JPH0325418Y2 - - Google Patents

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JPH0325418Y2
JPH0325418Y2 JP8820186U JP8820186U JPH0325418Y2 JP H0325418 Y2 JPH0325418 Y2 JP H0325418Y2 JP 8820186 U JP8820186 U JP 8820186U JP 8820186 U JP8820186 U JP 8820186U JP H0325418 Y2 JPH0325418 Y2 JP H0325418Y2
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JP
Japan
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lead frame
die
punch
correction
deformation
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JP8820186U
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JPS62199959U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、リードフレームに連接した状態で製
造したIC等の電子部品をリードフレームから切
り放すための切断装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にIC等の電子部品は、第4図及び第5図
に示すように薄い金属板から一つの電子部品1を
構成するアイランド部1a及び複数本のリード線
1bを一定の間隔Pで多数連接して成るリードフ
レームAを打ち抜きし、該リードフレームAにお
ける各電子部品1箇所におけるアイランド部1a
に半導体チツプをダイボンデイングし、次いで、
この半導体チツプと各リード線1bとの間にワイ
ヤーボンデイングを施したのち、前記半導体チツ
プ及びワイヤーボンデイング部の全体を合成樹脂
の形成によるモールド部1cで密封し、各電子部
品1における各リード線1bの相互間を連接する
ダムバー1d、及び各電子部品1相互間における
リード線1bの連接部、並びに前記アイランド部
1aに対する連結バー1eを、各々ポンチB,
C,Dと当該各ポンチB,C,Dに対応するダイ
とによつて切断することによつて、各電子部品1
をリードフレームAから切り放すと言う工程で製
造される。
そして、この各ポンチB,C,Dとダイによる
切断は、複数個の電子部品1を備えたリードフレ
ームAを、上型に設けた前記各ポンチB,C,D
と、下型に設けたダイとの間に、上下及び左右の
いずれの方向に対して一定以上ずれ動かないよう
にガイドした状態のもとで、前記各電子部品1の
間隔Pで間欠的に移送しつつ、上型を下型に向つ
て下降動することによつて行なわれるものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、複数個の電子部品1を備えたリードフ
レームAには、各電子部品1におけるモールド部
1cの成形に際して成形用金型から離型するとき
及び搬送中において受ける外力のために第5図に
二点鎖線で示すように反り変形したり、又は捻れ
変形したりするような変形歪みが存在するもので
あるから、このリードフレームAを、前記上型に
おけるポンチと下型におけるダイとの間に、上下
及び左右のいずれの方向に対して一定以上ずれ動
かないようにガイドした状態のもとで移送するこ
とは、前記反り変形又は捻れ変形等の変形歪みの
ためにリードフレームの間欠移送が不能又は不円
滑になつて、各ポンチB,C,Dが欠損したり、
或いは、各ポンチB,C,Dの寿命が低下したり
する等のトラブルが多々発生するのであつた。
そこでこれを防止するには、電子部品1付きリ
ードフレームAにおける反り変形又は捻れ変形等
の変形歪みを手で矯正する作業を、上型における
ポンチと下型におけるダイとの間に供給する前の
段階において各リードフレーム毎について施すよ
うにすれば良いと考えられるが、この手作業によ
る変形歪み矯正には多大の手数を要するからコス
トが嵩むことになるのである。
本考案は、電子部品付きリードフレームを上型
におけるポンチと下型におけるダイとの間に供給
する前の段階において、当該リードフレームにお
ける変形歪みを、前記上型の下型に向かう下降動
を利用して矯正するようにして、前記の問題を解
消したものである。
〔問題を解決するための手段〕
このため本考案は、上型にはリードフレームに
おけるリード線又はタイバー等を切断するための
ポンチを、下型には前記ポンチに対応するダイを
各々設けて成る切断装置において、前記下型に
は、当該下型と上型との間へのリードフレームの
供給方向の手前側の部位に、リードフレームにお
ける左右両側縁の下面に対する矯正用受け面を設
けると共に、該両矯正用受け面に対してリードフ
レームを挟んで対峙する矯正片を上下動自在に設
ける一方、前記上型には、当該上型が下降動した
とき前記両矯正片を下向きに押圧するようにした
押え片を設けた構成にしたものである。
〔考案の作用・効果〕
このような構成において、下型に設けた両矯正
片は、上型が下型に向つて下降動するとき同時に
矯正用受け面に向つて押圧されることにより、電
子部品付きリードフレームにおける左右両側縁
は、当該リードフレームを上型におけるポンチと
