JPH03244526A - 合成樹脂製管の製造方法および装置 - Google Patents

合成樹脂製管の製造方法および装置

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JPH03244526A
JPH03244526A JP3969890A JP3969890A JPH03244526A JP H03244526 A JPH03244526 A JP H03244526A JP 3969890 A JP3969890 A JP 3969890A JP 3969890 A JP3969890 A JP 3969890A JP H03244526 A JPH03244526 A JP H03244526A
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向江 徹男
Kimio Kodama
小玉 喜美雄
Kiyohisa Kezuka
毛塚 清壽
Akio Machihara
町原 昭雄
Makoto Kobayashi
誠 小林
Masaaki Kato
加藤 政章
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (M業上の利用分野) 本発明は、たとえば予め製造された合成樹脂製テープを
つる巻状に巻回して大径の管を連続的に製造する合成樹
脂製管の製造方法およびその装置に関する。
(従来の技術) 合成樹脂製の管は、一般に、金属製の管と比較して耐食
性、耐薬品性、非磁性等の特性を有する他、軽量で、か
つ柔軟性に優れることから、各種の構造材、配管、排水
管等に広く用いられている。
このような合成樹脂製の管としては、管の周壁につる巻
状の突条を形成して断面を波形にしたコルゲート管があ
る。
このコルゲート管の製造装置としては、例えば特開昭5
7−8124号公報、特開昭58−82737公報に開
示された装置が知られている。
この装置は、装置本体と、加熱溶融した樹脂材料をテー
プ状に押し出して溶融状態のテープ素材を形成する例え
ばTダイ付押出機等の素材形成機構と、上記本体の側部
に突設され、素材形成機構によって形成されたテープ素
材をつる巻状に巻回する巻軸機構とを備えている。
巻軸機構は、本体の側部に取り付けられた基板と、この
基板の中央から側方に突出して設けられた基軸と、この
基軸の先端に取り付けられた軸受板とを有している。
基軸の周囲領域には、周面に螺旋状の突条を有する複数
本の送りロールが、仮想円筒面上に等間隔でかつ平行に
、しかも基軸に対して、平行でもなく交わりもしない状
態に、配設されている。
すなわち、各送りロールの一端は、基板に、基軸を中心
とする仮想円上に等間隔となるように。
枢支されている。また、各送りロールの他端は、軸受板
に、基軸を中心とする仮想円上に等間隔となるように、
枢支されている。さらに、各送りロールの一端は、他端
に対し、仮想円の周方向にずらされている。
これより、巻軸機構の送りロールに外接する仮想円筒面
は、鼓形状を呈している。
しかして、本体に内蔵された駆動機構により巻軸機構の
各送りロールを同方向に等速度で回転させた状態で、こ
の巻軸機構に、素材形成機構によって形成された溶融状
態のテープ素材を供給する。
すると、このテープ素材は、巻軸機構によって、その一
部が相互に重なり合うように、つる巻状に巻回され溶着
される。これにより、大径の合成樹脂製管が連続的に製
造される。
(発明が解決しようとする課題) 上記装置では、加熱溶融した樹脂材料をテープ状に押し
出して溶融状態のテープ素材を形成する例えばTダイ付
押出機等の素材形成機構が不可欠である。従って、装置
が大型化することから、管の製造装置を施工現場に設置
して管を現場で製造することが困難である。このため、
このような大径の合成樹脂製管はほとんどが工場で製造
されているのが実状である。
しかしながら、工場で大径の管を製造すると、管を施工
現場等まで大量に運搬する際等に、管径が大きいほど嵩
ぼり、積載および輸送効率が非常に悪いという問題があ
る。
そこで、近時、従来の装置に大幅な設計変更を施すこと
なく、かつ原材料を加熱溶融する素材形成機構等を必要
とせずに、管を製造する装置が開発されるに至っている
。すなわち、この装置は、予め製造された合成樹脂製テ
ープをつる巻状に巻回しつつ隣接するテープ相互を固着
