JPH0325303Y2 - - Google Patents
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- JPH0325303Y2 JPH0325303Y2 JP1984042910U JP4291084U JPH0325303Y2 JP H0325303 Y2 JPH0325303 Y2 JP H0325303Y2 JP 1984042910 U JP1984042910 U JP 1984042910U JP 4291084 U JP4291084 U JP 4291084U JP H0325303 Y2 JPH0325303 Y2 JP H0325303Y2
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- JP
- Japan
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- circuit
- switch
- light emitting
- emitting diode
- signal
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- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、第１方向への再生機能及び該第１方
向の反対方向である第２方向への再生機能を有す
るテープレコーダーに関し、特に磁気テープの走
行方向即ち再生方向を表示する回路に係る。
向の反対方向である第２方向への再生機能を有す
るテープレコーダーに関し、特に磁気テープの走
行方向即ち再生方向を表示する回路に係る。
(ロ) 従来技術
最近ヘツドフオンによつて磁気テープの再生音
を聴取するようにしたヘツドフオンステレオと呼
ばれるテープレコーダー普及している。斯かるヘ
ツドフオンステレオに使用されるテープレコーダ
ーは、第１方向への再生機能に加えて第１方向の
反対方向である第２方向への再生機能を一般に備
えている。斯かる両方向再生機能を有するテープ
レコーダーは、何れの方向への再生動作が行なわ
れているかを表示する手段を備えており、斯かる
再生方向の表示を電気的に行なう技術として実開
昭56−93892号公報に記載されたものがある。
を聴取するようにしたヘツドフオンステレオと呼
ばれるテープレコーダー普及している。斯かるヘ
ツドフオンステレオに使用されるテープレコーダ
ーは、第１方向への再生機能に加えて第１方向の
反対方向である第２方向への再生機能を一般に備
えている。斯かる両方向再生機能を有するテープ
レコーダーは、何れの方向への再生動作が行なわ
れているかを表示する手段を備えており、斯かる
再生方向の表示を電気的に行なう技術として実開
昭56−93892号公報に記載されたものがある。
(ハ) 考案の目的
本考案は、簡単な回路構成によつて磁気テープ
の再生方向を表示するようにした回路を提供しよ
うとするものである。
の再生方向を表示するようにした回路を提供しよ
うとするものである。
(ニ) 考案の構成
本考案は、第１方向への再生機能及び該第１方
向の反対方向である第２方向への再生機能を有す
るテープレコーダーにおいて、磁気テープの第１
方向へのトラツクに記録されている信号を再生す
る第１方向用磁気ヘツドと、第２方向へのトラツ
クに記録されている信号を再生する第２方向用磁
気ヘツドと、前記第１方向用磁気ヘツド又は第２
方向用磁気ヘツドにより再生された信号を選択的
に増幅回路に導くスイツチ回路が組込まれている
と共に該スイツチ回路の動作を制御する制御端子
を備えた選択増幅回路と、該選択増幅回路の制御
端子と接地間に接続されていると共に磁気テープ
の駆動方向に応じて開閉される切換スイツチと、
電源線路と前記制御端子との間に接続されている
と共に前記切換スイツチが閉成状態にあるとき点
灯する第１発光ダイオードと、前記切換スイツチ
によりバイアスが制御されると共に該切換スイツ
チが開放状態にあるとき導通状態になるトランジ
スターと、該トランジスターの負荷として接続さ
れていると共に該トランジスターが導通状態にあ
るとき点灯する第２発光ダイオードとより構成さ
れている。
向の反対方向である第２方向への再生機能を有す
るテープレコーダーにおいて、磁気テープの第１
方向へのトラツクに記録されている信号を再生す
る第１方向用磁気ヘツドと、第２方向へのトラツ
クに記録されている信号を再生する第２方向用磁
