JPH0323879Y2 - - Google Patents

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JPH0323879Y2
JPH0323879Y2 JP1387386U JP1387386U JPH0323879Y2 JP H0323879 Y2 JPH0323879 Y2 JP H0323879Y2 JP 1387386 U JP1387386 U JP 1387386U JP 1387386 U JP1387386 U JP 1387386U JP H0323879 Y2 JPH0323879 Y2 JP H0323879Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車体の前後方向へ開閉するスライ
ドドアを有する自動車のサイドステツプ装置に関
する。
(従来の技術) 従来、この種車体の前後方向へ開閉するスライ
ドドアを有する例えばバン型車において車体開口
部に面するフロア側部にステツプ部が設けられ、
このステツプ部はスライドドアの閉止時、外部に
露出しないようにステツプ部の設定位置が車室内
側のスライドドアの装着範囲内に規制されるた
め、同ステツプ部の地上高が比較的高くなるため
乗降性に欠ける問題点があり、この問題点を解決
するために特開昭59−230841号公報がある。この
従来公報に開示されたものは、スライドドア10
1が取付く車体開口部102に臨むフロア103
側部にステツプ部104を有段成形したものであ
つて、ステツプ104の下方の格納位置Aから車
体の側部外方へ進出するスライドステツプ111
を配設するとともに、該スライドステツプ111
をスライドドア1の開閉動に連動して進出位置B
と格納位置Aとにスライドさせる駆動手段112
を配設したものである。
(解決しようとする問題点) しかし、この従来公報のものでは、第13図な
いし第17図に示すようにスライドステツプ11
1はステツプ部104の下方に一対のガイドレー
ル110を介して該ステツプ部104下方の格納
位置Aより進出位置Bへスライドドア101と連
動してスライドされるもので、このガイドレール
110は開口端に縁片110Cを有する断面チヤ
ンネル形状に形成され、また、スライドステツプ
111の両側縁の後部と中央部とにはブラケツト
118を介してスライドレール110を転動する
垂直ローラ117bとスライドステツプ111の
車体の前後方向の振れを規制するためガイドレー
ル110の上縁下面に取付けられたインナレール
110aを転動する水平ローラ117aとからな
るガイドローラ117が設けられている。したが
つて、この構成のものでは走行中車輪等によりは
ね上げられる土砂等Dがガイドレール110の開
口側より侵入して堆積されてスライドステツプ1
11のスライド作動に支障を来たす等の問題点が
あつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記従来の問題点を解決すべくされ
たもので、ガイドレール上に土砂等が侵入して
も、これを排除することのできる自動車用サイド
ステツプ装置を提供することを目的とし、その要
旨は車体開口部を車体の前後方向にスライドして
開閉可能に装着したスライドドアと連結手段を介
して連繋されて前記車体開口部のステツプ部の下
部より車体の側方外方へ出没可能にスライドステ
ツプを有する自動車用サイドステツプ装置であつ
て、前記スライドステツプの下面両側には前記ス
テツプ部の下部に配設したステツプ支持枠に対設
した断面コ字形状の対をなすガイドレールの溝部
を転動するローラを枢着したブラケツトを複数個
配設するとともに、該ブラケツトの支持板の両側
には略ハの字形状の開拡するラツセル板を一体形
成して、両ラツセル板間に前記ローラを納める構
成とした自動車用サイドステツプ装置に存する。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、図中1はスライドドアであつて、該ス
ライドドア1は車体側部に設けられたアツパレー
ン、センタレーン及びロアレール(図示せず)に
沿つて車体前後方向へスライド可能に設けられ、
車体開口部Wを閉止した時には、同スライドドア
