JPH03249A - 電気積層板の製造方法 - Google Patents
電気積層板の製造方法Info
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- JPH03249A JPH03249A JP1133991A JP13399189A JPH03249A JP H03249 A JPH03249 A JP H03249A JP 1133991 A JP1133991 A JP 1133991A JP 13399189 A JP13399189 A JP 13399189A JP H03249 A JPH03249 A JP H03249A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/44—Manufacturing insulated metal core circuits or other insulated electrically conductive core circuits
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、電気積N板の製造方法に関する。
金属板を基板として用いた多層の電気多層板の!!U造
方法は、たとえば、特願昭63−73671号出願に開
示されている。同製造方法は、第3図にその工程が示さ
れている。同図(alにみるように、金属板2は銅板や
アルミニウム板等で形成され、スルーホールの形成され
る個所に同スルーホールよりも径の大きな通孔1・・・
が明けられている。
方法は、たとえば、特願昭63−73671号出願に開
示されている。同製造方法は、第3図にその工程が示さ
れている。同図(alにみるように、金属板2は銅板や
アルミニウム板等で形成され、スルーホールの形成され
る個所に同スルーホールよりも径の大きな通孔1・・・
が明けられている。
この金属板2には、同図(blにみるように、片面(下
面)にプリプレグ3aを重ねて仮接着させるようにする
。プリプレグ3aはガラス布や紙等を基材とし、これに
エポキシ樹脂やポリイミド等の熱硬化性樹脂を含浸させ
て乾燥することによって調製されたものであり、同プリ
プレグ3aは、金属板2の通孔1の底の開口を閉塞する
役目をなすだけのものであるため、0.1日程度の薄い
ものになっている。つぎに、同図(C1にみるように、
金属板2の通孔1・・・内に、球状粉末やガラス繊維等
の充填剤を配合した樹脂4を充填してのち、減圧脱気し
て加熱することで同樹脂4を硬化させる。こうして得ら
れた複合体6を、同図(dlにみるように、数枚重ねる
とともに各最外層の複合体6の外側面にプリプレグ3b
を介して銅箔等の金属箔13を重ねる。このとき、各複
合体6間には、片面プリント配線板や両面プリント配線
板、多層プリント配線板など、内層用回路を形成した回
路板12・・・をプリプレグ3bを介してセットしてお
くようにする。そして、これら積層状のものを加熱加圧
成形することで、プリプレグ3bに含浸させた樹脂が硬
化して、各複合体6と回路板12とが接着するようにな
り、これにより、金属板2と回路板12とが交互に積層
し最外層に金属箔13.13の接着した電気積層板の半
製品を得ることができる。そののち、同半製品に、ドリ
ル加工やパンチ加工等により穿孔加工することで、スル
ーホールを形成する。間スルーホールは、前記通孔1よ
りも小さい直径で樹脂4の部分の中心を通るものである
。これにより、樹脂4が一部残されるので、スルーホー
ルの内周と金属板2との間の電気絶縁性が確保される。
面)にプリプレグ3aを重ねて仮接着させるようにする
。プリプレグ3aはガラス布や紙等を基材とし、これに
エポキシ樹脂やポリイミド等の熱硬化性樹脂を含浸させ
て乾燥することによって調製されたものであり、同プリ
プレグ3aは、金属板2の通孔1の底の開口を閉塞する
役目をなすだけのものであるため、0.1日程度の薄い
ものになっている。つぎに、同図(C1にみるように、
金属板2の通孔1・・・内に、球状粉末やガラス繊維等
の充填剤を配合した樹脂4を充填してのち、減圧脱気し
て加熱することで同樹脂4を硬化させる。こうして得ら
れた複合体6を、同図(dlにみるように、数枚重ねる
とともに各最外層の複合体6の外側面にプリプレグ3b
を介して銅箔等の金属箔13を重ねる。このとき、各複
合体6間には、片面プリント配線板や両面プリント配線
板、多層プリント配線板など、内層用回路を形成した回
路板12・・・をプリプレグ3bを介してセットしてお
くようにする。そして、これら積層状のものを加熱加圧
成形することで、プリプレグ3bに含浸させた樹脂が硬
化して、各複合体6と回路板12とが接着するようにな
り、これにより、金属板2と回路板12とが交互に積層
