JPH03247B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH03247B2
JPH03247B2 JP62156715A JP15671587A JPH03247B2 JP H03247 B2 JPH03247 B2 JP H03247B2 JP 62156715 A JP62156715 A JP 62156715A JP 15671587 A JP15671587 A JP 15671587A JP H03247 B2 JPH03247 B2 JP H03247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive train
signal
output
pressure
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP62156715A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS638028A (ja
Inventor
Wairaa Waanaa
Reeringaa Aruno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daimler Benz AG
Original Assignee
Daimler Benz AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daimler Benz AG filed Critical Daimler Benz AG
Publication of JPS638028A publication Critical patent/JPS638028A/ja
Publication of JPH03247B2 publication Critical patent/JPH03247B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K23/00Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
    • B60K23/08Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車の駆動を単軸駆動から不変
駆動軸を通じて2軸駆動に断続的に切換えるため
制御装置で、このときこの切換えは電気または電
気液圧的に制御されるクラツチによつて達成さ
れ、クラツチが閉じた状態においては不変作動の
駆動トレインはもう1つの車輪対を作動しつつ接
続できる駆動トレインと駆動連結しており、この
切換えは、不変駆動車軸の車輪対の少なくとも1
つの駆動スリツプが初めに与えられた敷居値を越
えたときに解除され、さらに電気的制御ユニツト
が設けられ、このユニツトが、各々の車軸に属す
る車輪対の外周速度を特徴づける回転数センサの
電気的出力信号の処理によつて、クラツチの制御
に必要な制御信号を生みだす装置に関する。
従来の技術 上述のような制御装置は、ドイツ公開公報
(DE−OS)第3472725号において不変作動の前軸
駆動トレインと接続される後軸駆動トレインをも
つた自動車について公知のものである。この装置
では後軸駆動トレインを動力分配装置または前軸
駆動トレインに駆動連結するために制御可能な結
合力をもつたすべりクラツチが設定され、このす
べりクラツチは、電気的制御ユニツトによつて、
不変駆動車輪対のスリツプが接続される駆動トレ
インによつて駆動される車輪対のスリツプよりも
常に与えられた値だけ大きいように制御されてい
る。
このような公知の制御装置における短所は、1
つには、すべりクラツチの領域に生じる強度の摩
耗であり、もう1つにはさらに決定的短所とし
て、走行安定性の欠損であり、これは不変駆動車
軸が接続される駆動軸に対して高い駆動スリツプ
に調整されていることによつてもたらされてい
る。これは、不変駆動トレインが後軸駆動トレイ
ンになつているときに、特に不都合である。
上述の短所は、同じような作用をもち、ドイツ
公開公報(DE−OS)第2805692号で不変後軸駆
動の自動車について公知の、もつぱら液圧で制御
される、前軸駆動トレインを不変作動後軸駆動ト
レインに接続するための装置もかかえているが、
この場合も全輪駆動への切換えは、同様に、不変
駆動後軸対の駆動スリツプが一定の敷居値を越え
たときに達成される。
全輪駆動における2つの駆動トレインのクラツ
チは、圧力制御される円板クラツチを媒介し、こ
の円板クラツチは、前方走行の場合、閉状態と解
放状態の間で“遊んで”いることができるが、し
かし後方走行の場合は閉じたままでなければなら
ないので、このままカーブを走行する際(操作可
能な前輪および後輪のそれぞれ異なつたカーブ半
径のために)駆動トレインにまたしても過大の緊
張があらわれる可能性があり、この緊張は極端な
場合(特に小さなカーブ半径で車輪と道路の間に
高い粘着係数をもつとき)全体として駆動トレイ
ンに過大なひずみをもたらし、したがつて駆動ト
レインに破損をひきおこす可能性がある。
発明が解決しようとする問題点 この発明の課題は、上述の制御装置を、全輪駆
動時にも良好な走行安定性とともに、カーブ走行
時にもひずみに対する駆動トレインの効果的保護
が達成されるよう改良することである。
問題点を解決するための手段 この課題は、本発明の特許請求の範囲第1項の
特徴部分に記載の方法で解決される。
この発明の制御装置は、不変後軸駆動をもつ自
動車の例で説明すると、次のような作用特性およ
び長所をもつている。
つまり、前軸駆動トレインの「不変」後軸駆動
トレインへの接続を伝える信号は、後軸における
駆動スリツプ敷居を越えることによつて解放され
た後、一定の最低時間(少なくとも、数秒、例え
ば3〜10秒)保持される。この時間は、スリツプ
値の調整とモニターに必要な最低時間100msより
ずつと大きいので、これによつて各々、自動車の
運動状態の吟味、および場合によつては単軸駆動
への逆切換えが行なわれることができる。時間間
隔が延長されると、車道コンデイシヨンの吟味を
同様に可能にする付加駆動トレインの切り離しが
達成され、このことは、しかし、不変駆動後軸に
おいて走行安定性を損なう駆動スリツプを生みだ
す可能性のある時間間隔が大巾に減らされ、これ
によつて全体として走行安定性に大きな利得が達
成されるという長所をもつている。接続される前
軸駆動トレインの切り離しが達成されるのは、上
述のより長い時間間隔内で、前輪駆動トレインの
回転モーメントセンサの出力信号が、接続される
駆動トレイン内に作用する回転モーメントが走行
方向に見て自動車の遅延に結合される方向をもつ
ことを示すときのみ、そのかぎりにおいてであ
る。このような信号が回転モーメント方向センサ
から発生されるのは、前方カーブ走行において、
道路と前輪対間の粘着力と車輪軌跡の大きい方の
半経から条件づけられて、 前輪上に加速モーメントが作用するが、上述の
