JPH03248634A

JPH03248634A - 電力増幅装置

Info

Publication number: JPH03248634A
Application number: JP2046060A
Authority: JP
Inventors: Hideki Ueda; 秀樹上田
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1990-02-27
Filing date: 1990-02-27
Publication date: 1991-11-06
Anticipated expiration: 2012-06-04
Also published as: JP2616098B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は携帯電話機の送信信号を増幅する電力増幅装置
に関し、特に異なる高周波系のレベル配分を有する２つ
の携帯電話機を選択的に接続する電力増幅装置に関する
。

〔従来の技術〕

一般に携帯電話機では、送信出力を増幅するために電力
増幅装置（ブースタ）を使用している。

従来、この種の電力増幅装置は、１つの携帯電話機には
、これに対応して各種特性を設定した１つの電力増幅装
置を専用に接続して使用する構成となっている。すなわ
ち、使用する携帯電話機からの送信信号の高周波レベル
に応じて電力増幅装置に設けられている増幅回路の利得
を設定することで、この電力増幅装置から送信される電
力が所定のレベルとなるように構成している。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の電力増幅装置は、ある携帯電話機に対し
て１対１で対応させながらその利得を設定させているた
め、この電力増幅装置に他の異なった高周波系のレベル
配分を有する携帯電話機を接続した場合には、所望の性
能を得ることができなくなる。したがって、異なる携帯
電話機を接続する際には、電力増幅装置の利得をその都
度調整しなければならないという問題がある。

本発明の目的は、異なる携帯電話機を接続した場合でも
、電力増幅装置とのインターフェイスを自動的にとるこ
とができるようにした電力増幅装置を提供することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の電力増幅装置は、装置内に設けられた増幅器の
実質的な利得を可変する手段と、この装置に接続された
携帯電話器から出力される制御信号によって前記利得可
変手段の利得を変化制御する制御部とを備えた構成とし
ている。

ここで、利得可変手段は、複数個の減衰器と、これら減
衰器を選択的に増幅器に接続させる切替スイッチとで構
成し、この切替スイッチを制御部によって切り替え動作
するように構成することができる。

また、利得可変手段は、可変利得増幅器で構成してもよ
い。

〔作用〕

本発明によれば、異なる携帯電話機を接続したときには
、この携帯電話機からの制御信号によって制御部が増幅
器の利得を当該携帯電話機の高周波レベルに適したレベ
ルに自動的に制御し、電力増幅装置と当該携帯電話機と
のインターフェイスをとることができる。

〔実施例〕

次に、本発明を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。こ
こでは、送信及び受信の各インターフェイスレベルが異
なる携帯電話機Ａと携帯電話機Ｂを選択的に接続する例
を示している。同図において、１は電力増幅装置であり
、送信部２．受信部３及び制御部４で構成され、アンテ
ナ５を有している。

前記送信部２は、フィルタ６、カップラ７、増幅器８．
ＡＬＣ（自動レベル制ｉ）回路９．それぞれ減衰量が異
なる減衰器（ＡＴＴ）１０，１１゜これらの減衰器１０
．１１を切り替える切替スイッチ１２およびフィルタ１
３で構成される。ここで、減衰器１０は携帯電話機Ａか
らフィルタ１３及び切替スイッチ１２を介して入力され
る送信信号を増幅器８の規定の入力インターフェイスレ
ベルに合うようにその減衰量が調整しである。また、減
衰器１１は携帯電話機Ｂからの送信信号を増幅器８の規
定の入力インターフェイスレベルに合うようにその減衰
量が調整しである。

前記受信部３は、フィルタ１４．それぞれ減衰量が異な
る減衰器１６．１７．　　これら減衰器１６１７を切り
替える切替スイッチ１５．増幅器１８およびフィルタ１
９で構成される。ここで、減衰器１６はアンテナ５から
フィルタ１４及び切替スイッチ１５を介して入力され、
かつ増幅器１８で増幅される受信信号が携帯電話機Ａの
入力インターフェイスレベルに合うようにその減衰量が
調整しである。また、減衰器１７は同様に受信信号が携
帯電話機Ｂの入力インターフェイスレベルに合うように
その減衰量が調整しである。

そして、前記フィルタ６．１４は前記アンテナ５に接続
され、前記フィルタ１３．１９は高周波信号ライン２０
に接続される。また、前記制御部４は制御信号ライン２
１に接続され、この制御信号ライン２１を通して入力さ
れる制御信号によって前記切替スイチ１２，１５をそれ
ぞれ切り替えるように構成している。なお、この制御部
４は前記ＡＬＣ回路９を制御するようにも構成している
。

