JPH03238508A - 非線形摩擦補償装置 - Google Patents

非線形摩擦補償装置

Info

Publication number
JPH03238508A
JPH03238508A JP3364190A JP3364190A JPH03238508A JP H03238508 A JPH03238508 A JP H03238508A JP 3364190 A JP3364190 A JP 3364190A JP 3364190 A JP3364190 A JP 3364190A JP H03238508 A JPH03238508 A JP H03238508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compensation value
friction
nonlinear
friction compensation
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3364190A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Yamada
隆章 山田
Yoshihiro Ueda
佳弘 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP3364190A priority Critical patent/JPH03238508A/ja
Publication of JPH03238508A publication Critical patent/JPH03238508A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 非線形摩擦のある機械系の制御において、非線形摩擦補
償値を、滑らかに変化させることにより制御系の安定性
と精度の向上を図る。
発明の背景 技術分野 この発明は、非線形摩擦特性をもつ機械系の制御装置に
おいて用いられる非線形摩擦補償装置に関する。
従来技術とその問題点 ロボット等を駆動する場合には、ロボットの状態に応じ
て静止摩擦またはクーロン摩擦が発生するので、これら
の非線形特性を取り除くため、従来からアクチュエータ
への操作量に摩擦補償値を加えることが行なわれてきた
。この摩擦補償は。
ロボットが静止しているときには静止摩擦補償値を、動
いているときにはクーロン摩擦補償値をそれぞれ一律に
与えることにより行なわれていた。
しかしながら、実際の生している非線形摩擦力の大きさ
と補償値を与えることにより発生する力の大きさとの間
の誤差や、摩擦補償のタイミングのすれ等により、制御
系の安定性にかえって悪影響があるという問題点かあっ
た。この問題は特に、摩擦の方向や大きさか切換わる時
点、すなわち移動方向の切換え点や、静止摩擦補償から
クーロン摩擦補償へのまたはこの逆の切換え点で著しい
発明の概要 発明の目的 この発明は7機械系の移動方向の切換え時、静止状態か
らの移動の開始時等において、与える摩擦補償値を滑ら
かに変化させることにより制御系の安定性と精度の向上
を図ることを目的とする。
発明の構成1作用および効果 この発明による非線形摩擦補償装置は、非線形摩擦特性
をもつ機械系の移動速度を測定する手段、および測定さ
れた移動速度が、零を中心とした所定範囲にあるときに
、速度に応じて、速度の変化に対して連続的に変化する
摩擦補償値を発生する手段を備えていることを特徴とす
る。
この発明による非線形摩擦補償装置は、非線形摩擦特性
をもつ機械系の移動速度を測定する手段、測定された移
動速度に基づいて、上記機械系が静止状態にあるか、移
動状態にあるかを判定する手段、静止状態にあると判定
されたときには静止摩擦補償値を与える手段、移動状態
にあると判定されたときにはクーロン摩擦補償値を与え
る手段、および与えられた摩擦補償値と微小時間前の摩
擦補償値との差が所定値以上の場合には、微小時間前の
摩擦補償値に微小変化を与えて摩擦補償値として出力し
、上記差が所定値以下の場合には与えられた摩擦補償値
を出力する手段を備えていることを特徴とする。
この発明によると、非線形摩擦が発生する部分の移動方
向が切換わる時点、静止状態から移動状態への移行また
はその逆への移行の時点で、制御系に与える摩擦補償値
が滑らかに(段階的なものも含む)変化するので、制御
系が安定しかつその精度が向上する。
実施例の説明 第1図は、この発明による非線形摩擦補償装置を組込ん
なロボット・アームの位置制御装置の電気的構成の概要
を示すものである。
ロボット・アーム5はサーボ制御部4によって電流制御
されるサーボ・モータ5によって駆動される。ロボット
・アーム6の位置と移動速度とがそれぞれ位置センサ7
および速度センサ2によって検出される。与えられた目
標位置と位置センサ7の検出した位置との偏差eが算出
され、この偏差が操作量演算部3に与えられる。操作J
l演算部3には位置センサ7の検出した位置を表わす信
号も入力しており、この操作量演算部3は入力する位置
偏差eおよび位置に基づいてサーボ制御部4に与えるべ
き操作量を出力する。一方9位置偏差eおよび速度セン
サ2の検出した速度■が非線形摩擦補償部1に与えられ
、後述する処理によって摩擦補償値Cを算出する。この
補償値Cは操n                  
             1作置演算部3から出力さ
れる操作量に加算され。
その加算結果が最終的な操作量としてサーボ制御部4に
与えられることになる。
操作量演算部3および非線形摩擦補償部1.ならびに必
要ならばサーボ制御部4の一部または全部がコンピュー
タによって実現される。第2図はこのコンピュータによ
る非線形摩擦補償部1の処理手順を示すものであり、こ
の処理はサンプリング1周期Δtの間に1回実行される
。今回のサンプリング周期において得られる摩擦補償値
をCnで表わし、前回(サンプリング1周期前)に非線
