JP2022087998A - 設計支援装置、設計支援方法、設計支援システムおよび設計支援プログラム - Google Patents

設計支援装置、設計支援方法、設計支援システムおよび設計支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】基板の熱解析を行うことができる設計支援装置を提供する。【解決手段】設計支援装置100において、熱解析対象の基板情報および電流検出素子情報を含む解析条件を入力する入力手段と、熱解析手段により熱解析された熱解析結果の出力形式を設定する設定手段と、解析条件に基づく熱解析結果を、設定手段により設定された出力形式で表示部に表示するように表示部を制御する表示制御手段と、を備える。表示制御手段は、入力手段により入力された第1の解析条件に基づく第1熱解析結果と、第1の解析条件から基板情報および電流検出素子情報の少なくとも一方を変更した第2の解析条件に基づく第2熱解析結果とを、互いに識別可能な態様で表示部に表示するように表示部を制御する、設計支援装置を提供する。【選択図】図4

Description

本発明は、設計支援装置、設計支援方法、設計支援システムおよび設計支援プログラムに関する。
特許文献1には、「配置画面上で基板に発熱素子を配置させ、配置された位置に応じて基板上での温度分布を計算し、それを表示するので簡単に熱検討を行うことができる。」と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2005-84895
本発明の第1の態様においては、設計支援装置を提供する。設計支援装置は、熱解析対象の基板情報および電流検出素子情報を含む解析条件を入力する入力手段と、熱解析手段により熱解析された熱解析結果の出力形式を設定する設定手段と、解析条件に基づく熱解析結果を、設定手段により設定された出力形式で表示部に表示するように表示部を制御する表示制御手段と、を備える。表示制御手段は、入力手段により入力された第1の解析条件に基づく第1熱解析結果と、第1の解析条件から基板情報および電流検出素子情報の少なくとも一方を変更した第2の解析条件に基づく第2熱解析結果とを、互いに識別可能な態様で表示部に表示するように表示部を制御する。
入力手段により第1の解析条件が入力された場合、第1の解析条件と同一の基板情報および第1の解析条件と異なる電流検出素子情報が第2の解析条件として入力されたことを条件として、表示制御手段は、第1熱解析結果と第2熱解析結果とを、互いに識別可能な態様で表示部に表示するように表示部を制御してよい。
入力手段により第1の解析条件が入力された場合、第1の解析条件と異なる基板情報および第1の解析条件と同一の電流検出素子情報が第2の解析条件として入力されたことを条件として、表示制御手段は、第1熱解析結果と第2熱解析結果とを、互いに識別可能な態様で表示部に表示するように表示部を制御してよい。
電流検出素子情報は、電流検出素子の抵抗温度係数を含んでよい。表示制御手段は、電流検出素子情報を表示部に表示するように表示部を制御してよい。
電流検出素子情報は、電流検出素子の大きさ、および、電流検出素子の抵抗値の少なくとも一方を含んでよい。表示制御手段は、電流検出素子情報を表示部に表示するように表示部を制御してよい。
解析条件は、熱解析対象の環境情報をさらに含んでよい。環境情報は、熱解析対象の環境の温度、環境の対流熱伝達率、および、環境の輻射熱伝達率の少なくとも1つを含んでよい。
熱解析対象に係る基板は、1つの導体層、または、基板の厚さ方向に設けられた複数の導体層を有してよい。基板情報は、導体層の数、導体層の厚さおよび導体層の面積の少なくとも1つを含んでよい。表示制御手段は、基板情報を表示部に表示するように表示部を制御してよい。
基板の平面視において、複数の導体層の形状は同じであってよい。
基板の平面視において、複数の導体層のうちの第1導体層と第2導体層との形状が異なる場合、基板情報は、第1導体層の情報および第2導体層の情報を含んでよい。
環境情報は、基板の表面状態および基板の配置方向の少なくとも一方をさらに含んでよい。
環境情報は、導体層に流れる実効電流の値をさらに含んでよい。
入力手段は、基板情報、電流検出素子情報および環境情報から選択された、第1の情報および第1の情報と異なる第2の情報を入力してよい。設定手段は、出力形式を、第1の情報と第2の情報との関係を示す形式に設定してよい。表示制御手段は、第1熱解析結果と第2熱解析結果とを、設定手段により設定された形式により、表示部に表示するように表示部を制御してよい。
熱解析手段が熱解析対象を熱解析した場合、設定手段は、第1の情報と第2の情報との関係を示す形式を変更不可能に設定してよい。
設定手段が、第1の情報と第2の情報との関係を示す形式を変更不可能に設定している場合において、入力手段が、基板情報、電流検出素子情報および環境情報から選択された、第1の情報と異なり且つ第2の情報と異なる第3の情報を入力した場合、表示制御手段は、表示部に警告を表示するように、表示部を制御してよい。
入力手段が形式の初期化を入力した場合、設定手段は、第1の情報と第2の情報との関係を示す形式を変更可能に設定してよい。
出力形式が第1の情報と第2の情報との関係を示す形式に設定されている場合において、入力手段が、基板情報、電流検出素子情報および環境情報から選択された、第1の情報と異なり且つ第2の情報と異なる第3の情報を入力した場合、設定手段は、出力形式を、第1の情報と第2の情報との関係を示す形式から、第3の情報と第2の情報との関係を示す形式に設定してよい。表示制御手段は、第1熱解析結果と第2熱解析結果とを、第3の情報と第2の情報との関係を示す形式により、表示部に表示するように表示部を制御してよい。
熱解析手段は、入力手段により第2の解析条件が入力されるごとに、熱解析対象を熱解析してよい。表示制御手段は、熱解析手段が熱解析対象を熱解析するごとに、第2熱解析結果を表示部に表示するように表示部を制御してよい。
表示制御手段は、表示部に第1熱解析結果を表示した状態で、表示部に第2熱解析結果を表示するように表示部を制御してよい。
表示制御手段は、第1の解析条件および第2の解析条件を表示部にさらに表示するように表示部を制御し、且つ、第1の解析条件と第2の解析条件との相違点が互いに識別可能な態様で表示部に表示するように、表示部を制御してよい。
入力手段は、第1電流検出素子に係る電流検出素子情報である第1電流検出素子情報、および、第1電流検出素子と異なる第2電流検出素子に係る電流検出素子情報である第2電流検出素子情報の少なくとも一方を入力してよい。入力手段が、第1電流検出素子を含む熱解析対象の熱解析の開始を入力した場合、熱解析手段は、第1電流検出素子情報を含む第1の解析条件に基づいて、熱解析対象を熱解析してよい。入力手段が、第2電流検出素子を含む熱解析対象の熱解析の開始を入力した場合、熱解析手段は、第2電流検出素子情報を含む第2の解析条件に基づいて、熱解析対象を熱解析してよい。
本発明の第2の態様においては、設計支援方法を提供する。設計支援方法は、入力手段が、熱解析対象の基板情報および電流検出素子情報を含む解析条件を入力する解析条件入力ステップと、設定手段が、熱解析手段により熱解析された熱解析結果の出力形式を設定する出力形式設定ステップと、表示制御手段が、解析条件に基づく熱解析結果を、出力形式設定ステップにおいて設定された出力形式で表示部に表示する表示ステップと、を備えてよい。表示ステップは、解析条件入力ステップにおいて入力された第1の解析条件に基づく第1熱解析結果と、第1の解析条件から基板情報および電流検出素子情報の少なくとも一方を変更した第2の解析条件に基づく第2熱解析結果とを、互いに識別可能な態様で表示部に表示するステップであってよい。
電流検出素子情報は、電流検出素子の抵抗温度係数を含んでよい。
解析条件は、熱解析対象の環境情報をさらに含んでよい。環境情報は、熱解析対象の環境の温度、環境の対流熱伝達率、および、環境の輻射熱伝達率の少なくとも1つを含んでよい。
設計支援方法は、入力手段が、基板情報、電流検出素子情報および環境情報から、第1の情報と、第1の情報と異なる第2の情報とを入力する出力形式入力ステップをさらに備えてよい。出力形式設定ステップは、出力形式を、第1の情報と第2の情報との関係を示す形式に設定するステップであってよい。
解析条件入力ステップは、入力手段が、第1電流検出素子に係る電流検出素子情報である第1電流検出素子情報、および、第1電流検出素子と異なる第2電流検出素子に係る電流検出素子情報である第2電流検出素子情報の少なくとも一方を入力するステップであってよい。設計支援方法は、入力手段が、第1電流検出素子を含む熱解析対象または第2電流検出素子を含む熱解析対象の熱解析の開始を入力する開始入力ステップと、熱解析手段が、熱解析対象を熱解析する熱解析ステップと、をさらに備えてよい。開始入力ステップにおいて、入力手段が、第1電流検出素子を含む熱解析対象の熱解析の開始を入力した場合、熱解析手段は、第1電流検出素子情報を含む第1の解析条件に基づいて、熱解析対象を熱解析してよい。開始入力ステップにおいて、入力手段が、第2電流検出素子を含む熱解析対象の熱解析の開始を入力した場合、熱解析手段は、第2電流検出素子情報を含む第2の解析条件に基づいて、熱解析対象を熱解析してよい。
熱解析ステップは、熱解析手段が、第1の解析条件に基づいて熱解析対象を熱解析する第1熱解析ステップと、第2の解析条件に基づいて熱解析対象を熱解析する第2熱解析ステップと、を含んでよい。設計支援方法は、制御手段が、第1熱解析ステップの後、解析条件入力ステップに戻るかを判断する判断ステップをさらに備えてよい。判断ステップにおいて、制御手段が解析条件入力ステップに戻ると判断した場合、熱解析手段が第2熱解析ステップを実施してよい。
本発明の第3の態様においては、設計支援プログラムを提供する。設計支援プログラムは、コンピュータを設計支援装置として機能させる。
