JPH03246916A - 積層セラミックコンデンサの製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサの製造方法

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JPH03246916A
JPH03246916A JP4357990A JP4357990A JPH03246916A JP H03246916 A JPH03246916 A JP H03246916A JP 4357990 A JP4357990 A JP 4357990A JP 4357990 A JP4357990 A JP 4357990A JP H03246916 A JPH03246916 A JP H03246916A
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ceramic
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淳一 渡辺
Koichi Chazono
広一 茶園
Takayuki Uehara
孝行 上原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、積層セラミックコンデンサとその製造方法に
関する。
[従来の技術] 一般的に、積層セラミックコンデンサlは、第2図のよ
うに、外部端子電極2as2b、  セラミック誘電体
層3及び内部電極層4から構成されている。すなわち、
セラミック誘電体層3と内部電極4a、4a・・・ 4
b、4b、  ・・・とが交互に積層されると共に、内
部電極4aと4bは、積層体1の両端に交互に露出され
、同積層体1の両端部に設けられた外部電極2 ax 
 2 bに各々接続されている。
このような積層セラミックコンデンサを製造する場合、
まず、前記セラミック誘電体層3となるセラミックグリ
ーンシートが作られるが、その方法として、例えば、 
ドクターブレード法と呼ばれる次に示す方法が多く用い
られている。
すなわち、誘電体を構成する材料に有機バインダーや水
あるいは有機溶媒を加えて混合したスラリーを作り、こ
れを第3図のような装置の液ダム7の中に供給する。こ
の液ダム7は、第3図中矢印で示す向きに回転する回転
ドラム等の支持体5の周面上に形成されている。この支
持体5が前記液ダム7の中のスラリー6と接触する位は
、より詳しくは、支持体5にスラリー6が付着する位置
の上部近傍にドクターブレードと呼ばれるアプリケータ
8が、支持体5の周面から所定の間隔をおいて配置され
、このアプリケータ8により支持体5の表面に付着する
スラリー6の厚みが一定となるように規制することによ
り、セラミックを一定厚みのシート状に形成する。そし
て、これを乾燥し、グリーンシートが得られる。
第7図で示すように、スクリーン印刷法で前記グリーン
シート3′上に内部電極4a14bを形成するためのP
dやNi等の内部電極用導電ペースト4a’  4b’
を印刷し、乾燥する。
そして、このグリーンシート3′上に印刷された導電ペ
ースト4a’   4b’が、グリーンシート3′の一
方の端部側に各々交互にずれるようにして、グリーンシ
ート3′  3′・・・を複数枚積層し、さらにその両
側に導電ペースト4ax4bが印刷されてないグリーン
シート3′3′を積層する。この積層体を積層面に温度
を加えながら圧着し、積層生チップを得る。なお、第4
図では、積層生チップ1つ分が積層される状態を示して
いるが、実際には、積層生チツプ複数個分の導電ペース
トを印刷した大きなグリーンシートを複数枚積層し、こ
れを積層生チツプ1個分ずつに切り出すことにより、個
々の積層生チップを得る。次いでこの積層生チップを焼
結する。これにより、誘電体3を介して2組の内部電極
4 as  4 bが対向し、かつこれら2組の内部電
極4as4bが両端面に露出した積層体1が得られる。
この積層体1の、内部電極4as4bが露出した前記端
面にAgやNi等の外部電極用導電ペーストを塗布し、
これを焼付けることにより、第2図で示すような積層コ
ンデンサが完成する。
このような積層セラミックコンデンサの静電容NCは、
真空の誘電率ε0、誘電体の比誘電率εr1 内部電極
4as4bの対向面積S及び誘電体層3の積層数nに比
例し、誘電体層3の厚さtに反比例する。
近年、電子回路に使われるコンデンサは小型でしかも静
電容量の大きいものが要求されている。コンデンサーの
静電容量Cを大きくするためには、前記のような関係か
ら、例えば次のような方法が考えられる。
ア)誘電体層の比誘電率εrを上げる。
イ)内部電極の対向面積Sを大きくする。
つ)誘電体層の厚みtを薄くする。
工)誘電体層の積層数nを増やす。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、比誘電率εrの大きい誘電体材料を用い
ると、温度特性が変動するため、所定の規格値が得られ
