JP3735464B2 - 脱気復水器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば蒸気タービン発電プラントに設置される脱気復水器に係り、特に内部で凝縮したドレンの脱気を促進させる脱気復水器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来の脱気復水器を示す断面構成図である。図9に示すように、蒸気タービン発電プラントにおける脱気復水器1内には、タービン排気蒸気2が導入され、このタービン排気蒸気2は脱気復水器1内に上方から順次配置された管束上段3a,管束中段3bおよび管束下段3cの内側を流れる例えば海水との熱交換により凝縮されてドレン4になる。
【0003】
管束上段3aおよび管束中段3bで凝縮されたドレン4は、散水箱5に回収された後、この散水箱5から脱気トレイ6を経て真空脱気されてホットウェル屋根板7に落下する一方、管束下段3cで凝縮されたドレン4は、散水棚8を経た後にホットウェル屋根板7に落下する。その後、ドレン4はホットウェル9に回収され、復水出口管10から系統内へ戻される。
【0004】
図10は図9における脱気トレイを示す説明図、図11は図9における他の脱気トレイを示す説明図である。図10に示す脱気トレイ6aは、V字形トレイが上下方向に対して交互に多段に設置される一方、図11に示す脱気トレイ6bは、パイプ状トレイが上下方向に対して交互に多段に設置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の脱気復水器1では、図10に示す脱気トレイ6aがV字形トレイであり、図11に示す脱気トレイ6bがパイプ状トレイであるため、低負荷時および低流量時には、ドレンが脱気トレイ6aまたは6bの一部にしか有効に分配されず、ドレン4の微粒子化が不十分であった。その結果、脱気復水器1内のドレン4の脱気が不十分であった。
【0006】
すなわち、従来の脱気復水器1では、脱気トレイがV字形トレイまたはパイプ状トレイであるため、不均一に散水されることとなり、部分負荷時および低流量時のドレン4の脱気が不十分であるという課題があった。
【0007】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、低負荷時および低流量時でもドレンの脱気を促進可能な脱気復水器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1は、タービン排気蒸気を内側に流れる流体で熱交換して凝縮する管束と、この管束を介して凝縮したドレンを散水して脱気する脱気装置と、この脱気装置から散水されたドレンを回収するホットウェルとを備えた脱気復水器において、前記脱気装置は、枠板で囲った箱状に形成し、箱状の頭部側に断面逆V字状の分散部材を備えるとともに、箱状の底板を多孔板で構成したことを特徴とする。
【0009】
請求項1の発明によれば、脱気装置を枠板で囲った箱状に形成しているので、ドレンが溜り低負荷時や低流量時でも水位が形成される。そして、脱気装置に溜められたドレンは、多孔板から均一に散水される。したがって、低負荷時や低流量時でもドレンは十分に微粒子化されるとともに、脱気装置を設けたことによるホットウェル屋根板までの滞空時間が延長されることにより、真空脱気を促進することができる。
また、脱気装置内に、上方から落下するドレンを受け、かつこのドレンを分流する断面逆V字状の分散部材を備えたので、ドレンが脱気装置に形成された液面を直撃して気泡が発生するのを防止するとともに、その気泡の巻き込みを防止する。また、ドレンを断面逆V字状の分散部材に沿って分流させ、ドレンを拡散されるので、脱気の促進を図ることができる。
【0014】
請求項2の発明は、タービン排気蒸気を内側に流れる流体で熱交換して凝縮する管束と、この管束を介して凝縮したドレンを散水して脱気する脱気装置と、この脱気装置から散水されたドレンを回収するホットウェルとを備えた脱気復水器において、前記脱気装置は、枠板で囲った箱状に形成し、箱状の頭部側に断面逆V字状の分散部材を備えるとともに、箱状の底板を多孔板で構成する一方、前記脱気装置の頭部側に、管束下段のドレンを回収した後、前記分散部材に供給するドレン流出部を鋸歯状に形成したドレン回収部材を備えたことを特徴とする。
【0015】
請求項2の発明によれば、請求項1と同様に、気泡の発生を防止するとともに、ドレン回収部材のドレン流出部を鋸歯状に形成したことにより、ドレンが脱気装置に落下する際にドレン表面積が大きくなるため、散水効果が一段と高まり、脱気の促進を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
