JPH03244991A - セラミック自動車部品焼成治具およびこれを用いた焼成方法 - Google Patents
セラミック自動車部品焼成治具およびこれを用いた焼成方法Info
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- JPH03244991A JPH03244991A JP2040029A JP4002990A JPH03244991A JP H03244991 A JPH03244991 A JP H03244991A JP 2040029 A JP2040029 A JP 2040029A JP 4002990 A JP4002990 A JP 4002990A JP H03244991 A JPH03244991 A JP H03244991A
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は例えば自動車用エンジンのエギゾーストマニホ
ールドライナーのような複雑な外形状を持つセラミック
体を焼成する際に使用される焼成治具およびこれを用い
たセラ砧ツク体の焼成方法に関するものである。
ールドライナーのような複雑な外形状を持つセラミック
体を焼成する際に使用される焼成治具およびこれを用い
たセラ砧ツク体の焼成方法に関するものである。
(従来の技術)
例えば自動車用エンジンの排気チャネルの断熱のために
用いられるエギゾーストマニホールドライナーは、第2
図に示されるような複雑な形状のセラミック体(1)で
あり、平板上に置いて焼成すると変形を生して自動車用
エンジンへの取付けができなくなる。そこで本発明者等
は先に、第2図に示されるように上面をセラ鎚ツク体(
1)の表面形状に対応させた支持面(2)とした無底の
セラミックス製の焼成治具(3)を作威し、この焼成治
具(3)によりセラミック体(1)を支持させて変形を
防止しつつ焼成を行う方法を開発した。
用いられるエギゾーストマニホールドライナーは、第2
図に示されるような複雑な形状のセラミック体(1)で
あり、平板上に置いて焼成すると変形を生して自動車用
エンジンへの取付けができなくなる。そこで本発明者等
は先に、第2図に示されるように上面をセラ鎚ツク体(
1)の表面形状に対応させた支持面(2)とした無底の
セラミックス製の焼成治具(3)を作威し、この焼成治
具(3)によりセラミック体(1)を支持させて変形を
防止しつつ焼成を行う方法を開発した。
ところが焼成時にこのような焼成治具(3)自体も焼成
歪みを生して変形してしまうため、焼成されたセラミッ
ク体(1)の寸法精度が低下する欠点があった。
歪みを生して変形してしまうため、焼成されたセラミッ
ク体(1)の寸法精度が低下する欠点があった。
(発明が解決しようとする課B)
本発明は上記したような従来の問題点を解決して、複雑
な形状のセラくツク体を高い寸法精度で焼成することが
できる焼成治具およびこれを用いたセラミック体の焼成
方法を提供するために完威されたものである。
な形状のセラくツク体を高い寸法精度で焼成することが
できる焼成治具およびこれを用いたセラミック体の焼成
方法を提供するために完威されたものである。
(課題を解決するt;めの手段)
上記の課題を解決するためになされた第1の発明は、中
空ボックス状のセラ宅ツク製の治具本体の上面を焼成さ
れるセラミック体の表面形状に一致した凹状の支持面と
するとともに、治具本体の底部には中心部を残して底板
を形成したことを特徴とする焼成治具を要旨とするもの
である。
空ボックス状のセラ宅ツク製の治具本体の上面を焼成さ
れるセラミック体の表面形状に一致した凹状の支持面と
するとともに、治具本体の底部には中心部を残して底板
を形成したことを特徴とする焼成治具を要旨とするもの
である。
また第2の発明は、上記の焼成治具によりセラミック体
を支持しつつ焼成を行うことを特徴とするセラミック体
の焼成方法を要旨とするものである。
を支持しつつ焼成を行うことを特徴とするセラミック体
の焼成方法を要旨とするものである。
(実施例)
以下に本発明を第1図に示す実施例により詳細に説明す
る。
る。
(1)は前記したエギゾーストマニホールドライナーの
ような複雑な形状のセラミック体であり、例えばチタン
酸アルミニウムを主成分とする泥漿を排泥鋳込み法によ
り図示のような形状に底形したものである。
ような複雑な形状のセラミック体であり、例えばチタン
酸アルミニウムを主成分とする泥漿を排泥鋳込み法によ
り図示のような形状に底形したものである。
(3)はこのセラミック体(1)を支持する焼成治具て
あり、セラミック体(1)と同一の焼成収縮を生しさせ
るために同−m戒の未焼成のセラミ、りからなるものと
されている。この焼成治具(3)は中空ボックス状の治
具本体(4)の上面を第2図と同様に焼成されるセラミ
ック体(1)の表面形状に一致した凹状の支持面(2)
としたものである。
あり、セラミック体(1)と同一の焼成収縮を生しさせ
るために同−m戒の未焼成のセラミ、りからなるものと
されている。この焼成治具(3)は中空ボックス状の治