ない。従って、実際に使える誘電体の比誘電率εrの上
限値は実用上限られてしまう。また、コンデンサの外観
形状・大きさが決まると電極面積Sは自ずと決まってし
まい、それを特に大きくすることはできない。
誘電体層30厚みtを薄くすることは、その結集積層セ
ラミックコンデンサの耐電圧や絶縁抵抗特性が悪くなる
ことから、やはり実用上に限界がある。さらに、誘電体
層3の積層数nは、コンデンサの形状や大きさと誘電体
層3の厚みtが決まると、自ずと決まってしまい、その
積層数を増やすことにも制約がある。
そこで本発明は、以上の問題を解決し、このような制約
の中で、より大きな静電容量が得られる積層セラミック
コンデンサおよびその製造方法を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] すなわち、前記目的を達成するため、本発明では、2組
の内部電極4 ax  4 bがセラミック誘電体層3
を挟んで交互に対向しており、セラミック誘電体層3の
積層体1の両端に、前記各組の内部電極48. ’4 
bと各々接続される外部電極2a、2bが設けられた積
層セラミックコンデンサにおいて、前記内部電極4a、
4bが誘電体層3の厚み方向に湾曲している積層セラミ
ックコンデンサを提供する。
さらに、各々内部電極用導電ペーストを塗布したセラミ
ックグリーンシートを積層して焼成し、上下の層の導電
ペーストが交互に露出した該積層体の両端部に外部電極
用導電ペーストを塗布し、この外部電極用導電ペースト
を焼き付けることにより、2組の内部電極4as4bが
セラミック誘電体層3を挟んで交互に対向し、かつセラ
ミック誘電体層3の積層体1の両端に、前記各組の内部
電極4a、4bと各々接続される外部電極2a、2bが
設けられた積層セラミックコンデンサの製造方法におい
て、セラミック誘電体層3となる前記セラミックグリー
ンシートの表面に凹凸を形成し、この表面に内部電極4
8%  4 bを形成するための導電ペーストを塗布す
る積層セラミックコンデンサの製造方法を提供する。
[作   用コ 本発明による積層セラミックコンデンサでは、内部電極
48%  4 bが湾曲しているため、平面上の投影面
積が従来の積層セラミックコンデンサの内部電極と同じ
であっても、その表面積、つまり、内部電極4as4b
を真直に展開した時の平面投影面積は広くなり、内部電
極4as4bの対向面積が広くなる。
さらに本発明による積層セラミックコンデンサの製造方
法では、誘電体層3となるセラミックグリーンシートの
表面に凹凸を形成し、この表面に導電ペーストを塗布し
て、内部電極4at4bを形成するため、湾曲した内部
電極4a14bが既存の技術を用いて容易に形成できる
[実 施 例コ 以下、本発明の実施例について、具体的に説明する。
積層セラミックコンデンサを製造する場合、まず、誘電
体層となるセラミックグリーンシートが作られるが、同
グリーンシートの成形装置として、既に述べた第3図で
示すような装置の他、第4図に示すようなドクターブレ
ード装置が多く用いられる。すなわち、ドラム10から
ドラム11.12.13を経てドラム14に巻取られる
ポリエチレンテレフタレートフィルム等の保持フィルム
16を所定の速度で搬送する。
また、誘電体を構成する材料に有機バインダー水あるい
は有機溶媒を加えて混合してスラリーを作り、これを前
記ドラム11と12の間の保持フィルム16の上に形成
された液ダム17の中に供給する。この液ダム17は、
ドクターブレードと呼ばれるアプリケータ19で仕切ら
れていると共にこのアプリケータ19の先端は、支持フ
ィルム16の上面から所定の間隔をおいて配置されてい
る。このアプリケータ19により、支持フィルム16の
上面に付着するスラリー6の厚みが一定となるように規
制することにより、セラミックを一定厚みのシート状と
して、保持フィルム16の上に載せた状態で前記アプリ
ケータ19から第4図において右側に引き出す。その後
、乾燥室20を通してこのシートを乾燥した後、ドラム
12において、ベースフィルム12から分離し、ロール
15に巻き取る。
積層セラミックコンデンサの内部電極4at4bを湾曲
させて形成するため、前記工程において、同積層セラミ
ックコンデンサの誘電体層3となる前記グリーンシート
3′の表面に凹凸を形成する。このための手段としては
、例えば、セラミック粒子に有機バインダー 水あるい
は有機溶媒を加えて混合した前記セラミックスラリ−中
に、凝集剤を加えて、シートを形成し、このシートを乾
燥させる際にシート表面に凝集体を作る方法が挙げられ
る。凝集剤を添加することにより、凝集剤がセラミック
粒子や有機バインダーなどの粒子の表面に吸着し、当該
粒子間に架橋構造を形成し、粒子の凝集を起こさせる。
こうして作られたグリーンシート3′の表面には、第5
図で示すような凹凸が形成される。
この場合に使用する凝集剤としては、アミド基やカルボ
キシル基等を多数持つ高分子凝集剤が例示できる。
