JPH03234708A - オレフィン重合体の製造方法 - Google Patents

オレフィン重合体の製造方法

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JPH03234708A
JPH03234708A JP2926690A JP2926690A JPH03234708A JP H03234708 A JPH03234708 A JP H03234708A JP 2926690 A JP2926690 A JP 2926690A JP 2926690 A JP2926690 A JP 2926690A JP H03234708 A JPH03234708 A JP H03234708A
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Michio Onishi
陸夫 大西
Masayuki Tsuruoka
鶴岡 雅之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はオレフィン重合体の製造方法に関する。
[従来の技術] 熱可塑性エラストマーは、省エネルギーあるいは省資源
タイプのエラストマーとして、特に加硫ゴムの代替品と
して、自動車部品、工業機械部品、電子・電気部品、建
材などに広く使用されている。
オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)は、一般
に、ポリプロピレンとエチレン−プロピレン−ジエンゴ
ム(EPDM)とを過酸化物の存在下て混線する方法に
よって製造されている(例えば、特開昭61−2177
47号公報)。しかしながら、この方法には、操作か煩
雑て製造コストか高いという欠点かあった。
一方、前記TPOの力学的特性と同様の特性を有する高
分子重合体を重合段階で直接的に製造することにより、
低コスト化を図る試みか従来から種々行なわれてきた。
例えば、プロピレン−ヘキセン共重合体(例えば、特開
昭49−5398:1号および特公昭62−19444
号各公報)および弾性ポリプロピレン(例えば、特開昭
61−179247号公報)などが提案されている。
しかしながら、これらの高分子重合体は、いずれも低温
特性か不十分てあった。
また、ポリプロピレンの低温特性を改良する方法として
、プロピレン/エチレン−プロピレン二段重合法かよく
知られているか(例えば、特開昭57−50804号公
報)、この方法ては、柔軟性と実用性のある引張強さと
を兼ね備えた加硫ゴム状重合体を製造することか困難て
あった。
[発明か解決しようとする課題] 本発明は、未加硫状態ても実用性のある引張強度を有し
、柔軟性や低温特性が満足でき、表面粘着性が低く、し
かも製造コストの低いオレフィン重合体の製造方法の提
供を目的とするものである。
本発明者らは、上記目的を遠戚するために鋭意研究を重
ねた結果、特定の触媒系を用いて重合体の結晶性を制御
することにより、架橋させなくても、TPO(部分的に
架橋されている)と同様の物性を有する加硫ゴム状のオ
レフィン重合体か容易に得られることを見出した0本発
明は、この知見に基づくものである。
[課題を解決するための手段] すなわち1本発明のオレフィン重合体の製造方法は、無
溶媒重合法によるオレフィン重合体の製造方法てあって (A)(イ)結晶性ポリオレフィンと (ロ)マグネシウム、チタン、ハロゲン原子および電子
供与体からなる固体触 媒成分と から構成される固体成分と、 (B)有機アルジニウム化合物と、 (C)一般式 [式中のR1は炭素数1〜20のアルキル基;R2は炭
素数1〜10の炭化水素基、水酸基またはニトロ基:m
は1〜6の整数;nはOまたは1〜(6−m)の整数で
ある。] て表わされるアルコキシ基含有芳香族化合物と、(D)
電子供与性化合物と、 から成る触媒系を用いた構成としである。
以下、本発明の詳細な説明する。
まず、本発明に用いる触媒系について説明する。
本発明に用いられる触媒系における固体成分(A)は、
結晶性ポリオレフィン(イ)とマグネシウム、チタン、
ハロゲン原子および電子供与体からなる固体触媒成分(
ロ)とから構成されている。
この固体成分(A)の調製方法としては、例えば、 (1)前記固体触媒成分(ロ)と有機アルミニウム化合
物と必要に応して用いられる電子供与性化合物とを組み
合せたものの存在下に、オレフィンを予備重合させる方
法(予備重合法) (2)粒径の揃った結晶性ポリプロピレンやポリエチレ
ンなどの結晶性パウダーに、前記固体触媒成分(ロ)と
