JPH032413Y2 - - Google Patents

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JPH032413Y2
JPH032413Y2 JP1985192717U JP19271785U JPH032413Y2 JP H032413 Y2 JPH032413 Y2 JP H032413Y2 JP 1985192717 U JP1985192717 U JP 1985192717U JP 19271785 U JP19271785 U JP 19271785U JP H032413 Y2 JPH032413 Y2 JP H032413Y2
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JP
Japan
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hydraulic pump
hydraulic
motor
wheel drive
front wheel
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JP1985192717U
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JPS6299434U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、アスフアルトフイツシヤ等後輪駆動
の道路機械において、前輪をも駆動できる前輪駆
動装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、アスフアルトフイニツシヤでは、前輪を
駆動せず、後輪だけを駆動している。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、車体の重心が前輪と後輪の中間にある
ため、後輪駆動だけでは駆動力(=重量×摩擦係
数)を生じしめる重量に限界があり、スリツプす
るおそれがあるという不都合があつた。
そこで、前輪をも駆動することが望ましいが、
この場合、大径の後輪に比べて小径の前輪を高速
で回転駆動しなければならない。この場合、後輪
の走行速度と前輪の走行速度を、スリツプ現象が
生じないよう合わせることが必要となる。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る道路機械の後輪駆動装置は、後輪
24を駆動する油圧モータ7に圧油を供給する油
圧ポンプ1と、前輪を駆動する油圧モータ21に
圧油を供給する油圧ポンプ12とを同一エンジン
で回転駆動可能に設けた道路機械において、前記
前輪駆動用油圧モータ21の回転方向を切り換え
る切換弁22と、該切換弁22と油圧モータ21
を連通するモータ制御回路20と、前記前輪駆動
用油圧ポンプ12の吐出量を調整する斜板傾角制
御器14乃至15と、一定圧力保持制御用レギユ
レータ17及び一定流量保持制御用レギユレータ
18とを設け、一方の斜板傾角制御器14の制御
を油圧ポンプ12の吐出圧によつて行い、他方の
斜板傾角制御器15の制御を一定圧力保持制御用
レギユレータ17及び一定流量保持制御用レギユ
レータ18を介してモータ制御回路20の往路側
油圧又は油圧ポンプ12の吐出圧により行うよう
にしたことを特徴としており、かかる構成によ
り、前輪を、走行速度が同一となるよう後輪に比
べて高速で回転駆動することを可能ならしめたも
のである。
(実施例) 以下、本考案をアスフアルトフイツシヤに適用
した実施例を図面に沿い説明する。
図中1は後輪駆動用の可変容量形油圧ポンプ、
2はポンプ容量の制御回路である。この制御回路
2は、油圧ポンプ1とともにエンジン3で回転駆
動される油圧ポンプ4と、油圧ポンプ1の斜板傾
転機構とを絞り切換弁5を介して接続したもの
で、該回路2にはリリーフ弁6が接続されてい
る。
7は後輪駆動用の油圧モータ、8はモータ制御
回路である。この制御回路8は、油圧ポンプ1と
油圧モータ7を接続したものであり、油圧モータ
7と並列に、シーケンス弁9とチエツク弁10を
備えたバイパス回路11が設けられ、該回路11
には前記リリーフ弁6が接続されている。
12は前輪駆動用の可変容量形油圧ポンプで、
前記油圧ポンプ1と同様に駆動軸にエンジン3の
出力軸が連結されている。13はそのポンプ容量
の制御回路である。
14,15はシリンダ式制御器で、油圧ポンプ
12の斜板傾転機構としてポンプ軸に関して対称
に設けられており、一方の制御器14には、斜板
傾角を増す方向に付勢するバネ16が内蔵されて
いる。
前記ポンプ容量制御回路13は、制御器14を
油圧ポンプ12の吐出側に接続すると共に、制御
器15を一定圧力保持制御用のレギユレータ17
と一定流量保持制御用のレギユレータ18と絞り
弁19とを介して前輪駆動用のモータ制御回路2
0の往路側に接続したものである。
レギユレータ17は、スプールの一端にバネ力
が作用し、かつ、他端に油圧ポンプ12の吐出圧
が作用するようになつており、モータ制御回路2
0の往路側をポンプ圧の作用時レギユレータ18
側に連通させ、それ以外の時では油圧ポンプ12
の吐出側に連通させるように構成されている。
レギユレータ18は、スプールの一端にバネ力
+モータ制御回路20の作動油圧が作用し、か
つ、他端に油圧ポンプ12の吐出圧が作用するよ
うになつており、レギユレータ17側を車体走行
時モータ制御回路20の往路側に連通させ、車体
停止時又はミツシヨン高速入時(運転停止時を含
む。)では油圧ポンプ12の吐出側に連通させる
ように構成されている。
前記モータ制御回路20は、前輪駆動用の油圧
モータ21と前記油圧ポンプ12を前後進・停止
用切換弁22を介して接続したもので、油圧モー
タ21と並列に、前記ポンプ容量制御回路13の
レギユレータ18側に絞り弁19を介して接続せ
しめるシヤトル弁23が設けられている。
24は後輪、25,26はスプロケツト、27
はチエーン,28はデイフアレンシヤルギヤ,2
9はトランスミツシヨンで、前記後輪駆動用油圧
モータ7により後輪24を駆動可能に構成されて
いる。
(作用) エンジン3を駆動すると、後輪駆動側油圧ポン
プ1と前輪駆動側油圧ポンプ12は同時に回転駆
動される。
油圧ポンプ1は、絞り切換弁5による斜板傾角