1の外側面は車体側面と整合され、開口部Wを開
放する場合にはスライドドア1を車体側面より車
外側へ所定の距離だけ押出して後方へスライドす
るように構成されている。
2は車体のフロアであつて、同フロア2の車体
開口部Wに面する側部にはステツプ部3が段差状
に設けられ、同ステツプ部3の下部には上記スラ
イドドア1と連繋するサイドステツプ装置4が配
設されている。
4は上記したサイドステツプ装置であつて、ス
テツプ支持枠5とスライドステツプ13とからな
るもので、このサイドステツプ装置4のスライド
ステツプ13はスライドドア1と作動アーム23
を介して連繋されてスライドドア1の開閉動作に
伴い、車体の中心線に直交する線C1に対しスラ
イドドア1の開放移動側に向つて所定のスライド
角度θに沿つて斜状に収納位置Aと張出位置Bと
に出没可能に設けられている。
5は上記したステツプ支持体であつて、該ステ
ツプ支持枠5は2本の支持バー6が複数本(本例
では2本の場合を例示した)の連結バー7により
連結されて平行に設けられ、この両支持バー6の
両側間には所定の長さを有する対をなすガイドレ
ール8がスライド角度θに沿う線C2,C2に沿
つて平行状に対設されている。このガイドレール
8は上縁8a、下縁8b及び側縁8cとにより断
面略コの字形状に形成されるととに、下縁8bは
上縁8aより若干長く形成されている。このよう
に形成されたガイドレール8はその溝部8dを対
向させて取付けられている。また、このガイドレ
ール8の内側に所定の間隔を隔てた線C2に平行
な線C3,C3に沿つて水平ローラ9が支持ブラ
ケツト10を介して複数個(本例では2個の場合
を例示した)配設されている。この支持ブラケツ
ト10は図示断面略Z形状に形成され、この上縁
10aにはアーム11が取付けられ、該アーム1
1の先端には水平ローラ9が上向きに枢着されて
いる。このように取付けられた一方の水平ローラ
9は連結バー7上にその回転中心が線C3上に位
置するように締結部材等を介して着脱可能に配設
され、また、他方の水平ローラ9の回転中心は外
側の支持バー6の外縁より張出した線C3上に締
結部材等を介して着脱可能に配設されている。こ
のように形成されたステツプ支持枠5はステツプ
部3の下部側にブラケツト12を介して吊持状に
配設され、同ステツプ支持枠5上にはスライドス
テツプ13がスライド角度θに沿つてスライド可
能に設けられている。
13は上記したスライドステツプであつて、そ
の平面形状は図示のように内縁13aと外縁13
bとは平行状に設けられ、車体前部側となる前部
側縁13Cはスライド角度θに沿つて斜状に形成
され、また、車体後部側となる後部側縁13dは
内縁13aに対し直角状に張出す縁13eと同縁
13eの端部より所定の角度で車体前部側へ屈曲
する屈曲縁13fが設けられて、略変形五角形状
の平板状に形成されている。このように形成され
たスライドステツプ13の下面にはステツプ支持
枠5に設けた水平ローラ9の配設した線C3に対
応して断面略C形状のガイドレール14がその溝
部14aを下方向きにして取付けられている。ま
た、このスライドステツプ13の前後部側縁13
c,13d側にはステツプ支持枠5の前後部に線
C2にそつて取付けたガイドレール8を転動する
複数個(本例において3個の場合を例示した)の
垂直ローラ15がそのローラ幅の中心を線C2に
沿つて整合されブラケツト16を介して取付けら
れている。
16は上記垂直ローラ15のブラケツトであつ
て、該ブラケツト16はスライドステツプ13の
下面に取付けられる取付片17と同取付片17の
一端には下方へ垂下する支持片18が設けられ、
同支持片18のほぼ中心には軸19を介して垂直
ローラ15が枢着されるとともに、支持片18の
両側には略ハの字形状に拡開するラツセル板20
が一体に形成されて垂直ローラ15は両ラツセル
板20間に納められている。このように垂直ロー
ラ15を設けたブラケツト16は各ローラ15の
幅中心を線C2に整合させて締結部材等を介して
所定の位置に着脱可能に取付けられている。この
ように形成されたスライドステツプ13の内側寄
りの上面にはスライドドア1に取付けられた作動
アーム23の先端に枢着した作動ローラ24を転