させることにより大径の管を製造するものである。
ところが、上記装置により管を製造すると、溶融状態の
テープ素材を使用する従来の装置では発生しなかった新
たな問題が生じる。
すなわち、巻軸機構は、全体として鼓状を呈しているた
め、その中央部は両端部に比べ小径となっている。しか
も、巻軸機構を構成する各送りロールは等速度で回転す
るため、巻軸機構の中央部と両端部とでは、周速度が等
しい。従って、巻軸機構の中央部と両端部とでは、角速
度が異なることになる。
この結果、テープは、巻軸機構の両端側の大径部では小
さい角速度で巻回され、中央部の小径部では、大きい角
速度で巻回される。このため1巻回されたテープは、巻
軸機構の両端部と中央部とでは1周方向へのずれが発生
する。
溶融状態のテープ素材の場合、テープ素材が柔軟性を有
しているため、上記のようなずれを吸収することができ
るが、予め製造されたテープの場合には、テープが柔軟
性に乏しいため、ずれを吸収することができない、この
ため、製造された管にねじれや波打ち現象が発生し、そ
の結果、テープ相互の重合部が剥離する等して安定した
品質の管が得られないという問題が生じる。
なお、この問題は、巻軸機構の径が軸方向に亘って等し
くても生じる場合がある。
すなわち、巻軸機構の各送りロールが軸方向に亘って巻
回力をテープに付与するものである場合、送りロールと
テープとの摩擦力の差によって角速度の差が生じ、その
結果、同様の問題が生じる。
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、その目
的とするところは、予め製造されたテープを使用して、
ねじれや波打ち現象のない安定した品質の合成樹脂製管
を、施工現場等において容易に製造することができる合
成樹脂製管の製造方法およびその装置を提供することに
ある6[発明の構成] (11題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するために、合成樹脂製テー
プを供給する供給工程と、この供給されたテープを巻径
の異なる所定の仮想つる巻線に沿って巻回する巻回工程
と、この仮想つる巻線に沿って巻回された隣接するテー
プ相互を固着させる固着工程とを具備し、巻回工程は、
仮想つる巻線の軸方向に亘ってほぼ同一の角速度で、巻
回することを特徴とするものである。
また、本発明は合成樹脂製テープを所定の仮想つる巻線
に沿って巻回しつつ隣接するテープ相互を固着させるこ
とにより大径の管を製造する合成樹脂製管の製造装置で
あって、合成樹脂製テープに接して仮想つる巻線の方向
に沿う巻回力を付与する巻回力付与手段と、仮想つる巻
線に沿って巻回されるテープの内周側に接して独立的に
従動しつつテープを仮想つる巻線に沿ってガイドするガ
イド手段と、隣接するテープ相互を固着させる固着手段
とを具備したことを特徴とするものである。
(作用) 所定のつる巻線に沿って巻回されるテープの角速度をつ
る巻線の軸方向に亘ってほぼ均一にする。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図を参照しなが
ら説明する。
第1図中、符号1は、合成樹脂製管製造装置の本体を示
している。この本体1の側部には、予め製造された合成
樹脂製のテープ2(第4図に示す。)をつる巻状に巻回
する巻軸機構3が突設されている。
この巻軸機構3は、本体1の側部に取り付けられた基板
4と、この基板4の中央から側方に突出して設けられた
基軸5と、この基軸5の先端に取り付けられた軸受板6
とを有している。
基軸5の周囲領域には、複数本の送りロール7が、仮想
円筒面(図示しない。)に沿って等間隔でかつ平行に、
しかも、基軸5に対して平行でもなく交わりもしない状
態に、配設されている。
すなわち、各送りロール7の基端は、基板4に、基軸5
を中心とする仮想円上に等間隔となるように、枢支され
ている。また、各送りロール7の先端は、軸受板6に、
基軸5を中心とする仮想円上に等間隔となるように、枢
支されている(第2図参照)。さらに、各送りロール7
の一端は、他端に対し、仮想円の周方向にずらされてい
る。
これより、各送りロール7は基軸5に対して傾斜されて
いる。すなわち、各送りロール7は、その基端側に対し
先端側が捻れの位置に配置されている。
その結果、巻軸機構3の送りロール7に外接する仮想円