必要に応して用いられる有機アルミニウム化合物と電子
供与性化合物(融点100’C以上)とを分散させる方
法(分散法)、(3)上記(1)の方法と(2)の方法
とを組み合わせる方法 などを用いることかてきる。
前記固体成分(A)における結晶性ポリオレフィン(イ
)としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リブテン、ポリ4−メチルペンテンなどの炭素数2〜1
0のα−オレフィンから得られる結晶性ポリオレフィン
か挙げられる。この結晶性ポリオレフィン(イ)は、前
記調製法(1)に示すように、炭素数2〜10のα−オ
レフィンを用い、通常30〜80℃、好ましくは55〜
70℃の範囲の温度において、予備重合を行なうことに
より製造することかできる。
この際、触媒系のアルミニウム/チタン原子比は通常0
.1〜100、好ましくは0.5〜5の範囲て選ばれ、
また電子供与性化合物/チタンのモル比は0〜50、好
ましくは0.1〜2の範囲て選ばれる。また、結晶性ポ
リオレフィン(イ)として、前記調製法(2)に示すよ
うに、あらかしめバラタ−状の結晶性ポリオレフィンと
して製造したものを用いてもよい。
なお、結晶性ポリオレフィン(イ)としては、融点10
0℃以上のものが好ましい。
上記固体成分(A)の調製に用いられる有機アルミニウ
ム化合物としては、後で(B)成分の有機アルミニウム
化合物として例示するものを用いることかできる。さら
に、必要に応して用いられる電子供与性化合物としては
、後で(D)成分の電子供与性化合物として例示するも
のを用いることがてきる。
前記の固体成分(A)を構成する固体触媒成分(ロ)は
、マグネシウム、チタン、ハロゲン原子および電子供与
体を必須酸分とするものであり、マグネシウム化合物と
チタン化合物と電子供与体とを接触させることによって
調製することかてきる。なお、この場合ハロゲン原子は
ハロゲン化物としてマグネシウム化合物および/または
チタン化合物などに含まれる。
該マグネシウム化合物としては、例えばマグネシウムジ
クロリドなどのマグネシウムシバライト、酸化マグネシ
ウム、水酸化マグネシウム、ハイドロタルサイト、マグ
ネシウムのカルボン酸塩、ジェトキシマグネシウムなど
のアルコキシマグネシウム、アリロキシマグネシウム、
アルコキシマグネシウムハライド、アルキルマグネシウ
ムハライド、エチルツチルマグネシウムなどのアルキル
マグネシウム、アルキルマグネシウムハライド、あるい
は有機マグネシウム化合物と電子供与体、ハロシラン、
アルコキシシラン、シラノールおよびアルミニウム化合
物などとの反応物などを挙げることかできるか、これら
の中てマグネシウムハライド、アルコキシマグネシウム
、アルキルマグネシウム、アルキルマグネシウムハライ
ドか好適である。また、これらのマグネシウム化合物は
一種たけて用いてもよいし、二種以上を組み合せて用い
てもよい。
また、該チタン化合物としては、例えば、テトラメトキ
シチタン、テトラエトキシチタン、テトラ−n−プロポ
キシチタン、テトライソプロポキシチタン、テトラ−n
−ブトキシチタン、テトライソブトキシチタン、テトラ
シクロへキシロキシチタン、テトラフェノキシチタンな
どのテトラアルコキシチタン、四塩化チタン、四臭化チ
タン、四ヨウ化チタンなどのテトラハロゲン化チタン、
メトキシチタニウムトリクロリド、エトキシチタニウム
トリクロリト、プロボキシチタニウムトリクロリト、n
−メトキシチタニウムトリクロリド、エトキシチタニウ
ムトリツロミトなどのトリハロゲン化アルコキシチタン
、シメトキシチタニウムジクロリト、シエトキシチタニ
ウムシクロリト、シプロボキシチタニウムシクロリト、
ジ−n−プロポキシチタニウムシクロリド、シエトキシ
チタニウムシフロミトなどのジハロゲン化ジアルコキシ
チタン、トリメトキシチタニウムクロリド、トリメトキ
シチタニウムクロリド、トリプロボキシチタニウムクロ
リト、トリーn−フトキシチタニウムクロリトなどのモ
ノハロゲン化トリアルコキシチタンなどが挙げられるか
、これらの中て高ハロゲン含有チタン化合物、特に四塩
化チタンか好適である。これらのチタン化合物はそれぞ
れ単独で用いてもよいし、二種以上を組み合せて用いて
もよい。
さらに、該ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子
、臭素原子、ヨウ素原子などが挙げられるか、これらの
ハロゲン原子は通常ハロゲン化物としてマグネシウム化
合物および/またはチタン化合物などに含まれて用いら
れる。
