JPH0325514Y2 - - Google Patents

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JPH0325514Y2
JPH0325514Y2 JP5708586U JP5708586U JPH0325514Y2 JP H0325514 Y2 JPH0325514 Y2 JP H0325514Y2 JP 5708586 U JP5708586 U JP 5708586U JP 5708586 U JP5708586 U JP 5708586U JP H0325514 Y2 JPH0325514 Y2 JP H0325514Y2
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JP
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small cylinder
steam
pipe
transport pipe
drain
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JP5708586U
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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水蒸気(以下、単に蒸気という)中
に含まれる微細な水滴を効率よく取り除くことが
できるドレンセパレータに関するものである。
〔従来の技術〕
従来のドレンセパレータは、蒸気をサイクロン
内に導入して遠心力により微細な水滴を分離する
型式の装置や、蒸気を180度方向転換させて微細
な水滴を分離する型式の装置が一般的に用いられ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上記従来のドレンセパレータは、価格が
高く、取付けスペースも広くする必要があり、ま
た構造が複雑なため圧力損失が大きいなどの問題
点を有している。
本考案はこれらの問題点を解決するためになさ
れたもので、簡単な構造で、ドレンの取出し効率
がよく、圧力損失、取付けスペースも少なくて済
み、コストの低減を図ることができるドレンセパ
レータの提供を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本考案のドレンセパレータは、図面を参照して
説明すれば、水平方向の蒸気輸送管1の下部に短
管3を接続し、この短管3内および蒸気輸送管1
内に小円筒4を、この小円筒の上端と蒸気輸送管
内壁上部との間に空間5ができ、かつ小円筒の下
端が短管から突出するように挿入し、短管の下端
は小円筒の部分以外は閉止され、小円筒は蒸気輸
送管内に位置する部分の前面に開口部7を有し、
この開口部7の下側に通気性構造体10を有して
いることを特徴としている。
蒸気輸送管1内を流れる蒸気は、開口部7を経
て小円筒背部の衝突板8に当たつて流れ方向を一
部変更し、微細な水滴を分離し、小円筒の上部か
ら乾き蒸気を取り出すとともに、小円筒の下部か
らドレンを排出する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図および第2図において、1は水平方向
の蒸気輸送管で、この蒸気輸送管の下部にフラン
ジ2を有する短管3を取り付け、この短管3内お
よび蒸気輸送管1内に小円筒4を、この小円筒4
の上端と蒸気輸送管1内壁上部との間に空間5が
でき、かつ小円筒4の下端が短管3から突出する
ように挿入する。短管3の下端は小円筒の部分以
外は盲フランジ6で閉止される。小円筒4は蒸気
輸送管内に位置する部分の前面が切り取られて開
口部7を形成し、小円筒の背面は衝突板8を形成
している。またこの開口部の下側に、金網、スチ
ールウール、パンチングメタルなどの通気性構造
体10が設けられる。小円筒4の下部はドレンが
溜まるように絞り部11を設け、この絞り部11
に細いドレン抜出管12を接続するのが好まし
い。このドレン抜出管12の下端にはねじ部13
が設けられる。
上記のように構成されたドレンセパレータにお
いて、蒸気輸送管1内を流れる気水混合物は、衝
突板8に衝突して流れ方向を変え、このとき微細
な水滴は蒸気の一部とともに下方に流れ、金網な
どの接触面積の大きい通気性構造体10に接触し
て蒸気から微細な水滴が分離される。
第3図は本考案の他の実施例を示している。本
例のドレンセパレータは、衝突板8の前面に空間
14を介して金網、スチールウール、パンチング
メタルなどの通気性構造体15を設けたもので、
蒸気の接触面積を大きくしてドレンの分離効率の
改善を図るようにしたものである。他の構成、作
用は第1図の場合と同様である。
また第4図は本考案の他の実施例を示してい
る。本例のドレンセパレータは、衝突板8の前面
にスタツドなどの突起16を多数設けて、蒸気の
接触面積を大きくしてドレンの分離効率の改善を
図るようにしたものである。他の構成、作用は第
1図の場合と同様である。
〔考案の効果〕
本考案のドレンセパレータは上記のように構成
されているので、構造が簡単でありながら、ドレ
ンの取出し効率がよく、圧力損失も少なく、かつ
取付けのスペースも少なくて済み、コストの低減
を図ることができるという効果を奏する。
またボイラと気水分離器との間の気水混合管に
設置すれば、気水分離器を小型、コンパクトにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のドレンセパレータの一実施例
を示す縦断面説明図(第2図の−線断面説明
図)、第2図は第1図の−線断面説明図、第
3図および第4図は他の実施例を示す縦断面説明
図である。 1……蒸気輸送管、2……フランジ、3……短
管、4……小円筒、5……空間、6……盲フラン
ジ、7……開口部、8……衝突板、10……通気
性構造体、11……絞り部、12……ドレン抜出
管、13……ねじ部、14……空間、15……通
気性構造体、16……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平方向の蒸気輸送管の下部に短管を接続し、
    この短管内および蒸気輸送管内に小円筒を、この
    小円筒の上端と蒸気輸送管内壁上部との間に空間
    ができ、かつ小円筒の下端が短管から突出するよ
    うに挿入し、短管の下端は小円筒の部分以外は閉
    止され、小円筒は蒸気輸送管内に位置する部分の
    前面に開口部を有し、この開口部の下側に通気性
    構造体を有していることを特徴とするドレンセパ
    レータ。
JP5708586U 1986-04-16 1986-04-16 Expired JPH0325514Y2 (ja)

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JP5708586U JPH0325514Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16

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JP5708586U JPH0325514Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62170499U JPS62170499U (ja) 1987-10-29
JPH0325514Y2 true JPH0325514Y2 (ja) 1991-06-03

Family

ID=30886467

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JP5708586U Expired JPH0325514Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16

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JPS62170499U (ja) 1987-10-29

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