JPH03247107A - 再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は再生装置に関する。

〔発明の概要〕

この発明は、エフェクト機能を有する再生装置において
、ソースごとのエフェクトデータを記憶するメモリを設
けること１ごより、ソースごと１こ自動的に最適なエフ
ェクトが得られるようにしたものである。

〔従来の技術〕

オーディオ機器のソースとしては、テレビ放送チューナ
、ビデオディスクプレーヤ、ＣＤプレーヤ、ＦＭチュー
ナ、カセットデツキなどがあるが、これらソースの出力
レベルはまちまちであり、メーカが異なるとなおさらで
ある。

また、出力レベルが一定値に規定されていてもソースに
よってダイナミックレンジやＳ／Ｎが異なるので、聴感
上のレベルが異なってしまう。

さらに、ソフトによっては、特定の再生機、例えば普及
機を対象にした音作りを行っているので、これが対象外
の再生機にとっては、じゃ−まなことがある。

そこで、オーディオ装置には、グラフィックイコライザ
やサラウンドプロセッサなどのエフェクト回路が設けら
れ、ソースの種類やリスナの好みなどに応じてスピーカ
から出力される音響を自由に変更できるようにされてい
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、これまでのエフェクト回路には、プリセット
機能はあるが、ソースを切り換えるたびに、そのプリセ
ットデータを変更する必要があった。

しかし、これでは不便であり、このため従来のエフェク
ト回路は使いかっての悪いものとなっていた。

この発明は、このような問題点を解決しようとするもの
である。

〔課題を解決するための手段〕 このため、この発明においては、エフェクト回路の制御
データを、複数のソースのそれぞれごとに記憶しておき
、ソースを選択したときには、その選択したソースに対
応した制御データを読み出してエフェクト回路にセット
するようにしたものである。

〔作用〕

ソースを切り換えるだけで、そのソースに対してプリセ
ットされているエフェクト状態に制御される。

〔実施例〕

第１図においては、オーディオ信号系については、簡単
のためステレオの一方のチャンネルについてのみ示すが
、他方のチャンネルについても同様に構成される。

そして、（１）〜（５）は各種のソースを示し、この例
においては、（１）は衛星放送チューナ、（２）はビデ
オディスクのプレーヤ、（３）はＣＤプレーヤ、（４）
はＦＭチューナ、（５）はテープデツキである。

そして、これらソース（１）〜（５）からのオーディオ
信号が人力スイッチ回路（１１）に供給されてそのうち
の１つのオーディオ信号が選択され、この選択されたオ
ーディオ信号が、音量調整用のアッテネータ（１２）及
びプリアンプ（１３）の信号ラインを通じてエフェクト
回路（１４）に供給される。

このエフェクト回路（１４）は、その入力されたオーデ
ィオ信号をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄコンバータ（４１）と
、その出力信号に対してエフェクト処理を行うＤＳＰ　
（デジタル・シグナル・プロセサ）（４２）と、その出
力信号をＤ／Ａ変換するＤ／Ａコンバータ（４３）、（
４４）とから構成されている。そして、Ｄ　Ｓ　Ｐ　（
４２）は、例えば、帯域ごとのレベルくグラフィックイ
コライザ）、サラウンド効果、ダイナミックレンジ、信
号の補助的なレベルなどの項目について、その制御を行
うものである。また、Ｄ　Ｓ　Ｐ　（４２）からは、サ
ラウンド効実用の後この信号がＤ／Ａコンバータ（４４
）を通じて取り出される。

そして、コンバータ（４３）からのオーディオ信号が、
パワーアンプ（１５）を通じて前方用のスピーカ（１６
）に供給されるとともに、コンバータ（４４）カラのオ
ーディオ信号が、パワーアンプ（１７）を通じて後方用
のスピーカ（１８）に供給される。

さらに、（２０）はマイクロコンビ二一夕を示し、この
マイコン（２０）には、ソース（１）〜（５）からそれ
らのモードなどを示す信号、例えば衛星放送チューナ（
１）からであれば、モードＡであるかモードＢであるか
などを示す信号が供給される。

また、マイコン（２０）には、入力セレクタスイッチＳ
ｓと、プリセットデータ書き込みスイッチＳＷと、Ｄ　
Ｓ　Ｐ　（４２）の制御項目ごとのスイッチ８１〜Ｓｎ
とが接続されるとともに、プリセットデータ記憶用の不
揮発性メモ’Ｊ　（２１＞が接続されている。

この場合、メモリ（４２）は、例えば第２図に模型的に
示すように、Ｄ　Ｓ　Ｐ　（４２）の各制御項目のプリ
セットデータＤＩｌ〜Ｄｓｎが、ソース（１）〜（５）
ごとに書き込まれているものである。