本発明の第4の態様においては、設計支援システムを提供する。設計支援システムは、設計支援装置と、熱解析手段と、表示部と、記憶手段と、を備える。記憶手段は、基板情報、電流検出素子情報および熱解析結果の少なくとも1つを記憶する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の一つの実施形態に係る熱解析対象41の一例を示す図である。 図1におけるa-a'線を通る、基板42の断面の一例を示す図である。 本発明の一つの実施形態に係る熱解析対象141を示す図である。 本発明の一つの実施形態に係る設計支援システム200の一例を示す図である。 表示部50に表示される表示態様の一例を示す図である。 図5における出力形式入力領域51および解析条件入力領域59の拡大図である。 図5における熱解析実行領域56、保存実行領域57および熱解析結果表示領域58の拡大図である。 図5に示される熱解析結果表示領域58の拡大図である。 図5に示される熱解析結果表示領域58の他の拡大図である。 図5に示される熱解析結果表示領域58の他の拡大図である。 図5に示される熱解析結果表示領域58の他の拡大図である。 図5に示される熱解析結果表示領域58の他の拡大図である。 図12に示される解析条件表示領域66の一例を示す図である。 本発明の一つの実施形態に係る設計支援システム200の他の一例を示す図である。 本発明の一つの実施形態に係る設計支援方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る設計支援装置100が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一つの実施形態に係る熱解析対象41の一例を示す図である。熱解析対象41は、例えば、電子機器等に使用されるプリント基板である。熱解析対象41は、基板42および電流検出素子43を含む。基板42は、導体層44を有する。基板42は、導体層47を有してよい。導体層44および導体層47は、例えば銅箔である。
本明細書においては、X軸、Y軸およびZ軸の直交座標軸を用いて技術的事項を説明する場合がある。本明細書においては、基板42の平面と平行な面をXY面とする。本明細書において、基板42の平面に直交する方向(基板42の厚さ方向)をZ軸方向とする。本明細書において、XY面内における所定の方向をX軸方向とし、XY面内においてX軸に直交する方向をY軸方向とする。
本明細書において、X軸方向とは、X軸に平行な方向における一方から他方への方向、および、他方から一方への方向を指す。即ち、本明細書において、X軸方向とは、X軸に平行な2つの方向のいずれか一方を指さず、X軸に平行な方向を指す。本明細書において、Y軸方向およびZ軸方向も同様である。
本明細書において、平面視とは、基板42をZ軸方向から見た場合を指す。本明細書において、側面視とは、基板42をZ軸に垂直な方向(XY面内における所定の方向)から見た場合を指す。
電流検出素子43は、導体層44に流れる電流Iを測定する場合において、電流Iを検出する素子である。電流検出素子43は、磁場検出式の電流センサであってよい。磁場検出式の電流センサとは、電流Iにより発生する磁場を検知する磁気センサを指す。電流検出素子43は、例えばホール素子である。図1において、電流Iの向きが太い矢印にて示されている。
電流検出素子43が磁気センサである場合、電流検出素子43は、当該磁気センサからの信号を増幅するIC(集積回路)が設けられていてよい。基板42は、2つの導体層47(導体層47-1および導体層47-2)を有してよい。導体層47には、当該ICに流れる電流が流れてよい。
電流検出素子43は、接続端子46を有してよい。本例においては、電流検出素子43は2つの接続端子46(接続端子46-1および接続端子46-2)を有する。本例の基板42は、平面視において、2つの導体層44(導体層44-1および導体層44-2)を有する。接続端子46-1は、導体層44-1に接続されてよい。接続端子46-2は、導体層44-2に接続されてよい。
基板42は、導体層44に電流Iが流れることにより、発熱する。導体層44に電流Iが流れることにより、電流検出素子43は発熱する。熱解析手段40(後述)は、基板42および電流検出素子43の発熱を熱解析する。
基板42および導体層44-1には、開口48が設けられてよい。基板42および導体層44-2には、開口49が設けられてよい。開口48には、ビア91が設けられてよい。開口49には、ビア92が設けられてよい。
基板42は、1または複数の導体層44を有してよい。複数の導体層44は、基板42の厚さ方向に設けられてよい。ビア91は、一の導体層44-1と他の導体層44-1とを電気的に接続してよい。ビア92は、一の導体層44-2と他の導体層44-2とを電気的に接続してよい。
X軸方向における導体層44-1の端部位置であって、電流検出素子43側の端部位置を位置Px1とする。X軸方向における導体層44-1の位置であって、平面視におけるビア91の中心位置を、位置Px2とする。平面視におけるビア91の中心位置とは、ビア91をZ軸方向に流れる電流Iの経路における中心の位置を指す。位置Px1から位置Px2までのX軸方向における長さを、長さLとする。
X軸方向における導体層44-2の端部位置であって、電流検出素子43側の端部位置を位置Px1'とする。X軸方向における導体層44-2の位置であって、平面視におけるビア92の中心位置を、位置Px2'とする。平面視におけるビア92の中心位置とは、ビア92をZ軸方向に流れる電流Iの経路における中心の位置を指す。位置Px1'から位置Px2'までのX軸方向における長さを、長さL'とする。
Y軸方向における導体層44-1の一方の端部位置であって、電流検出素子43側の端部位置を、位置Py1とする。Y軸方向における導体層44-1の他方の端部位置を、位置Py2とする。位置Py1から位置Py2までのY軸方向における幅を、幅Wとする。
Y軸方向における導体層44-2の一方の端部位置であって、電流検出素子43側の端部位置を、位置Py1'とする。Y軸方向における導体層44-2の他方の端部位置を、位置Py2'とする。位置Py1'から位置Py2'までのY軸方向における幅を、幅W'とする。
なお、Y軸方向において、位置Py1と位置Py1'とは同じ位置であってよく、異なる位置であってもよい。Y軸方向において、位置Py2と位置Py2'とは同じ位置であってよく、異なる位置であってもよい。幅Wと幅W'とは、等しくてよく、異なっていてもよい。本例においては、Y軸方向において位置Py1と位置Py1'とは同じ位置であり、位置Py2と位置Py2'とは同じ位置である。本例においては、幅Wと幅W'とは、等しい。
長さLが、Y軸方向に沿って位置Py1から位置Py2まで変化する場合は、長さLは、位置Py1から位置Py2までの間における、位置Px1から位置Px2までの長さの平均値であってよく、最大値であってもよく、最小値であってもよく、中央値であってもよい。長さL'についても、同様である。
幅Wが、X軸方向に沿って位置Px1から位置Px2まで変化する場合は、幅Wは、位置Px1から位置Px2までの間における、位置Py1から位置Py2までの幅の平均値であってよく、最大値であってもよく、最小値であってもよく、中央値であってもよい。幅W'についても、同様である。
導体層44-1の平面視における面積を、面積S1とする。導体層44-2の平面視における面積を、面積S1'とする。図1において、面積S1および面積S1'の範囲が、それぞれハッチングで示されている。
電流検出素子43は、電流Iの検出に伴い発熱しやすい。電流検出素子43の熱は、導体層44に伝搬することにより、基板42の平面方向(XY面内)に伝搬しやすい。面積S1および面積S1'が大きいほど、電流検出素子43の熱は基板42の平面方向に拡散しやすい。面積S1および面積S1'は、電流検出素子43が発生した熱の放熱面積である。
面積S1と面積S1'とは、等しくてよく、異なっていてもよい。本例においては、面積S1と面積S1'とは、等しい。
図2は、図1におけるa-a'線を通る、基板42の断面の一例を示す図である。a-a'線は、基板42、導体層44-2、開口49およびビア92を通るYZ断面である。基板42は、n層の導体層44-2(導体層44-2-1~導体層44-2-n)を有してよい。ここで、nは2以上の整数である。nは、導体層44-2の数である。
本明細書において、Z軸方向における導体層44-2-1側を上側と称し、導体層44-2-n側を下側と称する。導体層44-2-1は、基板42の上面93に設けられてよい。導体層44-2-nは、基板42の下面94に設けられてよい。開口49は、基板42を上面93から下面94まで貫通していてよい。ビア92は、導体層44-2-1~導体層44-2-nを電気的に接続してよい。
導体層44-2-1~導体層44-2-nの厚さを、それぞれ厚さd1~厚さdnとする。厚さd1~厚さdnは、全て等しくてよく、全て異なっていてもよい。本例においては、厚さd1~厚さdnは、全て等しい。本例において、導体層44-2-1~導体層44-2-nにおけるそれぞれの厚さを、厚さdとする。
基板42は、導体層44-2と同様に、n層の導体層44-1を有してよい。導体層44-1-1は、基板42の上面93に設けられてよい。導体層44-1-nは、基板42の下面94に設けられてよい。開口48は、基板42を上面93から下面94まで貫通していてよい。ビア91は、導体層44-1-1~導体層44-1-nを電気的に接続してよい。
導体層44-1-1~導体層44-1-nの厚さは、導体層44-2-1~導体層44-2-nの厚さと同様に、それぞれ厚さd1~厚さdnであってよい。本例において、導体層44-1-1~導体層44-1-nにおけるそれぞれの厚さは、導体層44-2-1~導体層44-2-nと同様に、厚さdである。
基板42の平面視において、複数の導体層44-2の形状は、同じであってよい。図2に示される例において、導体層44-2-2~導体層44-2-nの平面視における形状は、導体層44-2-1の平面視における形状と同じであってよい。基板42の平面視において、複数の導体層44-2の形状は、異なっていてもよい。
図3は、本発明の一つの実施形態に係る熱解析対象141を示す図である。熱解析対象141は、電流検出素子143を含む。電流検出素子143は、電流電圧変換式の電流センサであってよい。電流電圧変換式の電流センサとは、抵抗に流れる電流を電圧に変換することにより、電流を検知する電流センサを指す。電流検出素子143は、例えばシャント抵抗である。熱解析対象141は、係る点で熱解析対象41(図1参照)と異なる。電流検出素子143は、導体層44-1と電気的に接続され、導体層44-2と電気的に接続されている。
電流電圧変換式の電流センサは、抵抗に流れる電流を電圧に変換することにより電流を検知するので、当該抵抗の抵抗値は、変換される電圧が検出可能となる大きさであることが好ましい。このため、電流電圧変換式の電流センサにおける単位時間当たりの発熱量は、磁気検出式の電流センサにおける単位時間当たりの発熱量よりも大きくなりやすい。熱解析対象141は、熱解析対象41との比較対象の熱解析対象であってよい。
図4は、本発明の一つの実施形態に係る設計支援システム200の一例を示す図である。設計支援システム200は、設計支援装置100、熱解析手段40、表示部50および記憶手段60を備える。熱解析手段40は、熱解析対象41(図1参照)を熱解析する手段である。表示部50は、例えばディスプレイ、モニタ等である。記憶手段60は、例えばハードディスクドライブ等の記憶装置である。記憶手段60は、基板42の情報である基板情報(後述)、電流検出素子43の情報である電流検出素子情報、および、熱解析手段40による熱解析対象41の熱解析結果の少なくとも一つを記憶する。記憶手段60は、電流検出素子43の製品情報を記憶していてもよい。
