JPH03253639A - プレキャストコンクリート部材の接合構造 - Google Patents

プレキャストコンクリート部材の接合構造

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JPH03253639A
JPH03253639A JP5328190A JP5328190A JPH03253639A JP H03253639 A JPH03253639 A JP H03253639A JP 5328190 A JP5328190 A JP 5328190A JP 5328190 A JP5328190 A JP 5328190A JP H03253639 A JPH03253639 A JP H03253639A
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JP
Japan
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joint
dowel
precast concrete
metal
joint surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP5328190A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshida
宏 吉田
Toru Takahashi
徹 高橋
Toshio Asakawa
浅川 敏雄
Motoyuki Tanaka
田中 材幸
Yasuhiko Matsuo
松尾 康彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAISEI PREFAB KK
Original Assignee
TAISEI PREFAB KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [i業上の利用分野] この発明はプレキャストコンクリート部材の接合構造に
係り、詳しくはダボ筋を用いて接合するプレキャストコ
ンクリート部材の接合構造に関す[従来の技術] プレキャストコンクリート部材は、現場ですぐ組み立て
られるように、前もって工場で生産したコンクリート製
の建材であり、例えば建築物の柱及び壁部材等として用
いられる。
このプレキャストコンクリート部材の接合構造は、第6
図に示すように、プレキャストコンクリート部材10に
、例えばモルタル等の接合部!1を介してプレキャスト
コンクリート部材12を接合し、このプレキャストコン
クリート部材1012に作用するせん断力に抵抗させる
ために、その接合には通常短い鉄筋やボルトによるダボ
筋13が用いられている。
[発明が解決しようとする課!li] しかし、このように接合されたプレキャストコンクリー
ト部材10.12がせん断力を受けると、第7図に示す
ように、接合部11の近辺ではダボ筋13が変形するこ
とがある。このため、ダボ筋13が変形した部分のコン
クリート10a。
12aが破壊され、特に地震力のように繰返し作用する
せん断力を受ける場合には、コンクリート10a、12
aの破壊が拡大して、もろい構造となる。
この発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、
コンクリートの破壊を防ぐと共に、施工性を向上させる
ことができるプレキャストコンクリート部材の接合構造
を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段〕 前記課題を解決するため、この発明のプレキャストコン
クリート部材の接合構造は、プレキャストコンクリート
部材に接合面側を開口した中空状のダボ継手金物を予め
埋設し、このプレキャストコンクリート部材のダボ継手
金物を、他のプレキャストコンクリート部材に予め埋設
されたダボ筋に挿入して両プレキャストコンクリート部
材を接合し、前記ダボ継手金物に充填材を充填して固定
し、このダボ継手金物は接合面側から深い側に接合面方
向の断面積が大きい抜止部と、接合面側に前記抜止部の
基部より接合面方向の断面積が大きい補強部を有するこ
とを特徴としている。
[作用] この発明では、プレキャストコンクリート部材のダボ継
手金物を、他のプレキャストコンクリート部材のダボ筋
に挿入して両プレキャストコンクリート部材を接合し、
ダボ継手金物に充填材を充填して固定する。このように
、両プレキャストコンクリート部材はダボ継手金物を用
いる簡単な施工で接合することができ、さらに両プレキ
ャストコンクリート部材に作用するせん断力に、ダボ継
手金物に充填材を充填して固定したダボ筋で抵抗させて
いる。
このダボ継手金物は接合面側から深い側に接合面方向の
断面積が大きい抜止部を有しているから、ダボ筋が引抜
かれることない、また、ダボ継手金物は接合面側に抜止
部の基部より接合面方向の断面積が大きい補強部を有す
るから、接合部近辺でコンクリートが破壊されることも
ない。
[実施例] 次に、添付図面と共に、この発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図はこの発明のプレキャストコンクリート部材の接
合構造を示す断面図、第2図はダボ継手金物の斜視図、
第3図はプレキャストコンクリート部材の接合工程を示
す図である。
図中符号1,2はプレキャストコンクリート部材で、例
えば柱及び壁部材等に用いられる。
このプレキャストコンクリート部材1には予めダボ筋3
が埋設され、このダボ筋3の一部が接合面から突出して
いる。このダボ筋3はプレキャストコンクリート部材1
に予め埋設されるとき、図示しない鉄筋等で補強される
プレキャストコンクリート部材2には接合面側を開口し
た中空状のダボ継手金物4が予め埋設され、このダボ継
手金物4は接合面側から深い側に接合面方向の断面積が
大きいくさび状の抜止部4aと、接合面側に前記抜止部
4aの基部4bより接合面方向の断面積が大きい半球状
の補強部4Cを有している。このダボ継手金物4の接合
面方向の断面積は、ダボ継手金物4の外側の形状によっ
て囲まれる部分の断面積である。
ダボ継手金物4の補強部4Cには充填材注入管5が接続
され、抜止部4aには空気排出管6が接続されている。
このプレキャストコンクリート部材1.2は第3図に示
