JPH03250502A - 導体ペースト組成物及びセラミックス基板 - Google Patents

導体ペースト組成物及びセラミックス基板

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JPH03250502A
JPH03250502A JP4445690A JP4445690A JPH03250502A JP H03250502 A JPH03250502 A JP H03250502A JP 4445690 A JP4445690 A JP 4445690A JP 4445690 A JP4445690 A JP 4445690A JP H03250502 A JPH03250502 A JP H03250502A
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conductor
glass frit
ceramic substrate
paste
composition
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JP4445690A
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Kazuo Sunahara
一夫 砂原
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、導体ペースト組成物及びセラミックス基板に
関するものである。
[従来の技術] 従来実用化されているセラミックス基板用金導体ペース
トは予め焼結され固化したアルミナ製等のセラミックス
基板の上に形成して該導体ペーストを焼結させるよう設
計されているため、グリーンシートに印刷し、同時に焼
成すると導体にクラックや剥離を発生したり、導体ペー
スト中に含有されたガラスフリットが導体表面をグレー
ズ化して覆い、導体の半田濡れ性を低下させる等の問題
がある。
また、グリーンシート中の有機バインダーが完全に分解
する以前に導体ペースト中に含有されたガラスフリット
が軟化し、分解ガスの飛散を妨げるため、分解ガス圧に
より導体表面が風船のように膨張する現象(ブリスタ)
が発生したりするという問題がある。
更には、導体のセラミックス基板への接着性が低下する
という欠点を有している。
更に上記、従来の導体ペーストを多層セラミックス基板
の内部導体用として使用した場合は、前記したように有
機バインダーが完全に分解する前に、導体ペースト中に
含有されたガラスフリットがグレーズ化、分解ガスの飛
散を妨げるため、導体上層の多層セラミックス基板が風
船のように膨張する現象いわゆるブリスタが発生する。
更に導体と多層セラミックス基板との接着力が不充分な
ため、導体と多層セラミックス基板の絶縁層との界面に
空隙の発生する現象(デラミネーション)が発生すると
いう問題点がある。
[発明の解決しようとする課題] 本発明の目的は、従来技術が有していた前述の欠点を解
消しようとするものであり、従来知られていなかった導
体ペースト組成物及びセラミックス基板を新規に提供す
ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前述の課題を解決すべくなされたものであり
、「鉛を含有したセラミックス基板用のグリーンシート
の表面又は焼成後のセラミックス基板の表面に形成され
、焼成される導体ペースト組成物であって固形分が重量
%表示で実質的に、 Au粉末           80〜99.9結晶化
ガラスフリット   0.1〜20非晶質ガラスフリッ
ト   0〜19,9結晶化ガラスフリット+ガラスフ
リット≦ 20 からなる組成物に、該組成物の総量に対してTa2Oa
、NbaOs、Fe2O,CoO,ZnO,CuO,C
u2Oの内少なくとも1種を0.01〜3重量%添加し
たことを特徴とする表面導体用ペースト組成物。」、[
鉛を含有した多層セラミックス基板に使用される内部導
体用ペースト組成物であって、固形分が重量%表示で実
質的に Au粉末           90〜99.9結晶化
ガラスフリット   0.1〜lO非晶質ガラスフリッ
ト   0〜9.9結晶化ガラスフリット+ガラスフリ
ット≦10 からなる組成物に、該組成物の総量に対してTa2Os
、Nb2Oa、Fe2O3,CoO,ZnO,CuO,
Cu2Oの内少なくとも1種を0.01〜3重量%添加
