JPH0324644Y2 - - Google Patents

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JPH0324644Y2
JPH0324644Y2 JP6674986U JP6674986U JPH0324644Y2 JP H0324644 Y2 JPH0324644 Y2 JP H0324644Y2 JP 6674986 U JP6674986 U JP 6674986U JP 6674986 U JP6674986 U JP 6674986U JP H0324644 Y2 JPH0324644 Y2 JP H0324644Y2
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rotary kiln
hot air
flight
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flights
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主としてアスフアルト舗装廃材の
再生時に好適なドライヤに関する。
〔従来の技術、及びその問題点〕
従来、例えば、アスフアルト舗装廃材のドライ
ヤとしては、ロータリキルン内に熱風を送り込
み、アスフアルト舗装廃材(以下廃材という)を
直接加熱して細化する直接加熱式のもの、及び、
ロータリキルンの外周面を加熱して廃材を間接的
に加熱細化する間接加熱式のものとが知られてい
るが、両者ともロータリキルン内にフライトを配
設し、廃材を掻上げ撹拌するように構成されてい
るものであり、その1例を第8図に示す直接加熱
式ドライヤについて説明する。
同図中、1は水平配設されたロータリキルン
で、該ロータリキルン1はその両端部外周面に取
付けられたキルンタイヤ2を回転駆動するローラ
3に圧設せしめることにより等速回転するものと
されている。4は上記ロータリキルン1の一端に
形成された投入口、5は同他端部に形成された排
出口、6は同内周面に所定間毎に取付けられた湾
曲状のフライト(第9図参照)、7は上記投入口
4に連通して接続された煙道、8は同投入口4に
接続された廃材投入用のコンベアである。9は前
記排出口5に接続された燃焼室、10は該燃焼室
9に設けられたバーナである。その他、Aは廃材
を示す。
上述の如く構成されたドライヤは、ロータリキ
ルン1を等速回転せしめつつ、バーナ10でもつ
て燃焼室9内の空気を加熱してロータリキルン1
内に送り込む。しかるのち、コンベア8でもつて
廃材Aを投入口4よりロータリキルン1内に投入
する。投入された廃材Aはフライト6により順次
掻上げられたのち、落下転動しつつ、排出口5に
向つて撹拌流動する。この間、燃焼室9の熱風に
より廃材Aは加熱されて細化し、排出口5より排
出されるものである。
しかしながら、上記ドライヤにおいては、フラ
イト6は熱風によつて加熱され難いため、その表
面温度が比較的低いものである。したがつて、フ
ライト6の表面に廃材Aが付着して次第に堆積
し、本来の掻上作用を確実に発揮することが出来
ないのみならず、加熱効率が著しく悪くなり、し
かも、フライト6に付着する廃材Aを取るため、
所謂ハツリ作業が必要であつた。
上記問題点を解決するものとして、第10図に
示すように、フライト6aに近接して加熱パイプ
11をロータリキルン1内に配設したもの(実公
昭53−28449号公報)、あるいは第11図に示すよ
うに、フライト6aに近接して加熱ロツド12を
ロータリキルン1内に配設したもの(実公昭60−
5047号公報)が提案されているが、いづれも間接
的にフライト6aを加熱するものであつて、フラ
イト6aの全面を均一に加熱することができず、
廃材Aの付着を確実に防止することができないも
のであつた。
この考案は、従来の問題点を一挙に解決し、フ
ライトの全面を均一に加熱保持し、廃材の付着を
確実に防止することができるドライヤを提供しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、この考案は、ロータリキルン21に内設
された各フライト26,26aが中空状に形成さ
れると共に、その内部に熱風を導入して加熱すべ
く燃焼室29,29a,29b等に連通する熱風
導入口31、排気煙道27,27a,33に連通