下型におけるダイとの間に供給される前において
矯正片と矯正用受け面との間に挟み付けられるこ
とになるから、リードフレームにおける反り変形
又は捻れ変形等の変形歪みを、当該リードフレー
ムが上型におけるポンチと下型におけるダイとの
間に供給される前の段階において矯正することが
できるのである。
つまり本考案は、電子部品付きリードフレーム
における反り変形又は捻れ変形等の変形歪みを、
リードフレームを上型におけるポンチと下型にお
けるダイとの間に供給する前の段階において矯正
するもので、上型におけるポンチと下型における
ダイとの間をリードフレームを間欠移送すること
が円滑にできるから、従来のように間欠移送の不
能又は不円滑によるポンチの欠損の発生及び寿命
の低下を確実に回避することが出きるのであり、
しかも、前記リードフレームにおける変形歪みの
矯正を、上型の下型に対する下降動によつて自動
的に行うことができるから、変形歪みを矯正する
ことに要するコストの上昇をも回避できる効果を
有する。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面(第1図〜第3図)
について説明すると、図において符号11は、ベ
ース12の上面に載置した下型、符号13は、前
記ベース12に向つて上下動するヘツダー14の
下面に取付けた上型を各々示し、該上型13の下
面には、前記電子部品1付きリードフレームAに
おけるダムバー1d及びリード線1b連接部並び
に連結バー1e等を切断するためのポンチB,
C,Dを有するポンチ群15が設けられ、また、
前記下型11の上面には、前記ポンチ群15にお
ける各ポンチB,C,Dの各々対応するダイを有
するダイ群16が設けられ、前記電子部品1付き
リードフレームAを、前記ポンチ群15とダイ群
16との間に電子部品1の間隔で間欠的に移送す
るように供給する。
そして、前記下型11には、前記リードフレー
ムAの移送方向の手前側の部位に、前記リードフ
レームAにおける左右両側縁の下面に接触する矯
正用受け面17,17を設けると共に、該両矯正
用受け面17の上部に矯正片18を各々配設す
る。この両矯正片18の各々は、ガイド軸19に
て下型11に対して上下動自在に支持され、当該
矯正片18と下型11との間に介挿したばね20
にて、矯正用受け面17から離れた位置に保持さ
れている。
一方、前記上型13の下面には、当該上型13
が下降動したとき前記両矯正片18に各々接当し
て当該矯正片18を下向きに押圧するようにした
押え片21,21を設ける。
この構成において、下型11に設けた両矯正片
18,18は、上型13が下型11に向つて下降
動するとき、当該上型13における押え片21,
21にて矯正用受け面17,17に向つて押圧さ
れることにより、電子部品付きリードフレームA
における左右両側縁を、第3図に示すように両矯
正片18,18と矯正用受け面17,17との間
に挟み付けることになるから、リードフレームA
における反り変形又は捻れ変形等の変形歪みは、
当該リードフレームAが上型13におけるポンチ
群15と下型11におけるダイ群16との間に供
給される前の段階において矯正される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1
図は一部切欠正面図、第2図は第1図の−視
拡大断面図、第3図は作用状態を示す断面図、第
4図は電子部品付きリードフレームの平面図、第
5図は第4図の側面図である。 A……リードフレーム、1……電子部品、11
……下型、13……上型、B,C,D……ポン
チ、15……ポンチ群、16……ダイ群、17…
…矯正用受け面、18……矯正片、21……押え
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上型にはリードフレームにおけるリード線又は
    タイバー等を切断するためのポンチを、下型には
    前記ポンチに対応するダイを各々設けて成る切断
    装置において、前記下型には、当該下型と上型と
    の間へのリードフレームの供給方向の手前側の部
    位に、リードフレームにおける左右両側縁の下面
    に対する矯正用受け面を設けると共に、該両矯正
    用受け面に対してリードフレームを挟んで対峙す
    る矯正片を上下動自在に設ける一方、前記上型に
    は、当該上型が下降動したとき前記両矯正片を下
    向きに押圧するようにした押え片を設けたことを
    特徴とする電子部品におけるリードフレームの切
    断装置。
JP8820186U 1986-06-10 1986-06-10 Expired JPH0325418Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8820186U JPH0325418Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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JP8820186U JPH0325418Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62199959U JPS62199959U (ja) 1987-12-19
JPH0325418Y2 true JPH0325418Y2 (ja) 1991-06-03

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