水酸基、エステル化されて
いてもよいカルボキシ基(例:カルボキシ、エトキシカ
ルボニル、メトキシカルボニル、ブトキシカルボニル)
、アミド化されたカルボキシ基(例:カルバモイル、ジ
メチルアミノカルボニル、ジエチルアミノカルボニル、
モルホリノカルボニル、ピペリジノカルボニル)、アミ
ノ酸とペプチド結合したカルボキシ基(例:グリシノカ
ルボニル、アラニノカルボニル、アルギニノカルボニル
、システイノカルボニル、トリプトファノカルボニル、
アスパルトカルボニル、アスパラギノカルボニル、ゲル
タモカルボニルエフシロン 7アーリシノカルボニル、N   −リシノカルボニル
、メチオニノ力ルボニル。 アルファ ノルロイジノカルボニル、ノルバリノカルボニル、N 
 −オルニチノカルボエフシロン ニル N   −オルニチノカルボニル、プロリノカル
ボニル、サルコシノカルボニル、セリノカルボニル、ト
レオニノカルボニル、チロジノカルボニル、バリノカル
ボニル)、2個またはそれ以上のアミノ酸からなるペプ
チドとペプチド結合したカルボキシ基(例:グリシノグ
リシノ力ルボニル、アラニノグリシノカルボニル)、ア
ミノ基、アシルアミノ基(例ニアセチルアミノ、プロピ
オニルアミノ、ブチリルアミノ)、アミノ酸とペプチド
結合したアミノ基(例ニゲリシルアミノ、アラニルアミ
ノ、アルギニルアミ )、システイニルアミノ、トリプ
トフィルアミノ、α−アスパルチルアミノ、β−アスパ
ルチルアミノ、アスパラギニルアミノ、α−グルタミル
アミノ、χ−グルタミルアミノ、グルタミニルアミノ。 ヒスチジルアミノ、ロイシルアミノ、イソロイシルアミ
ノ、リシルアミノ、メチオニルアミノ、ノルロイシルア
ミノ、ノルバリルアミノ、オルニチルアミノ、プロリル
アミノ、サルコシルアミノ、セリルアミノ、トレオニル
アミノ、チロシルアミノ、バリルアミノ)、2個または
それ以上のアミノ酸からなるペプチドとぺプチド結合し
たアミノ基(例ニゲリシルグリシルアミノ、アラニルグ
リシルアミノ)、アルキルアミノ基(例:メチルアミノ
、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ。 ジブチルアミノ)、アルコキシ基(例:メトキシ、エト
キシ、ブトキシ)、ハロゲン(例:フルオ口、クロロ、
ブロモ)、オキソ、チオキソ、メルカプト、アルキルチ
オ基(例:メチルチオ、エチルチオ、 ブチルチオ)、
シアノがあげられ、さらにBであられされる有機残基に
ついて例示したアルキル、アルケニル、アルキニル、ア
リール(aryl ) 、アラルキル、シクロアルキル
、ペテロ環基なとも置換基としてあげられる。整数mは
1または2であることが好ましい。 [0022] 上記式(I)においてBが水酸基であり、mが1であり
、nが2である時はアルカリ金属類と塩 (通常Bun
te塩と呼ばれる)を形成しているのが好ましい。 [0023] 本発明化合物を具体的に開示すると、たとえば表1から
表6に示す化合物があげられる。 [0024]
【表1】 [0025]
【表2】 [0026]
【表3】 [0027]
【表4】 [0028]
【表5】 [0029]
【表6】 [00301 本発明化合物(I)は分子内に不斉原子を1個以上有し
ているが、それらがそれぞれR配置、S配置である立体
異性体ならびにそれらの混合物のいずれも本発明に包含
されるものである。とりわけR,Rが水素、R3がメチ
ルの時、水酸基及びArが結合した炭素およびR3の結
合した炭素のいずれもがR配置のものが好ましい。 [0031] 化合物(I)は塩としても得られ、該塩としてはたとえ
ば塩酸塩、臭化水素酸塩硫酸塩、硝酸塩、燐酸塩などの
無機酸塩、たとえば酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、フ
マール酸塩、マレイン酸塩、トリエンスルホン酸塩、メ
タンスルホン酸塩などの有機酸塩、たとえばナトリウム
塩、カリウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩などの
金属塩、たとえばトリエチルアミン塩、グアニジン塩、
アンモニウム塩、ヒドラジン塩、キニーネ塩、シンコニ
ン塩などの塩基との塩があげられる。本発明化合物(I
)において、mが1であり、nがOであり、Bが炭素原
子を介して結合する有機残基である化合物は、たとえば
式%式%]
【5】 ] 〔式中、記号は前記と同意義。〕で表わされる化合物と
一般式MO3S S−B’        (III)
〔式中、B′は炭素原子を介して結合する有機残基、M
はアルカリ金属(例:ナトリウム、カリウム)を示す。 〕で表わされる化合物を反応させることにより製造する
ことができる。反応は通常、水、その他の有機溶媒(例
、メタノール、エタノール、ブタノール、プロパツール
、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド)の単
独または混合溶媒の存在下、もしくは非存在下、−20
〜+100℃程度の温度範囲に保つことによって進行さ
せることができる。この際、反応速度促進の目的でたと
えば炭酸カリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
水酸化ナトリウム、ナトリウムメチラートなどの塩基を
反応系中に共存させることもできる。 [0034] また本発明化合物(I)においてmが1であり、nがO
であり、Bが炭素原子を[0035]
【化6】 [0036] 〔式中、記号は前記と同意義。〕で表わされる化合物と
一般式H3−B’             (V)〔
式中、B′ は前記と同意義。〕で表わされる化合物を
反応させることにより得ることができる。反応は通常、
水またはその他の有機溶媒(例、メタノール、エタノー
ル、ブタノール、プロパツール、ジメチルスルホキシド
、ジメチルホルムアミド)の単独または混合溶媒の存在
下、もしくは非存在下、−20〜+100℃程度の温度
範囲に保つことによって進行させることができる。この
際、反応速度促進の目的でたとえば炭酸カリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、ナト
リウムメチラートなどの塩基を反応系中に共存させるこ
ともできる。 [0037] また本発明化合物(I)においてmが1であり、nがO
であり、Bが[0038]
【化7】 [0039]
【化8】 [0040] 〔式中、R1,R2,R3,XおよびArは前記と同意
義を示す。〕で表わされる化合物またはその金属塩(例
、ナトリウム塩、カリウム塩、鉛塩なと)を酸化するこ
とにより製造することができる。 [0041] 該反応は通常水または有機溶媒(例、塩化メチレン、ク
ロロホルム、アセトン酢酸エチル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、アセトニトリル、メタノールエタノール
)の単独または混合溶媒中、−20〜100℃の温度範
囲で酸化剤(例、過酸化水素、二酸化鉛、過マンガン酸
カリウム、フェリシアン化カリウム。 スルフリルクロリド、ヨウ素、酸素、過硫酸アンモニウ
ム、臭素、ジメチルスルホキシド、二酸化硫黄、酸化窒
素、五塩化リン、硫酸銅など)を作用させて進行させる
ことができる。この際反応速度促進の目的でたとえば、
炭酸カリウム。 水酸化ナトリウム、トリエチルアミン、ポリビニルピリ
ジン、ピリジンなどの塩基を反応系中に共存させること
もできる。 また本発明化合物(I)においてmが1であり、nがO
であり、Bが[0042]
【化9】 [0043]