なお、設計支援システム200は、記憶手段60を備えなくてもよい。設計支援システム200が記憶手段60を備えない場合、設計支援システム200には、設計支援システム200とは別途の記憶手段60が接続されてよい。
設計支援装置100は、入力手段10、設定手段20、制御手段30および表示制御手段32を備える。入力手段10は、例えばマウス、キーボード等である。制御手段30は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。設計支援装置100は、例えば、当該CPU、メモリおよびインターフェース等を備えるコンピュータである。
入力手段10は、熱解析対象41(図1参照)の解析条件を入力する。当該解析条件を、解析条件Iaとする。解析条件Iaは、基板42に関する情報である基板情報(後述)、および、電流検出素子43の情報である電流検出素子情報(後述)を含む。熱解析対象41は、解析条件Iaに基づいて、熱解析手段40により熱解析される。設定手段20は、熱解析対象41の熱解析結果の出力形式を設定する。出力形式については、後述する。
表示制御手段32は、表示部50を制御する。表示制御手段32は、例えばGPU(Graphics Processing Unit)である。表示制御手段32は、熱解析対象41(図1参照)の熱解析結果を、設定手段20により設定された出力形式で表示部50に表示するように、表示部50を制御する。
なお、表示制御手段32は、制御手段30に含まれていてもよい。制御手段30および表示制御手段32は、例えば1つのCPUであってもよい。
図5は、表示部50に表示される表示態様の一例を示す図である。表示制御手段32(図4参照)は、出力形式入力領域51、解析条件入力領域59、電流検出素子情報入力領域52、基板情報入力領域54、環境情報入力領域55、熱解析実行領域56、結果保存実行領域57および熱解析結果表示領域58を表示部50に表示するように、表示部50を制御してよい。
熱解析結果表示領域58は、熱解析対象41および熱解析対象141の少なくとも一方が、解析条件Ia(後述)に基づいて、熱解析手段40(図4参照)により熱解析された結果を表示するための領域である。当該結果を、熱解析結果Irとする。熱解析結果表示領域58において、熱解析結果Irはグラフ形式で表示されてよく、表形式で表示されてもよい。
出力形式入力領域51は、熱解析結果Irの出力形式を入力するための領域である。当該出力形式は、入力手段10(図4参照)により入力されてよい。当該出力形式とは、熱解析結果表示領域58(後述)に表示される、熱解析結果Irの表示形式を指す。後述するとおり、当該表示形式は、グラフ形式であってよく、表形式であってもよい。当該表示形式がグラフ形式である場合、出力形式入力領域51は、当該グラフ形式における2つのパラメータを入力するための領域であってよい。
解析条件入力領域59は、解析条件Iaを入力するための領域である。本例において、解析条件入力領域59は、電流検出素子情報入力領域52、基板情報入力領域54および環境情報入力領域55を含む。
電流検出素子情報入力領域52は、電流検出素子情報を入力するための領域である。当該電流検出素子情報とは、電流検出素子43に関する情報、および、電流検出素子143に関する情報の少なくとも一方である。当該電流検出素子情報を、電流検出素子情報Idとする。電流検出素子情報Idの詳細については、後述する。電流検出素子情報Idは、入力手段10(図4参照)により入力されてよい。
本例において、電流検出素子情報入力領域52は、2つの入力領域53を含む。当該2つの入力領域53を、第1入力領域53-1および第2入力領域53-2とする。本例において、第1入力領域53-1は、電流検出素子43に関する情報を入力するための領域である。本例において、第2入力領域53-2は、電流検出素子143に関する情報を入力するための領域である。
基板情報入力領域54は、基板情報を入力するための領域である。当該基板情報とは、基板42(図1および図3参照)に関する情報である。当該基板情報を、基板情報Isとする。基板情報Isの詳細については、後述する。基板情報Isは、入力手段10(図4参照)により入力されてよい。
環境情報入力領域55は、環境情報を入力するための領域である。当該環境情報とは、熱解析対象41が配置されている環境の情報、および、熱解析対象141が配置されている環境の情報の少なくとも一方である。当該環境情報を、環境情報Ieとする。解析条件Iaは、環境情報Ieを含んでよい。環境情報Ieの詳細については、後述する。環境情報Ieは、入力手段10(図4参照)により入力されてよい。
熱解析実行領域56は、熱解析の開始を入力するための領域である。保存実行領域57は、熱解析結果保存の開始を入力するための領域である。熱解析実行領域56および保存実行領域57については、後述する。
図6は、図5における出力形式入力領域51および解析条件入力領域59の拡大図である。本例においては、熱解析結果表示領域58(図5参照)には熱解析結果Irがグラフ形式にて表示される。本例の出力形式入力領域51は、に、当該グラフ形式における縦軸および横軸を入力する領域である。縦軸および横軸のパラメータは、プルダウン形式で表示されてよい。縦軸および横軸のパラメータは、それぞれ、基板情報Isおよび環境情報Ieから選択される1つのパラメータであってよい。
第1入力領域53-1は、電流検出素子43に関する情報を入力するための領域である。電流検出素子43に関する情報を、第1電流検出素子情報Id1とする。第1電流検出素子情報Id1は、電流検出素子43の名称および導体抵抗値の少なくとも一方であってよい。電流検出素子の名称および当該名称に係る製品情報は、記憶手段60(図4)に記憶されていてよい。電流検出素子43の名称とは、例えば、電流検出素子43の製品名である。電流検出素子43が磁気センサである場合、当該磁気センサには、電流による磁場が印加される。電流検出素子43の導体抵抗値は、当該電流を流すための導体の抵抗値であってよい。なお、第1入力領域53-1において電流検出素子43の名称が入力された場合、電流検出素子43の導体抵抗値は入力不可能にされてよい。
第2入力領域53-2は、電流検出素子143に関する情報を入力するための領域である。電流検出素子143に関する情報を、第2電流検出素子情報Id2とする。電流検出素子情報Id2は、電流検出素子143の抵抗温度係数を含んでよい。電流検出素子情報Id2は、電流検出素子143の大きさおよび抵抗値の少なくとも一方をさらに含んでよい。本例においては、電流検出素子情報Id2は、電流検出素子143の大きさ、抵抗値および抵抗温度係数を含む。電流検出素子143がシャント抵抗である場合、電流検出素子情報Id2は、シャント抵抗の大きさ[mm]、抵抗値[mΩ]および抵抗温度係数[ppm/℃]である。
基板情報入力領域54は、基板情報Isを入力するための領域である。基板情報Isは、導体層44の数(図2参照)、導体層44の厚さd(図2参照)[μm]および導体層44の面積[mm]の少なくとも一つを含んでよい。導体層44の面積を、導体層面積Sとする。導体層面積Sは、導体層44の放熱面積である。本例において、導体層面積Sは、面積S1と面積S1'(図1および図3参照)との和である。
基板情報Isは、導体幅を含んでもよい。当該導体幅は、導体層44の幅Wおよび幅W'(図1および図3参照)である。基板情報Isは、導体長さを含んでもよい。当該導体長さは、導体層44の長さLと長さL'(図1および図3参照)との和であってよい。なお、基板情報入力領域54において導体層面積Sが入力された場合、導体幅および導体長さは入力不可能にされてよい。
環境情報入力領域55は、環境情報Ieを入力するための領域である。環境情報Ieは、熱解析対象41および熱解析対象141の少なくとも一方が配置された環境の、温度、対流熱伝達率および輻射熱伝達率の少なくとも1つを含んでよい。
熱解析対象41が配置された環境の温度とは、熱解析対象41における基板42の上方において、電流検出素子43が配置された場所の温度であってよい。熱解析対象141が配置された環境の温度とは、熱解析対象141における基板42の上方において、電流検出素子143が配置された場所の温度であってよい。電流検出素子43が配置された場所の温度、および、電流検出素子143が配置された場所の温度は、100℃に達する場合がある。
熱解析対象41が配置された環境の対流熱伝達率とは、当該環境における空気や水などの流れによるエネルギーの伝搬の度合いを表す係数である。熱解析対象41が、例えば風冷ファンによる風にさらされている場合、当該対流熱伝達率は、熱解析対象41が当該風にさらされていない場合よりも、高い。
熱解析対象41が配置された環境の輻射熱伝達率とは、対象物から放出される電磁波のエネルギーの、輻射の度合いを表す係数である。本例において、当該対象物は、基板42、電流検出素子43等である。当該輻射熱伝達率は、温度が予め定められた温度よりも低い場合、無視され得る。当該予め定められた温度とは、例えば90℃である。しかしながら、基板42、電流検出素子43等の温度は100℃以上になる場合がある。このため、熱解析手段40は、基板42、電流検出素子43等から放出される電磁波の輻射熱伝達率を考慮することにより、当該輻射熱伝達率を考慮しない場合よりも、熱解析対象41が配置された環境における上昇温度ΔT(後述)をより正確に計算できる。
環境情報Ieは、基板42の表面状態および基板42の配置方向の少なくとも一方をさらに含んでよい。基板42の表面状態とは、例えば、基板42の上面93に配置された導体層44が剥き出しの状態と、ソルダーレジストが塗布されている状態か等、基板42の放熱に係る情報を指す。基板42の配置方向とは、基板42の上面93(図2参照)が水平方向に平行か鉛直方向に平行か等、基板42の配置に関する情報を指す。基板42からの放熱により、基板42の周囲の空気には対流が生じやすい。上面93が水平方向に平行であるよりも垂直方向に平行である方が、対流する空気と上面93とが交差しやすい。このため、上面93が水平方向に平行であるよりも垂直方向に平行である方が、基板42は冷却されやすい。
環境情報Ieは、実効電流および上昇温度の少なくとも一方をさらに含んでよい。実効電流とは、導体層44に流れる電流Iの実効値である。導体層44に流れる電流Iの実効値とは、導体層44に流し得る電流Iの最大値であってよい。上昇温度とは、熱解析対象41および熱解析対象141が配置された環境において許容される温度の最大値と、現在の温度との差である。当該上昇温度を、上昇温度ΔTとする。