そして、マイコン（２０）からスイッチ回路（１１）に
その制御信号が供給されるとともに、Ｄ−３Ｐ　（４２
）にその制御データが供給される。

このような構成において、スイッチＳｓを切り換えると
、これがマイコン（２０）において判断されるとともに
、その判断結果にしたがってスイッチ回路（１１）が切
り換えられ、ソース（１）〜（５）のうち、スイッチＳ
ｓの示しているソースからのオーディオ信号が、アッテ
ネータ（１２）に供給される。

したがって、リスナは、スイッチＳｓによりソース（１
）〜（５）を選択して聴くことができる。

さらに、このとき、スイッチＳｓの切り換え位置と、ス
イッチ回路（１１）により選択されているソースのモー
ドとにしたがってメモ！Ｊ　（２１）から対応するプリ
セットデータＤ１、〜Ｄｉｎが読み出される。

例えば、スイッチＳｓが衛星放送チニーナ（１）を選択
しているときであれば、メモ！Ｉ（２１，）からデータ
Ｄ、〜Ｄ１ｎが読み出される。

そして、この読み出されたデータＤ１１〜Ｄｉｎが、マ
イコン（２０）からＤ　Ｓ　Ｐ　（４２）に供給されて
セットされる。したがって、このときスピーカ（１６）
　（及び（１８）　）に供給されているオーディオ信号
は、ＤＳＰ（４２）において、データＤｉ、−Ｄｉｎに
したがってエフェクトが与えられていることになる。

すなわち、スイッチＳｓの切り換え位置に対応して、ソ
ース（１）〜（５）の選択と、メモリ（２１）からのデ
ータＤｌｒ〜Ｄｉｎの読み出し及びＤ　Ｓ　Ｐ　（４２
）へのセットが行われるので、ソース（１）〜（５）の
それぞれに最適なエフェクトを自動的に得ることができ
る。

また、任意のソースを選択して聴いているとき、スイッ
チＳ、〜Ｓｎを操作すると、その操作に対応してＤ　Ｓ
　Ｐ　（４２）に供給されているデータＤｌ、〜Ｄｉｎ
が変更されるので、これによりリアルタイムでエフェク
トが変更される。

さらに、スイッチＳｗを押すと、このときＤＳＰ　（４
２）に供給されているデータＤ１．〜Ｄｉｎが、メモ！
Ｊ　（２１＞の対応する位置（アドレス）に書き込まれ
る。

したがって、任意のソースに対して任意のエフェクトを
プリセットすることができる。

こうして、この発明によれば、ＤＳＰ（４２）のデータ
ＤＩｌ〜Ｄ、ｎをソース（１）〜（５）ごとに記憶して
おき、これらデータＤＩｌ〜Ｄ、ｎのうち、選択された
ソース（１）〜（５）に対応したデータをＤ　Ｓ　Ｐ　
（４２）にセットするようにしているので、ソース（１
）〜（５）を切り換えてもそのソースに最適なエフェク
トを得ることができる。

なお、上述において、スイッチ回路（１１）を機械的な
スイッチとし、これにスイッチＳｓを連動させてもよい
。

〔発明の効果〕

この発明によれば、Ｄ　Ｓ　Ｐ　（４２）のデータＤ目
〜Ｄｓｎをソース（１）〜（５）ごとに記憶しておき、
これらデータＤ、〜Ｄｓｎのうち、選択されたソース（
１）〜（５）に対応したデータをＤ　Ｓ　Ｐ　（４２）
にセットするようにしているので、ソース（１）〜（５
）を切り換えてもそのソースに最適なエフェクトを得る
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一例の系統図、第２図はその説明の
ための図である。 （１）〜（５）はソース、（１１）は入力スイッチ回路
、（１４）はエフェクト回路、（４１）はＡ／Ｄコンバ
ータ、（４２）はＤＳＰ、（４３）、（４４）はＤ／Ａ
コンバータ、（１６）、（１８）はスピーカ、（２０）
はマイクロコンビエータ、（２１）はプリセットデータ
用のメモリ、ＳＳは入力セレクタスイッチ、Ｓｗはプリ
セットデータ書き込みスイッチ、Ｓ　＋−５ｎはスイッ
チである。 代 理 人 松 隈 秀 盛

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のオーディオ信号からそのうちの１つのオーディオ
   信号を選択するスイッチ手段と、 このスイッチ手段により選択されたオーディオ信号が供
   給されるエフェクト回路と、 このエフェクト回路にその制御データをセットする回路
   と、 上記制御データを、上記複数のオーディオ信号ごとに記
   憶するメモリとを有し、 上記メモリから上記スイッチ手段に連動して上記制御デ
   ータの読み出しを行うことにより、上記スイッチ手段に
   より選択されているオーディオ信号に対応する制御デー
   タを読み出し、 この読み出した制御データを上記エフェクト回路にセッ
   トする ようにした再生装置。