粘着力のために車輪がこの加速モーメントについ
ていけないか、または不十分で、前輪駆動トレイ
ンに引きモーメントが生じるとき、または、後方
カーブ走行において上述の理由から前輪駆動トレ
インに押しモーメントが生じるときである。この
とき、このようなモーメントの出現持続時間の間
(与えられた持続時間内で)、クラツチは解放さ
れ、これによつて、ふつうならば駆動トレインに
危険なひずみをもたらしたはずのモーメントの消
去が可能になつている。自動車がその接続時間内
で激しく変化する粘着係数をもつ車道を走るよう
なカーブ走行状態においては、全体として、走行
安定性と駆動トレインの保護の間にできるかぎり
良好な妥協が達成されている。自動車が前軸駆動
トレインの接続後、さらにその接続時間の経過中
に同様に高い粘着係数をもつた車道領域を走るよ
うなカーブ走行状態に対して、ふつうならば出現
していたはずのねじれ張力の必要に応じた消去が
達成されている。
特許請求の範囲第2項の特徴部分は、この発明
の制御装置内に挿入することのできる回転モーメ
ント方向センサの基本構成の概要を示し、すでに
自動車に液体補助圧源が備えられているときは、
単純な液体方向弁および例えば単純な圧力スイツ
チからなる圧力対電圧変換器を用いて実現するこ
とができる。特許請求の範囲第3項の特徴部分
は、動力分配装置内に収納されることのできるコ
ンパクトで単純かつ作用安定性のある回転モーメ
ント方向センサ弁の構成を示しているが、その詳
細な構成は特許請求の範囲第4項および第5項の
特徴部分に示されている。
特許請求の範囲第6項の特徴部分は、流れ抵抗
測定ブリツジとして、特に対称で平行に分枝導管
をもち信号発信機として単純な差動圧スイツチを
もつことが好ましい圧力対電圧変換器の作用効果
の高い構成を示しており、この信号発信器の出力
信号は単純な論理回路によつて走行方向センサの
前方後方走行信号と結びつけられて電子液圧制御
クラツチに必要な制御を行なつている。またこの
クラツチに対しては、特許請求の範囲第7項の特
徴部分が特に効果的な構成を与えている。
この発明の制御装置は不変後軸駆動および接続
される前軸駆動をもつ自動車についても、不変前
軸駆動および接続される後軸駆動をもつ自動車に
ついても、同様に有効である。
実施例 この発明の詳細および特徴を図を用いた特別の
実施例によつて以下に述べる。
まず、第1図の詳細を説明するが、全体的に1
0で示される自動車は全駆動トレインの作用上基
本的役割をするエレメントで示されているが、こ
の全駆動トレインは主駆動として全体を11で示
される不変作動の後軸駆動トレインおよび必要に
応じて自動的に接続または分離する前軸駆動トレ
イン12をふくみ、この前軸駆動トレイン12
は、電気および液圧で制御されるクラツチ13の
開閉によつて動力分配装置14を通じて後軸駆動
トレイン11と結合されることができ、このと
き、自動車モータ17と結合しているギヤ18の
出力軸16に生じている回転モーメントは、1対
1の割合で後軸駆動トレイン11および前軸駆動
トレイン12上に分配され、またこのとき動力分
配装置14から自在シヤフト19,21に伝達さ
れる回転モーメントは通常の方法は後軸差動装置
22および前軸差動装置23を通じて後輪対2
4,26または前輪対27,28に伝達される。
ギヤ18の出力軸16および自在シヤフト19,
21の前方走行時における回転モーメント(流
れ)の方向は、回転モーメント方向矢印29およ
び31または32によつて表わされる。全輪駆動
時に後方走行に対して生じる回転モーメントはそ
れぞれ逆方向を示す矢印33および34または3
6によつて表わされる。
通常の運転時には、自動車は(クラツチ13が
解放されているとき)後軸駆動トレイン11のみ
を通して駆動される。前軸駆動トレイン12は
(クラツチ13の自動制御による結合によつて)、
後軸24,26にはじめに与えられた敷居値、例
えば3%より大きい駆動スリツプが生じるやいな
や、接続される。
後輪対の駆動スリツプを捕えるために、唯一の
回転数センサ37が備えられ、この回転数センサ
37は、後軸駆動トレイン11の自在シヤフト1
9の回転数に対して特徴づけられる電圧信号を発
生し、この電圧信号は、したがつて後輪対24,
26の車輪外周速度の和に対する値となつてい
る。後軸回転センサ37の出力信号は、前輪27
および28の車輪外周速度のモニタのために、そ
れぞれに対して取り付けられたもう2つの回転数
センサ38および39の出力信号と比較される。
この回転数比較は、よく知られた方法で電気的制
御ユニツト41内で行なわれ、この制御ユニツト
41は、駆動されている車輪のスリツプを上述の
敷居値と連続的に比較し、この敷居値が追い越さ
れるやいなや、制御出力42において3〜10秒の
最小時間の出力信号が発生され、これによつて磁
気弁43が通過状態に制御され、この通過状態に
おいて、クラツチ13の制御圧室44(第2図)
は、第1図では概略的に示されているだけだが、
これから説明する第2図に詳細が示されている補
助圧源46の高い出力圧によつて衝撃され、これ
によつて、クラツチ13が閉じられ、前軸駆動ト
レイン12は後軸駆動トレイン11と結合され
る。このとき、制御信号の相対的に長い持続時
間、つまり相対的に大きな全輪駆動サイクル時間
によつて走行状態の多くの場合、全輪駆動状態
は、1つのサイクル時間のみ接続されていればよ
いことになつている。
前軸駆動トレイン12が接続されている間に自
動車がカーブ走行し、このとき車道と駆動車輪間
の粘着係数が低い車道上で前輪駆動トレイン12
の自動接続が達成された後に、再び車道と(この
時全輪駆動となつている)車輪間の粘着係数が高
い車道域上を走行する状態にある場合、前輪27
および28は後輪24および26よりも大きいカ
ーブ半径をえがくために前輪駆動トレイン内に押
しモーメントが矢印36′の方向に生じ、この押
しモーメントは、2つの駆動トレイン11,12
が力学的に一体として連結しているため動力分配
装置および前軸駆動トレイン12の自在シヤフト
21の領域に緊張をもたらし、駆動車輪と車道間
に作用する粘着係数が大きければ大きいほど、つ
まり、このような緊張が車輪のスリツプによつて
吸収されることが困難なほど、この緊張は調整さ
れることが困難になり、極限状態では自在シヤフ
ト21の破損かつ(または)動力分配装置14の
損傷をひきおこす可能性がある。同様のことは後
方走行状態に対しても対応した方向でなりたつ
が、この場合、前軸駆動トレイン12内に調整不
可能な矢印33′方向に作用する引きモーメント
が生じる。
このような駆動トレイン内に生じる付加モーメ
ントまたは緊張によつてひきおこされる駆動トレ
インの損傷を避けるためにクラツチ13の開閉を
伝達する制御装置が以下に述べるように構成され
ている。変速ギヤ14は、円板クラツチとして構
成され、電子液圧制御されるクラツチ13も含め
てよく知られた方法で、クラツチ13を閉じるこ
とによつてギヤ18の出力軸16と回転不能に連
結される駆動歯車47、およびこれとかみ合う遊