気ヘツドと、前記第１方向用磁気ヘツド又は第２
方向用磁気ヘツドにより再生された信号を選択的
に増幅回路に導くスイツチ回路が組込まれている
と共に該スイツチ回路の動作を制御する制御端子
を備えた選択増幅回路と、該選択増幅回路の制御
端子と接地間に接続されていると共に磁気テープ
の駆動方向に応じて開閉される切換スイツチと、
電源線路と前記制御端子との間に接続されている
と共に前記切換スイツチが閉成状態にあるとき点
灯する第１発光ダイオードと、前記切換スイツチ
によりバイアスが制御されると共に該切換スイツ
チが開放状態にあるとき導通状態になるトランジ
スターと、該トランジスターの負荷として接続さ
れていると共に該トランジスターが導通状態にあ
るとき点灯する第２発光ダイオードとより構成さ
れている。
(ホ) 実施例
図示した回路は本考案の再生方向表示回路の一
実施例である。図において、１及び２は磁気テー
プの第１方向へのトラツクに記録されている左右
のチヤンネルの信号を再生する第１及び第２の磁
気ヘツド、３及び４は磁気テープの第２方向への
トラツクに記録されている左右のチヤンネルの信
号を再生する第３及び第４の磁気ヘツド、５は前
記第１磁気ヘツド１又は第３磁気ヘツド３により
再生された信号を増幅する第１前置増幅回路６、
前記第２磁気ヘツド２又は第４磁気ヘツド４によ
り再生された信号を増幅する第２前置増幅回路７
そして該第１前置増幅回路６及び第２前置増幅回
路７へ入力される信号を選択して電子的に切換え
るスイツチ回路８が組込まれている選択増幅回路
であり、前記第１磁気ヘツド１により再生された
信号が印加される第１入力端子９、第２磁気ヘツ
ド２により再生された信号が印加される第２入力
端子１０、第３磁気ヘツド３により再生された信
号が印加される第３入力端子１１、第４磁気ヘツ
ド４により再生された信号が印加される第４入力
端子１２、電源線路１３に接続される電源端子１
４、接地される接地端子１５、前記第１前置増幅
回路６の出力信号が印加される第１出力端子１
６、第２前置増幅回路７の出力信号が印加される
第２出力端子１７及び前記スイツチ回路８の動作
を制御する制御端子１８を備えている。斯かる構
成において、前記制御端子１８が接地された状態
にあるときには、第１入力端子９及び第２入力端
子１０に印加された信号が夫々第１前置増幅回路
６及び第２前置増幅回路７に入力され、該制御端
子１８が非接地状態にあるときには第３入力端子
１１及び第４入力端子１２に印加された信号が
夫々第１前置増幅回路６及び第２前置増幅回路７
に入力されるようにスイツチ回路８は構成されて
いる。１９は前記第１出力端子１６に出力された
信号が印加されると共に該信号のレベルを調整す
る第１可変抵抗器、２０は前記第２出力端子１７
に出力された信号が印加されると共に該信号のレ
ベルを調整する第２可変抵抗器、２１は前記第１
可変抵抗器１９によつてレベル調整された信号が
印加されると共に該信号を増幅する第１主増幅回
路、２２は前記第２可変抵抗器２０によつてレベ
ル調整された信号が印加されると共に該信号を増
幅する第２主増幅回路である。２３はヘツドフオ
ンのプラグが挿入されるヘツドフオンジヤツクで
あり、接地される接地端子２４、前記第１主増幅
回路２１の出力信号が印加される第１信号端子２
５及び前記第２主増幅回路２２の出力信号が印加
される第２信号端子２６を備えている。２７は前
記選択増幅回路５に設けられている制御端子１８
と接地間に接続されている切換スイツチであり、
磁気テープの駆動機構が第１方向への駆動状態に
あるときには閉成せしめられ、第２方向への駆動
状態にあるときには開放されるように構成されて
いる。２８はアノードが抵抗２９を介して電源線
路１３に接続されていると共にカソードが前記制
御端子１８に接続されている第１発光ダイオー
ド、３０は電源線路１３と制御端子１８との間に
直列接続されている抵抗３１及び３２の分圧点に
ベースが接続されていると共にコレクタが前記第
１発光ダイオード２８のアノードに接続されてい
るトランジスター、３３は該トランジスター３０
のエミツタにアノードが接続されていると共にカ
ソードが接地されている第２発光ダイオードであ
る。３４は直流電源である電池、３５は前記第１
発光ダイオード２８のアノードと接地間に接続さ
れている抵抗であり、前記抵抗２９との分圧比に
より該電池３４の電圧が所定の電圧より低下する
と該第１発光ダイオード２８が点灯しないように
その抵抗値は設定されている。以上の如く本考案
の再生方向表示回路は構成されており、次に動作
