JPH0325269Y2 - - Google Patents

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JPH0325269Y2
JPH0325269Y2 JP4862983U JP4862983U JPH0325269Y2 JP H0325269 Y2 JPH0325269 Y2 JP H0325269Y2 JP 4862983 U JP4862983 U JP 4862983U JP 4862983 U JP4862983 U JP 4862983U JP H0325269 Y2 JPH0325269 Y2 JP H0325269Y2
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voltage
operational amplifier
circuit
transistor
ammeters
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JP4862983U
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電圧−電流変換装置に係り、特に直流
電圧を遠方に設けられた多数個の直流電流計に表
示するために用いられる電圧−電流変換装置の改
良に関する。
直流電圧を遠方に設けられた直流電圧計に表示
する場合に、リード線が長くなると電圧降下が大
きくなつて正確な電圧値を表示できない。この対
策として、例えば上記メータに直流電流計を用い
て、前記直流電圧を直流電流に変感した出力でメ
ータを駆動することがある。
第1図に示す回路は上記直流電圧を直流電流に
変換する手段として、オペアンプ(演算増幅回
路)と該アンプの出力で駆動されるトランジスタ
とを用い、この変換された直流電流によつて、多
数個の前記直流電流計を駆動する回路である。す
なわち、同図において、直流電圧V1は非反転オ
ペアンプIC2の(+)入力端子に供給される。Q
はトランジスタで、このトランジスタQのベース
はオペアンプIC2の出力端子に接続され、コレク
タとオペアンプIC2(+)電源Vccとの間には直流
電流計やそれ以外の負荷L1,L2…Loを接続し、
エミツタは抵抗R5を介して接地すると共に、該
エミツタにはオペアンプIC2の(−)入力端子を
接続する。なお、VEEはオペアンプIC2の(−)
電源であり、ダイオードDはオペアンプIC2の出
力が負となつた場合のトランジスタQの逆バイア
ス防止用である。
上記構成において、オペアンプIC2は非反転増
幅器であるから入力インピーダンスは極めて大き
い。上記直流電圧V1はオペアンプIC2で増幅さ
れ、トランジスタQのベースに入力されトランジ
スタQは動作される。これにより該トランジスタ
のコレクタ回路には電流が流れ、そのコレクタ回
路に接続されている直流電流計L1,L2…Loには
前記直流電圧V1に比例した直流電流が流れてそ
の値が表示される。
ここで直流電流計L1,L2……Loにおけるフル
スケール時の降下電圧をVL1・VL2……VLoとすれ
ば、 VL1+VL2+……+VLo<+VCC−V5 ……(1) を満足する必要がある。ただし、V5はオペアン
プIc2の(−)入力端子にフイードバツクされる
電圧である。
いま、一例として、VCC=15V,VEE=−15V,
VL1=VL2=……=VLo=5V,V5=2Vとすれば、
(1)式を満足するnの数値はn=2,すなわち直流
電流計の数は2個に限定される。ただし、直流電
流計Loはデマンドメータのように10mA,5Vの
電圧を必要とするものとする。
直流電流計をさらに多数個必要とする場合に
は、第1図に示した回路を2組並列接続すれば、
4個の直流電流計を用いることができる。しか
し、この回路構成には次に問題点がある。
(1) 2組の各回路の出力電流は、夫々の回路の抵
抗R5によつて決まるので、使用される抵抗R5
の抵抗値に差異があると、出力電流にも差異が
生じ、各組の直流電流計の指示が一致しなくな
つてしまうおそれがある。
(2) 2組の回路が並列に接続されるので、直流電
流計への本器からの接続線数が少くとも3本必
要となり、第1図の回路1組を使用した場合よ
りも接続線が1本余分に必要となる。
(3) 2組の回路が並列接続されるので、電源の消
費電力が増加してしまう。
(4) 並列接続した2組の各回路の(+)電源,
(−)電源がツエナダイオードを用いた定電圧
