JPH0325579Y2 - - Google Patents

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JPH0325579Y2
JPH0325579Y2 JP20163585U JP20163585U JPH0325579Y2 JP H0325579 Y2 JPH0325579 Y2 JP H0325579Y2 JP 20163585 U JP20163585 U JP 20163585U JP 20163585 U JP20163585 U JP 20163585U JP H0325579 Y2 JPH0325579 Y2 JP H0325579Y2
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JP
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braking member
housing cylinder
member housing
braking
spool shaft
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JP20163585U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 本考案は魚釣用両軸受型リールのスプール軸支
承機構の改良に関するもので、スプール軸の端面
を直接圧接しないようにして耐久性の向上と制動
力の調整を容易にすると共に油注等の手入れの簡
易化を図るようにしたことを目的とするものであ
る。
従来の技術 両軸受型リールにおけるスプールの自由回転時
の過回転を防止する手段として、実開昭56−
52975号公報に見られるようにスプール軸の端面
を弾性部材を介して金属板で押圧することが知ら
れているが、このような方式ではスプール軸端面
に圧接する金属、ワツシヤー等の摩耗が烈しく長
時間の使用に耐えられないばかりか、制動作用が
不安定でかつ制動力にも限界があり、幅広い釣り
条件に適さないと共に定期的に注油しなければな
らない手間も必要である等の欠陥がある。
考案の構成 本考案はこのような欠陥を改善するようにした
もので、スプール軸の一端に形成した欠円軸部を
リール側板外方に突出せしめ、該突出部における
リール側板外側に制動部材収容筒を形成し、該制
動部材収容筒内に前記欠円軸部に係合した制動板
と制動部材収容筒に係合した制動板からなる摩擦
制動部材を嵌装すると共に前記制動部材収容筒に
螺合した調整摘手筒と摩擦制動部材間にスプリン
グを介在せしめたことを要旨とするものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、第
1図はレバードラグ式の両軸受型リールであつ
て、そのリール側板1,2間に軸受3,3を介し
て支持されたスプール軸4の一端部には欠円軸部
5が形成され、該欠円軸部5はリール側板1から
外方へ突出すると共に該突出部におけるリール側
板1には内周面に係合溝6を設けた制動部材収容
筒7が外側に向け一体に形成されている。
前記制動部材収容筒7内には欠円軸部5に係合
した制動板8と係合溝6に係合した制動板8′と
ライニングワツシヤー8″とからなる摩擦制動部
材9が嵌装され、該摩擦制動部材9はスプリング
10を介して制動部材収容筒7に進退自在に螺合
した調整摘手筒11によつて圧着されるように構
成されている。
また制動部材収容筒7の外周部におけるリール
側板1には凹凸歯12が形成され、該凹凸歯12
には調整摘手筒11に係合された欠円環状バネ1
3の中央突出部が係合し調整摘手筒11の回動に
節度を附与している。
なお図中14はスプール軸4と一体的に回動す
るように形成したスプール、15は調整摘手筒1
1の抜け止めリングである。
本考案実施例は上記のように構成されているか
ら調整摘手筒11を回動して進退することにより
スプリング10及び摩擦制動部材9を介してスプ
ール軸4を制動してスプール14の過回転を魚釣
り状況に合せて防止するするものであり、必要に
応じてはドラグ機構としても使用できるものであ
る。
第3図に示す実施例はドラグ機構をハンドル軸
部に装着した両軸受型リールの実施例であり、こ
の場合には本考案をスプール軸4のハンドル軸側
に設けても差し支えない。
また第4図に示す実施例は調整摘手筒11に凹
凸歯12を設けると共に欠円環状バネ13を制動
部材収容筒7外周部に形成した支持筒16に係合
せしめて調整摘手筒11の回動に節度を附与する
ようにしたものである。
考案の効果 本考案は両軸受型リールのスプール軸の一端に
欠円軸部を形成し、該欠円軸部と制動部材収容筒
とに夫々係合した摩擦制動部材を調整摘手筒の螺
合進退作用で圧着してスプール軸を制動するよう
にしたので、従来のようなスプール軸端面を直接
圧接制動する場合のようなワツシヤー等の摩耗に
よる交換が殆んど不必要で長期間の使用に耐える
と共に注油の必要もなく、また制動力の調整範囲
も任意自在であるため、スプールの過回転防止だ
けでなくドラグ機構としても使用でき、しかもレ
バードラグ方式及びハンドル軸ドラグ方式何れに
も適用できる等の優れた特徴と実用性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の縦断正面図、第2図は同要部
の分解斜面図、第3図及び第4図は夫々本考案の
別実施例の一部切欠正面図である。 1,2……リール側板、4……スプール軸、5
……欠円軸部、6……係合溝、7……制動部材収
容筒、9……摩擦制動部材、10……スプリン
グ、11……調整摘手筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプール軸の一端に形成した欠円軸部をリール
    側板外方に突出せしめ、該突出部におけるリール
    側板外側に制動部材収容筒を形成し、該制動部材
    収容筒内に前記欠円軸部に係合した制動板と制動
    部材収容筒に係合した制動板からなる摩擦制動部
    材を嵌装すると共に前記制動部材収容筒に螺合し
    た調整摘手筒と摩擦制動部材間にスプリングを介
    在せしめた魚釣用両軸受型リールのスプール軸支
    持装置。
JP20163585U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0325579Y2 (ja)

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JP20163585U JPH0325579Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

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Publication Number Publication Date
JPS62107670U JPS62107670U (ja) 1987-07-09
JPH0325579Y2 true JPH0325579Y2 (ja) 1991-06-03

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