JP3956163B2 - 布団 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸湿することにより発熱するステープルを少なくとも一部に使用することにより、肌と寝装品との間の空間の温湿度である寝床内気候を快適に維持することができる布団に関する。
【0002】
【従来の技術】
快適な寝床内気候を得るため、冬は第1に保温性が高いことが重要となる。保温性の高い布団を得るため、従来から、繊維内に空気を含む中空糸を利用する方法、繊維と繊維との間の空隙を保持する高捲縮糸を利用する方法、あるいは、わたを積層構造にする方法、羽毛を使用する方法等が行われている。これらは、静止空気層を多く含ませることにより保温性を高めるという手法である。該方法でも保温性を高めることは可能であるが、それだけでは十分とはいえない。かつ、羽毛を使用するとダニが発生し衛生的に問題がある。また、遠赤外線を放射するわたを利用する方法も行われている。しかしながら、その保温効果については不確かであり、保温性を高めるには十分ではない。
【0003】
さらに、快適な寝床内気候を得るためには、寝床内湿度を低く維持することも非常に重要である。そのために、従来から吸湿性素材を用いることが行われているが、綿・ウールでは重量感が大きくなり問題である。一方、羽毛の場合は、十分な吸湿性があり、かつ軽量感もあるが、動物性繊維のためダニが発生するという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、動物性繊維を使用することなく、衛生的でかつ快適な寝床内気候が得られる布団を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる目的を達成するために、次の構成を有する。すなわち、20℃、65%RH環境下での水分率が20%以上の高吸湿性ステープルを含むわた層と、疎水性繊維からなるわた層との積層部分を少なくとも一部に有する中綿を側地に封入してなり、側地が最内層がポリエステルステープル、中間層がポリエステルフィラメントと綿、最外層が綿からなる多層構造糸を少なくとも一部に含む織物からなる積層布団である。また、20℃、65%RH環境下での水分率が20%以上の高吸湿性ステープルを含むわた層と、疎水性繊維からなるわた層との積層部分を少なくとも一部に有する中綿を側地に封入してなり、高吸湿性ステープルを含むわた層側が人体側に位置し、疎水性繊維からなるわた層側が反人体側に位置する積層布団である。そして、20℃、40%RH環境下で調湿し、20℃の水中に入れたときの発熱量が20J/g以上の吸湿発熱性を示す高吸湿性ステープルを少なくとも一部に使用した前記2者のいずれかの積層布団である。
【0006】
以下、本発明を詳細に説明する。本発明において、高吸湿性ステープルとは、20℃、65%RH環境下での水分率が20%以上有する繊維である。具体的には、高架橋ポリアクリレート系繊維を意味する。高吸湿性の高架橋ポリアクリレート系繊維とは、アクリル繊維を原料にし、ポリマー改質をして分子を親水化・高架橋した繊維である。さらに詳細には、ヒドラジン架橋による窒素含有量の増加が1.0〜8.0重量%である架橋アクリル系繊維であり、残存ニトリル基の一部には1.0〜4.5mmol/gの塩型カルボキシル基が、残部にはアミド基が導入されている繊維である。
【0007】
高架橋ポリアクリレート系繊維は、吸湿時に発熱するという特徴を有する。本発明における、高吸湿性ステープルは20℃、40%RH環境下で調湿し、20℃の水中に入れたときの発熱量が20J/g以上を有する。改質のレベルにより吸湿量をコントロールすることが可能となる。20℃、65%RH環境下での水分率が20%以上なければ、肌と寝装品との空間の湿度である寝床内湿度を低く保ち、寝床内湿度を低く維持する効果は十分に発揮できない。また、発熱量が20J/g以上なければ十分な保温性を発揮することができず、寝床内温度を快適に維持することはできない。望ましくは、水分率が35%以上あると、寝床内湿度を低く維持することが可能となる。また、発熱量は50J/g以上あると、より吸湿発熱による保温効果が体感されやすく望ましい。
【0008】
夏の肌掛け布団の場合は、吸湿による発熱効果はあまり必要ない。しかし、肌掛け布団の場合、厚みは薄く、吸湿して発熱した熱は速やかに外気へ放熱されるため、寝床内温度を高めるという問題点は生じることなく、寝床内湿度を低く維持する効果だけが発揮される。
【0009】