び歯車49、および遊び歯車49とかみ合う出力
歯車48とともに構成され、全体を51で示され
る回転モーメント方向センサを備えている。この
回転モーメント方向センサ51は、前方または後
方のカーブ走行において上述の緊張が前軸駆動ト
レイン12に生じた場合、これに対応した電気的
出力信号を発生し、この信号を走行方向に対応し
たもう一つの信号とともに処理することによつ
て、制御信号が生成され、この制御信号が、クラ
ツチを閉じた状態に制御している電気制御ユニツ
ト41の出力信号を、前軸駆動トレイン12内に
許容される敷居値を越える引き、または押しモー
メントが作用したとき、かつそのかぎりで、落す
よう作用する。
回転モーメント方向センサ51は、ここに図示
されている特殊な実施例の場合、液圧式の3/3路
回転弁として構成され、そのケーシング52は動
力分配装置14のケーシング53内に納められて
いる。回転弁51のピストン54はは動力分配装
置14の出力歯車48の回転軸56と同軸の、弁
ケーシング51内の内孔57内に回転できるよう
に取りつけられ、O型リングガスケツト58,5
9および61によつて密閉されている。ピストン
54は第2図には示されていない自在継手によつ
て回転できないように前軸駆動トレインの自在シ
ヤフト21と結合している。ピストン54は、動
力分配装置14の出力歯車48に面する側におい
て、出力歯車48をケーシング53内で弁側に支
えているシヤフト部63の端末部分62をスリー
ブ状に取り囲むケーシング64をもち、鉢型に形
成されている。このとき、軸部分63のリング状
の端末面は、同様に鉢底面を形成するピストン5
4の内部平面に滑るように接し、ケーシング64
は、また出力歯車48のシヤフト部63の外殻平
面に滑るように接している。弁ピストン54と一
体として構成され、空洞管として構成された出力
歯車48の軸受シヤフト63内で軸方向に突出し
た棒ばね66は、その内部端において動力分配装
置14の出力歯車48と、例えば軸受シヤフト6
3の内部歯とかみ合う外部歯によつて回転できな
いように結合している。弁ピストン54は、した
がつて出力歯車48に対して回転相対運動を行な
うことができ、ここに変位の増大にともなつて増
大する棒ばね66による反動力が働く。
回転モーメント方向センサ51をさらに第3図
の断面図を用いて詳しく説明する。
前軸駆動トレイン12内に引きモーメント、ま
たは押しモーメントが加わつた際、出力歯車48
に対するピストン54の可能な相対運動を一定の
角領域に限定するために、扇形の内部溝67およ
び68をもつピストン54のスリーブ状のケーシ
ング64が設定され、これらの内部溝は、放射方
向の縦中央断面69に対して対称に構成され、図
示されている実施例の場合は、90゜の角巾になつ
ている。
ピストンケーシング64の内部溝67および6
8には、扇形の止めリブ71および72がかみ合
い、この止めリブ71,72は、第3図において
ピストン54の中央平面69に垂直な出力歯車4
8の中央平面73に関して対称に構成され、75゜
の角度をもつている。このため、第3図に示され
る出力歯車48に関するピストン54の方位角方
向の中心位置(棒ばね66に完全にねじれ緊張の
ない状態)から出発して、ピストン54は出力歯
車48に対して時計まわりまたはその反対方向に
各々最大7.5゜の方向角方向相対運動を行なう。第
1内部リング溝74およびピストン54のケーシ
ング外表面によつて、リング状の入力圧室76が
つくられ、ここに放射方向のケーシング内導管7
7が連結し、この導管に補助圧源46の制御圧出
力78が接続している。
弁ケーシング52の第2外部リング溝79およ
びピストン54の外側の円筒形外殻表面によつ
て、センサ弁51の第1リング状出力圧室79が
形成され、この出力圧室79は、弁51の第1圧
力出力口81と通じている。ピストン54、およ
び弁ケーシング52の額側の境界を形成するリン
グ状パツキング82(この中央を、ピストン54
を前軸駆動トレインの自在シヤフト21に連結す
る継手結合部材83が貫いている)によつて、弁
内孔57の内部に、第2のリング状出力圧室84
が形成され、この出力圧室84は、センサ弁51
の第2圧力出力口86に通じている。
ピストンケーシング64は、第3図において互
いに一直線上に並んでいる導管87,88をも
ち、これらの導管は、センサ弁51の入力圧室7
7と連結している。出力歯車48の中空円筒状の
軸受シヤフトの端末部62において、放射方向に
みて、外にむかつて開き、かつ軸方向では弁ピス
トン54方向に開いた細い縦溝89および91が
設けられ、これらの縦溝89および91は、第3
図に示されるピストン54の出力歯車48に対す
る位置において、両方とも弁ピストンケーシング
64の放射方向の導管87および88に対して閉
じられているが、ピストン54および動力分配装
置14の出力歯車48の相対回転が可能な角範囲
内では、しかし、ピストン54の放射方向導管8
7または88との連結が交互に達成されることが
できる。
止め部材67および71、または68および7
2の形によつて決まるピストン54および動力分
配装置14の出力歯車48間の最大相対変位位置
において、出力歯車48の軸受シヤフト部材63
の縦溝89またはもう一つの縦溝91のどちらか
が、ピストンケーシング64の導管87またはも
う一方の導管88と、最大断面積のオーバーラツ
プで連結している。
ピストン54は、さらに、第2図で示されるよ
うにL字型の第1オーバーフロー導管92をも
ち、これはセンサ弁51のリング状の第1出力圧
室79と連結し、動力分配装置14の出力歯車5
4のシヤフト部材63の、第3図に示される下側
の縦溝91が下側の放射方向導管88と連結した
場合、第1出力圧室79を入力圧室76と連結
し、補助圧源46から圧力媒体が弁51の圧力出
力口81にむかつて流れるようになる。さらに、
ピストン54は、第2図で示されるように斜めに
なつた第2のオーバーフロー導管93を備え、こ
の導管93は、センサ弁51の第2出力圧室84
と連結し、出力歯車48の軸受シヤフト端末部6
2の第3図で上側に示されている縦溝89がピス
トン54の対応する導管87と連結した場合、セ
ンサ弁51の入力圧室76をその第2出力圧室8
4と連結し、このとき弁51の入力圧室76の圧
力媒体はその第2圧力出力口86の方に流れるよ
うになる。センサ弁51の圧力出力口81および
86から、それぞれ分枝導管94または96が圧
力媒体貯蔵タンク99に導かれ、このときこれら
の分枝94および96は、絞り97および98に
よつてきまる一定の高い流れ抵抗(とくに同じ値
であることが望ましい)をもつようになつてい
る。2つの分枝導管94,96には、駆動トレイ
ンのさまざまの可能な作用および負荷状態と結び
ついたさまざまのセンサ弁51の状態、つまり動
力分配装置14の出力歯車48に対するピストン
54のさまざまの変位において、どちらか一方に
圧力媒体が通過することになる。これに応じて、
第1分枝導管94または第2分枝導管96の絞り
97または絞り98の、圧力媒体の流れの方向で