【化10】 [0044] 〔式中、R1,R2,R3,Ar、XおよびMは前記と
同意義。〕で表わされる化合物を酸化することにより製
造することができる。 該反応は通常、水または有機溶媒(例、塩化メチレン、
クロロホルム、アセトン、酢酸エチル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、アセトニトリル、メタノール、エタ
ノール)の単独または混合溶媒中、−20〜100℃の
温度範囲で酸化剤 (例、過酸化水素、二酸化鉛、過マ
ンガン酸カリウム、フェリシアン化カリウム、スルフリ
ルクロリド、ヨウ素、酸素、過硫酸アンモニウム、臭素
、ジメチルスルホキシド、二酸化硫黄、酸化窒素、五塩
化リン、硫酸鋼など)を作用させて進行させることがで
きる。この際反応速度促進の目的でたとえば、炭酸カリ
ウム、水酸化ナトリウム、トリエチルアミン、ポリビニ
ルピリジン、ピリジンなどの塩基を反応系中に共存させ
ることもできる。 さらに本発明化合物(I)において
mが1であり、nがOであり、Bが [0045]
【化11】 [0046]
【化12】 [0047] 〔式中、R1,R2,R3,ArおよびXは前記と同意
義、Wはハロゲンまたは式ルまたはp−)リルを示す。 )で表わされる基を示す。〕で表わされる化合物を式〔
式中、M′ はナトリウム、カリウム、リチウムを示す
。〕で表わされる化合物と反応させることにより製造す
ることができる。 [0048] 該反応は通常水または有機溶媒(例、塩化メチレン、ク
ロロホルム、アセトン酢酸エチル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、アセトニトリル、メタノールエタノール
)の単独または混合溶媒中、−20〜100′Cの温度
範囲で進行させることができる。 [0049] また本発明化合物(I)において、mが1であり、nが
Oであり、Bが炭素原子を介して結合する有機残基であ
る化合物は、たとえば式(II)で表わされる化合物と
一般式 %式%) 〔式中、mは1−2の整数を示し、B′ は前記と同意
義。〕で表わされる化合物を反応させることにより製造
することができる。反応は通常、水その他の有機溶媒(
例、メタノール、エタノール、酢酸、ブタノール、プロ
パツール、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミ
ド、塩化メチレン、酢酸エチル、ジオキサンテトラヒド
ロフラン、アセトニトリル、アセトン、クロロホルム)
の単独または混合溶媒の存在下、−20〜+100℃程
度の温度範囲に保つことによって進行させることができ
る。この際、反応速度促進の目的でたとえば炭酸カリウ
ム水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム
、ナトリウムメチラートなどの塩基を反応系中に共存さ
せることもできる。本製造法における原料化合物(VI
II)はたとえば一般式 %式%() 〔式中、記号は前記と同意義。〕で表わされる化合物を
酸化することによって得られるが、この際生成した(V
III)を単離した後、(II)との反応を行ってもよ
いしあるいは(VIII)を単離することなく、反応溶
液のま\(II)と反応させてもよいまた本発明化合物
(I)において、mが1であり、nがOでありBが炭素
原子を介して結合する有機残基である化合物は、たとえ
ば式(II)で表わされる化合物と一般式 %式%() R4は低級アルキル基。)。 [0050]
【化13】 [0051] を示し、B′ は前記と同意義。〕で表わされる化合物
を反応させることによって製造することができる。反応
は通常、水その他の有機溶媒(例、メタノール、工タノ
ール、酢酸エチル、ベンゼン、トルエン2エチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、アセトン、塩化メチレン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド)の単独ま
たは混合溶媒の存在下、−20〜100℃程度の温度範
囲に保つことによって進行させることができる。この際
、反応速度促進の目的でたとえばピリジン、トリエチル
アミンなどの塩基を反応系中に共存させることもできる
。 また本発明化合物(I)において、mが1であり、nが
Oであり、Bが炭素原子を介して結合する有機残基であ
る化合物は、たとえば式(V)で表わされる化合物と、
式 %式%]
【14】 ] 〔式中、R1,R2,R3,R4,XおよびArは前記
と同意義。〕で表わされる化合物を反応させることによ
り製造することができる。反応は通常、水その他の有機
溶媒(例、メタノール、エタノール、酢酸エチル、ベン
ゼン、トルエン、エチルエーテル、テトラヒドロフラン
、アセトン、塩化メチレン、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド)の単独または混合溶媒の存在下、
−20〜100℃程度の温度範囲に保つことによって進
行させることができる。この際、反応速度促進の目的で
たとえばピリジン、トリエチルアミンなどの塩基を反応
系中に共存させることもできる。 [0054]
【化15】 [0055] である化合物は、たとえば式(XI)で表わされる化合
物を塩基(例、カリウムtert−ブトキシド、ナトリ
ウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等)で処理する
ことによって製造することができる。反応は通常、水そ
の他の有機溶媒(例、メタノール、エタノール、イソプ
ロパツール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチ
ルスルホキシド等)の単独または混合溶媒中、−40〜
+100℃程度の温度範囲に保つことによって進行させ
ることができる。 また本発明化合物(I)においてmが2であり、nがO
であり、Bが[0056]
【化16】 [0057] である化合物は、たとえば式(II)で表わされる化合
物と式X’ −3−X’         (XII)
[式中、X′はハロゲン(例、塩素、臭素、よう素)を
示す。]で表わされる化合物を反応させることによって
製造することができる。反応は通常、有機溶媒(例、二
硫化炭素1石油エーテル、塩化メチレン、クロロホルム
、イソプロピルエーテル、ベンゼン、トルエン、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等)中、−20
〜+100℃程度の温度範囲に保つことによって進行さ
せることができる。この際、反応速度促進の目的で塩基
(例、トリエチルアミン、ピリジン。 炭酸す トリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム
等)を反応系中に共存させることもできる。 また本発明化合物(I)においてmが1であり、nが1
〜2であり、Bが[0058]
【化17】 である化合物は、たとえば式 %式%] [式中、記号は前記と同意義。]で表わされる化合物を
酸化することによって製造することができる。該反応は
通常、水または有機溶媒(例、塩化メチレン、クロロホ
ルム、イソプロピルアルコール、ベンゼン、酢! 酢酸
エチル、トルエン)の単独または混合溶媒中、−20〜
50℃の温度範囲で酸化剤(例、m−クロロ過安息香酸
、過酢酸、過酸化水素、過酸化ベンゾイル)を作用させ
ることによって進行させることができ、酸化剤としては
m−クロロ過安息香酸が好ましい。本酸化反応において