具本体(4)の上面を第2図と同様に焼成されるセラミ
ック体(1)の表面形状に一致した凹状の支持面(2)
としたものである。
本発明の治具本体(4)はその底部に底板(5)を形成
したものとされており、この底板(5)の中央部には透
孔(6)が形成されている。この焼成治具(3)もセラ
ミック体(1)と同様に排泥鋳込み法により製造される
ものであり、この中央部の透孔(6)は泥漿を排出する
ために使用されるとともに、焼成時に底板(5)に生ず
る応力を緩和して底板(5)の変形を防止する効果を有
するものである。
したものとされており、この底板(5)の中央部には透
孔(6)が形成されている。この焼成治具(3)もセラ
ミック体(1)と同様に排泥鋳込み法により製造される
ものであり、この中央部の透孔(6)は泥漿を排出する
ために使用されるとともに、焼成時に底板(5)に生ず
る応力を緩和して底板(5)の変形を防止する効果を有
するものである。
次に具体的な工程を説明すると、まずチタン酸アルミニ
ウムに結合剤と解膠剤と水とノ\インダとを混合し、鋳
込用泥漿を作成した。これをセラミック体成形用の石膏
型の内部に流し込み、40分間放置後に余剰の泥漿を排
出した。1時間後に石膏型の内部から成形棒(1)を取
り出し、50°Cで一昼夜乾燥し、セラミック体(1)
の成形棒を得た。
ウムに結合剤と解膠剤と水とノ\インダとを混合し、鋳
込用泥漿を作成した。これをセラミック体成形用の石膏
型の内部に流し込み、40分間放置後に余剰の泥漿を排
出した。1時間後に石膏型の内部から成形棒(1)を取
り出し、50°Cで一昼夜乾燥し、セラミック体(1)
の成形棒を得た。
次に上記と同一の泥漿を用い、坑底治具底形用の石膏型
により第1図の形状の焼成治具(3)を排泥鋳込み法に
より製造した。底板(5)は支持面(2)と側壁を底形
した後にその上に石膏板を載せて鋳込みを行う方法によ
り底形した。なお比較のために、底板(5)のない第2
図のような焼成治具■、中央部に透孔(6)のない底板
(5)を持つ焼成治具■、底板(5)は本発明と同様で
あるが、支持面(2)を平面とした焼成治具■をそれぞ
れ製造した。
により第1図の形状の焼成治具(3)を排泥鋳込み法に
より製造した。底板(5)は支持面(2)と側壁を底形
した後にその上に石膏板を載せて鋳込みを行う方法によ
り底形した。なお比較のために、底板(5)のない第2
図のような焼成治具■、中央部に透孔(6)のない底板
(5)を持つ焼成治具■、底板(5)は本発明と同様で
あるが、支持面(2)を平面とした焼成治具■をそれぞ
れ製造した。
このような本発明の焼成治具及び比較例■〜■の焼成治
具を使用して第1図に示すエギゾーストマニホールドラ
イナーであるセラミック体(1)の焼成を行った。この
とき、焼成治具の支持面(2)とセラミック体(1)と
の間に目砂を塗布してくっつきを防止した。また焼成条
件は電気炉内において1600°C×4時間である。焼
成後のセラミック体(1)について、第1図にA、Bと
して示す寸法を測定したところ、次表の通りとなった。
具を使用して第1図に示すエギゾーストマニホールドラ
イナーであるセラミック体(1)の焼成を行った。この
とき、焼成治具の支持面(2)とセラミック体(1)と
の間に目砂を塗布してくっつきを防止した。また焼成条
件は電気炉内において1600°C×4時間である。焼
成後のセラミック体(1)について、第1図にA、Bと
して示す寸法を測定したところ、次表の通りとなった。
単位二lI1m
(発明の効果)
上記の実施例のデータにも示されるように、本発明の焼
成治具によれば複雑な形状のセラミック体を寸法精度良
く焼成することができる。この理由は次の2点である。
成治具によれば複雑な形状のセラミック体を寸法精度良
く焼成することができる。この理由は次の2点である。
第1に、本発明の焼成治具は上面を焼成されるセラミッ
ク体の表面形状に一致した凹状の支持面としたので、支
持面の変形を防止できることである。第2に本発明の治
具本体は底部に中心部を残して底板を形成したので、こ
の底板が焼成時における焼成治具自体の変形を防止する
リプとして作用し、セラミック体を正しい位置に支持で
きることである。また比較例■のように中心部に透孔の
ない底板を設けたものよりも、本発明品の方が焼成治具
の変形が小さく、セラミック体をより精度よく焼成する
ことができる。
ク体の表面形状に一致した凹状の支持面としたので、支
持面の変形を防止できることである。第2に本発明の治
具本体は底部に中心部を残して底板を形成したので、こ
の底板が焼成時における焼成治具自体の変形を防止する
リプとして作用し、セラミック体を正しい位置に支持で
きることである。また比較例■のように中心部に透孔の
ない底板を設けたものよりも、本発明品の方が焼成治具
の変形が小さく、セラミック体をより精度よく焼成する
ことができる。
よって本発明は従来の問題点を解決した焼成治具および
これを用いたセラミック体の焼成方法として、産業の発
展に寄与するところは極めて大きいものである。
これを用いたセラミック体の焼成方法として、産業の発
