JPH03247095A - 色信号処理回路 - Google Patents
色信号処理回路Info
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- JPH03247095A JPH03247095A JP2043630A JP4363090A JPH03247095A JP H03247095 A JPH03247095 A JP H03247095A JP 2043630 A JP2043630 A JP 2043630A JP 4363090 A JP4363090 A JP 4363090A JP H03247095 A JPH03247095 A JP H03247095A
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Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[a業上の利用分野]
この発明は、ビデオテープレコーダやカラーテレビジョ
ンに適用されるもので、速い位相変動を含む搬送色信号
に対しても復調後の色相の安定化が図れるようになされ
た色信号処理回路に関するものである。
ンに適用されるもので、速い位相変動を含む搬送色信号
に対しても復調後の色相の安定化が図れるようになされ
た色信号処理回路に関するものである。
[従来の技術]
第6図は例えば日本放送協会grNHKホームビデオ技
術」83〜86ページに示された従来の色信号処理回路
の構成を示すブロック図である。
術」83〜86ページに示された従来の色信号処理回路
の構成を示すブロック図である。
同図において、(1)は低域色信号の入力端子、(2)
は低域色信号以外の不要成分を除去する低域フィルタ(
以下、LPFと称す)、(3)は低域色信号を元の周波
数に変換する第1の周波数変換器、(4)は第1の周波
数変換器(3)の出力信号から不要成分を除去する第1
の帯域フィルタ(以下、第1のBPFと称す)である。
は低域色信号以外の不要成分を除去する低域フィルタ(
以下、LPFと称す)、(3)は低域色信号を元の周波
数に変換する第1の周波数変換器、(4)は第1の周波
数変換器(3)の出力信号から不要成分を除去する第1
の帯域フィルタ(以下、第1のBPFと称す)である。
(5)は上記第1のB P F (4)の出力信号から
カラーバースト信号成分を抽出するバースト抜取り回路
(以下、Burst Sepと称す)、(6)は上記
第1のB P F (4)の出力の位相基準となる信号
を発生する基準信号発生回路(以下、REF O3C
と称す)、(7)は上記BurstS e p (5)
の出力信号とRE F OS C(6)の出力信号と
の位相比較をおこなう位相検波器(以下、PDと称す)
である。
カラーバースト信号成分を抽出するバースト抜取り回路
(以下、Burst Sepと称す)、(6)は上記
第1のB P F (4)の出力の位相基準となる信号
を発生する基準信号発生回路(以下、REF O3C
と称す)、(7)は上記BurstS e p (5)
の出力信号とRE F OS C(6)の出力信号と
の位相比較をおこなう位相検波器(以下、PDと称す)
である。
(8)はP D (7)の出力信号によって制御される
電圧制御発振器(以下、VCOと称す)、(9)はRE
F 03C(6)(7)出力信号とVCO(8)(7
)出力信号の掛算をおこなう第2の周波数変換器、(l
O)は第2の周波数変換器(9)の出力信号から不要成
分を除去する第2の帯域フィルタ(以下、第2のBPF
と称す)、(11)は色信号の出力端子である。
電圧制御発振器(以下、VCOと称す)、(9)はRE
F 03C(6)(7)出力信号とVCO(8)(7
)出力信号の掛算をおこなう第2の周波数変換器、(l
O)は第2の周波数変換器(9)の出力信号から不要成
分を除去する第2の帯域フィルタ(以下、第2のBPF
と称す)、(11)は色信号の出力端子である。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
テープの走行むらや回転ドラム(図示を省略)の回転む
らなどによって発生した周波数変動±△fを含んだ低域
色信号fLが入力端子(1)に入力され、L P F
(2) に供給される。このLPF(2)は端子(1)
に人力された低域色信号以外の不要周波数成分を除去す
る。
らなどによって発生した周波数変動±△fを含んだ低域
色信号fLが入力端子(1)に入力され、L P F
(2) に供給される。このLPF(2)は端子(1)
に人力された低域色信号以外の不要周波数成分を除去す
る。
ついで、L P F (2)の出力信号は第1の周波数
変換器(3)に供給されて本来の色信号搬送周波数fs
cに変換される。例えばNTSC方式では3.58 M
Hzの周波数となる。第1の周波数変換器(3)では必
要な色信号以外に多くの高調波成分を発生するので、第
1のB P F (4)によって不要成分を除去する。
変換器(3)に供給されて本来の色信号搬送周波数fs
cに変換される。例えばNTSC方式では3.58 M
Hzの周波数となる。第1の周波数変換器(3)では必
要な色信号以外に多くの高調波成分を発生するので、第
1のB P F (4)によって不要成分を除去する。
この第1のB P F (4)の出力信号は出力端子(
11)へ供給されて色信号の出力信号となる一方、B
u r s t S e p (5)へ供給されて色
信号のうちカラーバースト信号のみが抜き取られ、この
B u r s t S e p (5)の出力信号
は3.58 MH2の基準信号fscを発生するREF
0SC(6)(7)出力信号とともにP D (7
)へ供給されて両者の位相差が検波される。
11)へ供給されて色信号の出力信号となる一方、B
u r s t S e p (5)へ供給されて色
信号のうちカラーバースト信号のみが抜き取られ、この
B u r s t S e p (5)の出力信号
は3.58 MH2の基準信号fscを発生するREF
0SC(6)(7)出力信号とともにP D (7
)へ供給されて両者の位相差が検波される。
つぎに、上記P D (7)の出力信号、すなわち、位
相誤差信号は端子(1)に人力された低域色信号と同じ