本発明の高吸湿性ステープルを含むわた層は、人体側に位置することが望ましい。高吸湿性ステープルを含むわた層が肌に近い部分に位置することにより、身体からの水分を速やかに吸湿することが可能になり、かつ、吸湿されることにより発した熱が、効果的に肌に近い寝床内温度を高くすることにつながる。
【0010】
本発明の高吸湿性ステープルを含むわた層において、高吸湿性ステープル以外のわた素材は特に限定はしない。ただし、ダニの発生を抑えるため、ウール・羽毛等の動物性繊維は使用しないことが望ましい。かつ、取扱い性および軽量・嵩高性に優れるポリエステル、アクリル等の合成繊維を使用することが望ましい。ポリエステル、アクリル等の合成繊維は、高捲縮、高中空等、嵩高性に優れるステープルが望ましい。高吸湿性ステープルを含むわた層が合成繊維100%で構成される場合、布団わたを合成繊維100%で構成することが可能であり、洗濯が容易で、かつダニの発生もなく、非常に衛生的な布団となり望ましい。
【0011】
高吸湿性ステープルを含むわた層において、高吸湿性ステープルの混率は、20%〜60%である。20%未満では吸湿量が不十分であり、60%を超えると、わた層全体の嵩高性が不足するという問題点が生じる。20%〜40%の混率が、吸湿量も十分で高吸湿ステープル混わた層全体の嵩高性も維持されるので望ましい。高吸湿性ステープルの単糸繊度は限定しないが、好ましくは、1〜10デニールである。
【0012】
疎水性繊維からなるわた層は、ポリエステル、アクリル等の合成繊維からなる。該わた層は反人体側に位置することが望ましい。反人体側に該わた層を使用することにより、高吸湿ステープルを含むわた層で吸湿した水分を速やかに外気に発散することが可能となる。冬用の布団には、高中空、高捲縮、細デニールの疎水性合成繊維を用いると、嵩高性に優れ、保温性を向上させ吸湿により発した熱を逃がしにくする効果が発揮される。
【0013】
本発明の布団は、高吸湿性ステープルを含むわた層と疎水性繊維からなるわた層との積層部分を少なくとも一部に有する。両者を均一混合する構造に対し、該積層構造をとることにより、保温性が高まり、吸湿することにより発した熱の保温性を高め、水分の移行性を高める効果を有する。夏用の肌掛け布団の場合は布団の厚みが薄いので、水分の移行性の効果のみが発揮される。2層の積層の重量比率は、高吸湿性ステープルを含むわた層:疎水性繊維からなるわた層=1:2〜2:1が望ましい。
【0014】
本発明の積層わた部分は、布団全体でも、足元のみ、胸部分のみの使用でも構わない。足元のみに該積層わた部分を設け、胸部分に該積層わた部分よりも保温性の低いわた層を設けた布団は、足部の皮膚温を速く上昇させることができ、体温を低下させやすく眠りに入りやすいという効果を発揮する布団となる。
【0015】
本発明の積層わた部分を含む布団の側地には、水分の移行性を高くするため、内層が疎水性繊維で、外層が親水性繊維からなる複合糸を含む織物を使用することが望ましい。特に、最内層がポリエステルステープル、中間層がポリエステルフィラメントと綿、最外層が綿の多層構造糸を含む織物からなる側地は、水分の移行性が非常に優れ寝床内気候をより快適に保つことが可能となり推奨される。
【0016】
次に実施例及び比較例を示すが、本発明の布団は、以下の実施例のみに限定されるものではない。
【0017】
寝床内気候の評価は、東洋紡績(株)製の発汗マネキンTOMIII を使用した。該発汗マネキンは、頭部及び手足以外の全身から汗を出し、皮膚温もコントロールすることができるマネキンである。皮膚温35℃、発汗量70g/m2 /hrに設定し、寝床内温湿度を測定した。本評価法による寝床内気候の快適域は、20℃・65%RH環境下では、寝床内温度33〜35℃、寝床内湿度50〜55%RH、10℃・75%RH環境下では、寝床内温度33〜35℃、寝床内湿度42〜47%RH、27℃・70%RH環境下では、寝床内温度31〜33℃、寝床内湿度58〜63%RHである。
【0018】
【実施例】
実施例1