し最外層に金属箔13.13の接着した電気積層板の半
製品を得ることができる。そののち、同半製品に、ドリ
ル加工やパンチ加工等により穿孔加工することで、スル
ーホールを形成する。間スルーホールは、前記通孔1よ
りも小さい直径で樹脂4の部分の中心を通るものである
。これにより、樹脂4が一部残されるので、スルーホー
ルの内周と金属板2との間の電気絶縁性が確保される。
そして、スルーホールを加工したのち、同スルーホール
の内周面に銅メツキ等の方法で導体膜を形成したり、金
属箔13をエツチング処理して外層回路を形成したりす
ることで、多層の金属板2・・・を基板とし回路板12
・・・による内層回路と金属箔13.13による外層回
路とを備えた多層の電気積層板が出来上がるのである。
の内周面に銅メツキ等の方法で導体膜を形成したり、金
属箔13をエツチング処理して外層回路を形成したりす
ることで、多層の金属板2・・・を基板とし回路板12
・・・による内層回路と金属箔13.13による外層回
路とを備えた多層の電気積層板が出来上がるのである。
前記電気積層板の製造方法によれば、金属板2の通孔1
に充填した樹脂4に充填剤が配合されているので、前記
穿孔加工をするとスルーホールの内周面にこの充填剤が
露出して同内周面が凹凸面となり、この凹凸面がアンカ
ー効果などを発揮することで、スルーホールの内周面に
施される導体膜くメツキ層)の密着性が高まるものであ
る。そのほか、通孔1内の樹脂4は、予め同通孔1内に
流し込んで充填されるもので、成形時にプリプレグ3b
の溶融樹脂を流入させて充填されるものではないので、
通孔1内の樹脂4中の充項剤量が少なくなってスルーホ
ールの凹凸面が不十分になったり、充填剤が偏在して加
熱応力が加わったときに充填剤と樹脂との界面に剥離が
生じたりするおそれはない等の利点を有する。
に充填した樹脂4に充填剤が配合されているので、前記
穿孔加工をするとスルーホールの内周面にこの充填剤が
露出して同内周面が凹凸面となり、この凹凸面がアンカ
ー効果などを発揮することで、スルーホールの内周面に
施される導体膜くメツキ層)の密着性が高まるものであ
る。そのほか、通孔1内の樹脂4は、予め同通孔1内に
流し込んで充填されるもので、成形時にプリプレグ3b
の溶融樹脂を流入させて充填されるものではないので、
通孔1内の樹脂4中の充項剤量が少なくなってスルーホ
ールの凹凸面が不十分になったり、充填剤が偏在して加
熱応力が加わったときに充填剤と樹脂との界面に剥離が
生じたりするおそれはない等の利点を有する。
しかし、前記通孔1に充填される樹脂4が粉粒体である
ときには必ずしも上記のようにはならない。樹脂4が粉
粒体であるときは、同粉粒体を、充填剤とともに、一方
がプリプレグ3aで塞がれた通孔1に入れてのち、同充
填剤配合樹脂粉粒体を、金属板2の上面に沿ってスキー
ジ−により掻き落とすようにするのが通例であった。し
たがって、通孔1に入れられた充填剤配合樹脂粉粒体間
には隙間が残るため、前記加熱加圧成形時にプリプレグ
3aからの樹脂が通孔1に流れ込むようになって、その
流れ作用で通孔1内の充填剤が同通孔1内において偏る
ようになる。その結果、スルーホールを形成したときの
凹凸面が不十分な凹凸になったり、加熱応力が加わった
ときに充填剤と樹脂との界面に剥離が生じたりする。充
填剤が偏在すると、第4図にみるように、加熱加圧成形
に伴って上・下方向に収縮力が発生するようになり、そ
の状態で同図×印の四隅C・・・にプリプレグ3a、3
bからの溶融樹脂が流れ込むようなことがあると、その
部分C・・・が他と比べて著しく高濃度の部分になり、
その結果、ここに眉間クラックが発生しやすくなってい
た。これらのことから、スルーホール信頼性の向上を図
ることができなかった。
ときには必ずしも上記のようにはならない。樹脂4が粉
粒体であるときは、同粉粒体を、充填剤とともに、一方
がプリプレグ3aで塞がれた通孔1に入れてのち、同充
填剤配合樹脂粉粒体を、金属板2の上面に沿ってスキー
ジ−により掻き落とすようにするのが通例であった。し
たがって、通孔1に入れられた充填剤配合樹脂粉粒体間
には隙間が残るため、前記加熱加圧成形時にプリプレグ
3aからの樹脂が通孔1に流れ込むようになって、その
流れ作用で通孔1内の充填剤が同通孔1内において偏る
ようになる。その結果、スルーホールを形成したときの
凹凸面が不十分な凹凸になったり、加熱応力が加わった
ときに充填剤と樹脂との界面に剥離が生じたりする。充
填剤が偏在すると、第4図にみるように、加熱加圧成形
に伴って上・下方向に収縮力が発生するようになり、そ
の状態で同図×印の四隅C・・・にプリプレグ3a、3
bからの溶融樹脂が流れ込むようなことがあると、その