電源回路から供給される場合には、2組の回路
を並列接続したことによつて、1個だけの回路
を使用した場合に比べて、(+)電圧側のツエ
ナダイオードの通電電流と(−)電圧側のツエ
ナダイオードの通電電流との比が大きくなり、
定電圧特性が劣化するおそれがある。
本考案は上記欠点を解決するためになされたも
ので、その目的は直流電圧を遠方に設けた出来る
だけ多数個の直流電流計に、誤差なく、簡単な接
続で、表示できるようにする電圧−電流変換装置
を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。第2図は本考案の実施例の基本回路であつ
て、オペアンプを理想アンプとした場合である。
同図において、第1図と同一部分および同一機
能には同一符号を付与する。オペアンプIC1は公
知の同相加算回路である。すなわち、直流電圧
V1は抵抗R1を介してオペアンプIC1の(+)入力
端子に供給されると共に、(+)入力端子は抵抗
R2を介して(−)電源VEE端子に接続される。オ
ペアンプIC1の(−)入力端子は抵抗R4を介して
該オペアンプIC1の出力端子に接続されると共に、
抵抗R3を介して接地される。オペアンプIC2とト
ランジスタQとは第1図に示された電圧−電流変
換回路と同一な回路構成を有する。すなわち、オ
ペアンプIC2の(+)入力端子にはオペアンプIC1
の出力端子が接続される。トランジスタQのベー
スはオペアンプIC2の出力端子に接続され、オペ
アンプIC2の(+)電源VCCとトランジスタQの
コレクタとの間には直流電流計とそれ以外の負荷
L1・L2…Loが接続され、エミツタは抵抗R5を介
して(−)電源VEEに接続されると共に、該エミ
ツタはオペアンプIC2の(−)入力端子に接続さ
れる。なお、ダイオードDはオペアンプIC2の出
力が負となつたときのトランジスタQの逆バイア
ス防止用である。
上記回路において、オペアンプIC1,IC2は理想
オペアンプであるとR1=R2,R3=R4の場合に
は、オペアンプIC1の出力電圧は V4=V1+VEE ……(2) となり、抵抗R5の降下電圧V5は VR5=V5−VEE ……(3) となる。担し、V5はオペアンプIC2の(−)入力
端子へのフイードバツク電圧である。また、オペ
アンプIC1,IC2が飽和していない場合には V5=V4 ……(4) であるから、(2),(3),(4)から、 VR5=V4−VEE=(V1+VEE)−VEE=V1
……(5) となる。すなわち、第2図に示した回路は第1図
の回路と同様にトランジスタQの主回路(以下コ
レクタ回路と称す)には入力直流電圧V1に比例
した直流電流が流れる、所謂電圧−電流変換回路
である。
本実施例の回路では、下記の式が満足するの
で、VL1+VL2+……VLo<VCC−VEE−VR5 ……(6) 第1図の場合と同様に、 VCC=15V VEE=−15V、 VL1=VL2=……VLo=5V,VR5=2V とすれば、n=5,すなわち、第2図に示した回
路は直流電流計5個まで駆動することができる。
しかるに、同相加算回路IC1が理想アンプでな
く、現実のオペアンプにおいては入力電圧範囲あ
るいは出力電圧範囲は、(−)電源VEEまでは保
証されていなく、VEE+2V位が限度のものが多
い。
このため、入力直流電圧V1が零のときでもオ
ペアンプIC2の出力がVEE+2V程度となつて、ト
ランジスタQは導通し、直流電流計L1…Loの指
示が零とならないという問題が生じる。
第3図に示す回路は上記問題点の解決を図つた
本考案の一実施例である。第4図と第3図との相
異点は、オペアンプIC1の(+)入力端子に一端
を接続した抵抗R2の他端R2aと、トランジスタQ
のエミツタに一端を接続した抵抗R5の他端R5a
がツエナーダイオード(またはバリスタ)ZDを
介して(−)電源VEEに接続して構成されたこと
にある。
そして、上記ツエナーダイオードZDとしては、
その降下電圧によつて、オペアンプ下限側の出力
電圧VELが(−)電源電圧VEEとトランジスタQ
のベース−エミツタ間の降下電圧VBEとの和より
やや大きくなるものを選定する。具体的な数値例
で示すと、 VEL=VEE+2V,VBE=0.65V とするならば、ツエナーダイオードZDの降下電
圧VZDは VEL−VEE=1.35V ツエナーダイオードZDとしては、その降下電
圧が1.35Vよりやや大きいものを選定する。
第3図の回路では、下記の関係式が成り立つ。