みて前方に圧力衝撃が生じる。センサ弁51の回
転モーメントに依存した作用状態または分枝導管
94および96に生じた衝撃圧をモニターするた
めに、2つの圧力入力102,103をもつ、よ
く知られた形式の差動圧スイツチ101が備えら
れ、このとき、第1圧力出力81および絞り97
の間の圧力入力102は第1分枝導管94に、弁
51の第2圧力出力86と絞り98の間の第2圧
力入力103は第2分枝導管96に連結されてい
る。差動圧スイツチ101は、第1電圧出力10
4および第2電圧出力106をもつ。第1電圧出
力104には、第1分枝導管94内の圧力が第2
分枝導管96内の圧力より与えられた敷居値をこ
えて大きい場合、高い論理信号レベルの電圧出力
信号が発生し、第2分枝導管96における圧力が
第1分枝導管94における圧力より大きい場合、
低い論理信号レベルの信号が発生する。差動圧ス
イツチ101の第2電圧出力106には、第2分
枝導管96における圧力が第1分枝導管94にお
ける圧力より大きいとき、高い論理信号レベルの
出力信号が発生し、第1分枝導管94における圧
力が第2分枝導管における圧力より大きい場合、
低い論理信号レベルの信号が発生する。
回転モーメントセンサ51および圧力対電圧変
換装置101の作用をさらに説明するために、前
方走行の際、動力分配装置14の出力歯車48に
時計の針の回転方向の反対側、つまり第3図にお
ける矢印107の方向に駆動されるものとする。
このとき、後軸駆動トレイン11のみが自動車前
方走行に使われている場合においても、円板クラ
ツチ13は、ごくわずかの、補助圧供給源46の
圧力制限弁108によつて制限された閉圧によつ
て衝撃される。この閉圧は、基本状態にある磁気
弁43を通つて円板クラツチ13の制御圧室44
内に導かれ、出力歯車48およびこれと弁ピスト
ン54を通じて結合している前軸駆動トレイン1
2をほとんど“回転モーメント零”の状態で連動
していくのに十分な、適度のクラツチかみ合わせ
力を伝達する。棒ばね66のねじれ剛性は、この
ような運転状況では、出力歯車のシヤフト部材6
3およびセンサ弁51のピストン54を第3図に
対応した相互位置状態、つまり2つの分枝導管9
4および96がセンサ弁51の圧力入力口77に
対して閉鎖されている状態に保持するのに十分で
ある。この場合、差動圧スイツチ101の2つの
出力104,106は各々、低いレベル(Oボル
ト)信号を発生している。磁気弁43が通過状態
に切換えられることによつて前軸駆動トレイン
12が接続されると、円板クラツチ13の制御圧
室44は補助圧源46の高圧出力109に接続さ
れ、これによつて円板クラツチ13は最大かみ合
わせ力で閉じられ、この実施例の場合、後軸駆動
トレインおよび前軸駆動トレイン12へ1対1の
回転モーメント分配が達成されている。このとき
出力歯車48は(負荷のもとで)弁ピストン54
に対して矢印107の方向にねじれ回転し、扇形
の止めリブ71および72が前側面71′および
72′によつてピストンケーシング64の扇形溝
67または68の対応する側面67′,68′に接
し、これによつて、ピストンケーシング64は出
力歯車48と一体として結合する。
センサ弁51のこのような作用状態において
は、第2分枝導管96は弁51の圧力入力77と
連結し、差動圧スイツチ101はその第1出力1
04に低レベル信号を、その第2出力106には
高レベル信号を生成する。自動車10が前軸駆動
トレインの接続状態でカーブ走行に入つた場合、
これによつて前輪27および28に走行方向の加
速傾向が発生すると、この時からピストン54
は、再び矢印107の方向で見て駆動歯車48に
対して相対的な回転ねじれを受け、これによつて
止めリブ71および72の後側の止め端71″お
よび72″はその向い側の溝側面67″および6
8″に接し、このとき第1分枝導管94は通過状
態に切換わわる一方、第2分枝導管は閉鎖され、
それに応じて差動圧スイツチ101はその第1出
力104に高レベル出力信号を、第2出力106
に低レベル出力信号を発生する。このような自動
車運転状態およびこれからもたらされるセンサ弁
51の作用状態では磁気弁53は再びその基本状
態0にもどされ、つまりクラツチ13が解放され
て、前軸駆動トレイン12における危険な緊張の
発生が避けられる。
センサ弁51が、クラツチ13の解放によるピ
ストン54および動力分配装置14の出力歯車4
8の相対運動の逆戻りのために、再び第3図に示
されるニユートラル状態に達するやいなや(この
とき2つの流れ分枝94,96は弁51の圧力入
力77に対して閉鎖されており、それゆえ差動圧
スイツチ101はその両出力104および106
にOボルト信号を発生する)、もともと持続して
いる電気制御ユニツト41の接続制御信号によつ
て、前軸駆動トレイン12は再び接続される。
その結果、必要に応じて解除される開閉サイク
ルシリーズによつて、カーブ走行の際、自動車1
0の駆動トレイン11,12に生じる緊張を許容
可能な低い最大値に押さえることが可能になつて
いる。
前軸駆動トレイン12を接続しつつ後方走行す
る場合、(直行またはカーブ走行で)、上述の前方
走行に対して説明した相対運動に類似の出力歯車
48および弁ピストン54の相対運動が、各々反
対方向、つまり第3図の矢印109の方向に生じ
る。つまり、後方カーブ走行において駆動トレイ
ン12に許容不可能な高い緊張が生じる可能性を
信号化する差動圧スイツチ101の出力信号の組
合せは、差動圧スイツチ101が直線前方走行に
対して生成する“危険でない”信号組合せに対応
し、また直線後方走行に対して生成される差動圧
スイツチ101の出力信号組合せは、直線走行の
際前軸駆動トレイン12内に超過緊張が生じる可
能性と結びついた出力信号組合せに対応してい
る。
差動圧スイツチ101の出力信号を前軸駆動ト
レイン112の状況に応じた接続、切り離しに使
用するためには、さらに自動車10の走行方向
(前方または後方)を取り入れる必要がある。
電気制御ユニツト41内に収められている結合
回路111の構造が第4図に示されているが、こ
れによつて、前軸駆動トレイン12を後軸駆動ト
レイン11に必要に応じた順序および間隔で接続
し、または切離すための信号が、磁気弁43の制
御のために得ることができる。
このような結合回路111の4つのそれぞれの
入力には、つぎのような信号が導入されている。
第1入力112には、走行方向発信器113の
出力信号が入力し、この信号は、自動車10が後
方走行している場合、高い論理信号レベルの信号
を保ち、自動車10がまつすぐ走つている場合、
低い(Oボルト)論理信号レベルの信号を保つて
いる。第2入力114、および第3入力116に
おいては、出力104または106に発生する差
動圧スイツチ101の出力信号が導かれている。
第4入力117において、結合回路111は、電
気制御ユニツト41内で高レベル信号として生成
され、これによつて継続時間が決定され、この時
間間隔で前軸駆動トレイン12が後軸駆動トレイ