図7は、図5における熱解析実行領域56、保存実行領域57および熱解析結果表示領域58の拡大図である。本例において、電流検出素子43を第1電流検出素子243とし、電流検出素子143を第2電流検出素子343とする。第2電流検出素子343は、第1電流検出素子243と種類の異なる電流検出素子であってよい。電流検出素子の種類が異なるとは、電流を検出する方法が異なることを指してよい。本例においては、第1電流検出素子243は磁気センサであり、第2電流検出素子343はシャント抵抗である。磁気センサは、電流による磁場を検出することにより、電流を検出する。シャント抵抗は、導体を電流が流れることによって生じる電圧を検出することにより、電流を検出する。本例において、第1電流検出素子243と第2電流検出素子343とは、係る点において電流検出の方法が異なる。
表示制御手段32(図4参照)は、第1電流検出素子243を含む熱解析対象41の熱解析を開始するための第1開始部61と、第2電流検出素子343を含む熱解析対象141の熱解析を開始するための第2開始部62とを表示部50に表示するように、表示部50を制御してよい。本例においては、表示制御手段32は、第1開始部61と第2開始部62とを熱解析実行領域56に表示するように、表示部50を制御する。第1開始部61および第2開始部62は、表示部50に表示されるボタンであってよい。
第1電流検出素子243に係る電流検出素子情報Idを、第1電流検出素子情報Id1とする。第2電流検出素子343に係る電流検出素子情報Idを、第2電流検出素子情報Id2とする。入力手段10(図4参照)が、第1電流検出素子243を含む熱解析対象41の熱解析の開始を入力した場合、熱解析手段40(図4参照)は、第1電流検出素子情報Id1を含む第1の解析条件Ia1に基づいて、熱解析対象41を熱解析してよい。入力手段10が、第2電流検出素子343を含む熱解析対象41の熱解析の開始を入力した場合、熱解析手段40は、第2電流検出素子情報Id2を含む第2の解析条件Ia2に基づいて、熱解析対象41を熱解析してよい。本例においては、入力手段10が第1開始部61を押下した場合、熱解析手段40は、第1電流検出素子情報Id1を含む解析条件Iaに基づいて、熱解析対象41を熱解析する。本例においては、入力手段10が第2開始部62を押下した場合、熱解析手段40は、第2電流検出素子情報Id2を含む解析条件Iaに基づいて、熱解析対象41を熱解析する。
表示制御手段32(図4参照)は、初期化部63を表示部50に表示するように、表示部を制御してよい。本例においては、表示制御手段32は、初期化部63を熱解析実行領域56に表示するように、表示部50を制御する。初期化部63は、表示部50に表示されるボタンであってよい。入力手段10が初期化部63を押下した場合、表示制御手段32は、表示部50に表示されている熱解析結果Irを表示部50から削除するように、表示部50を制御してよい。
保存実行領域57は、表示部に表示される保存部64を含んでよい。保存部64は、表示部50に表示されるボタンであってよい。入力手段10が保存部64を押下した場合、熱解析結果Irは記憶手段60(図4参照)に記憶されてよい。
熱解析結果表示領域58は、熱解析対象41および熱解析対象141の少なくとも一方の熱解析結果Irを表示する領域である。入力手段10(図4参照)は、基板情報Is、電流検出素子情報Idおよび環境情報Ieから選択された、第1の情報If1および第2の情報If2を入力してよい。第1の情報If1と第2の情報If2とは、異なる。第1の情報If1および第2の情報If2は、図6に示される、電流検出素子情報入力領域52、基板情報入力領域54および環境情報入力領域55に表示される項目から、選択されてよい。第1の情報If1および第2の情報If2は、出力形式入力領域51において入力されてよい。第1の情報If1は、出力形式入力領域51において入力された、縦軸および横軸の一方のパラメータであってよい。第2の情報If2は、出力形式入力領域51において入力された、縦軸および横軸の他方のパラメータであってよい。
設定手段20は、熱解析結果Irの出力形式を、第1の情報If1と第2の情報If2との関係を示す形式に設定してよい。本例においては、設定手段20は、熱解析結果Irの出力形式をグラフ形式に設定する。本例においては、第1の情報If1は導体層面積Sであり、第2の情報If2は上昇温度ΔTである。
熱解析対象41の解析条件Iaを、第1の解析条件Ia1とする。第1の解析条件Ia1から、基板情報Isおよび電流検出素子情報Idの少なくとも一方が変更された解析条件Iaを、第2の解析条件Ia2とする。本例においては、第1の解析条件Ia1から電流検出素子情報Idが変更された解析条件Iaを、第2の解析条件Ia2とする。本例においては、第2の解析条件Ia2は、熱解析対象141の解析条件Iaである。
第1の解析条件Ia1に基づく第1熱解析結果を、第1熱解析結果Ir1とする。第2の解析条件Ia2に基づく第2熱解析結果を、第2熱解析結果Ir2とする。表示制御手段32は、第1熱解析結果Ir1と第2熱解析結果Ir2とを、設定手段20により設定された出力形式により、表示部50に表示するように表示部50を制御する。表示制御手段32(図4参照)は、第1熱解析結果Ir1と第2熱解析結果Ir2とを互いに識別可能な態様で表示部50に表示するように、表示部50を制御する。本例においては、熱解析対象41の第1熱解析結果Ir1が実線で示され、熱解析対象141の第2熱解析結果Ir2が一点鎖線で示されることにより、第1熱解析結果Ir1と第2熱解析結果Ir2とが互いに識別可能な態様で、表示部50に表示されている。
第1の解析条件Ia1における基板情報Isを、基板情報Is1とする。第2の解析条件Ia2における基板情報Isを、基板情報Is2とする。基板情報Is1と基板情報Is2とは、同じであってよい。第1の解析条件Ia1における環境情報Ieを、環境情報Ie1とする。第2の解析条件Ia2における環境情報Ieを、環境情報Ie2とする。環境情報Ie1と環境情報Ie2とは、同じであってよい。
電流検出素子43が磁気センサであり、且つ、当該磁気センサが磁場の変化を検知した場合、当該磁気センサには、当該磁場の変化による電流が発生する。電流検出素子43の1次導体とは、当該磁場の変化により発生した電流が流れる導体を指す。
本例においては、電流検出素子43の1次導体の抵抗値は、電流検出素子143の抵抗値よりも小さいので、電流検出素子43が含まれる熱解析対象41の単位時間当たりの発熱量は、電流検出素子143が含まれる熱解析対象141の単位時間当たりの発熱量よりも、抑制されやすい。基板情報Is1と基板情報Is2とが同じであり、且つ、環境情報Ie1と環境情報Ie2とが同じである場合、設計支援装置100のユーザは、電流検出素子143と電流検出素子43とを交換した場合における基板42の放熱特性の相違を、簡易に知ることができる。図7に示される例においては、設計支援装置100のユーザは、電流検出素子143を電流検出素子43に交換した場合において、上昇温度ΔTを共にT1とした場合における導体層面積Sの削減効果を、簡易に知ることができる。
熱解析対象41において、導体層44および電流検出素子43に電流が流れることにより発生する熱量を、熱量Qt1とする。熱解析対象41において、導体層44の上方および電流検出素子43の上方において対流する熱量を、熱量Qc1とする。熱解析対象41において、導体層44による熱輻射および電流検出素子43による熱輻射による熱量を、熱量Qr1とする。熱量Qt1、熱量Qc1および熱量Qr1の間には、以下の関係が成立する。
Figure 2022087998000002
熱解析対象141において、導体層44および電流検出素子143に電流が流れることにより発生する熱量を、熱量Qt2とする。熱解析対象141において、導体層44の上方および電流検出素子143の上方において対流する熱量を、熱量Qc2とする。熱解析対象141において、導体層44による熱輻射および電流検出素子143による熱輻射による熱量を、熱量Qr2とする。熱量Qt2、熱量Qc2および熱量Qr2の間には、上記(1)式と同様の関係が成立する。
導体層44および電流検出素子43に流れる電流をI1とし、電流検出素子43の抵抗値をR1とする。導体層44の抵抗値をRsubとし、導体層44の抵抗温度係数をαとする。基板42の温度をtとする。導体層44の数(図2参照)をnとし、n個の導体層44の平均厚さをdとする。導体層44の温度が0℃の場合における導体層44の抵抗率をρとし、導体層44の温度がtの場合における導体層44の抵抗率をρとする。熱量Qt1は、以下の式で表される。
Figure 2022087998000003
ここで、図1の説明において上述したとおり、Lは位置Px1から位置Px2(図1および図3参照)までのX軸方向における長さである。L'は、位置Px1'から位置Px2'(図1および図3参照)までのX軸方向における長さである。Wは、位置Py1から位置Py2(図1および図3参照)までのY軸方向における幅である。W'は、位置Py1'から位置Py2'(図1および図3参照)までのY軸方向における幅である。
導体層44および電流検出素子143に流れる電流をI2とし、電流検出素子143の抵抗値をR2とする。熱量Qt2、電流I2および抵抗値R2の間には、上記(2-1)式~(2-3)式と同様の関係が成立する。
導体層44において電流が流れる領域の面積であって基板42上における領域の面積を、面積Ssubとする。熱解析対象41において、電流検出素子43の平面視における面積を、面積S1とする。面積S1は、図1においてハッチングされた領域の面積を指す。導体層44の上方および電流検出素子43の上方であって基板42の上面93側、および、導体層44の下方および電流検出素子43の下方であって基板42の下面94側の熱量が対流することによる対流熱伝達率を、熱対流伝達率hc1とする。導体層44および電流検出素子43が発熱することによる上昇する温度を、温度ΔT1とする。熱量Qc1は、以下の式で表される。
Figure 2022087998000004
熱量Qr1は、以下の式で表される。
Figure 2022087998000005
ここで、σはステファン・ボルツマン定数である。σ=5.67×10-8[W/(m・K)]である。εは、導体層44の上面および下面から、および、電流検出素子43の上面および下面からの熱放射率である。εは、基板42の材質、基板42の表面状態等によって変わり得る。εは、0以上1以下値である。Tsubは、導体層44および電流検出素子43の温度である。Tairは、熱解析対象41が配置された環境の温度である。
熱解析対象141において、電流検出素子143の平面視における面積を、面積S2とする。面積S2は、図3においてハッチングされた領域の面積を指す。基板42の上面93側の熱量および下面94側の熱量が対流することによる対流熱伝達率を、対流熱伝達率hc2とする。導体層44および電流検出素子143が発熱することによる上昇する温度を、温度ΔT2とする。熱量Qc2、面積S2、対流熱伝達率hc2および温度ΔT2の間には、式(3-1)および式(3-2)と同様の関係が成立する。熱量Qc2および面積S2の間には、式(4)と同様の関係が成立する。