すように、プレキャストコンクリート部材2のダボ継手
金物4を、プレキャストコンクリート部材1に埋設され
たダボ筋3に挿入してモルタルの接合部7を介して接合
する。そして、ダボ継手金物4の内部に充填材注入管5
からグラウト充填材8を注入してダボ筋3を固定する。
このグラウト充填材8は充填材注入管5からダボ継手金
物4、さらには空気排出管6に充填された状態になる。
このグラウト充填材8を注入するとき、ダボ継手金物4
の内部に存在する空気は空気11+出管6から排出され
、グラウト充填材8の充填を容易にしている。
このようにして、プレキャストコンクリート部材2に予
め埋設されたダボ継手金物4を、ブレキャストコンクリ
ート部材1に予め埋設されたダボ筋3に挿入し、グラウ
ト充填材8を充填することで、プレキャストコンクリー
ト部材1.2に作用するせん断力に抵抗さゼる継手を作
っており、継手の施工が容易である。
また、ダボ継手金物4は接合面側から深い側に接合面方
向の断面積が大きい抜止部4aを有しており、この抜止
部4aはくさび状になっているから、ダボ継手金物4が
プレキャストコンクリート2から抜けることがないと共
に、ダボ継手金物4の内部に充填されたグラウト充填材
8がダボ筋3と一緒に引抜かれることがない。
ざらに、ダボ継手金物4の補強部4cは抜止部4aの基
部4bより接合面方向の断面積が大きいため、この補強
部4cで接合部7近辺のコンクリートが補強され、破壊
されることがない。しかも、このダボ継手金物4の補強
部4cはタイコ状に膨らんでいるため、コンクリートに
均等に荷重がかかり、局部的に荷重が集中することがな
く接合部7近辺で、コンクリートの破壊をより有効に防
止することができる。
第4図はこの発明のプレキャストコンクリート部材の接
合構造を示す他の実施例の断面図、′!FS5図はダボ
継手金物の斜視図である。
この実施例は第1図乃至第3図に示す部材と同じ符号が
付されたものは、同様に構成されているので、説明を省
略する。
プレキャストコンクリート部材2に予め埋設されたダボ
継手金物9は、接合面側から深い側に接合面方向の断面
積が大きい抜止部9aと、接合面側に前記抜止部9aの
基部9bより接合面方向の断面積が大きい補強部9cを
有しており、この抜止部9aは前記と同様にくさび状に
形成されているが、補強部9cはツバ状に形成されてい
る。
このダボ継手金物9の補強部9cは、抜止N39aの基
部9bより接合面方向の断面積が大きいため、この補強
部9cで接合部7近辺のコンクリートが補強され、破壊
されることがない。
なお、ダボ継手金物は前記の形状のものに限定されず、
抜止部は接合面側から深い側に接合面方向の断面積が大
きく、また補強部は接合面側に前記抜止部の基部より接
合面方向の断面積が大きければ、いかなる形状のもので
もよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のプレキャストコンクリ
ート部材の接合構造は、プレキャストコンクリート部材
のダボ継手金物を、プレキャストコンクリート部材のダ
ボ筋に挿入して両プレキャストコンクリート部材を接合
し、ダボ継手金物に充填材を充填して固定するから、プ
レキャストコンクリート部材に作用するせん断力に継手
で抵抗させ、接合部のコンクリートの破壊を防ぎ、さら
に施工性を向上させることができる。
また、ダボ継手金物は接合面側から深い側に接合面方向
の断面積が大きい抜止部を有しているから、ダボ筋が引
抜かれることがない。さらに、ダボ継手金物は接合面側
に抜止部の基部より接合面方向の断面積が大きい補強部
を有するから、接合部近辺でコンクリートが破壊される
こともない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のプレキャストコンクリート部材の接
合構造を示す断面図、第2図はダボ継手金物の斜視図、
第3図はプレキャストコンクリート部材の接合工程を示
す図、第4図はこの発明のプレキャストコンクリート部
材の接合構造を示す他の実施例の断面図、′fSS図は
ダボ継手金物の斜視図、第6図は従来のプレキャストコ
ンクリート部材の接合構造を示す断面図、第7図はプレ
キャストコンクリート部材の接合構造の破壊状態を示す
断面図である。 図中符号1.2はプレキャストコンクリート部材、3は
ダボ筋、4.9はダボ筋継手、4a、9aは抜止部、4
b、9bは基部、4c、9cは補強部、5は充填材注入
管、6は空気排出管、7は接合部材、8はグラウト充填
材である。 特 許 出 願 人  大成プレハブ株式会社3 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プレキャストコンクリート部材に接合面側を開口した中
    空状のダボ継手金物を予め埋設し、このプレキャストコ
    ンクリート部材のダボ継手金物を、他のプレキャストコ
    ンクリート部材に予め埋設されたダボ筋に挿入して両プ
    レキャストコンクリート部材を接合し、前記ダボ継手金
    物に充填材を充填して固定し、このダボ継手金物は接合
    面側から深い側に接合面方向の断面積が大きい抜止部と
    、接合面側に前記抜止部の基部より接合面方向の断面積
    が大きい補強部を有することを特徴とするプレキャスト
    コンクリート部材の接合構造。
JP5328190A 1990-03-05 1990-03-05 プレキャストコンクリート部材の接合構造 Pending JPH03253639A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100788623B1 (ko) * 2006-05-08 2007-12-26 (주)씨.에스 구조 엔지니어링 Pc기둥을 이용한 탑다운 공법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128316A (ja) * 1974-09-02 1976-03-10 Nitsusei Kensetsu Kk Purekyasutokonkuriitobuzai no setsugohoho

Patent Citations (1)

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