部分C・・・が他と比べて著しく高濃度の部分になり、
その結果、ここに眉間クラックが発生しやすくなってい
た。これらのことから、スルーホール信頼性の向上を図
ることができなかった。
前記事情に鑑みて、この発明の課題とするところは、ス
ルーホール信頼性に優れるようにすることにある。
ルーホール信頼性に優れるようにすることにある。
前記課題を解決するため、この発明にかかる電気積層板
の製造方法は、通孔を有する金属板の同通孔内に充填剤
配合樹脂粉粒体を充填するとともに、同金属板とプリプ
レグとを、両者間に充填剤配合樹脂層を介在させるよう
にして交互に重ね合わせ、これを加熱加圧して積層成形
し、その後に前記通孔内の樹脂の部分でスルーホールを
穿孔加工するようにする。
の製造方法は、通孔を有する金属板の同通孔内に充填剤
配合樹脂粉粒体を充填するとともに、同金属板とプリプ
レグとを、両者間に充填剤配合樹脂層を介在させるよう
にして交互に重ね合わせ、これを加熱加圧して積層成形
し、その後に前記通孔内の樹脂の部分でスルーホールを
穿孔加工するようにする。
通孔を有する金属板の同道孔内に充填剤配合樹脂粉粒体
を充填するとともに、同金属板とプリプレグとを、両者
間に充填剤配合樹脂層を介在させるようにして交互に重
ね合わせ、これを加熱加圧して積層成形し、その後に前
記通孔内の樹脂の部分でスルーホールを穿孔加工するよ
うにすると、充填率が上がり、成形時にプリプレグから
の樹脂の流れ込みが少なくなって、通孔内での充填剤の
偏りがなくなる。これにより、通孔内に充填される樹脂
として粉粒体を用いても、スルーホール形成時に充填剤
による凹凸面が充分に得られるとともに、充填剤と樹脂
間の界面に剥離が生じたり、眉間クランクが発生したり
することがなくなる。
を充填するとともに、同金属板とプリプレグとを、両者
間に充填剤配合樹脂層を介在させるようにして交互に重
ね合わせ、これを加熱加圧して積層成形し、その後に前
記通孔内の樹脂の部分でスルーホールを穿孔加工するよ
うにすると、充填率が上がり、成形時にプリプレグから
の樹脂の流れ込みが少なくなって、通孔内での充填剤の
偏りがなくなる。これにより、通孔内に充填される樹脂
として粉粒体を用いても、スルーホール形成時に充填剤
による凹凸面が充分に得られるとともに、充填剤と樹脂
間の界面に剥離が生じたり、眉間クランクが発生したり
することがなくなる。
以下に、この発明を、その実施例をあられす図面を参照
しつつ詳しく説明する。
しつつ詳しく説明する。
第1図は、この発明にかかる電気積層板の製造方法の一
実施例をあられしている。第2図(alにみるように、
プリプレグ3a・・・の上には充填剤配合樹脂粉粒体4
がやや薄い層状になるようにして撒散される。同粉粒体
4の上には、同図(blにみるように、通孔2・・・を
明けた金属板2が載せられるとともに、同金属板2をや
や押し付けて回転などさせながらプリプレグ3aに金属
板2が平行になるように、また、充填剤配合樹脂粉粒体
4が薄目になるようにする。同図(blの矢印は余分な
充填剤配合樹脂粉粒体4が外部に排除されることで、金
属板2とプリプレグ3a間に充填剤配合樹脂層4aが形
成された様子をあられすものである。同図(C)にみる
ように、通孔1・・・内には充填剤配合樹脂粉粒体4が
入れられるとともに、金属板2の上にも同粉粒体4が薄
(撒散されるようにされる。この充填剤配合樹脂粉粒体
4の上には、他のプリプレグ3aが載せられるとともに
、同プリプレグ3aにより充填剤配合樹脂粉粒体4が薄
くなるようにされる。この薄くなった部分は充填剤配合
樹脂層4aとされる。この複合したものが得られたなら
ば、第1図(C)にみるように、他のプリプレグ3bお
よび回路板12とともに積層するとともに、最外層に銅
箔13.13を積層するようにする。そして、この積層
したものを加熱加圧成形してプリプレグ3a、3bを介
して金属板2・・・および回路板12・・・を互いに接
着するようにする。この際、金属板2とプリプレグ3a
、3aとの間に入れられた充填剤配合樹脂層4a、4a
は、第2図(C)に矢印で示すように、通孔1・・・内
へと流れ込んで、同図(d)にみるような状態になり、
プリプレグ3a3bから樹脂が流れ込むようなことはな
くなる。このように、金属板2とプリプレグ3a、3a
間の充填剤配合樹脂層4a、4aが同様の配合である通
孔1内に流れ込むので、通孔1内の充填剤が偏るような
ことがなくなる。前記充填剤配合樹脂粉粒体4は、プリ
プレグ3aに含浸させるものと同様のものを粉末状にし
たものが使われる。充填剤としては任意のものを用いる
ことができるが、Alx Os 、All’* Ox
・Hz 01Altos・3HtO、タルク、Mg0
SCa Cot 、Sb* Ox 、Abx Oiなど
