JPH03248759A - ダイカストマシンの試鋳方法 - Google Patents

ダイカストマシンの試鋳方法

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Publication number
JPH03248759A
JPH03248759A JP4419590A JP4419590A JPH03248759A JP H03248759 A JPH03248759 A JP H03248759A JP 4419590 A JP4419590 A JP 4419590A JP 4419590 A JP4419590 A JP 4419590A JP H03248759 A JPH03248759 A JP H03248759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
ingot
casting
mold
injection sleeve
Prior art date
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Pending
Application number
JP4419590A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirochika Yokote
横手 広周
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はダイカストマシンの製品を鋳造する際の試鋳方
法に関する。
[従来の技術] ダイカストマシンにより製品を実際に鋳造成形するに際
しては、予め試鋳を行ない、定量供給装置から射出スリ
ーブ内に供給される溶湯の量が最適か否か、さらに製品
中のガス抜き状態の良否の判定を行なっている。
従来の試鋳方法を射出スリーブへの溶湯の供給を圧送給
湯装置により行なうダイカストマシンを例に採り説明す
ると、先づ実際の製品を成形鋳造するための金型をダイ
カストマシンに取付け、金型を閉じて金型キャビティを
形成した後、前記キャビティに溶湯を充填して鋳造を行
ない、同鋳造製品の重量と予め計算等により求めてある
鋳造製品の適正な重量と比較し、前記と同じ試鋳をくり
返し行ない、それにより圧送給湯装置の給湯量を調整し
て、適正給湯量を試行錯誤により決定している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の試鋳方法においては前
述のように適正給湯量設定を試行錯誤により決定してい
るため金型内へ何回も試鋳を行ない、そのたびごとに金
型内へ付着した鋳造のカス等を取除く作業を行なうので
、適正給湯量設定作業が煩雑になり、またエアベントの
ガス抜きの確認を行なえず鋳造作業立上げに大きな障害
となっていた。
ここに本発明の目的は、従来の試鋳方法における給湯量
設定時の試行錯誤を排除し、エアベントのガス抜きを確
認し、鋳造作業の立上げを簡単に行なえるダイカストマ
シンの試鋳方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は前記目的を達成するため、射出スリーブ内に定
量の溶湯を供給し、射出スリーブ内の射出プランジャに
より前記定量の溶湯を金型キャビティ内に加圧鋳造する
ダイカストマシンの加圧鋳造における試鋳方法において
、 型開きおよび型閉しの2状態で夫々射出スリブ内に溶湯
を定量供給し、射出スリーブ内で前記溶湯をそのまま冷
却凝固させたインゴットを製作し、前記型開き状態のイ
ンゴットの重量と、予め求めてある鋳造製品の重量を比
較することにより定量供給装置の供給量を調整するとと
もに、前記状態のインゴット重量を比較することにより
、キャビティ内のガス抜きを行なうエアベントの調整を
行なうことを特徴とするダイカストマシンの試鋳方法と
した。
[作 用] 本発明によれば、型開き状態のインゴット重量と予め計
算等により求めてある鋳造品の重量とを比較することに
より供給される溶湯の多少が分かるとともに、金型開放
時と型閉し時の夫々の射出スリーブ内で送量供給された
溶湯を冷却凝固させたインゴットの重量を比較すること
により、金型内のガス抜き状態が分かる。
[実施例] 以下本発明の実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明する。
第1図において、不図示の溶湯保持炉に連通してダクト
6が取付けられ、このダクト6には溶湯を送り出すため
の圧送給湯装置7が取着されている。さらにこのダクト
6に連通して形成された給湯口5を有し進退自在に摺動
する射出プランジャ4を内部に有する射出スリーブ3が