動可能に係合する作動ガイドレール21が取付け
られている。
21は上記した作動ガイドレールであつて、そ
の断面形状は取付片21aと同取付片21aの一
端部より上方へ立上る上垂片21bと、この上垂
片21bの上端より外側へ断面略かぎ形状の上縁
21cが一体に形成されて上部に下方に開口する
溝部21dを有する断面略鉤形状に形成されてい
る。このように形成された作動ガイドレール21
はその上縁21cを外側向きにして前部側縁13
c寄りの所定位置の屈曲部22Aより内縁13a
の前部側に向つて所定の傾斜角度で屈曲される逃
し部22Bと屈曲部22Aより内縁13aの後部
側に向つて所定のなだらかな傾斜角度で延びる作
動部22Cとに略への字形状に屈曲成形されると
ともに、この作動部22cの端にはスライドドア
1の後部への移動軌跡線と平行な所定長さを有す
るロツク部22Dが形成されている。このように
形成された作動ガイドレール21は取付片21a
を介してスライドステツプ13の所定位置に着脱
可能に取付けられている。かくして形成されたス
ライドステツプ13はそのガイドレール14の溝
部14aにステツプ支持枠5に配設した水平ロー
ラ9が転動可能に嵌合係合されるとともに、同ス
ライドステツプ13の前後部下面に配設された垂
直ローラ15はステツプ支持枠5のガイドレール
8の溝部8dに転動可能に嵌合係合され、同垂直
ローラ15の両側に拡開状に設けられたラツセル
板20は同溝部8d内に納められ、その下縁はガ
イドレール8の下縁8bの上面に近接状に設けら
れ、同スライドステツプ13はスライド角度θに
沿つて移動可能に挿着され、また、同スライドス
テツプ13の前後方向への移動は水平ローラ9に
より規制されている。このように装着されたスラ
イドステツプ13の作動ガイドレール21の溝部
21dにはスライドドア1の前部下縁に取付けら
れ、スライドステツプ13の上部側に屈曲状に延
出する作動アーム23の先端の上面側に軸支され
た作動ローラ24が転動可能に嵌合係合されてス
ライドステツプ13はスライドドア1と連繋され
ている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
及び効果について説明する。
さて、本例スライドステツプ装置においては第
3図に示すように作動ローラ24が作動ガイドレ
ール21の逃し部22Bの図示P1の位置にある
時は、スライドドア1は車体開口部Wを閉止した
状態にあつて、スライドステツプ13は収納位置
Aにある。この閉止状態より開口部Wを開放する
場合、スライドドア1はアツパーレー及びロアー
レールに沿つて一旦外側へ押動される。この時ス
ライドドア1に取付けた作動アーム23の作動ロ
ーラ24は図示P1位置よりP2位置、すなわち
屈曲部22Aまで転動される。したがつて、この
P1位置よりP2位置への移動はスライドステツ
プ13への作動力はなく同スライドステツプ13
は収納位置にある。しかる後、スライドドア1を
後方へ移動すると、作動ガイドレール21の作動
部22Cはスライドドア1の移動軌跡線に対し後
方の車体中心線側へ斜状に配設したので、作動ア
ーム23の移動に伴いスライドステツプ13はガ
イドレール8及び水平ローラ9にガイドされてス
ライド角度θに沿つて後方外側に向つて張出移動
され、スライドドア1が全開位置、すなわち作動
ローラ24がロツク部22DのP3位置に達する
とスライドステツプ13は張出位置Bで停止され
る。したがつて、この状態で従来と同様に乗員は
地上高さの低いスライドステツプ13を利用して
容易に乗降することができる。
次に、スライドドア1を全開状態より閉止する
前方方向へ移動するとスライドステツプ13はス
ライド角度θに沿つて後退され、作動ローラ24
が屈曲部AのP2位置に至ると元の収納位置Aに
戻る。この状態ではスライドドア1は車体開口部
Wより車体外に位置しており、同スライドドア1
を車体開口部Wへ納める際には作動ローラ24は
逃し部22Bを転動するのでスライドステツプ1
3に作動力が作用しないので収納位置に停止され
ている。
したがつて、本実施例によればスライドドア1
を全開すると、作動ローラ24は作動ガイドレー
ル21にスライドドア1の移動軌跡線と平行に設
けたロツク部22Dの位置P3にあるので、従来