したことを特徴とする内部導体用ペースト組成物」、「
前記表面導体用ペースト組成物と前記内部導体用ペース
ト組成物の少な(とも一方を使用して焼成されたセラミ
ックス基板。Jを提供するものである。
以下本発明について詳細に説明する。本発明は、主に高
周波用に使用され、かつ高い信頼性を要求するセラミッ
クス基板の表面導体用ペスト組成物及び内部導体用ペー
スト組成物等に関するものであり、銀(Ag)、銀−パ
ラジウム(Pd)、銅(Cu)等の導体より低抵抗で高
い信頼性を有する導体を形成することを目的としたもの
である。
尚%は特に記載しない限り、重量%を意味する。
最初に、表面導体用ペーストについて述べることにする
本発明の表面導体用ペーストとは多層セラミックス基板
用に、複数枚積層されたグリーンシートの表面に部品搭
載用のパッド等の導体を形成するため、印刷等の方法に
より形成され、当該グリーンシートとともに焼成される
ものである。
尚本発明の表面導体用ペーストの形成は上記グリーンシ
ートを積層する前でも積層後であっても良い。
この表面導体用ペーストは固形分が実質的に金(Au)
粉末       80〜99.9%結晶化ガラスフリ
ット   0.1〜20  %非晶質ガラスフリット 
  0〜19.9%結晶化ガラスフリット+ガラスフリ
ット≦20% からなる組成物に、該組成物の総量に対してTa2Os
、NbJs、Fe2O3,CoO,ZnO,CuO,C
utOから選ばれた少なくとも1種、0.01〜3重量
%を添加したものであり、順次これらについて説明する
表面導体は、内部導体と異なり通常配線として使用され
ることの方が部品用のパッド等に使用されることより少
ないため、シート抵抗は通常5mΩ/口以上でも使用で
き、10m07口以下での範囲が好ましい。これを前提
として説明する。
Au粉末は、導体を構成する成分であり、Au粉末が、
80%より少ないと導体のシート抵抗値が増大するため
好ましくな(,99,9%より多いと相対的に結晶化ガ
ラスフリット、非晶質ガラスフリットの量が少な(なる
ので好ましくない。
結晶化ガラスフリットは、一部が結晶化したものであり
、焼成工程において、実質的にグレーズ化することなく
、ガラスフリットの粉末が確認できる程度に結晶化した
ものである。
また、この結晶化ガラスの結晶化度を数値で表わすと3
0%以上結晶化したガラスフリットである。
結晶化ガラスフリットの結晶化度が30%より少ないと
焼成工程において、該結晶化ガラスフノットがグレーズ
化し、有機バインダーの分解により生成したガスが残存
するためブリスタが発生したり、導体にクラックを発生
したりする。更にグレーズ化により、導体の半田濡れ性
が低下するので好ましくない。
また、前記したように表面導体は5〜10mΩ/口が通
常使用され、このことを鑑みると、この結晶化ガラスフ
リットの含有量が、0.1%未満では導体とセラミック
ス絶縁層との接着力が低下する。20%を越えると導体
のシート抵抗が大きくなるのでいずれも好ましくなく、
望ましい範囲は1〜12%であり、特に望ましい範囲は
2〜6%である。かかる結晶化ガラスフリットの結晶と
しては、表面導体用ペースト及びグリーンシートの焼成
温度以上の融点を有するものであれば、特に限定されな
いが、グリーンシート中のガラスフリットと同−又はほ
ぼ同一組成のガラスフリットを結晶化させたガラスフリ
ットを使用すると、熱膨張係数の特性が、グリーンシー
トが焼結して出来たセラミックス絶縁層とほぼ等しくな
るので好ましくない。かかる結晶化ガラスフリットは、
例えば次の様にして製造される。
5iOz−A120s−B203−BaO−PbO系等
のガラスフリットと結晶核とを混合し、600〜100
0℃で焼成し、結晶化させる。次いでこれを粉砕するこ
とにより結晶化ガラスフリットが製造される。
この結晶核としては、A1□O3,TlO2,2A1□
03B2Oz  BaA12SiiOa等の少な(とも
1つが使用され、その添加量は、結晶化ガラスフリット
の総量に対して、5〜75%の範囲が望ましい。
このようにして製造されたフリットは、BaAlzSi
2Oa、 2A120a ・Ba0z等の結晶が析出さ
れる。
本発明にかかるTa2Os、Nb2O5,Fe2Ox、
Coo。
ZnO,CuO,Cu2O等から選ばれた少なくとも1
つは、接着力を向上する作用を有し、本発明の導体ペー
ストの固形分の総量に対して0.01〜3%を添加しさ
れることにより、かつ導体のクラック、剥離等の欠陥を