また、該電子供与体としては、後で(D)成分の電子供
与性化合物として例示するもの用いることかてきる。
該固体触tIx成分(ロ)の調製は、公知の方法(特開
昭53−43094号公報、特開昭55−]:1151
02号公報特開昭55−135103号公報、特開昭5
6−1860Ii号公報)で行なうことかてきる。例え
ば (1)マグネシウム化合物またはマグネシウム化合物と
電子供与体との錯化合物を、電子供与体および所望に応
して用いられる粉砕助剤などの存在下に粉砕して、チタ
ン化合物と反応させる方法、(2)還元能を有しないマ
グネシウム化合物の液状物と液状チタン化合物とを、電
子供与体の存在下において反応させて、固体状のチタン
複合体を析出させる方法。
(3)前記(1)または(2)て得られたものにチタン
化合物を反応させる方法、 (4)前記〈1〉または(2)て得られたものに、さら
に電子供与体およびチタン化合物を反応させる方法 (5)マグネシウム化合物またはマグネシウム化合物と
電子供与体との錯化合物を、電子供与体、チタン化合物
および所望に応して用いられる粉砕助材などの存在下で
粉砕したのち、ハロゲンまたはハロゲン化合物て処理す
る方法、 (6)前記(1)〜(4)て得られた化合物をハロゲン
またはハロゲン化合物で処理する方法、などによって調
製することかてきる。
さらに、これらの方法以外の方法(特開昭56−156
205号公報、特開昭57−63309号公報、特開昭
57−190004号公報、特開昭57−300407
号公報、特開昭58−47003号公報)によっても、
前記固体触媒成分(ロ)を調製することかできる。
また、周期表■〜■族に属する元素の酸化物、例えば、
酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムなど
の酸化物、または周期表■〜■族に属する元素の酸化物
の少なくとも一種を含む複合酸化物、例えば、シリカア
ルミナなどに前記マグネシウム化合物を担持させた固形
物と電子供与体とチタン化合物とを、溶媒中て0〜20
0℃、好ましくは10〜150℃の範囲の温度において
2分〜24時間接触させることにより固体触媒成分(ロ
)を調製することかてきる。
また、固体触媒成分(ロ)の調製にあたり、溶媒として
マグネシウム化合物、電子供与体およびチタン化合物に
対して不活性な有機溶媒、例えば、ヘキサン、ヘプタン
などの脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエンなどの芳香
族炭化水素、あるいは炭素数1〜12の飽和または不飽
和の脂肪族、脂環式および芳香族炭化水素のモノおよび
ポリハロゲン化合物などのハロゲン化炭化水素などを使
用することかてきる。
このようにして調製された固体触媒成分(ロ)の組成は
、通常マグネシウム/チタン原子比か2〜100、ハロ
ゲン/チタン原子比か5〜200、電子供与体/チタン
モル比か0.1〜10の範囲にある。
前記の固体成分(A)における結晶性ポリオレフィン(
イ)と固体触媒成分(ロ)との割合については、(ロ)
成分に対する(イ)成分の重量比か、通常0.33〜2
00、好ましくは0.10〜50の範囲になるように選
ばれる。
本発明に用いられる触媒系における有機アルミニウム化
合物(B)としては、一般式 %式% (1) (式中のR3は炭素数1〜10のアルキル基;Xは塩素
、臭素などのハロゲン原子;pは1〜3の数である) て表される化合物を挙げることができる。このようなア
ルミニウム化合物としては、例えば、トリメチルアルミ
ニウム、トリエチルアルミニウムトリイソプロピルアル
ミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリオクチル
アルミニウムなどのトリアルキルアルミニウム、ジエチ
ルアルミニウムモノクロリド、シイソブロビルアルミニ
ウムモノクロリト、ジイソフチルアルミニウムモノクロ
リド、ジオクチルアルミニウムモノクロリドなどのジア
ルキルアルミニウムモノハライド、エチルアルミニウム
セスキクロリドなどのアルキルアルミニウムセスキハラ
イドなどを好適に使用することかできる。これらのアル
ミニウム化合物は一種を用いてもよいし、二種以上を組
み合せて用いてもよい。
本発明に用いられる触媒系におけるアルコキシ基含有芳
香族化合物(C)は、一般式 [式中のR1は炭素数1〜20のアルキル基:R2は炭
素数l〜IOの炭化水素基、水酸基またはニトロ基:m
は1〜6の整数;nはO〜(6m〉の整数である。] て表される化合物てあり、具体的には1例えば、m−メ