V4=V1+(VEE+VZD) ……(7) VR5=V5+(VEE+VZD) ……(8) オペアンプIC1,IC2が飽和していないとすれ
ば、 V5=V4 ……(9) (7),(8),(9)式から、 VR5=V1+(VEE+VZD)−(VEE+VZD)=V1 となつて、第3図の回路は第1図の回路と同様に
トランジスタQのコレクタ回路には入力直流電流
V1に比例した直流電流が流れる電圧−電流変換
回路とある。
また、第3図では下記(10)式が成り立つ。
VL1+VL2+……+VLo<VCC−VEE−VZD
VR5 ……(10) 第1図の場合と同様に具体的数値によつて直流
電流計の個数を算出すると、 VL1=VL2=……VLo=5V,VCC=15V, VEE=−15V,VZD=2V,VR5=2V,とすれ
ば、n=5となり、直流電流計は5個まで取り付
けられる。
しかも、本実施例は5個の電流計を直列に接続
するものであり、オペアンプのフイードバツク用
抵抗R5も1個しか使用しないので、第1図に示
された従来方式の回路の欠点を解消できる。
また、第3図において、抵抗R5≪抵抗R4の場
合には、オペアンプIC2を省略した第4図の回路
を用いても、第3図と同様な効果を奏する。
なお、第3図および第4図において、直流電流
計Loと(+)電源VCCとの接続を切り離し、上記
直流電流計Loと別個の(+)電源V′CCとを接続し
ても、同様な効果を奏する。
以上説明したように、本考案は直流の電圧−電
流変換手段として、非反転オペアンプと該オペア
ンプの出力で駆動されるトランジスタ回路とを用
い、該トランジスタのコレクタ回路に複数個の直
流電流計を挿入し、前記変換手段の前段に同相加
算回路を設けて構成したので、前記直流電流計の
個数が従来方式よりも増加させることができる効
果を生じる。しかも、この複数の直流電流計は直
列接続されて、同一の直流値を表示するので、直
流電流計が増加しても、本器との接続線が増加す
ることがない。従つて、本考案は直流電圧を遠方
に設けた出来るだけ多数個の直流電流計に誤差な
く、簡単な接続でその数値を表示できる実用上重
要な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直流電圧−電流変換回路図、第
2図は本考案の一実施例を示す回路図、第3図は
本考案の具体的な実施例を示す回路図、第4図は
本考案の具体的な他の実施例を示す回路図であ
る。 V1……入力直流電圧、IC1……同相加算回路、
IC2……非反転演算増幅器、Q……トランジスタ、
R1,R2,R3,R4,R5……抵抗、L1,L2……Lo
…直流電流計とその他の負荷、ZD……ツエナー
ダイオード、VCC……(+)電源、VEE……(−)
電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力直流電圧を非反転の演算増幅器で増幅し、
    その増幅出力でトランジスタを駆動し、該トラン
    ジスタの主回路に挿入された複数個の直流電流計
    に前記入力直流電圧に比例した直流電流を指示す
    る変換装置において、前記演算増幅器の前段に同
    相加算回路を設けて構成したことを特徴とする電
    圧−電流変換装置。
JP4862983U 1983-03-31 1983-03-31 電圧−電流変換装置 Granted JPS59155699U (ja)

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JP4862983U JPS59155699U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 電圧−電流変換装置

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JP4862983U JPS59155699U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 電圧−電流変換装置

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Publication Number Publication Date
JPS59155699U JPS59155699U (ja) 1984-10-19
JPH0325269Y2 true JPH0325269Y2 (ja) 1991-05-31

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