JPH0324381B2 - - Google Patents

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JPH0324381B2
JPH0324381B2 JP57181052A JP18105282A JPH0324381B2 JP H0324381 B2 JPH0324381 B2 JP H0324381B2 JP 57181052 A JP57181052 A JP 57181052A JP 18105282 A JP18105282 A JP 18105282A JP H0324381 B2 JPH0324381 B2 JP H0324381B2
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JP
Japan
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wiper
wiper blade
detection area
rain
detection
Prior art date
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Application number
JP57181052A
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English (en)
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JPS5970246A (ja
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Takashi Watanabe
Takahiro Sasage
Hideaki Kato
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5970246A publication Critical patent/JPS5970246A/ja
Publication of JPH0324381B2 publication Critical patent/JPH0324381B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/06Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
    • B60S1/08Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive electrically driven
    • B60S1/0818Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive electrically driven including control systems responsive to external conditions, e.g. by detection of moisture, dirt or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
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    • B60S1/06Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
    • B60S1/08Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive electrically driven
    • B60S1/0818Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive electrically driven including control systems responsive to external conditions, e.g. by detection of moisture, dirt or the like
    • B60S1/0822Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive electrically driven including control systems responsive to external conditions, e.g. by detection of moisture, dirt or the like characterized by the arrangement or type of detection means
    • B60S1/0833Optical rain sensor
