JPH0325506Y2 - - Google Patents

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JPH0325506Y2
JPH0325506Y2 JP1987012740U JP1274087U JPH0325506Y2 JP H0325506 Y2 JPH0325506 Y2 JP H0325506Y2 JP 1987012740 U JP1987012740 U JP 1987012740U JP 1274087 U JP1274087 U JP 1274087U JP H0325506 Y2 JPH0325506 Y2 JP H0325506Y2
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JP
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joint
pipe
outer cylinder
blind plug
blind
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JP1987012740U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、配管に取付けられた継手の開口部
を閉塞するために用いられる盲栓に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来の盲栓として、例えば実開昭57−80794号
公報に示されるようなものが周知となつている。
これは、有底の円筒形状をした栓本体と、この栓
本体の内面に設けられたシール部材とから構成さ
れているもので、栓本体の内周壁には、継手の外
周壁に形成されたねじ形成面と螺合するねじ部が
形成され、継手の開口端から栓本体をねじ込んで
装着すると共に、前記シール部材で継手の開口部
を閉塞して気密性を保つようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前述の盲栓においては、気密性
を保つためにシール部材を要するので、盲栓の構
成部品が少なくとも2つ必要であり、部品点数が
多くなる不都合がある。また、盲栓自体は、ねじ
込み式であるので、取付作業が煩わしいという不
都合もある。
そこで、この考案においては、1つの構成部品
で充分な気密性を有し、なおかつ取付けが簡単に
行なえる配管継手用盲栓を提供することを課題と
している。
(問題点を解決するための手段) しかして、この考案の要旨とするところは、配
管に取付けられた継手のねじ形成面を覆う外筒
と、この外筒の一端から内側に折り返して形成さ
れた内筒とを有し、前記外筒には前記ねじ形成面
のねじ溝に係合する複数の突起を設け、前記内筒
はその一端が閉鎖され、且つ前記配管又は前記継
手に側圧をかける環状の突条を有していることに
ある。
(作用) したがつて、外筒には継手のねじ形成面のねじ
溝と係合する連続していない複数の突起が形成さ
れているので、盲栓を継手の開口端から直線的に
押し込んで突起をねじ溝に係合させれば、この盲
栓を継手に装着させることができ、また、内筒に
は継手や配管に側圧をかける環状の突条が形成さ
れているので、この突条により盲栓と継手又は配
管との間をシールすることができ、そのため、上
記課題を達成することができるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図乃至第3図において、この考案の第1の
実施例が示され、配管継手1は、第3図に示され
るようにユニオンナツトからなり、配管2の外周
面に緩く外嵌する嵌合部3と、この嵌合部3から
立上がる立上がり部4と、この立上がり部4から
配管2の軸方向に延びる接続部5とから構成され
ている。また、接続部5の内周壁には雌ねじが形
成されたねじ形成面6が構成され、立上がり部4
は配管2の先端近傍に形成されたひも出し加工部
7の背面に当接し、継手1の開口部は、以下述べ
る盲栓8により閉塞されている。
盲栓8は、軟質の塩化ビニールやポリエチレン
等の弾性を有する合成樹脂からなり、第1図や第
2図にも示されるように、前記ねじ形成面6を覆
う外筒9と、この外筒9の一端から内側に折り返
して形成された内筒10とから構成されている。
外筒9は、その先端に継手8の開口端に当接す
るつば部11を有し、また外周壁には前記ねじ形
成面6のねじ溝に係合する突起12が形成されて
いる。つば部11は、先端に向かうにつれて徐々
に薄く、且つ、幾分折り返しぎみに形成され、継
手1の開口端を強く押圧してシールできるように
なつている。また、つば部11の先端には取手1
3が外筒9に対して垂直方向に延設されている。
この取手13は、その裏面に管理ナンバ14がプ
レスにて一体形成され、この管理ナンバ14によ
り製品管理をする一方、盲栓8を指でつまんでは
ずす場合に指がすべらないようにしている。一
方、突起12は、外筒9の周方向に短く延び、周
囲に等間隔に3ケ所、即ち連続しないように形成
されている。この突起12の断面形状は、ねじ溝
の形状に合わせてくさび状に形成されている。
これに対して内筒10は、配管2の外周面に沿
つて該配管2の先端まで延び、その先端部分が配
管2の開口端から挿入する有底円筒状の配管栓部
15に接続されて閉鎖されている。前述した外筒
9から内筒10に移行する部位は、その表面が継
手1と配管2との間に挿入しやすいようテーパ状
に形成されると共に、その先端がひも出し加工部
の手前にO−リング16をある程度の遊びをもつ
て配置することができるよう平坦に加工されてい
る。そして、内筒10の内周壁及び配管栓部15
の外周壁には、配管2に側圧をかける環状の突条
17,18が形成され、配管2は、これら突条1
7,18に挟みつけられてシールされている。
この突条17,18は、温度変化による配管内
の圧力変化を見込み、配管2に充分な側圧がかか
るようにその突出量が設定され、また、この実施
例では断面円弧状に形成されている。これら突条
17,18の形成位置は、互いに対向する位置に
