JPH03257360A - 架空線検査装置 - Google Patents

架空線検査装置

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JPH03257360A
JPH03257360A JP5771090A JP5771090A JPH03257360A JP H03257360 A JPH03257360 A JP H03257360A JP 5771090 A JP5771090 A JP 5771090A JP 5771090 A JP5771090 A JP 5771090A JP H03257360 A JPH03257360 A JP H03257360A
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JP
Japan
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overhead wire
ring
wheels
overhead
overhead line
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Pending
Application number
JP5771090A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kawashima
川島 孝雄
Akio Mineyama
嶺山 秋夫
Toshio Sugano
菅野 俊夫
Mizuo Kiuchi
木内 瑞夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
SWCC Corp
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a葉上の利用分野) 本発明は、架空線の外表面や素線の傷等を検査する架空
線検査装置に関する。
(従来の技術) 例えば、AC3R等の架空線は、山岳地を経由して施設
されることが多く、雷による損傷が多発している。その
損傷の程度は、軽微なものから、素線の一部が断線する
等の放置することができない程度のものまで多種多様で
ある。素線の断線はコロナ放電を生じさせ、又、架空線
の抗張力を低下させ、破断等の大事故を招く恐れがある
。そこで、従来、架空線を全長に渡り自動的に探傷する
検査装置゛が開発されている。
第5図に、従来の架空線検査装置の概略構成図を示す。
図において、この装置は、架空線1上を自走できるよう
一対の駆動車輪3を有しており、これらの駆動車輪3は
、モータ等の駆動部4によって、架空線1上を矢印10
a方向に走行するよう駆動されている。
また、この装置の内部には、幾つかの探傷コイル5が設
けられ、架空線1との間隔を所定間隔に保持するガイド
車輪6によって位置決めされている。このガイド車輪6
は、架空線1の外周面をトレースするよう設けられたも
のである。各探傷コイル5を支持するコイルホルダ7は
、装置のフレーム2に対し吊下げ金具8を用いて矢印1
0b方向に可動に吊下げられている。この吊下げ金具8
は、コイルホルダ7の上下振動を吸収し、ガイド車輪6
と共に、探傷コイル5の架空線1との間隔を所定間隔に
保持するよう作用している。
尚、探傷コイル5の出力信号を処理し、あるいは駆動部
4に対し、所定の駆動信号を出力するために制御部9が
設けられている。一方、フレーム2の後方側面には、架
空線1を挟むようにカメラ11とミラー12とが配置さ
れている。
以上の装置は、次のように動作する。
先ず、駆動部4は、駆動車輪3を回転し、フレーム2を
架空線1に沿って、図の矢印10a方向に一定速度で走
行させる。フレーム2の走行中、探傷コイル5は、架空
線1と所定の間隔を保持しながら、渦電流等によって架
空線1の外表面の探傷を行なう。そして、若し架空線1
表面に一定以上の傷が検出されると、制御部9はその検
出信号を記録すると共に、カメラ11を動作させ、架空
線1の外表面の写真撮影を行なう。ミラー12は、カメ
ラ11により直接撮影することができない架空線1の裏
側の部分の撮影のために設けられている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、冬期に積雪が多い地域においては、架空線上
に雪が付着するのを防止するために、難着雪リングと呼
ぶ着雪防止装置を架空線に取付けることが行なわれてい
る。
第6図に、その難着雪リングの装着状態を示す。
架空線1には、所定間隔で外周面に凹陥部を有する腕輪
状のリング13が取付けられる。
第7図に、この難着雪リングの装着前の斜視図を示す。
図のように、難着雪リング13は、その突起部13aを
凹部13bに嵌込むことによって架空線に装着される。
この操作を容易にするために、難着雪リング13には屈
曲部13cが設けられている。通常、これは塩化ビニル
樹脂等のプラスチックを一体にモールドして製造される
。また、その架空線への装着間隔は30cm〜50cm
程度とされる。
ここで、このような難着雪リング13の装着された架空
線1の探傷を、第5図に示した装置を用いて行なおうと
すると、次のような問題が生じる。
先ず、第5図に示した探傷コイル5を、架空線1か・ら
−窓間隔離れた位置に保持するガイド車輪6が、第6図
に示した難着雪リング13を乗り越える際、探傷コイル
5が振動する。探傷コイル5が、電磁誘導により探傷を
行なうものである場合、探傷コイル5が振動すればその
出力信号が乱れる。この出力信号は、ちょうど架空線1
