JPH03248366A - ビデオテープレコーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カセットハーフを記録再生位置に搬送すると
共にカセットハーフよりテープを引き出してヘッドドラ
ムに巻付け、テープを走行させることにより磁気ヘッド
によりテープに記録しあるいは再生するビデオテープレ
コーダにおいて、複数のカセットを自動的に順次に再生
するビデオテープレコーダに関する。

〔従来の技術〕

従来のビデオテープレコーダは、第３図に示すように、
カセットハーフ１を記録再生位置に搬送しすると共にカ
セットハーフよりテープを引き出してヘッドドラムに巻
付ける駆動機構２により、ヘッドドラム、キャプスタン
、リールの駆動部３にセットする。

この駆動部３にセットされたカセットハーフ１は、キャ
プスタンによって一定速度でテープが送られると共にヘ
ッドドラムが回転され、テープ上に映像、音声信号およ
びテープのコントロール信号が記録され、あるいはテー
プ上に記録されている映像、音声信号を再生すると共に
コントロール信号をＣＴＬ信号検出装置４で再生するも
のである。

また、テープの始終端は始終端検出装置５で検出され、
前記ＣＴＬ信号検出装置４の出力によってコントロール
部６は駆動部３によるテープ速度および同期をコントロ
ールし、始終端検出装置５の出力でコントロール部６は
駆動部３を停止させるものである。

前記ヘッドドラムに取り付けられている回転ヘッドより
の映像および音声信号と、回転ヘッドで再生した映像お
よび音声信号は録画再生回路７でを介して増幅され出力
されるものである。

また、コントロール部６は操作部８からのスイッチ操作
等によって、前記駆動機構２、駆動部３を動作させ、カ
セットハーフＩの記録再生部への搬送と、カセットハー
フ１のエジェクト、テープ走行、早送り、巻戻し、停止
等を行うと共にテープの状態を表示部９に表示させるも
のである。

このようなビデオテープレコーダにおいては、カセット
ハーフ１の人為的な挿入によって、駆動機構２が動作し
て駆動部３へのカセットハーフ１のセットが行われ、操
作部８のエジェクトスイッチの操作によって、カセット
ハーフ１のエジェクトが行われる。従って、１巻の記録
再生が終り、２巻目を記録再生しようとする時、そのカ
セットハーフの交換は、人為的に行う必要があった。

〔発明が解決しようとする課題］ 一般にソフトと称される録画済のテープは、１巻の再生
時間は最大でも２時間であり、それ以上の長時間のもの
は、２巻以上に跨がって記録される。

これを再生するには１巻の再生終了後、これをエジェク
トして、次の巻を挿入し記録再生部にセットしなければ
ならない。

そのため、映画等の観賞が途中で途切れ、その興味が減
退すると共に、その操作が面倒であるという問題があっ
た。

〔発明の目的〕

本発明は、２巻以上に跨がる記録および再生の際に、１
巻の記録再生が完了すると自動的にそのカセットハーフ
をエジェクトして、次の巻のカセットハーフを記録再生
部にセットし、これを記録再生することにより、カセッ
トハーフ交換の手数と、その時間を短縮して興味が減退
しないようにする。

そして、全巻の再生終了後、セットされているカセット
ハーフのテープを巻き戻した後、これをエジェクトし、
その前の記録再生したカセットハーフを記録再生部に搬
送してテープを巻き戻すようにして、全巻の巻き戻しを
自動的に行い、各巻毎の再生終了時に巻き戻す必要をな
くしたビデオテープレコーダを提供することを目的とす
るものである。

〔発明の概要〕

本発明は、前述の目的を達成するためのビデオテープレ
コーダの手段に関し、テープのコントロール信号、終端
を検出する検出手段の出力によりカセットハーフをエジ
ェクトすると共に次のカセットハーフを記録再生部に移
送し、所定の記録再生が終了した後はテープの巻き戻し
、カセットハーフのエジェクト、および前のカセットハ
ーフの記録再生部への移送と巻き戻しを行うためのコン
トロール回路を備えたものである。

［発明の実施例］ 次に、本発明の実施の一例を、第１図、第２図について
説明する。

このビデオテープレコーダがヘッドドラム、キャプスタ
ン、リール等のテープの駆動部３、テープ上に記録され
ているコントロール信号を再生するＣＴＬ信号検出装置
４、テープの始終端を検出する始終端検出装置５、テー
プ上に映像、音声信号およびコントロール信号をヘント
ドラムを介して記録し、また、これらの再生信号を増幅
する録画再生回路７を有することは、従来のビデオテー
プレコーダと同一である。

そして、このテープレコーダにおいては、従来のカセッ
トハーフ収容位置から駆動部３にカセットハーフを搬送
する搬送に加えて、複数、例えば２個のカセットハーフ
Ａ、Ｂを収容し、このカセットハーフＡ、Ｂの何れかを
記録再生位置に移動させることができるカセットチェン
ジャ１０を加えたことである。

さらに、操作部８の操作に従って駆動部３を動作させ、
記録再生のだめのテープ走行、早送り、巻戻し等を行う
と共に、その動作状態を表示部９に表示させ、ＣＴＬ信
号検出装置４で検出されたコントロール信号によって、
駆動部３の走行を制御し、かつ、始終端検出装置５によ
るテープの始終端検出によって、駆動部３を停止させる
コントロール回路１１は、次の点において従来と相違す
る。

すなわち、カセットハーフＡ、Ｂのうち、第１春目であ
るカセットハーフＡを従来と同様にして駆動部３にセッ
トした後、第２図のフローチャートに示すように、カセ
ットハーフＡの録画部分の終了時にカセットハーフＢと
交換するのか、あるいはカセットハーフＡのテープが終
端に至った時にカセットハーフＢに交換するのかを、第
１のステップＳ、のリレーとして指定する。