酸化剤の化合物(XIII)に対する当量を調節するこ
とによって式(I)においてnが1、あるいは2である
化合物を単独に、あるいはその混合物として適宜得るこ
とができる。また反応温度、反応時間を調節することに
よっても式(I)においてnが1、あるいは2である化
合物を単独にあるいはその混合物として得ることができ
る。 また本反応化合物(I)において、mが1であり、nが
Oであり、Bが[00601
【化18】 [0061] である化合物は、たとえば式(II)で表わされる化合
物またはその金属塩(例、ナトリウム塩、カリウム塩な
ど)を式 [式中、R4,X’ は前記と同意義。]で表わされる
化合物で処理することにより得ることができる。反応は
通常、有機溶媒(例、酢酸エチル、アセトン、塩化メチ
レン、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエンなど)
中、−80〜100℃程度の温度範囲に保つことによっ
て進行させることができる。この際、反応速度促進の目
的で、たとえばピリジン、トリエチルアミンなどの塩基
を反応系中に共存させることもできる。 かくして得られる化合物(I)は反応混合物から通常の
分離精製手段、たとえば抽出、濃縮、中和、濾過、再結
晶、カラムクロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィ
ーなどの手段を用いることによって単離することができ
る。 化合物(I)は少なくとも2個の立体異性体が存在し得
る。これら個々の異性体およびこれらの混合物のいずれ
も本発明に包含されるが、所望によりこれらの異性体を
個別に製造することもできる。たとえば原料化合物(I
I)、 (III)、 (IV)、 (V、 (VI)
、 (VIII)、 (IX)、 (X)、 (XI)
、 (XIII)オヨヒ(XIV)(7)ソレソ:h、
(7)単一の異性体を用いて上記の反応を行うことによ
り、化合物(I)の単一の異性体を得ることができるし
、また生成物が二種類以上の異性体混合物の場合には、
これを通常の分離方法、たとえば光学活性酸く例、カン
ファースルホン酸、酒石酸など)との塩を生成させる方
法や、各種のクロマトグラフィー、分別再結晶などの分
離手段によってそれぞれの異性体に分離することもでき
る。 化合物(I)の塩は必要に応じ前記した無機酸あるいは
有機酸を加えることによって生理学的に許容される塩と
して得ることができる。 [0062] 1作用】 化合物(I)の抗真菌活性(in vivo)の評価は
次の方法で行った。 実験方法:5週令のCrj:CDF1マウスに最小致死
量のカンデイダ アルビカンスを静脈内接種した。薬剤
は感染0時間後に1回投与、または感染0. 2時間後
に、2回投与した。薬効は感染7日後のマウスの生存率
からReed  and  Muench[0063] [0064] [0078] S、C,: 皮下投与 p、o、: 経口投与 化合物(I)の抗真菌活性(in vitro)の評価
は次の方法で行った。すなわち化合物(I)の1000
μg/mlメタノール溶液を浸漬したろ紙円板(東洋製
作新製、直径8mm)を各種真菌を含む寒天平板にはり
つけ、28℃で2日間培養後、ろ紙円板のまわりに生じ
た生育抑制用の直径を測定した。用いた培地は次のとお
りである。 a:イースト・ナイトロゲン・ベース寒天培地   (
pH7,0)b:サブロー寒天培地 化合物(I)の抗真菌スペクトルを表3に示した。 [0065]
【表8】 抗真菌スペクトル [0066] 表4に化合物(I)のカンディダ・アルビカンスに対す
る抗菌力を示す。 [0067]
【表9】 [0068] 以上のように本発明化合物は低毒性で真菌に対して強い
抗菌力と広い抗真菌スペクトルを有しているのでヒトお
よび家畜。 家きんなとの真菌感染症の予防・治 療に用いることができる。 また本発明化合物は農業用抗真菌剤として用いることも
できる。本発明化合物の製造中間体である式(工I)で
表わされる化合物もまた真菌に対して抗菌力を有してい
る。本発明化合物をヒトに投与する場合は、それ自体あ
るいは適宜の薬理学的に許容される担体、賦形剤、希釈
剤と混合し、粉末、顆粒9錠剤、カプセル剤注射剤など
の医薬組成物として経口的または非経口的に安全に投与
することができる。投与量は感染の状態、投与ルートに
よっても異なるが、たとえばカンディダ感染症の治療の
目的で成人患者に投与する場合、経口投与では、0.1
−100mg/kg/日、好ましくは1−50mg/k
g/日である。 また本発明によって得られる化合物は、外用殺菌剤とし
ても用いることができる。たとえばワセリン、ラノリン
を基剤とし、1gあたり通常0.1−100mg含有す
る軟膏剤として、皮膚あるいは、粘膜などの殺菌、消毒
に用いることができる。 [0069]
【実施例】
実施例1 (2R5,3R3) −2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−3−メルカプト−1−(IH−1,2,4−)
リアゾール−1−イル)−2−ブタノール(0,3g)
をジクロルメタン(20ml)に加え室温でヨウ素(0
,17g)のジクロルメタン溶液(10ml)を滴下し
た。室温で30分間かきまぜた後、5%亜硫酸水素ナト
リウム水溶液で洗浄し、乾燥(NazS○4)後、溶媒
を減圧下に留去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(2,5x 30cm)に付し、酢酸エチル−ヘキ
サン(4:1)で溶出した。目的分画を濃縮し、残留物
にエーテル−ヘキサン(2:1)を加えるとビス〔3−
(2,4−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−4
−(LH−1゜2.4−)リアゾール−1−イル)−2
−ブチル〕ジスルフィド(化合物15,0゜15 g)
が無色粉末として得られた。 S IMS  m/z(M+H)  : 5691H−
NMR(CDC13)δ: 1.21−1.28(6H
,m)、3.51−3.67(2H,m)、5.03−
5.12(6H、m) 、 6.71−6.81 (4
H,m) 、 7.30−7.48 (2H,m) 、
 7.80 (IH,s) 、 7.82 (IH,s
) 、 7.84 (IH,s) 、 7.86(IH
,s)。 [0070] 実施例2 (2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−メルカプト−1−〔IH−1,2,4−)リアゾ
ール−1−イルクー2−ブタノール(143mg)をジ
クロルメタン(10ml)に溶解し、水冷下でヨウ素(
82mg)のジクロルメタン溶液を滴下した。室温にて
30分間かき混ぜた後、反応液を亜硫酸ナトリウム水溶
液で荒い、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧にて溶媒を
留去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出
液、ヘキサン−酢酸エチル=1:3)に付して精製した
。 目的分画を濃縮し、残留物にヘキサンを加えるとビス[
(2R,3R)−3−(2゜4−ジフルオロフェニル)
−3−ヒドロキシ−4−(LH−1,2,4−)リアゾ
ール−1−イル)−2−ブチル〕ジスルフィド(化合物
16.82mg)が無色粉末として得られた。 mp、  76−81℃ IH−NMR(CD C13)δ: 1.24(6H,
d、J=7.0Hz)、3.60(2H,q、J=1.
