JPH03240472A - 半発酵杜仲茶の製造方法 - Google Patents
半発酵杜仲茶の製造方法Info
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- JPH03240472A JPH03240472A JP2037979A JP3797990A JPH03240472A JP H03240472 A JPH03240472 A JP H03240472A JP 2037979 A JP2037979 A JP 2037979A JP 3797990 A JP3797990 A JP 3797990A JP H03240472 A JPH03240472 A JP H03240472A
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Landscapes
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- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は、杜仲（Ｅｕｃｏｍｍｉａ ｕｌｍｏｉｄｅ
ｓ）の葉を原料とし、これを所要条件下に萎凋し、加熱
・殺青、揉捻、乾燥を経て半発酵杜仲茶を製造する方法
に関するものである。
ｓ）の葉を原料とし、これを所要条件下に萎凋し、加熱
・殺青、揉捻、乾燥を経て半発酵杜仲茶を製造する方法
に関するものである。
［発明の背景］
中国原産の落葉性植物であるトチュウ科トチュウの樹皮
は生薬として神農本草経の上品に収載されている。現在
、生薬として用いられている杜仲は、はとんど中国大陸
その他で自生ないしは栽培されているものであって、樹
齢２０年程度の成木を伐採し、その樹皮を剥離し、得ら
れた皮成分を薬用原料として用いている。
は生薬として神農本草経の上品に収載されている。現在
、生薬として用いられている杜仲は、はとんど中国大陸
その他で自生ないしは栽培されているものであって、樹
齢２０年程度の成木を伐採し、その樹皮を剥離し、得ら
れた皮成分を薬用原料として用いている。
杜仲の薬効として生薬大事典、中華人民共和国薬典には
「腎肝を補う、筋骨を強める、胎を安らげる効能があり
、腰、をの酸痛、足腰葉間（膝の麻痺）、残尿、女性の
不正出血、早流産、高血圧を治す」などと記載されてお
り、数々の薬効成分が報告されている。しかしながら、
樹木の伐採および樹皮の剥離には多大の労力を費やし、
また樹皮を多量採取すると植物の生存と生育に悪影響が
生じる。
「腎肝を補う、筋骨を強める、胎を安らげる効能があり
、腰、をの酸痛、足腰葉間（膝の麻痺）、残尿、女性の
不正出血、早流産、高血圧を治す」などと記載されてお
り、数々の薬効成分が報告されている。しかしながら、
樹木の伐採および樹皮の剥離には多大の労力を費やし、
また樹皮を多量採取すると植物の生存と生育に悪影響が
生じる。
これに対し、杜仲の葉は簡単な作業で繰返し採取できる
利点があって、薬効の点でも遜色がなく、また杜仲葉か
ら製造したお茶は黄金に近い光沢を持ちかつ芳醇な香を
有している。
利点があって、薬効の点でも遜色がなく、また杜仲葉か
ら製造したお茶は黄金に近い光沢を持ちかつ芳醇な香を
有している。
［従来技術および発明の課題］
従来、杜仲葉から製造したお茶としては、生の杜仲葉を
裁断し、裁断品を必要に応じて萎凋し、裁断品または萎
凋品を揉捻し、揉捻品を発酵させ、発酵品を加熱し、加
熱品を乾燥することによって得られる発酵杜仲茶が知ら
れていた（特開平１−１２８７７４号公報参照）。しか
し、杜仲茶ではウーロン茶のような半発酵茶は、強い要
望があるにも拘らず、未だ製造されていなかった。
裁断し、裁断品を必要に応じて萎凋し、裁断品または萎
凋品を揉捻し、揉捻品を発酵させ、発酵品を加熱し、加
熱品を乾燥することによって得られる発酵杜仲茶が知ら
れていた（特開平１−１２８７７４号公報参照）。しか
し、杜仲茶ではウーロン茶のような半発酵茶は、強い要
望があるにも拘らず、未だ製造されていなかった。
この発明は、上記の如き実情に鑑み、発酵杜仲茶とは異
質な味および香りを有する半発酵杜仲茶を製造する方法
を提供することを目的とする。
質な味および香りを有する半発酵杜仲茶を製造する方法
を提供することを目的とする。
［課題の解決手段］
この発明による方法は、杜仲の生葉を裁断した後、裁断
品を葉の緑色部分と褐色部分が実質上半々になるまで萎
凋し、ついで加熱・殺青、揉捻、乾燥の各工程を経て半
発酵杜仲茶を製造することを特徴とする、半発酵杜仲茶
の製造方法である。
品を葉の緑色部分と褐色部分が実質上半々になるまで萎
凋し、ついで加熱・殺青、揉捻、乾燥の各工程を経て半
発酵杜仲茶を製造することを特徴とする、半発酵杜仲茶
の製造方法である。
萎凋方法とｊ、では、日干し萎凋、室内萎凋、熱風萎凋
、遠赤外萎凋などがある。萎凋の温度条件は上記萎凋方
法によって異なる。たとえば室内萎凋では温度２０〜３
５℃、日干し萎凋では温度３０〜４０℃であるが、熱風
萎凋ては温度４５〜５５℃、遠赤外萎凋では３５〜６０
°Ｃと高温である。また、萎凋の時間は萎凋時間によっ
て異なる。
、遠赤外萎凋などがある。萎凋の温度条件は上記萎凋方
法によって異なる。たとえば室内萎凋では温度２０〜３
５℃、日干し萎凋では温度３０〜４０℃であるが、熱風
萎凋ては温度４５〜５５℃、遠赤外萎凋では３５〜６０
°Ｃと高温である。また、萎凋の時間は萎凋時間によっ
て異なる。
［作 用］
この発明による方法では、杜仲の生葉を裁断した後、裁