の外表面に損傷が生じている場合の出力信号と類似し、
制御部9が゛架空線1の表面に損傷有り°と誤認してし
まう恐れがある。
一方、第5図に示した駆動車輪3も、架空線1上を走行
する際、第6図に示した難着雪リング13を乗り越える
際、フレーム2が振動することになる。従って、その際
にちょうどカメラ11が動作していれば、その撮影画像
が乱れる。
また、通常、撮影の際のカメラの向き、光の関係、ピン
ト、露出、走行速度を一定に保持し、撮影された写真の
品質を一定にし、傷の解析作業の効率化を図るようにし
ている。
従って、カメラ11と架空線1との間隔が変動したり、
カメラ11が振動したりすると、安定な撮影条件が維持
されず、解析が非常に困難になってしまう。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、誤りなく
安定に正確に架空線の探傷等の検査を行なうことができ
る架空線検査装置を提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明の架空線検査装置は、装置が架空線上を走行する
際、前記装置を支持し前記架空線に接して回転する車輪
と、前記架空線と対向する側に配置されて、前記架空線
に装着された難着雪リングに外接するガイドと、前記車
輪を作用点に配置し、支点を装置本体に軸支させた軸受
は腕と、この軸受は腕の力点を前記車輪が前記架空線に
向って回動する方向に付勢する押圧スプリングと、前記
軸受は腕が適正位置以上に回動するのを防止するストッ
パーとを備えたことを特徴とするものである。
(作用) 以上の装置は、架空線に難着雪リングが取付けられてい
ない場合には、装置なガイド車輪が架空線上で保持する
。一方、難着雪リングが装着されている場合には、難着
雪リングの外周面に外接するガイドが、装置を保持する
ここで、ガイドが難着雪リングに外接したまま、装置を
架空線に沿って走行させると、そのままでは車輪が円滑
な走行を妨げる。そこで、車輪を作用点に配置した軸受
は腕の支点を装置本体に軸支する。その結果、車輪が、
難着雪リングを乗り越える際、この軸受は腕が揺動し、
車輪を架空線から遠ざかる方向へ弾性的に退避させる。
方、軸受は腕の力点は押圧スプリングにより付勢されて
おり、かつ、軸受は腕の回動を制限するストッパーの作
用により、車輪は常に適正位置に復帰するよう回動する
。この結果、装置は、架空線上で一定の姿勢が保持され
て安定に走行する。
(実施例) 以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明の架空線検査装置の実施例を示す正面
図である。また、第2図はその上面図、第3図はその右
側面図である。
これらの図を用いて、本発明の架空線検査装置の構成を
説明する。
先ず、この装置は、第1図に示すように、中央に探傷コ
イル21を固定支持するコイルホルダ22を備えている
。このコイルホルダ22の架空線1と対向する面には、
架空線1の長平方向に延びるように、ちょうどスキーに
似た形状のガイド23が配置されている。
一方、コイルホルダ22の左右側面には、架空線1と平
行に延出するように、軸受け22aが各一対取付けられ
ている。そして、ここに軸受は腕24の支点24aが軸
支されている。また、軸受は腕24のほぼ中央付近の作
用点24bには、車輪25が回動自在に配置されている
更に、軸受は腕24の力点24cには、貫通孔24dが
設けられ、ここにロッド26が挿通されている。このロ
ッド26は、一端なガイド23に軸支され、他端にはロ
ックナツト27がねじ込まれている。そして、このロッ
クナツト27に一端を押えられ、軸受は腕24を、架空
線1に向って矢印28方向に回動する方向に付勢する押
圧スプリング29が装着されている。
第4図に、本発明の架空線検査装置の要部分解斜視図を
示す。
図のように、軸受け22aには、軸受は腕24の支点2
4aが挟み込まれ、軸30を挿通し、この軸30を中心
に揺動するよう組立てられる。また、軸受は腕24の長
穴24eには車輪25が嵌込まれ、軸31により回動可
能に支持される。
更に、軸受は腕24の作用点24c近傍の長穴24、d
にはロッド26が挿通され、これに押圧スプリング29
が嵌込まれて、ロックナツト27により固定される。ま
た、ロッド26は、ガイド23の切欠23aに設けられ
た貫通孔に挿通される軸32によって軸支される。
以上の装置は次のように動作する。
尚、この実施例では、第1図に示す装置は、第5図で説
明したコイルホルダ7と置換えられるものとする。
さて、第1図に示すように、本発明の装置は、予め架空
線1に向って、図示しないスプリング等を介して、コイ
ルホルダ22が弾性的に押付けられるように配置されて
いる。そして、装置が矢印10a方向に進行する際、架
空線1に難着雪リング13が装着されていなければ、車
輪25は、第1図実線に示すような状態で軸受は腕24
に支持され、架空線1の外周面に接触して回動する。こ
れにより、コイルホルダ22及び探傷コイル21は、架
空線1から一定間隔離れた位置に保持され、架空線1上
を走行する。
一方、架空線1に難着雪リング13が装着されている場
合、この装置がその上を走行すると、ガイド23が難着
雪リング13に外接し、コイルホルダ22を矢印10a
方向にスライドさせる。これによって、コイルホルダ2
2は、ちょうど難着雪リング13の厚みに相当するだけ
間隔を保持されて架空線1に対向する。
さて、ここで、装置が矢印10a方向に走行すると、車
輪25は、図の左側の一点鎖線に示すように難着雪リン
グ13を乗り越える。この場合、軸受は腕24が矢印3