周波数fL±△fを発生するV CO(8)を制御する
。このv c o (a)の出力信号はREFOS C
(6)の出力信号とともに第2の周波数変換器(9)へ
供給されて両者の掛算をおこなう。
相誤差信号は端子(1)に人力された低域色信号と同じ
周波数fL±△fを発生するV CO(8)を制御する
。このv c o (a)の出力信号はREFOS C
(6)の出力信号とともに第2の周波数変換器(9)へ
供給されて両者の掛算をおこなう。
この第2の周波数変換器(9)の出力信号はfsc+f
L±△fおよびfsc−(fL±△f)の周波数成分を
含むので、第2のB P F (10)によフて上記f
sc+ f L±△fの成分のみを抽出する。
L±△fおよびfsc−(fL±△f)の周波数成分を
含むので、第2のB P F (10)によフて上記f
sc+ f L±△fの成分のみを抽出する。
ついで、第2のB P F (10)の出力信号は第1
の周波数変換器(3)の搬送波としてS)、1の周波数
変換器(3)に供給される。この第1の周波数変換器(
3)の出力信号としてfscおよびf sc+ 2(f
L±Δf)の周波数成分を持つ信号が得られるが、上記
の第1のB P F (4)によってfsc成分が抽出
される。
の周波数変換器(3)の搬送波としてS)、1の周波数
変換器(3)に供給される。この第1の周波数変換器(
3)の出力信号としてfscおよびf sc+ 2(f
L±Δf)の周波数成分を持つ信号が得られるが、上記
の第1のB P F (4)によってfsc成分が抽出
される。
ここで、第1の周波数変換器(3) 第1のBPF(
4) Burst S e p (5) P
D(7) VCO(8) REF 0SC(8)
、第2の周波数変換回路(9) および第2のB
P F (10)は位相同期ループ(以下、PLL回路
と称す) (100)を構成しており、第1のB P
F (4)の出力信号のカラーバースト信号の位相とR
E F OS C(6)の出力信号の位相が常に同期
するように閉ループが組まれている。
4) Burst S e p (5) P
D(7) VCO(8) REF 0SC(8)
、第2の周波数変換回路(9) および第2のB
P F (10)は位相同期ループ(以下、PLL回路
と称す) (100)を構成しており、第1のB P
F (4)の出力信号のカラーバースト信号の位相とR
E F OS C(6)の出力信号の位相が常に同期
するように閉ループが組まれている。
つぎに、−船釣なPLL回路の動特性について述べる。
第7図は一般的なPLL回路(100)の構成を示すブ
ロック図であり、同図において、(15)は入力端子で
、この端子(15)にはθ、(s)(sニラプラスの演
算子)なる信号が人力され、P D (7)に供給され
る。このP D (7)は人力信号の位相θ1(s)
と、後述するV CO(8)の出力信号の位相θ。(
s) との位相比較をおこない、位相差に応じた電圧を
出力する。
ロック図であり、同図において、(15)は入力端子で
、この端子(15)にはθ、(s)(sニラプラスの演
算子)なる信号が人力され、P D (7)に供給され
る。このP D (7)は人力信号の位相θ1(s)
と、後述するV CO(8)の出力信号の位相θ。(
s) との位相比較をおこない、位相差に応じた電圧を
出力する。
ここで、P D (7)の位相差に対する出力電圧の比
、すなわち、変換定数をに、で表わす。
、すなわち、変換定数をに、で表わす。
上記P D (7)の出力信号は多くの高周波成分を含
んでいるので、これを除去し、また、閉ループを組んだ
場合、系の応答を制御するために、ループフィルタ(1
6)へ供給される。このループフィルタ(16)の伝達
関係をF (s)で表わす。
んでいるので、これを除去し、また、閉ループを組んだ
場合、系の応答を制御するために、ループフィルタ(1
6)へ供給される。このループフィルタ(16)の伝達
関係をF (s)で表わす。
ループフィルタ(16)の出力信号はV CO(8)の
発振周波数を制御する。このv c O(8)の出力信
号はP D (7)に帰還されて閉ループを構成する。
発振周波数を制御する。このv c O(8)の出力信
号はP D (7)に帰還されて閉ループを構成する。
V CO(8)は入力端子にしたがって発振周波数が制
御されるけれども、P D (7)では位相差を検出す
るので、VCO(8)の伝達関数は(1/S)となる。
御されるけれども、P D (7)では位相差を検出す
るので、VCO(8)の伝達関数は(1/S)となる。
また、入力端子変化に対する出力周波数変化の比をK。
とすれば、v c O(8)の全体の伝達関数は(KO
/S)で表わせる。
/S)で表わせる。
つぎに、人力信号の位相θI(s)を変化させた場合の
V CO(8)出力信号の位相θ。(s)の変化、すな
わち、閉ループの伝達関数H(s)を求めると、 となる。
V CO(8)出力信号の位相θ。(s)の変化、すな
わち、閉ループの伝達関数H(s)を求めると、 となる。
ここで、ループフィルタ(16)の伝達関係F (s)
に、一般に用いられている第8図に示すアクティブフィ
ルタの伝達関数F (s)は、 F (s) = (Sr1 + 1 ) / STIこ
こで、τ1王CR,,τ2=CR2 を代入すれば、閉ループの伝達関数H(s)は、K=に
0 ・ K。
に、一般に用いられている第8図に示すアクティブフィ
ルタの伝達関数F (s)は、 F (s) = (Sr1 + 1 ) / STIこ
こで、τ1王CR,,τ2=CR2 を代入すれば、閉ループの伝達関数H(s)は、K=に
0 ・ K。
(ωn:自然角周波数、ζ:ダンピング係数)とすれば
、上式は となる。
、上式は となる。
次に、(1)式のS=jωの関数を代入すれば・・・・
・・(2) となる。ここで、H(jω)の絶対値、つまり、H(j
ω)1を縦軸に、横軸にω/ωnをとって周波数応答を
見ると、第9図に示す特性となる。
・・(2) となる。ここで、H(jω)の絶対値、つまり、H(j
ω)1を縦軸に、横軸にω/ωnをとって周波数応答を
見ると、第9図に示す特性となる。
第9図かられかるように、周波数特性はダンピング特性
ζによって大きく変化するが、角周波数ωが自然角周波
