JPH03239293A - 自動演奏条件設定機能を有するカラオケ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、メモリーカードを利用したカラオケ装置に係
わり、特に演奏条件を自動的に設定し得る自動演奏条件
設定機能を有するカラオケ装置に関する。

［従来の技術］ 従来、カラオケ装置は、客が歌唱したい曲目や曲目の番
号を、例えば店の店員に伝え、店員が１曲毎にカラオケ
装置のキーパネルを操作したり、あるいは客自らがキー
パネルを操作して曲目を選定している。また、曲のテン
ポ等もキーパネルに設けられた、例えば回転式のツマミ
を操作することによって設定している。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、このカラオケ装置にあっては、キーパネルの操
作に係わる不便さや、客が歌唱したい曲目をいちいち店
員に伝えること等の煩わしさがあり、曲目の設定が面倒
であると共に、歌唱したい曲の音調やテンポ等を、各人
に合った条件に設定することが困難であるという問題点
があった。

そこで、本発明は上記の問題点を解決することを目的と
し、曲目、音調等の演奏条件を自動的に設定し、各人に
合った演奏条件が容易に得られる自動演奏条件設定機能
を有するカラオケ装置を提供するものである。

［課題を解決するための手段］ かかる目的を達成すべく、本発明のカラオケ装置は、第
１図に例示する如く、演奏条件が記憶されたカードを利
用するカラオケ装置であって、上記演奏条件をカードか
ら読み出すカードリード部Ｍ］と、音楽データ記憶媒体
から音楽データを読み出すデータ読み出し部Ｍ２と、楽
音信号を形成する音源部Ｍ３と、上記カードに記憶され
ている演奏条件に応じて上記データ読み出し部Ｍ２から
音楽データを読み出すと共に、該データに応じた楽音信
号を上記音源部Ｍ３で形成させるコントロール部Ｍ４と
を備えたことを特徴とするものである。

［作用］ 本発明のノ〕ラオケ装置によれば、カードリード部Ｍ］
によってノ〕−ドに記憶されている演奏条件が読み出さ
れる。コントロール部Ｍ４は、演奏条件に対応した音楽
データを、データ読み出し部Ｍ２を介して音楽データ記
憶媒体から読み出すと共に、この音楽データを音源部Ｍ
３に出力する。音源部Ｍ３は、音楽データに対応した楽
音信号を形成する。そして、この楽音信号が例えばマイ
クからの信号と合成処理等されスピーカから発音される
。

従って、各人の音質、歌唱力等に合った曲目、音調及び
テンポ等の演奏条件を、予めカードに記憶させておけば
、このカードをカードリード部Ｍ１にセットするだけで
演奏条件が自動的に設定される。これにより、各人に合
った演奏条件を容易に得ることができる。

［実紙例］ 以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第２図は、本発明に係わるカラオケ装置のブロック図を
示している。カラオケ装置１は、カードノードライタ部
５と、メモリ部７と、音源部９と、キーパネル部］］と
、表示部１３と、これらを制４ 御するコントロール部１５と、ミキサ一部１７とを有し
ている。また、コントロール部１５にはテレビモニタ１
９が接続さ札　ミキサ一部１７にはマイク２１とスピー
カ２３とが接続されている。

上記カードリードライタ部５は、コントロール部１５の
制御信号により、セットされるカード３二記憶されてい
る演奏条件を読み出したり、演奏条件をカード３に書き
込む。カード３としては、読み出し・書き込み可能なＩ
Ｄカードあるいはブリベートカード等のメモリカードが
使用される。

上記メモリ部７は、記憶媒体として例えば図示しないハ
ードディスク等を有する。そして、このハードディスク
には曲の音階等に対応した音楽デジタルデータが記憶さ
れている。音楽デジタルデータは、例えば曲の音階に基
づく楽音波形をＡ／Ｄ変換することによって得られた楽
音データと、曲の音調データ及びテンポデータとからな
り、これらのデータがデジタル信号として記憶されてい
る。

上記音源部９は、コントロール部１５から順次出力され
る音楽デジタルデータに対応した楽音信号を形成し、そ
の信号をミキサ一部１７に出力する。この音源部９は、
例えば周知のシンセサイザに使用される楽音形成回路等
で構成され２　コントロール部］５からの信号により、
音程、音色音階等が独立して制御されるようになってい
る。

上記キーパネル部１１ば、キーの操作によって曲目、音
調及びテンポの演奏条件等を入力するものであり、キー
操作に対応する信号をコントロール１５に出力する。ま
た、表示部１３は、キパネル部１１の入力操作時に演奏
条件等が表示されると共に、例えば歌唱中に曲目の歌誌
等が表示される。一方、テレビモニタ１９にも、表示部
１３と同様、例えば歌唱中の歌誌等が表示される。

上記コントロール部１５ば、図示しないＣＰＵ、制御プ
ログラム用ＲＯＭ及びワーキングＲＡＭ等を有し、カー
ドリードライタ部５、メモリ部７、音源部９等を制御す
る。また、ミキサ一部］７は、音源部９から出力される
楽音信号と、マイク２１で集音された信号とを合成（ミ
キシング）すると共に増幅し、その信号をスピーカ２３
に出力する。