防止する効果を有する。上配接着力向上金属酸化物の添
加量が0.01%未満ではその効果は少な(,3%より
多いと、導体にクラック、剥離が発生したり、半田濡れ
性が低価するので好ましくない。望ましい範囲は0.0
1〜1%であり、特に望ましくは0,25〜0.75%
である。
上記Ta205等の接着力向上金属酸化物は、導体のセ
ラミックス基板との接着力を向上させる効果を有し、金
属と酸素の酸化化合物であれば、特には限定されないが
、Ta2Os、Nb20a。
FeaOz、CoO,ZnO,CuO,(:u2O等の
金属酸化物から選ばれる少なくとも1種であることが望
ましく、この中でTaaOsが特に望ましい。
非晶質ガラスフリットは非晶質のものであり、必須成分
ではないが、生産性が良く添加することができる。非晶
質ガラスフリットが19.9%以上又は結晶化ガラスフ
リット及び非晶質ガラスフリットが20%以上であると
導体のシート抵抗が大きくなるので好ましくない。
尚、本発明の表面導体用ペースト組成物は単層のセラミ
ックス基板にも使用できる。
次に本発明の内部導体用ペーストについて述べることに
する。
本発明の内部導体用ペーストは、多層セラミックス基板
用にグリーンシートを複数枚用意し、各グリーンシート
の接合面に本発明の内部導体用ペーストを印刷した後、
積層して該グリーンシートとともに焼成し、上記多層セ
ラミックス基板の主に配線用である内部導体とするもの
である。
そして、この内部導体用ペーストの組成は固形分が実質
的に Au粉末           90〜99.9%結晶
化ガラスフリット   0.1〜10  %非晶質ガラ
スフリット   0〜9.9%結晶化ガラスフリット+
ガラスフリット≦ lθ % からなる組成物に、該組成物の総量に対してTa2’s
 、 Nb20g 、 Fezes 、 Coo、 Z
nO,Cub、 CuxOの少なくとも1種0.01〜
3%の添加したものであり、順次これらについて説明す
る。
内部導体は、表面導体と異なり、主に配線用として使用
されるため、通常5mΩ/口以下であることが好ましく
、これを前提として説明する。
Au粉末は内部導体を構成する成分であり、Au粉末が
90%より少ないと内部導体としてシート抵抗値が増大
するので好ましくな(,99,9%より多いと相対的に
結晶化ガラスフリット量が低下するために焼成後の導体
とセラミックス基板との接着力が低下するので好ましく
ない。
内部導体用ペーストに使用する結晶化ガラスフリットは
、前記表面導体用ペーストに使用する結晶化ガラスフリ
ットと同様に、一部が結晶化したものであり、焼成工程
において実質的にグレーズ化することなく、ガラスフリ
ットの粉末が確認できる程度に結晶化したものである。
また、この結晶化ガラスフリットの結晶化度を数値で表
わすと30%以上結晶化したガラスフリットである。
結晶化ガラスフリットの結晶化度が30%より少ないと
、焼成工程においてフリットがグレーズ化し、有機バイ
ンダーの分解により生成したガスが残存するため、ブリ
スタを発生したり、内部導体にクラックを発生したりす
るため好ましくない。
この結晶化ガラスフリットの含有量がo、1%未満では
、内部導体と多層セラミックス基板の絶縁層との接着力
が低下し、10%を越えると内部導体のシート抵抗が太
き(なるので、いずれも好ましくない。望ましい範囲は
1〜8%であり、特に望ましい範囲は2〜5%である。
かかる結晶化ガラスフリットの結晶については前述した
ように作製される。
本発明にかかるTa1Os、Nb5Os、Fe2O,C
oO,Zn0Cub、CuJ等から選ばれた少なくとも
1つは、接着力を向上する作用を有し、本発明の導体用
ペーストの固形分の総量に対して0.01〜3%添加さ
れることにより、導体のセラミックス基板への接着強度
を向上させ、がっ、導体のタラッり、剥離等の欠陥を防
止する効果を有する。上記接着力向上金属酸化物の添加
量が0.01%未満ではその効果は少なく、3%より多
いと、導体にクラック、剥離が発生したり、半田濡れ性
が低下するので好ましくない。望ましい範囲は0.01
〜1%であり、特に望ましくは0.25〜0.75%で
ある。
上記Ta1ls等の接着力向上金属酸化物は、導体のセ
ラミックス基板との接着力を向上させる効果を有し、金
属と酸素の酸化化合物であれば、特に限定されないが、
Ta1Os、Nb1Os、Fe2O。
Cod、 ZnO,Cub、 Cu2O等の金属酸化物