形摩擦補償部1から出力される摩擦補償値をCで表わす
−1 第2図を参照して非線形摩擦補償部1の動作について説
明する。非線形摩擦補償部には、静止状態を判断するた
めの速度しきい値εがあらかじめ設定されている。また
、クーロン摩擦補償値をC1,静止摩擦補償値をC、補
償値演算のための中間変数をCとする。
まず、速度センサ2によって測定された速度Vの絶対値
lvlが速度しきい値εより小さいかどうかが判定され
る(ステップ11)。IVIがεよりも大きければ、ロ
ボット・アーム6は移動状態にあると判断され、速度V
の正、負に応じて、正または負のクーロン摩擦補償値C
または−〇fflが中間変数Cとしてセットされる(ス
テップ12〜14)   IVIがεよりも小さければ
ロボット・アーム6は静止状態と判断される。この場合
には9位置偏差eが0であれば中間変数Cとして0がセ
ットされ(ステップ15.16) 、位置偏差eが0で
なければ、この位置偏差eの正、負に応じて、静止摩擦
補償値Cまたは−Coが中間変数Cとしてセットされる
(ステップ15.17.18)。
次に、摩擦補償値が急激に変化するかどうかをみるため
に、上記処理でセットされた中間変数Cと前回の摩擦補
償値Cとの偏差ΔC−C−−1 Cが算出される。この偏差ΔCの絶対値−1 ΔC1がある小さな定数αよりも小さければ。
摩擦補償値は急激に変化しないから、上記中間変数Cが
今回の摩擦補償値Cとして出力される(ステップ19.
23.24)。
ΔC1がαよりも大きい場合としては、静止状態から動
きはじめたとき、移動方向が反転したとき等がある。こ
れは、C−0からC−−1 CまたはCとなったとき、C−Cか 0    0         n−10らC−−Cと
なったときもしくはこの逆の場合、c   −coから
c−cIllとなったとき、まn−ま たはc   −−coからC−−C,Ilとなったとき
−1 がある。このような場合には前回の補償値Cn−1から
微小変化した今回の補償値Cを作成して出力するために
、ΔCの正、負に応じて”n−1+αまたはC−αを今
回の補償値として出力すn−す る(ステップ20.21.22.24)。
第3図は、ロボット・アームが静止状態から正方向に動
くときに非線形摩擦補償部1から出力される摩擦補償値
の変化の様子を示している。最初は補償値は0であり、
サンプリング1周期Δtごとに段階的にαずつ大きくな
り遂に静止摩擦補償値C8になる。続いて出力補償値は
周期Δtごとにαずつ段階的に小さくなり、最終的にク
ーロン摩擦補償値Cになる。このように、非線形摩擦印 補償部1から出力される補償値Cは段階的に変化するの
で、適切な非線形摩擦補償が行なえるよ゛うになる。
非線形摩擦補償部1に第4図に示すように、速度0を中
心に一定速度範囲−β〜βにおいて速度に比例する(ま
たは速度と所定の関係にある)補償値を出力し、上記範
囲外においては一定のクーロン摩擦補償値Cまたは−C
を出力するよう1               m な機能をもたせてもよい。この場合には、アナログ・タ
イプ、ディジタル・タイプを問わず補償部1に第4図に
示す特性をもつ関数発生器を設けてもよいし、ソフトウ
ェアで上記の機能を実現してもよい。補償値は第4図に
示すように連続的に変化しても1段階的に変化するもの
でもよい。定数βを大きくすればするほど補償値の速度
変化に対する滑らかさが増す。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による非線形摩擦補償装置を備えたロ
ボット制御装置の電気的構成の一例を示すブロック図、
第2図は同ブロックにおける非線形摩擦補償部の動作を
示すフロー・チャート、第3図はロボット・アームが静
止状態から正方向に移動するときに出力される摩擦補償
値の変化を示すグラフ、第4図は非線形摩擦補償部の他
の機能を示すためのグラフである。 1・・・非線形摩擦補償部。 2・・・速度センサ。 以  上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非線形摩擦特性をもつ機械系の移動速度を測定す
    る手段、および 測定された移動速度が、零を中心とした所定範囲にある
    ときに、速度に応じて、速度の変化に対して連続的に変
    化する摩擦補償値を発生する手段、 を備えた非線形摩擦補償装置。
  2. (2)非線形摩擦特性をもつ機械系の移動速度を測定す
    る手段、 測定された移動速度に基づいて、上記機械系が静止状態
    にあるか、移動状態にあるかを判定する手段、 静止状態にあると判定されたときには静止摩擦補償値を
    与える手段、 移動状態にあると判定されたときにはクーロン摩擦補償
    値を与える手段、および 与えられた摩擦補償値と微小時間前の摩擦補償値との差
    が所定値以上の場合には、微小時間前の摩擦補償値に微
    小変化を与えて摩擦補償値として出力し、上記差が所定
    値以下の場合には与えられた摩擦補償値を出力する手段
    、 を備えた非線形摩擦補償装置。
JP3364190A 1990-02-16 1990-02-16 非線形摩擦補償装置 Pending JPH03238508A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3364190A JPH03238508A (ja) 1990-02-16 1990-02-16 非線形摩擦補償装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3364190A JPH03238508A (ja) 1990-02-16 1990-02-16 非線形摩擦補償装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03238508A true JPH03238508A (ja) 1991-10-24

