JPH03250362A - 文書校正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概　　要コ 文章の校正を表示装置の画面上に表示した文字列を見な
がら行なう装置に関し、 文章の校正を効率良く行なうことを目的とし、元の文書
と校正後の文書を同一画面上に同時に段落ごとに対応せ
しめて表示する手段と、両文書の文字データをそれぞれ
段落ごとに記憶する手段と、これらの各段落に対応せし
狛で設けた当該段落の行数と当該段落の開始位置の記憶
手段上のアドレスと、後続する段落の文字デー夕の記憶
手段上の開始位置を示すポインタとから成る校正文書管
理テーブルとを具備することにより構成する。

［産業上の利用分野］ 本発明は、ワードプロセッサ等の文書編集装置に関し、
特に新聞社、印刷会社等で文章の校正を効率的に行なう
ことのできる文章校正装置に係る。

［従来の技術］ ワードプロセッサを用いて文章を作成する場合、その校
正を行なうには、いくつかの方法が考えられる。

その１つは、人力してファイルに格納した文章を、再度
表示装置の画面上に表示せしめてキー人力により直接修
正する方法である。

また、−旦人力した文章をハードコピーとして出力し、
これに加筆して、これに基づいて画面に表示せしめた元
の文章を修正したり、あるいは加筆したハードコピーの
内容を新たに入力したりする方法を採ることもある。

また、このような作業は新聞社、印刷会社等では、元と
なる文章の文字や表現の誤りの修正や表現の変更などに
より、文章をより良くするための校正としても重要な位
置を占めている。

［発明が解決しようとする課題： 上述したような文書の作成過程において、元の文章と修
正後の文章を対比させて見る必要を生ずることがあるが
、このようなとき、人力した文章を表示装置の画面上に
表示せしめて、キー人力により直接修正する方法を採る
場合においては、文章の修正後に元の文章と修正後の文
章とを照合しようとすると、元の文章のハードコピーを
止っておく必要があり、これと画面上に表示されている
修正後の文章とを対比して見ると言う不自然な方法に依
らざるを得なかった。

また、一方、−旦人力した文章のハードコピーをとり、
これに加筆して、これに基づいて文章の修正を行なう方
法を採る場合においては、修正箇所などの元の文章に対
する対比は閂確に認識し得るものの、ワードプロセッサ
を使用しての文章作成としては、甚だ不効率な方法と言
わざるを得なかった。

本発明は、このような従来の問題点に鑑ろ、文章の校正
を効率的に行なうことの可能な文書編集機能を備えた装
置を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 本発明によれば、上述の目的は、前記特許請求の範囲に
記載した手段により達成される。

すなわち、本発明は元の文書と該文書に加筆して校正を
行なうべき校正文書とを同一画面上に同時に表示する手
段と、上記元の文書の文字データを段落ごとに記憶する
文書記憶手段と、該元の文書の各段落に対応せしめて設
けた当該段落の行数と、当該段落の開始位置の文書記憶
手段上のアドレスと、該段落に後続する段落の文字デー
タの記憶手段上の開始位置を示すポインタとから成る文
書管理テーブルと、前言己校正文書の文字データを段落
ごとに記憶する校正文書記憶手段と、該校正文書の各段
落に対応せしめて設けた当該段落の行数と当該段落の開
始位置の校正文書記憶手段上のアドレスと、該段落に後
続する段落の文字データの記憶手段上の開始位置を示す
ポインタとから成る校正文書管理テーブルとを具備する
と共に、上記文書表示管理テーブルと校正文書表示管理
テーブルとを参照して、元の文書と校正後の文書を各段
落ごとに対応せしめて表示する手段を設けた文書校正装
置である。

［作　用］ 本発明においては、元の文書と加筆校正すべき文書とを
表示装置上に、段落ごとに対応せしめて表示する。

通常の使用方法においては、初期状態において、これら
は全く同一の文書が２絵表示されるが、その一方につい
て、文節を加入したり、削除したり、あるいは表現の変
更を行なったりすることにより校正を行なうと、その結
果、元の文書と校正後の文書との段落の対応は、ずれて
しまうことになる。