固定金型1に取着され、この固定金型1と移動金型2に
よりキャビティが形成される。
以上の構成において、固定金型lと移動金型2を型開き
状態にして、圧送給湯装置7によりダクト6を通して射
出スリーブ3に溶湯を定量給湯し、定量給湯完了で圧送
給湯装置7を停止するとともに射出プランジャ4を前進
(図中上向き)して給湯口5を閉塞した状態で射出プラ
ンジャ4を前進させ、スリーブ3から溶湯が溢れない位
雪で停止し、その状態で所定時間待機して溶湯8を射出
スリーブ3で凝固させ、溶湯が凝固した前記インゴット
9を押出す。
この押出されたインゴット9の重量を計量して、先に求
めてある適正な製品重量との比較により給湯量の過多又
は過少をチエツクし、前記給湯量が過多の場合は給湯送
り量が少なくなるように圧送給湯装置7を調整し、給湯
量が過少の場合は給湯送り量が大きくなるように圧送給
湯装置7を調整する。この調整により最適の給湯送り量
を設定し試鋳を行ないインゴット9を製作する。
次に、金型を型閉め状態にして、前記型開き状態のとき
と同じように射出スリーブ内でインゴットの試鋳を行な
う。
即ち、圧送給湯装置7によりダクト6を通して射出スリ
ーブ3に溶湯8を定量給湯し、定量給湯完了で圧送給湯
装置7を停止するとともに射出プランジャ4を前進して
給湯口5を閉塞した状態で射出プランジャ4の前進を停
止し、その状態で所定時間待機して溶湯8を射出スリー
ブ3で凝固させ、型を開いて溶湯が凝固した前記インゴ
ット9を押出す、先に求めてある型開き状態とこの型閉
め状態におけるインゴット重量との比較を行ない型閉め
状態におけるインゴット重量が軽ければエアベントのガ
ス抜き効果が悪い場合であり、射出スリーブおよびキャ
ビティ内のガスの排出条件が悪くその内圧が上昇し圧送
給湯装置7の圧送圧力に抵抗する背圧として作用し給湯
量を変化させるからである。そこで型開き状態と型閉め
状態とでインゴット重量の変化が少ないようにエアベン
トの修正を行なう。
次に、以上の設定条件のもとにおいて、型閉め状態でキ
ャビティに溶湯を充填して鋳造製品を作り、その鋳造状
態を検査して最終的に給湯量を設定し、この鋳造製品の
重量を計量して記録し試鋳工程を完了する。これにより
鋳造作業立上げをスムーズにおこなうことができる。ま
た、この試鋳工程の製品重量と給湯量設定の諸説定値、
即ち、例えば圧送給湯装置が電磁ポンプの場合において
は給湯タイマ、電磁ポンプの励磁電流、電圧などを記録
し、これらの各設定値間の関係グラフを作成しておいて
、他ロットの試鋳工程における給湯量設定のための各設
定値を簡単に決められるように備えることができる。こ
のようにして他ロットの試鋳工程を短縮することができ
る6 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば鋳造作業開始の際
に、給湯量設定の調整と金型のエアベントの良否判定を
容易に行なうことができるので、鋳造作業の立上げ時間
を短縮する試鋳方法を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るダイカストマシンの射出部の構造
を示す概略図、第2図ないし第4図は本発明の実施例を
示す工程図で、第2図は射出スリーブに溶湯を給湯中の
状態を示す図、第3図は射出スリーブに溶湯を定量給湯
完了してプランジャを前進させ、スリーブから溶湯が溢
れない位置で停止している状態を示す区、第4図はイン
ゴットを押出した図である。 8・・・溶湯、9・・・インゴット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 射出スリーブ内に定量の溶湯を供給し、射出スリーブ内
    の射出プランジャにより前記定量の溶湯を金型キャビテ
    ィ内に加圧鋳造するダイカストマシンの加圧鋳造におけ
    る試鋳方法において、型開きおよび型閉じの2状態で夫
    々射出スリーブ内に溶湯を定量供給し、射出スリーブ内
    で前記溶湯をそのまま冷却凝固させたインゴットを製作
    し、前記型開き状態のインゴットの重量と、予め求めて
    ある鋳造製品の重量を比較することにより定量供給装置
    の供給量を調整するとともに、前記状態のインゴット重
    量を比較することにより、キャビティ内のガス抜きを行
    なうエアベントの調整を行なうことを特徴とするダイカ
    ストマシンの試鋳方法。
JP4419590A 1990-02-23 1990-02-23 ダイカストマシンの試鋳方法 Pending JPH03248759A (ja)

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