ン11に接続される信号を受け入れる。
結合回路111は、第1、3入力AND素子1
18をもち、この素子118の第1逆転入力11
9には走行方向発信器113の出力信号が、第2
逆転入力121には差動圧スイツチ101の第1
電圧出力104に発生する出力信号が、第3非逆
転入力122には差動圧スイツチ101の第2電
圧出力106に発生する出力信号が導入されてい
る。この第1の3入力AND素子118の出力信
号は、このため、自動車10がまつすぐ走行し、
差動圧スイツチ101の2つの出力104,10
6に(前方に対して)2つの駆動トレイン11,
12上に等しい回転モーメント分配を伝達するよ
うな信号組合せが生じる場合のみ、高レベルの出
力信号となる。
結合回路111は、第2の3入力AND素子1
23をもち、その第1非逆転入力124には、走
行方向発信器113の出力信号が、第2非逆転入
力126には、差動圧スイツチ101の第1電圧
出力104に生じる出力信号が、第3逆転入力1
27には差動圧スイツチ101の第2電圧出力1
06に生じる出力信号が導入されている。この第
2、3入力AND素子123の出力信号は、この
ため、自動車が後方走行し、かつ2つの電圧出力
104,106に、この走行状態に対して後軸駆
動トレイン11および前軸駆動トレイン12上に
等しい回転モーメント分配をもたらす信号組合せ
が生じる場合、かつこのときのみ、高レベルの出
力信号となつている。
結合回路111の第3の3入力AND素子12
9の第1非逆転入力131には、第4入力で受け
入れられ、電気制御ユニツト41内で生成された
信号が、第2逆転入力132には、差動圧スイツ
チ101の第1電圧出力104に生じる信号が、
第3逆転入力133には差動圧スイツチ101の
第2電圧出力106に生じる信号が導入されてい
る。
この第3、3入力AND素子129の出力信号
は、したがつて、結合回路111の入力117で
受け入れられた接続制御信号が高レベル信号であ
り、かつ弁ピストン54が動力分配装置14の出
力歯車48に関して第3図に対応した位置をと
り、2つの分枝導管94,96がセンサ弁51の
圧力入力77に対して閉鎖されているとき、かつ
このときのみ、磁気弁43を通過状態に制御
し、したがつて前軸駆動トレイン12の接続をも
たらす高レベル信号となつている。
第1、3入力AND素子118および第2、3
入力AND素子123の出力信号は、第1OR結合
素子134を通じて2入力AND素子137の入
力136に導かれ、この2入力AND素子はもう
1つの入力138において結合回路111の入力
117で受入れられた接続持続時間信号を受け入
れている。
この2入力AND素子137の出力信号および
第3、3入力AND素子129の出力信号は、も
う1つのOR素子138を通じて電気制御ユニツ
ト41の制御出力42を形成している結合回路1
11の出力に導入されている。
走行方向発信器113として、第1図に概略的
に示されているように、スイツチが用いられるこ
とができ、これを通じてバツクギヤに入つている
場合後方走行ライトの電力供給が行われる。
補助圧源46としては、自動車10において例
えば無圧サーボ操縦または水準調整に用いられる
圧力供給ユニツトを用いることができ、この圧力
供給ユニツトはポンプ139によつて圧力調整さ
れた貯蔵タンク補給弁141を通じて高圧に過給
可能な貯蔵タンク142を持ち、また高い圧力水
準に保たれた出力109を持ち、この出力109
にクラツチ13を閉じるのに必要な制御圧力が供
給されており、また適度な圧力レベルに保たれた
出力78を持ち、この出力78には回転モーメン
トセンサ弁51の操作およびクラツチ13の低圧
衝撃のための出力圧が供給され、この出力圧は、
流れ調整弁143によつてポンプ139の高圧出
力から分枝され、圧力制限弁108によつて定め
られた低圧に保たれている。
さらに、操作ブレーキの作動時に全輪駆動が切
られていれば、より効果的である。これに関係す
る制御信号を発生するために第1図に概略的に示
されているようなブレーキライトスイツチ144
が用いられることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、不変後軸駆動および制御可能なクラ
ツチと動力分配装置を通じて接続される前軸駆動
トレインを備え、さらに単軸駆動から2軸駆動へ
の断続的切り換え、または単軸駆動への切り戻し
のための本発明の制御装置を備えた自動車の駆動
トレインの概略図である。第2図は、第1図の制
御装置、とくに動力分配装置の出力シヤフトの回
転軸をふくむ平面で切断した断面図で示される回
転モーメント方向センサ、および制御装置の圧力
供給装置と電気制御回路の詳細を示している。第
3図は、第2図の回転モーメント方向センサの回
転弁の平面(−)に沿つた断面図である。第
4図は、第1,2図による装置の電気制御ユニツ
トの中に設けられた、状況に応じたクラツチ制御
に必要な制御信号を生成するための結合回路の詳
細を示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クラツチが閉じた状態で不変駆動トレインが
    もう一対の車輪対に作動結合される駆動トレイン
    に結合している電気的または電子液圧的に制御可
    能なクラツチを閉じることによつて単軸駆動から
    不変駆動車輪を通じて二軸駆動へと自動車駆動を
    断続的に切換えるための制御装置で、不変駆動の
    車軸の車輪対の少なくとも一つの駆動スリツプが
    与えられた敷居値を越えたときにこの切り換えが
    解放され、各々の車軸に属する車輪対の外周速度
    に対応した回転数センサの電気的出力信号の処理
    によつてクラツチの制御に必要な制御信号を発生
    する電気的制御ユニツトを備えた制御装置であつ
    て、 a 結合される駆動トレイン12に作用する回転
    モーメントの二つの可能ないずれかの方向に応
    答した二方向いずれかの論理信号レベルをもつ
    出力信号を発生する回転モーメント方向センサ
    51を備え、 b いずれかの走行方向(前方または後方)に対
    応したいずれかの論理信号レベルをもつ出力信
    号を発生する走行方向発信器113を備え、 c 電気的制御ユニツト41は以下の三つの機
    能: c1 スリツプ敷居値を越えることによつて最小
    時間間隔で待機していた信号は解放され、こ
    れによつてクラツチ13は閉状態に制御され
    ること、 c2 この信号は、不変駆動トレイン11および
    結合された駆動トレイン12内の回転モーメ
    ントの比が、動力分配装置14の設定によつ
    て与えられた比に相当するとき、かつそのか
    ぎりで、(最小時間間隔内で)クラツチ13
    を閉じるために必要な信号レベルに保たれる
    こと、 c3 信号は、不変駆動トレイン11および結合
    された駆動トレイン12における回転モーメ
    ントの比が動力分配装置14の設定によつて