について説明する。
実施例である。図において、１及び２は磁気テー
プの第１方向へのトラツクに記録されている左右
のチヤンネルの信号を再生する第１及び第２の磁
気ヘツド、３及び４は磁気テープの第２方向への
トラツクに記録されている左右のチヤンネルの信
号を再生する第３及び第４の磁気ヘツド、５は前
記第１磁気ヘツド１又は第３磁気ヘツド３により
再生された信号を増幅する第１前置増幅回路６、
前記第２磁気ヘツド２又は第４磁気ヘツド４によ
り再生された信号を増幅する第２前置増幅回路７
そして該第１前置増幅回路６及び第２前置増幅回
路７へ入力される信号を選択して電子的に切換え
るスイツチ回路８が組込まれている選択増幅回路
であり、前記第１磁気ヘツド１により再生された
信号が印加される第１入力端子９、第２磁気ヘツ
ド２により再生された信号が印加される第２入力
端子１０、第３磁気ヘツド３により再生された信
号が印加される第３入力端子１１、第４磁気ヘツ
ド４により再生された信号が印加される第４入力
端子１２、電源線路１３に接続される電源端子１
４、接地される接地端子１５、前記第１前置増幅
回路６の出力信号が印加される第１出力端子１
６、第２前置増幅回路７の出力信号が印加される
第２出力端子１７及び前記スイツチ回路８の動作
を制御する制御端子１８を備えている。斯かる構
成において、前記制御端子１８が接地された状態
にあるときには、第１入力端子９及び第２入力端
子１０に印加された信号が夫々第１前置増幅回路
６及び第２前置増幅回路７に入力され、該制御端
子１８が非接地状態にあるときには第３入力端子
１１及び第４入力端子１２に印加された信号が
夫々第１前置増幅回路６及び第２前置増幅回路７
に入力されるようにスイツチ回路８は構成されて
いる。１９は前記第１出力端子１６に出力された
信号が印加されると共に該信号のレベルを調整す
る第１可変抵抗器、２０は前記第２出力端子１７
に出力された信号が印加されると共に該信号のレ
ベルを調整する第２可変抵抗器、２１は前記第１
可変抵抗器１９によつてレベル調整された信号が
印加されると共に該信号を増幅する第１主増幅回
路、２２は前記第２可変抵抗器２０によつてレベ
ル調整された信号が印加されると共に該信号を増
幅する第２主増幅回路である。２３はヘツドフオ
ンのプラグが挿入されるヘツドフオンジヤツクで
あり、接地される接地端子２４、前記第１主増幅
回路２１の出力信号が印加される第１信号端子２
５及び前記第２主増幅回路２２の出力信号が印加
される第２信号端子２６を備えている。２７は前
記選択増幅回路５に設けられている制御端子１８
と接地間に接続されている切換スイツチであり、
磁気テープの駆動機構が第１方向への駆動状態に
あるときには閉成せしめられ、第２方向への駆動
状態にあるときには開放されるように構成されて
いる。２８はアノードが抵抗２９を介して電源線
路１３に接続されていると共にカソードが前記制
御端子１８に接続されている第１発光ダイオー
ド、３０は電源線路１３と制御端子１８との間に
直列接続されている抵抗３１及び３２の分圧点に
ベースが接続されていると共にコレクタが前記第
１発光ダイオード２８のアノードに接続されてい
るトランジスター、３３は該トランジスター３０
のエミツタにアノードが接続されていると共にカ
ソードが接地されている第２発光ダイオードであ
る。３４は直流電源である電池、３５は前記第１
発光ダイオード２８のアノードと接地間に接続さ
れている抵抗であり、前記抵抗２９との分圧比に
より該電池３４の電圧が所定の電圧より低下する
と該第１発光ダイオード２８が点灯しないように
その抵抗値は設定されている。以上の如く本考案
の再生方向表示回路は構成されており、次に動作
について説明する。
使用者が再生操作をすると駆動機構が第１方向
への駆動状態になると共に電池３４より各回路に
電源が供給され、テープレコーダーは第１方向へ
の再生動作状態になる。駆動機構が第１方向への
駆動状態にあるときには切換スイツチ２７は閉成
状態にあり、選択増幅回路５に組込まれているス
イツチ回路８の動作を制御する制御端子１８は接
地された状態にある。該制御端子１８が接地され
た状態にあるときには、第１入力端子９及び第２
入力端子１０に印加される信号が夫々第１前置増
幅回路６及び第２前置増幅回路７に入力される状
態になる。従つて第１磁気ヘツド１により再生さ
れた左チヤンネルの信号が第１前置増幅回路６に
入力されて増幅された後第１出力端子１６に出力
され、また第２磁気ヘツド２により再生された右