数ωnを越えると、6 d B10ctaveのカーブ
で減衰し、高い周波数には応答しにくい特性となる。仮
に、ζを大きくして周波数特性を伸ばしても系の位相余
裕がなく、ループが不安定となる。
ζによって大きく変化するが、角周波数ωが自然角周波
数ωnを越えると、6 d B10ctaveのカーブ
で減衰し、高い周波数には応答しにくい特性となる。仮
に、ζを大きくして周波数特性を伸ばしても系の位相余
裕がなく、ループが不安定となる。
また、
誤差率と
して入力信号位相θ1
(S)
に対
するV
(8)
の出力信号の位相θ。
(S)
の誤
差−
すなわち、
を定義すると、
(3)
式は
・・・・・・(4)
となり、
さらに、
(4)
式にS=j
ωの関数を代入
すれば、
−H
(jω)
・・・・・・(5)
となる。
ここで、
ダンピング係数この値として、
一般に使用される0゜
とした場合の誤差率
の絶対値1l−H(jω)1を縦軸に、横軸に(ω/ω
n)をとった場合の周波数応答を見ると、第10図に示
す特性となる。
n)をとった場合の周波数応答を見ると、第10図に示
す特性となる。
第10図かられかるように、角周波数ωが自然角周波数
ωnの1/10程度であれば、誤差率は一40dBでほ
ぼ完全に応答しているが、ωがωnと同じになると、誤
差率も約−3dBとなってかなりの誤差がでることにな
る。
ωnの1/10程度であれば、誤差率は一40dBでほ
ぼ完全に応答しているが、ωがωnと同じになると、誤
差率も約−3dBとなってかなりの誤差がでることにな
る。
一般の家庭用VTRにおいて、ωnは1800(rad
/s)程度であるので、−30dB以上の誤差率を確保
できるωは、約360 (rad/s)、周波数にして
約60 ()lz)ということになる。
/s)程度であるので、−30dB以上の誤差率を確保
できるωは、約360 (rad/s)、周波数にして
約60 ()lz)ということになる。
搬送色信号は、二つの色差信号R−YおよびB−Yを直
交する二つの搬送波cos ωct。
交する二つの搬送波cos ωct。
sinωctでそれぞれ振幅変調し加算したものであり
、(R−Y)cos ωct+ (B−Y)sin
ωctで表わせる。これをベクトル図で表わせば、第
11図(a)のようになる。また、カラーバースト信号
は(R−Y)成分を全く含まず、位相はsin ωc
tを反転したものである。
、(R−Y)cos ωct+ (B−Y)sin
ωctで表わせる。これをベクトル図で表わせば、第
11図(a)のようになる。また、カラーバースト信号
は(R−Y)成分を全く含まず、位相はsin ωc
tを反転したものである。
このような搬送色信号の状態でカラーバースト信号の位
相が基準信号の位相に対して変動すると、第11図(b
)に示したように、復調後の色差信号の振幅が、位相変
動θに応じて変化する。すなわち、色相変動を生じるこ
とになる。
相が基準信号の位相に対して変動すると、第11図(b
)に示したように、復調後の色差信号の振幅が、位相変
動θに応じて変化する。すなわち、色相変動を生じるこ
とになる。
以上のように、PLL回路を用いて■COの出力周波数
を入力周波数に追随させようとした場合、高い周波数の
位相変動に対して応答特性が悪化して誤差が増加し、結
果として、テレビ画面上の色相むらとなってあられれる
。
を入力周波数に追随させようとした場合、高い周波数の
位相変動に対して応答特性が悪化して誤差が増加し、結
果として、テレビ画面上の色相むらとなってあられれる
。
[発明が解決しようとする課題]
従来の色信号処理回路は以上のように構成されているの
で、入力信号の速い位相変動に対して応答できない。そ
の結果、色信号の残留位相誤差成分がテレビ画面上で色
相むらとなって色信号の品質を極端に劣化させるという
問題があった。
で、入力信号の速い位相変動に対して応答できない。そ
の結果、色信号の残留位相誤差成分がテレビ画面上で色
相むらとなって色信号の品質を極端に劣化させるという
問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、速い位相変動に対しても十分な応答が可能な
色信号処理回路を提供することを目的とする。
たもので、速い位相変動に対しても十分な応答が可能な
色信号処理回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る色信号処理回路は、色信号の位相基準と
なる基準信号発生回路の出力である基準信号の位相に搬
送色信号の位相を一致させるように動作する閉ループで
構成された位相補正回路と、上記基準信号の位相を90
度シフトする移相器と、上記位相補正回路の出力信号の
バースト信号の位相と上記基準信号発生回路の出力信号
の位相の位相差および上記位相補正回路の出力信号のバ
ースト信号の位相と上記移相器の出力信号の位相の位相
差をそれぞれ検出する第1およびjS2の位相検波器と
、これら第1および第2の位相検波器の出力信号のバー
スト信号部分の電位をそれぞれ検出して保持する第1お
よび第2のサンプルホールド回路と、上記第1のサンプ
ルホールド回路の出力信号と上記基準信号発生回路の出
力信号との積および上記第2のサンプルホールド回路の
出力信号と上記移相器の出力信号の積をそれぞれ求める
第1および第2の掛算器と、上記第1の掛算器の出力信
号と上記第2の掛算器の出力信号とを混合する混合回路
と、上記位相補正回路の出力信号を上記混合回路の出力
信号を搬送波としてベースバンドの色信号に復調する色
信号復調器とを備えたことを特徴とする。
なる基準信号発生回路の出力である基準信号の位相に搬
送色信号の位相を一致させるように動作する閉ループで
構成された位相補正回路と、上記基準信号の位相を90
度シフトする移相器と、上記位相補正回路の出力信号の
バースト信号の位相と上記基準信号発生回路の出力信号
の位相の位相差および上記位相補正回路の出力信号のバ
ースト信号の位相と上記移相器の出力信号の位相の位相
差をそれぞれ検出する第1およびjS2の位相検波器と
、これら第1および第2の位相検波器の出力信号のバー
スト信号部分の電位をそれぞれ検出して保持する第1お
よび第2のサンプルホールド回路と、上記第1のサンプ