    与えられた値から最小値だけ離れたとき、か
    つこのかぎりで、クラツチ13の解放に必要
    な信号レベルに変えられること を伝達することを特徴とする制御装置。 2 回転モーメントセンサ51,101は、結合
    される駆動トレイン12に作用する回転モーメン
    トのいずれかの方向の流れ方向によつていずれか
    の通過位置に制御することのできる3−3路弁5
    1で、制御圧力源46,78に接続する圧力入力
    口77と、2つの圧力出力口81,86をもつも
    のを備え、これらの圧力出力口は、結合される駆
    動トレイン12の回転モーメントのない状態に対
    応した弁51の中間位置において圧力入力口77
    に対して閉ざされ、また2つの通過位置では圧力
    入力口77と結合されているか、またはこれに対
    して閉ざされているかのいずれかであり、また、
    圧力/電圧変換装置94,96,101が備えら
    れ、この装置が、センサ弁51のいずれかの通過
    位置に対応した(さまざまの)電気的出力信号ま
    たは出力信号の組み合わせを発生することを特徴
    とする特許請求の範囲の第1項に記載の装置。 3 センサ弁51は、3−3路回転弁として構成
    され、そのケーシング52は動力分配装置14の
    ケーシング53内に収められ、ピストン54は動
    力分配装置14の出力歯車48と同軸で回転でき
    るようにケーシング52内に取り付けられ、かつ
    このピストンは一方では、ピストン54および動
    力分配装置14の出力歯車48の相対回転運動に
    対して相対変位とともに増大する反動力を生みだ
    す少なくとも1つのばね弾性部材66によつて出
    力歯車に対して方位角方向に支えられ、他方また
    動力分配装置14を、主駆動トレイン11に結合
    する車軸27,28の差動装置23に連結する自
    在シヤフト21と一体として結合しており、かつ
    弁ピストン54と出力歯車48の回転変位は止め
    部材67,68および71,72によつて一定の
    角領域に限定され、この範囲内でピストン54は
    出力歯車48に関して回転モーメントに中立の中
    間位置を取ることができ、この位置では、弁51
    の2つの圧力出力口81,86は圧力入力口77
    に対して閉じられており、ピストンは出力歯車4
    8に対して逆方向に末端位置まで回転されること
    ができ、この末端位置に弁51のいずれかの通過
    位置の通過断面積の最大値が結びつけられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の
    装置。 4 ピストン54および出力歯車48の相対回転
    に対する反動力を生みだすばね弾性部材66は、
    ピストン54および動力分配装置14の出力歯車
    48と固定されて結合した棒ばねとして構成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第3項に
    記載の装置。 5 棒ばね66は、センサ弁51のピストン54
    と一体として構成され、動力分配装置14の出力
    歯車48の出力側の軸受シヤフト63の中腔内に
    突き出した端末部材によつて出力歯車48に対し
    て回転できないように結合されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項に記載の装置。 6 圧力/電圧変換器94,96,101は、セ
    ンサ弁51の圧力出力口(81および86)のそ
    れぞれから出て決められた流れの抵抗をもつ絞り
    部材97,98の各々を通つて補助圧力源46の
    貯蔵タンクへと導かれる並行な2つの分枝導管を
    備え、この2つの導管間に差動圧スイツチ101
    が接続され、このスイツチが、第1および第2の
    出力口104および106のいずれかに高レベル
    および低レベルの電気信号を、2つの分枝導管9
    4,96のどちらにより高い衝撃圧がもたらされ
    ているかによつて与えられていること、および、
    この差動圧スイツチ101の出力信号および走行
    方向センサ113の出力信号が第1、3入力
    AND素子118に導かれ、このAND素子118
    は、逆転入力119において走行方向センサ11
    3の出力信号を前方走行に対しては低レベル信号
    として、後方走行に対しては高レベル信号として
    受け入れ、また第2逆転入力121においては、
    接続される駆動トレイン12における引きモーメ
    ント(ねじれ)に対して特徴づけられる出力信号
    を高レベル信号として受け入れ、また非逆転入力
    122においては接続される駆動トレインにおけ
    る押しモーメントに対して特徴づけられる信号を
    高レベル信号として受け入れ、さらに第2の3入
    力AND素子123が備えられ、この素子123
    においては、第1非逆転入力124に方向センサ
    113の出力信号が導かれ、第2非逆転入力12
    6には接続される駆動トレイン12の引きモーメ
    ントに対して特徴づけられる差動圧スイツチ10
    1の出力信号が導かれ、また逆転入力127には
    接続される駆動トレイン12の押しモーメントに
    対して特徴づけられる差動圧スイツチ101の出
    力信号が導かれ、さらに第3の3入力AND素子
    129が備えられ、この素子においては、第1非
    逆転入力131には接続される駆動トレイン12
    の作動時間を決める電気制御ユニツト41の信号
    が高レベル信号として導かれ、2つの逆転入力1
    32および133には、接続される駆動トレイン
    12の引力および推力を特徴づける差動圧スイツ
    チ101の出力信号が導かれ、さらに2入力
    AND素子137が備えられ、このAND素子にお
    いては、その入力136に、第1および第2、3
    入力AND素子118および123の出力信号の
    OR結合素子134から得られる信号が導かれ、
    その第2の入力には同様に接続される駆動トレイ
    ン12の接続時間を決める信号が導かれ、さらに
    OR素子138が備えられ、この素子には、入力
    信号として2入力AND素子137および第3、
    3入力AND素子129の出力信号が導かれ、こ
    のときOR素子138の高レベル出力信号によつ
    てクラツチ13の閉状態を解除することができる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜第5項の
    いずれか1項に記載の装置。(第4図) 7 接続される駆動トレイン12を後軸駆動トレ
    イン11に結合するために圧力制御クラツチ13