筒面(図示しない。)は、鼓形状を呈している。従って
、巻軸機構3によって巻回されるテープ2は、上記した
鼓状の仮想円筒面上に形成される巻径が軸方向で異なる
仮想つる巻線(図示しない。)に沿って巻回されること
になる。
なお、送りロール7の傾斜角度に応じて仮想つる巻線の
巻回間隔が変化される。従って、一部が重合してつる巻
状に巻回されるテープの重合割合が変化される。
各送りロール7は、本体1に内蔵された公知の駆動機構
(例えば特開昭55−161624号公報参照)によっ
て、互いに同期して同一方向に等速度で回転されるよう
になっている。
また、基板4には支軸8が最上部の送りロール7と平行
に支持されている。この支軸8にはテープ2を送りロー
ル7に押付ける押圧ロール9が回転自在に取り付けられ
ている。
なお、本体lの近傍には予め製造されロール状に巻回さ
れている合成樹脂製のテープ2を繰り出して送りロール
7と押圧ロール9との間に供給する供給機構(図示しな
い。)が設けられている。また、巻軸機構3の例えば基
端側近傍には、隣接するテープ2相互の接触面を加熱し
て溶着させる例えば電熱ヒータ、誘電加熱装置あるいは
バーナー等の図示しない加熱装置(固着手段)が設けら
れている。
上記各送りロール7は、第3図に示すように、軸芯10
を有している。この軸芯10の基端部には、基端側駆動
ロール部材(駆動力付与手段)11が嵌着されている。
この基端側駆動ロール部材11の端部には、送りロール
7を基板4に枢支するための支軸部12が一体的に形成
されている。
また、軸芯10の先端部には、先端側駆動ロール部材(
駆動力付与手段)13が嵌着されている。
この先端側駆動ロール部材13の端部には、送りロール
7を軸受板6に枢支するための支軸部14が一体的に形
成されている。基端側駆動ロール部材11と先端側駆動
ロール部材13との間の軸芯10には、複数個の中間駆
動ロール部材(駆動力付与手段)15.16が間隔をあ
けて嵌着されている。さらに、基端側駆動ロール部材1
1と中間駆動ロール部材15との間の軸芯10.中間駆
動ロール部材15と中間駆動ロール16との間の軸芯1
0、および中間駆動ロール部材16と先端側駆動ロール
部材13との間の軸心10には、それぞれ、複数の従動
ロール部材(ガイド手段)17゜18.19が回動自在
に嵌合されている。
なお、これら基端側駆動ロール部材11、先端側駆動ロ
ール部材13、中間駆動ロール部材15.16、および
従動ロール17.18.19は、等しい外径寸法に形成
されている。また、上記押圧ロール9は、最上部の送り
ロール7の基端側駆動ロール部材11に対向して配置さ
れている。
しかして、駆動機構によって巻軸機構3の各送りロール
7を同方向に等速度で回転させた状態で、ポリオレフィ
ン等の合成樹脂材により予め製造されたテープ2を供給
機構によって巻軸機構3の基端部、すなわち最上部の送
りロール7の基端側駆動ロール部材11と押圧ロール9
との間に、供給する。
すると、このテープ2は、先ず、送りロール7の基端側
駆動ロール部材11によって、送りロール7と直交する
方向(仮想つる巻線に沿う方向)に搬送力を付与され、
巻軸機構3の周方向へ送られつつ軸方向へ送られる。
ついで、このテープ2を巻軸機構3の外周に1回巻き付
ける。
ついで、このテープ2の先端を、その一部が第2周目の
テープ2の内側に重合するように、第2周目のテープ2
と送りロール7との間に挾み込む。
これにより、第2周目以降のテープ2は、その1周前の
テープ2に一部が重合するように、供給される。このと
き、第2周目以降のテープ2とその1周前のテープ2と
の重合部分を加熱装置によって加熱して溶着する。
このようにして、第4図に示すように、第2周目以降の
テープ2は、巻軸機構3の周囲に自動的につる巻状に巻
き付けられつつその1周前のテープ2と固着される。こ
れにより大径の管20が連続的に製造される。
この場合、巻回されるテープ2相互の重合割合に応じた
肉厚の管が製造される。
すなわち、例えば、第5図に示すように、第2周目以降
のテープ2を、その1周前のテープ24こ、テープ2の
幅の273だけ、重合するように、巻回すると、テープ
2の肉厚の3倍の肉厚の管20 h<製造される。また
、第6図に示すように、第2周目以降のテープ2を、そ
の1周前のテープ2に、テープ2の幅の172だけ、重