    • B60S1/0837Optical rain sensor with a particular arrangement of the optical elements

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両において窓ガラス払拭のために使
用されるワイパ自動制御方法および装置に関す
る。
降雨状態を検出しワイパブレードを自動的に動
作させるワイパ自動制御装置は公知である。公知
の装置においては、予め設定された降雨基準を有
しており、検出された降雨状態が基準より大であ
るとワイパブレードを動作させるようになつてい
る。
しかるに、ワイパブレードの動作が開始された
ばかりの初期状態にあつては、窓ガラス等に付着
した雨滴量が全体として少ないことにより、ワイ
パブレードにびびりを生じるとか、雨滴以外の汚
れが付着していることにより、視界劣化を招く等
の問題が生じる。
そこで本発明は、冒頭にのべた自動制御方法お
よび装置において、雨の降り始めは比較的多量の
雨滴が窓ガラスに付着したときにワイパブレード
が動作し、その後はそれよりも小量の雨滴が付着
したときにワイパブレードが動作するようにする
ことを目的とする。
このため、本発明方法は、雨滴検出における検
出能力を雨の降り始めとその後とで変更すること
を特徴とする。
本発明装置によれば、降雨検出能力は、雨滴検
出器の検出エリアを少なくとも2段階の中から実
質的に選択することができるように構成され、雨
の降り始めでは検出エリアは狭い方が選択され、
その後はより広い検出エリアが選択される。雨滴
の飛来密度がほぼ一様であるとすると、同一の降
雨条件下での検出エリアの広さの変化は、そのエ
リア内に付着する雨滴の数の変化となる。このた
め、検出エリアが狭い降り始めではその狭いエリ
ア内に雨滴が付着する確率が小さく、ワイパブレ
ードを駆動するまでにより長い時間を要するのに
対して、検出エリアが広くなるとその広いエリア
内に雨滴が付着する確率が大きくなり、その結果
ワイパブレードを駆動するまでの時間は短かくな
る。
検出エリアの変化は、特に限定するものではな
く、いくつかの手段によつて実現できる。以下に
述べる本発明実施例では、予め複数の検出器を設
けておき、降り始めは1つの検出器の検出信号に
基づいてワイパブレードの動作信号を作成し、そ
の後は複数の検出器からの検出信号に応答しいず
れかの検出器からの信号によりワイパブレードの
動作信号を作成するように構成されている。
この他に、雨滴検出器の数は一定であつても、
その検出器からの検出信号を評価するに際して、
比較基準値の値を雨の降り始めで厳しくすること
によつても、実際に雨滴の存在を検出するエリア
の広さを変えることができる。この一方、検出器
に与える動作エネルギー(例えば光検出型におけ
る発光素子の印加電力)を変えることによつても
検出可能エリアの広さを変えることができる。た
だし、こうした電気的操作により、検出エリアを
変える場合は、検出エリアの大きさの変化が小さ
い傾向にある。
制御回路は例えばマイクロコンピユータを用い
て構成され、検出器信号に応答してワイパブレー
ドの駆動信号を作成する。以下の実施例では、検
出信号が所定レベルに達する毎に駆動信号を発生
するように構成されるが、検出信号が所定レベル
に達するまでの時間を測定し、その時間の数回の
平均値により、検出信号が所定レベルに達してか
ら実際に駆動信号を発生するまでの時間遅れを修
正するなどの操作を付加してもよい。
以下本発明を図示の実施例について詳細に説明
する。
第1図は本発明装置の雨滴検出器の配置例を示
し、2つの検出器A,Bはフロントガラス3のワ
イパブレードの払拭範囲内に配置されている。た
だし、最初の述べる第1実施例においては検出器
はいずれか一方があれば足りる。
第2図は検出器の構成例を示し、レンズ付発光
ダイオードからなる発光素子1とレンズ付受光ダ
イオードからなる受光素子2とは、フロントガラ
ス3と同材質のプリズム4a,4bを介してガラ
ス3内での多重反射光路Lを構成するように、適
当な取付部材により配置されている。
装置の全体システムを示した第3図において、
10は発光駆動回路で、発光素子1を発光させ、
受光素子2でその光を受光する。ここで発光素子
1及び受光素子2の間には第2図の多重反射光路
Lが存在する。20は増幅回路で受光素子2の受
光信号を増幅し、フイルタ30で受光信号のノイ
ズ成分を除去し、A/D変換器40で受光信号を
デジタル信号に変換する。
50は予め定めた制御プログラムに従つてソフ
トウエアのデイジタル演算処理を実行するマイク
ロコンピユータで、CPU,ROM,RAM,I/
O回路部、クロツク発生部を主要部として構成さ
れ、水晶振動子51を接続するとともに、車載バ
ツテリより図示しない安定化電源回路を介した安
定化電圧の供給を受けて作動状態になり、後述す
るワイパ制御のための演算処理を実行し、ワイパ
駆動のための駆動用信号を発生するものである。
60はワイパ駆動回路で、マイクロコンピユー