図1は本発明に係る脱気復水器の第1実施形態を示す断面構成図、図2は図1の脱気装置を示す説明図、図3は図1の脱気装置を示す斜視図、図4は図3の分散部材を示す断面図、図5は図1のドレン回収部材を示す斜視図、図6は図5のドレン回収部材のドレン流出部を示す部分正面図である。なお、従来の構成と同一または対応する部分には、図9と同一の符号を用いて説明する。
【0025】
図1に示すように、蒸気タービン発電プラントにおける脱気復水器1a内には、タービン排気蒸気2が導入されるとともに、上方から順次管束上段3a,管束中段3bおよび管束下段3cが配置され、これら管束上段3a,管束中段3bおよび管束下段3cの内側を流れる流体、例えば海水がタービン排気蒸気2と熱交換することにより、脱気復水器1内に導入されたタービン排気蒸気2を凝縮する。
【0026】
管束下段3cの下部には散水棚8が設置され、この散水棚8の下方には非凝縮性ガス流路11を介してドレン回収部材12が配設され、非凝縮性ガス流路11は図示しない空気抽出装置に連結されている。また、管束中段3bおよび管束下段3cの中央には、排気蒸気流路13が上下方向に形成され、この排気蒸気流路13の下方出口側には、散水箱5が設置されている。
【0027】
また、散水箱5の下方のドレン流出側には、管束上段3a,管束中段3bおよび管束下段3cを介して凝縮したドレン4を脱気する脱気装置14が設置され、この脱気装置14の下方にはホットウェル屋根板7が配設されている。このホットウェル屋根板7の下方にはホットウェル9が設置され、このホットウェル9には系統と連結された復水出口管10が配設されている。
【0028】
脱気装置14は、図2および図3に示すように全体が箱状に形成され、矩形枠状に形成された枠板15と、この枠板15の底板を構成する多孔板16とを備え、この多孔板16には多数の流出孔16aが穿設され、これら流出孔16aからの散水量は、低負荷時や低流量時のドレン流量でも水位17が形成されるような数および大きさに設定されている。そして、枠板15には、図3および図4に示すように断面逆V字状に形成された分散部材18が長手方向に沿って所定間隔をおいて架け渡されている。
【0029】
ドレン回収部材12は、図5に示すようにほぼU字状に形成され、そのドレン流出部12aが図5および図6に示すように鋸歯状に形成されている。
【0030】
さらに、脱気装置14の下方における脱気復水器1aの壁面には、加熱蒸気管19が連結され、この加熱蒸気管19を通して脱気復水器1a内に加熱蒸気が導入される。したがって、脱気装置14の多孔板16の流出孔16aからドレン4が落下する際、このドレン4を加熱蒸気管19を通して導入された加熱蒸気で加熱脱気する
次に、上記第1実施形態の作用を説明する。
【0031】
図1に示すように、タービン排気蒸気2は脱気復水器1a内の管束上段3a,管束中段3bおよび管束下段3cを流れる例えば海水との熱交換により凝縮されてドレン4になる。管束上段3aおよび管束中段3bで凝縮されたドレン4は、散水箱5に回収された後、脱気装置14に回収される。
【0032】
一方、管束下段3cで凝縮されたドレン4は、散水棚8を経た後にドレン回収部材12を経て脱気装置14に回収される。この脱気装置14では、図2に示すように低負荷時や低流量時でも水位17が形成されるように多孔板16の流出孔16aからの散水量を設定したことにより、ドレン4を均一に散水させる。
【0033】
この散水されたドレン4は、脱気復水器1a内の真空度により真空脱気される他、加熱蒸気管19から導入された加熱蒸気により加熱脱気された後、ホットウェル屋根板7に落下する。その後、ドレン4はホットウェル9に回収され、復水出口管10から系統内へ戻される。なお、排気蒸気流路13を経た非凝縮性ガスは、非凝縮性ガス流路11を通り空気抽出装置により吸引される。
【0034】
このように第1実施形態によれば、脱気装置14に多孔板16を設け、低負荷時および低流量時、脱気装置14に水位17が形成されるように多孔板16の流出孔16aからの散水量を設定したことにより、脱気装置14にはドレン4が溜まり、低負荷時や低流量時でも水位17が形成される。そして、脱気装置14に溜められたドレン4は、多数の流出孔16aから均一に散水される。
【0035】
ここで、低負荷時や低流量時は、ドレン4が脱気装置14の一部にしか流入してこないが、脱気装置14内では負荷や流量に応じた水位17が形成されるため、ドレン4は多数の流出孔16aから均一に散水することができる。
【0036】
したがって、低負荷時や低流量時でもドレン4は微粒子化されるとともに、脱気装置4を設けたことにより、ホットウェル屋根板7までの滞空時間が延長されることとなり、真空脱気を促進することができる。
【0037】