トキシトルエン、0−メトキシフェノール、m−メトキ
シフェノール、2−メトキシ−4−メチルフェノール、
ビニルアニソール、p(l−プロペニル)アニソール、
p−アリルアニソール、1,3−ビス(P−メトキシフ
ェニル)−1−ペンテン、5−アリル−2−メトキシフ
ェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、4−
ヒドロキシ−3−メトキシベンジルアルコール、メトキ
シペンシルアルコール、ニトロアニソール、ニトロフェ
ネトールなどのモノアルコキシ化合物、O−ジメトキシ
ベンゼン、m−ジメトキシベンゼン、p−ジメトキシベ
ンゼン、3,4−ジメトキシトルエン、2.6−シメト
キシフエノール l−アリル−3,4−ジメトキシベン
ゼンなどのジアルコキシ化合物およびl、3.5−トリ
メトキシベンゼン、5−アリル−1,2,3=トリメト
キシベンゼン、5−アリル−1,2゜4−トリメトキシ
ベンゼン、1,2.3−トリメトキシ−5−(l−プロ
ペニル)ベンゼン、1゜2.4−)リメトキシー5−(
l−プロペニル)ベンセン、l、2.3−)−ジメトキ
シベンゼン、1.2.4−)−ジメトキシベンゼンなど
のトリアルコキシ化合物などが挙げられるか、これらの
中てジアルコキシ化合物およびトリアルコキシ化合物か
好適である。これらのアルコキシ基含有芳香族化合物は
、それぞれ単独て用いてもよいし、二種以上を組み合せ
て用いてもよい。
本発明に用いられる触媒系における電子供与性化合物(
D)としては、酸素、窒素、リン、イオウ、ケイ素など
を含有する化合物であり、基本的にはプロピレンの重合
において、規則性の向上能を有するものか考えられる。
このような電子供与性化合物としては、例えば、有機ケ
イ素化合物、エステル類、チオエステル類、アミン類、
ケトン類、ニトリル類、ホスフィン類、エーテル類、チ
オエーテル類、酸無水物、酸ハライド類、酸アミド類、
アルデヒド類。
有機酸類などを挙げることかてきる。更には、例えば、
ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジェトキシシ
ラン、ジベンジルジメトキシラン、テトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシラン、テトラフェノキシシラン、
メチルトリエトキシシラン、メチルトリエトキシシラン
、メチルトリフエノキシシラン、フェニルトリメトキシ
シラン、フェニルトリエトキシシラン、ペンシルトリメ
トキシシランなどの*機ケイ素化合物、フタル酸−n−
ブチル、フタル酸ジイソフチルなどの芳香族ジカルボン
酸エステル、安息香酸、P−メトキシ安息香酸、p−エ
トキシ安息香酸、トルイル酸などの芳香族モノカルボン
酸の炭素数1〜4のアルキルエステル、イソプロピルメ
チルエーテル、イソプロピルエチルエーテル、t−ブチ
ルメチルエーテル、t−ブチルエチルエーテル、tフチ
ルーn−プロピルエーテル、t−フチルーnブチルエー
テル、t−アミルメチルエーテル、t−アミルエチルエ
ーテルなどの非対称エーテル、2,2′−アゾビス(2
−メチルプロパン)2.2°−アゾビス(2−エチルプ
ロパン)、2.2°−アゾビス(2−メチルペンタン)
、α、α゛−アゾビスイソブチロニトリル、l。
1°−アゾビス(l−シクロヘキサンカルボン酸)、(
1−フェニルメチル)−アゾジフェニルメタン、−一フ
ェニルアゾー2,4−ジメチル−4−トリキシペンタン
ニトリルなどのアゾ結合に立体障害置換基か結合して成
るアゾ化合物などシ挙げられ、これらは一種を用いても
よいし、二a以上を組み合せて用いてもよい。
具体的には、ジメチルフタレート、シェチル:タレート
、ジプロピルフタレート、ジイソブチJ1フタレート、
メチルエチルフタレート、メチル;ロビルフタレート、
メチルイソフチルフタレート、エチルプロピルフタレー
ト、エチルインフラルフタレート、プロピルイソツチル
7タレート、ジメチルテレフタレート、ジエチルテレフ
タレート、ジプロピルテレフタレート、シイソフチルテ
レフタレート、メチルエチルテレフタレート、メチルプ
ロピルテレフタレート テレフタレート、エチルプロピルテレフタレート、エチ
ルイソフチルテレフタレート、プロビルイソフチルテレ
フタレート、ジメチルイソフタレート、ジエチルイソフ
タレート、ジプロピルイソフタレート、シイソフチルイ
ソフタレート、メチルエチルイソフタレート、メチルプ
ロピルイソフタレート、メチルイソフチルイソフタレー
ト、エチルプロピルイソフタレート、エチルイソブチル
イソフタレートおよびプロピルイソブチルイソフタレー