チヤンネルの信号が第２前置増幅回路７に入力さ
れて増幅された後第２出力端子１７に出力され
る。前記第１出力端子１６に出力された左チヤン
ネルの信号は、第１可変抵抗器１９によつてレベ
ルを調整された後第１主増幅回路２１の入力端子
に印加される。前記第１主増幅回路２１に入力さ
れた左チヤンネルの信号は増幅された後ヘツドフ
オンジヤツク２３を構成する第１信号端子２５に
印加される。また前記第２出力端子１７に出力さ
れた右チヤンネルの信号は、第２可変抵抗器２０
及び第２主増幅回路２２によつて夫々レベル調整
及び増幅された後第２信号端子２６に印加され
る。このようにして第１磁気ヘツド１及び第２磁
気ヘツド２により再生された信号がヘツドフオン
ジヤツク２３を構成する第１信号端子２５及び第
２信号端子２６に印加される結果、ヘツドフオン
のプラグを該ヘツドフオンジヤツク２３に挿入す
ればヘツドフオンによつて磁気テープに記録され
ている第１方向への信号を聴取することが出来
る。斯かる動作によつて第１方向への再生動作は
行なわれるが、第１方向への再生動作状態にある
ときには選択増幅回路５の制御端子１８は切換ス
イツチ２７の閉成によつて接地された状態にある
ので該制御端子１８にカソードが接続されている
第１発光ダイオード２８を点灯する。また斯かる
状態にあるときトランジスター３０のベース電位
は低電位となるので該トランジスター３０は非導
通状態にある。従つて該トランジスター３０に負
荷として接続されている第２発光ダイオード３３
は非点灯状態にある。このようにテープレコーダ
ーが第１方向への再生動作状態にあるときには、
前記第１発光ダイオード２８が点灯するので使用
者は該第１発光ダイオード２８の点灯により第１
方向への再生動作が行なわれていることを認知す
ることが出来る。
への駆動状態になると共に電池３４より各回路に
電源が供給され、テープレコーダーは第１方向へ
の再生動作状態になる。駆動機構が第１方向への
駆動状態にあるときには切換スイツチ２７は閉成
状態にあり、選択増幅回路５に組込まれているス
イツチ回路８の動作を制御する制御端子１８は接
地された状態にある。該制御端子１８が接地され
た状態にあるときには、第１入力端子９及び第２
入力端子１０に印加される信号が夫々第１前置増
幅回路６及び第２前置増幅回路７に入力される状
態になる。従つて第１磁気ヘツド１により再生さ
れた左チヤンネルの信号が第１前置増幅回路６に
入力されて増幅された後第１出力端子１６に出力
され、また第２磁気ヘツド２により再生された右
チヤンネルの信号が第２前置増幅回路７に入力さ
れて増幅された後第２出力端子１７に出力され
る。前記第１出力端子１６に出力された左チヤン
ネルの信号は、第１可変抵抗器１９によつてレベ
ルを調整された後第１主増幅回路２１の入力端子
に印加される。前記第１主増幅回路２１に入力さ
れた左チヤンネルの信号は増幅された後ヘツドフ
オンジヤツク２３を構成する第１信号端子２５に
印加される。また前記第２出力端子１７に出力さ
れた右チヤンネルの信号は、第２可変抵抗器２０
及び第２主増幅回路２２によつて夫々レベル調整
及び増幅された後第２信号端子２６に印加され
る。このようにして第１磁気ヘツド１及び第２磁
気ヘツド２により再生された信号がヘツドフオン
ジヤツク２３を構成する第１信号端子２５及び第
２信号端子２６に印加される結果、ヘツドフオン
のプラグを該ヘツドフオンジヤツク２３に挿入す
ればヘツドフオンによつて磁気テープに記録され
ている第１方向への信号を聴取することが出来
る。斯かる動作によつて第１方向への再生動作は
行なわれるが、第１方向への再生動作状態にある
ときには選択増幅回路５の制御端子１８は切換ス
イツチ２７の閉成によつて接地された状態にある
ので該制御端子１８にカソードが接続されている
第１発光ダイオード２８を点灯する。また斯かる
状態にあるときトランジスター３０のベース電位
は低電位となるので該トランジスター３０は非導
通状態にある。従つて該トランジスター３０に負
荷として接続されている第２発光ダイオード３３
は非点灯状態にある。このようにテープレコーダ
ーが第１方向への再生動作状態にあるときには、
前記第１発光ダイオード２８が点灯するので使用
者は該第１発光ダイオード２８の点灯により第１
方向への再生動作が行なわれていることを認知す
ることが出来る。
以上の如く本実施例における第１方向への再生
動作は行なわれるが次に第１方向の反対方向であ
る第２方向への再生動作について説明する。斯か