から選ばれた少なくとも1種であることが望ましく、こ
の中でTaxesが特に望ましい。
また、ガラスフリットについては前述した如くであり、
ガラスフリットが9%又は結晶化ガラスフリット及びガ
ラスフリットが10%越えると導体のシート抵抗が大き
くなるので好ましくない。
なお、本発明にかかる。セラミックス基板は、主にアル
ミナ、ガラス等のセラミックス材質であって、鉛(pb
)を含有しているものであれば特に限定されない。
[作用] 本発明の表面導体用ペースト、内部導体用ペーストは結
晶化ガラスフリットを含有しているため、焼成工程にお
いてグレーズ化する量は極めて少ない。その為導体表面
にガラス被膜が形成されないので半田濡れ性に優れた導
体が得られるものと思われる。
また、有機バインダーより発生したガスが上記理由によ
り離脱し易いので、残留ガスによる導体のクラック、ブ
リスタも生じ難いものと思われる。
本発明にかかる接着力向上金属酸化物の作用は必ずしも
明確ではないが、Ta2e5. Nb20gの場合グリ
ーンシート中又は焼成後の固化したセラミックス基板中
の鉛と反応してPbTa20aPbNb、O,等の反応
物を生成し、Fe2O5,Coo、ZnO。
CuO,C:u、oの場合はグリーンシート中又は焼成
後の固化したセラミックス基板中のアルミナと反応して
fFe−A1)gO−、3GoOA1i03.3ZnO
A1□03等の反応物を生成して導体とセラミックス基
板中に拡散し。導体セラミックス基板との界面に強固な
反応中間物を生成するため、導体のセラミックス基板と
の接着強度が向上する効果を生ずるものと考えられる。
[実施例] 実施例1 アルミナ、ジルコン等の耐火物フィラーとガラスフリッ
トを表−1のN011〜15に示した割合で調合し、粉
砕装置により粉砕兼混合した。
次いでこれらに有機バインダーとしてメチルメタクリレ
ート樹脂、可塑剤としてフタル酸ジブチル並びに溶剤と
してトルエンを添加し、混練して粘度10000〜30
000 cpsのスラリーを作成した。次いでこのスラ
リーを約0.2n+m厚のシートにした後、70℃で2
時間乾燥しグリーンシートを作製した。
一方これとは別に本発明の表面導体用ペースト組成を表
−3に、内部導体用ペーストを表4にそれぞれ記載した
これらに基づき、Au粉末、結晶化ガラスフリット、ガ
ラスフリットと上記接着力向上金属酸化物を調合し、こ
れに印刷性を付与するためにエチルセルロース樹脂、ブ
チルカルピトールからなる有機ビヒクルを添加し、アル
ミナ磁製乳鉢中で1時間混合した後、三本ロールにて分
散し、導体ペーストを作製した。
結晶化ガラスフリットは予め表−3、表−4のNo、 
1〜15に示した割合でガラスフリットと結晶核をアル
ミナ磁製乳鉢中で粉砕兼混合し、950℃、1時間焼成
し、これをアルミナ磁製乳鉢中で粉砕し、粉末X−線回
折法により、結晶化度が30%以上であることを確認し
て使用した。
結晶化ガラスフリット及びガラスフリットの作製に使用
したガラスフリット組成は表−2に示した。
この様にして作製した導体ペーストを使用し、予め作製
しであるグリーンシート上にスクリーン印刷し、20μ
m厚のペースト層を形成し、900℃、6時間空気中で
焼成し多層セラミックス基板を得た。
この多層セラミックス基板のうち表−3表面導体用ペー
ストを使用したものについて、表面導体の剥離、クラッ
ク等の欠陥の有無、半田濡れ性、導体の多層セラミック
ス基板への接着性を示すビール強度、導体のシート抵抗
値を測定した。
その結果を表−3の下段に示し、試験に用いたグリーン
シートの組成番号(Nα)を併記した。
実施例2 実施例1 (表−3)で作製した、Auペーストをあら
かじめ焼成したガラスセラミックス基板(表−1のグリ
ーンシートに5を使用)上にスクリーン印刷し、20μ
厚のペースト層を形成し、900℃1時間空気中で焼成
し、Au厚膜印刷基板を得た。
このAu厚膜印刷基板について表面導体の剥離、クラッ
ク等の欠陥の有無、半田濡れ性、導体の上記アルミナ基
板への接着性を示すビール強度、導体のシート抵抗値を
測定した。その結果を表−5の下段に示した。
表−5から明らかな如く、本発明による表面導体組成物
はあらかじめ焼成したアルミナ基板においても剥離、ク
ラック等の欠陥を発生せず半田濡れ性90%以上、ビー
ル強度(初期値)3゜Okg/ 2mm口以上、シート
抵抗10mΩ/口以下という優れた特性を示した。
尚、表−3の比較例16.17、表−4の比較例17.
