JPH0324123Y2 - - Google Patents

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JPH0324123Y2
JPH0324123Y2 JP15410885U JP15410885U JPH0324123Y2 JP H0324123 Y2 JPH0324123 Y2 JP H0324123Y2 JP 15410885 U JP15410885 U JP 15410885U JP 15410885 U JP15410885 U JP 15410885U JP H0324123 Y2 JPH0324123 Y2 JP H0324123Y2
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hydrophilic
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は寝床用敷物に関するもので、例えばベ
ツドパツド、敷ぶとん等の構成に利用される。
(従来の技術) 従来この種の装置として、実開昭54−62810号
明細書に開示された技術が知られる。
一般に、この従来敷物では四季における寒暖の
変化を問わず、使用時には使用者は年中敷物の同
一側面上に横臥していた。即ち、敷物は季節の移
り変りにより、その表裏の面を反転させて使い分
ける様な使用形態にはされていなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記したように、従来の敷物は高温多湿な夏季
でも、また、低温乾燥期の冬でも、常に同一の面
が使用されていた。このため、気温の変化に対応
した快適な寝心地を得るには、聊か構造上に不都
合な問題点があつた。本考案では単体の敷物を、
夏、冬の気候変化に応じて使い分けができ、これ
にともない快適な睡眠が得られる寝床用敷物の開
発を課題としたものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本願では、下記手段により前記問題点の解決を
計つた。即ち、 (1) 敷物の中綿を四層の分割構造とした。
(2) 片側は、15〜50デニールの太繊維ポリエステ
ルテープルにレーヨンステープルを混ぜ、低融
点エステルで熱溶着させ、硬く且つ大きな空隙
を有するように形成したものを基層とし、その
一方の側に薄い親水性ポリエステル層を形成し
た(以下これをAという)。
(3) 他側は、4〜6デニールの細繊維のポリエス
テルテープルにレーヨンステープルを混ぜ前記
Aと同様手段で熱溶着させる事により、柔かく
且つデツドエアーを多く含むよう形成した層を
基層とし、その一方の側にA同様薄い親水性ポ
リエステル層を形成した(以下これをBとい
う)。
(4) 上記AとB夫々の、表面には布帛を、裏面に
は不織布をあて、Aには細かく、Bには粗いキ
ルテイングを施した。
(5) 上記キルテインクしたAとBの向い合せたも
のを縫合した。
(作用) 本考案の片面の基層は大きな空隙を有するた
め、通気対流性に富み、また硬く適度な耐剛性を
保持される。一方他側の基層は多くのデツドエア
ーを有するので、放熱性が少く荷重に対し適度な
柔かい順応性を持つ。また、外層に使用した親水
性ポリエステルは、親水性に優れ包水性がない性
質を有するために、吸い込まれた水分(例えば
汗)は迅速に拡散し、中層へ移動するので表層に
水分が溜らない。
また、中層に使用したレーヨンステープルが、
親水性に優れた性質を持つため、外層から移動し
てきた水分を迅速に吸収する。
(実施例) 本考案の実施例を第1〜3図に基づき説明す
る。
図は本考案をベツドパツドに応用したもので、
第1図はその片側面(夏季適応側)を、第2図は
他側面(冬季適応側)を示し、1及び3は夫々キ
ルテイング、2,4はエツジテープを示す。
第3図は本考案四層構成パツドの断面を示し、
図中符号A及びBは、第1及び2図示の夏季用層
及び冬季用層のベツドパツドの拡大断面部を指
す。
図でみられるように、本実施例では夏季用層5
側は、30デニールのポリエステルテープルと、レ
ーヨンステープルを低融点エステルにて熱溶着し
た5mm厚程度の硬薄面層9に、薄い親水性ポリエ
ステル綿層8を重ね、表面布帛7と不織布10を
当てて細かいキルテイング11が施されている。
また冬季用層6側は、6デニールのポリエステ
ルテープルとレーヨンステープルを低融点エステ
ルにて熱溶着した厚さ20mm程度の柔厚綿層14
に、薄い親水性ポリエステル綿層13を重ね、表
面布帛12と不織布15を当てて粗いキルテイン
グ16が施されている。
このような、本考案応用の実施装置は次項に掲
げる数々の効果を挙げ得る。
(考案の効果〕 従来技術の欠点を解消するため、従来から使用
されているニードル線の硬さを変えて、夏用、冬
用と使い分ける事も考えられるが、ニードル綿の
使用では重量増となり、日常の扱い操作、天日乾
燥時等にも厄介なものとなる。
本考案では構成、作用項でも述べたように、四
層構成の中綿の片側では、使用者身体の沈みが防
がれ、敷物との隙間が適度に保たれることに加
え、外層、中層の親水性ポリエステル、レーヨン
ステープル等の親水性作用で、敷物表面に水分が
溜らない。従つて、夏季使用において発汗等によ
る、ベタツキ不快感を生じない。又、内層に吸収
された水分は、前記親水性ポリエステルが放水性
に優れているため、不使用時には乾燥する速度が
速く、使用中に吸い込まれて水分は、不使用時中
に乾燥される。そして、他側の層は適度の柔性を
有するため、冬季使用で身体を柔かく暖かく包
む。従つて使い分けにより季節に応じて快適な寝
心地が得られる。
尚、従来技術でのニードル綿使用に比べ、軽
く、繊維クズが出ず、型くずれが起きないという
副次的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はベツドパツド(夏季適用側)の平面
図、第2図はベツドパツド(冬季適用側)の平面
図、第3図は第1図のX−Y線断面拡大図であ
る。 1,3……キルテイング、2,4……エツジテ
ープ、A……夏季用層、B……冬季用層、7,1
2……表面布帛、8,13……親水性ポリエステ
ル綿層、9……硬薄綿層、10,15……不織
布、14……柔厚綿層、11,16……キルテイ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 太繊維のポリエステルとレーヨンステープルと
    を混綿して、硬く且つ大きな空隙を有するように
    形成した層に、親水性ポリエステル綿層を重ね
    て、細かいキルテイングを施し、細繊維のポリエ
    ステルとレーヨンステープルとを混綿した層に、
    親水性ポリエステル綿層を重ね、柔かく且つ多く
    のデツドエアーを含むように形成した層に粗いキ
    ルテイングを施し、前記細かいキルテイングを施
    した層と、前記粗いキルテイングを施した層の両
    者を縫合又は接合した寝床用敷物。
JP15410885U 1985-10-07 1985-10-07 Expired JPH0324123Y2 (ja)

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JP15410885U JPH0324123Y2 (ja) 1985-10-07 1985-10-07

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Publication Number Publication Date
JPS6263053U JPS6263053U (ja) 1987-04-18
JPH0324123Y2 true JPH0324123Y2 (ja) 1991-05-27

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