制御によつてポンプ容量が調節される。油圧モー
タ7は、この油圧ポンプ1により回転駆動され
る。このため、油圧モータ7によりトランスミツ
シヨン29、デフアレンシヤルギヤ28、チエー
ンスプロケツト機構25〜26を介して後輪3を
一定の速度で駆動することができる。
トランスミツシヨン29の操作で後輪3に例え
ば前進の回転力を与えると、同時に切換弁22の
励磁コイルに通電されて該弁22が前進位置に切
換わるため、油圧ポンプ12から油圧モータ21
に前進の回転力が与えられる。
ところで、前進速度が速(遅)い場合、油圧モ
ータ21の入側油圧は低(高)くなり、レギユレ
ータ17のスプールは、バネ力に打勝つて前記モ
ータ入側油圧に比例した量だけ移動する。このた
め、油圧ポンプ12の斜板傾角制御用の制御器1
5には、モータ制御回路20側から絞り弁19、
レギユレータ18,17を経てレギユレータ17
で圧力制御された油圧が印加される。一方、制御
器14には、油圧ポンプ12の吐出圧+バネ力が
印加されている。
従つて、相反方向に作動する制御器14,15
により、油圧ポンプ12の斜板傾角、つまりポン
プ容量がモータ入側油圧を一定にするように精度
良く自動的に調節されることになり、油圧モータ
21は、この油圧ポンプ12により前進速度に対
応した速度で回転駆動される。
トランスミツシヨン29をニユートラル位置に
操作するか、又は油圧ポンプ1の吐出量を零にす
ると、同時に切換弁22の励磁コイルには通電さ
れず、該弁22は中立位置に切換わるから、油圧
ポンプ12の出側油圧が高くなり、かつ、油圧モ
ータ21の入側油圧が零となり、レギユレータ1
8のスプールはバネ力に打勝つて大きく移動す
る。このため、制御器15内には、油圧ポンプ1
2から直接レギユレータ18,17を経て、圧力
制御された油圧が供給される。
従つて、制御器14,15の前記調節機能によ
り油圧ポンプ12の容量は最小となり、油圧もレ
ギユレータ18のバネに打勝つだけの圧力とな
る。
レギユレータ18は、このように車体停止時の
省エネルギーを図ると共に、作動油の温度上昇を
少なくするのに役立つ。
(考案の効果) 以上の通り本考案は、後輪駆動用の油圧ポンプ
と同一エンジンで回転駆動される前進駆動用の可
変容量形油圧ポンプを設け、その容量制御によつ
て前輪駆動用の油圧モータに対して走行速度に合
つた流量だけ一定圧力で圧油を供給することがで
きるから、前、後輪の駆動で施工時等大きな走行
駆動力が必要な場合にも所望の駆動力を得て、ス
リツプ現象を確実に防止できると共に、回送時
等、施工時より軽負荷の場合、高速走行すること
ができる。また、アスフアルトフイツシヤの如く
前輪側の駆動装置設置スペースが狭くても、油圧
モータと簡単な接続配管だけで済むため、その設
置を容易かつ確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はアスフアルトフイツシヤの全体側面
図、第2図は本考案の一実施例を示す制御回路図
である。 1……後輪駆動用可変容量形油圧ポンプ、2…
…ポンプ制御回路、3……エンジン、7……後輪
駆動用油圧モータ、8……モータ制御回路、12
……前輪駆動用可変容量形油圧ポンプ、13……
ポンプ容量制御回路、14,15……制御器、1
6……バネ、17……一定圧力保持制御用レギユ
レータ、18……一定流量保持制御用レギユレー
タ、19……絞り弁、20……モータ制御回路、
21……前輪駆動用油圧モータ、22……切換
弁、23……シヤトル弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後輪24を駆動する油圧モータ7に圧油を供給
    する油圧ポンプ1と、前輪を駆動する油圧モータ
    21に圧油を供給する油圧ポンプ12とを同一エ
    ンジンで回転駆動可能に設けた道路機械におい
    て、前記前輪駆動用油圧モータ21の回転方向を
    切り換える切換弁22と、該切換弁22と油圧モ
    ータ21を連通するモータ制御回路20と、前記
    前輪駆動用油圧ポンプ12の吐出量を調整する斜
    板傾角制御器14乃至15と、一定圧力保持制御
    用レギユレータ17及び一定流量保持制御用レギ
    ユレータ18とを設け、一方の斜板傾角制御器1
    4の制御を油圧ポンプ12の吐出圧によつて行
    い、他方の斜板傾角制御器15の制御を一定圧力
    保持制御用レギユレータ17及び一定流量保持制
    御用レギユレータ18を介してモータ制御回路2
    0の往路側油圧又は油圧ポンプ12の吐出圧によ
    り行うようにしたことを特徴とする道路機械の前
    輪駆動装置。
JP1985192717U 1985-12-13 1985-12-13 Expired JPH032413Y2 (ja)

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JP1985192717U JPH032413Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

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JPS6299434U JPS6299434U (ja) 1987-06-24
JPH032413Y2 true JPH032413Y2 (ja) 1991-01-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54126336A (en) * 1978-03-22 1979-10-01 Kubota Ltd Hydraulic mission for tractor or the like

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54126336A (en) * 1978-03-22 1979-10-01 Kubota Ltd Hydraulic mission for tractor or the like

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JPS6299434U (ja) 1987-06-24

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