ルホールド回路の出力信号と上記基準信号発生回路の出
力信号との積および上記第2のサンプルホールド回路の
出力信号と上記移相器の出力信号の積をそれぞれ求める
第1および第2の掛算器と、上記第1の掛算器の出力信
号と上記第2の掛算器の出力信号とを混合する混合回路
と、上記位相補正回路の出力信号を上記混合回路の出力
信号を搬送波としてベースバンドの色信号に復調する色
信号復調器とを備えたことを特徴とする。
[作用]
この発明によれば、閉ループで構成された位相補正回路
において、人力信号の位相変動のうち比較的低い周波数
成分を補正するとともに、第1および第2の位相検波器
において、360度の範囲にわたフて位相差を検出し、
その検出した位相差信号のバースト部分の電位を第1お
よび第2のサンプルホールド回路において1水平周期の
間保持する。そして、これら第1および第2のサンプル
ホールド回路の出力信号によって第1および第2の掛算
器において、基準信号の出力信号および移相器の出力信
号をそれぞれ振幅変調するとともに、これら第1および
第2の掛算器の出力信号を混合し、この混合回路の出力
信号を位相補正回路から出力されるカラーバースト信号
の位相と高速に同期化し、混合回路の出力信号で位相補
正回路の圧力信号を復調して、高域まで色相変動の補正
されたベースバンドの色信号を出力することができる。
において、人力信号の位相変動のうち比較的低い周波数
成分を補正するとともに、第1および第2の位相検波器
において、360度の範囲にわたフて位相差を検出し、
その検出した位相差信号のバースト部分の電位を第1お
よび第2のサンプルホールド回路において1水平周期の
間保持する。そして、これら第1および第2のサンプル
ホールド回路の出力信号によって第1および第2の掛算
器において、基準信号の出力信号および移相器の出力信
号をそれぞれ振幅変調するとともに、これら第1および
第2の掛算器の出力信号を混合し、この混合回路の出力
信号を位相補正回路から出力されるカラーバースト信号
の位相と高速に同期化し、混合回路の出力信号で位相補
正回路の圧力信号を復調して、高域まで色相変動の補正
されたベースバンドの色信号を出力することができる。
[発明の実施例]
以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
。
。
第1図はこの発明の一実施例による色信号処理回路で、
VHS方式などの家庭用VTRに通用した例を示すブロ
ック図である。同図において、(1)は入力端子で、こ
の入力端子(1)にはテープ走行むらおよび回転ドラム
の回転むらなどによって発生した周波数変動上△fを含
んだfLなる搬送周波数を持つ低域色信号が人力される
。
VHS方式などの家庭用VTRに通用した例を示すブロ
ック図である。同図において、(1)は入力端子で、こ
の入力端子(1)にはテープ走行むらおよび回転ドラム
の回転むらなどによって発生した周波数変動上△fを含
んだfLなる搬送周波数を持つ低域色信号が人力される
。
(2)は低域色信号以外の不要成分を除去するLPF、
(3)は第1の周波数変換器、(4)は第1のBPFで
、上記t、、 p v (2)の出力信号は第1の周波
数変換器(3)に供給されて本来の搬送波周波数fsc
をもつ色信号に変換される。例えば、NTSC方式では
3.58 Ml(zの周波数となる。第1の周波数変換
器(3)では必要な色信号以外に多くの高調波成分を発
生するので、第1のBPF(4)によって不要成分を除
去する。
(3)は第1の周波数変換器、(4)は第1のBPFで
、上記t、、 p v (2)の出力信号は第1の周波
数変換器(3)に供給されて本来の搬送波周波数fsc
をもつ色信号に変換される。例えば、NTSC方式では
3.58 Ml(zの周波数となる。第1の周波数変換
器(3)では必要な色信号以外に多くの高調波成分を発
生するので、第1のBPF(4)によって不要成分を除
去する。
(31)はくし形フィルタ(以下、COM Bと称す
)で、上記第1のB P F (4)の圧力信号が供給
される。このCOM B (31)を挿入する目的は
、磁気テープ上の隣接トラックからのクロストークを除
去することである。
)で、上記第1のB P F (4)の圧力信号が供給
される。このCOM B (31)を挿入する目的は
、磁気テープ上の隣接トラックからのクロストークを除
去することである。
すなわち、一般に家庭用VTRは、磁気テープの使用効
率をあげるため、記録トラック間のすきま、いわゆるガ
ートバンドのない記録・再生モードを有している。例え
ば、VH3方式の長時間モードのように、トラック幅1
9μmに対してヘッド幅25〜30μm程度の磁気ヘッ
ドを用いて記録再生を行なうため、ガートバンドはない
。
率をあげるため、記録トラック間のすきま、いわゆるガ
ートバンドのない記録・再生モードを有している。例え
ば、VH3方式の長時間モードのように、トラック幅1
9μmに対してヘッド幅25〜30μm程度の磁気ヘッ
ドを用いて記録再生を行なうため、ガートバンドはない
。
このため、家庭用VTRでは、隣接するトラックの色信
号搬送周波数を172fo(fo:水平周波数)のオフ
セットを持ってインターリーブするようにしている。し
たがって、COM B (31)を通すことによって
隣接トラックからのクロスト−りを効率よく除去できる
。なお、隣接トラックからのクロストークを含まない色
信号についてはCOM B (31)は省略してもよ
い。
号搬送周波数を172fo(fo:水平周波数)のオフ
セットを持ってインターリーブするようにしている。し
たがって、COM B (31)を通すことによって
隣接トラックからのクロスト−りを効率よく除去できる
。なお、隣接トラックからのクロストークを含まない色
信号についてはCOM B (31)は省略してもよ
い。
(5)〜(10)は第6図に示す従来例と同一のため、
該当部分に同一の符号を付して、それらの詳しい説明を
省略する。また、(16)はループフィルタで、P D
(7)の出力信号、すなわち、位相誤差信号の高周波
成分を除去して、端子(1) に入力された低域色信号
と同じ周波数fL±△fを発生するv c o (8)
を制御する。