20℃、65%RH環境下での水分率が40%を有する高架橋アクリレート系繊維(東洋紡績株式会社製N−38)とポリエステルからなる混合わた層(1) と、ポリエステル100%からなるわた層(2) から構成された積層掛け布団を作成した。混合わた層(1) の混率は、アクリレート系繊維/ポリエステル=30/70である。わた層(1) とわた層(2) との比率は、わた層(1) :わた層(2) =1:1である。わた層(1) の高架橋アクリレート系繊維には3.7デニールの繊維を使用した。わた層(1) および(2) のポリエステルには2.5デニールの中空・捲縮繊維を用いた。布団わた重量は1.5kgである。側地には、最内層ポリエステルステープル、中間層ポリエステルフィラメントと綿、最外層綿の多層構造糸を経糸に用い、綿100%糸を緯糸に用いた織物を使用した。アクリレート系繊維が含まれたわた層を肌側にして使用した。敷布団には、中綿がポリエステル/綿=50/50の布団を使用した。20℃、65%RH環境下で測定を実施した。
【0019】
実施例2
布団の長手方向の1/2の面積に相当する部分が、20℃、65%RH環境下での水分率が40%を有する高架橋アクリレート系繊維(東洋紡績株式会社製N−38)とポリエステルからなる混合わた層(1) と、ポリエステル100%からなるわた層(2) から構成され、残りの1/2の面積に相当する部分がポリエステル100%から構成された一部積層掛け布団を作成した。混合わた層(1) の混率は、アクリレート系繊維/ポリエステル=50/50である。わた層(1) とわた層(2) との比率は、わた層(1) :わた層(2) =1:1である。わた層(1) の高架橋アクリレート系繊維には3.7デニールの繊維を使用した。わた層(1) および(2) のポリエステルには2.5デニールの中空・捲縮繊維を用いた。その他のポリエステルわた部分も2.5デニールの中空・捲縮繊維を用いた。布団わた重量は1.5kgである。側地には、最内層ポリエステルステープル、中間層ポリエステルフィラメントと綿、最外層綿の多層構造糸を経糸に用い、綿100%糸を緯糸に用いた織物を使用した。アクリレート系繊維が含まれた層を肌側に向け、足部にあたるように使用した。掛け布団の上にアクリルと綿からなる毛布を掛け、敷毛布にはアクリル毛布を使用し、敷布団には中綿がポリエステル/綿=50/50の布団を使用した。10℃、75%RH環境下で測定を実施した。
【0020】
実施例3
20℃、65%RH環境下での水分率が40%を有する高架橋アクリレート系繊維(東洋紡績株式会社製N−38)とポリエステルからなる混合わた層(1) と、ポリエステル100%からなるわた層(2) から構成された積層掛け布団を作成した。混合わた層(1) の混率は、アクリレート系繊維/ポリエステル=30/70である。わた層(1) とわた層(2) との比率は、わた層(1) :わた層(2) =1:1である。わた層(1) の高架橋アクリレート系繊維には3.7デニールの繊維を使用した。わた層(1) および(2) のポリエステルには2.5デニールの中空・捲縮繊維を用いた。布団わた重量は1.5kgである。側地には、最内層ポリエステルステープル、中間層ポリエステルフィラメントと綿、最外層綿の多層構造糸を経糸に用い、綿100%糸を緯糸に用いた織物を使用した。アクリレート系繊維が含まれたわた層を肌側にして使用した。掛け布団の上にアクリルと綿からなる毛布を掛け、敷毛布にはアクリル毛布を使用し、敷布団には中綿がポリエステル/綿=50/50の布団を使用した。10℃、75%RH環境下で測定を実施した。
【0021】
実施例4
20℃、65%RH環境下での水分率が40%を有する高架橋アクリレート系繊維(東洋紡績株式会社製N−38)とポリエステルからなる混合わた層(1) と、ポリエステル100%からなるわた層(2) から構成された積層肌掛け布団を作成した。混合わた層(1) の混率は、アクリレート系繊維/ポリエステル=30/70である。わた層(1) とわた層(2) との比率は、わた層(1) :わた層(2) =1:1である。わた層(1) の高架橋アクリレート系繊維には3.7デニールの繊維を使用した。わた層(1) および(2) のポリエステルには2.5デニールの中空・捲縮繊維を用いた。布団わた重量は0.6kgである。側地には、最内層ポリエステルステープル、中間層ポリエステルフィラメントと綿、最外層綿の多層構造糸を経糸に用い、綿100%糸を緯糸に用いた織物を使用し、キルティングを施した。アクリレート系繊維が含まれたわた層を肌側にして使用した。敷布団には中わたがポリエステル/綿=50/50の布団を使用した。27℃、70%RH環境下で測定を実施した。
【0022】
実施例5