19 、表−5の比較例16.17は、前記結晶化ガラ
スフリットを作製したような同じ方法で、ただし結晶核
を添加しないで作製された非晶質ガラスフリットを使用
した例である。
[特性評価法] i)剥離、クラック、ブリスタ、デラミネーション変形
等の欠陥 目視による外観検査 ii)半田濡れ性 Sn 70%、 Pb 1g%、 In 12%半田、
210±5℃、5秒間デイツプ後、半田の濡れた面積割
合を評価した。
1ii)ビール強度試験 0.8φすずメツキ軟銅線を金導体に半田付し、その銅
線を垂直折り曲げ後、引っ張り試験により評価した。
iv)高温放置後、ビール強度試験 0.8φすずメツキf!Anを導体に半田付後、150
℃、1000時間放置後、引っ張り試験により評価した
■)シート抵抗 Y、 H,P製デジタルマルチメーターにより測定評価
した。
vi)結晶化度の評価 粉末X11回折法により、結晶化ガラスフリット中の析
出結晶層の[111]面の面積強度を測定し、結晶物の
面積強度比を求めて測定した。
なお、 用いたX線は CuKα 線で あ り フ ィルターには、 Niを使用 し た。
[発明の効果] 本発明の表面導体用ペーストは、焼成後、セラミックス
基板の絶縁層表面よりの剥離、クラック、ブリスタ等の
欠陥がなく、半田濡れ性、セラミックス基板への接着力
に優れ、シート抵抗値も1011IlΩ/口以下の優れ
た電気的特性を示した。
また1本発明の内部導体用ペーストは、焼成後の多層セ
ラミックス基板の層間にクラック。
ブリスタ、デラミネーション等の欠陥の無い導体を形成
できるだけではな(、導体のシート抵抗が5mΩ/口以
下という優れた電気特性を示すという優れた効果を有し
、多層セラミックス基板用内部導体用ペーストに適して
いる。
さらには、本発明の導体ペーストは、セラミックス基板
上に剥離、クラック、変形等の欠陥のない導体を形成出
来るだけでなく、導体とセラミックス基板との接着力が
向上し、さらには、高温放置後においても接着力が低下
しにくいという信頼性に優れた効果を有し、特に多層の
セラミ ックス基板用導体ベース ト と して機能を発揮し、 その工業的価値は多大で ある。
fl:11人 女 曲 馬 天

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉛を含有したセラミックス基板用のグリーンシー
    トの表面又は焼成後のセラミックス基板の表面に形成さ
    れ、焼成される導体ペースト組成物であって固形分が重
    量%表示で実質的に、 Au粉末80〜99.9 結晶化ガラスフリット0.1〜20 非晶質ガラスフリット0〜19.9 結晶化ガラスフリット+ガラスフリット≦20 からなる組成物に、該組成物の総量に対してTa_2O
    _5,Nb_2O_5,Fe_2O_3,CoO,Zn
    O,CuO,Cu_2Oの内少なくとも1種を0.01
    〜3重量%添加したことを特徴とする表面導体用ペース
    ト組成物。
  2. (2)鉛を含有した多層セラミックス基板に使用される
    内部導体用ペースト組成物であって、固形分が重量%表
    示で実質的に Au粉末90〜99.9 結晶化ガラスフリット0.1〜10 非晶質ガラスフリット0〜9.9 結晶化ガラスフリット+ガラスフリット≦10 からなる組成物に、該組成物の総量に対してTa_2O
    _5,Nb_2O_5,Fe_2O_3,CoO,Zn
    O,CuO,Cu_2Oの内少なくとも1種を0.01
    〜3重量%添加したことを特徴とする内部導体用ペース
    ト組成物。
  3. (3)第1項記載の表面導体用ペースト組成物と第2項
    記載の内部導体用ペースト組成物の少なくとも一方を使
    用して焼成されたセラミックス基板。
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