一方、前記携帯電話機Ａと携帯電話機Ｂは、それぞれ高
周波信号ライン２０と制御信号ライン２１に接続され、
高周波信号ライン２０を通して高周波信号を入出力し、
制御信号ライン２１を通して接続された携帯電話機Ａ又
はＢに対応する信号を制御部４に出力するように構成し
ている。

このように構成された電力増幅装置１によれば、例えば
、一方の携帯電話機Ａが高周波信号ライン２０及び制御
信号ライン２１を介して接続された場合、携帯電話機Ａ
が接続された旨の制御信号が制御信号ライン２１を介し
て制御部４へ入力される。すると、制御部４は送信部２
と受信部３の各切替スイッチ１２．１５を同時に切り替
え動作させ、切替スイッチ１２は減衰器１０側へ、切替
スイッチ１５は減衰器１６側へそれぞれ接続させる。

ここで、減衰器１０は携帯電話機Ａがらの送信信号が増
幅器８の規定の入力インターフェイスレベルに合うよう
にその減衰量が調整しであるため、最適なインターフェ
イスレベルでの増幅を行って送信を実行することができ
る。また、このとき、受信部３においても受信信号は減
衰器１６により携帯電話機Ａの入力インターフェイスレ
ベルに合うように減衰されかつ増幅器１８によって増幅
されるため、最適な受信が実行される。

一方、携帯電話機Ａに代えて携帯電話機Ｂを接続したと
きには、その旨の制御信号が制御信号ライン２１を通し
て制御部４に入力され、切替スイッチ１２．１５をそれ
ぞれ減衰器１１．１７に切り替える。これにより、携帯
電話機Ｂからの送信信号は減衰器１１によって異なる減
衰量で減衰され、増幅器８で増幅された上で送信が行わ
れる。

また、受信信号は減衰器１７によって異なる減衰量で減
衰され、増幅器１８で増幅された上で受信が行われるこ
とになる。

なお、本実施例においては、制御部４はＡＬＣ回路９も
制御できるように構成しており、このＡＬＣ回路９によ
って増幅器８の実質的な利得を可変制御させ、これによ
り増幅器８を可変利得増幅器として構成して、送信出力
の制御を行うことも可能である。

また、制御信号は従来パワー制御等で用いられていた制
御ラインに重畳させて使用することができ、このように
構成すれば制御信号ライン２１を新たに設ける必要はな
い。

ここで、減衰器は３個以上設けてこれらを切替スイッチ
によって切り替えるように構成してもよく、３個以上の
携帯電話機に対応することが可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、電力増幅用の増幅器の実
質的な利得を可変する手段と、この利得可変手段の利得
を変化制御する制御部とを備えているので、異なる携帯
電話機を接続したときには、その携帯電話機からの制御
信号によって増幅器の利得が当該携帯電話機の高周波レ
ベルに適したレベルに自動的に制御されることになり、
複数の携帯電話機と１つの電力増幅装置との間のインタ
ーフェイスをとって携帯電話機の利用価値を高めること
ができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電力増幅装置の一実施例のブロック図
である。１・・・電力増幅装置、２・・・送信部、３・・・受信
部、４・・・制御部、５・・・アンテナ、６・・・フィ
ルタ、７・・・カップラ、８・・・増幅器、９・・・Ａ
ＬＣ回路、１０．１１・・・減衰器、１２・・・切替ス
イッチ、１３・・・フィルタ、１４・・・フィルタ、１
５・・・切替スイッチ、１６．１７・・・減衰器、１８
・・・増幅器、１９・・・フィルタ、２０・・・高周波
信号ライン、２１・・・制御信号ライン、Ａ・・・携帯
電話機、Ｂ・・・携帯電話機。

Claims

【特許請求の範囲】１、接続される携帯電話機の送信信号を増幅する増幅器
を備える電力増幅装置において、前記増幅器の実質的な
利得を可変する手段と、接続された携帯電話器から出力
される制御信号によって前記利得可変手段の利得を変化
制御する制御部とを備えることを特徴とする電力増幅装
置。２、利得可変手段は、複数個の減衰器と、これら減衰器
を選択的に前記増幅器に接続させる切替スイッチとで構
成し、この切替スイッチを前記制御部によって切り替え
動作するように構成してなる特許請求の範囲第１項記載
の電力増幅装置。３、利得可変手段は、可変利得増幅器で構成してなる特
許請求の範囲第１項記載の電力増幅装置。