JPH03239810A - 静圧軸受パッド - Google Patents

静圧軸受パッド

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JPH03239810A
JPH03239810A JP3480990A JP3480990A JPH03239810A JP H03239810 A JPH03239810 A JP H03239810A JP 3480990 A JP3480990 A JP 3480990A JP 3480990 A JP3480990 A JP 3480990A JP H03239810 A JPH03239810 A JP H03239810A
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秀樹 岡谷
Toshinori Sato
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、工作機械や精密機械、超精密機械等に用いら
れる多孔質形の気体軸受である静圧軸受パッドの改良に
関する。
〔従来の技術〕
従来の静圧軸受パッドとしては、例えば第8図ないし第
11図に示すようなものがある。これは、本体1に設け
た凹所2に配設した多孔質部材3を本体1に取付け、そ
の本体1と多孔質部材3との間に設けた給気キャビティ
4に給気した気体を多孔質部材3に設けた軸受面5から
噴出させて、受面6との間の軸受すきまSに供給するも
のである。
上記従来例のうち第8図、9図に示す第1の従来例のも
のは、本体1が角形部材IAと、角形板の中心に段付き
の貫通孔8を設けた環状部材IBとに分割されており、
その貫通孔8に外周に段面10を有する多孔質部材3を
嵌合し、両部材IA。
1Bをねじ9で一体に結合して形成される。
また、第10図、11図に示す第2の従来例のものは、
本体lが中心部に円形の凹所2を有しその内周面に雌ね
じ9を設けた角形部材IAと、外周に雄ねじを有する環
状部材IBとに分割されており、角形部材IAの凹所2
に多孔質部材3を配設し、その後環状部材IBを角形部
材IAの雌ねじ9に螺合することにより一体に結合して
形成される。
第12図は上記従来例の場合の、軸受すきまSにおける
噴出気体の圧力分布を示したもので、円形の軸受面5の
中心部が極大で、外周方向に向かって減少する凸曲・面
状になっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の静圧軸受パッドにあっては、
多孔質部材3の段面10を支持する環状部材IBを角形
部材IAに固定している。そのため、多孔質部材3の気
体噴出面積が縮小されてしまい、負荷容量や軸受剛性等
の軸受性能が低下するという問題点がある。
そこで本発明は、多孔質部材の軸受面における気体噴出
面積を大きくとることによって、上記従来の問題点を解
決することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を遠戚するため、本出願の発明は、本体に設け
た凹所に配設した多孔質部材を本体に取付け、該本体と
多孔質部材との間に設けた給気キャビティに給気した気
体が多孔質部材に設けた軸受面から噴出する静圧軸受パ
ッドにおいて、前記軸受面の中央部に設けた凹状の座ぐ
りと該座ぐりに設けた貫通孔とに配設したボルトが本体
に設けたねしに螺合して多孔質部材を本体に取付けたこ
とを特徴とする。
また、本出願の他の発明は、本体に設けた凹所に配設し
た多孔質部材を本体に取付け、該本体と多孔質部材との
間に設けた給気キャビティに給気した気体が多孔質部材
に設けた軸受面から噴出する静圧軸受パッドにおいて、
前記軸受面の中央部に設けた凹状の座ぐりに一方の端部
が閉じた袋状のナツトを配設し、該ナツトが本体に設け
た貫通孔と多孔質部材に設けた貫通孔とを通るボルトに
螺合して多孔質部材を本体に取付けたことを特徴とする
〔作用〕
多孔質部材の中心部をねじで固定するので、従来の多孔
質部材の外周部を環状に押さえて固定するものより気体
噴出面積を大きくとることができ、負荷容量や軸受剛性
等の軸受性能が向上する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図、第2図はそれぞれ本発明の第1の実施例の平面
図及び断面図である。直動案内用の静圧軸受パッドの本
体11は外形が角形で、その正方形の表面11Aに円形
の凹所12を有している。
円形の凹所12は、正方形の表面11Aの一辺よりやや
短い寸法の直径とする。凹所12の底面12Aの中心に
は、本体11の裏面11Bに貫通するねじ孔20が設け
られており、また底面12Aの外周寄りの位置には給気
継手取付は用の雌−ねじ21を備えた給気路22が設け
られている。
上記の本体11の凹所12内に、円形の多孔質部材13
が嵌合されている。この多孔質部材13の裏面13Bに
は、本体11の給気路22に連通する円環状の凹溝から
なる給気キャビティ14が形成されている。もっとも給
気キャビティ14は、多孔質部材13に設ける代わりに
本体11に設けてもよく、要は本体11と多孔質部材1
3との間に設ければよい。
多孔質部材13の表面は軸受面15とされ、その軸受面
15の中央部には凹状の座ぐり23が設けられている。
その座ぐり23の底面の中心には、多孔質部材13の裏
面13Bに抜けて本体11のめねじ20に連通する貫通
孔24が設けられている。
上記座ぐり23と貫通孔24とに配設した固定部材とし
てのボルト25を本体11に設けためねじ20に螺合し
て、多孔質部材13が本体11に固定されている。
固定部材としてのボルト25は、第3図、第4図に示す
ように、その頭部25Aの高さが座ぐり23の深さより
大きくて頂面にスリワリまたは十字穴等の締付は用の凹
部26を有するものが使用される。しかして、その凹部