る第２方向への再生動作は、再生方向切換用操作
摘子の操作又は磁気テープの終端を検出する装置
によつて行なわれる。再生方向の切換動作が行な
われると磁気テープの駆動機構が第２方向へ駆動
する状態になり、その切換に伴なつて切換スイツ
チ２７が開放される。該切換スイツチ２７が開放
されると制御端子１８が非接地状態になるため選
択増幅回路５に組込まれているスイツチ回路８の
切換動作が行なわれ、第３入力端子１１及び第４
入力端子１２に印加される信号が夫々第１前置増
幅回路６及び第２前置増幅回路７に入力される状
態になる。従つて第３磁気ヘツド３により再生さ
れた左チヤンネルの信号が第１前置増幅回路６に
入力されて増幅された後第１出力端子１６に出力
され、また第４磁気ヘツド４により再生された右
チヤンネルの信号が第２前置増幅回路７に入力さ
れて増幅された後第２出力端子１７に出力され
る。前記第１出力端子１６に出力された左チヤン
ネルの信号は第１可変抵抗器１９及び第１主増幅
回路２１によつて夫々レベル調整及び増幅された
後ヘツドフオンジヤツク２３を構成する第１信号
端子２５に印加される。また前記第２出力端子１
７に出力された右チヤンネルの信号は第２可変抵
抗器２０及び第２主増幅回路２２によつて夫々レ
ベル調整及び増幅された後第２信号端子２６に印
加される。このようにして第３磁気ヘツド３及び
第４磁気ヘツド４により再生された信号がヘツド
フオンジヤツク２３を構成する第１信号端子２５
及び第２信号端子２６に印加される結果、ヘツド
フオンのプラグを該ヘツドフオンジヤツク２３に
挿入すればヘツドフオンによつて磁気テープに記
録されている第２方向への信号を聴取することが
出来る。斯かる動作によつて第２方向への再生動
作は行なわれるが第２方向への再生動作状態にあ
るときには選択増幅回路５の制御端子１８は非接
地状態にあるので該制御端子１８にカソードが接
地されている第１発光ダイオード２８は、バイア
スされることはなく非点灯状態にある。また斯か
る状態にあるときトランジスター３０のベース電
位は高電位となるので該トランジスター３０はバ
イアスされて導通状態になる。従つて該トランジ
スター３０に負荷として接続されている第２発光
ダイオード３３は点灯状態になる。このようにテ
ープレコーダーが第２方向への再生動作状態にあ
るときには、前記第２発光ダイオード３３が点灯
するので使用者は該第２発光ダイオード３３の点
灯により第２方向への再生動作が行なわれている
ことを認知することが出来る。
動作は行なわれるが次に第１方向の反対方向であ
る第２方向への再生動作について説明する。斯か
る第２方向への再生動作は、再生方向切換用操作
摘子の操作又は磁気テープの終端を検出する装置
によつて行なわれる。再生方向の切換動作が行な
われると磁気テープの駆動機構が第２方向へ駆動
する状態になり、その切換に伴なつて切換スイツ
チ２７が開放される。該切換スイツチ２７が開放
されると制御端子１８が非接地状態になるため選
択増幅回路５に組込まれているスイツチ回路８の
切換動作が行なわれ、第３入力端子１１及び第４
入力端子１２に印加される信号が夫々第１前置増
幅回路６及び第２前置増幅回路７に入力される状
態になる。従つて第３磁気ヘツド３により再生さ
れた左チヤンネルの信号が第１前置増幅回路６に
入力されて増幅された後第１出力端子１６に出力
され、また第４磁気ヘツド４により再生された右
チヤンネルの信号が第２前置増幅回路７に入力さ
れて増幅された後第２出力端子１７に出力され
る。前記第１出力端子１６に出力された左チヤン
ネルの信号は第１可変抵抗器１９及び第１主増幅
回路２１によつて夫々レベル調整及び増幅された
後ヘツドフオンジヤツク２３を構成する第１信号
端子２５に印加される。また前記第２出力端子１
７に出力された右チヤンネルの信号は第２可変抵
抗器２０及び第２主増幅回路２２によつて夫々レ
ベル調整及び増幅された後第２信号端子２６に印
加される。このようにして第３磁気ヘツド３及び
第４磁気ヘツド４により再生された信号がヘツド
フオンジヤツク２３を構成する第１信号端子２５
及び第２信号端子２６に印加される結果、ヘツド
フオンのプラグを該ヘツドフオンジヤツク２３に
挿入すればヘツドフオンによつて磁気テープに記
録されている第２方向への信号を聴取することが
出来る。斯かる動作によつて第２方向への再生動
作は行なわれるが第２方向への再生動作状態にあ
るときには選択増幅回路５の制御端子１８は非接
地状態にあるので該制御端子１８にカソードが接
地されている第１発光ダイオード２８は、バイア