断品を葉の緑色部分と褐色部分が実質上半々になるまで
萎凋し、ついで萎凋品を加熱・殺青、揉捻、乾燥して、
半発酵杜仲茶を製造するので、発酵は半ばに抑えられ、
発酵茶とは異なった味および香りを有する杜仲茶が得ら
れる。
断品を葉の緑色部分と褐色部分が実質上半々になるまで
萎凋し、ついで萎凋品を加熱・殺青、揉捻、乾燥して、
半発酵杜仲茶を製造するので、発酵は半ばに抑えられ、
発酵茶とは異なった味および香りを有する杜仲茶が得ら
れる。
［実 施 例］
つぎに、図示フローの実施例によりこの発明を具体的に
説明する。
説明する。
添付の図面に示すフローシートにおいて、まず杜仲の生
葉を長さ５〜１０ｃｍに裁断する。
葉を長さ５〜１０ｃｍに裁断する。
ついで、裁断生葉に４５〜５５℃の熱風を当てて葉を部
分的に発酵させる。この発酵は葉の緑色部分と褐色部分
が実質上半々になるまで行なう。
分的に発酵させる。この発酵は葉の緑色部分と褐色部分
が実質上半々になるまで行なう。
つぎに、この半発酵杜仲葉を加熱・殺青する。
これにより酵素が破壊されて発酵反応系が阻止される。
つぎに、加熱品を揉捻する。揉捻は通常は揉捻機を用い
て行なう。また揉捻は、粗揉工程、揉捻工程、中揉工程
および精揉工程に分けて行なってもよい。この場合、粗
揉工程では蒸煮品に９０〜７０℃の熱風を当てながら、
蒸煮品を揉み乾燥させる。操作時間は２０〜４０分であ
る。揉捻工程では細胞破壊を促すことによって含有成分
の溶出を進行させる。中揉工程では温度５０℃で２０分
間回転を行なって水分的３０％まで乾燥を行なう。精揉
工程では温度的４０℃で乾燥を行なう。こうして、揉捻
によってお茶としての形態を整える。
て行なう。また揉捻は、粗揉工程、揉捻工程、中揉工程
および精揉工程に分けて行なってもよい。この場合、粗
揉工程では蒸煮品に９０〜７０℃の熱風を当てながら、
蒸煮品を揉み乾燥させる。操作時間は２０〜４０分であ
る。揉捻工程では細胞破壊を促すことによって含有成分
の溶出を進行させる。中揉工程では温度５０℃で２０分
間回転を行なって水分的３０％まで乾燥を行なう。精揉
工程では温度的４０℃で乾燥を行なう。こうして、揉捻
によってお茶としての形態を整える。
得られた揉捻品は水分を多く含んでいるので、水乾機を
用いてこれを水分含量５〜７％まで乾燥させる。さらに
水乾品を５０℃の温風で水分含量３％近くまで乾燥させ
る。
用いてこれを水分含量５〜７％まで乾燥させる。さらに
水乾品を５０℃の温風で水分含量３％近くまで乾燥させ
る。
こうして、杜仲の葉を原料とし、これを所要条件下に萎
凋し、加熱・殺青、揉捻、乾燥の各工程を経て半発酵杜
仲茶を製造する。
凋し、加熱・殺青、揉捻、乾燥の各工程を経て半発酵杜
仲茶を製造する。
［発明の効果］
この発明によれば、杜仲の生葉を裁断した後、裁断品を
葉の緑色部分と褐色部分が実質上半々になるまで萎凋し
、ついで萎凋品を加熱・殺青、揉捻、乾燥するので、発
酵を半ばに抑えることによって、発酵茶とは異なった味
および香りを有する半発酵杜仲茶を製造することができ
る。
葉の緑色部分と褐色部分が実質上半々になるまで萎凋し
、ついで萎凋品を加熱・殺青、揉捻、乾燥するので、発
酵を半ばに抑えることによって、発酵茶とは異なった味
および香りを有する半発酵杜仲茶を製造することができ
る。
図面はこの発明の実施例を示すフローシートである。
以 」ニ
Claims (1)
- 杜仲の生葉を裁断した後、裁断品を葉の緑色部分と褐色
部分が実質上半々になるまで萎凋し、ついで加熱・殺青
、揉捻、乾燥の各工程を経て半発酵杜仲茶を製造するこ
とを特徴とする、半発酵杜仲茶の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2037979A JPH03240472A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 半発酵杜仲茶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2037979A JPH03240472A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 半発酵杜仲茶の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03240472A true JPH03240472A (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=12512686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2037979A Pending JPH03240472A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 半発酵杜仲茶の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03240472A (ja) |
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-
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- 1990-02-19 JP JP2037979A patent/JPH03240472A/ja active Pending
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