該当部分に同一の符号を付して、それらの詳しい説明を
省略する。また、(16)はループフィルタで、P D
(7)の出力信号、すなわち、位相誤差信号の高周波
成分を除去して、端子(1) に入力された低域色信号
と同じ周波数fL±△fを発生するv c o (8)
を制御する。
以上の第1の周波数変換器(3)、第1のBPF(4)
COM B(31)、B u r s t S
e p (5)、P D (7) ループフィル
タ(16)、v c o (a)REF 03C(6
)、第2の周波数変換器(9)および第2のB P F
(10)によりPLL回路(100)が構成されてお
り、B u r s t S e p (5)の出力
信号のカラーバースト信号の位相とREFo s c
(6)の出力信号の位相が常に同期するように閉ループ
が組まれている。このような閉ループ構成によって入力
端子(1)の入力信号の位相変動のうち比較的低い周波
数成分が補正される。
COM B(31)、B u r s t S
e p (5)、P D (7) ループフィル
タ(16)、v c o (a)REF 03C(6
)、第2の周波数変換器(9)および第2のB P F
(10)によりPLL回路(100)が構成されてお
り、B u r s t S e p (5)の出力
信号のカラーバースト信号の位相とREFo s c
(6)の出力信号の位相が常に同期するように閉ループ
が組まれている。このような閉ループ構成によって入力
端子(1)の入力信号の位相変動のうち比較的低い周波
数成分が補正される。
(34)は第1のPDで、上記PLL回路(100)の
出力信号のバースト信号の位相とFLEF 03C(
6)の出力信号の位相との位相差を検出する。
出力信号のバースト信号の位相とFLEF 03C(
6)の出力信号の位相との位相差を検出する。
(33)は第1の移相器で、上記RE F OS C
(6)の出力信号の位相を一90°移相する。(35)
は第2のPDで、上記PLL回路(100)の出力信号
のバースト信号の位相と上記第1の移相器(33)の出
力信号の位相との位相差を検出する。(36) 、 (
37)は第1および第2のLPFで、上記第1および第
2のP D (34) 、 (35)の出力信号の不要
な周波数成分を除去する。
(6)の出力信号の位相を一90°移相する。(35)
は第2のPDで、上記PLL回路(100)の出力信号
のバースト信号の位相と上記第1の移相器(33)の出
力信号の位相との位相差を検出する。(36) 、 (
37)は第1および第2のLPFで、上記第1および第
2のP D (34) 、 (35)の出力信号の不要
な周波数成分を除去する。
(38) 、 (39)は第1および第2のサンプルホ
ールド回路(以下、S/Hと称す)で、上記第1および
第2のL P F C3B)、(37)の出力信号が人
力され、バースト信号部分の電位を検出し保持する。
ールド回路(以下、S/Hと称す)で、上記第1および
第2のL P F C3B)、(37)の出力信号が人
力され、バースト信号部分の電位を検出し保持する。
(40) 、 (41) は第3および第4のLPF、
(42)。
(42)。
(43)は第1および第2の掛算器で、第1の掛算器(
42)は第3のL P F (40)を通して出力され
る第1のS / H(3B)の出力信号と上記REF
O3C(6)の出力信号との積を演算し、第2の掛算
器(43)は第4のL P F (41)を通して出力
される第2のS/H(39)の出力信号と上記第1のB
相器(33)の出力信号との積を演算する。
42)は第3のL P F (40)を通して出力され
る第1のS / H(3B)の出力信号と上記REF
O3C(6)の出力信号との積を演算し、第2の掛算
器(43)は第4のL P F (41)を通して出力
される第2のS/H(39)の出力信号と上記第1のB
相器(33)の出力信号との積を演算する。
(44)は混合回路で、上記第1および第2の掛算器(
42) 、 (43)の出力信号を混合する。(45)
は第2の移相器で、上記混合回路(44)の出力信号の
位相を一90°だけシフトさせる。(46)は反転回路
で、上記混合回路(44)の出力信号の位相を反転する
。(41)は色信号復調回路(以下、DEMと称す)で
、上記PLL回路(100)の出力信号が供給され、上
記第2の移相器(45)および反転回路(46)の出力
信号を搬送波として色差信号、すなわち、R−Y、B−
Yのベースバンドの色信号に復調する。
42) 、 (43)の出力信号を混合する。(45)
は第2の移相器で、上記混合回路(44)の出力信号の
位相を一90°だけシフトさせる。(46)は反転回路
で、上記混合回路(44)の出力信号の位相を反転する
。(41)は色信号復調回路(以下、DEMと称す)で
、上記PLL回路(100)の出力信号が供給され、上
記第2の移相器(45)および反転回路(46)の出力
信号を搬送波として色差信号、すなわち、R−Y、B−
Yのベースバンドの色信号に復調する。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
周波数変動上△fを含んだ低域色信号fLが端子(1)
に入力され、PLL回路(100)において、位相変動
のうち比較的低い周波数成分が補正されるまでの動作は
従来例で説明したとおりであるため、詳しい説明を省略
し、ここでは、速い位相変動に対する補正動作について
のみ説明する。
に入力され、PLL回路(100)において、位相変動
のうち比較的低い周波数成分が補正されるまでの動作は
従来例で説明したとおりであるため、詳しい説明を省略
し、ここでは、速い位相変動に対する補正動作について
のみ説明する。
まず、REF 03C(6)の出力信号を第1の移相
器(33)に供給して一90度だけ位相をシフトする。
器(33)に供給して一90度だけ位相をシフトする。
ここで、REF 03C(6) の出力信号をCo
s ωsctで表わすと、第1の移相器(33)の出
力信号はSin ωsetとなる(ω5c=2×πx
fsc、fsc:搬送色信号の周波数)。
s ωsctで表わすと、第1の移相器(33)の出
力信号はSin ωsetとなる(ω5c=2×πx
fsc、fsc:搬送色信号の周波数)。