スされることはなく非点灯状態にある。また斯か
る状態にあるときトランジスター３０のベース電
位は高電位となるので該トランジスター３０はバ
イアスされて導通状態になる。従つて該トランジ
スター３０に負荷として接続されている第２発光
ダイオード３３は点灯状態になる。このようにテ
ープレコーダーが第２方向への再生動作状態にあ
るときには、前記第２発光ダイオード３３が点灯
するので使用者は該第２発光ダイオード３３の点
灯により第２方向への再生動作が行なわれている
ことを認知することが出来る。
このようにテープレコーダーが第１方向への再
生動作状態及び第２方向への再生動作状態にある
場合の第１発光ダイオード２８及び第２発光ダイ
オード３３の点灯による再生方向表示動作は行な
われるが、テープレコーダーが第１方向への再生
動作状態にあるとき即ち第１発光ダイオード２８
が点灯状態にあるとき電池３４の電圧が所定値即
ちテープレコーダーの動作を行なうために必要な
電圧値よりも低下すると該第１発光ダイオード２
８が非点灯状態になる。従つて使用者は電池３４
の電圧が降下し、電池３４の交換を行なう必要が
あることを認知することが出来る。
生動作状態及び第２方向への再生動作状態にある
場合の第１発光ダイオード２８及び第２発光ダイ
オード３３の点灯による再生方向表示動作は行な
われるが、テープレコーダーが第１方向への再生
動作状態にあるとき即ち第１発光ダイオード２８
が点灯状態にあるとき電池３４の電圧が所定値即
ちテープレコーダーの動作を行なうために必要な
電圧値よりも低下すると該第１発光ダイオード２
８が非点灯状態になる。従つて使用者は電池３４
の電圧が降下し、電池３４の交換を行なう必要が
あることを認知することが出来る。
尚本説明では再生方向の表示動作について説明
したが、切換スイツチ２７を早送り動作及び巻戻
し動作のための駆動機構に関係付ければ早送り動
作及び巻戻し動作による磁気テープの走行方向を
表示することが出来る。
したが、切換スイツチ２７を早送り動作及び巻戻
し動作のための駆動機構に関係付ければ早送り動
作及び巻戻し動作による磁気テープの走行方向を
表示することが出来る。
(ヘ) 考案の効果
本考案の再生方向表示回路は、磁気テープの再
生方向を第１及び第２の発光ダイオードによつて
表示するようにしただけでなく、該発光ダイオー
ドの切換点灯動作を増幅回路に接続される磁気ヘ
ツドの切換動作を制御するべく設けられている切
換スイツチの開閉動作を利用して行なうようにし
たことを特徴とするものであり、このようにした
のでスイツチの数や接点の数を増やす必要がな
く、それ故回路構成及び機械的構成が簡単にな
り、本考案はヘツドフオンステレオと呼ばれるテ
ープレコーダーの小型化に対して非常に大きな効
果を奏するものである。
生方向を第１及び第２の発光ダイオードによつて
表示するようにしただけでなく、該発光ダイオー
ドの切換点灯動作を増幅回路に接続される磁気ヘ
ツドの切換動作を制御するべく設けられている切
換スイツチの開閉動作を利用して行なうようにし
たことを特徴とするものであり、このようにした
のでスイツチの数や接点の数を増やす必要がな
く、それ故回路構成及び機械的構成が簡単にな
り、本考案はヘツドフオンステレオと呼ばれるテ
ープレコーダーの小型化に対して非常に大きな効
果を奏するものである。
図示した回路は、本考案の再生方向表示回路の
一実施例である。 主な図番の説明、１……第１磁気ヘツド、２…
…第２磁気ヘツド、３……第３磁気ヘツド、４…
…第４磁気ヘツド、５……選択増幅回路、６……
第１前置増幅回路、７……第２前置増幅回路、８
……スイツチ回路、１３……電源線路、１８……
制御端子、２７……切換スイツチ、２８……第１
発光ダイオード、３０……トランジスター、３３
……第２発光ダイオード。
一実施例である。 主な図番の説明、１……第１磁気ヘツド、２…
…第２磁気ヘツド、３……第３磁気ヘツド、４…
…第４磁気ヘツド、５……選択増幅回路、６……
第１前置増幅回路、７……第２前置増幅回路、８
……スイツチ回路、１３……電源線路、１８……
制御端子、２７……切換スイツチ、２８……第１
発光ダイオード、３０……トランジスター、３３
……第２発光ダイオード。
Claims (1)
- 第１方向への再生機能及び該第１方向の反対方
向である第２方向への再生機能を有するテープレ
コーダーにおいて、磁気テープの第１方向へのト
ラツクに記録されている信号を再生する第１方向
用磁気ヘツドと、磁気テープの第２方向へのトラ