タ50よりの駆動信号を受けてワイパモータ70
に所定時間(ワイパブレード71を起動するに必
要な時間)だけ通電を行ない、ワイパを1回往復
駆動させるものである。ワイパ駆動回路60は、
公知のものと同様にワイパモータ70によつて開
閉するカムスイツチを有し、そのカムスイツチに
より一旦起動されるとワイパブレードが停止にも
どるまでワイパモータ70の通電状態を保持す
る。
以上の構成において、本装置の作動の概要を説
明すると、第2図において発光素子1の光はプリ
ズム4aを通りフロントガラス3の内部で多重反
射し、プリズム4bを通り受光素子2に到達す
る。ここで水滴5がフロントガラス3へ付着する
と水滴5を介して発光素子1の光がフロントガラ
ス33の外部へ漏れるため、受光素子2の受光量
が減少し水滴5を検出する。そしてさらに水滴6
が付着すると水滴6からも光が漏れるためさらに
受光素子2の受光量は減少する。すなわち水滴の
増加に応じて受光素子2の受光量は減少するか
ら、受光信号のレベルによりフロントガラス3に
付着した水滴量が判断できる。
第3図において受光素子2の受光信号は増幅器
20により増幅され、フイルタ30によりノイズ
を除去され、A/D変換器40によりデイジタル
信号化され、マイクロコンピユータ50に入力さ
れる。マイクロコンピユータ50は、デイジタル
信号化された付着水滴量が予め設定された値に達
するか否かをチエツクし、達したとき出力する信
号によりワイパ駆動回路60はワイパモータ70
を動作させる。
第4図はマイクロコンピユータ50により実行
される演算処理を規定する第1の制御プログラム
で、自動車のキースイツチ投入により、第3図に
示すシステム全体に電源が供給され、これに基づ
いてマイクロコンピユータ50はこの制御プログ
ラムの実行を開始する。
マイクロコンピユータ50は第4図に示す制御
ルーチンのステツプ100から実行を開始し、ステ
ツプ101にてマイクロコンピユータ50内のレジ
スタ、カウンタなどを演算処理の開始に必要な初
期状態に設定するとともに、この中で後述するタ
イマデータM、回数データNの設定をするととも
に、基準レベル値PをP1に設定する。なお基準
レベルPはP1又はP2のいずれかの値をとり、P1
とP2の間にはP1<P2の関係がある。また、ワイ
パ起動フラグDFは0にリセツトされる。
次にステツプ102にてA/D変換器40の出力
値Sつまり検出値と基準レベル値Pとを比較し、
S≧P、すなわち降雨がなければステツプ103に
進んでタイマデータMから1を減算する。ステツ
プ104にてM=0かどうかを判断するが、この場
合減算を開始した直後であるからその判定はNO
となり、再びステツプ102へもどる。そして、ス
テツプ103を何度か繰り返して、Mを減算し、や
がてステツプ104にてM=0となるとステツプ105
に進み、タイマデータMおよびNをセツトしステ
ツプ106にて、基準レベルPをP1に設定する。
(この場合初期設定にてPはP1に設定されてお
り、Nはセツトされているから、NおよびPは変
化なし) 次に降雨が始まり、ステツプ102にてS<Pと
なると、ステツプ107にて起動フラグDFの0をチ
エツクしてステツプ108でフラグDFを1にセツト
し、ステツプ109でタイマスタートを宣言する。
このことにより第4図Bのタイマ割込ルーチンが
機能し始める。さらにステツプ110で駆動回路6
0に駆動信号を出力しワイパを動作させる。ステ
ツプ111に進んで回数データNから1を減算し、
同時にタイマデータMをセツトする。そしてステ
ツプ112にてN=0かどうかを判定するが、Nは
減算を開始した直後であるからその判定はNOと
なりステツプ102に戻る。
ステツプ107〜112は次のことを意味している。
すなわち、雨滴の付着量が基準Pを越えたとき
に、ワイパを駆動させ、かつ回数データNを1だ
け減算させる。一旦ワイパを駆動すると、ステツ
プ108〜111はパスされるので回数データNはワイ
パの駆動回数に対応する。
第4図Bのタイマ割込ルーチンは、マイクロコ
ンピユータ50が作動している間、予め内蔵され
ているフリーランカウンタの計数動作に基づいて
公知の方法で起動される。ステツプ115でこの割
込ルーチンが起動されると、ステツプ116でタイ
マスタートが宣言されているかどうかを、判定す
る。先のステツプ109でタイマスタートが宣言さ
れている場合、つまりワイパが一旦駆動されてい
る場合、ステツプ117以下が実行される。
ステツプ117と118とはよく知られている時間計
数プログラムを簡略式に図示したもので、ステツ
プ117で、マイクロコンピユータ50のRAMに
設定したタイマカウントエリアの内容をインクリ
メント(またはデクリメント)し、ステツプ118
でタイマスタート宣言後設定された時間が経過
(タイムアツプ)したことをカウントエリアの内
容によりチエツクすると、ステツプ119以下の処
理を行なう。ステツプ119では起動フラグDFがO
リセツトされ、ステツプ120でワイパ駆動回路6