本発明においては、記憶手段（メモリ）上にそれぞれの
文書（元の文書と校正文書）について文章の段落ごとに
文字データを記憶すると共に、これらのそれぞれの段落
に対応せしめて、当該段落の行数と、該段落の文字列が
格納されている記憶手段上の先頭アドレスと、次の段落
の先頭アドレスを示すポインタとを有する文書表示管理
テーブルを具備せしめて、文書を校正することにより、
元の文書と校正文書との段落の対応がずれたとき文書表
示管理テーブル上の値を補正し、表示に際しこれを参照
することにより、常に元の文書と校正文書との段落ごと
の対応を一致せしとるようにしている。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
って、１は入力制御部、２は文書編集部、３は校正前文
書記憶邪、４は校正機文書記憶部、５は表示編集部、６
は表示制御部を表わしている。

同図において、人力制御部１は文書の人力や校正の指示
を制御する。文章編集部２は上記人力制御部１からの指
示により文書の編集処理を行なう。校正前文書記憶ＦＡ
３は校正対象となる文書を記憶する。校正機文書記憶部
４は文書編集の結果得られた文書を記憶する。表示編集
部５は段落単位に校正前文書記憶部３の内容と校正機文
書記憶Ｂ４の内容を対比して表示するための制御を行な
う。表示制御部６は校正前文書と校正後文書を２段で表
示する制御を行なう。

上記、校正前文書記憶部３および校正機文書記憶部４は
それぞれ文書管理部と文書メモリ部とからなる。

第２図はこれら各文書記憶部の構成を更に詳しく表示し
たもので、（ａ）は校正前文書記憶部の内容を、また（
ｂ）は校正機文書記憶部の内容を示しており、７は校正
前文書メモリ、７１は第１段落の文字データ、７−２は
第２段落の文字データ、８は校正後文書メモリ、８−１
は第１段落の文字データ、８−２は第２段落の文字デー
タ、９〜１２はそれぞれ文書表示管理テーブルを表わし
ており、英字符Ａは次の段落情報へのポインタ、Ｂは段
落行数、Ｃはデータアドレスを示している。そして、こ
れらの文書表示管理テーブルと文書メモリ内容との対応
関係の制御は、各文書記憶部自身で行なわれる。

文書を校正することによって、元の文書と校正後の文書
との対応がずれたとき、第１図の表示編集部５は、校正
前文書記憶部３の文書表示管理テーブル９と校正機文書
記憶部４の文書表示管理テーブル１１とを参照して表示
を制御する。

第３図は表示の状態を示す図であって、（ａ）は校正前
の状態を示しており、校正前の文書１３と校正後の文書
１４との各段落（図においては■〜■で示している）が
一致している状態を示しており、（ｂ）は校正後の文書
１４の■で示す第１段落の文字数が増加したため表示の
調整が行なわれた状態を示しており、（Ｃ）は校正後の
文書１４の第２段落が校正に際して削除された状態を示
している。

［発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、文書の校正に際
して、元の文書と校正後の文書とを段落ごとに対比せし
めながら校正作業を進められるので、非常に効率的であ
り、また効果的な推敲を行ない得る利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は文書記憶部の構成を示す図、第３図は表示の状態
を示す図である。 １・・・・・・入力制御部、２・・・・・・文書編集部
、３・・・・・・校正前文書記憶部、４・・・・・・校
正機文書記憶部、５・・・・・・表示編集部、６・・・
・・・表示制御部、７・・・・・・校正前文書メモリ、
７−１．８−１・・・・・・第１段落の文字データ、？
−２．８−２・・・・・・第２段落の文字データ、８・
・・・・・校正機文書メモリ、９〜１２・・・・・・文
書表示管理テーブル、１３・・・・・・校正前の文書、
１４・・・・・・校正後の文書

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 元の文書と該文書に加筆して校正を行なうべき校正文書
   とを同一画面上に同時に表示する手段と、 上記元の文書の文字データを段落ごとに記憶する文書記
   憶手段と、 該元の文書の各段落に対応せしめて設けた当該段落の行
   数と、当該段落の開始位置の文書記憶手段上のアドレス
   と、該段落に後続する段落の文字データの記憶手段上の
   開始位置を示すポインタとから成る文書表示管理テーブ
   ルと、前記校正文書の文字データを段落ごとに記憶する
   校正文書記憶手段と、 該校正文書の各段落に対応せしめて設けた当該段落の行
   数と当該段落の開始位置の校正文書記憶手段上のアドレ
   スと、該段落に後続する段落の文字データの記憶手段上
   の開始位置を示すポインタとから成る校正文書表示管理
   テーブルとを具備し、 上記文書表示管理テーブルと校正文書表示管理テーブル
   とを参照して元の文書と校正後の文書を各段落ごとに対
   応せしめて表示する手段を設けたことを特徴とする文書
   校正装置。