JPH03237565A - 電子回路シミュレーションシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子回路設計時に設計支援を行う電子回路設
計用ＣＡＤシミュレーションシステムに関するものであ
る。

〔従来の技術〕

第４図は従来の電子回路シミュレーションシステムにお
ける作業工程を示したフローチャートである。ステップ
４１は回路解析を行う電子回路情報の作成を行う情報作
成工程、ステップ４２は回路解析種類を選択する解析種
類選択工程、ステップ４３は選択した回路解析に必要な
データを入力するデータ入カニ程、ステップ４４は出力
された回路解析結果をもとに電子回路の検証を行う解析
結果検証工程、ステップ４５は検証の結果、前作業工程
にフィードバックしたり、回路解析を終了する判定工程
である。

次に動作について説明する。電子回路シミュレーション
システムは電子回路情報作成工程（ステップ４１）にお
いて、作業者により入力された電子回路図から回路解析
実行用回路接続情報を作成する。回路解析種類選択工程
（ステップ４２）において、作業者は画面に表示されて
いる解析種類選択メニューを対話的に選ぶ。選択後、解
析条件のデータ入カニ程（ステップ４３）となりシステ
ムは選択された解析を実行するのに必要な条件を入力す
るメニュー及び、解析結果を特性グラフで表示するのに
必要な条件を入力するメニューを表示し、作業者はそれ
ぞれに対話的に条件を入力する。システムはステップ４
１〜ステツプ４３の各工程で入力された条件をもとに解
析を実行する。回路解析結果検証工程（ステップ４４）
において、システムは解析結果の特性グラフを画面上に
表示させる。作業者は表示された特性グラフを見ながら
回路の検証を行う。必要に応じて解析条件の変更・回路
の変更などの各工程にフィードバックの判定工程（ステ
ップ４５）をする。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の電子回路シミュレーションシステムは以上のよう
に構成されていたので、作業者は必要な特性グラフをデ
ィスプレイ画面上に出力させるためには、そ、の特性グ
ラフを作成するのに必要な結果を出力させる解析を選択
することが必要で、解析から出力される結果について理
解していない場合や、間違って理解していた場合には必
要とする特性グラフを得ることができず、電子回路シミ
ュレーション作業の初心者では間違った解析を実行する
可能性が高いなどの問題点かあった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、作業者が入力した条件をもとに、システムが
自動的に解析を選択することにより、必要とする特性グ
ラフを出力させるための解析が実行されるとともに、回
路解析種類選択工程を削除できる電子回路シミュレーシ
ョンシステムを得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る電子回路シミュレーションシステムは、
ディスプレイ画面上に特性グラフ表示枠及び特性グラフ
の横軸、縦軸のそれぞれに条件を設定するための入力メ
ニューを表示し、作業者が対話的に条件の入力を可能に
するとともに、各入力メニューで入力された条件をもと
に、特性グラフを作成するのに必要な解析を自動的に選
択、実行させるようにしたものである。

〔作用〕

この発明における解析選択は、作業者が入力した特性グ
ラフの横軸、縦軸の各条件により、自動的に解析が選択
され、作業者が必要とする特性グラフをディスプレイ画
面に出力する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の一実施例である画面に出力する各メニュ
ーの配置を示すディスプレイの画面図である。

第１図において、（１）は電子回路シミュレーションシ
ステムにおけるディスプレイ、（２）は特性グラフ表示
枠、（３）は横軸に設定する条件名入力用メニュー　（
４）は横軸に設定された条件における最小値入力用メニ
ュー　（５）は横軸に設定された条件における最大値入
力メニュー（６）は縦軸に設定する条件名人カメニュー
（７）は縦軸に設定された条件における最小値入力用メ
ニュー　（８）は縦軸に設定された条件における最大値
入力メニューである。

次に、第２図に示す電子回路シミュレーションシステム
の解析条件入力後における処理フローチャートについて
説明する。

第２図において、ステップ２１は第１図にて設定された
入力データを検証する入力データ検証処理、ステップ２
２は入力データから特性グラフにおける横軸に何が設定
されているかで、解析種類を選択する解析種類選択処理
、ステップ２３は直流解析に必要なデータを入力するデ
ータ入力処理、ステップ２４は交流解析に必要なデータ
を入力するデータ入力処理、ステップ２５は過渡解析に
必要なデータを入力するデータ入力処理、ステップ２６
〜ステツプ２８は各解析を実行する解析処理、ステップ
２９は解析実行後、解析結果を出力する解析結果出力処
理である。