0への駆動信号を停止させる。ステツプ121は割
込ルーチンからリターン処理を表わす。
ステツプ115〜121で示されるタイマ割込ルーチ
ンの役割は次の通りである。すなわち、ワイパが
駆動されると、ほぼその時点からの時間を測定
し、予め設定された時間が経過すると、起動フラ
グDFは0にリセツトされ、ワイパ駆動信号は停
止される。
ここで、ワイパが駆動されてからの上記設定時
間は、ワイパモータ70がワイパ駆動回路60に
より電気的に付勢されて起動し、ワイパブレード
71の通常の払拭速度においてフロントガラス3
の検知器Aを1回だけ通過するに十分な時間に設
定されている。
第1実施例の装置では、ワイパブレード71が
払拭動作を開始し、ワイパブレード71の往復動
の半分に相当する約0.5秒の設定時間が経過する
と、ワイパ駆動回路60への駆動信号が停止され
る。しかしながら先に述べたように、ワイパ駆動
回路60はカムスイツチの作用によりワイパブレ
ードが停止位置に戻るまでワイパモータ70への
通電を継続する。
ワイパ払拭作動により、雨滴検出器Aの検出エ
リアから雨滴が除去されると、検出値Sは基準値
P(P1)に対してS≧Pとなり、ステツプ103,
104で表わすタイマデータMの計数処理を行なう。
タイマデータMは、ワイパブレード71が駆動さ
れる毎に、ステツプ111でセツトされるため、窓
ガラスから雨滴が除かれてから時間の経過に伴つ
て減少されていく。タイマデータMは数分乃至十
数分の時間に対応するように定められている。こ
の時間は比較的ルーズにすることができる。なぜ
なら、窓ガラスに付着した雨滴の乾き速度は、そ
のときの温度、湿度、日射、車両速度により変化
し、一定値として定めようがないからである。し
かし、必要により、そうした変動要因を検出し
て、時間設定つまり前記タイマデータMの値を変
化させることは可能である。
降雨が続く限りにおいて、ステツプ102では検
出値Sが基準値P(P1)に対して、S<Pの関係
になることが、周期的におとずれる。その都度ス
テツプ107では起動フラグDFがチエツクされ、
DF=0のときはステツプ108〜111が再び実行さ
れる。つまり、降雨中は駆動信号が周期的に発生
され、その度に所定時間の経過後に停止され、か
つ回数データNが減産されていく。なお、ワイパ
モータ70がカムスイツチによつて付勢されてい
るときに駆動信号が発生することは実際上大した
問題ではないが、モータ駆動回路において、ワイ
パモータが付勢されているときに駆動信号の入力
を阻止するゲート回路を設けることは自由であ
る。
重要なことは、降雨が継続すると、それがタイ
マデータMが0に減算されるまでの時間(数分乃
至十数分)が経過してしまうまでに、駆動信号が
繰り返し発生され続けていると、やがて回数デー
タNが値0にまで減少されることである。ステツ
プ112では回数データNが0になることを判定す
ると、ステツプ113の処理に進む。回数データN
は1以上の適当な値に定めることができる。なお
第1実施例装置では、回数データNのセツト値に
対する補数が駆動信号の発生回数に対応するけれ
ども、降雨の強さによりワイパブレード71の払
拭回数には対応しないことが生じ得る。
ステツプ113では、基準レベル値PがP2に変更
される。ここでP1<P2であり、検出値Sはフロ
ントガラスへ付着した水滴数にほぼ反比例し、水
滴が多くなるほど低下するから、基準値P(P2
に関しステツプ102における降雨の判断は、より
少い水滴の付着でYESとなるから、基準レベル
PをP1からP2へ変更したことは降雨の検知感度
を向上させたことになる。
降雨が止む場合、タイマデータMがステツプ
111でセツトされてから0の値に減少する間に、
ステツプ102での判定が一度もS<P(P2)の条
件を満たさないと、ステツプ105,106が実行され
る。しかして、ステツプ106では、基準レベル値
PはP1に戻される。
以上述べた第1実施例の構成、および制御プロ
グラムは、次に述べるように変形を負荷すること
もできる。
(1) 雨滴検出器Aの検出作動を利用してワイパ駆
動回路60を自動的に作動させる他に、手動操
作スイツチの操作信号に応じてワイパ駆動回路
60を手動で作動し得るようにすることもでき
る。手動操作スイツチは第3図に符号80,8
1で示すように、マイクロコンピユータ50へ
の入力とするか、あるいはワイパ駆動回路60
の入力とすることもできる。
(2) システム電源の供給は、キースイツチの投入
に限らず、手動スイツチの投入に基づいて行な
うこともできる。
(3) ワイパ駆動回路60およびワイパモータ70
は、自動車のフロントガラスの雨滴除去用に限
定されるものでなく、リヤガラス用としてもよ
い。さらに、ヘツドランプ払拭用のワイパブレ
ード、ワイパモータ、およびワイパ駆動回路を
設け、マイクロコンピユータ50が少なくとも
ワイパ駆動回路60に対して最初の駆動信号を
予えそれを停止するまでの間に、ヘツドランプ