3方向に揺動し、車輪25は同方向に退避する。このと
き、押圧スプリング29は、ロッド26に装着されたま
まその長さを縮める。そして、難着雪リング13を乗り
越えた後には、押圧スプリング29の弾力によって、軸
受は腕24が矢印33と逆方向に回動し、車輪25は適
正位置に戻り、架空線1に外接する。
尚、押圧スプリング29により、軸受は腕24が過剰に
回動することがないように、軸受は腕の中央下面がガイ
ド23に衝突し、それ以上の回動を制限する。即ち、軸
受は腕の中央下面がストッパー24fとなり、車輪25
を適正位置に保持するよう作用する。
このような動作を繰返すことによって、コイルホルダ2
2は、架空線lに沿って振動することなく矢印10a方
向に走行する。
本発明においては、このように、車輪25が、難着雪リ
ング13を乗り越える際、その外力により架空線lから
遠ざかる方向へ弾性的に退避するので、難着雪リング1
3の装着された架空線上では、コイルホルダ22は、実
質的にガイド23によって定位置を保持されることにな
る。
上記実施例では、コイルホルダ22を直接支持するガイ
ド車輪部分の構成を例にとって説明したが、第5図に示
したコイルホルダを収容するフレーム2を支持する駆動
車輪3に対し、同様の考えを適用しても差し支えない。
即ち、駆動車輪3に対して、上記の構成を適用すれば、
フレーム2自体が振動することなく架空線1に沿って走
行する。これにより、フレーム2に固定されたカメラ1
1がその撮影動作時に振動1 し、あるいは架空線1との位置関係が変動するのを防止
することができる。
以上のように、車輪は駆動車輪でもガイド車輪でもよく
、車輪の支持する装置はコイルホルダでも検査装置全体
でもよい。また、装置は探傷コイルが無い、カメラ等の
他の検査装置のみ搭載されているものでもよい。
(発明の効果) 以上説明した本発明の架空線検査装置は、架空線上に難
着雪リングが装着されていた場合、これに外接してスラ
イドするガイドによって、例えばコイルホルダと架空線
との間隔が一定に保持される。そして、軸受は腕の揺動
により車輪が架空線から遠ざかる方向へ退避し、その後
押圧スプリングとストッパーの作用により元に戻るので
、装置の走行時、コイルホルダの振動が防止できる。
また、上記構成を駆動車輪に適用すれば、装置自体の振
動を防止できる。これにより、探傷コイルの出力を安定
にし、更に架空線を撮影するためのカメラも安定に支持
すること等ができる。従っ 2 て、検査の精度を向上させ、又、撮影結果の解析を容易
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の架空線検査装置の実施例を示す正面図
、第2図はその上面図、第3図はその右側面図、第4図
は本発明の架空線検査装置の要部分解斜視図、第5図は
従来の架空線検査装置の一例を示す概略構成図、第6図
は難着雪リングを装着した架空線の側面図、第7図は難
着雪リングの斜視図である。 1−−−−−−−−−−−一架空線、 1 :3−−−−−一−−−−−難着雪リング、21−
−−−一−−−−−−探傷コイル、22−一−−−−−
−−−−コイルホルダ、23−−−”−−−−−一−−
ガイド、24−一−−−−−−−−−軸受は腕、24a
−−−−−−−−−一支点、 24b−−−一−−−−−−作用点、 24c −−−−一−−−−−力点、 24 f−−−−−−−−−−ストッパー 3 4 25−−−−−−−−−−一車輪、 26−−−−−−−−−−−ロツド、 29−−−−一一−−−−−押圧スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 装置が架空線上を走行する際、前記装置を支持し前記架
    空線に接して回転する車輪と、前記架空線と対向する側
    に配置されて、前記架空線に装着された難着雪リングに
    外接するガイドと、前記車輪を作用点に配置し、支点を
    装置本体に軸支させた軸受け腕と、この軸受け腕の力点
    を前記車輪が前記架空線に向って回動する方向に付勢す
    る押圧スプリングと、前記軸受け腕が適正位置以上に回
    動するのを防止するストッパーとを備えたことを特徴と
    する架空線検査装置。
JP5771090A 1990-03-08 1990-03-08 架空線検査装置 Pending JPH03257360A (ja)

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JP5771090A JPH03257360A (ja) 1990-03-08 1990-03-08 架空線検査装置

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JP5771090A JPH03257360A (ja) 1990-03-08 1990-03-08 架空線検査装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002181792A (ja) * 2000-12-15 2002-06-26 Hitachi Building Systems Co Ltd ワイヤーロープの損傷検出装置
JP2010133797A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Hitachi Building Systems Co Ltd ワイヤーロープの探傷装置

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