抵抗値Rsubは、パッドがビアホール(図1よび図2の例においては開口49)の直上に配置される(いわゆるパッド・オン・ビア)ことにより、低下しやすい。抵抗値Rsubは、スルーホール(図1よび図2の例においては開口49)により複数の配線層(図1よび図2の例においては導体層44-2-1~導体層44-2-n)が接続されることによっても、低下しやすい。抵抗値R1および抵抗値R2は、それぞれ電流検出素子43および電流検出素子143の温度が上昇することに伴い、変化する。
パッドがビアホール(例えば開口49)の直上に配置される場合、または、複数の配線層(例えば導体層44-2-1~導体層44-2-n)がスルーホール(例えば開口49)により接続される場合、面積Ssubには、導体層44における基板42の下面94(図2参照)側の面積であって、導体層44において電流が流れる領域の面積が、さらに含まれてよい。
熱解析対象41が熱解析される場合、抵抗温度係数αは記憶手段60(図4参照)に記憶されていてよい。熱解析手段40(図4参照)は、記憶手段60に記憶された抵抗温度係数αを用いることにより、熱解析対象41を熱解析してよい。熱解析対象141が熱解析される場合、抵抗温度係数αは、入力手段10(図4参照)により第2入力領域53-2(図6参照)に入力された値が、熱解析に用いられてよい。
対流熱伝達率hc1および対流熱伝達率hc2は、入力手段10(図4参照)により環境情報入力領域55(図6参照)に入力された、基板42の表面状態および基板42の配置方向の少なくとも一方に基づいて、導出されてよい。熱解析手段40は、当該導出された対流熱伝達率hc1を用いることにより熱解析対象41を熱解析してよく、当該導出された対流熱伝達率hc2を用いることにより熱解析対象141を熱解析してよい。
一般に、IC(Integrated Circuit)における単位時間当たりの発熱量は、トランジスタの駆動に伴い消費される電力に依存しやすい。これに対し、電流検出素子43が磁気センサであり、電流検出素子143がシャント抵抗である場合、熱解析対象41および熱解析対象141における単位時間当たりの発熱量は、面積Ssub、幅W、幅W'、長さLおよび長さL'に依存しやすい。このため、本例においては、設計支援装置100のユーザは、熱解析対象41および熱解析対象141における面積Ssub、幅W、幅W'、長さLおよび長さL'を変更することにより、熱解析対象41における温度ΔT1の振る舞いと、熱解析対象141における温度ΔT2の振る舞いとを、容易に比較できる。
図8は、図5に示される熱解析結果表示領域58の拡大図である。本例においては、図7に示される例と同様に、第1の情報If1は導体層面積Sであり、第2の情報If2は上昇温度ΔTである。
入力手段10(図4参照)により第1の解析条件Ia1が入力された場合、表示制御手段32(図4参照)は、第1の解析条件Ia1に基づく第1熱解析結果Ir1を表示部50に表示するように、表示部50を制御してよい。図8においては、第1熱解析結果Ir1が熱解析結果表示領域58に一点鎖線で表示されている。
図9は、図5に示される熱解析結果表示領域58の他の拡大図である。本例においては、第2の解析条件Ia2は、第1の解析条件Ia1と同一の基板情報Isであり、且つ、第1の解析条件Ia1と異なる電流検出素子情報Idであるとする。入力手段10(図4参照)により第1の解析条件Ia1が入力された場合(即ち図8の場合)において、表示制御手段32(図4参照)は、当該第2の解析条件Ia2が入力されたことを条件として、第1熱解析結果Ir1と第2熱解析結果Ir2とを、互いに識別可能な態様で表示部50に表示するように、表示部50を制御してよい。
表示制御手段32は、表示部50に第1熱解析結果Ir1を表示した状態で、表示部50に第2熱解析結果Ir2を表示するように、表示部50を制御してよい。入力手段10(図4参照)により第1の解析条件Ia1が入力された場合において、当該第2の解析条件Ia2が入力されたことを条件として、表示制御手段32は、第1熱解析結果Ir1を表示部50に表示した状態で、第2熱解析結果Ir2を表示部50にさらに表示するように、表示部50を制御してよい。本例においては、第1の解析条件Ia1における第1電流検出素子情報Id1は電流検出素子43に関する情報であり、第2の解析条件Ia2における第2電流検出素子情報Id2は電流検出素子143に関する情報である。
熱解析手段40(図4参照)は、入力手段10により第2の解析条件Ia2が入力されるごとに、熱解析対象41を熱解析してもよい。表示制御手段32は、熱解析手段40が熱解析対象41を熱解析するごとに、第2熱解析結果Ir2を表示部50に表示するように、表示部50を制御してよい。
図10は、図5に示される熱解析結果表示領域58の他の拡大図である。本例においては、第1の情報If1は実効電流Imであり、第2の情報If2は上昇温度ΔTである。実効電流Imとは、上述したとおり、導体層44に流れる電流Iの実効値である。
入力手段10(図4参照)により第1の解析条件Ia1が入力された場合、表示制御手段32(図4参照)は、第1の解析条件Ia1に基づく第1熱解析結果Ir1を表示部50に表示するように、表示部50を制御してよい。図10においては、第1熱解析結果Ir1が熱解析結果表示領域58に粗い破線で表示されている。
図11は、図5に示される熱解析結果表示領域58の他の拡大図である。本例においては、第2の解析条件Ia2は、第1の解析条件Ia1と異なる基板情報Isであり、且つ、第1の解析条件Ia1と同一の電流検出素子情報Idであるとする。本例において、第1電流検出素子情報Id1および第2電流検出素子情報Id2は、共に電流検出素子43(例えば磁気センサ)に係る情報であるとする。
入力手段10(図4参照)により第1の解析条件Ia1が入力された場合(即ち図8の場合)において、表示制御手段32(図4参照)は、当該第2の解析条件Ia2が入力されたことを条件として、第1熱解析結果Ir1と第2熱解析結果Ir2とを、互いに識別可能な態様で表示部50に表示するように、表示部50を制御してよい。第1の解析条件Ia1が入力された場合において、当該第2の解析条件Ia2が入力されたことを条件として、表示制御手段32は、第1熱解析結果Ir1を表示部50に表示した状態で、第2熱解析結果Ir2を表示部50にさらに表示するように、表示部50を制御してよい。本例においては、第1の解析条件Ia1における基板情報Is1の導体層面積Sは面積S0であり、第2の解析条件Ia2における基板情報Is2の導体層面積Sは面積S0'(>S0)である。
本例においては、設計支援装置100のユーザは、電流検出素子43(例えば磁気センサ)が設けられた基板42における導体層44の面積Sを削減した場合において、実効電流Imを電流I1に維持した場合に、上昇温度ΔTの温度T0から温度T0'への抑制効果を、簡易に知ることができる。
図2に示される基板42の側面視において、複数の導体層44-2のうちの導体層44-2-1を第1導体層D1とし、導体層44-2-2を第2導体層D2とする。図1に示される基板42の平面視において、第1導体層D1と第2導体層D2との形状が異なる場合、基板情報Isは、第1導体層D1の情報および第2導体層D2の情報を含んでよい。第1導体層D1の情報および第2導体層D2の情報は、解析条件Iaに含まれてよい。
熱解析手段40(図4参照)が熱解析対象41を熱解析した場合、設定手段20(図4参照)は、熱解析結果Irの出力形式を変更不可能に設定してよい。図7に示される例においては、設定手段20は、第1の情報If1が導体層面積Sであり、第2の情報If2が上昇温度ΔTであるとして、熱解析結果Irの出力形式を設定している。熱解析手段40が熱解析対象41を熱解析した場合、設定手段20は、第1の情報If1と第2の情報If2とを変更不可能に設定してよい。第1の情報If1と第2の情報If2とを変更不可能に設定されることにより、設計支援装置100のユーザが、第1の情報If1および第2の情報If2の少なくとも一方を誤って変更しようとした場合においても、第1の情報If1および第2の情報If2の少なくとも一方が変更されることが防止される。このため、表示制御手段32は、第1の情報If1と第2の情報If2とが変更されない状態で、熱解析手段40による熱解析ごとに、熱解析結果Irを表示部50に表示するように、表示部50を制御しやすくなる。
設定手段20(図4参照)が熱解析結果Irの形式を変更不可能に設定している場合において、入力手段10(図4参照)が、基板情報Is、電流検出素子情報Idおよび環境情報Ieから選択された第3の情報If3を入力した場合、表示制御手段32は、表示部50に警告を表示するように、表示部50を制御してよい。第3の情報If3は、第1の情報If1と異なり、且つ、第2の情報If2と異なる。
表示制御手段32が、表示部50に警告を表示するように表示部50を制御することにより、設計支援装置100のユーザは、第1の情報If1および第2の情報If2の少なくとも一方を誤って変更しようとしていることを知ることができる。なお、設計支援装置100は、表示制御手段32による表示部50への警告の表示に代えて、警告音を発してもよい。
図9に示される例においては、第1の情報If1は導体層面積Sであり、第2の情報If2は上昇温度ΔTである。図9においては、熱解析結果Ir1の出力形式が、当該第1の情報If1と第2の情報If2との関係を示す形式に設定されている。
入力手段10が第3の情報If3を入力した場合、設定手段20は、熱解析結果Irの出力形式を、第1の情報If1と第2の情報If2との関係を示す形式(図9に示される形式)から、第3の情報If3と第2の情報とIf2の関係を示す形式に設定してよい。第3の情報If3が、例えば実効電流Imである場合、設定手段20は、熱解析結果Irの出力形式を、図9に示される形式から図11に示される形式に設定してよい。表示制御手段32は、第1熱解析結果Ir1と第2熱解析結果Ir2とを、第3の情報If3と第2の情報If2との関係を示す形式により、表示部50に表示するように表示部50を制御してよい。
入力手段10(図4参照)が、熱解析結果Irの出力形式の初期化を入力した場合、設定手段20(図4参照)は、当該出力形式を変更可能に設定してよい。本例においては、入力手段10が初期化部63(図7参照)を押下した場合、設定手段20は、熱解析結果Irの出力形式を変更可能に設定する。入力手段10が、熱解析結果Irの出力形式の初期化を入力した場合、設定手段20は、第1の情報If1および第2の情報If2を変更可能に設定してよい。入力手段10が、熱解析結果Irの出力形式の初期化を入力した場合、表示制御手段32は、表示部50に表示されている熱解析結果Irを表示部50から削除するように、表示部50を制御してよい。