このように、RE F OS C(6)の出力信号の
位相を基準として直交座標系を表わすと、第2図(a)
のようになる、また、Burst 5ep(5)の出
力信号のバースト信号の位相は、第2図(b)に示すよ
うに、本来のバースト位相を一3inωsctとした場
合、この位相に対してθなる残留位相誤差を含んでいる
。同様に、再生色信号についても本来の色信号位相に対
してθの位相誤差を含んでいる。なお、θは時々刻々と
変化しているが、説明を簡単にするため固定しているも
のとする。
位相を基準として直交座標系を表わすと、第2図(a)
のようになる、また、Burst 5ep(5)の出
力信号のバースト信号の位相は、第2図(b)に示すよ
うに、本来のバースト位相を一3inωsctとした場
合、この位相に対してθなる残留位相誤差を含んでいる
。同様に、再生色信号についても本来の色信号位相に対
してθの位相誤差を含んでいる。なお、θは時々刻々と
変化しているが、説明を簡単にするため固定しているも
のとする。
Bu r s t S e p (5)の出力信号は
第1のP D (34)および第2のP D (35)
に並列に供給される。第1のP D (34)へはRE
F OS C(6)の出力信号が供給されて両者の
位相差が検出され、また、第2のP D (35)へは
第1の移相器(33)の出力信号が供給されて両者の位
相差が検出され、第1のP D (34)の出力信号は
第2図(a)に示すように、再生バースト信号のCos
ωsct軸成分を検出し、第2のP D (35)
の出力信号はSinωsct軸成分を検出する。
第1のP D (34)および第2のP D (35)
に並列に供給される。第1のP D (34)へはRE
F OS C(6)の出力信号が供給されて両者の
位相差が検出され、また、第2のP D (35)へは
第1の移相器(33)の出力信号が供給されて両者の位
相差が検出され、第1のP D (34)の出力信号は
第2図(a)に示すように、再生バースト信号のCos
ωsct軸成分を検出し、第2のP D (35)
の出力信号はSinωsct軸成分を検出する。
このように、RE F OS C(6)の出力信号を
基準とした直交座標系上で、Cos ωsct軸成分
およびSin ωsct軸成分を求めることによフて
、360度の範囲で再生バースト信号の位相を特定する
ことができる。
基準とした直交座標系上で、Cos ωsct軸成分
およびSin ωsct軸成分を求めることによフて
、360度の範囲で再生バースト信号の位相を特定する
ことができる。
ついで、第1および第2のP D (34) 、 (3
5)の出力信号はそれぞれ第1および第2のLPF(3
e) 、 (37)に供給されて不要な周波数成分が除
去される。カラーバースト信号は、第3図(a)に示す
ように、1水平周期(NTSCでは63.5μs)のう
ち約3μs程度の期間しか存在しない。そのため、第1
のL P F (36)の出力信号を第1のS/H(3
8)へ供給し、同様に、第2のLPF(37)の出力信
号を第2のS/H(39)に供給する。
5)の出力信号はそれぞれ第1および第2のLPF(3
e) 、 (37)に供給されて不要な周波数成分が除
去される。カラーバースト信号は、第3図(a)に示す
ように、1水平周期(NTSCでは63.5μs)のう
ち約3μs程度の期間しか存在しない。そのため、第1
のL P F (36)の出力信号を第1のS/H(3
8)へ供給し、同様に、第2のLPF(37)の出力信
号を第2のS/H(39)に供給する。
これら第1および第2のS / H(38) 、 (3
9)では第3図(b)に示すような第1もしくは第2の
LPF(3B) 、 (37)の出力信号のバースト信
号部分の電位を、第3図(c)に示すように、1水平期
間ホールドする。
9)では第3図(b)に示すような第1もしくは第2の
LPF(3B) 、 (37)の出力信号のバースト信
号部分の電位を、第3図(c)に示すように、1水平期
間ホールドする。
上記¥S1および第2のS / H(38) 、 (3
9)それぞれの出力信号はスイッチングノイズなどの不
要周波数成分が含まれるので、第1のS/H(38)の
出力信号は第3のL P F (40)に供給され、同
様に、¥S2のS/)((39)の出力信号は第4のL
P F (41)に供給されてそれぞれの不要周波数
成分が除去される。
9)それぞれの出力信号はスイッチングノイズなどの不
要周波数成分が含まれるので、第1のS/H(38)の
出力信号は第3のL P F (40)に供給され、同
様に、¥S2のS/)((39)の出力信号は第4のL
P F (41)に供給されてそれぞれの不要周波数
成分が除去される。
つぎに、RE F OS C(6)の出力信号が第1
の掛算器(42)に′i43のL P F (40)の
出力信号とともに入力されて、この第1の掛算器(42
)において両者の積が演算され、第4図(a)に示すよ
うな信号が得られる。
の掛算器(42)に′i43のL P F (40)の
出力信号とともに入力されて、この第1の掛算器(42
)において両者の積が演算され、第4図(a)に示すよ
うな信号が得られる。
また、第1の移相器(33)の出力信号が第4のL P
F (41)の出力信号とともに第2の掛算器(43
)に人力されて、この第2の掛算器(43)において両
者の積が演算され、第4図(b)に示すような信号が得
られる。
F (41)の出力信号とともに第2の掛算器(43
)に人力されて、この第2の掛算器(43)において両
者の積が演算され、第4図(b)に示すような信号が得
られる。
ついで、第1の掛算器(42)の出力信号および第2の
掛算器(43)の出力信号はともに混合回路(44)に
人力されて混合され、この混合回路(44)の出力信号
には第4図(c) に示すような位相および振幅の信号
が得られる。ここで、混合回路(44)の出力信号の位
相はB u r s t S e p (5)の出力
信号のカラーバースト信号の位相と同期しており、かつ
バースト信号のような間欠信号ではなく連続信号となっ
ている。
掛算器(43)の出力信号はともに混合回路(44)に
人力されて混合され、この混合回路(44)の出力信号
には第4図(c) に示すような位相および振幅の信号