トなどの芳香族ジカルボン酸ジエステル、ギ酸メチル、
酢酸エチル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オクチル
、酢酸シクロヘキシル、プロピオン酸エチル、酢酸エチ
ル、吉草酸エチル、クロロ酢酸メチル、ジクロロ酢酸エ
チル、メタクリル酸メチル、クロトン酸エチル、ピバリ
ン酸エチル、マレイン酸ジメチル、シクロヘキサンカル
ボン酸エチル、安息香酸エチル、安息香酸プロピル、安
息香酸ブチル、安息香酸オクチル、安7e香酸シクロヘ
キシル、安息香酸フェニル、安息香酸ペンシル、トルイ
ル酸エチル、トルイル酸アミル、アニス酸エチル、エト
キシ安息香酸エチル、p−フトキシ安息香酸エチル、0
−クロロ安息香酸エチルおよびナフトエ酸エチルなどの
モノエステル、γーバレロラクトン、クマリン、フタリ
ド、1!エチレンなどの炭素a2〜18のエステル類、
安息香酸、P−オキシ安息香酸などの有機酸類、無水コ
ハク酸、無水安息香酸、無水p−トルイル酸などの酸無
水物類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソツ
チルケトン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ベンゾ
キノンなどの炭素数3〜15のケトン類、アセトアルデ
ヒド、オクチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、トルア
ルデヒド、ナフチルアルデヒドなどの炭素数2〜15の
アルデヒド類、アセチルクロリド、ベンジルクロリド、
トルイル酸りロヮド、アニス酸クロリドなどの炭素数2
〜15の酸ハライド類、メチルエーテル、エチルエーテ
ル、イソプロピルエーテル、n−メチルエーテル、アミ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、アニソール、ジフェ
ニルエーテル、エチレンクリコールブチルエーテルなど
の炭素数2〜20のエーテル類,酢酸アミド、安息香酸
アミド、トルイル酸アミドなどの酸アミド類、トリツチ
ルアミン、N,N’ −ジメチルピペラジン、2,2,
6.6−チトラメチルビベリジン、トリペンシルアミン
、アニリン、ピリジン、ピコリン、テトラメチルエチレ
ンシアミンなどのアミン類、アセトニトリル、ベンゾニ
トリル、トルニトリルなどのニトリル類などを挙げるこ
とがてきる。
これらの中て、有機ケイ素化合物、エステル類、エーテ
ル類、ケトン類および酸無水物か好ましく、特に、ジフ
ェニルジメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン
などの有機ケイ素化合物、フタル酸シーn−ブチル、フ
タル酸ジイソブチルなどの芳香族ジカルボン酸ジエステ
ル、安息香酸,p−メトシキ安怠香酸、p−エトキシ安
息香酸、トルイル酸などの芳香族モノカルボン酸の炭素
数1〜4のアルキルエステルなどか好適である。芳香族
ジカルボン酸ジエステルは、触媒活性および活性持続性
を向上させるので特に好ましい。
未発用に用いる触媒系の各成分の使用量については、固
体成分(A)は、チタン原子に換算して反応容積1見当
り、通常o.ooos〜1モルの範囲になるような量が
用いられる.また、有機アルミニウム化合物(B)は、
アルミニウム/チタンの原子比か、通常1〜3000、
好ましくは40〜800になるような量か用いられ、こ
の量か前記範囲を逸脱すると触媒活性か不十分になるお
それかある。さらに、アルコキシ基含有芳香族化合物(
C)は、固体成分(A)中のチタン原子に対するモル比
か、通常0.O1〜500、好ましくは1〜300にな
るような割合で用いられ、この量か0.01未満ては生
成ポリマーの物性か低下するおそれかあるし、500を
超えると触媒活性か低下する傾向か生しる。電子供与性
化合物(D)は、前記アルコキシ基含有芳香族化合物(
C)に対するモル比[(C)/(D)コか、通常0.O
1〜100、好ましくは0.2〜100になるような割
合て用いられる。
次に、前述した触媒系を用いて行なわれる本発明のオレ
フィン重合体の製造方法について説明する。
本発明においては、前述した触媒系の存在下に、少なく
とも一種のα−オレフィンを重合させることにより、α
−オレフィンホモ重合体(例えば、プロピレンホモ重合
体など)または、α−オレフィン共重合体(例えば、プ
ロピレン−α−オレフィンランダム共重合体、エチレン
−プロピレンブロック共重合体など)を製造する。
本発明において、a料として用いられるα−オレフィン