図12は、図5に示される熱解析結果表示領域58の他の拡大図である。熱解析結果表示領域58は、計算領域65および解析条件表示領域66を含んでよい。解析条件表示領域66は、解析条件Iaごとの熱解析結果Irを、表形式で表示する領域である。
表示制御手段32(図4参照)は、解析条件Iaごとの熱解析結果Irを、第1の情報If1または第2の情報If2の具体的な数値について計算した結果を計算領域65に表示するように、表示部50を制御してよい。本例においては、第1の情報If1は導体層面積Sであり、第2の情報If2は上昇温度ΔTである。本例においては、導体層面積Sが5[mm]である場合について上昇温度ΔTを計算した結果が、熱解析結果Irごとに計算領域65に示されている。第1の情報If1または第2の情報If2の具体的な数値は、入力手段10(図4参照)により入力されてよい。
図13は、図12に示される解析条件表示領域66の一例を示す図である。表示制御手段32(図4参照)は、第1の解析条件Ia1および第2の解析条件Ia2を表示部50(本例においては解析条件表示領域66)に表示するように表示部50を制御してよい。本例においては、表示制御手段32は、解析条件Ia番号が1~6の解析条件Iaを解析条件表示領域66に表示するように表示部50を制御する。
表示制御手段32は、表示部50に第1熱解析条件Ia1を表示した状態で、表示部50に第2熱解析条件Ia2を表示するように、表示部50を制御してよい。表示制御手段32は、異なる解析条件Iaに基づく熱解析ごとに、表示部50に当該解析条件Iaの表示を追加するように表示部50を制御してよい。
表示制御手段32は、第1の解析条件Ia1と第2の解析条件Ia2との相違点が互いに識別可能な態様で表示部50に表示するように、表示部50を制御してよい。図13に示される例において、解析条件Ia番号が1の場合を第1の解析条件Ia1とし、当該番号が2の場合を第2の解析条件Ia2とする。本例においては、第1の解析条件Ia1と第2の解析条件Ia2との相違点は、電流検出素子43の抵抗値である。本例においては、第2の解析条件Ia2における第1の解析条件Ia1との相違点が識別可能なように、第2の解析条件Ia2における抵抗値が太枠にて囲われている。なお、第2の解析条件Ia2における第1の解析条件Ia1との相違点は、解析条件表示領域66において色付けされることにより、識別可能に表示されてもよい。
図13に示される例において、解析条件Ia番号が5の場合を第1の解析条件Ia1とし、当該番号が6の場合を第2の解析条件Ia2とする。本例においては、第1の解析条件Ia1と第2の解析条件Ia2との相違点は、基板42の配置方向である。本例においては、第2の解析条件Ia2における基板42の配置方向が、太枠にて囲われている。
図13に示される例において、解析条件Ia番号が1および2の場合における、Z軸方向の大きさの項目が太い破線にて囲われている。当該太い破線にて囲われた領域を、領域Dとする。領域Dについては、後述する。
図14は、本発明の一つの実施形態に係る設計支援システム200の他の一例を示す図である。本例の設計支援システム200において、設計支援装置100は検出手段70をさらに備える。本例の設計支援システム200は、係る点において図4に示される設計支援システムと異なる。
検出手段70は、第1電流検出素子情報Id1に基づいて、電流検出素子43の高さを検出してよい。表示制御手段32は、検出手段70により検出された電流検出素子43の高さを表示部50に表示するように、表示部50を制御してよい。検出手段70により検出された電流検出素子43の高さは、図13に示される領域Dに表示されてよい。
電流検出素子43が磁気センサであり、電流検出素子143がシャント抵抗である場合、電流検出素子43を用いた電流検出部の構成は、電流検出素子143を用いた電流検出部の構成よりも小さくなりやすい。電流検出部の当該構成とは、当該電流検出部の高さであってよい。このため、電流検出素子43が用いられた装置の大きさは、電流検出素子143が用いられた装置の大きさよりも、小さくなりやすい。本例において、設計支援装置100のユーザは、図13における領域Dに示される電流検出素子43の高さおよび導体層面積と、電流検出素子143の高さおよび導体層面積とを、それぞれ簡易に比較しやすくなる。
図15は、本発明の一つの実施形態に係る設計支援方法の一例を示すフローチャートである。本発明の一つの実施形態に係る設計支援方法は、設計支援システム200(図4参照)が使用された場合における設計支援方法の一例である。
設計支援方法は、出力形式設定ステップS102、解析条件入力ステップS104および表示ステップS110を備える。設計支援方法は、出力形式入力ステップS100、開始入力ステップS106、熱解析ステップS108および判断ステップS112を備えてよい。
出力形式入力ステップS100は、入力手段10(図4参照)が、熱解析結果Irの出力形式を設定するステップである。出力形式入力ステップS100は、入力手段10が、基板情報Is、電流検出素子情報Idおよび環境情報Ieから、第1の情報If1と第2の情報If2とを入力するステップであってよい。
出力形式設定ステップS102は、設定手段20(図4参照)が、熱解析結果Irの出力形式を設定するステップである。出力形式設定ステップS102において、設定手段20は熱解析結果Irの出力形式を、出力形式入力ステップS100において入力された出力形式に設定してよい。出力形式設定ステップS102は、熱解析結果Irの出力形式を、第1の情報If1と第2の情報If2との関係を示す形式に設定するステップであってよい。
解析条件入力ステップS104は、入力手段10(図4参照)が、基板情報Isおよび電流検出素子情報Idを含む解析条件Iaを入力するステップである。基板情報Isは、熱解析対象41における基板42および熱解析対象141における基板42の少なくとも一方の情報である。電流検出素子情報Idは、電流検出素子43の情報および電流検出素子143の情報の少なくとも一方である。
解析条件入力ステップS104は、入力手段10が、第1電流検出素子情報Id1および第2電流検出素子情報Id2の少なくとも一方を入力するステップであってよい。第1電流検出素子情報Id1は、第1電流検出素子243(電流検出素子43)に係る電流検出素子情報Idである。第2電流検出素子情報Id2は、第2電流検出素子343(電流検出素子143)に係る電流検出素子情報Idである。
解析条件入力ステップS104において、入力手段10は、第1の解析条件Ia1と第2の解析条件Ia2とを入力してよい。第2の解析条件Ia2は、上述したとおり、第1の解析条件Ia1から基板情報Isおよび電流検出素子情報Idの少なくとも一方を変更した解析条件Iaである。
解析条件Iaは、熱解析対象41および熱解析対象141の少なくとも一方の環境情報Ieをさらに含んでよい。環境情報Ieは、熱解析対象41および熱解析対象141の少なくとも一方の環境の温度、当該環境の対流熱伝達率、および、当該環境の輻射熱伝達率の少なくとも1つを含んでよい。
開始入力ステップS106は、入力手段10(図4参照)が、熱解析対象41または熱解析対象141の熱解析の開始を入力するステップである。熱解析ステップS108は、熱解析手段40(図4参照)が、熱解析対象41または熱解析対象141を熱解析するステップである。
開始入力ステップS106において、入力手段10が熱解析対象41の熱解析の開始を入力した場合、熱解析ステップS108において、熱解析手段40は、第1電流検出素子243(電流検出素子43)の電流検出素子情報Id1を含む第1の解析条件Ia1に基づいて、熱解析対象41を熱解析する。開始入力ステップS106において、入力手段10が熱解析対象141の熱解析の開始を入力した場合、熱解析ステップS108において、熱解析手段40は、第2電流検出素子343(電流検出素子143)の電流検出素子情報Id2を含む第2の解析条件Ia2に基づいて、熱解析対象141を熱解析する。
表示ステップS110は、表示制御手段32が、解析条件Iaに基づく熱解析結果Irを、出力形式設定ステップ102において設定された出力形式で表示部50に表示するステップである。表示ステップS110は、解析条件入力ステップS104において入力された第1の解析条件Ia1に基づく第1熱解析結果Ir1と、第2の解析条件Ia2に基づく第2熱解析結果Ir2とを、互いに識別可能な態様で表示部50に表示するステップである。
熱解析ステップS108は、熱解析手段40が、第1の解析条件Ia1に基づいて熱解析対象41および熱解析対象141の一方を熱解析する第1熱解析ステップS108-1と、第2の解析条件Ia2に基づいて熱解析対象41および熱解析対象141の他方を熱解析する第2熱解析ステップS108-2と、を含んでよい。
判断ステップS112は、制御手段30(図4参照)が、第1熱解析ステップS108-1の後、解析条件入力ステップS104に戻るかを判断するステップである。判断ステップS112において、制御手段30が解析条件入力ステップS104に戻ると判断した場合、熱解析手段40は、第2熱解析ステップS108-2を実施してよい。
本発明の様々な実施形態は、 フローチャートおよびブロック図を参照して記載されてよい。本発明の様々な実施形態において、ブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置のセクションを表わしてよい。
特定の段階が、専用回路、プログラマブル回路またはプロセッサによって実行されてよい。特定のセクションが、専用回路、プログラマブル回路またはプロセッサによって実装されてよい。当該プログラマブル回路および当該プロセッサは、コンピュータ可読命令と共に供給されてよい。当該コンピュータ可読命令は、コンピュータ可読媒体上に格納されてよい。
専用回路は、デジタルハードウェア回路およびアナログハードウェア回路の少なくとも一方を含んでよい。専用回路は、集積回路(IC)およびディスクリート回路の少なくとも一方を含んでもよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NORまたは他の論理操作のハードウェア回路を含んでよい。プログラマブル回路は、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでもよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよい。コンピュータ可読媒体が当該有形なデバイスを含むことにより、当該デバイスに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。