0Hz)、5.02(2H,d、 J=1.4Hz) 
、 5.05 (4H,s)、 6.68−6.84 
(4H,m) 、 7.30−7.42 (2H,m)
 、 7.79 (2H,s) 、 7.83 (2H
,s)。 Cα〕ニー78.2° (c=1.0. MeOH中)
実施例3 (2R3,3R3)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−3−メルカプト−1−(IH−1,2,4−)リ
アゾール−1−イル)−2−ブタノール(0,3g)を
エタノール(30m1)に溶解し、ナトリウム S −
(1,2,3,4−テトラヒドロフルフリル)チオスル
ファ−)(0,51g)を加えた。室温でかき混ぜなが
らIN水酸化ナトリウム水(1ml)を滴下した。30
分間かき混ぜた後、pH1,68の緩衝液を加えて中和
し、減圧留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(4X15cm、溶出液、塩化メチレン:ア
セトン=2 : 1)で精製した。目的分画を濃縮し、
残留物に石油エーテルを加えて放置すると、(2R3,
3R3)−2−(2.4−ジフルオロフェニル)−3−
(1,2,3,4−テトラヒドロフルフリル)ジチオ−
1−(I H−1,2,4−)リアゾール−1−イル)
−2−ブタノール(化合物上: 0.13 g)が無色
粉末品として得られた。 mp、  46−50℃ IH−NMR(CD C13)δ: 1.20(3H,
d、J=6.8Hz)、1.60−1.80,1.80
−2.20(4H,m)、 2.85−3.10 (2
H,m) 、 3.45−3.62.3.75−4.0
0.4.10−4.25 (4H,m) 、 4.88
−5.05 (3H,m) 、 6.67−6、71 
(2H,m) 、 7.26−7、42 (IH,m)
 、 7.76 (LH,s) 、 7.82 (LH
,s)。 [0071] 実施例4 (2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−メルカプト−1−(IH−1,2,4−)リアゾ
ール−1−イル)−2−ブタノール(0,3g)とナト
リウム 5−(2−ヒドロキシエチル)チオスルフアー
ト(0,75g)をメタノール(30m1)に加え、水
冷下でかき混ぜながらIN水酸化ナトリウム水(1ml
)を滴下した。30分間かき混ぜた後、塩化メチレン(
50ml)と水(25ml)を加え、水層をpH1,6
8の緩衝液で弱酸性としな。塩化メチレン層を分離し、
水層を塩化メチレン(50m1)で抽出した。塩化メチ
レン層を合わせて水洗(水30m1) I、、乾燥(M
gSO4)後、減圧留去した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(29X30cm、溶出液、塩化
メチレン:アセトン=1 : 1)で精製しな。目的分
画を濃縮すると(2R,3R)−2−(2,4−ジフル
オロフェニル)−3−(2−ヒドロキシエチル)ジチオ
−1−(LH−1,2,4−)リアゾール−1−イル)
−2−ブタノール(化合物↓、0.24g)が無色油状
物として得られた。 IH−NMR(CDC13)δ: 1.21(3H,d
、J=7Hz)、2.13(LH,t、J=6Hz)、
2.89−3.09(2H,m) 、 3.49 (I
H,q、 J=7Hz) 、 3.95 <2H,q、
 J=6Hz) 、 4.92−5.08 (3H,m
) 、 6.70−6.79 (2H,m) 。 7、33−7.41 (IH,m) 、 7.79 (
IH,s) 、 7.81 (LH,s)。 本品(0,24g)を酢酸エチル中塩化水素−酢酸エチ
ルで処理すると化合物4の塩酸塩が無色結晶として得ら
れた。 収量 0.075 g mp、  118−120℃ 実施例5 (2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−メルカプト−1−(IH−1,2,4−)リアゾ
ール−1−イル)−2−ブタノール(0,8g)をメタ
ノール(80ml)に溶解し、ナトリウム 5−(1,
2,3,4−テトラヒドロフルフリル)チオスルフアー
ト(4,5g)を加えた。氷冷下、かき混ぜながら、I
N水酸化ナトリウム水(3ml)を滴下した。氷冷下で
5分間かき混ぜた後、室温で120分間かき混ぜた。反
応液にpH1,68の緩衝液を加えて中和し、減圧留去
しな。残留物に水(100ml)と塩化メチレン(20
0m1)を加えて抽出し、抽出液を水洗(100m1)
後、乾燥(MgSO4)し、減圧留去した。残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(2,9X 40c
m、溶出液、塩化メチレン:アセトン=3 : 1)で
精製した。目的分画を濃縮すると、(2R,3R)−2
−(2,4−ジフルオロフェニル) −3−(1,2,
3,4−テトラヒドロフルフリル)ジチオ−1−(IH
−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノ
ール(化合物至: 0.6 g)が無色油状物として得
られた。 IH−NMR(CDC13)δ: 1.20(3H,d
、J=7Hz)、 1.60−1.79.1.80−2
.20(4H,m)。 2、85−3.10 (2H,m) 、 3.46−3
.62.3.74−4.00.4.09−4.25 (
4H,m) 、 4.88−5.05 (3H,m) 
、 6.68−6.79 (2H,m) 、 7.26
−7、42 (IH,m) 、 7.11 (IH,s
) 、 7.83 (IH,s)。 本品16gをエチルエーテル(10m1)に溶解し、塩
化水素酢酸エチル溶液(IN、  1.6m1)を加え
、さらに石油エーテル(50m1)を加えて、析出した
無色粉末を濾取すると化合物至・塩酸塩(0,5g)が
得られた。 [0072] 実施例6 (2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−メルカプト−1−(IH−1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)−12−ブタノール(0,3g)とナ
トリウム 5−(2−アセチルアミノエチル)チオスル
フアート(5,9g)をメタノール(30ml)に加え
、氷冷下でかき混ぜながら、IN水酸化ナトリウム水(
1,5m1)を滴下した。5分間、氷冷下でかき混ぜた
後、室温で30分間かき混ぜた。反応液に塩化メチレン
(50m1)と水(25m1)を加え、水層をpH1,
68の緩衝液で弱酸性とした。塩化メチレン層を分離し
、水層を塩化メチレン(25ml)で抽出した。塩化メ
チレン層を合わせて水洗(水25m1)L、乾燥(Mg
SO4)後、減圧留去しな。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(2,5x40cm :溶出液。 酢酸エチル:メタノール=15 : 1)で精製した。 目的分画を濃縮すると、(2R,3R) −3−(2−
アセチルアミノエチル)ジチオ−2−(2,4−ジフル
オロフェニル) −1−(LH−1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)−2−ブタノール(化合物上2:0.
25g)が無色油状物として得られた。 IH−NMR(CDC13)δ: 1.20(3H,d
、J=7Hz)、2.02(3H,s)、2.87−2
.94(2H,m)。 3、48 (LH,q、 J=7Hz、 ) 、 3.
59−3.69 (2H,m) 、 4.97−5.0
4 (3H,m) 、 5.93 (LH,bs) 、
 6.69−6.78 (2H,m) 、 7.32−
7.41 (IH,m) 、 7.1’l (LH,s
) 、 7.89 (LH,s)。 本品(0,25g)をエチルエーテル(20m1)に加
え、塩化水素酢酸エチル溶液を加えた。石油エーテル(
50m1)で希釈し、析出した粉末を濾取すると化合物
上2・塩酸塩(0,21g)が無色粉末として得られた
。 [0073] 実施例7 チアミン ジスルフィド(0,59g)を50%酢酸水
溶液(5ml)に溶解し30%過酸化水素(0,16m
1)を加えて一夜放置した。これに(2R3,3R3)
−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−メルカプ
ト−1−(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−2
−ブタノール(0,1g)のエタノール(5ml)溶液
を加え、氷冷下に20%水酸化ナトリウム水溶液を滴下
し、pH8に調整後5時間室温でかき混ぜた。減圧下に
エタノールを留去し、水(5ml)を加え、酢酸エチル
(15ml)で2回抽出した。水洗(10m1)、乾燥
(MgSO3)後減圧留去し、残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(2,OX 15cm、溶出液、
酢酸エチル:アセトン:メタノール=2 : 2 : 
1)で精製した。目的分画を濃縮し、残留物にヘキサン
を加えると化合物23(0,032g)が無色粉末とし
て得られた。 IH−NMR(d6−DMS○)δ: 0.92(3H
,d、 J=7.2Hz)、 1.99−2.11 (
IH,m) 、 2.04(3H、s) 、 2.10
−2.29 (LH,m) 、 2.22 (3H,s
) 、 2.69−2.99 (2H,m) 、 3.
28−3.70 (3H,m) 、 4.44 (2H
,bs) 、 4.71 (IH,d、 J=14.2
Hz) 、 4.87 (LH,d、 J=14.2H
z) 、 6.71 (IH,bs) 、 6.81−
6.96 (IH,m) 、 706−7、28 (2
H,m) 、 7.64 (LH,s) 、 7.85
 (LH,s) 、 8.00 (LH,s) 、 8
.26 (LH,s)。 [0074] 実施例8 チアミン ジスルフィド(5,9g)を50%酢酸水溶
液(50m1)に溶解し30%過酸化水素(1,6m1
)を加えて一夜放置しな。これに(2R,3R) −2
−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−メルカプト−
1−(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−2−ブ
タノール(1g)のエタノール(50m1)溶液を加え
、水冷下に20%水酸化ナトリウム水溶液を滴下しpH
8に調整後5時間室温でかき混ぜた。減圧下にエタノー
ルを留去し、水(50m1)を加え、酢酸エチル(10
0ml)で2回抽出した。水洗(50ml)、乾燥(M
gS04)後減圧留去し、残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(4ox 100cm、溶出液、酢酸
エチル:アセトン:メタノール=2 : 2 : 1)
で精製した。目的分画を濃縮し、残留物にヘキサンを加
えると化合物24(1,3g)が無色粉末として得られ
た。 IH−NMR(CDC13)δ: 1.00(3H,d
、J=6.8Hz)、2.05−2.17(IH,m)
、2.08(3H。 s)、 2.40−2.48 (IH,m) 、 2.