また、第1実施形態によれば、図3および図4に示すように脱気装置14内に断面逆V字状に形成された分散部材18を設けたことにより、ドレン4が脱気装置14に形成された水面を直撃して気泡が発生するのを防止するとともに、その気泡の巻き込みを防止する。また、ドレン4を分散部材18により分流することにより、ドレン4を左右に分散させて導入することができる。
【0038】
さらに、脱気装置14の上方に、管束下段3cのドレン4を回収するとともに、このドレン4を脱気装置14に導くドレン回収部材12を設置したことにより、凝縮したドレンのほぼ全てのドレン4を脱気装置14へ導けるため、脱気の促進を図ることができる。そして、ドレン回収部材12は、図5および図6に示すようにドレン流出部12aが鋸歯状に形成されている。これにより、ドレン4が落下する際にドレン表面積が大きくなるため、散水効果が一段と高まり、脱気の促進を図ることができる。
【0039】
また、脱気装置14の下方に加熱蒸気を導入するための加熱蒸気管19を脱気復水器1aの壁面に設けたことにより、ドレン4は脱気装置14の多孔板16の流出孔16aから落下する際に真空脱気に加えて加熱脱気されるため、一段と脱気の促進を図ることができる。
【0040】
図7は、参考例として示す脱気復水器の断面構成図、図8(A),(B)は図7の仕切装置の多孔板を示す平面図,断面図である。なお、前記第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明する。
【0041】
参考例としての図7に示すように、蒸気タービン発電プラントにおける脱気復水器1b内には、前記第1実施形態と同様にタービン排気蒸気2が導入されるとともに、上方から順次管束上段3a,管束中段3bおよび管束下段3cが配置され、これら管束上段3a,管束中段3bおよび管束下段3cの内側を流れる流体、例えば海水がタービン排気蒸気2と熱交換することにより、脱気復水器1内に導入されたタービン排気蒸気2を凝縮する。
【0042】
管束下段3cの下部には散水棚8が設置され、この散水棚8の下方には非凝縮性ガス流路11が配設され、この非凝縮性ガス流路11は図示しない空気抽出装置に連結されている。また、管束中段3bおよび管束下段3cの中央には、排気蒸気流路13が上下方向に形成され、この排気蒸気流路13の下方出口側には、散水箱5が設置されている。
【0043】
また、散水箱5の下方には、管束上段3a,管束中段3bおよび管束下段3cを介して凝縮したドレン4を回収する仕切装置20が設置され、この仕切装置20の下方にはホットウェル屋根板7が配設されている。このホットウェル屋根板7の下方にはホットウェル9が設置され、このホットウェル9には系統と連結された復水出口管10が配設されている。
【0044】
さらに、仕切装置20の下方における脱気復水器1bの壁面には、加熱蒸気管19が連結され、この加熱蒸気管19を通して脱気復水器1b内に加熱蒸気が導入される。
【0045】
仕切装置20は、図8(A),(B)に示すように散水箱5の下方のドレン流出部であって、脱気復水器1bの長手方向に沿って矩形状の開口部21が形成され、この開口部21近傍における仕切装置20の下面に、開口部21を覆うように多数の多孔板22が連接して溶接により固着されている。これらの多孔板22には、多数の流出孔22aが穿設され、これら流出孔22aからの散水量は、低負荷時や低流量時のドレン流量でも水位17が形成されるように、その数および大きさが設定されている。
【0046】
次に、参考例として示した脱気復水機の作用を説明する。
【0047】
参考例としての図7に示すように、タービン排気蒸気2は脱気復水器1b内の管束上段3a,管束中段3bおよび管束下段3cを流れる例えば海水との熱交換により凝縮されてドレン4になる。管束上段3aおよび管束中段3bで凝縮されたドレン4は、散水箱5に回収された後、仕切装置20に回収される。
【0048】
一方、管束下段3cで凝縮されたドレン4は、散水棚8を経た後に仕切装置20に回収される。この仕切装置20には多孔板22が複数設置されており、これらの多孔板22の流出孔22aからの散水量とドレン流量とのバランスにより水位17が形成され、低負荷時や低流量時でもドレン4は多数の流出孔22aから均一に散水される。この散水されたドレン4は、脱気復水器1b内の真空度により真空脱気される他、加熱蒸気管19の加熱蒸気により加熱脱気された後、ホットウェル屋根板7に落下する。その後、ドレン4はホットウェル9に回収され、復水出口管10から系統内へ戻される。
【0049】
なお、参考例では、多孔板22を仕切装置20の下面に固着したが、その上面に固着するようにしても同様の作用および効果が得られる。
【0050】
このように、参考例に示す構成にすると、脱気復水器1bの長手方向に沿って矩形状の開口部21が形成され、この開口部21を覆うように多数の多孔板22を連接して固着し、低負荷時および低流量時、仕切装置20に水位が形成されるように多孔板22の流出孔22aからの散水量を設定したことにより、仕切装置20にはドレン4が溜まり、低負荷時や低流量時でも水位17を形成する。仕切装置20に溜められたドレン4は、多孔板22から均一に散水される。