ツクに記録されている信号を再生する第２方向用
磁気ヘツドと、前記第１方向用磁気ヘツド又は第
２方向用磁気ヘツドにより再生された信号を選択
的に増幅回路に導くスイツチ回路が組込まれてい
ると共に該スイツチ回路の動作を制御する信号が
印加される制御端子を備えた選択増幅回路と、該
選択増幅回路の制御端子と接地間に接続されてい
ると共に磁気テープの駆動方向に応じて開閉され
る切換スイツチと、電源線路と前記制御端子との
間に接続されていると共に前記切換スイツチが閉
成状態にあるとき導通して点灯する第１発光ダイ
オードと、前記切換スイツチによりバイアスが制
御されるべく接続されていると共に該切換スイツ
チが開放状態にあるときバイアスされて導通状態
になるトランジスターと、該トランジスターの負
荷として接続されていると共に該トランジスター
が導通状態にあるとき導通して点灯する第２発光
ダイオードとより成り、磁気テープの駆動方向に
対応して開閉せしめられる前記切換スイツチの切
換動作により前記増幅回路に接続される磁気ヘツ
ドの切換動作を行なうと共に前記第１発光ダイオ
ードと第２発光ダイオードの切換点灯動作を行な
い、以つて前記第１及び第２の発光ダイオードの
点灯によつて磁気テープの再生方向を表示するよ
うにしたことを特徴とする両方向再生機能付テー
プレコーダーの再生方向表示回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4291084U JPS60155028U (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 両方向再生機能付テ−プレコ−ダ−の再生方向表示回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4291084U JPS60155028U (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 両方向再生機能付テ−プレコ−ダ−の再生方向表示回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60155028U JPS60155028U (ja) | 1985-10-16 |
| JPH0325303Y2 true JPH0325303Y2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=30554086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4291084U Granted JPS60155028U (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 両方向再生機能付テ−プレコ−ダ−の再生方向表示回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60155028U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5928834B2 (ja) * | 1979-05-15 | 1984-07-16 | ドルゼンコフ ボリス セルゲ−ビツチ | 溶融金属撹拌用ガスポンプ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5693892U (ja) * | 1979-12-18 | 1981-07-25 | ||
| JPS5928834U (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-22 | 日本ビクター株式会社 | オ−トリバ−ス形テ−プレコ−ダの動作モ−ド表示装置 |
-
1984
- 1984-03-26 JP JP4291084U patent/JPS60155028U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5928834B2 (ja) * | 1979-05-15 | 1984-07-16 | ドルゼンコフ ボリス セルゲ−ビツチ | 溶融金属撹拌用ガスポンプ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60155028U (ja) | 1985-10-16 |
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