26を利用してドライバ等を用いて締付けた後、頭部2
5Aのはみ出し部分を切削加工して凹部26を除去する
。その後更に、頭部25Aの切削面を研削加工して多孔
質部材13の軸受面15と面一に仕上げる。軸受面15
に四部があると静圧軸受パッドに自動振動が発生しやす
い。したがって、締付は用の凹部26の切削加工による
除去が必要である。
次に、作用を述べる。
本体11の給気路22から給気キャビティ14に供給さ
れた圧力気体Paは、多孔質部材13を通って軸受面1
5から軸受すきまS内に噴出する。
この場合の気体噴出面積は、多孔質部材13の中心部の
ボルト25の部分を除く軸受面15の面積であり、従来
の多孔質部材の外周部の段面を環状に押さえて固定する
場合より気体噴出面積が大きい。したがって、負荷容量
や軸受剛性等の軸受性能が向上する。
また、多孔質部材13を固定するのは従来と異なり1本
の小さなボルト25のみであり、コストが低減される。
第5図は軸受すきまSにおける圧力分布の測定の結果を
従来(第12図参照)と比較して示したものであり、実
線が本実施例のもの、鎖線が従来のものを表している。
本実施例の場合、ボルト25のある中心部からの気体の
噴出は無い。しかしボルト25を取り囲んで周囲の軸受
面15から均一に噴出するため、ボルト25のある中心
部は圧力溜まりとなり高圧に保たれる。その結果、本実
施例と従来との中心部における圧力差ΔPはほんの僅か
になる。一方、多孔質部材13の外周部が軸受面15と
なるので気体噴出面積が増し、軸受面15の周縁部に近
い程従来より圧力が高くなっており、軸受性能が向上す
る。
第6図、第7図に第2の実施例を示す。
この実施例は、多孔質部材13の軸受面15の中央部に
設けた凹状の座ぐり23に、一方の端部が閉じた袋状の
ナツト30を配設し、その座ぐり23の底面から多孔質
部材13の裏面13Bに抜けるねじ挿通孔としての貫通
孔3Iを設けている。
一方、本体11の中心部には、裏面11Bに凹状の座ぐ
り32を有するねじ挿通孔としての貫通孔33を設けて
いる。そして、上記ナラ)30が本体11に設けた貫通
孔33と多孔質部材13に設けた貫通孔31とを通るボ
ルト35に螺合して、多孔質部材13を本体11に取付
けている。
なお、上記ナツト30は接着剤で多孔質部材13に固定
しても良い。
また、接着剤を使用しなくても、ナツト30と多孔質部
材13との摩擦抵抗のためにボルト35とナツト30と
の締め付けは可能である。
この第2の実施例によると、ナツト30と多孔質部材1
3とを同一平面に近くできるので、組立後にナツト30
と多孔質部材13との切削加工及び研削加工はしなくて
もよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、静圧軸受パッド
の多孔質部材の中央部に挿通したボルトを締め付けて多
孔質部材を本体に取付けるものとしたため、軸受面の中
央部での圧力減少が少なく、また多孔質部材の外周部が
軸受面となって気体噴出面積が従来の静圧軸受パッドよ
り拡大されて負荷容量や軸受剛性等の軸受性能が向上す
る。また、ボルト及びナツトは従来の環状部材より小型
化されるので低コストであるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は完成品の平面図、第2図は完成品の縦断面図、第
3図は中間品の平面図、第4図は中間品の縦断面図、第
5図は従来と比較した圧力分布図、第6図は本発明の第
2の実施例の平面図、第7図は同縦断面図、第8図は静
圧軸受パッドの第1の従来例の平面図、第9図は第8図
のIX−IX線断面図、第10図は第2の従来例の平面
図、第11図は同縦断面図、第12図は従来の静圧軸受
バンドの圧力分布図である。 1.11は本体、2.12は凹所、3.13は多孔質部
材、4,14は給気キャビティ、5.15は軸受面、2
0はめねし、23は座ぐり、24゜31.33は貫通孔
、25.35はボルト、30はナツト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体に設けた凹所に配設した多孔質部材を本体に
    取付け、該本体と多孔質部材との間に設けた給気キャビ
    ティに給気した気体が多孔質部材に設けた軸受面から噴
    出する静圧軸受パッドにおいて、前記軸受面の中央部に
    設けた凹状の座ぐりと該座ぐりに設けた貫通孔とに配設
    したボルトが本体に設けたねじに螺合して多孔質部材を
    本体に取付けたことを特徴とする静圧軸受パッド。
  2. (2)本体に設けた凹所に配設した多孔質部材を本体に
    取付け、該本体と多孔質部材との間に設けた給気キャビ
    ティに給気した気体が多孔質部材に設けた軸受面から噴
    出する静圧軸受パッドにおいて、前記軸受面の中央部に
    設けた凹状の座ぐりに一方の端部が閉じた袋状のナット
    を配設し、該ナットが本体に設けた貫通孔と多孔質部材
    に設けた貫通孔とを通るボルトに螺合して多孔質部材を
    本体に取付けたことを特徴とする静圧軸受パッド。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315611A (ja) * 2007-09-06 2007-12-06 Nsk Ltd スラスト静圧軸受パッド
WO2022209685A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06 日本精工株式会社 気体軸受パッド

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JP2007315611A (ja) * 2007-09-06 2007-12-06 Nsk Ltd スラスト静圧軸受パッド
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