次に第３図に示す作業を行った場合における作業工程を
示したフローチャートについて説明する。

ステップ３１は回路解析を行う電子回路情報の作成を行
う情報作成工程、ステップ３２は解析条件を入力するデ
ータ人カニ程、ステップ３３は出力された回路解析結果
をもとに電子回路の検証を行う解析結果検証工程、ステ
ップ３４は検証の結果、必要に応じてフィードバックす
る判定工程である。

次に動作について説明する。この実施例における電子回
路シミュレーションシステムでは、ディスプレイ（１）
に表示された、特性グラフ枠（２）における横軸に設定
する条件名を条件入力メニューにより入力する（ステッ
プ２３）。同様に縦軸に設定する条件名を条件入力メニ
ュー（ステップ２６）により入力する。それぞれの条件
における最小値及び最大値を最小値入力メニューステッ
プ２５およびステップ２７、最大値入力メニューステッ
プ２６およびステップ２８に入力する。

各メニューにてデータが入力された後、システム内では
横軸に設定された条件名を入力データ検証処理（ステッ
プ３１）で判別する。この判別した結果、横軸に電圧が
設定されておれば直流解析用データ入力処理（ステップ
３３）に移り、直流解析（ステップ３６）を行う。また
、横軸に周波数が設定されておれば交流解析用データ入
力処理（ステップ３４）に移り、交流解析（ステップ３
７）を行う。また、横軸に時間が設定されておれば過渡
解析用データ入力処理（ステップ３５）に移り、過渡解
析（ステップ３８）を行う。各解析実行後、解析結果出
力処理（ステップ３９）に移る。

この電子回路シミュレーションシステムを利用する場合
の作業工程をフローチャートで説明する。電子回路情報
作成工程（ステップ３１）において、作業者により入力
された電子回路図から回路解析実行用回路接続情報を作
成する。次に解析条件、解析条件穴カニ程（ステップ３
２）にて各条件を入力する。解析実行後、解析結果検証
工程（ステップ３３）にて検証を行い、必要であれば各
工程にフィードバック（ステップ３４）を行う。

なお、上記実施例では直流解析（ステップ２６）、交流
解析（ステップ２７）、過渡解析（ステップ２８）を行
う場合について示したが、過渡解析の応用としてタイム
チャート形式表示のグラフ出力を設けてやれば、論理シ
ミュレーションシステムへの転用が可能となり、同様の
効果を奏する。

（発明の効果） 以上のようにこの発明によれば、解析条件入力、及び解
析結果出力条件設定するメニューを特性グラフの横軸、
縦軸の条件に対応するように設けて、各メニューで入力
された条件から自動的に解析が選択可能なように構成し
たので、特性グラフを得るために必要な解析を間違いな
く実行可能で、また、簡単な作業工程で電子回路シミュ
レーションシステムが行える電子回路シミュレーション
システムシミュレーションシステムが得られるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による電子回路シミュレー
ションシステムの解析条件入力メニューを示すディスプ
レイ画面図、第２図は第１図の入力メニューの処理フロ
ーを示したフローチャート、第３図は第１図の作業工程
を示したフローチャート、第４図は従来の電子回路シミ
ュレーションシステムの作業工程を示したフローチャー
トである。 図において、（１）ディスプレイ枠、（２）は特性グラ
フ枠、（３）は横軸に設定する条件名設定メニュー　（
４）は横軸に設定された条件の最小値入力メニュー、（
５）は横軸に設定された条件の最大値入力メニュー　（
６）は縦軸に設定する条件名設定メニュー、（７）は縦
軸に設定された条件の最小値入力メニュー（８）は縦軸
に設定された条件の最大値入力メニューを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＬＳＩ回路設計を支援する電子回路シミュレーションシ
   ステムにおいて、解析実行条件を入力する際にディスプ
   レイ画面上に特性グラフを表示させるグラフ枠を表示し
   、グラフ枠の横軸、及び縦軸に対して条件（時間、電圧
   、温度等）を入力するメニューを設けて、このメニュー
   で入力された条件をもとにシステムが自動的に実行する
   解析（直流解析、交流解析、温度解析）を選択して回路
   シミュレーションを行えることを特徴とする電子回路シ
   ミュレーションシステム。