用のワイパ駆動回路に駆動信号を与えるように
することもできる (4) ワイパブレード71の払拭回数とワイパ駆動
信号の発生回数とを全く一致させるための一構
成として、第3図の図示のシステムおよび第4
図の制御プログラムの変形について説明する。
第3図を流用して説明すると、ワイパ駆動回
路60はワイパモータ70のカムスイツチに連
動しないでマイクロコンピユータ50の駆動信
号に基づいて電気的付勢の実施と停止のみ行な
うように形成され、代わりに、ワイパブレード
71が停止位置にあるか否かに応動する停止ス
イツチ72と、そのスイツチ信号を整形してマ
イクロコンピユータ50に入力する増幅回路7
3とが設けられる。
マイクロコンピユータ50は、スイツチ72
からの信号によりワイパブレード71が停止位
置にあるかどうかをチエツクすることが可能と
なるから、ワイパ駆動回路60に対して駆動信
号を与えると、ワイパブレード71が停止位置
に到来したときに駆動信号を停止させる。
この実現のための、制御プログラムは、第5
図に図示される。
ステツプ200でプログラムの実行が開始され、
初期セツトステツプ201を経てステツプ202で、
検出レベル値Sが基準レベル値Pと比較され
る。ステツプ202で“降雨”と判定されると、
ステツプ203で図示しない割込プログラムによ
るタイマカウント処理をストツプし、初期デー
タをセツトする。さらにステツプ204でワイパ
モータを駆動すべく駆動信号が発生される。ス
テツプ203,204におけるフラグBF,MFと後
述するフラグAFは、ワイパブレード71の位
置を示す記憶として使用される。
ステツプ205〜207では、停止スイツチ72の
スイツチ信号の状態と、既に停止位置にあつた
ことを示すフラグAFの状態とから、ワイパブ
レード71が移動開始した時点かどうかを検出
し、ステツプ208には移動開始時点のみ到来す
る。
ステツプ208はワイパブレード71の払拭作
動1回につき1回だけ処理される。ステツプ
208で払拭回数データNは前回値から「1」だ
けデクリメントされ、ステツプ209で規定数だ
けデクリメントされたかを判定する。払拭回数
が1以上の予め定めた規定数に達すると、ステ
ツプ210が処理され、基準レベル値Pは値P2
変更される。
一方、ステツプ202でそのとき“降雨”が検
出されていないと、ステツプ211以下が処理さ
れる。ステツプ212ではワイパモータの駆動中
有無がフラグMFよりチエツクされ、駆動中で
あるときのみに、ステツプ213〜215で、ワイパ
ブレード71が停止位置に停止した時点をチエ
ツクする。ワイパブレードが停止するとステツ
プ216で、駆動信号の発生が停止され、ステツ
プ217で前記タイマカウント処理(ダウンカウ
ント)がスタートされる。タイマカウント値は
ステツプ218で予め定めた計数値に達したかチ
エツクされる。
タイマカウント処理は、ワイパブレード71
が停止した時点からの経過時間を測定すること
を表わし、この時間が例えば10分程度になる
と、ステツプ219で降雨は止んだと判断され、
基準レベル値Pを値P1に復帰させる。
なお、ワイパブレード71の払拭回数を測定
するために、停止スイツチ72の信号を利用し
てその立ち下がり、立ち上がりのいずれをも利
用することが可能なことは言うまでもない。
(5) ワイパブレード71の払拭が1回だけ行なわ
れると、2回目移行の基準レベル値P2を変え
るようにする制御プログラムは第4図よりさら
に簡単となり得る。
第6図はワイパブレード71の1回払拭の後に
基準レベル値PをP1からP2に変更する制御プロ
グラムで、第4図Aプログラムの回数データNに
関する処理、特にステツプ112(第4図)が除され
ている。またステツプ111A、105AでのデータN
の扱いを除いている。なお、図示しないが第4図
Bに示したタイマ割込ルーチンを併用するもので
ある。
第6図の制御プログラムによれば、ワイパ駆動
信号がステツプ110で一旦発生されると、ステツ
プ113で基準レベルPをP2に変更する。一旦P2
設定されると、タイマデータMが0に減少される
までの間にステツプ102でのS<Pの条件が満足
される限り、ステツプ106で初期値P1に戻される
ことはない。
以上の第1実施例および変形例では雨の降り始
めのときの降雨検出能力の低下を基準レベルを変
化させることで行つたが、複数の雨滴検出器を用
い、動作させる個数を変化させることでも行うこ
とができる。これを第2実施例として、そのブロ
ツク図を第7図に、制御ルーチンを第8図に示
す。第7図において発光素子1Aと受光素子2
A、または発光素子1Bと受光素子2Bとは、
各々1つの雨滴検出器A,Bをなし、第1図に示
す位置に、第2図の構成で取付けられている。そ
れぞれの受光信号は増幅器20A,20Bで増幅
され、マルチプリクサ90に入力される。マルチ
プレクサ90はマイクロコンピユータ50により
検出器A,Bの信号を選択的にゲートする。その
他は前記実施例のと同様の構成である。
