JPS5842798Y2 - プレ−ト式蒸発装置 - Google Patents

プレ−ト式蒸発装置

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Publication number
JPS5842798Y2
JPS5842798Y2 JP10484177U JP10484177U JPS5842798Y2 JP S5842798 Y2 JPS5842798 Y2 JP S5842798Y2 JP 10484177 U JP10484177 U JP 10484177U JP 10484177 U JP10484177 U JP 10484177U JP S5842798 Y2 JPS5842798 Y2 JP S5842798Y2
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JP
Japan
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separator
pocket
heat exchange
exchange section
liquid
Prior art date
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Expired
Application number
JP10484177U
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English (en)
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JPS5431265U (ja
Inventor
昭宏 古和
Original Assignee
株式会社日阪製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプレート式蒸発装置に関するもので、その目的
とするところはプレート式熱交換部とセパレータとを有
する方式において、セパレータを上方に設置し、このセ
パレータと熱交換部とを接続したダクトによって、濃縮
液とペーパーとの分離のほとんどを行なうことができる
ようにし、熱交換部の洗滌に際して必要とする薬剤容量
を少なくしたプレート式蒸発装置を提供しようとするも
のである。
従来、セパレータを隣接したプレート式蒸発装置の概略
は第2図に示す通りである。
1は複数枚のプレート板をガスケットを介して重積した
熱交換部、2はスチーム入口、3は原液入口、4は濃縮
液出口孔である。
熱交換は図面では2液間で行なわれる場合を示したが、
これに限定されずプレート板を介して2液以上の液体間
の場合もある。
5は熱交換部1と隣設したセパレータで、分離されたペ
ーパーは出口孔6よりコンデンサ(図示せず)或は次順
位の熱交換部(多重効用の場合)等に連結されている。
7はポンプで、濃縮液取出部8へ送液するか、次順位の
液入口(多重効用の場合)へ送られる。
又一部はポンプ7によって原液人口3へ送られ循環する
よう構成されている。
このような構成において、プレート式熱交換部1の洗滌
につき、洗滌効果をあげるため熱交換部1内の全体に薬
剤を満たす場合があり、この場合には隣接されたセパレ
ータ5内部にも同水準位置XXまで薬剤が充填されねば
ならない。
その為、例えばセパレータの径が2500φで約12m
32800φで15m3という多量の薬剤が余分に必要
となって不経済であった。
本考案は上記のようなプレート式熱交換部の薬剤洗滌時
において、薬剤量を極めて少くすると共にセパレータの
熱交換部とを接続するダク)・によって濃縮液とペーパ
ーとの分離がほとんど行なわれるような構成を提供する
ものであり、以下その構成について説明する。
1は複数枚のプレート板をガスケットを介して重積した
熱交換部、2はスチーム入口、3は原液入口、4は濃縮
液出口孔であること従来例と同一である。
本考案では、この濃縮液出口孔4とセパレータ5の連結
部に工夫を凝らしたものであり、先ずセパレータ5をプ
レート式熱交換部1の上端より上方に設置した。
6がペーパーの出口孔、7は濃縮液を送るポンプ、8は
濃縮液取出口を示し、濃縮液の一部はポンプ7により原
液人口3へ循環するようになっている。
9は熱交換部1の濃縮液出口孔4から略り字型に屈曲し
てセパレータ5の底部を貫挿通して開口したダクトであ
り、濃縮液とペーパーとを分離する機能を有し、セパレ
ータ5の容積と比較して非常に小さく構成されている。
10はポケット、11はポケット10の前面に設けた金
網又はパンチングメタル、12は液溜部である。
ポケット10はダクト9の屈曲部外周に設けられている
13はダクト9の上端開口部において外方へ屈曲したツ
バ、14はツバ13の上方を蔽ったバッフル、16はセ
パレータ5の底部と液溜部12を連結した液抜管を示す
16はセパレータ5内に設けたテ゛ミスタ−で゛ある。
本考案は上記のような構成をとったので、熱交換部1の
全体に薬剤を充満した場合、X−X線の位置までダクト
9内に薬剤が入るが、従来のセパレータ5の容量と比較