41 (3H,s) 、 2.78−3.06 (2H
,m) 、 3.22 (LH,q、 J=6.8Hz
) 、 3.69−3゜82 (2H,m) 、 4.
90 (2H,s) 、 5.16 (IH,s) 、
 6.06 (2H,bs) 、 6.6−6、85 
(2H,m)、 7.2−7.39 (IH,m)、 
7.79 (IH,s) 、 7.81 (LH,s)
 、 7.83 (IH,s) 、 8.06 (LH
,s)。 [0075] 実施例9 L−N、N’ −ジアセチルシスチン ジエチルエステ
ル(0,39g)を50%酢酸水溶液(5ml)に溶解
し、30%過酸化水素水(0,16m1)を加えて一夜
放置した。これに(2R3,3R3)−2−(2,4−
ジフルオロフェニル)−3−メルカプト−1−(LH−
1,2,4−)リアゾール−1−イル)−2−ブタノー
ル(0,3g)のエタノール(15ml)溶液を加えた
。氷冷下で20%水酸化ナトリウム水溶液を滴下し、p
H8に調整後、90分間室温でかき混ぜた。減圧下にエ
タノールを留去し、水(20m1)を加え、塩化メチレ
ン(40m1)で抽出し、水洗(20m1)、乾燥(M
gSO3)後、減圧留去した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(2,9X 100cm、溶出液
、酢酸エチル:メタノール=50:1)で精製した。 目的分画を濃縮すると化合物5 (0,18g)が無色
油状物として得られた。 s)、 3.14−3.52 (3H,m) 、 4.
19−4.32 (2H,m)、 4.81−5.03
 (4H,m)、 6.39 (IH,d、 J=6.
2Hz) 、 6゜70−6.81 (2H,m) 、
 7.31−7.42 (IH,m) 、 7.71 
(IH) 、 7.86 (IH)。 [0076] 実施例10 エトキシカルボニルスルフェニルクロリド(0,12g
)をエタノール(2ml)に溶解し、室温で(2R3,
3R3)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−
メルカプト−1−(L H−1,2,4−)リアゾール
−1−イル)−2−ブタノール(0,22g)を少量ず
つ加えた。反応液を室温で5分間かき混ぜた後、減圧下
で溶媒を留去した。残留物にエチルエーテルを加えると
、C(2R3,3R3)−3−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−3−ヒドロキシ−4−(LH−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−2−ブチル〕ジチオ炭酸 
エチルエステル塩酸塩(化合物21:0.25g)が無
色粉末として得られた。 IH−NMR(CDC13)δ: 1.21(3H,d
、J=6.8Hz)、1.38(3H,t、J=’1.
2Hz)、3.73(LH,q、 J=6.8Hz) 
、 4.42 (2H,q、 J=7.2Hz) 、 
5.13 (2H,d、 J=14.4Hz) 、 5
.60 (2H,d、 J=14.4Hz) 。 6、70−6.90 (2H,m) 、 7.28−7
.46 (LH,m) 、 8.15 (IH,s) 
、 10.07 (LH,s)。 [0077] 実施例11 ニドキシカルボニルスルフェニルクロリド(1,18g
)をエタノール(20m1)に溶解し、氷冷下で、(2
R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−3
−メルカプト−1−(LH−1,2,4−)リアゾール
−1−イル)−2−ブタノール(2゜0g)を少量ずつ
加えた。反応液を室温で30分間かき混ぜた後、減圧下
で溶媒を留去した。残留物を酢酸エチルに溶解し、重曹
水、飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧下で溶媒を留去すると、C(2R,3R)−3−(2
,4−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−4−(
LH−1,2,4−)リアゾール−1−イル)−2−ブ
チル〕ジチオ炭酸 エチルエステル(化合物22:2.
60g)が無色油状物として得られた。 IH−NMR(CD C13)δ: 1.20(3H,
d、J=6.8Hz)、1.38(3H,t、J=7.
2Hz)、3.53(IH,q、 J=6.8Hz) 
、 4.41 (2H,q、 J=7.2Hz) 、 
4.97 (2H,d、 J=14.4Hz) 、 5
.12 (LH,s、 OH) 、 5.28 (2H
,d、 J=14.4Hz) 、 6.68−6.82
 (2H,m) 、 7.26−7、42 (IH,m
) 、 7. ’/’l (IH,s)、 7.86 
(IH,s)。 [0078] 実施例12 L−N、N’ −ジアセチルシスチンジエチルエステル
(0,93g)を50%酢酸水溶液(12ml)に溶解
し、30%過酸化水素(0,41m1)を加えて一夜放
置した。これに(2R,3R) −2−(2,4−ジフ
ルオロフェニル)−3−メルカプト−1−(LH−1,
2,4−)リアゾール−1−イル)−2−ブタノール(
0,7g)のエタノール(25ml)溶液を加えた。水
冷下で20%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpH8
に調整し、90分間、室温でかき混ぜた。減圧下でエタ
ノールを留去し、水(20m1)を加え、塩化メチレン
(50m1)で抽出し、水洗(20m1)、乾燥(Mg
so4)f&、減圧留去した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(50X100cm、溶出液、酢
酸エチル:メタノール=50:1)で精製した。 目的分画を濃縮すると化合物6 (0,45g)が無色
油状物として得られた。 IH−NMR(CDC13)δ: 1.20(3H,d
、J=7.2Hz)、1.32(3H,t、J=7Hz
)、2.08(3H。 s) 、 3.20−3.39 (2H,m) 、 3
.49 (LH,q、 J=7.2Hz) 、 4.2
8 (2H,q、 J=7Hz) 、 4.89−5.
06 (4H,m) 、 6、37 (IH,d、 J
=8Hz) 、 6.70−6.79 (2H,m) 
、 7.33−7.42 (IH,m) 、 7.7’
/ (LH,s) 、 7.87 (IH,s)。 本品(0,45g)を酢酸エチル中2N−塩化水素−酢
酸エチルで処理すると化合物6の塩酸塩が無色粉末とし
て(0,37g)得られた。 元素分析値 C19H24F2N404S2・HCIと
して計算値: C,44,66;H,4,93;N、1
0.96実測値: C,44,64;H,4,95;N
、10.73S I MS (m/z) : 475 
(M+H)”実施例13 (2R,3R) −2−(2,4−ジフルオロフェニル
)−3−メルカプト−1−(IH−1,2,4−)リア
ゾール−1−イル)−2−ブタノール(0,5g)とナ
トリウム 5−(2,3−ジヒドロキシプロピル)チオ
スルフアート(5,5g)をメタノール(50m1)に
溶解し、氷冷下でかき混ぜながらIN水酸化ナトリウム
水(1,75m1)を滴下した。1時間かきまぜた後、
塩化メチレン(50m1)と水(50ml)を加え、水
層をIN塩酸で中和した。塩化メチレン層を分離し、水
層を塩化メチレン(25ml)で抽出した。塩化メチレ
ン層を合わせて水洗(水50m1lL、乾燥(MgS0
4)後、減圧留去した。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(2,9X50cm、溶出液、酢酸エチ
ル:メタノール=15:1〜9:1)で精製した。 目的分画を濃縮すると(化合物10,0.21g)が無
色油状物として得られた。 IH−NMR(CDCl2)δ: 1.19−1.25
(3H,m)、2.07−2.20(LH,m)、2.
74−3.09(3H。 m) 、 3.47−4.07 (4H,m) 、 4
.98−5.04 (3H,m) 、 6.71−6.