次に上記カラオケ装置１の動作について、第３図のフロ
ーチャートに基づき説明する。なお、このフローチャー
トは、上記コントロール部１５によって処理される。

カラオケ装置１の電源を投入すると、プログラムがスタ
ート（Ｓ１００）し、先ず、カードリードライタ部５に
カード３がセットされているか否かを判断（Ｓ１１０）
する。このステップ１１０における判断は、例えばカー
ドリードライタ部５から出力されるカード３のセット信
号により、コントロール部１５で自動的に判断される。

ステップ１１０でｒＹＥＳＪの場合、即ちカードリード
ライタ部５にカード３がセットされている場合は、後述
するステップ１５０にジャンプする。

一方ステップ１１０で「ＮＯ」の場合、即ちカド３がセ
ットされていない場合は、上記キーパネル部１１で、曲
目を設定（Ｓ　１２０）すると共に、曲の音調を設定（
Ｓ１３０）ｌ、、さらにそのテンポを設定（Ｓ１４０）
する。このステップ１７− ２０〜１４０は、演奏条件をマニュアル設定するステッ
プである。

ステップ１１０でｒＹ　Ｅ　ＳＪの場合、あるいはステ
ップ１４０でテンポ設定が終了すると、コン］−ロール
部］５は、メモリ部７に予め記憶されている音楽デジタ
ルデータを読み出す（Ｓ　１５０）。

このステップ１５０では、ノ〕−ド３がセットされてい
る場合は、ノ〕−ド３に記憶されている曲目に対応した
楽音データと、音調データ及びテンポデータとが読み出
される。また、カード３がセットされていない場合は、
ステップ１２０〜１４０で設定した演奏条件に対応する
データが読み出される。

そして、音楽デジタルデータが読み出されると、コント
ロール部１５が、このデータを音源部９に順次出力し、
該データに対応した楽音信号を形成させる。この楽音信
号が、ミキサ一部１７を介してスピーカ２３から発音さ
れ曲の伴奏が演奏（Ｓ１６０）される。この時、マイク
２１から入力される信号と楽音信号とがミキサ一部１７
で合成さ一 札　スピーカ２３から発音されることになる。

ステップ１６０で曲の演奏が行われると、演奏が終了し
たか否かを判断（Ｓ１７０）する。このステップ１７０
での判断は、例えば曲の終了信号に基づき、表示部１３
で表示される演奏終了か否かの問い合わせに、客等がキ
ーパネル部１１で応答すること１こより行われる。ステ
ップ１７０で「ＮＯ」の場合、即ち続けて次の曲を歌唱
する場合は、ステップ１１０に戻りカード３の有無を再
び判断する。このステップ１１０で再びｒＹ　Ｅ　ＳＪ
の場合、即ち既にカード３がセットされている場合は、
ステップ１５０にジャンプし、カード３に記憶されてい
る順番に応じた次の演奏条件を読み出す。また、ステッ
プ１１０でｒＮＯＪの場合は、ステップ１２０〜１４０
で次の曲目の演奏条件をマニュアル設定することになる
。

方、ステップ１７０でｒＹＥＳＪの場合、即ち歌唱を終
了する場合は、今歌唱した曲の演奏条件を記憶させるか
否かを判断（Ｓ１８０）する。

このステップ１８０における判断も、ステップ１７０と
同様に表示部１３への表示に対して、客等がキーパネル
部１１で応答することによって行われる。

そして、ステップ１８０でｒＹ　Ｅ　ＳＪの場合は、コ
ントロール部１５からカードリードライタ部５に制御信
号を出力して、コントロール部］５の上記ＲＡＭに記憶
されている演奏条件をカード３に記憶（Ｓ１９０）する
。また、ステップ１８０で「ＮＯ」の場合、即ち、演奏
条件を記憶する必要がない場合は、ステップ２００に進
み、一連の処理を終了する。なお、カード３に演奏条件
が全く記憶されていない場合は、ステップ１２０〜］Ａ
Ｏで演奏条件を設定した後に、カード３をカードノード
ライタ部５にセットする。そして、ステップ１８０でｒ
ＹＥＳＪに設定すれば、最初の演奏条件が記憶されるこ
とになる。

このように上記実施例にあっては、予め各人の得意とす
る演奏条件が記憶されたカード３を、カドリードライタ
部５にセットするだけで、その演奏条件に応じた伴奏が
演奏される。そして１．二の伴奏に治って歌唱すれば、
スピーノ〕２３から伴奏と歌唱の合成音が得られる。従
って、カード３に記憶されている演奏条件が自動的に設
定されるため、演奏条件をいちいちキーパネル部１１に
よって設定する必要がなくなる。これにより、各人に合
った演奏条件を容易に得ることができる。