【0051】
したがって、低負荷時や低流量時でもドレン4は十分に微粒子化されるとともに、仕切装置20を設けたことによるホットウェル屋根板7までの滞空時間が延長されることにより、真空脱気を促進することができる。
【0052】
また、加熱蒸気管19を通して仕切装置20の下部に加熱蒸気を導入させることにより、多孔板22から落下するドレン4は、加熱脱気および真空脱気されるので、脱気の促進を図ることができる。
【0053】
なお、本発明および参考例は、各図面に示したものに限定されることなく、種々の変更が可能である。例えば、多孔板22を固着した仕切装置20の上方に、管束3a〜3cを介して凝縮したドレン4を散水して脱気する脱気装置14を設置し、上述第1実施形態および参考例を組み合わせて構成してもよい。
【0054】
すなわち、散水箱5の下方のドレン流出側に第1実施形態の脱気装置14を設置し、この脱気装置14のドレン流出側に各参考例として示す多孔板22を固着した仕切装置20を設置すれば、一段と脱気の促進を図ることができる。この場合、加熱蒸気管19は、参考例と同様に仕切装置20の下方における脱気復水器1bの壁面に取り付けられている。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、管束を介して凝縮したドレンを散水して脱気する脱気装置に多孔板を設け、低負荷時および低流量時、脱気装置に水位が形成されるように多孔板からの散水量を設定したことにより、多孔板から均一に散水されるので、ドレンの微粒子化により脱気の促進を図ることができる。
また、脱気装置内に、上方から落下するドレンを受ける断面逆V字状の分散部材を設置したことにより、脱気装置内に落下してきたドレンにより水位への気泡の巻き込みを防止し、またドレンを分散部材により分流することにより、ドレンが拡散されるので、脱気の促進を図ることができる。
【0058】
請求項2の発明によれば、脱気装置の上方に、管束下段のドレンを回収するとともに、このドレンを脱気装置に導くドレン回収部材を備え、このドレン回収部材のドレン流出部を鋸歯状に形成したことにより、ドレンが脱気装置に落下する際にドレン表面積が大きくなるため、散水効果が一段と高まり、脱気の促進を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る脱気復水器の第1実施形態を示す断面構成図。
【図2】図1の脱気装置を示す説明図。
【図3】図1の脱気装置を示す斜視図。
【図4】図3の分散部材を示す断面図。
【図5】図1のドレン回収部材を示す斜視図。
【図6】図5のドレン回収部材のドレン流出部を示す部分正面図。
【図7】 参考例として示す脱気復水器の断面構成図。
【図8】(A),(B)は図7の仕切装置の多孔板を示す平面図,断面図。
【図9】従来の脱気復水器を示す断面構成図。
【図10】図9における脱気トレイを示す説明図。
【図11】図9における他の脱気トレイを示す説明図。
【符号の説明】
1a 脱気復水器
1b 脱気復水器
2 タービン排気蒸気
3a 管束上段
3b 管束中段
3c 管束下段
4 ドレン
5 散水箱
7 ホットウェル屋根板
8 散水棚
9 ホットウェル
10 復水出口管
11 非凝縮性ガス流路
12 ドレン回収部材
12a ドレン流出部
13 排気蒸気流路
14 脱気装置
15 枠板
16 多孔板
16a 流出孔
17 水位
18 分散部材
19 加熱蒸気管
20 仕切装置
21 開口部
22 多孔板
22a 流出孔

Claims (2)

  1. タービン排気蒸気を内側に流れる流体で熱交換して凝縮する管束と、この管束を介して凝縮したドレンを散水して脱気する脱気装置と、この脱気装置から散水されたドレンを回収するホットウェルとを備えた脱気復水器において、前記脱気装置は、枠板で囲った箱状に形成し、箱状の頭部側に断面逆V字状の分散部材を備えるとともに、箱状の底板を多孔板で構成したことを特徴とする脱気復水器。
  2. タービン排気蒸気を内側に流れる流体で熱交換して凝縮する管束と、この管束を介して凝縮したドレンを散水して脱気する脱気装置と、この脱気装置から散水されたドレンを回収するホットウェルとを備えた脱気復水器において、前記脱気装置は、枠板で囲った箱状に形成し、箱状の頭部側に断面逆V字状の分散部材を備えるとともに、箱状の底板を多孔板で構成する一方、前記脱気装置の頭部側に、管束下段のドレンを回収した後、前記分散部材に供給するドレン流出部を鋸歯状に形成したドレン回収部材を備えたことを特徴とする脱気復水器。
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