コンピュータ可読媒体は、例えば電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等であってよい。コンピュータ可読媒体は、より具体的には、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等であってよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、ソースコードおよびオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。当該ソースコードおよび当該オブジェクトコードは、オブジェクト指向プログラミング言語および従来の手続型プログラミング言語を含む、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されてよい。オブジェクト指向プログラミング言語は、例えばSmalltalk(登録商標)、JAVA(登録商標)、C++等であってよい。手続型プログラミング言語は、例えば「C」プログラミング言語であってよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供されてよい。汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路は、図15に示されるフローチャート、または、図4および図14に示されるブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサは、例えばコンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等であってよい。
図16は、本発明の実施形態に係る設計支援装置100が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の一例を示す図である。コンピュータ2200にインストールされたプログラムは、コンピュータ2200に、本発明の実施形態に係る設計支援装置100に関連付けられる操作または設計支援装置100の1または複数のセクションとして機能させることができ、または当該操作または当該1または複数のセクションを実行させることができ、またはコンピュータ2200に、本発明の設計支援方法に係る各段階(図15参照)を実行させることができる。当該プログラムは、コンピュータ2200に、本明細書に記載されたフローチャート(図15)およびブロック図(図4および図14)におけるブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定の操作を実行させるべく、CPU2212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ2200は、CPU2212、RAM2214、グラフィックコントローラ2216およびディスプレイデバイス2218を含む。CPU2212、RAM2214、グラフィックコントローラ2216およびディスプレイデバイス2218は、ホストコントローラ2210によって相互に接続されている。コンピュータ2200は、通信インターフェース2222、ハードディスクドライブ2224、DVD-ROMドライブ2226およびICカードドライブ等の入出力ユニットをさらに含む。通信インターフェース2222、ハードディスクドライブ2224、DVD-ROMドライブ2226およびICカードドライブ等は、入出力コントローラ2220を介してホストコントローラ2210に接続されている。コンピュータは、ROM2230およびキーボード2242等のレガシの入出力ユニットをさらに含む。ROM2230およびキーボード2242等は、入出力チップ2240を介して入出力コントローラ2220に接続されている。
CPU2212は、ROM2230およびRAM2214内に格納されたプログラムに従い動作することにより、各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ2216は、RAM2214内に提供されるフレームバッファ等またはRAM2214の中に、CPU2212によって生成されたイメージデータを取得することにより、イメージデータがディスプレイデバイス2218上に表示されるようにする。
通信インターフェース2222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ2224は、コンピュータ2200内のCPU2212によって使用されるプログラムおよびデータを格納する。DVD-ROMドライブ2226は、プログラムまたはデータをDVD-ROM2201から読み取り、読み取ったプログラムまたはデータを、RAM2214を介してハードディスクドライブ2224に提供する。ICカードドライブは、プログラムおよびデータをICカードから読み取るか、または、プログラムおよびデータをICカードに書き込む。
ROM2230は、アクティブ化時にコンピュータ2200によって実行されるブートプログラム等、または、コンピュータ2200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入出力チップ2240は、様々な入出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入出力コントローラ2220に接続してよい。
プログラムが、DVD-ROM2201またはICカードのようなコンピュータ可読媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読媒体から読み取られ、コンピュータ可読媒体の例でもあるハードディスクドライブ2224、RAM2214、またはROM2230にインストールされ、CPU2212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ2200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ2200の使用に従い、情報の操作または処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ2200および外部デバイス間で実行される場合、CPU2212は、RAM2214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インターフェース2222に対し、通信処理を命令してよい。通信インターフェース2222は、CPU2212の制御下、RAM2214、ハードディスクドライブ2224、DVD-ROM2201またはICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信された受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
CPU2212は、ハードディスクドライブ2224、DVD-ROMドライブ2226(DVD-ROM2201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM2214に読み取られるようにしてよい。CPU2212は、RAM2214上のデータに対し、様々なタイプの処理を実行してよい。CPU2212は、次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、およびデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理されてよい。CPU2212は、RAM2214から読み取られたデータに対し、本開示に記載された、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプの操作、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索または置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよい。CPU2212は、結果をRAM2214に対しライトバックしてよい。
CPU2212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU2212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、第2の属性値を読み取ることにより、予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上述したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ2200上またはコンピュータ2200のコンピュータ可読媒体に格納されてよい。専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読媒体として使用可能である。プログラムは、当該記録媒体によりコンピュータ2200に提供されてよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10・・・入力手段、20・・・設定手段、30・・・制御手段、32・・・表示制御手段、40・・・熱解析手段、41・・・熱解析対象、42・・・基板、43・・・電流検出素子、44・・・導体層、46・・・接続端子、47・・・導体層、48・・・開口、49・・・開口、50・・・表示部、51・・・出力形式入力領域、52・・・電流検出素子情報入力領域、53・・・入力領域、54・・・基板情報入力領域、55・・・環境情報入力領域、56・・・熱解析実行領域、57・・・保存実行領域、58・・・熱解析結果表示領域、59・・・解析条件入力領域、60・・・記憶手段、61・・・第1開始部、62・・・第2開始部、63・・・初期化部、64・・・保存部、65・・・計算領域、66・・・解析条件表示領域、70・・・検出手段、91・・・ビア、92・・・ビア、93・・・上面、94・・・下面、100・・・設計支援装置、141・・・熱解析対象、143・・・電流検出素子、200・・・設計支援システム、243・・・第1電流検出素子、343・・・第2電流検出素子、2200・・・コンピュータ、2201・・・DVD-ROM、2210・・・ホストコントローラ、2212・・・CPU、2214・・・RAM、2216・・・グラフィックコントローラ、2218・・・ディスプレイデバイス、2220・・・入出力コントローラ、2222・・・通信インターフェース、2224・・・ハードディスクドライブ、2226・・・DVD-ROMドライブ、2230・・・ROM、2240・・・入出力チップ

Claims (28)

  1. 熱解析対象の基板情報および電流検出素子情報を含む解析条件を入力する入力手段と、
    熱解析手段により熱解析された熱解析結果の出力形式を設定する設定手段と、
    前記解析条件に基づく前記熱解析結果を、前記設定手段により設定された出力形式で表示部に表示するように表示部を制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記入力手段により入力された第1の解析条件に基づく第1熱解析結果と、前記第1の解析条件から前記基板情報および前記電流検出素子情報の少なくとも一方を変更した第2の解析条件に基づく第2熱解析結果とを、互いに識別可能な態様で前記表示部に表示するように前記表示部を制御する、