としては、炭素数2〜30のものか好ましく、例えばエ
チレン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1,4−
メチルペンテン−1、ヘキセン−1、ペンテン−1、オ
クテン−1,ノネン1、デセン−1などか挙げられ、こ
れらはそれぞれ単独で用いてもよいし、二!!以上を組
み合わせて用いてもよい。
重合形式としては、気相重合やバルク重合などの無溶媒
重合法が用いられるか、気相重合を用いることか好まし
い。
ここて、気相重合には、−段階て重合を行なう場合(気
相第一段重合法)と、気相多段重合法により行なう場合
か含まれる。ここで、気相第一段重合法は、α−オレフ
ィンホモ重合体(例えば、プロピレンホモ重合体など)
やプロピレン−α−オレフィンランダム共重合体などを
製造する場合に用いられる。また、気相多段重合法は、
エチレン−プロピレンブロック共重合体やエチレン−プ
ロどレンーボリエン三元ブロック共重合体などを製造す
る場合に用いられる。
気相−段重合法により重合を行なう場合の反応条件につ
いては、重合圧力は通常lO〜45Kg/ cl(好ま
しくは20〜30 Kg/cs2) 、重合温度は、通
常40〜90℃(好ましくは60〜75℃)の範囲で適
宜選ばれる。重合体の分子量調節は、公知の手段、例え
ば、重合器中の水素濃度を調整することにより行なうこ
とかてきる。重合時間は原料のオレフィンの種類や反応
温度によって左右され、−概に定めることかできないか
、5分ないしlO時間程度で十分である。
気相−段重合法により重合を行なう場合に、原料として
用いる特に好ましいα−オレフィンとしては、単独重合
させる場合にはプロピレンか挙げられ、共重合させる場
合にはプロピレンと炭素数4〜30のα−オレフィンか
挙げられる。この共重合の場合、プロピレンに対するα
−オレフィンのモル比は0.2〜20の範囲か好ましい
気相多段重合法で重合体を製造する場合は、最初の重合
(第1段重合)はα−オレフィンの単独重合または共重
合てあり、プロピレンの単独重合またはプロピレンと炭
素数4〜30のα−オレフィンとの共重合か好ましい。
分子量調節は公知の手段(例えば、水素濃度の調節)に
よって行なうことかできる。重合温度は、通常40〜9
0″C(好ましくは60〜75°C)であり、重合圧力
はl O〜45 Kg/cm2(好ましくは、20〜3
0Kg/c1) 、そして重合時間は5分〜10時間で
ある。
第二回から最終回までの重合(第n段重合)は、エチレ
ン−プロピレン共重合またはエチレン−プロピレン−ポ
リエン共重合である。
ここで、ポリエンとしては、非共役ポリエンか好ましく
1例えば、ジシクロペンタジェン、トリシクロへンタシ
エン、5−メチル−2,5−ノルボルナジェン、5−メ
チレン−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノル
ボルネン、5−インプロピリデンー2−ノルボルネン、
5−イソプロペニル−2−ノルボルネン、5−(1−ブ
テニン)−2−ノルボルネン、シクロオクタジエン、ビ
ニルシクロヘキセン、1.5.9−シクロドデカトリエ
ン、6−メチル−4,7,8,9−テトラヒドロインデ
ン、2−2゛〜ジシクロペンテニル、トランス−1,2
−ジビニルシクロブタン、1.4−ヘキサジエン、4−
メチル−1,4−ヘキサジエン、1.6−オクタジエン
、1.7−オクタジエン、1.8−ノナジェン、1.9
−デカジエン、3,6−シメチルー1.7−オクタジエ
ン、4,5−ジメチル−1,7−オクタジエン、1.4
.7−オクタトリエン、5−メチル−1゜8−ノナジェ
ン、ノルボルナジェン、ビニルノルボルネン等を挙げる
ことかできる。これらの非共役ポリエンのうち、特にジ
シクロペンタジェン、5−エチリデン−2−ノルボルネ
ン、1,7−オクタジエンか好ましい。
各々の重合段階において、分子量調節は、公知の手段(
例えば、水素濃度の調節)によって行なうことかてきる
。エチレン−プロピレン共重合体の場合に、エチレン単
位含有量の調節は、仕込みガス組成により行なうことか
てきる。また、エチレン−プロピレン−ポリエン共重合
体の場合にも、ポリエン単位含有量調節は、ポリエン化
合物の仕込量により行なうことかできる0重合器度は2
0〜90℃(好ましくは40〜50℃〉であり、重合圧
力は5〜30 Kg/cm2(好ましくは10〜20 
Kg/c1) 、そして重合時間は5分〜lO時間であ
る。
なお、上記気相多段重合法によって、エチレン−プロピ
レンブロック共重合体、エチレン−プロピレン−ポリエ