する排出口32が各々形成された構成よりなる。
〔作用〕
燃焼室29,29a,29b等の熱風を導入口
31より順次各フライト26,26a内に送り込
み、フライト26,26aを直接加熱すると共
に、常時均一の温度に保持せしめる。そして、フ
ライト26,26aは廃材Aを確実に掻上げて撹
拌すると同時に熱交換せしめ、廃材Aを加熱して
その細化を促進せしめる。
〔実施例〕
以下に、この考案を図面に示す1実施例につい
て説明する。
第1図乃至第3図は第1実施例を示す直接加熱
式のドライヤであり、同図中、21は水平配設さ
れたロータリキルンで、該ロータリキルン21は
その両端部外周面に取付けられたキルンタイヤ2
2を回転駆動するローラ23に圧設せしめること
により等速回転する。24は上記ロータリキルン
21の一端部に形成された投入口、25は同他端
部に形成された排出口で、上記投入口24には煙
道27と廃材投入用のコンベア28が接続せら
れ、また、排出口25にはバーナ30を備えた燃
焼室29が接続せられている。26は前記ロータ
リキルン21の内周面に所定間隔毎に取付けられ
た中空状のフライトで、各フライト26の一端に
は前記燃焼室29に連通する熱風導入口31が、
同他端には煙道27に連通する排出口32が各々
形成せられている。
次に上記実施例の作動について説明する。
まづ、ロータリキルン21を等速回転せしめつ
つ、バーナ30でもつて燃焼室29の空気を加熱
し、ロータリキルン21内に送りこむ。このさ
い、熱風は分岐して導入口31より各々フライト
26内に導入する。しかるのち、コンベア28で
もつて廃材Aを投入口24よりロータリキルン2
1内に投入する。投入された廃材Aはフライト2
6により順次掻上げられたのち落下転動しつつ、
ロータリキルン21内に送り込まれた熱風でもつ
て加熱され、次第に排出口25に向つて撹拌流動
する。このさい、フライト26は熱風でもつて直
接加熱されているから、廃材Aはフライト26の
外表面に付着することなく確実に掻上げ撹拌され
ると共に、熱交換されてその細化が促進される。
そして、廃材Aは加熱によつて次第に細化し、排
出口25より排出する。また、ロータリキルン2
1内、及びフライト26内に送り込まれた熱風は
排出口32を通つて各々煙道27に排気される。
第4図及び第5図は第2実施例を示す間接加熱
式のドライヤであり、ロータリキルン21の外周
を被覆するようにバーナ30を備えた略ドラム状
の燃焼室29aが設けられ、該燃焼室29aの頂
壁よりロータリキルン21内に連通する煙道27
aが配設されると共に、ロータリキルン21の排
出口25側に排気パイプ33が連設せられてい
る。そして、上記ロータリキルン21内には中空
状のフライト26が配設され、該各フライト26
の両端部には熱風導入口31、中央部には排出口
32が各々燃焼室29aと連通するように形成さ
れている。
そして、燃焼室29aで加熱された熱風はロー
タリキルン21の外周面を加熱して廃材Aを間接
的に加熱せしめたのち、煙道27aを通つてロー
タリキルン21内に送風され、再び廃材Aを直接
加熱し、のち、排気パイプ33より排気される。
そして、燃焼室29aで加熱された熱風の1部は
分岐してフライト26内に入り、フライト26を
加熱したのち排出口32を通つて燃焼室29a及
び煙道27aに各々排気されるものである。な
お、他の構成部分は第1実施例と同一であり、同
一符号は同一部分を示す。
なお、上記第2実施例において、フライト26
の排出口32を排気パイプ33に連通せしめ、直
接排気パイプ33より排気せしめるようにしても
よい。また、フライト26の熱風導入口31をロ
ータリキルン21の排出口25に連通せしめ、熱
風を導入せしめるように構成してもよいものであ
る。
第6図は第3実施例を示す間接加熱式のドライ
ヤであり、燃焼室29bの一端部底壁にバーナ3
0を、同他端部頂壁に排気パイプ33を設け、こ
れに各々連通するようにフライト26の一端部に
熱風導入口31を、同他端部に排出口32を各々
形成せしめた点が第2実施例と相違し、他の部分
は同一であり、同一符号は同一部分を示す。
なお、上記第3実施例は、燃焼室29b内及び
フライト26内の熱風を前記従来例、第1及び第
2実施例のようにロータリキルン21内に送風す
ることなく直接排気パイプ33より排気せしめる
ものとされているから、排ガス中に廃材Aや骨材