が得られる。ここで、混合回路(44)の出力信号の位
相はB u r s t S e p (5)の出力
信号のカラーバースト信号の位相と同期しており、かつ
バースト信号のような間欠信号ではなく連続信号となっ
ている。
つぎに、上記混合回路(44)の出力信号が第2の移相
器(45)へ供給されて一90度だけ位相シフトされる
とともに、この混合回路(44)の出力信号が反転回路
(46)へ供給されてその位相が反転される。ここで、
反転回路(46)の出力信号と第2の移相器(45)の
出力信号は第5図(a) に示すように、新たな直交座
標系を構成する。また、再生バースト信号を新たな直交
座標上で示した場合、第5図(b)に示すように、混合
回路(44)の出力信号の位相と一致する。すなわち、
再生バースト信号の位相と混合回路(44)の出力信号
の相対的な位相変動が除去されるため、新たな直交座標
系上においてバースト信号の位相は固定化される。
器(45)へ供給されて一90度だけ位相シフトされる
とともに、この混合回路(44)の出力信号が反転回路
(46)へ供給されてその位相が反転される。ここで、
反転回路(46)の出力信号と第2の移相器(45)の
出力信号は第5図(a) に示すように、新たな直交座
標系を構成する。また、再生バースト信号を新たな直交
座標上で示した場合、第5図(b)に示すように、混合
回路(44)の出力信号の位相と一致する。すなわち、
再生バースト信号の位相と混合回路(44)の出力信号
の相対的な位相変動が除去されるため、新たな直交座標
系上においてバースト信号の位相は固定化される。
ついで、PLL回路(100)の出力信号がDEM(4
7)に供給されて反転回路(46)の出力信号および第
2の移相器(45)の出力信号を復調キャリアとして色
差信号、すなわち、R−Y、B−Yのベースバンドの色
信号に復調される。ここで、混合回路(44)の出力信
号を仮の基準信号としてベクトル図で表わせば、第5図
(C)に示すように、位相変動θは復調出力に影響しな
い。
7)に供給されて反転回路(46)の出力信号および第
2の移相器(45)の出力信号を復調キャリアとして色
差信号、すなわち、R−Y、B−Yのベースバンドの色
信号に復調される。ここで、混合回路(44)の出力信
号を仮の基準信号としてベクトル図で表わせば、第5図
(C)に示すように、位相変動θは復調出力に影響しな
い。
また、PLL回路(100)の出力バースト信号の位相
とRE F OS C(6)の出力信号の位相とを比
較し、その位相差に応じて基準信号の位相を変調する過
程にフィードバックループをふくまないので、高速に応
答することが可能となり、PLL回路(100)の圧力
信号に含まれる比較的高周波の残留位相変動成分を効率
良く除去することができる。また、360度の広範囲に
わたって位相の検出および補正がで鮒るので、ビデオテ
ープレコーダのヘッドスイッチングポイントのような大
幅な位相変動に対しても位相補正が可能である。
とRE F OS C(6)の出力信号の位相とを比
較し、その位相差に応じて基準信号の位相を変調する過
程にフィードバックループをふくまないので、高速に応
答することが可能となり、PLL回路(100)の圧力
信号に含まれる比較的高周波の残留位相変動成分を効率
良く除去することができる。また、360度の広範囲に
わたって位相の検出および補正がで鮒るので、ビデオテ
ープレコーダのヘッドスイッチングポイントのような大
幅な位相変動に対しても位相補正が可能である。
なお、上記実施例では、P D (7) と第1のPD
(34)とを別々に設けたが、どちらか一方を共用して
もよい。
(34)とを別々に設けたが、どちらか一方を共用して
もよい。
また、第1および第2のS / H(38) 、 (3
9)は、検出した電位をそのまま保持する零次ホールド
回路を用いたが、検出した電位間を直線で結ぶような1
次ホールド回路でもよく、次数に特に制限はない。
9)は、検出した電位をそのまま保持する零次ホールド
回路を用いたが、検出した電位間を直線で結ぶような1
次ホールド回路でもよく、次数に特に制限はない。
また、第3および第4のL P F (40) 、 (
41)については、ノイズのレベルが小さい場合、省略
することも可能である。
41)については、ノイズのレベルが小さい場合、省略
することも可能である。
さらに、上記実施例では、復調された色差信号を出力信
号としたが、復調された色差信号をRE F OS
C(6)の出力信号などで再び搬送色信号に変換しても
よく、出力信号形態に制限はない。
号としたが、復調された色差信号をRE F OS
C(6)の出力信号などで再び搬送色信号に変換しても
よく、出力信号形態に制限はない。
[発明の効果コ
以上のように、この発明によれば、色信号のカラーバー
スト信号の位相を基準信号に合致させるような閉ループ
位相補正系によ)て低周波の位相変動成分が低減された
搬送色信号中のカラーバースト信号の位相と基準信号の
位相との位相差を360度の範囲にわたって検出すると
ともに、この残留位相誤差成分で基I!傷信号高速に位
相変調した信号で上記の搬送色信号を復調するように構
成したので、広帯域の色相補正を安定よくおこなうこと
ができ、色信号の色相むらを大幅に低減することができ
るという効果を奏する。
スト信号の位相を基準信号に合致させるような閉ループ
位相補正系によ)て低周波の位相変動成分が低減された
搬送色信号中のカラーバースト信号の位相と基準信号の
位相との位相差を360度の範囲にわたって検出すると
ともに、この残留位相誤差成分で基I!傷信号高速に位
相変調した信号で上記の搬送色信号を復調するように構
成したので、広帯域の色相補正を安定よくおこなうこと
ができ、色信号の色相むらを大幅に低減することができ
るという効果を奏する。
第1図はこの発明の一実施例による信号処理回路の構成
を示すブロック図、第2図は再生バースト信号および再
生色信号の基準信号に対する位相関係を示した図、第3
図は各部の信号波形を示す図、第4図は位相変調動作を
示す図、第5図は位相変調された基準信号と再生色信号
および再生カラーバースト信号との位相関係を示した図
、第6図は従来の色信号処理回路の構成を示すブロック