81 (2H,m) 、 7.31−7.42 (LH
,m) 、 7.79−7、81 (2H,m)。 本品(0,2g)を酢酸エチル中2N−塩化水素−酢酸
エチルで処理すると化合物上旦の塩酸塩が無色粉末とし
て(0,17g)得られた。 元素分析値 CHFNO3−HCl・1/2H20とし
て計算値: C,41,23;H,4,84;N、9.
62実測値: C,41,02;H,4,61;N、9
.81実施例14 (2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−メルカプト−1−(IH−1,2,4−)リアゾ
ール−1−イル)−2−ブタノール(0,5g)をジク
ロルメタン(15ml)に溶解し、水冷下でトリエチル
アミン(0,27m1)を加え、さらに塩化メタンスル
ホニル(0,27m1)を加えた。室温で30分間かき
まぜた後、水(10ml)を加えジクロルメタン(20
m1)で抽出した。抽出液を水洗(10ml)L乾燥(
MgSO3)後、減圧留去した。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(2,9X 30cm、溶出液
、酢酸エチル)で精製した。目的分画を濃縮すると化合
物16(0,25g)が無色粉末として得られた。 1H−NMR(CDCl2)δ: 1.24(6H,d
、J=7Hz)、3.60(2H,q、J=7Hz)、
5.06(4H,s)。 5、08 (2H,s) 、 6.68−6.84 (
4H,m) 、 7.30−7.42 (2H,m) 
、 7.79 (2H,s) 、 7.85 (2H,
s)。 [0079] 実施例15 [(2R,3R) −3−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−3−ヒドロキシ−4−(LH−1,2,4−)リ
アゾール−1−イル)−2−ブチル]エトキシカルボニ
ルジスルフィド(化合物22:0.30g)とL−シス
ティン塩酸塩・−水化物(0,15g)をメタノール(
6ml)に溶解し、トリエチルアミン(85μl)を加
えて室温で1時間かき混ぜた。反応液にIN−塩酸(1
ml)を加えて、不溶物をろ去しろ液を濃縮した。残留
物を逆オ旧○DS)の液体クロマトグラフィーに付して
(溶出液、メタノール−水=2 : 1)精製した。目
的の分画を減圧下で濃縮し、メタノールー水から再結晶
をおこなうと、化合物18(0,13g)が無色結晶性
粉末と して得られた。 S I MS (m/z) : 405 (M+H)”
Br I R(シcm−’) : 3420.1615.15
00.1382.1270.1135aX NMR(DMSO−d6+D20)δ: 1.12(3
H,d、J=7Hz)、 3.20−3.25(2H,
m)、 3.60(LH,q、 J=7Hz) 、 3
.71 (IH,m) 、 4.79 (IH,d、 
J=14Hz) 、 4.96 (IH,d、 J=1
4Hz) 、 6.89 (IH,m) 、 7.08
−7.32 (2H,m) 、 7.63 (LH,s
) 、 8.42 (LH,s)。 [0080] 実施例16 [(2R,3R) −3−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−3−ヒドロキシ−4−(LH−1,2,4−トリ
アゾール−1−イル)−2−ブチル]エトキシカルボニ
ルジスルフィド(化合物22:0.30g)をメタノー
ル(6ml)に溶解し、2−ジメチルアミノエタンチオ
ール塩酸塩(0,13g)を加えて室温で30分間かき
混ぜた。減圧下でメタノールを留去し、残留物をシリカ
ゲルクロマトグラフィーに付して(溶出液、酢酸エチル
−メタノール=2 : 1)精製した。目的の分画を濃
縮し、4N−塩酸(酢酸エチル溶液: 0.4m1)を
加えて析出した沈澱をろ取し、Br I R(v  cm−1) : 3400.1620.
1505.1420.1275.1135aX NMR(DMSO−d6)δ: 1.17(3H,d、
J=7Hz)、2.80(6H,d、J=4.8Hz)
、 3.13−3.48(4H,m) 、 3.62 
(IH,q、 J=7Hz) 、 4.91 (2H,
s) 、 6.94 (IH,m) 、 7.10−7
.32 (2H,m) 、 7.79 (LH,s) 
。 8、49(IH,s)。 S I M S (m/z) : 389 (M+H)
”実施例17 [(2R,3R)−3−(2,4−ジフルオロフェニル
)−3−ヒドロキシ−4−(1H−1,2,4−)リア
ゾール−1−イル)−2−ブチル]エトキシカルボニル
ジスルフィド(化合物22:0.50g)とグルタチオ
ン(還元型、474mg)をメタノール(10m1)に
溶解し、水冷下、トリエチルアミン(0,43m1)を
滴下した。反応液を室温で30分間かき混ぜた後、IN
−塩酸(3ml)を加えた。不溶物をろ去し、ろ液を減
圧下濃縮した後、残留物を酢酸エチルで洗った。得られ
た粉末を、逆相(ODS)の液体クロマトグラフィーに
付して(溶出液:メタノール−水=2:1)精製した。 目的の分画を減圧下で濃縮すると、化合物34 (0,
20g)が無色粉末として得られた。 [0081] Br I R(v  cm−1) : 3400.1738.
1650.1500.1410.1270.1130a
X NMR(DMSO−d6+D20)δ: 1.13(3
H,d、J=7Hz)、 1.90(2H,m)、2.
37(2H,m)、 2゜85−3.40 (4H,m
) 、 3.51 (IH,q、 J=7Hz) 、 
3.69 (IH,d、 J=5Hz) 、 4.61
 (LH,m) 、 4.78 CIH,d、 J=1
4Hz) 、 4.95 (LH,d、 J=14Hz
) 、 6.89 (LH,m) 、 7.06−7、
30 (2H,m) 、 7.65 (IH,s) 、
 8.32 (IH,s)S I MS (m/z) 
: 591 (M+H)”実施例18 [(2R,3R)−3−(2,4−ジフルオロフェニル
)−3−ヒドロキシ−4−(LH−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−2−ブチル]エトキシカルボニル
ジスルフィド(化合物22:0.30g)とD−ペニシ
ラミン(138mg)をメタノール(6ml)中で分散
させ、トリエチルアミン1滴を加えて室温で1時間かき
混ぜた。減圧下で溶媒を留去し、残留物を酢酸エチルと
エーテルで洗った。残留物のうち、メタノール可溶部分
を逆相(ODS)の液体クロマトグラフィーに付して(
溶出液、メタノール−水=2 : 1)精製した。目的
分画を濃縮すると化合物36 (0,13g)が無色粉
末として得られた。 Br I R(シcm−1) : 3380.1610.14
85.1380.1270.1130aX NMR(DMS 0−d6)δ: 1.08(3H,d
、J=7Hz)、 1.35(3H,s)、 1.51
(3H,s)、 3.37(LH。 s) 、 3.61 (IH,q、 J=7Hz) 、
 4.87 (LH,d、 J=14Hz) 、 4.