20℃、65%RH環境下での水分率が40%を有する高架橋アクリレート系繊維とポリエステルからなる混合わた層(1) と、ポリエステル100%からなるわた層(2) から構成された積層肌掛け布団を作成した。混合わた層(1) の混率は、アクリレート系繊維/ポリエステル=30/70である。わた層(1) とわた層(2) との比率は、わた層(1) :わた層(2) =1:1である。わた層(2) のポリエステルは2.5デニールである。布団わた重量は0.6kgである。側地には、綿100%糸からなる織物を使用した。アクリレート系繊維が含まれたわた層を肌側にして使用した。敷布団には中わたがポリエステル/綿=50/50の布団を使用した。27℃、70%RH環境下で測定を実施した。
【0023】
比較例1
ポリエステル100%の中わたからなる掛け布団を作成した。布団わた重量は1.5kgである。側地には、綿100%の織物を使用した。敷布団には、中わたがポリエステル/綿=50/50の布団を使用した。20℃、65%RH環境下で測定を実施した。
【0024】
比較例2
ポリエステル100%の中わたからなる掛け布団を作成した。布団わた重量は1.5kgである。側地には、綿100%の織物を使用した。掛け布団の上にアクリルと綿からなる毛布を掛け、敷毛布にはアクリル毛布を使用し、敷布団には中わたがポリエステル/綿=50/50の布団を使用した。10℃、75%RH環境下で測定を実施した。
【0025】
比較例3
ポリエステル100%の中わたからなる肌掛け布団を作成した。布団わた重量は0.8kgである。側地には、綿100%の織物を使用した。敷布団には、中わたがポリエステル/綿=50/50の布団を使用した。27℃、70%RH環境下で測定を実施した。
【0026】
比較例4
20℃、65%RH環境下での水分率が40%を有する高架橋アクリレート系繊維とポリエステルからなる混合わたから構成された掛け布団を作成した。混率は、アクリレート系繊維/ポリエステル=15/85である。ポリエステルには2.5デニールの中空・捲縮繊維を用いた。布団わた重量は1.5kgである。側地には、最内層ポリエステルステープル、中間層ポリエステルフィラメントと綿、最外層綿の多層構造糸を経糸に用い、綿100%糸を緯糸に用いた織物を使用した。敷布団には、中わたがポリエステル/綿=50/50の布団を使用した。20℃、65%RH環境下で測定を実施した。
【0027】
比較例5
羽毛100%の中わたからなる掛け布団を作成した。布団わた重量は1.5kgである。側地には、綿100%の高密度織物を使用した。掛け布団の上にアクリルと綿からなる毛布を掛け、敷毛布にはアクリル毛布を使用し、敷布団には中わたがポリエステル/綿=50/50の布団を使用した。10℃、75%RH環境下で測定を実施した。
【0028】
実施例1〜5および比較例1〜5の、寝床内温湿度を表1、表2、表3に示す。
【0029】
【表1】
Figure 0003956163
【0030】
【表2】
Figure 0003956163
【0031】
【表3】
Figure 0003956163
【0032】
表1、表2、表3の結果から、実施例の布団を使用した場合、快適な寝床内気候を得ることができることが確認された。また、脚部のみに高吸湿性ステープルわた層を使用した場合、脚部の温度が胸部の温度よりも高く、足部の皮膚温を上昇させやすく眠りに入りやすい布団であることが推測される。
【0033】
【本発明の効果】
本発明から得られた布団は、従来にない、快適な寝床内気候を提供し、かつ動物性繊維を使用しないため衛生的な布団である。

Claims (4)

  1. 疎水性繊維からなるわた層と20℃、65%RH環境下での水分率が20%以上の高吸湿性ステープルを含むわた層の積層わた部分を少なくとも一部に有する中綿を側地に封入してなり、側地が最内層がポリエステルステープル、中間層がポリエステルフィラメントと綿、最外層が綿からなる多層構造糸を少なくとも一部に用いた織物からなることを特徴とする積層布団。
  2. 疎水性繊維からなるわた層と20℃、65%RH環境下での水分率が20%以上の高吸湿性ステープルを含むわた層の積層わた部分を少なくとも一部に有する中綿を側地に封入してなり、高吸湿性ステープルを含むわた層側が人体側に位置し、疎水性繊維からなるわた層側が反人体側に位置することを特徴とする積層布団。
  3. 高吸湿性ステープルが20℃、40%RH環境下で調湿し、20℃の水中に入れたときの発熱量が20J/g以上の吸湿発熱性を示すことを特徴とする請求項1又は2記載の積層布団。
  4. 疎水性繊維からなるわた層が合成繊維100%のわた層からなることを特徴とする請求項1又は2記載の積層布団。
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