JPH032562Y2 - - Google Patents

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JPH032562Y2
JPH032562Y2 JP20270283U JP20270283U JPH032562Y2 JP H032562 Y2 JPH032562 Y2 JP H032562Y2 JP 20270283 U JP20270283 U JP 20270283U JP 20270283 U JP20270283 U JP 20270283U JP H032562 Y2 JPH032562 Y2 JP H032562Y2
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JP
Japan
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support block
shaft support
shaft
arch
wheel
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JP20270283U
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JPS60110503U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本願はアーチ状構造体が従来の如くガイドレー
ルに沿つて走行する車輪部構造の改良に関する。
従来のアーチ状構造体(以下構造体という)は
第1図イ、ロに示すとおり構造体の両側下端に走
行用の車輪7,7′が一体に連結されているため
前記構造体の両側の下端部即ち進行方向で、左右
の走行車輪が互に同一水平面上でなく斜めになつ
たときは、一対の車輪の一方は浮いた状態とな
り、他方の車輪が摩耗損傷する欠点があつた。
本願は上記の欠点を解消するもので、たとえ左
右一対のガイドレールが従来の如く進行方向の途
次等に於て互に僅かの段差が生じても構造体の車
輪7,7′を構造体に対して一体に固定せずルー
ズにすることで解消しようとしたものである。
解消するため採用した技術的手段は、アーチ状
構造体の下端に設けられた車輪が左右一対のほぼ
断面U字状のガイドレール9に沿つて走行自在に
支持される構成に於て、アーチ状構造体の下端
に、一対のブラケツト板3,3の上端をそれぞれ
固着し、前記ブラケツト板の下方先端部を、水平
に横設された軸支持ブロツク2の両端に遊隙14
を保持して揺動自在に軸支せしめ、他方前記軸支
持ブロツク2の片側寄りに於て一対の車輪7,
7′をシヤフト11によつて回転自在に軸支し、
軸支持ブロツク2の他方寄りの上表面に垂直に立
設された縦軸12に対して振れ止め車輪8がガイ
ドレール9の内側に対して遊隙13を保持して水
平に且つ回転自在に軸支する車輪部の構成として
目的を達成したものである。
以下図面を参照しながら其の詳細を説明する。
本実施例は建造物と建造物の間にある道路上に断
面円弧状のアーチ状構造体(以下構造体という)
を覆つたもので、第2図は構造体を正面より見た
左側の下端で、前記構造体の下端には長手通しに
I形鋼がボルトにて固着されている。
従つて構造体の下端はI形鋼の下端1である。
そしてI形鋼の下端面1には基板4がボルトにて
固着されている。図例に於ては構造体の下端部が
鉛直でないので、特にブラケツト板3を逆L字状
のものを採用している。前記ブラケツト板の上端
は基板4に溶着し、他端は鉛直に垂下している。
そしてブラケツト板3の下端部は、水平に横設
された軸支持ブロツク2の両端を挟持し揺動自在
に軸支されている。なお実施例の軸支持ブロツク
2の断面は深いU字状を呈している中実体で、其
の両端はボルト軸5によつて遊隙14を保持して
軸支されている。即ち第3図ロに示す如くブラケ
ツト板3の下端部に設けた軸受6は其の孔径がボ
ルト5の外径より大で遊隙14を保持して軸受ブ
ロツク2に軸支している。其の結果構造体はこの
軸受6の上側円弧にて支承されることになる。
そして前記水平に横設されている軸支持ブロツ
ク2の片側寄りの進行方向両側には、第3図イに
示す如く一対の走行車輪7,7′がシヤフト11
によつて図示を略したベアリングを介して軸支持
ブロツク2に回転自在に軸支されている。
他方同じく軸支持ブロツク2の他側寄りには、
振れ止め車輪を水平に軸支するための縦軸12が
軸支持ブロツク2の上表面に垂直に立設されて、
前記振れ止め車輪8は回転自在に縦軸12の上端
よりはめ込まれている。又振れ止め車輪8の外周
はガイドレールの内側に遊隙13を保持して組み
込まれている。
なお本実施例では道路両側に立設している建造
物等によりガイドレール9は固定された状態を示
したもので、図でベースプレート10は両側の構
造物にボルトにて固定され、そのベースプレート
10の上面にガイドレール9はボルトにて固着さ
れている。
次に本考案の作用効果について述べると、たと
え従来の第1図の如く構造体の下端が、左右同一
水平面上でなく若干の段差が生じたとしても、車
輪7,7′は構造体に一体に連結されておらず、
軸支持ブロツク2にシヤフト11により回転自在
に連結している。そして前記軸支持ブロツク2は
ブラケツト板3に対して揺動自在で回転可能なる
故、車輪7,7′を軸支しているシヤフト11も
軸支持ブロツク2に追従して回転可能なる故、両
車輪7,7′は構造体の荷重を受けてガイドレー
ル9の底面に押圧されガイドレール9の底面に当
接して回転するので従来例の如く一方の車輪が浮
き他方の車輪が摩耗損傷することが無い。同様に
水平の振れ止め車輪を軸支している縦軸12も軸
支持ブロツク2に追従して回転するので車輪8は
常に水平を保持することが出来る。
更に構造体が走行中に横ゆれした場合には、水
平の振れ止め車輪8の外周がガイドレール9の内
側壁に当接して回転するので、ガイドレール9と
ブラケツト板3との接触も皆無で円滑の走行が可
能である。以上述べたとおり本願は従来例にない
特段の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図イ及びロは従来例の説明用図、第2図は
本考案による車輪部構造の縦断正面図、第3図イ
は第2図に於ける−0−視平面図である。第
3図ロはブラケツト板3の下端部に設けた軸受6
と軸5の断面図である。 1……アーチ状構造体の下端、2……軸支持ブ
ロツク、3……ブラケツト板、4……基板、5…
…軸(丸棒)、6……軸受、7……走行車輪、8
……振れ止め車輪、9……ガイドレール、11…
…走行車輪用シヤフト、12……縦軸、13……
遊隙、14……遊隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アーチ状構造体の下端に設けられた車輪が左右
    一対のほぼ断面U字状のガイドレール9に沿つて
    走行自在に支持される構成に於て、 アーチ状構造体の下端に一対のブラケツト板
    3,3の上端をそれぞれ固着し、前記ブラケツト
    板の下方先端部を、水平に横設された軸支持ブロ
    ツク2の両端に遊隙14を保持して揺動自在に軸
    支せしめ、 他方軸支持ブロツクの片側寄りに於て一対の車
    輪7,7′をシヤフト11によつて回転自在に軸
    支し、軸支持ブロツクの他側寄りの上表面に垂直
    に立設された縦軸12に対して振れ止め車輪8が
    ガイドレール9の内側に対して遊隙13を保持し
    て水平に且つ回転自在に軸支されてなるアーチ状
    構造体の車輪部構造。
JP20270283U 1983-12-28 1983-12-28 ア−チ状構造体の車輪部構造 Granted JPS60110503U (ja)

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JP20270283U JPS60110503U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 ア−チ状構造体の車輪部構造

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JP20270283U JPS60110503U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 ア−チ状構造体の車輪部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60110503U JPS60110503U (ja) 1985-07-26
JPH032562Y2 true JPH032562Y2 (ja) 1991-01-24

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JPS60110503U (ja) 1985-07-26

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