JPH03240879A - 寸法線自動生成システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンピュータを利用した電気１機械。

建築等の図面設計システム（ＣＡＤシステム）に関する
。

〔従来の技術〕

従来の図面設計システムにおいては、図面の形状に対す
る寸法線は、寸法線の種類、書出し位置等設計者の経験
によって決まっていたため、全ての寸法を形状に対して
いちいち指示していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の方法で寸法線を生成するには、設計者の
経験ノウハウに依存する部分が大きいため、 （１）　　形状入力時に必要な寸法値を入力しているに
もかかわらず、寸法線生成に漠大な時間を要する。

（２）設計者のスキルによシ図面の品質が異なシ、品質
低下が生じやすい。

という欠点があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の寸法線自動生成システムの構成は、設計図面の
図面データを格納する図面データ記憶部と、寸法線発生
対象となる図形形状を認識する図形形状識別部と、寸法
線の発生パターンを記憶する寸法線基本パターン記憶部
と、寸法線同士または寸法線と図形の重複時における寸
法線の変更ルールを記憶する変更ルール記憶部と、抽出
した図形形状に寸法線を自動発生させる寸法線生成処理
部と、自動生成した寸法線に対して重複した部分を自動
修正する寸法線変更処理部と、図面データをプラフィッ
クディスプレイに表示制御する図面データ表示部と、図
面データを表示するグラフィックデイスプレィ装置から
構成され、設計図面における寸法線生成を寸法線基本パ
ターンと寸法線変更ルールとをもとにして最適配置を決
定できることを特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図に示すように本発明の寸法線自動生成システムは
、図面データを格納する図面データ記憶部１と、寸法線
対象図形を認識する図形形状識別部２と、発生させるべ
き寸法線の基本パターンを格納する寸法線基本パターン
記憶部３と、寸法を見やすくするための寸法線変更ルー
ルを記憶する変更ルール記憶部４と、図形形状と寸法線
基本パターンをつき合わせて形状表現するのに最適な寸
法を発生させる寸法線生成処理部５と、発生した寸法線
が見やすく表現できているかを判断し、変更ルールとマ
ツチングして変更する寸法線変更処理部６と、発生した
寸法線を含め、図面をグラフィック・デイスプレィに表
示する図面データ表示部７と、形状指示や確認をするた
めの表示装置であるグラフィック・テラスプレイ装置８
から構成される。

図面データ記憶部１は、ＣＡＤで作成された図形を格納
する領域である。図形形状識別部２は、図面データ記憶
部１のデータを図面データ表示部７により、グラフィッ
ク・デイスプレィ装置８に懺示し、指示された寸法線発
生対象要素図形を抜き出し記憶する領域である。

寸法線基本パターン記憶部３は、設計上必要とされる寸
法線の種類と、その寸法線で表現するのに適している条
件を優先度を付けて格納している領域であり、寸法線生
成処理部５によ）、マツチングする時の基本パターンと
なる。

変更ルール記憶部４は、発生した寸法線が、寸法として
読み取れない形状になっている時の変更パターンが格納
されておシ、寸法線変更処理部６により変更する時の変
更パターンとなる。

寸法線生成処理部５は、図形形状識別部２に格納された
寸法線発生対象要素図形を読み込み、その形状により各
部の状態を認識する。認識された個々の形状は、その形
状に見合う寸法線を寸法線基本パターン記憶部３から検
索し、かつ優先度条件によシ最適な寸法線を発生させる
。

寸法線変更処理部６は、寸法線生成処理部５によって生
成した寸法線が、寸法として読み取れる形状になってい
るか、又まわりの図形形状や他の寸法線と重なシ合って
いないかを判断し、これらの条件を満たしていない時は
、変更ルール識憶部４の変更パターンの中から変更状態
が適しているものをマツチング寸法線の変更を行う。

図面データ表示部７は、自動生成、自動変更した寸法線
が最適な状態になっているかを人間が判断するために、
図面データをグラフィック・デイスプレィ装置８に表示
する処理を行う。