第8図において、まずステツプ301の初期設定
では基準レベル値Pは一定の値に設定し、検出器
Bの信号Sbを使用するかどうかを表すフラグCF
を0とする。そしてステツプ302に進み、検出器
Aの信号Saと基準レベル値Pとを比較する。検
出器Aの出力が降雨を検知しない、すなわちSa
≧Pならステツプ303に進み、フラグCFが1かど
うか判断するが、この場合ステツプ301にて0に
て設定されているからステツプ313に進む。ステ
ツプ313以下の処理は実際に降雨が始まるまで何
の用もなさない。
次に降雨が始まると、検出器Aにて降雨を検知
することが可能となり、ステツプ302の判断が
YESとなると、ステツプ305に進み、以下ステツ
プ311まで、前記第6図と同様の処理がなされる。
しかして、ワイパブレード払拭回数Nが設定数に
達すると、ステツプ312でフラグCFが1にセツト
される。
従つて、この後にステツプ302にて検出器Aの
出力が降雨の検知レベルに達したか判断するか、
違していない場合ステツプ303を経てステツプ204
にて、検出器B出力が降雨レベルを検知したかど
うか判定する。もし、検出器Bで降雨を検出しそ
の判定がYESなると検出器Aと同様にステツプ
305に進んでワイパを動作させるのである。
すなわち第2実施例では、雨の降り始めは検出
器Aのみで雨を検知し、それ以降は2つの検出器
A,Bを用いて雨を検知する。降雨の際、一般に
雨滴は一様に飛来するが、検出器A,Bの検出エ
リアは限られており、そこに雨滴が付着する確率
は、検出エリアが大きいほど大きくなる。この故
に第2実施例では、検出エリアを降り始めで実質
的に小さくすることにより、降雨検出感度を実質
的に変えることができる。これに対して、第1実
施例では検出レベルに対する基準レベルPを変化
させるが、このことは検出器の有効検出エリアが
実質的に変わることを意味する。
なお、以上述べた各実施例では、マイクロコン
ピユータを用いた装置を示したが、フローチヤー
ト示される演算をロジツクICやコンパレータ等
を使用したハードウエアのみで構成してもよい。
また雨滴検出器として第2図の様な光路構造の
センサを用いたが、くし歯電極等の他の構造のも
のを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に適用される検出器A,Bの配
置を示す自動車の斜視図、第2図は検出器の構成
を示す模式的断面図、第3図は第1実施例の構成
を示すブロツク図、第4図は第1実施例に適用さ
れる制御プログラムのフローチヤート、第5図は
第1実施例の変形例を示す制御プログラムのフロ
ーチヤート、第6図は第1実施例の別の変形例を
示す制御プログラムのフローチヤート、第7図は
第2実施例の構成を示すブロツク図、第8図は第
2実施例に適用される制御プログラムのフローチ
ヤートである。 1A,1B……検出器の発光素子、2A,2B
……検出器の受光素子、40……A/D変換器、
50……マイクロコンピユータ、60……ワイパ
駆動回路、70……ワイパモータ、71……ワイ
パブレード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 降雨を検出しワイパブレードを自動的に動作
    させる車両用ワイパ自動制御装置に適用される自
    動制御方法にして、雨が降り始めであるときの降
    雨検出能力を、雨が降り続いているときの降雨検
    出能力より低下させて設定してなる車両用ワイパ
    自動制御方法。 2 ワイパブレードを少なくとも1回動作させた
    後に前記降雨検出能力を増加させるようにした特
    許請求の範囲第1項に記載の車両用ワイパ自動制
    御装置。 3 ワイパブレードの払拭範囲内の第1の検出エ
    リアおよびこれより大きい第2の検出エリアにお
    いて各々付着した雨滴量に対応した電気信号を発
    生する雨滴検出器と、 この雨滴検出器の検出信号に応答し、ワイパブ
    レードが所定回数以上動作されるまでは前記第1
    の検出エリアに付着した雨滴量に対応した電気信
    号により、またワイパブレードが所定回数以上動
    作された後は前記第2の検出エリアに付着した雨
    滴量に対応した電気信号により、ワイパブレード
    の作動制御信号を作成する制御回路と、 この制御回路からの作動制御信号に基づいてワ
    イパブレードを駆動する駆動装置と、 を備えてなる車両用ワイパ自動制御装置。 4 前記雨滴検出器において、前記第1の検出エ
    リアと前記第2の検出エリアとが重複している特
    許請求の範囲第3項に記載の車両用ワイパ自動制
    御装置。
JP57181052A 1982-10-14 1982-10-14 車両用ワイパ自動制御方法およびその装置 Granted JPS5970246A (ja)

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