ン三元ブロック共重合体などか製造される。
また、上記した重合に際しては、触媒系を構成する各成
分、すなわち、(A)〜(D)成分を所定の割合て混合
し、接触させた後、ただちにオレフィンを導入し、重合
を開始してもよいし、接触後0.2〜3時間程度熟威さ
せた後、オレフィンを導入してもよい。さらに、この触
媒成分は不活オレフィンなどに懸濁して供給することる
!明においては、重合後の後処理は常法により行なうこ
とかできる。すなわち、気相重合法においては、重合後
、重合器から導出されるポリマー粉体に、その中に含ま
れるオレフィンなどを除くために、窒素気流などを通過
させてもよい。また、所望に応じて押出機によりベレッ
ト化してもよく、その際、触媒を完全に失活させるため
に、少量の水、アルコールなどを添加することもてきる
。また、バルク重合法においては、重合後、重合器から
導出されるポリマーから完全に七ツマ−を分離したのち
、ベレット化することもできる。
[実施例] 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するか、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
実施例1 (1)固体触媒成分(ロ)の調製 十分に窒素置換した内容積0.5文のガラス製耐圧三ツ
ロフラスコに、精製へブタン20 m l、M g (
OE t ) 24 gおよびフタル酸ジ−n−ブチル
1.2gを加え、系内な90″Cに保ち、かきまぜなか
らTlC1,4mlを滴下した後、更にT iCfL 
4111 fn 41を追加投入して、系内の温度を1
10℃に昇温した。110’Cて2時間反応させた後、
80℃の精製へブタンで洗浄した。得られた固相部にT
iC文、115m文を加え、110℃でさらに2時間反
応させた。反応終了後、生成物を精製へブタン100m
立て数回洗浄して、固体触媒成分(ロ)とした。
(2)固体成分(A)の調製 十分に窒素置換した内容積2.5文のガラス製耐圧三ツ
ロフラスコに精製へブタン1.7見、AIEt、0.0
7モル、ジフェニルジメトキシシラン(DPDMS)0
.05ミリモルおよび前記(1)て調製した固体触媒成
分(ロ)120gを加えた。系内な30°Cに保ち、攪
拌しなからプロピレンを連続的に供給し、内圧を0 、
5 Kg/cm”に保った。この反応を1時間継続した
後精製ヘプタン1fして5回洗浄し、固体成分(A)を
得た。
(3)気相第1段重合 ポリプロピレンパウダー20gを含む541のステンレ
ス製耐圧オートクレーブに、AIEt33ミリモル、l
−アリル−3,4−ジメトキシベンゼン(ADMB)0
.15ミリモル、ジフェニルジメトキシシラン(DPD
MS)0.23ミリモルおよび前記(2)の固体成分(
A)100mg(Ti原子に換算して0.06ミリモル
)を含むヘプタン溶液20m文を加えた。系内を5分間
排気後、全圧か29 Kg/c■2になるまてプロピレ
ンガスを供給しなから70°Cて1.7時間気相重合を
行なった。
以上の実施条件を第1表に示す。
上記重合の結果、メルトインデックス(Ml)か0.0
7 (g/10分)のポリプロピレンホモ重合体370
gを得た。そのうち沸騰へブタン可溶分(HSP分)は
35.1wt%てあり、固有粘度([η])は1.95
 (d文/g)、嵩密度0.33 (g/di)てあり
、バラタ−性状も良好であった。
これらの結果を第1表に示す。
見東専に1 実施例1において、触媒系の(C)成分である1−アリ
ル−3,4−ジメトキシベンゼン(ADMB)、(D)
成分であるジメトキシジフェニルシラン(DMDPS)
の量を変えた以外は実施例1と同様に行なった。
実施例5〜7 実施例1において、触媒系の(C)成分および(D)成
分の種類を変えた以外は実施例1と同様に行なった。
実施例8および9 実施例1において、重合時に水素を加えた以外は実施例
1と同様に行なった。
実施例1Oおよび11 実施例1において、重合温度を変えた以外は実施例1と
同様に行なった。
実施例12〜14 実施例1において、触媒系の(A)成分の量および/ま
たは種類を変えた以外は実施例1と同様に行なった。
実施例15 実施例1において、固体成分(A)の調製を以下のよう
に変えた以外は実施例1と同様に行なった。
十分に窒素置換した内容積0.5!lのガラス製耐圧三
ツロフラスコに精製へブタン0.4fL、ポリプロピレ
ンパウダー90g、AIEt:+0.01モル、ジフェ
ニルジメトキシシラン(DPDMS)0.005モルお
よび固体触媒成分(ロ)30gを攪拌下投入した。15