グラフィック・デイスプレィ装置８は、図面データ表示
部７で処理されたデータを受は取シ、画面に図面表示を
行うものである。

図面に対し、寸法線を自動生成する場合の動作について
述べる。

図面データ記憶部１に格納された図面データを入力とし
て、図形形状識別部２によって寸法線対象要素図形を抜
き出す。抜き出された対象要素は、寸法線生成処理部５
で、寸法種別（水平、垂直。

半径、直径等）ごとに形状を分解する。その形状に対し
、寸法線基本パターン記憶部３から図形形状によるマツ
チングと基本パターンに付けられた優先度条件により選
び出す。

寸法線が付けられた図面データは、寸法線変更処理部６
に渡され、発生した寸法線状態が寸法として読み取るこ
とが可能か、また回シの他の要素（図形要素や寸法線要
素）との重なり合いはないかを調べ、寸法線変更が必要
な場合には、変更ルール記憶部４に格納されている変更
ルールと寸法線状態をつき合わせ、最適となるように寸
法線書き出し位置や寸法値表示位置等の変更を行う。

この結果を図面データ表示部７によシ、グラフィック・
デイスプレィ装置８に表示する。

第２図において、寸法線生成部５における図形形状デー
タと寸法線基本パターンのマツチングの一例を示す。

寸法線発生対象となる図形形状に対し、基本パターン群
の中から対象寸法線を選び出し、その寸法線基本パター
ンがそれぞれ持っている優先度条件で図形形状とのマツ
チングを行う。この時、それぞれのパターンに条件の優
先度を持っているが、各パターンの間にも優先度があり
、基本パターン同士で同じ優先度となった場合にも、優
先度量比較を行い決定する。

第３図において、寸法線変更部６における寸法線変更部
と変更ルールのつき合わせによる一例を示す。

寸法線生成部で生成された寸法線に対し、まず寸法線自
体の状態を確認する。こζで、寸法線間隔２寸法値の大
きさ等により変更が必要である場合には、変更ルール記
憶部に格納されている各状態における変更ルールにのり
とシ、全ての変更状態を満足させるまで行う。

同様にして、生成した寸法線の回りの状態を確認し、図
形要素や他の寸法線との間隔が重なシ合ったシ、狭すぎ
たシしていないかをチエツクする。

この条件を満たしていない場合は、再度変更ルール記憶
部を参照し、変更をく）返す、ただし、寸法線同士の場
合は、生成された寸法線のみでなく、他寸法線に対して
も変更ルールを適応し、互いに変更を行う。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、図形形状と寸法線基本パ
ターンのマツチングにより寸法線を自動発生させ、発生
された寸法線と図形や寸法線の重なりを変更ルールによ
って自動的に最適配置を決定することによシ、図面入力
時間の大幅な短縮と、設計者の経験ノウハウに頼ること
なく、一定の品質を保ち、設計の標準化を進めることが
できるという効果がある。

記憶部、５・・・寸法線生成処理部、６・・・寸法線変
更処理部、７・・・図面データ表示部、８・・・グラフ
ィックデイスプレィ装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 設計図面の図面データを格納する図面データ記憶部と、
   寸法線発生対象となる図形形状を認識する図形形状識別
   部と、寸法線の発生パターンを記憶する寸法線基本パタ
   ーン記憶部と、寸法線同士または寸法線と図形の重複時
   における寸法線の変更ルールを記憶する変更ルール記憶
   部と、抽出した図形形状に寸法線を自動発生させる寸法
   線生成処理部と、自動生成した寸法線に対して重複した
   部分を自動修正する寸法線変更処理部と、図面データを
   プラフィックディスプレイに表示制御する図面データ表
   示部と、図面データを表示するプラフィックディスプレ
   イ装置から構成され、設計図面における寸法線生成を寸
   法線基本パターンと寸法線変更ルールとをもとにして最
   適配置を決定できることを特徴とする寸法線自動生成シ
   ステム。