展に寄与するところは極めて大きいものである。
第1図は本発明の実施例を示す一部切欠斜視図、第2図
は従来例を示す一部切欠斜視図である。 4:汁集壬佳5:にネめ (1):セラミック体、(2):支持面、(3):焼成
治具、(4) :治具本体、(5):底板。
は従来例を示す一部切欠斜視図である。 4:汁集壬佳5:にネめ (1):セラミック体、(2):支持面、(3):焼成
治具、(4) :治具本体、(5):底板。
Claims (2)
- 1.中空ボックス状のセラミック製の治具本体(4)の
上面を焼成されるセラミック体(1)の表面形状に一致
した凹状の支持面(2)とするとともに、治具本体(4
)の底部には中心部を残して底板(5)を形成したこと
を特徴とする焼成治具。 - 2.請求項1記載の焼成治具(3)によりセラミック体
(1)を支持しつつ焼成を行うことを特徴とするセラミ
ック体の焼成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2040029A JPH0794955B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | セラミック自動車部品焼成治具およびこれを用いた焼成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2040029A JPH0794955B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | セラミック自動車部品焼成治具およびこれを用いた焼成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03244991A true JPH03244991A (ja) | 1991-10-31 |
JPH0794955B2 JPH0794955B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=12569483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2040029A Expired - Lifetime JPH0794955B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | セラミック自動車部品焼成治具およびこれを用いた焼成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0794955B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2323822A1 (en) * | 2008-08-04 | 2011-05-25 | Rolls-Royce Corporation | Adaptive supports for green state articles and methods of processing thereof |
JP2016156076A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 株式会社Ihi | 焼結体の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5350251U (ja) * | 1976-09-30 | 1978-04-27 |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP2040029A patent/JPH0794955B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5350251U (ja) * | 1976-09-30 | 1978-04-27 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2323822A1 (en) * | 2008-08-04 | 2011-05-25 | Rolls-Royce Corporation | Adaptive supports for green state articles and methods of processing thereof |
EP2323822A4 (en) * | 2008-08-04 | 2012-05-09 | Rolls Royce Corp | ADAPTIVE BRACKET FOR GREENING AND PROCESSING METHOD THEREFOR |
JP2016156076A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 株式会社Ihi | 焼結体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0794955B2 (ja) | 1995-10-11 |
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