また、カー　ドリー　ドライタ部５を設けることにより
、演奏条件をカード３に記憶さぜることができる。その
ため、満足する歌唱が得られた演奏条件を記憶させるこ
とができ、常に好適な演奏条件下での歌唱が可能となる
。さらに、音楽データをデジタル処理してメモリ部７の
ハードディスクに記憶させている。このため、周知のシ
ンセサイザの如く種々の楽音信号が得られると共に、多
くの曲目を予め記憶させることができ、カラオケ装置１
としての性能をより高めることができる。

なお、上記実施例のカラオケ装置１においでは、該装置
１にカードリードライタ部５及びメモリ部７をそれぞれ
配設したが、例えばカードリードライタ部５の代わりに
、読み出し専用のカードリー１ ド部（図示せず）を設けることもできる。また、メモリ
部７の記憶媒体（ハードディスク、ＣＤ　ＲＯＭ、テー
プ等）を装置１外に設置し、該装置１には記憶媒体に対
応した適宜のデータ読み出し部を設けて音楽データを読
み出すように構成することもできる。

第４図は、上記カラオケ装置１の一使用形態のブロック
図を示し７ている。以下、第１図と同一部位には同一符
号Ｅ付して説明する。カラオケ装置］には二」ネンタ部
２５が設けられる。このコネクタ部２５（：は、上記テ
レビモニタ１９、マイク２］及びスピーカ２３が接続さ
れる。また、コネクタ部２５には、例えばコード２７を
介して端末器２９が接続されている。

この端末器２９は、手元で操作するためのものであり、
カードリードライタ部３１と、キーパネル部３３と、表
示部３５と、端末コントロール部３７とを有している。

また、端末器２９には、マイク３９、テレビモニタ４１
．スピーカ４３がそれぞれ接続されている。上記端末コ
ントロール部２ ３７は、カラオケ装置］のコネクタ部２５にコド２７を
介して接続されている。

そして、この端末器２９は、カラオケ装置１のコントロ
ール部１５によって制御される。即ち、客が端末器２９
のカードリードライタ部３１にカド３をセットすると、
このカード３に記憶されている演奏条件が、端末コニノ
ドロール部３７、コド２７、コネクタ部２５を介してコ
ントロール部１５に読み出される。コントロール部１５
はこの読み出した演奏条件を上記と同様に処理し、スピ
ーカ２３から発音させるとともに、表示部１３及びテレ
ビモニタ１９に所定の表示をする。また、−れと同時に
端末器２９に接続されたスピーカ４：３からも発音させ
るとともに、表示部３５及びテｉ、　ｉ’モニタ４１に
も所定の表示にする。

い、お１．二の例に３−３いＣは、カラオケ装置１の力
（ｌ、じ一ドライタ部５、キーパネル部１１、表示部］
；３が、端末器２９のカードリー　ドライタ部３１、＝
ｔ、−パネル部３３、表示部３５より優先的に処理され
る。従って、例えばカードリードライタ部５．３１にカ
ード３が共にセットされている場合は、カー　ドリード
ライタ部５にセットされたカード３の演奏条件が読み出
されることになる。

このように構成すれば、客が端末器２９を手元で操作し
得るため、ノ〕−ド３のセット等のためにいちいち移動
する必要がなく、演奏条件の設定を容易に行うことがで
きる。特に、端末器２９とカラオケ装置１とを、コード
２７ではなく、リモコン操作によつ−Ｃ接続するように
構成すれば、端末器２つの取り扱いを容易にし得て、演
奏条件の設定が一層容易となる。

なお、上記実施例においては、演奏条件として曲目、音
調及びテンポの３つの場合について説明したが、本発明
はこれに何等限定されず、これらの条件の他に、例えば
エコー（共鳴）度合等、従来のカラオケ装置に装備され
ている各種条件をも自動設定し得るように構成すること
もできる。また、上記実施例におけるフローチャート等
は一例であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、種々なる態様で実施し得ることはいうまでもない。

［発明の効果］ ）メ１−詳述したように、本発明のカラオケ装置によれ
ば、演奏条件が記憶されているカー　ドをカドリード部
にセットするだけで・、；寅奏条件を自動的に設定する
ことができ、各人（二合−・た演奏条件を容易に得るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本的例示図、第２図は本発明の一実
施例を示すブロック図、第３図はその動作の一例を示す
フローチャート、第４図はその使用形態の一例を示すブ
ロック図である。 １・・・カラオケ装置、　　　３・・・カード、ｂ、３
１・・・カードリードライタ部、７・・・メモリ訊　　
　　　９・・・音源部、２１．３９・・・マイク、　　
１５・・・コントロール部、２３．４３・・・スピーカ
、２９・・・端末器、３７・・・端末コントロール＠毘

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　演奏条件が記憶されたカードを利用するカラオケ装
   置であって、 上記演奏条件をカードから読み出すカードリード部と、 音楽データ記憶媒体から音楽データを読み出すデータ読
   み出し部と、 楽音信号を形成する音源部と、 上記カードに記憶されている演奏条件に応じて上記デー
   タ読み出し部から音楽データを読み出すと共に、該デー
   タに応じた楽音信号を上記音源部で形成させるコントロ
   ール部と、を備えたことを特徴とする自動演奏条件設定
   機能を有するカラオケ装置。