形成してもよいが、型形成上の都合で配管2の軸
方向にずらして形成されている。
上述のように構成された配管継手用盲栓8を継
手1の装着するには、まず継手1を配管2の後方
から嵌めて立上がり部4をひも出し加工部7の背
面に当接させ、O−リング16をひも出し加工部
7の手前に取付ける。次いで盲栓8の外筒9から
内筒10に移行する部位を継手1の開口端に対向
せしめ、継手1と配管2との間に外筒9及び内筒
10をつば部11が継手1の開口端に達するまで
直線的に押し込めばよい。すると、突起12がね
じ形成面6上を移動して何処かのねじ溝に係合
し、これと同時に配管栓部15が配管2の開口端
から配管2内に挿入され、盲栓8の継手1からの
脱落が防止されると共に配管2が突条17,18
で挟み付けられ、シールされる。
逆に、盲栓8を継手1から取りはずす場合に
は、取手13を指で摘んで直線的に手前に引き、
この盲栓8を引き抜けばよい。
尚、この実施例によれば、盲栓8によりO−リ
ング16を保護すると共に、O−リング16の脱
落の虞れをなくすことができる利点もある。
第4図乃至第6図にはこの考案の第2の実施例
が示されている。この実施例において配管継手1
は、第6図に示されているようにユニオンねじか
らなり、配管2の先端に固着されたフランジ部2
0と、このフランジ部20から配管2の軸方向に
延びる接続部21とから構成され、接続部21の
外周壁に雄ねじが形成されたねじ形成面22を有
し、この継手1の開口部が以下述べる盲栓23に
より閉塞されている。
盲栓23は、前記実施例と同様の材質からな
り、第4図や第5図に示されるように、前記ねじ
形成面22を覆う外筒24と、この外筒24の一
端から内側に折り返して形成され、継手1の内周
壁に沿つて延びる内筒25とから構成されてい
る。
外筒24の内周壁には、ねじ形成面22のねじ
溝に係合する突起26が形成され、外筒24の一
端には取手27が垂設されている。この突起26
及び取手27の構成は前記実施例と同様であるの
で説明を省略する。
一方、内筒25は、継手1の内側で閉鎖されて
おり、継手1の開口端近傍の部位が、継手1の内
周壁に形成された溝部28の形状に合せて幾分大
きな径を有する段部29となつている。そして、
内筒25の外周壁には、継手1に側圧をかける環
状の突条30,31が、前記段部29とこの段部
29により前方に位置する部位とに形成されてい
る。これら突条30,31の断面形状や突出量は
前記実施例と同様である。
このように構成された配管継手用盲栓23を継
手1に装着するには、外筒24と内筒25とで囲
まれた〓間の開口部を継手1の開口端に対向せし
め、外筒24と内筒25との間に継手1の接続部
21を止まるまで直線的に押し込めばよい。する
と、突起26は、ねじ形成面22のいずこかのね
じ溝に係合し、継手1の内周壁は、溝部28とそ
れより手前の部分で突条30,31により側圧が
加えられ、シールされる。
このような装着状態から、盲栓23を取りはず
す場合にも、前記実施例と同様、取手27を直線
的に手前に引いて引き抜けばよい。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、外筒に
形成された連続していない複数の突起がねじ溝に
直線的に押し込むだけで係合するので盲栓を継手
にワンタツチで装着させることができるので、盲
栓の取付けが簡単に行なえるものである。また、
これと同時に内筒に形成された環状の突条で継手
又は配管をシールすることができるので、1つの
構成部品で充分な気密性を確保できるものであ
る。
更に、盲栓の構成部品が1つので済むことか
ら、盲栓の成形時間の短縮化や製造コストの低減
化が図れる等の効果をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例における配管
継手用盲栓を示す半断面図、第2図は同上におけ
る側面図、第3図は同上における配管継手用盲栓
を継手に装着した状態を示す断面図、第4図はこ
の考案の第2の実施例における配管継手用盲栓を
示す半断面図、第5図は同上における側面図、第
6図は同上における配管継手用盲栓を継手に装着
した状態を示す断面図である。 1……継手、2……配管、6,22……ねじ形
成面、9,24……外筒、10,25……内筒、
12,26……突起、17,18,30,31…
…突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配管に取付けられた継手のねじ形成面を覆う外
    筒と、この外筒の一端から内側に折り返して形成
    された内筒とを有し、前記外筒には前記ねじ形成
    面のねじ溝に係合する複数の突起を設け、前記内
    筒はその一端が閉鎖され、且つ前記配管又は前記
    継手に側圧をかける環状の突条を有していること
    を特徴とする配管継手用盲栓。
JP1987012740U 1987-01-30 1987-01-30 Expired JPH0325506Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987012740U JPH0325506Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987012740U JPH0325506Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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Publication Number Publication Date
JPS63121894U JPS63121894U (ja) 1988-08-08
JPH0325506Y2 true JPH0325506Y2 (ja) 1991-06-03

Family

ID=30801150

Family Applications (1)

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