    が設けられ、このクラツチ13に制御圧がOR素
    子138の出力信号によつて制御される磁気弁4
    3を通じて導かれることを特徴とする特許請求の
    範囲第6項に記載の装置。
JP62156715A 1986-06-25 1987-06-25 単軸駆動から不変駆動の車軸を通じて二軸駆動へと自動車駆動を断続的に切り換えるための制御装置 Granted JPS638028A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3621225A DE3621225C1 (de) 1986-06-25 1986-06-25 Steuereinrichtung fuer die zeitweise Umschaltung eines Fahrzeugantriebes von einachsigem Antrieb ueber eine permanent angetriebene Fahrzeugachse auf zweiachsigen Antrieb
DE3621225.3 1986-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS638028A JPS638028A (ja) 1988-01-13
JPH03247B2 true JPH03247B2 (ja) 1991-01-07

Family

ID=6303634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62156715A Granted JPS638028A (ja) 1986-06-25 1987-06-25 単軸駆動から不変駆動の車軸を通じて二軸駆動へと自動車駆動を断続的に切り換えるための制御装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4781265A (ja)
JP (1) JPS638028A (ja)
DE (1) DE3621225C1 (ja)
FR (1) FR2600596B1 (ja)
GB (1) GB2193285B (ja)
IT (1) IT1204661B (ja)
SE (1) SE462030B (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01136830A (ja) * 1987-11-20 1989-05-30 Honda Motor Co Ltd 前後輪駆動力配分制御装置
AT396093B (de) * 1987-11-23 1993-05-25 Steyr Daimler Puch Ag Antriebsanordnung fuer ein kraftfahrzeug
EP0318456B1 (de) * 1987-11-23 1991-03-27 Steyr-Daimler-Puch Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug mit zwei getriebenen Achsen
DE3840004A1 (de) * 1988-11-26 1990-05-31 Daimler Benz Ag Kraftfahrzeug mit ueber differentialgetriebe od. dgl. angetriebenen raedern
US4999779A (en) * 1989-09-18 1991-03-12 American Standard Inc. Axle health discriminatory safety timer arrangement for controlling wheel slip on a multiple-axle railway vehicle
AT398948B (de) * 1989-10-25 1995-02-27 Steyr Daimler Puch Ag Verteilergetriebe für ein kraftfahrzeug
IT1235964B (it) * 1989-12-13 1992-12-09 Fiatgeotech Dispositivo per l'innesto della trazione a quattro ruote motrici in un veicolo
DE4121629A1 (de) * 1991-06-29 1993-01-14 Walterscheid Gmbh Jean Verfahren und antriebsanordnung zur ausuebung des verfahrens zur steuerung der zu- und abschaltung des vierradantriebs eines fahrzeuges, insbesondere eines traktors
DE4134660A1 (de) * 1991-10-19 1993-04-22 Walterscheid Gmbh Jean Antriebsanordnung und verfahren zur zu- und abschaltung des vierradantriebs eines fahrzeuges, insbesondere eines traktors
DE4134659C2 (de) * 1991-10-19 1995-07-06 Walterscheid Gmbh Gkn Anordnung zur Leistungsrichtungserkennung bei Drehmomentübertragung
DE4138366C2 (de) * 1991-10-19 1994-07-07 Walterscheid Gmbh Gkn Antriebsanordnung und Verfahren zur Zu- und Abschaltung des Vierradantriebes eines Fahrzeuges, insbesondere eines Traktors
US5226860A (en) * 1991-12-31 1993-07-13 Dana Corporation Vehicle torque transfer case
US5802489A (en) * 1994-11-14 1998-09-01 Case Corporation Front wheel drive engagement control system for agricultural vehicles
US5680917A (en) * 1995-09-27 1997-10-28 Caterpillar Inc. Clutch or brake engagement pressure compensation
IT1286173B1 (it) * 1996-07-12 1998-07-07 New Holland Italia Spa Sistema di controllo per una trasmissione selezionabile a quattro ruote motrici.