    設計支援装置。
  2. 前記入力手段により前記第1の解析条件が入力された場合、前記第1の解析条件と同一の前記基板情報および前記第1の解析条件と異なる前記電流検出素子情報が前記第2の解析条件として入力されたことを条件として、前記表示制御手段は、前記第1熱解析結果と前記第2熱解析結果とを、互いに識別可能な態様で前記表示部に表示するように前記表示部を制御する、請求項1に記載の設計支援装置。
  3. 前記入力手段により前記第1の解析条件が入力された場合、前記第1の解析条件と異なる前記基板情報および前記第1の解析条件と同一の前記電流検出素子情報が前記第2の解析条件として入力されたことを条件として、前記表示制御手段は、前記第1熱解析結果と前記第2熱解析結果とを、互いに識別可能な態様で前記表示部に表示するように前記表示部を制御する、請求項1または2に記載の設計支援装置。
  4. 前記電流検出素子情報は、電流検出素子の抵抗温度係数を含み、
    前記表示制御手段は、前記電流検出素子情報を前記表示部に表示するように前記表示部を制御する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の設計支援装置。
  5. 前記電流検出素子情報は、電流検出素子の大きさ、および、前記電流検出素子の抵抗値の少なくとも一方を含み、
    前記表示制御手段は、前記電流検出素子情報を前記表示部に表示するように前記表示部を制御する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の設計支援装置。
  6. 前記解析条件は、前記熱解析対象の環境情報をさらに含み、
    前記環境情報は、前記熱解析対象の環境の温度、前記環境の対流熱伝達率、および、前記環境の輻射熱伝達率の少なくとも1つを含む、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の設計支援装置。
  7. 前記熱解析対象に係る基板は、1つの導体層、または、前記基板の厚さ方向に設けられた複数の導体層を有し、
    前記基板情報は、前記導体層の数、前記導体層の厚さおよび前記導体層の面積の少なくとも1つを含み、
    前記表示制御手段は、前記基板情報を前記表示部に表示するように前記表示部を制御する、
    請求項6に記載の設計支援装置。
  8. 前記基板の平面視において、前記複数の導体層の形状が同じである、請求項7に記載の設計支援装置。
  9. 前記基板の平面視において、前記複数の導体層のうちの第1導体層と第2導体層との形状が異なる場合、前記基板情報は、前記第1導体層の情報および前記第2導体層の情報を含む、
    請求項7に記載の設計支援装置。
  10. 前記環境情報は、前記基板の表面状態および前記基板の配置方向の少なくとも一方をさらに含む、請求項7から9のいずれか一項に記載の設計支援装置。
  11. 前記環境情報は、前記導体層に流れる実効電流の値をさらに含む、請求項7から10のいずれか一項に記載の設計支援装置。
  12. 前記入力手段は、前記基板情報、前記電流検出素子情報および前記環境情報から選択された、第1の情報および前記第1の情報と異なる第2の情報を入力し、
    前記設定手段は、前記出力形式を、前記第1の情報と前記第2の情報との関係を示す形式に設定し、
    前記表示制御手段は、前記第1熱解析結果と前記第2熱解析結果とを、前記設定手段により設定された前記形式により、前記表示部に表示するように前記表示部を制御する、請求項6から11のいずれか一項に記載の設計支援装置。
  13. 前記熱解析手段が前記熱解析対象を熱解析した場合、前記設定手段は、前記形式を変更不可能に設定する、請求項12に記載の設計支援装置。
  14. 前記設定手段が前記形式を変更不可能に設定している場合において、前記入力手段が、前記基板情報、前記電流検出素子情報および前記環境情報から選択された、前記第1の情報と異なり且つ前記第2の情報と異なる第3の情報を入力した場合、前記表示制御手段は、前記表示部に警告を表示するように、前記表示部を制御する、請求項13に記載の設計支援装置。
  15. 前記入力手段が前記形式の初期化を入力した場合、前記設定手段は、前記形式を変更可能に設定する、請求項13または14に記載の設計支援装置。
  16. 前記出力形式が前記形式に設定されている場合において、前記入力手段が、前記基板情報、前記電流検出素子情報および前記環境情報から選択された、前記第1の情報と異なり且つ前記第2の情報と異なる第3の情報を入力した場合、前記設定手段は、前記出力形式を、前記第1の情報と前記第2の情報との関係を示す前記形式から、前記第3の情報と前記第2の情報との関係を示す形式に設定し、
    前記表示制御手段は、前記第1熱解析結果と前記第2熱解析結果とを、前記第3の情報と前記第2の情報との関係を示す前記形式により、前記表示部に表示するように前記表示部を制御する、
    請求項12に記載の設計支援装置。
  17. 前記熱解析手段は、前記入力手段により前記第2の解析条件が入力されるごとに、前記熱解析対象を熱解析し、
    前記表示制御手段は、前記熱解析手段が前記熱解析対象を熱解析するごとに、前記第2熱解析結果を前記表示部に表示するように前記表示部を制御する、
    請求項1から16のいずれか一項に記載の設計支援装置。
  18. 前記表示制御手段は、前記表示部に前記第1熱解析結果を表示した状態で、前記表示部に前記第2熱解析結果を表示するように前記表示部を制御する、請求項17に記載の設計支援装置。
  19. 前記表示制御手段は、前記第1の解析条件および前記第2の解析条件を前記表示部にさらに表示するように前記表示部を制御し、且つ、前記第1の解析条件と前記第2の解析条件との相違点が互いに識別可能な態様で前記表示部に表示するように、前記表示部を制御する、請求項1から17のいずれか一項に記載の設計支援装置。
  20. 前記入力手段は、第1電流検出素子に係る前記電流検出素子情報である第1電流検出素子情報、および、前記第1電流検出素子と異なる第2電流検出素子に係る前記電流検出素子情報である第2電流検出素子情報の少なくとも一方を入力し、
    前記入力手段が、前記第1電流検出素子を含む前記熱解析対象の熱解析の開始を入力した場合、前記熱解析手段は、前記第1電流検出素子情報を含む前記第1の解析条件に基づいて、前記熱解析対象を熱解析し、
    前記入力手段が、前記第2電流検出素子を含む前記熱解析対象の熱解析の開始を入力した場合、前記熱解析手段は、前記第2電流検出素子情報を含む前記第2の解析条件に基づいて、前記熱解析対象を熱解析する、
    請求項1から19のいずれか一項に記載の設計支援装置。
  21. 入力手段が、熱解析対象の基板情報および電流検出素子情報を含む解析条件を入力する解析条件入力ステップと、
    設定手段が、熱解析手段により熱解析された熱解析結果の出力形式を設定する出力形式設定ステップと、
    表示制御手段が、前記解析条件に基づく前記熱解析結果を、前記出力形式設定ステップにおいて設定された出力形式で表示部に表示する表示ステップと、
    を備え、
    前記表示ステップは、前記解析条件入力ステップにおいて入力された第1の解析条件に基づく第1熱解析結果と、前記第1の解析条件から前記基板情報および前記電流検出素子情報の少なくとも一方を変更した第2の解析条件に基づく第2熱解析結果とを、互いに識別可能な態様で前記表示部に表示するステップである、
    設計支援方法。
  22. 前記電流検出素子情報は、電流検出素子の抵抗温度係数を含む、請求項21に記載の設計支援方法。
  23. 前記解析条件は、前記熱解析対象の環境情報をさらに含み、
    前記環境情報は、前記熱解析対象の環境の温度、前記環境の対流熱伝達率、および、前記環境の輻射熱伝達率の少なくとも1つを含む、
    請求項21または22に記載の設計支援方法。
  24. 前記入力手段が、前記基板情報、前記電流検出素子情報および前記環境情報から、第1の情報と、前記第1の情報と異なる第2の情報とを入力する出力形式入力ステップをさらに備え、
    前記出力形式設定ステップは、前記出力形式を、前記第1の情報と前記第2の情報との関係を示す形式に設定するステップである、
    請求項23に記載の設計支援方法。
  25. 前記解析条件入力ステップは、前記入力手段が、第1電流検出素子に係る前記電流検出素子情報である第1電流検出素子情報、および、前記第1電流検出素子と異なる第2電流検出素子に係る前記電流検出素子情報である第2電流検出素子情報の少なくとも一方を入力するステップであり、
    前記入力手段が、前記第1電流検出素子を含む前記熱解析対象または前記第2電流検出素子を含む前記熱解析対象の熱解析の開始を入力する開始入力ステップと、
    前記熱解析手段が、前記熱解析対象を熱解析する熱解析ステップと、
    をさらに備え、
    前記開始入力ステップにおいて、前記入力手段が、前記第1電流検出素子を含む前記熱解析対象の熱解析の開始を入力した場合、前記熱解析手段は、前記第1電流検出素子情報を含む前記第1の解析条件に基づいて、前記熱解析対象を熱解析し、
    前記開始入力ステップにおいて、前記入力手段が、前記第2電流検出素子を含む前記熱解析対象の熱解析の開始を入力した場合、前記熱解析手段は、前記第2電流検出素子情報を含む前記第2の解析条件に基づいて、前記熱解析対象を熱解析する、
    請求項21から24のいずれか一項に記載の設計支援方法。
  26. 前記熱解析ステップは、前記熱解析手段が、前記第1の解析条件に基づいて前記熱解析対象を熱解析する第1熱解析ステップと、前記第2の解析条件に基づいて前記熱解析対象を熱解析する第2熱解析ステップと、を含み、
    制御手段が、前記第1熱解析ステップの後、前記解析条件入力ステップに戻るかを判断する判断ステップをさらに備え、
    前記判断ステップにおいて、前記制御手段が前記解析条件入力ステップに戻ると判断した場合、前記熱解析手段が前記第2熱解析ステップを実施する、
    請求項25に記載の設計支援方法。
  27. コンピュータを、請求項1から20のいずれか一項に記載の設計支援装置として機能させるための設計支援プログラム。
  28. 請求項1から20のいずれか一項に記載の設計支援装置と、
    前記熱解析手段と、
    前記表示部と、
    記憶手段と、
    を備え、
    前記記憶手段は、前記基板情報、前記電流検出素子情報および前記熱解析結果の少なくとも1つを記憶する、
    設計支援システム。
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