第5図では、凹凸はグリーンシートの片面にしか形成さ
れていないので、第6図のように凹凸面が表に出るよう
に、かつ一方の凸面き他方の凹面が対応するようにグリ
ーンシートを張り合わせる。
このグリーンシート3 I+を用いて、既に述べたよう
な方法でその表面に導電ペースト印刷し、乾燥し、これ
を積層して得られた積層セラミックコンデンサは、前記
グリーンシート3゛″の表面の凹凸により、第1図で示
すように、内部電極4as4bが誘電体層3の厚み方向
に湾曲して形成される。
次ぎに、本発明の具体例について説明すると、チタン酸
バリウム(BaTi03)を主成分としたセラミック粉
体に、水、有機バインダーそして凝集剤としてポリアク
リルアミドを添加し、混合し、セラミックスラリ−を作
った。これをドクターブレード法によりシート状に形成
した後、乾燥させてセラミックグリーンシートを形成し
た。形成したセラミックグリーンシート3′の表面を観
察したところ、第5図に示すように凝集剤aを核とする
セラミックの凝集体が形成され、表面が凹凸形状をして
いるのが確認された。
このグリーンシート3′を凹凸面が表に出るように、か
つ一方の凸面と他方の凹面とが対応するように張り合わ
せてグリーンシート3′′を形成した。このグリーンシ
ート3′”を用いて、既に述べた従来と同様の積層セラ
ミックコンデンサの製法に従い、積層セラミックコンデ
ンサを製造した。
第1図は、こうして得られた本発明の積層セラミックコ
ンデンサを、誘電体の積層面及び積層体の両端面に対し
て垂直な方向に一部切断した断面図である。電極を取り
付けたセラミックグリーンシートを積層し、積層面を圧
着してチップ状に切断して焼成した後でも、このように
内部電極2a2bが湾曲していることが確認された。
他方、比較例として、凝集剤を添加しなかったこと以外
は、前記と同様にして積層セラミックコンデンサを製造
した。
得られた2N類の積層セラミックコンデンサは、外観形
状、大きさ、誘電体層の積層数及び誘電体の組成等は全
く同一であるが、これらの静電容量をそれぞれ測定した
きころ、本発明による積層コンデンサの静電容量は、比
較例の積層コンデンサに比べて、1.1〜1. 5倍で
あった0 [発明の効果コ 以上説明したように、本発明による積層セラミックコン
デンサは、外観形状、大きさ、誘電体層の積層数、誘電
体組成等が従来のものと同じ、換言すると積層セラミッ
クコンデンサの他の特性を変えることなく、より広い内
部電極の対向面積が得られ、大きな静電容量が取得でき
る。そして、本発明による積層セラミックコンデンサの
製造方法では、前記積層セラミックコンデンサが簡便な
方法で製造が可能であり、量産性に優れた製造方法が提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例による積層セラミックコンデ
ンサを示す一部断面斜視図、第2図は、従来例による積
層セラミックコンデンサを示す一部断面斜視図、第3図
と第4図は、積層セラミックコンデンサを製造するため
のグリーンシートを形成する工程を示す説明図、第5図
と第6図は、本発明の方法で製造されたグリーンシート
の各個を示す要部断面図、第7図は、積層セラミックコ
ンデンサの製造法を示す斜視図である。1・・・積層体
 28%  2 b・・・外部電極3・・・誘電体層 3′・・・グリーンシー ト as 4b・・・内部電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2組の内部電極4a、4bがセラミック誘電体層
    3を挟んで交互に対向しており、セラミック誘電体層3
    の積層体1の両端に、前記各組の内部電極4a、4bと
    各々接続される外部電極2a、2bが設けられた積層セ
    ラミックコンデンサにおいて、前記内部電極4a、4b
    が誘電体層3の厚み方向に湾曲していることを特徴とす
    る積層セラミックコンデンサ。
  2. (2)各々導電ペーストを塗布したセラミックグリーン
    シートを積層し、上下の層の導電ペーストが交互に露出
    した該積層体の両端部に導電ペーストを塗布し、かつこ
    れらセラミックグリーンシートを焼成すると共に、導電
    ペーストを焼き付けることにより、2組の内部電極4a
    、4bがセラミック誘電体層3を挟んで交互に対向し、
    かつセラミック誘電体層3の積層体1の両端に、前記各
    組の内部電極4a、4bと各々接続される外部電極2a
    、2bが設けられた積層セラミックコンデンサを製造す
    る方法において、セラミック誘電体層3となる前記セラ
    ミックグリーンシートの表面に凹凸を形成し、この表面
    に内部電極4a、4bを形成するための導電ペーストを
    塗布することを特徴とする積層セラミックコンデンサの
    製造方法。
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