の平面略への字形状のガイドレール121の場合
には、例えば全開フツクがストライカに充分係合
されていない場合乗員が乗込む際、スライドステ
ツプ111の外側縁に踏力が掛つてスライドステ
ツプ111を内側へ押込む外力が作用するとスラ
イドドア101がガイドレール121の一般部1
21cに沿つて閉止方向へ急激に移動されるが、
本実施例ではスライドドア1の移動軌跡線と平行
なロツク部22Dを設けたものであるから、全開
フツクとストライカとの係合が不充分な場合、ス
ライドステツプ13に内側へ押込む外力が作用し
てもロツク部22Dによりスライドドア1の閉止
方向への移動を防止することができる。
また、従来のスライドステツプ111は第9図
イに示すようにスライドドア101の移動方向に
対し直交する方向に進出する構成のものであり、
これに対し本実施例のスライドステツプ13は第
9図ロに示すようにスライドドア1の移動方向に
対し直交する線C1よりスライド角度θ(全開移
動方向に対し前進角)で進出する構成としたもの
であるから、第10図および第11図に示すよう
に作動ローラ24(従来のものは120a)が作
動ガイドレール21(同じく121a)作動部2
2C(一般部121c)を転動する過程において、
従来のものではスライドステツプ111を動かす
力f2を得るにはスライドドア101に大きな力
f1を加える必要があるが、本実施例において、
図示でも明らかなようにスライドステツプ13は
スライド角度θに沿つて移動する構成としたもの
であるから、スライドステツプ13を動かす力は
F2であり、これに要するスライドドア1に加わ
る力は従来のf1より小さなF1でよいので、ス
ライドドア1の開閉操作に大きな力f1を要する
ことなく小さな力F1で極めて容易にかつ円滑に
操作することができる。
また、従来のスライドステツプ111はその両
側に配設したガイドレール110に沿つてスライ
ドする構造としたものである。したがつて、従来
のスライドステツプ111では第12図に示すよ
うにガイドレール110の見切縁110Aはスラ
イドステツプ111のコーナRや見栄え等から制
限され、このためスライドステツプ111が進出
位置Bに移動した場合、見切縁110Aからスラ
イドステツプ111の前縁までの寸法lとなる
が、本実施例によれば、ガイドレール8はスライ
ドステツプ13の下面側に設ける構成としたもの
であるから、ガイドレール8の見切縁8eは図示
のように収納位置Aにあるスライドステツプ13
の前縁近傍まで延出することがき、スライドステ
ツプ13を張出位置Bまで進出したとき見切縁8
eより前縁までの寸法mは従来の寸法lより小さ
くすることができるので、乗員の乗降時、スライ
ドステツプに加わるモーメントが減少され、耐久
性を向上することができ、また、ガイドレール8
はスライドステツプ13により遮蔽されて見栄え
を向上することができる。
また、従来のスライドステツプ111はその前
後方向の移動を規制するためのガイドレール11
0内にインナレール110aを設ける構成とした
ものであるが、本実施例においてはスライドステ
ツプ13の前後方向の移動を規制するガイドレー
ル14をスライドステツプ13の下面に取付ける
構成にして垂直ローラ15の転動するガイドレー
ル8と分離したものであるから、従来のスライド
ステツプ111の剛性を高めるためには格別の部
材を必要とするが、本実施例のスライドステツプ
13にはガイドレール14を取付けたので格別な
部材を必要とすることなく、その剛性を著高する
ことができ、また、水平ローラ9と垂直ローラ1
5とは分離する構成としたのでスライドステツプ
13の組付調整が極めて容易となる。
とくに、本実施例においてはスライドステツプ
13の下面両側にはステツプ部3の下部に配設し
たステツプ支持枠5に対設した断面略コの字形状
の対をなすガイドレール8の溝部8dを転動する
垂直ローラ15を枢着したブラケツト16を複数
個配設するとともに、同ブラケツト16には垂直
ローラ15の両側に拡開状に延出し、かつガイド
レール8の溝部8dに納まるラツセル板20を設
けたものであるから、自動車の走行中に車輪等に
よりはね上げられた土砂D等がガイドレール8の
溝部8dに侵入して堆積されても、乗員の乗降の