98 (IH,d、 J=14Hz) 、 6.89 
(IH,m) 、 7.10−7、28 (2H,m)
 、 7.63 (IH,s) 、 8.34 (IH
,s)。 [0082] 実施例19 ビス[(2R,3R)−3−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−3−ヒドロキシ−4−(IH−1,2,4−)
リアゾール−1−イル)−2−ブチル]ジスルフィド(
化合物ユJメ0.24 g)をジクロルメタン(6ml
)に溶解し、氷冷下でm−クロロ過安息香酸(85mg
)のジクロルメタン溶液(1ml)を滴下した。氷冷下
で20分間かき混ぜた後、減圧下で反応液を濃縮し、残
留物を、シリカゲルを用いるフラッシュクロマトグラフ
ィーに付して精製した。(溶出液、ジクロルメタン−酢
酸エチル−メタノール=5 : 5 : 1)。目的分
画を濃縮し、エーテルを加えると、化合物立よ(89m
g)が無色粉末として得られた。 Br I R(v  cm’) : 3420.1615.1
500.1420.1270.1135aX NMR(CD C13)δ: 1.17−1.45(6
H,m)、3.85−4.20(2H,m)、 4.8
0−5.65 (6B、 m)、 6.70−6.88
 (4H,m) 、 7.30−7.52 (2H,m
) 、 7.74 (IH,s) 、 7.80 (I
H,s) 、 7.89 (IH,s) 、 7.93
 (IH,s)S I M S (m/z) : 58
5 (M+H)実施例20 ビス[(2R,3R)−3−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−3−ヒドロキシ−4−(IH−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)−2−ブチル]ジスルフィド(
化合物上6:200mg)をジクロルメタン(4ml)
に溶解し、氷冷下でm−クロロ過安息香酸(142mg
)を加えた。反応液を室温で2時間かき混ぜた後、5%
重曹水で洗い、乾燥(硫酸マグネシウム)後、濃縮した
。残留物をシリカゲルを用いるフラッシュクロマトグラ
フィーに付して精製した。(溶出液、ジクロルメタン−
酢酸エチル−メタノール=5 : 5 : 1)目的分
画を濃縮すると、化合物32 (48mg>が無色粉末
として得られた。 KBr I R(シcm−1) : 3400.1615.15
00.1420.1310.1270.1130aX NMR(CDC13)δ: 1.37 (3H,d、 
J=7Hz) 、 1.38(3H,d、 J=7Hz
) 、 4.09(LH,q、 J=7Hz) 。 4、30 (LH,dd、 J=7Hz、 J=1.4
Hz) 、 4.92−5.15 (3H,m) 、 
5.35−5.50 (3H,m) 、 6.68−6
.88 (4H。 m) 、 7.23−7.45 (2H,m) 、 7
.76 (IH,s) 、 7.80 (IH,s) 
、 7.82 (1)1. s) 、 7.83 (L
H,s)。 S I MS (m/z) : 601 (M十H)”
実施例21 [(2R,3R)−3−(2,4−ジフルオロフェニル
)−3−ヒドロキシ−4−(LH−1,2,4−)リア
ゾール−1−イル)−2−ブチル]エトキシカルボニル
ジスルフィド(化合物22:2.2g)をメタノール(
20m1)に溶解し、−78℃でカリウム tert−
ブトキシド(0,56g)のメタノール溶液(2ml)
を滴下した。反応液を0℃で5分間かき混ぜた後、酢酸
(0,3m1)を加えて減圧下で濃縮し、残留物を逆相
(○DS)のカラムを用いる液体クロマトグラフィーに
付して精製しな。(溶出液、メタノール−水=8 : 
2)  目的分画を濃縮すると化合物29 (0,87
g)が無色粉末として得られた。 Br I R(シcm−1) : 3400.1620.15
05.1424.1270.1138.1045aX NMR(CDC13)δ: 1.30(6H,d、J=
7Hz)、 3.74 (2H,q、J=7Hz)、 
4.99(6H,s)、 6.71−6゜85 (4H
,m) 、 7.27−7、43 (2H,m) 、 
7.78 (2H,s) 、 7.80 (2H,s)
。 S I MS (m/z) : 601 (M+H)”
実施例22 [(2R,3R) −3−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−3−ヒドロキシ−4−(LH−1,2,4−)リ
アゾール−1−イル)−2−ブチル]エトキシカルボニ
ルジスルフィド(化合物22:0.60g)をメタノー
ル(10ml)に溶解し、水冷下でカリウム tert
−ブトキシド(0,168g)のメタノール(1ml)
溶液を加えた。反応液を室温で15分間かき混ぜた後、
IN−塩酸(1,5m1)を加えた。減圧下で反応液を
濃縮し、残留物をODSカラム用いる液体クロマトグラ
フィーに付して精製すると化合物30 (23mg)が
無色粉末として得られた。 KBr I R(v  cm−1) : 3420.1620.
1505.1420.1275.1140aX NMR(CDC13)δ: 1.31(6H,d、J=
7Hz)、3.82(2H,q、J=7Hz)、5.0
2(2H,s)、5.04(2H、s) 、 5.14
 (2H,d、 J=1.6Hz) 、 6.65−6
.84 (4H,m) 、 7.25−7.45 (2
H,m) 、 7.81 (LH,s) 、 7.82
 (2H,s)。 S I MS (m/z) : 633 (M+H)”
実施例23 [(2R,3R)−3−(2,4−ジフルオロフェニル
)−3−ヒドロキシ−4−(LH−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−2−ブチル]エトキシカルボニル
ジスルフィド(0,30g)とN−アセチル−し−シス
ティン(0,18g)を、メタノール(6ml)に溶解
し、トリエチルアミン(0,15m1)を加えて室温で
30分間かき混ぜた。減圧下で反応液を濃縮し、残留物
をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出液、クロロホル
ム−メタノール−水=65:25:4)に付して精製し
た。目的分画を減圧下で濃縮し、エーテルを加えると化
合物8(0,22g)が無色粉末として得られた。 Br I R(v  cm−1) : 3400.1650.
1615.1500.1420.1270.1138a
X NMR(CDC13)δ: 1.08(3H,d、J=
7Hz)、 1.89(3H,s)、2.60−3.8
0(3H,m)、 4.26−4゜40 (IH,m)
 、 4.77 (IH,d、 J=14Hz)、 4
.97 (IH,d、 J=14Hz) 、 6.80
 (LH,m)、 7.05−7.35 (2H,m)
 。 7、61 (IH,s) 、 8.44 (IH,s)
。 S I M S (m/z) : 447 (M+H)
”実施例24 [(2R,3R)−3−(2,4−ジフルオロフェニル
)−3−ヒドロキシ−4−(LH−1,2,4−)リア
ゾール−1−イル)−2−ブチル] エトキシカルボニ
ル ジスルフィド塩酸塩(化合物 22・塩酸塩: 0
.64 g)を含水エタノール(エタノール20m1.