等のダスト分を含むことなく排気できる。したが
つて、ダスト分の分離装置を別途設置する必要は
全くないものである。
なお、上記第1乃至第3実施例において、フラ
イト26には燃焼室29,29a,29bの熱風
が導入されるものとされているが、別途熱風装置
より導入せしめるように構成してもよく、また、
フライト26は1側面が湾曲状とされた中空角パ
イプ状とされているが、これに限定されるもので
なく、例えば、第7図に示すように、掻上げ撹拌
作用を増大せしめると共に、接触面積を拡大せし
めるため、各各フライト26aを連通自在に連続
して一体に形成せしめたものでもよく、その他廃
材A等を掻上げる作用を有するものであればどの
ような形状のものを採用してもよいこと勿論であ
る。また、上記実施例はアスフアルト舗装廃材の
外、砂、砂利、あるいは汚泥等の乾燥用に適用す
ることが出来るものである。
〔考案の効果〕
この考案によれば以上の次第で、ロータリキル
ン21に内設された各フライト26,26aが中
空状に形成されると共に、その内部に熱風を導入
して加熱すべく燃焼室29,29a,29b等に
連通する熱風導入口31、排気煙道27,27
a,33に連通する排出口32が各々形成されて
いるから、燃焼室29,29a,29b内等の熱
風を順次各フライト26,26a内に送り込み、
フライト26,26aを直接加熱して常時所定の
温度に保持することが出来るものであつて、フラ
イト26,26a表面への廃材A等の付着を確実
に防止することができ、常に廃材Aなどの掻上撹
拌を確実に行うことが出来るのみならず、廃材A
などを熱交換せしめて加熱し、その細化を促進せ
しめることが出来るものである。また、廃材Aな
どの付着が防止されることとも相まつて、フライ
ト26,26aの熱交換効率が非常によく、ひい
ては燃費の節約に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示す縦断面
図、第2図は第1図の−線に沿う断面図、第
3図は作動状態を示す一部切欠き斜視図、第4図
は第2実施例を示す一部切欠き側面図、第5図は
第4図の−線に沿う断面図、第6図は第3実
施例を示す縦断面図、第7図はフライト26aの
他の実施例を示す横断面図、第8図は従来例を示
す縦断面図、第9図は第8図の−線に沿う断
面図、第10図及び第11図は他の従来例を示す
横断面図である。 21……ロータリキルン、26,26a……フ
ライト、29,29a,29b……燃焼室、30
……バーナ、31……導入口、32……排出口、
33……排気パイプ、A……アスフアルト舗装廃
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロータリキルン21にバーナ付き燃焼室29,
    29a,29bおよび排気煙道27,27a,3
    3が各々連設されると共に、該ロータリキルン2
    1の内周面には所要数のフライト26,26aが
    内設されてなるアスフアルト舗装廃材等のドライ
    ヤにおいて、上記各フライト26,26aは中空
    状に形成されると共に、その内部に熱風を導入し
    て加熱すべく燃焼室29,29a,29b等に連
    通する熱風導入口31、排気煙道27,27a,
    33に連通する排出口32が各々形成されてなる
    ことを特徴とするアスフアルト舗装廃材等のドラ
    イヤ。
JP6674986U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0324644Y2 (ja)

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JP6674986U JPH0324644Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0743126Y2 (ja) * 1989-10-24 1995-10-04 日工株式会社 アスファルトプラントのドライヤ
WO2016035144A1 (ja) * 2014-09-02 2016-03-10 一三 山城 加熱装置
JP6508999B2 (ja) * 2015-03-25 2019-05-08 日工株式会社 アスファルトプラントのドライヤ

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