IT1286172B1 (it) * 1996-07-12 1998-07-07 New Holland Italia Spa Trasmissione elettronica per un veicolo a quattro ruote motrici.
US6810318B2 (en) * 2002-09-13 2004-10-26 General Motors Corporation Drive torque transfer scheme
US7207409B2 (en) * 2004-03-10 2007-04-24 American Axle & Manufacturing, Inc. Two speed all wheel drive system
US20060027434A1 (en) * 2004-08-04 2006-02-09 Capito Russell T Positive clutch with staggered teeth height
US20060105883A1 (en) * 2004-11-15 2006-05-18 James Krisher Transfer case with variably controlled torque coupling device
EP1795391A1 (de) 2005-12-09 2007-06-13 Borgwarner, Inc. Hydraulische Schaltvorrichtung und Verfahren zur Ansteuerung von Kupplungen eines Drehmomentmanagementsystems eines mehrachsgetriebenen Fahrzeugs
DE102008000017A1 (de) * 2008-01-09 2009-07-23 Zf Friedrichshafen Ag Antriebstrang für Fahrzeuge mit Allradantrieb und einem längs zur Fahrtrichtung angeordneten Getriebe
DE102008014192B4 (de) 2008-03-14 2014-04-10 Hilite Germany Gmbh Antriebsstrang mit einem Fahrdynamiksystem und elektrohydraulischem Ventil
US10065501B2 (en) 2012-09-05 2018-09-04 Magna Powertrain Ag & Co Kg Control system for an all-wheel clutch
US10066723B2 (en) 2014-05-15 2018-09-04 Borgwaner Inc. Driveline disconnect with modular rear driveline module (RDM) with integrated coupling and differential control
DE102015212897A1 (de) * 2015-07-09 2017-01-12 Deere & Company Einrichtung zum Betreiben eines allradgetriebenen landwirtschaftlichen Nutzfahrzeugs
DE102016214421A1 (de) * 2016-08-04 2018-02-08 Audi Ag Verfahren zum Betreiben einer Kupplung eines Kraftfahrzeugs, sowie Kraftfahrzeug

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL7701445A (nl) * 1977-02-11 1978-08-15 Lely Nv C Van Der Trekker.
GB2014256B (en) * 1978-02-10 1982-06-09 Franke R Multi-plate friction clutch
DE2805692C2 (de) * 1978-02-10 1983-12-01 Rudolf Prof. Dr.-Ing. 6100 Darmstadt Franke Freilauf-Lamellen-Reibungskupplung für Kraftfahrzeuge mit Allradantrieb
JPS588434A (ja) * 1981-07-07 1983-01-18 Fuji Heavy Ind Ltd 4輪駆動車の切換制御装置
JPS5812827A (ja) * 1981-07-15 1983-01-25 Hitachi Ltd 電子式四輪駆動制御装置
JPS5856921A (ja) * 1981-09-29 1983-04-04 Fuji Heavy Ind Ltd 4輪駆動車
DE3427725A1 (de) * 1984-02-14 1985-08-22 Volkswagenwerk Ag, 3180 Wolfsburg Anordnung zum regeln der kraftuebertragung eines vierradgetriebenen kraftfahrzeuges mit verteilergetriebe

Also Published As

Publication number Publication date
SE8702316D0 (sv) 1987-06-03
FR2600596B1 (fr) 1990-07-13
SE462030B (sv) 1990-04-30
GB2193285A (en) 1988-02-03
GB8714339D0 (en) 1987-07-22
DE3621225C1 (de) 1987-05-27
JPS638028A (ja) 1988-01-13
SE8702316L (sv) 1987-12-26
IT8720714A0 (it) 1987-05-29
IT1204661B (it) 1989-03-10
US4781265A (en) 1988-11-01
GB2193285B (en) 1990-05-02
FR2600596A1 (fr) 1987-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03247B2 (ja)
JPH0572290B2 (ja)
JPS62218228A (ja) 四輪駆動装置の制御方法
JPS6345998B2 (ja)
US5098352A (en) Disengageable four-wheel-drive transmission system for motor vehicles
CN208180772U (zh) 任意角度转向驱动车桥
US8020647B2 (en) Steering control system
JPS60139533A (ja) 車両の4輪駆動装置
EP0850798B1 (en) Slave driving force-transmitting mechanism for vehicle
US4886141A (en) Four wheel drive vehicle
US1388303A (en) Variable-speed power-transmission
RU192387U1 (ru) Трансмиссия транспортного средства
SE9701138D0 (sv) Anordning vid fordon
JPH0330220Y2 (ja)
JP2686082B2 (ja) 動力伝達装置
SU1705144A1 (ru) Самоблокирующийс дифференциал транспортного средства
JPH078614B2 (ja) 車両の後輪駆動装置
JPH01249523A (ja) 油圧駆動車輌
JPH0343859Y2 (ja)
SU1197890A2 (ru) Транспортное средство
JPS6390436A (ja) 四輪駆動型作業車の走行用伝動構造
JPH078613B2 (ja) 車両の後輪駆動装置
Деркачев et al. USE THE TRANSFER BOX WITH AUTOMATIC CONNECTION OF THE FRONT AXLE
SU1625719A1 (ru) Планетарна муфта с измен емой характеристикой дл транспортного средства
JPS63315326A (ja) 4輪駆動車