の球状粉末、EガラスやDガラス、Tガラス、Rガラス
、Qガラスなどのガラス繊維や、ケブラー(デュポン社
製)、テクノーラ(奇人社製)などのアラミド繊維等を
細かく切断してすりつぶした針状粉末を例示することが
できる。樹脂粉粒体への充填剤の配合量は、樹脂分10
0重量部に対して50〜1000重量部程度、好ましく
は400重量部とされる。なお、前記プリプレグ3a、
3bには充填剤は配合されていない。
実施例をあられしている。第2図(alにみるように、
プリプレグ3a・・・の上には充填剤配合樹脂粉粒体4
がやや薄い層状になるようにして撒散される。同粉粒体
4の上には、同図(blにみるように、通孔2・・・を
明けた金属板2が載せられるとともに、同金属板2をや
や押し付けて回転などさせながらプリプレグ3aに金属
板2が平行になるように、また、充填剤配合樹脂粉粒体
4が薄目になるようにする。同図(blの矢印は余分な
充填剤配合樹脂粉粒体4が外部に排除されることで、金
属板2とプリプレグ3a間に充填剤配合樹脂層4aが形
成された様子をあられすものである。同図(C)にみる
ように、通孔1・・・内には充填剤配合樹脂粉粒体4が
入れられるとともに、金属板2の上にも同粉粒体4が薄
(撒散されるようにされる。この充填剤配合樹脂粉粒体
4の上には、他のプリプレグ3aが載せられるとともに
、同プリプレグ3aにより充填剤配合樹脂粉粒体4が薄
くなるようにされる。この薄くなった部分は充填剤配合
樹脂層4aとされる。この複合したものが得られたなら
ば、第1図(C)にみるように、他のプリプレグ3bお
よび回路板12とともに積層するとともに、最外層に銅
箔13.13を積層するようにする。そして、この積層
したものを加熱加圧成形してプリプレグ3a、3bを介
して金属板2・・・および回路板12・・・を互いに接
着するようにする。この際、金属板2とプリプレグ3a
、3aとの間に入れられた充填剤配合樹脂層4a、4a
は、第2図(C)に矢印で示すように、通孔1・・・内
へと流れ込んで、同図(d)にみるような状態になり、
プリプレグ3a3bから樹脂が流れ込むようなことはな
くなる。このように、金属板2とプリプレグ3a、3a
間の充填剤配合樹脂層4a、4aが同様の配合である通
孔1内に流れ込むので、通孔1内の充填剤が偏るような
ことがなくなる。前記充填剤配合樹脂粉粒体4は、プリ
プレグ3aに含浸させるものと同様のものを粉末状にし
たものが使われる。充填剤としては任意のものを用いる
ことができるが、Alx Os 、All’* Ox
・Hz 01Altos・3HtO、タルク、Mg0
SCa Cot 、Sb* Ox 、Abx Oiなど
の球状粉末、EガラスやDガラス、Tガラス、Rガラス
、Qガラスなどのガラス繊維や、ケブラー(デュポン社
製)、テクノーラ(奇人社製)などのアラミド繊維等を
細かく切断してすりつぶした針状粉末を例示することが
できる。樹脂粉粒体への充填剤の配合量は、樹脂分10
0重量部に対して50〜1000重量部程度、好ましく
は400重量部とされる。なお、前記プリプレグ3a、
3bには充填剤は配合されていない。
前記のように、この発明にかかる電気積層板の製造方法
は、通孔を有する金属板の同道孔内に充填剤配合樹脂粉
粒体を充填するとともに、同金属板とプリプレグとを、
両者間に充填剤配合樹脂層を介在させるようにして交互
に重ね合わせ、これを加熱加圧して積層成形し、その後
に前記通孔内の樹脂の部分でスルーホールを穿孔加工す
るようにするので、充填率が上がり、成形時にプリプレ
グからの樹脂の流れ込みが少なくなって、通孔内での充
填剤の偏りがなくなる。これにより、通孔内に充填され
る樹脂として粉粒体を用いても、スルーホール形成時に
充填剤による凹凸面が充分に得られるとともに、充填剤
と樹脂間の界面に剥離が生じたり、眉間クラックが発生
したりすることがなくなる。
は、通孔を有する金属板の同道孔内に充填剤配合樹脂粉
粒体を充填するとともに、同金属板とプリプレグとを、
両者間に充填剤配合樹脂層を介在させるようにして交互
に重ね合わせ、これを加熱加圧して積層成形し、その後
に前記通孔内の樹脂の部分でスルーホールを穿孔加工す
るようにするので、充填率が上がり、成形時にプリプレ
グからの樹脂の流れ込みが少なくなって、通孔内での充
填剤の偏りがなくなる。これにより、通孔内に充填され
る樹脂として粉粒体を用いても、スルーホール形成時に
充填剤による凹凸面が充分に得られるとともに、充填剤
と樹脂間の界面に剥離が生じたり、眉間クラックが発生
したりすることがなくなる。
なお、前記金属板とプリプレグ間、および通孔内に充填
剤配合樹脂粉粒体を入れた状態で前記成形する前の段階
では、振動を加えて樹脂の厚さ調整や通孔内への充填率
の向上を図るようにしてもよい。前記充填剤配合樹脂層