この指定に従って、コントロール回路１１は第２ステツ
プＳ２として駆動部３を駆動し、カセットハーフＡの再
生を開始する。

この再生によって、ＣＴＬ検出装置４はコントロール信
号を検出するが、このテープの録画部分が終了すると、
それ以後にはコントロールトラックにコントロール信号
が記録されていないので、ＣＴＬ信号検出装置４は無出
力となる。

一方、コントロール回路１１は、ステップＳ２として、
ＣＴＬ信号検出装置４の出力を監視し、その出力が無く
なると、ステップＳ４としてステップＳＩのリレーの指
定と一致するか否かを判別する。

ステップＳＩの指定が終端である時は、コントロール回
路１１は、ステップＳ５として駆動部３をして高速再生
させ、ステップＳ６としてステップＳ３と同様にＣＴＬ
信号検出装置４の出力を監視する。

この場合、再びＣＴＬ信号検出装置４に出力のある場合
にはこの部分から録画されているので、ステップＳ７と
して駆動部３による再生を行いステップＳ３に戻る。

しかし、ステップＳ６において、ＣＴＬ信号検出装置４
が無出力の場合は、ステップＳａに進み、始終端検出装
置５の出力に従い無出力の場合はステップＳ６に戻るが
、出力のある場合にはカセットハーフＡ、Ｂの交換をス
テップＳ９として行わさせる。

前記ステップＳ４において、ステップＳ、のリレーの指
定が録画終了である場合にもステップＳ４から、このス
テップＳ９に進む。

このステップＳ９によるカセットハーフＡ、Ｂの交換は
、先づカセットチェンジャ１０の搬送手段を動作させて
、カセットハーフＡを移送手段によって記録再生位置よ
り収容位置に搬送させて、カセットハーフＡを収容部に
移動させる。

次に、カセットハーフＢを記録再生位置に移送すると共
にテープを引き出し駆動部３にセットする。このセット
が完了すると、ステップＳ１゜としてカセットハーフＢ
の再生が開始され、その後はカセットハーフＡの再生後
のステップＳ、〜Ｓ８までと同様に、ステップＳ　Ｉ　
＋　””’　Ｓ　Ｉ　６が行われる。

そして、ステップＳＩ□におけるステップＳ１のリレー
指定が録画部分の終了時である場合、または、ステップ
ＳＩ６でテープ終端である場合にはコントロール回路１
１は駆動部３をして、このカセットハーフＢの始端まで
の巻き戻しを行わさせる。

この始端までの巻き戻しを始終端検出装置５が検出する
と、ステップＳ　１７として、前記のステップＳ、の場
合と同様にして、カセットハーフＢのエジェクト、カセ
ットハーフＡの記録再生位置への搬送が行われ駆動部３
へのセットが行われる。

このセットが完了すると、ステップ３１９としてカセッ
トハーフＡのテープの始端までの巻き戻しをコントロー
ル回路１１は駆動部３に行わさせる。

そして、カセットハーフＡの始端までの巻き戻しが完了
して、始終端検出装置５がこれを検出すると、ステップ
Ｓ２゜とじてカセットハーフＡのエジェクトが行われ、
次いでステップＳ２Ｉとしてビデオテープレコーダの電
源がＯＦＦされるものである。

〔発明の効果］ 本発明は畝上のように、複数のカセットハーフを、その
１つの記録再生が終了し、もしくは、そのテープの終端
において、次のカセットハーフへの交換が自動的に行わ
れるので、カセットハーフ交換のために席と立つ必要が
なくなる。

そして、その交換に際してテープを巻き戻すことがない
ため、次のカセットハーフの記録再生までの時間が短縮
され、２巻以上に跨がる長時間の内容のカセットの場合
でも、交換の手数、時間による興味の減退を減少できる
。

しかも、複数のカセットハーフの再生の終了後に各カセ
ットハーフを自動的に全部巻き戻しを行うため、次の再
生等のために巻き戻す必要もなくなり、従って、複数の
カセットハーフの連続記録再生に好適なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図はコン
トロール回路のフローチャート図、第３図は従来のビデ
オテープレコーダのブロック図である。 Ａ、Ｂ・・・カセットハーフ、３・・・ヘッドドラム、
キヤプスタン、リールの駆動部、４・・・ＣＴＬ信号検
出装置、訃・・始終端検出装置、７・・・録画再生回路
、８・・・操作部、９・・・表示部、１０・・・カセッ
トチェンジャ、１１・・・コントロール回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のカセットハーフを収容するカセットハーフ収容手
   段と、該カセットハーフを収容位置から録再位置に搬送
   する搬送手段と、該搬送手段によって搬送されたカセッ
   トハーフからテープを引き出すと共にヘッドドラムに巻
   付けるテープ引出手段と、少なくとも走行中のテープの
   コントロール信号を検出するコントロール信号検出手段
   、テープの終端を検出する終端検出手段とを具備し、前
   記コントロール信号検出手段あるいは検出手段の検出出
   力によって、録再位置にあるカセットハーフを搬送手段
   によりカセットハーフ収容位置まで搬送し、次いで、他
   のカセットハーフを前記搬送手段により録再位置まで搬
   送し、さらに、所定数のテープの録再終了後に録再した
   カセットハーフを搬送手段によって録再位置まで搬送し
   てカセットハーフ内のテープを巻き戻すようにしたこと
   を特徴とするビデオテープレコーダ。