図、第7図は従来例におけるPLL回路のブロック図、
第8図は従来例のPLL回路のループフィルタを示す図
、第9図はこのPLL回路の周波数応答を示す図、第1
0図はこのPLL回路の誤差率を示す図、第11図は位
相変動ベクトル図である。 (Ii)−・・基準信号発生回路(REF 05C)
、(34) 、 (35)・・・位相検波器(P D
) 、(38)、(39)・・・サンプルホールド回路
(S / H) 、(42) 、(43)・・・掛算器
、(44)・・・混合回路、(47)・・・色信号復調
回路(DEM) 、(100)・・・位相補正回路(P
LL回路)。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
を示すブロック図、第2図は再生バースト信号および再
生色信号の基準信号に対する位相関係を示した図、第3
図は各部の信号波形を示す図、第4図は位相変調動作を
示す図、第5図は位相変調された基準信号と再生色信号
および再生カラーバースト信号との位相関係を示した図
、第6図は従来の色信号処理回路の構成を示すブロック
図、第7図は従来例におけるPLL回路のブロック図、
第8図は従来例のPLL回路のループフィルタを示す図
、第9図はこのPLL回路の周波数応答を示す図、第1
0図はこのPLL回路の誤差率を示す図、第11図は位
相変動ベクトル図である。 (Ii)−・・基準信号発生回路(REF 05C)
、(34) 、 (35)・・・位相検波器(P D
) 、(38)、(39)・・・サンプルホールド回路
(S / H) 、(42) 、(43)・・・掛算器
、(44)・・・混合回路、(47)・・・色信号復調
回路(DEM) 、(100)・・・位相補正回路(P
LL回路)。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)FM変調された輝度信号の低周波域に低域変換さ
れてFM輝度信号と多重された映像信号から色信号を再
生する色信号処理回路であって、搬送色信号の位相基準
となる信号を発生する基準信号発生器と、再生された低
域変換信号をもとの搬送周波数に変換すると同時に搬送
色信号の位相を上記基準信号の位相に同期させるように
動作する閉ループで構成された位相補正回路と、上記基
準信号発生器の出力信号の位相を90°移相する移相器
と、上記位相補正回路の出力信号のバースト信号の位相
と上記基準信号発生器の出力信号の位相との位相差を検
出する第1の位相検波器と、上記位相補正回路の出力信
号のバースト信号の位相と上記移相器の出力信号の位相
との位相差を検出する第2の位相検波器と、上記第1の
位相検波器の出力信号のバースト信号部分の電位を検出
して保持する第1のサンプルホールド回路と、上記第2
の位相検波器の出力信号のバースト信号部分の電位を検
出して保持する第2のサンプルホールド回路と、上記第
1のサンプルホールド回路の出力信号と上記基準信号発
生器の出力信号との積を演算する第1の掛算器と、上記
第2のサンプルホールド回路の出力信号と上記移相器の
出力信号との積を演算する第2の掛算器と、この第2の
掛算器の出力信号と上記第1の掛算器の出力信号とを混
合する混合回路と、上記位相補正回路の出力信号を上記
混合回路の出力信号を搬送波としてベースバンドの色信
号に復調する色信号復調回路とを具備したことを特徴と
する色信号処理回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2043630A JPH03247095A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 色信号処理回路 |
US08/287,594 US5621537A (en) | 1989-11-02 | 1994-08-08 | Color signal processing circuit in color VTR |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2043630A JPH03247095A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 色信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03247095A true JPH03247095A (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=12669179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2043630A Pending JPH03247095A (ja) | 1989-11-02 | 1990-02-23 | 色信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03247095A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58134594A (ja) * | 1982-02-04 | 1983-08-10 | Pioneer Video Corp | 時間軸誤差信号発生装置 |
JPS6291094A (ja) * | 1985-10-16 | 1987-04-25 | Victor Co Of Japan Ltd | デジタル色信号処理回路 |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP2043630A patent/JPH03247095A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58134594A (ja) * | 1982-02-04 | 1983-08-10 | Pioneer Video Corp | 時間軸誤差信号発生装置 |
JPS6291094A (ja) * | 1985-10-16 | 1987-04-25 | Victor Co Of Japan Ltd | デジタル色信号処理回路 |
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