際、スライドドア1の開閉操作に伴いスライドス
テツプ13が移動すると溝部8dに堆積された土
砂等はラツセル板20により溝部8d外へ掻出さ
れてスライドステツプ13の移動を常に円滑に行
うことができ、また、ラツセル板20は垂直ロー
ラ15の両側に拡開状に設けたものであるから同
垂直ローラ15を土砂等より保護することができ
てその耐用度を高めることができる。
なお、上記実施例においてはラツセル板20を
プラケツト16の支持片18に一体に設けて例示
したが、これに限定するものではなく、別体に形
成して着脱可能に附設する構成であつてもよい。
(考案の効果) さて、本考案は車体開口部を車体の前後方向に
スライドして開閉可能に装着したスライドドアと
連結手段を介して連繋されて前記車体開口部のス
テツプ部の下部より車体の側方外方へ出没可能に
スライドステツプを有する自動車用サイドステツ
プ装置であつて、前記スライドステツプの下面両
側には前記ステツプ部の下部に配設したステツプ
支持枠に対設した断面略コ字形状の対をなすガイ
ドレールの溝部を転動するローラを枢着したブラ
ケツトを複数個配設するとともに、該ブラケツト
の支持板の両側には略ハの字形状に開拡するラツ
セル板を一体形成して、両ラツセル板間に前記ロ
ーラを納める構成としたことにより、自動車の走
行中に車輪等によりはね上げられた土砂等がガイ
ドレールの溝部に侵入して堆積されても、乗員の
乗降の際、スライドドアの開閉操作に伴いスライ
ドステツプが移動すると溝部に堆積された土砂等
はラツセル板により溝部外へ掻出されてスライド
ステツプの移動を常に円滑に行うことができ、ま
た、ラツセル板はローラの両側に開拡状に設けた
ものであるから、同ローラを土砂等から保護する
ことができてその耐用度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はサイ
ドステツプ装置を附設した車体開口部の下部側斜
視図、第2図はサイドステツプ装置の斜視図、第
3図はサイドステツプ装置の平面図、第4図は水
平ローラの取付状態を示す斜視図、第5図は第4
図の−線断面図、第6図は垂直ローラの取付
状態を示す斜視図、第7図は第6図の−線断
面図、第8図は垂直ローラを枢着したブラケツト
の斜視図、第9図イは従来のスライドステツプの
進出方向を示す略体平面図、第9図ロは本考案の
スライドステツプの進出方向を示す略体平面図、
第10図は作動ガイドレールの作動部と作動アー
ムとの関係を示す一部斜視図、第11図は第10
図における従来のスライドステツプと本考案のス
ライドステツプとの作動力の説明図、第12図は
従来のガイドレールと本考案のガイドレールとの
配設状態を対比する略体平面図、第13図ないし
第17図は従来のサイドステツプ構造である。 1……スライドドア、3……ステツプ部、4…
…サイドステツプ装置、5……ステツプ支持枠、
8……ガイドレール、8d……溝部、13……ス
ライドステツプ、15……垂直ローラ、16……
プラケツト、20……ラツセル板、W……車体開
口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体開口部を車体の前後方向にスライドして開
    閉可能に装着したスライドドアと連結手段を介し
    て連繋されて前記車体開口部のステツプ部の下部
    より車体の側方外方へ出没可能にスライドステツ
    プを有する自動車用サイドステツプ装置であつ
    て、前記スライドステツプの下面両側には前記ス
    テツプ部の下部に配設したステツプ支持枠に対設
    した断面コ字形状の対をなすガイドレールの溝部
    を転動するローラを枢着したブラケツトを複数個
    配設するとともに、該ブラケツトの支持板の両側
    には略ハの字形状に開拡するラツセル板を一体形
    成して、両ラツセル板間に前記ローラを納める構
    成とした自動車用サイドステツプ装置。
JP1387386U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0323879Y2 (ja)

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