合するように、巻回すると、テープ2の肉厚の2倍の肉
厚の管20力1製造される。
このテープ2相互の重合割合は、送りロール7の傾斜(
捻り〉角度を変えることにより調整する。
本実施例では、テープ2の肉厚の3倍の肉厚の管20が
得られるように、送りロール20の傾斜角度を調整しで
ある。
テープ2の肉厚の3倍の肉厚の管20が得られるように
テープ幅の273の重合割合でテープ2を巻回すると、
このテープ2は、1周する毎にテープ幅の1/3だけ軸
方向へ送られる。
巻軸機構3の基端部より巻回されつつ固着されたテープ
2は、1周毎にテープ幅の1/3ずつ軸方向へ送られ、
基端側駆動ロール部材11.従動ロール部材17、中間
駆動ロール部材15.従動ロール部材18、中間駆動ロ
ール部材19、および先端側駆動ロール部材13を順次
縁る。
この場合、送りロール7の基端側駆動ロール部材11、
中間駆動ロール部材15、中間駆動ロール部材16.お
よび先端側駆動ロール部材13は。
テープ2に接して送りロール7と直行する方向に巻回力
を付与する。
ここで、巻軸機構3は、全体として鼓状を呈しているた
め、その中央部は両端部に比べ小径となっている。しか
も、巻軸機構3を構成する各送りロール7の基端側駆動
ロール部材11.中間駆動ロール部材15、中間駆動ロ
ール部材16、および先端側駆動ロール部材13は、等
速度で回転するため、これら駆動ロール部材11,15
,16゜工3の配設位置での巻軸機構3の周速度は等し
い。
従って、これら駆動ロール部材11,15,16゜工3
の配設位置での巻軸機構3の角速度は異なることになる
この結果、各駆動ロール部材上1,15,16゜13の
巻回力が、角駆動ロール部材エエ、15゜16.13と
テープ2との間に滑りを生じることなく、テープ2に伝
達されるとすれば、テープ2は、巻軸機構3の両端側の
大径部では、小さい角速度で巻回され、中央部の小径部
では大きい角速度で巻回されることになる。
しかしながら、各送りロール7は、軸方向に離間して配
置された駆動ロール部材11,15゜16.13によっ
て駆動力をテープ2に付与するため、各駆動ロール部材
11,15.16.13とテープ2との間で滑りを生じ
得る。一方、テープ2は、押圧ロール9によって基端側
駆動ロール部材11に押し付けられているため、この部
分では滑りを生じ難い。従ってテープ2は、基端駆動ロ
ール部材11から付与される巻回力に応じた角速度で巻
回されることになる。
しかも、送りロール7の従動ロール部材17゜18.1
9は、駆動ロール部材11,15,16゜13の間のテ
ープ2に接して独立的に従動回転しつつテープ2を送り
ロール7と直行する方向にガイドする。従って、駆動ロ
ール部材11,15゜16.13の間隔が広くても、従
動ロール部材17.18.19によって、テープ2に余
計な抵抗(負荷)を与えることなく、テープ2をつる巻
状に支持することができるので、駆動ロール部材11゜
15.16,13と従動ロール部材17,18゜19と
の配設位置および配設割合を調節することにより、巻軸
機構3の軸方向での角速度差を従動ロール部材17.1
8.19によって吸収することができる。すなわち、仮
想つる巻線の巻径が軸方向に亘って異なっても、はぼ同
一の角速度で巻回することができる。
従って、巻軸機構3の両端部と中央部とにおいて巻回テ
ープ2の周方向へのずれや捻じれが生じるのを防止する
ことができる。
以上のように上記構成によれば、所定のつる巻線に沿っ
て巻回されるテープ2の角速度をつる巻線の軸方向に亘
ってほぼ均一にすることができるので、予め製造された
テープ2を使用して、ねじれや波打ち現象のない安定し
た品質の合成樹脂製管20を、施工現場等において容易
に製造することができる。
なお、上記実施例では、送りロール7は、基端側駆動ロ
ール部材11.従動ロール部材17、中間駆動ロール部
材15.従動ロール部材18.中間駆動ロール部材16
、従動ロール部材19、および先端側駆動ロール部材1
3をこの順位配置して構成したが、本発明はこれに限定
されることはなく、例えば、中間駆動ロール部材15、
中間駆動ロール部材16、および先端側駆動ロール部材
13を省略し、基端側駆動ロール部材11以外のロール
部材を従動ロール部材としてもよい。さらに、送りロー
ル7は、駆動ロール部材を設けず、従動ロール部材で構
成し、押圧ロール9を駆動するようにしてもよい。また