の樹脂層には、液伏のものを用いるようにしてもよい。
剤配合樹脂粉粒体を入れた状態で前記成形する前の段階
では、振動を加えて樹脂の厚さ調整や通孔内への充填率
の向上を図るようにしてもよい。前記充填剤配合樹脂層
の樹脂層には、液伏のものを用いるようにしてもよい。
この発明にかかる電気積層板の製造方法は、以上のよう
にするため、スルーホール信頼性に優れるようになる。
にするため、スルーホール信頼性に優れるようになる。
第1図はこの発明にかかる電気積層板の製造方法の一実
施例をあられす工程断面図、第2図は同工程の詳細を拡
大してあられす断面図、第3図は従来の方法を工程ごと
にあられす断面図、第4図は眉間クラックの発生状況を
あられす断面図である。 l・・・通孔 2・・・金属板 3a、3b・・・プリ
プレグ 4・・・充填剤配合樹脂粉粒体 4a・・・充
填剤配合樹脂層 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第331 (d)
施例をあられす工程断面図、第2図は同工程の詳細を拡
大してあられす断面図、第3図は従来の方法を工程ごと
にあられす断面図、第4図は眉間クラックの発生状況を
あられす断面図である。 l・・・通孔 2・・・金属板 3a、3b・・・プリ
プレグ 4・・・充填剤配合樹脂粉粒体 4a・・・充
填剤配合樹脂層 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第331 (d)
Claims (1)
- 1 通孔を有する金属板の同通孔内に充填剤配合樹脂粉
粒体を充填するとともに、同金属板とプリプレグとを、
両者間に充填剤配合樹脂層を介在させるようにして交互
に重ね合わせ、これを加熱加圧して積層成形し、その後
に前記通孔内の樹脂の部分でスルーホールを穿孔加工す
るようにする電気積層板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1133991A JPH03249A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 電気積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1133991A JPH03249A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 電気積層板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03249A true JPH03249A (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=15117832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1133991A Pending JPH03249A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 電気積層板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03249A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110274877A1 (en) * | 2010-05-04 | 2011-11-10 | Li-Chih Yu | Method for manufacturing metal base laminate |
CN104812167A (zh) * | 2015-03-01 | 2015-07-29 | 四会富士电子科技有限公司 | 一种高信赖性双面铝基板及其生产方法 |
CN113079645A (zh) * | 2021-03-30 | 2021-07-06 | 上海大学 | 一种夹心铝基印制线路板压合方法 |
-
1989
- 1989-05-26 JP JP1133991A patent/JPH03249A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110274877A1 (en) * | 2010-05-04 | 2011-11-10 | Li-Chih Yu | Method for manufacturing metal base laminate |
CN104812167A (zh) * | 2015-03-01 | 2015-07-29 | 四会富士电子科技有限公司 | 一种高信赖性双面铝基板及其生产方法 |
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