して少なくてすみ、経済性に富む他、薬剤循環による洗
滌効果には変わりがない。
蒸発装置としては、熱交換部1の液出口孔4から高速で
飛び出したペーパー及びシブキ状の液滴が、ダクト9の
屈曲部を通過する際、液滴だけ遠心力又は直進性によっ
て金網又はパンチメタル11の間隙から裏側のポケット
10に入り、液溜部12に集められる。
又屈曲部に沿って上昇するペーパーと微少のミストは上
部のセパレータ5へ流入される。
このように濃縮液出口孔4からのペーパーと液滴はほと
んどダクト9の屈曲部に設けたポケツ)−10及び金網
又はパンチングメタル11によって分離される効果があ
る。
ダク)・9の上端はセパレータ5内に貫挿通され、開口
しており、周縁にはツバ13が形成されているので、液
が外周へ導かれるようになって、上昇して来るペーパー
がダクト内を降下しないように作用する。
又バッフル14によって衝突によるミストの分離及び高
速でダクト9から上昇してくるペーパーを横に広げるこ
とによって、直接セパレータ5内上方のデミスタ−16
にペーパーか勢いよく当るのを防止している。
テ゛ミスタ−16はセパレータ5内で完全にペーパーと
ミストとを分離するよう作用する。
分離された液はセパレータ5の底部に溜まり、液抜管1
5を経て下部の液溜部12へ合流されるようになってい
る。
上記のように、本考案では熱交換部の洗滌に際して必要
とされる薬剤量を従来のセパレータを有する蒸発装置の
場合と比較して大巾に減少させることができると共に、
蒸発装置としても、ダクトの屈曲部に設けたポケットを
利用して濃縮液とペーパーとの分離をほとんど行なうこ
とができ、残りのミストは上方のセパレータで完全に分
離できる等分離の効率が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案プレート式蒸発装置の要部断面図、第2
図は従来例を示す要部断面図。 1・・・・・・プレート式熱交換部、4・・・・・・濃
縮液出口孔、5・・・・・・セパレータ、9・・・・・
・ダクト、10・・・・・・ポケット、11・・・・・
・金網又はパンチングメタル、12・・・・・・液溜部
、13・・・・・・ツバ、14・・・・・・バッフル、
15・・・・・・液抜管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数枚のプレート板をガスケットを介して重積し2液以
    上の熱交換をする熱交換部と、この熱交換部で生じた濃
    縮液とペーパーとを分離するため隣接され、テ゛ミスタ
    −を有するセパレータとから成るプレート式蒸発装置に
    おいて、セパレータを熱交換部の上端より上方に設置す
    ると共にセパレータと比較して容量が小さく且つ熱交換
    部の濃縮液出口孔から略り字型に屈曲して上方のセパレ
    ータの底部を貫挿通して開口したダクトを用い、前記熱
    交換部とセパレータとを接続し、このダクトの屈曲部外
    周に濃縮液とペーパーとを分離するポケットと、このポ
    ケットの内壁面には金網又はパンチングメタルを設ける
    と共に底部には液溜部を設け、前記セパレータの底部を
    貫挿通して開口したダクトの上端部にツバ部とこのツバ
    部の上面を蔽うバッフルとを設け、さらに前記セパレー
    タの底部に溜まる濃縮液を前記ポケットの底部液溜部へ
    合流させる液抜管を設けたことを特徴とするプレート式
    蒸発装置。
JP10484177U 1977-08-04 1977-08-04 プレ−ト式蒸発装置 Expired JPS5842798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10484177U JPS5842798Y2 (ja) 1977-08-04 1977-08-04 プレ−ト式蒸発装置

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JP10484177U JPS5842798Y2 (ja) 1977-08-04 1977-08-04 プレ−ト式蒸発装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5431265U JPS5431265U (ja) 1979-03-01
JPS5842798Y2 true JPS5842798Y2 (ja) 1983-09-28

Family

ID=29046556

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JP10484177U Expired JPS5842798Y2 (ja) 1977-08-04 1977-08-04 プレ−ト式蒸発装置

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JPS5431265U (ja) 1979-03-01

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