、押圧ロール9の位置は、上記実施例に限定されず、送
りロール7の他の部分でテープ2を押圧してもよい。
また、上記実施例では、送りロール7を軸方向に亘って
等径のロールとしたが1例えば、第7図に示すように1
両端を小径、中央を大径に形成してもよい。このような
構成にすれば、巻軸機構3の外径を軸方向に亘ってほぼ
均一にすることができる。この場合、軸芯21に嵌られ
た複数のロール部材22は、基端側を駆動ロール部材と
し、他を従動ロール部材とするか、あるいは基端側およ
び先端側を駆動ロール部材とし、他を従動するのが望ま
しい。
また巻回されるテープ2の重合割合は、上記実施例に限
定されることはなく、例えば、第8図に示すようにテー
プ2の1部が重合するするようにしてもよく、また第9
図に示すようにテープ2相互の端部を当接させてもよい
さらに、上記実施例では、−条のテープ2を巻回するよ
うにしたが、複数条のテープ2を、例えば第5図、第6
図、第8図、第9図のように、巻回するようにしてもよ
いことは勿論である。
さらに、第10図や第11図に示すように、テープ2相
互を当接するように巻回するとともに。
その当接部分を覆うように他のテープ23を巻回するよ
うにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、所定のつる巻線に
沿って巻回されるテープの角速度をつる巻線の軸方向に
亘ってほぼ均一にすることができるので、予め製造され
たテープを使用して、ねじれや波打ち現象のない安定し
た品質の合成樹脂製管を、施工現場等において容易に製
造することができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第工図〜第5図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は本装置を示す正面図、第2図は巻軸機構を示す側面
図、第3図は送りロールを示す断面図、第4図は作用を
説明するための正面図、第5図は製造された管の断面図
、第6図は製造された管の他の実施例を示す断面図、第
7図は送りロールの他の実施例を示す断面図、第8図〜
第11図はそれぞれ製造された管のさらに他の実施例を
示す断面図である。 2・・・合成樹脂製テープ、11・・・巻回力付与手段
(基端側駆動ロール部材)、13・・・巻回力付与手段
(先端側駆動ロール部材)、15,16・・・巻回力付
与手段(中間駆動ロール部材)、17,18゜工9・・
・ガイド手段(従動ロール部材)、20・・・管。 槙1図 第2図 第3図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂製テープを供給する供給工程と、この供
    給されたテープを巻径の異なる所定の仮想つる巻線に沿
    って巻回する巻回工程と、 この仮想つる巻き線に沿って巻回された隣接するテープ
    を固着させる固着工程と、 を具備し、 上記巻回工程は、上記仮想つる巻線の軸方向に亘ってほ
    ぼ同一の角速度で巻回することを特徴とする合成樹脂製
    管の製造方法。
  2. (2)合成樹脂製テープを所定の仮想つる巻線に沿って
    巻回しつつ隣接するテープ相互を固着させることにより
    大径の管を製造するものであって、上記合成樹脂製テー
    プに接して上記仮想つる巻線の方向に沿う巻回力を付与
    する巻回力付与手段と、 上記仮想つる巻線に沿って巻回されるテープの内周側に
    接して独立的に従動しつつ上記テープを上記仮想つる巻
    線に沿ってガイドするガイド手段と、 上記隣接するテープ相互を固着させる固着手段と、 を具備したことを特徴とする合成樹脂製管の製造装置。
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JPS5266584A (en) * 1975-11-29 1977-06-02 Akio Nagayoshi Molding axis used for continuous manufacturing device for plastic tubing
JPS57204121U (ja) * 1981-06-22 1982-12-25
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