水15m1)に溶解し、ジエチルジチオカルバミン酸ナ
トリラム(1,35g)を加えて室温で1時間かき混ぜ
た。反応液にジクロルメタン(50m1)、水(15m
l)を加えて抽出した。水層をジクロルメタン(20m
l)で抽出し、ジクロルメタン層を合わせて水洗(20
m1)後、乾燥(Mg S O4) シた。減圧下で溶
媒を留去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(
2,9X30c叱溶出後:ヘキサンー酢酸エチル=3:
1〜酢酸エチル)で精製した。目的分画を濃縮し、残留
物を塩化水素−酢酸エチル溶液で処理すると化合物39
(0,41g)が塩酸塩として得られた。 mp、  108−109℃ 元素分析値:C1□H2゜F2N40S3・HCIとし
て計算値: C,43,53;H,4,94;NJl、
94実測値: C,43,39;H,4,95;N、1
1.71NMR(d6−DMSO)δ: 1.12(3
H,d、 J=7Hz) 、 1.17−1.33 (
6H,m) 、 3.62−4.08(5H,m)、 
4.95 (IH,d、 J=14Hz) 、 5.3
5 (LH,d、 J=14Hz) 、 6.83−6
.97 (IH,m) 、 7.09−7.27 (2
H,m) 、 7.94 (LH,s) 、 8.79
 (LH,s)。 [0083] 実施例25 [(2R,3R) −3−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−3−ヒドロキシ−4−(LH−1,2,4−)リ
アゾール−1−イル)−2−ブチル] エトキシカルボ
ニル ジスルフィド塩酸塩(化合物 22・塩酸塩: 
0.64 g)と2−メルカプトメチル−1−メチルイ
ミダゾール(0,29g)をエタノール(20m1)に
溶解し、トリエチルアミン(0,22m1)を加えて室
温で1時間かき混ぜた。減圧下で溶媒を留去し、残留物
に水(50m1)を加え酢酸エチル(50mlX2)で
抽出した。抽出液を水洗(30ml)L、乾燥(MgS
O3)シた。減圧下で溶媒を留去し、残留物をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(2,9X 30cm、溶出液ニ
ジクロルメタン−アセトン=1 : 1)で精製した。 目的分画を濃縮し、残留物にイソプロピルエーテルを加
えると化合物40(0,19g)が無色針状晶として得
られた。 mp、  112−113℃ 元素分析値:C1,H19F2N50S2として計算値
: C,49,62;H,4,65;N、17.02実
測値: C,49,51;H,4,74;N、17.0
8NMR(CDC13)δ: 1.13 (3H,d、
 J=6.8Hz)、 3.53 (IH,q、J=6
.8Hz)、3.73 (3H,s)、 3゜84 (
IH,d、 J=14Hz) 、 4.18 (IH,
d、 J=14Hz) 、 4.11 (LH,d、 
J=14.4Hz) 、 4.99 (IH,d、 J
=14.4Hz)、 6.68−6.82 (2H,m
) 、 6.96 (LH,s) 、 7.03 (I
H,s) 、 7.40−7.53 (2H,m) 、
 7.70 (LH,s) 、 8.15 (IH,s
)。 [0084] 実施例26 [(2R,3R)−3−(2,4−ジフルオロフェニル
)−3−ヒドロキシ−4−(LH−1,2,4−)リア
ゾール−1−イル)−2−ブチル] エトキシカルボニ
ル ジスルフィド塩酸塩(212mg)をエタノール(
5ml)に溶解し、2−メルカプトプロピオニルグリシ
ンナトリウム塩(100mg)の水溶液(2ml)を加
えた。室温で2時間かき混ぜた後、反応液を濃縮した。 残留物をCHP−20樹脂(三菱化成工業製)を用いる
クロマトグラフィー(溶出液メタノール−水=8 : 
2)によって精製した。目的分画を濃縮し、残留物にエ
ーテルを加えると、化合物41(145mg)が白色粉
末として得られた。1H−NMR(DMS〇−d6+D
20)δ:1.08 (3H,d、 J=6.6Hz)
 、 1.42 (3H,d、 J=6.8Hz) 、
 3.55−4.10 (5H,m) 、 4.80 
(IH,d、 J=14Hz) 、 4.96 (IH
,d、 J=14Hz) 、 6.80−6.95 (
LH,m) 、 7.00−7.30 (2H,m) 
、 7.65 (IH,s) 、 8.29 (LH,
s)。 I R(K Br) : 3400.1720.165
0.1615.1500.1275.1138 cm’
実施例27 1−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−[1−(1
−メルカプトシクロプロピル)] −2−(IH−1,
2,4−)リアゾール−1−イル)エタノール(0,5
g)およびトリエチルアミン(0,47m1)のジクロ
ロメタン(20m1)溶液に、水冷下でヨウ素(0,2
13g)のジクロロメタン溶液を15分間で滴下した。 室温で45分間かき混ぜた後反応液にジクロロメタン(
30m1)を加えた。得られた混液を水(15ml)つ
づいて、10%亜硫酸水素ナトリウム水溶液(25ml
)で洗浄した。ジクロロメタン層を乾燥(MgSO4)
後、減圧留去し残留物をシリカゲルクロマトグラフィー
に付して精製した(2.9 X 20cm、溶出液、酢
酸エチル:メタノール=40:1)。目的分画を濃縮し
、ヘキサンを加えると化合物42(0,4g)が白色粉
末として得られた。 IH−NMR(CDCl2)δ: 1.02−1.34
 (8H,m)、4.54−4.68(2H,m)、5
.18−5.28(2H,m)、 5.57 (2H,
s) 、 6.63−6.83 (4H,m) 、 7
.46−7、58 (2H,m) 、 7.73 (2
H,s) 、 8.08 (LH,s) 、 8.09
 (LH,s)。 [0085] 実施例28 3−メルカプト−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−メチル−1−(IH−1,2,4−)リアゾール
−1−イル)−2−ブタノール(0,3g)およびトリ
エチルアミン(0,28m1)のジクロロメタン(20
m1)溶液に、水冷下でヨウ素(0゜127g)のジク
ロロメタン溶液を15分間で滴下した。室温で15分間
かき混ぜた後反応液にジクロルメタン(30m1)を加
えた。得られた混液を水 (15ml)と10%亜硫酸
水素ナトリウム水溶液(20ml)で順次洗浄した。ジ
クロロメタン層を乾燥(MgSO3)後、減圧留去し、
残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに付して精製し
た(2.9X15c叱溶出液、酢酸エチル)。目的分画
を濃縮し、エーテルを加えると化合物43 (0,2g
)が白色粉末として得られた。 IH−NMR(CDCl2)δ: 1.34−1.39
(12H,m)、4.73−4.84(2H,m)、5
.28−5.35(2H、m) 、 5.47 (2H
,s) 、 6.59−6.85 (4H,m) 、 
7.59−7.62 (2H,m) 、 7.74 (
2H,s) 、 8.07 (LH,s)、 8.08
(IH,s)。 元素分析値:C26H28F4N602S2として計算
値:C,52,34;H,4,73;N、14.08実
測値:C,52,34;H,4,81;N、13.73
実施例29 (2R,3R) −2−(2,4−ジフルオロフェニル
)=1−(1−イミダゾリル)−3−メルカプト−2−
ブタノール(0,51g)の塩化メチレン(30ml)
溶液に0℃で炭酸水素ナトリウム(1,0g)を加え、
続いてヨウ素(0,23g)の塩化メチレン(30m1
)溶液を8分間で加えた。7分間かき混ぜた後、反応液
に水(20m1)と酢酸エチル(50m1)を加え抽出
した。水層をさらに酢酸エチル(30m1)で抽出し、
酢酸エチル層を合わせ飽和食塩水(10ml)で洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥後;減圧濃縮しな。残渣
をシリカゲルクロマトグラフィー(3cmX 10cm
)に付し、塩化メチレン−メタノール(9:1)で溶出
し、目的画分を減圧濃縮した。残留物にメタノール、塩
化メチレン、ジエチルニーテールを加え白色粉末(0゜
48g)のジスルフィド体(化合物44)を得た。 mp、 125〜135℃ IH−NMR(DMS〇−d6)δ: 1.20(6H
,d、J=6.8Hz)、3.61(2H,q、J=6
.8Hz)、4゜56 (2H,d、 J=14.4H
z) 、 4.74(2H,d、 J=14.4Hz)
 、 6.21 (2H,s)、 6.68(2H,s
) 、 6.82(2H,s) 。 6、91−7.00 (2H,m) 、 7.16−7
、31 (4H,m) 、 7.36 (2H,s)。 元素分析値:C26H26F4N402S22H20と
して計算値: C,51,82;H,5,02;N、9
.30実測値: C,51,49;H,4,78;N、
8.93〔α〕=−49,1° cm1.2(メタノー
ル中)I R(K Br)cm−1: 3100.16
10.1500.1420.1110[0086]
【発明の効果】
化合物(I)は強力な抗真菌作用を有し、抗真菌剤等と
して有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Arは置換フェニルを、R^1、R^2および
    R^3は同一または異って水素原子または低級アルキル
    基を、Bは水酸基または炭素原子を介して結合する有機
    残基をXはCH基または窒素原子を、mは1〜4の整数
    を、nは0〜2の整数を示す。但し、Bが水酸基のとき
    nは2である。〕で表わされる化合物またはその塩。【
    請求項2】請求項(1)記載の化合物を含有してなる抗
    真菌剤。
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