Family

ID=12392073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3364190A Pending JPH03238508A (ja) 1990-02-16 1990-02-16 非線形摩擦補償装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03238508A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184996A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Nagaoka Univ Of Technology 位置制御装置および位置制御方法
JP2009156384A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Equos Research Co Ltd 振動制御装置
JP2015221474A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 学校法人立命館 ロボット制御装置、ロボット制御方法、及びプログラム
JP5875714B2 (ja) * 2013-02-07 2016-03-02 三菱電機株式会社 サーボ制御装置およびサーボ制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184996A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Nagaoka Univ Of Technology 位置制御装置および位置制御方法
JP2009156384A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Equos Research Co Ltd 振動制御装置
JP5875714B2 (ja) * 2013-02-07 2016-03-02 三菱電機株式会社 サーボ制御装置およびサーボ制御方法
JP2015221474A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 学校法人立命館 ロボット制御装置、ロボット制御方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920700417A (ko) 피드 포워드 보상기능을 갖춘 슬라이딩 모드 제어방법
KR950007104B1 (ko) 서어보 모우터용 제어장치
JP2007038315A (ja) 操作装置と操作子の動作調節方法とそのためのプログラム
JP2002014009A (ja) 車両用自動運転装置
JPS63123107A (ja) 位置制御方式
JPH03238508A (ja) 非線形摩擦補償装置
KR0160997B1 (ko) 로보트위치제어장치에서의 써보의 웜업드리프트 보상방법
GB2270998A (en) Positioning system
JP4630684B2 (ja) 操作装置と、操作子の動作調節方法と、そのためのプログラム
JP3503343B2 (ja) 摩擦補償型制御方法及び装置
JPH0623932B2 (ja) サ−ボ制御方法
US5119003A (en) Non-linear dynamic compensation system
JPS62203203A (ja) サ−ボ回路
JP4078396B2 (ja) 位置決め制御装置
EP1441267A1 (en) Servo control apparatus control method
JPH04364387A (ja) サーボ制御装置
JPH07113855B2 (ja) 位置決め制御方法
JP2001336997A (ja) 摩擦力計測装置及び摩擦力計測方法
RU2045090C1 (ru) Способ коррекции систем автоматического регулирования
JP3266634B2 (ja) 移動体の位置決め制御方法及び装置
JPH05181536A (ja) サーボモータ位置制御装置
JP2844636B2 (ja) プログラム制御装置
JP2000010612A (ja) 突起補償方法および突起補償機能つきモータ制御装置
JPH03213286A (ja) ロボットの力制御方式
JP3352235B2 (ja) スライダ駆動制御方法及びその装置