分間攪拌後、上澄を除去し、真空乾燥して固体成分(A
)を得た。
比較例1 実施例1において、触媒系の(D)成分(DMDPS)
を加えない以外は実施例工と同様に行なった。
比較例2 実施例1において、触媒系の(C)成分(ADMB)を
加えない以外は実施例1と同様に行なった。
上記実施例2〜15および比較例1〜2の実施条件およ
び結果を第1表に示す。
実施例16 (1)固体触媒成分(ロ)の調製 上記実施例1における(1)と同様にして固体触媒成分
(ロ)を調製した。
(2)固体成分(A)の調製 上記実施例1における(2)と同様にして固体成分(A
)を調製した。
(3)気相第1段重合 上記実施例1における(3)と同様にして気相重合を行
なった。
(4)気相第2段重合 前記(3)の気相重合反応が終了した後、系内を脱圧、
排気した後、エチレン−プロピレン混合ガス(モル比l
/4)を11 Kg/c1まで供給し、50℃で1.4
時間気相重合を行なった。
以上の実施条件を第2表に示す。
上記重合の結果、固有粘度([η])が3.86dJl
/gであるポリプロピレンホモ重合体65重量%と、固
有粘度([η])か4.81d l / gなるエチレ
ン−プロピレンブロック共重合体35重量%とからなる
。メルトインデックス(MI)か0.1 (g/10分
)のエチレン−プロピレンブロック共重合体810gか
得られた。
これらの結果を第3表に示す。
雄側17〜19 実施例16において、第2段目重合時間を変えた以外は
実施例16と同様に行なった。
20および21 実施例16において、第2段目のガス組成を変えた以外
は実施例16と同様に行なった。
丈1己4Lユニニと4 実施例16において、重合時に水素を加えた以外は実施
例16と同様に行なった。
友艶負ユ 実施例16において、触媒系の(C)Itr、分(AD
MB)を加えない以外は実施例16と同様に行なった。
上記実施例17〜24および比較例3の実施条件を第2
表に、結果をwIJ3表に示す。
次に、上記実施例16〜24および比較4N3て得られ
た各重合体組成物について、メルトインデックス(MI
)ショア硬度、降伏応力、破断応力、破断伸び、引張り
弾性率およびアイゾツト衝撃試験値などの物性値の測定
を行なった。その測定結果を第3表に示す。
なお、各測定は以下の方法によって行なった。
メルトインデックス(MI)測定 測定条件として、試験温度230″Cおよび試験荷重2
.16Kgfを用い、JIS−に7210に準拠して測
定した。
ショア硬度D(デュロメーターD硬さ)試験片として、
厚さ3mm板(プレス成形品)を用い、試験温度23°
Cの条件下で、JISK7215に準拠して測定した。
引張試験 試験片としてJISZ号型タンベル(厚さ1mm、プレ
ス成形品)を用い、試験速度50mm/ m i nお
よび試験温度23°Cの条件下でJIS−に7113に
準拠して降伏応力、破断応力、破断伸びおよび引張り弾
性率を測定した。
アイゾツト衝撃試験 試験片として、JISZ号のA切欠き(厚さ3mm、プ
レス成形品)を用い、試験温度−20℃の条件下て、J
IS−に7110に準拠して測定した。
[以下、余白] [発明の効果] 本発明によると、未加硫状態でも実用性のある引張強度
を有し、柔軟性や低温特性が十分であり、表面粘着性か
少なく、しかも製造コストの低いオレフィン重合体の製
造方法が提供される。
本発明により製造される加硫ゴム状オレフィン重合体は
、例えば、自動車部品、工業機械部品。
電子・電気部品、建材などの素材として好適に用いられ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 無溶媒重合法によるオレフィン重合体の製造方法であっ
    て、 (A)(イ)結晶性ポリオレフィンと (ロ)マグネシウム、チタン、ハロゲン原子および電子
    供与体からなる固体触媒成分と から構成される固体成分と、 (B)有機アルミニウム化合物と、 (C)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のR^1は炭素数1〜20のアルキル基;R^2
    は炭素数1〜10の炭化水素基、水酸基またはニトロ基
    ;mは1〜6の整数;nは0または1〜(6−m)の整
    数である。] で表わされるアルコキシ基含有芳香族化合物と、 (D)電子供与性化合物と、 から成る触媒系を用いることを特徴とするオレフィン重
    合体の製造方法。
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