JPH03257226A - 地下構築物における地下躯体壁の振動遮断工法 - Google Patents

地下構築物における地下躯体壁の振動遮断工法

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JPH03257226A
JPH03257226A JP2052761A JP5276190A JPH03257226A JP H03257226 A JPH03257226 A JP H03257226A JP 2052761 A JP2052761 A JP 2052761A JP 5276190 A JP5276190 A JP 5276190A JP H03257226 A JPH03257226 A JP H03257226A
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JP
Japan
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underground
vibration
thickness
body wall
construction
Prior art date
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Pending
Application number
JP2052761A
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English (en)
Inventor
Takao Sonobe
園部 隆夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は地下構築物における同構築物の周辺から発生す
る振動を防止する地下構築物における地下躯体壁の振動
遮断工法に係るものである。
(従来の技術) 従来、地下構築物の周辺から、例えば地下構築物と並行
する地下鉄等を発生源とする振動を遮断する地下構築物
の振動遮断工法として、従来、(イ)地下構築物の外周
に、フィルセメント柱列(a)による山留工法によって
地下を掘削したのち、前記フィルセメント柱列(a)の
内側面に振動遮断層(b)を設け、同振動遮断層(b)
を地下構築物の躯体壁(c)の外側に位置せしめる工法
(第6図参照) (ロ)構築する地下構築物の外周にH形鋼製親杭(d)
と横矢板(e)とによる山留工法によって地下掘削後、
同横矢板(e)の内側に振動遮断層(f)を設け、同遮
断層(f)を地下構築物の外側に位置せしめる工法。(
第7図参照) (ハ)構築する地下構築物の外用に、コンクリートによ
る連続地中壁山留工法で地下掘削後、連続地中壁の内側
に振動遮断層を設け、同振動遮断層を地下構築物の外側
に位置せしめる工法。
が行なわれていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら前記(イ)(ロ)の工法では、地下構築物
の規模、立地条件によって採用できない場合があり、ま
た山留の地下構築物側に新たに振動遮断層を設けるため
、その工程や作業が煩雑になる。
更に最近、地下構築物の用途範囲の拡大や、構築深度が
深くなる傾向にあり、山留として信頼性の高い前記(ハ
)のコンクリートによる連続地中壁山留工法が多く採用
されてきているが、地下構築物の外周にコンクリートに
よる連続地中壁による山留を構築し、更に地下構築物の
外壁を新たに構築する二重の壁になり、施工費が嵩むこ
とになる。
そのため山留と地下構築物の外壁とを一体化して連続地
中壁工法により地下構築物の躯体壁を構築するが、この
場合、振動遮断層を地下構築物の躯体外側に設けること
ができないという問題がある。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、地下構築物の構造躯体
とする連続地中壁工法において、構造躯体外周に振動遮
断壁を連続地中壁と一体化し、外部からの振動を防止し
、作業性を向上し、工費を節減する地下構築物における
地下躯体壁の振動遮断工法を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を遠戚するため、本発明に係る地下躯体壁の
振動遮断工法は、地下構築物の外周に沿って地盤内に、
同地下構築物の地下躯体壁厚に振動遮断層厚を加算した
厚さを有する竪溝孔を掘削し、次いで同掘削孔に、地下
軟体側の表面に振動遮断パネルが取付けられた鉄筋籠を
挿入したのち、コンクリートを打設するように構成され
ている。
(作用) 本発明によれば前記したように、地下構築物の外周地盤
に、同地下構築物の外周に沿って掘削された、同地下構
築物の躯体壁厚に振動遮断壁厚を加算した厚さを有する
竪溝孔に鉄筋籠を建込むのに際して、同鉄筋籠における
地下躯体側の表面に予め振動遮断パネルを取付け、同鉄
筋籠の建込完了後、前記竪溝孔にコンクリートを打設す
ることによって、掘削地盤と地下構築物の外周地下躯体
壁との間に振動遮断層が形成するものである。
この結果、地下構築物の周囲の振動発生源の振動が前記
振動遮断層によって吸収される。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例について説明する。
(A)は地下構築物、(B)は同地下構築物(A)外周
にある地下鉄の如き振動発生源である。
地下構築物(A)の構築に際して、外周地盤に地下躯体
壁を兼用する山留を地中連続工法によって行なう。
即ち、地下構築物(A)の外周地盤に、同地下構築物(
A)の地下躯体壁(1)の厚さに振動遮断パネルの厚さ
を加算した厚さWを有する竪溝孔を、一定長lを1ユニ
ツトとして掘削し、ベントナイト懸濁液等の安定液を充
填する。
次いで地下躯体壁(1)側の表面に振動遮断パネル(2
)が接続金具(3)を介して接続された鉄筋籠(4)を
、前記竪溝孔に建込み、同竪溝孔にコンクリートを打設
して、外側面に振動遮断パネル(2)が一体に層着され
た1ユニツト分の地下躯体壁(1)を構築し、以下前記
の工程を反覆して地下構築物の地下躯体壁を構築する。
かくして構築された地下躯体壁(1)には振動遮断パネ
ル(2)が一体に層着されるため、振動発生源(B)か
らの振動が前記パネル(2)によって遮断される。
なお前記振動遮断パネル(2)は、芯材(2a)として
適宜厚を有する発泡スチロールの如き発泡材を使用し、
同芯材(2a)の両面に鉄板(2b)を層着して構成さ
れ、鉄筋籠(4)の外面に、溝形鋼材より構成された接
続金具(3)のフランジに、ボルト(5)及び当板(6
)を介して取付けられる。
なお図中(7)は地中連続壁の接手部、(8)及び(9
)は後打ち壁、並びに梁である。
(発明の効果) 本発明によれば前記したように、地中連続工法によって
地下躯体壁を構築する際、鉄筋籠の地下躯体壁側の表面
に振動遮断パネルを取付けて、地下構築物外周に掘削さ
れた竪溝孔に前記鉄筋籠を挿入してコンクリートを打設
し、地下躯体壁の外周面に振動遮断層を一体に設けるこ
とによって、地下構築物の外部からの振動を遮断し、地
下室の環境を改善し、作業を簡略化し、省力化と工費の
節減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る地下構築物における地下躯体壁の
振動遮断工法の一実施例の実施状況を示す横断平面図、
第2図はその縦断側面図、第3図は地中連続壁の横断平
面図、第4図は鉄筋籠に対する振動遮断パネル取付部を
示す横断平面図、第5図は振動遮断パネルの横断平面図
、第6図は従来工法の実施状況を示す横断平面図、第7
図は従来工法の他の例の実施状況を示す一部を欠截した
斜視図である。 (A)・・・地下構築物   (1)・・・地下躯体壁
(2)・・・振動遮断パネル  (3)・・・接続金具
(4)・・・鉄筋籠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 地下構築物の外周に沿って地盤内に、同地下構築物の地
    下躯体壁厚に振動遮断層厚を加算した厚さを有する竪溝
    孔を掘削し、次いで同掘削孔に、地下躯体側の表面に振
    動遮断パネルが取付けられた鉄筋籠を挿入したのち、コ
    ンクリートを打設することを特徴とする地下構築物にお
    ける地下躯体壁の振動遮断工法。
JP2052761A 1990-03-06 1990-03-06 地下構築物における地下躯体壁の振動遮断工法 Pending JPH03257226A (ja)

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