JPH03234659A - インクジェットカートリッジ - Google Patents

インクジェットカートリッジ

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JPH03234659A
JPH03234659A JP2031899A JP3189990A JPH03234659A JP H03234659 A JPH03234659 A JP H03234659A JP 2031899 A JP2031899 A JP 2031899A JP 3189990 A JP3189990 A JP 3189990A JP H03234659 A JPH03234659 A JP H03234659A
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ink
inkjet cartridge
ejection
cap
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誠一郎 刈田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、事務機器一般に用いられるブリンク−1複写
機、インクジェット記録装置等に適用可能な、記録ヘッ
ド、又は、インクタンク一体型の記録ヘッド、及び、そ
の保管方法、それに用いられるキャップに関し、最適に
は、装置本体に対して着脱可能な記録ヘッドに関する。
本発明は、振動や落下等による衝撃がインクジェットカ
ートリッジに及ぶことを防止することができ、運搬等に
際しても取り扱いが容易であるインクジェットカートリ
ッジの収納容器(梱包容器)に関する。
[発明の技術課題J 本発明は、従来では予想ができなかった技術課題を解決
するものである。
詰まり、従来の記録ヘッドについては、記録中の問題を
解決する出願は多く見られるものの本発明のような技術
課題を提唱したものは全くなかった。すなわち、本発明
は、記録ヘッドを使用する前の販売状態における非常事
態に対しても適用で来るように多くの実験を行なった結
果以下のような問題点を見出したのである。
非常事態においては、原因不明ではあるが、インクの飛
散状態が見られ、パッケイジ内にインクが見られること
があった。本発明者は、予想もしなりかった事態につい
て検討した結果、吐出口自体を密閉したところ、通常の
耐久試験や、過度の振動実験ではインク漏れは全く見ら
れなかった。
が、意外と、通常の搬送による慣性力が適度に働くゆっ
たりとした旋回運動を与えると、大気連通部かられずか
にインクが漏れることを見出したのである。この傾向は
、販売前のインク充填度を向上した初期状態では多く見
られることが判明したが、−旦装置内で記録を行なうよ
うになるとこのような問題が発生しないことも併せて見
出された。
[発明の概要] 本発明は、上記問題に鑑みて成された発明であって、そ
の特徴たるは、 (1)インク収納部と、該インク収納部内のインクを吐
出するためのエネルギー発生素子と、該エネルギー発生
素子に対応したインク吐出部と、を具備した記録ヘッド
において、 ト 1戸 1← 1+J  交代 Iち rド I ・
ノ 々 々 ・ノ 々 1)+寺K オ舊 :晶 「1
 メ−1区ぐシール部材と、該シール部材を上記吐出部
に押圧する押圧部材と、を有し、上記記録ヘッドによる
非記録時に上記吐出部及びインクタンク用大気連口が密
閉されることを特徴とする記録ヘッドによって上記問題
が解決されるものである。
また、この構成を取ることによって新たに発明が生れた
のである。すなわち、第19図に示す様にインクジェッ
トカートリッジの使用時取り使いにおいて、インク収納
部と、該インク収納部内のインクを吐出するためのエネ
ルギー発生素子と、該エネルギー発生素子に対応したイ
ンク吐出部とを具備し上記吐出部及びインクタンク用大
気連通口を塞ぐシール部材と、該シール部材を上記吐出
部に押圧する押圧部材と、を有し、上記記録ヘッドによ
る非記録時に上記吐出部及びインクタンク用大気連口が
密閉されている記録ヘッドを、使用可能状態にする際に
、 上記押圧部材を吐出部の上記シール部材が延在していな
い向かって離脱した後に、上記シール部士す n) ノ
 ・ノ 々 々 ・ノ 々 1)+ aW :市 ;函
 「1 岳代 h騰 A−闇 右01    1シの後
に上記吐出部が開放されるように上記シール部材を記録
ヘッドから除去することを特徴とする使用時取り使い方
法によって、インク飛散を防止するとともに記録開始時
に大気が、吐出口内に侵入して吐出不良を発生すること
をも防止できた。
加えて、本発明の他の目的は、上述した梱包材、収納容
器における問題点を解決し、内容物の保護、梱包物の占
有スペース、梱包にかかる費用等における要求をどれも
十分に満足し、且つ内容物の湿度環境の維持も行えるイ
ンクジェットカートリッジの収納容器(梱包容器)を提
供することである。
[実施例] 以下の実施例で共通する構成を、先ずまとめると、吐出
部及びインクタンク用大気連通口を塞ぐシール部材と、
該シール部材を上記吐出部に押圧する押圧部材と、を有
し、上記記録ヘッドによる非記録時に上記吐出部及びイ
ンクタンク用大気連口が密閉されている構成である。
本発明は、この特徴事項によって、前述した慣性抵抗が
大きくても小さくても種々の最悪状態に記録ヘッドの搬
送や販売がなされてもインク飛散のない状態で記録可能
状態を提供することができる。
第13図(a)、(b)は本発明の第1実施例の説明図
で、順に斜視図、その部分分解図を示し、第2図(a)
、(b)は第13図実施例の部分説明図で、順に上面図
、側面図を示し、第3図(a)、(b)及び第4図(a
)、(b)は、夫々第2図の変形実施例説明図で、順に
上面図、側面図を示し、第5図は本発明の他の実施例の
部分分解図、第6図は第5図実施例の記録ヘッド断面の
説明図、第7図(a)、(b)、(C)、と第8図(a
)、(b)、(c)と第9図(a)、(b)、(c)は
、夫々、本発明のさらに別の実施例の説明図であって、
順に側面図、正面図、上面図を示し、第10図、第11
図は、更に記録ヘッド構成を変形した本発明実施例の斜
視図、第12図は、本実施例の記録ヘッドを記録装置本
体に対しての着脱構成を説明する部分断面説明図である
第13図で、IJCはインクジェットカートリッジで、
インク収納部内にインク吸収体を内蔵し、そこから連通
ずる供給管によって、インク供給される記録ヘッド(第
5図に示す熱エネルギー発生体91と、電極92が形成
された基板100と、吐出口41を複数個備えるオリフ
ィスプレート400を備えている。本実施例では液路1
40を形成するための天板1300とプレート400と
が一体化成型されている。)が一体化された記録装置本
体に対して着脱可能な記録ヘッドを示している。Sは、
後述する電気的接合部を監視できる開口部で、記録ヘッ
ドの上面部に設けられている。10は、記録ヘッドの基
板のベースプレートで、第12図の記録装置本体のキャ
リッジの位置決め部4010に係合して記録ヘッド全体
の位置決めを行うための位置決め部位8が一体的に形成
されたアルミプレートである。lは、オリフィスプレー
トを含めた吐出部表面を示し、41は、記録用インク吐
出部である。本実施例中には、記録時のバック波を吸収
するための開口やダミーノズルなどの開口を開示してい
ないが、以下これらをも含めた場合でも吐出部表面lと
して見なすことができる。2は、吐出部表面1よりも後
退した上下の面に設けられた溝部で本例では4本の溝が
図のように形成されている。53は、ベースプレート1
0に対向する側面に位置し、溝部2の溝に連続する4本
の溝を備えた側面溝部で、インク飛散によって、インク
がこの溝部2に大量に蓄積された場合に、これを下方に
案内する作用を達成できる。この記録ヘッド溝部2は、
キャップ4の溝部51に弾性押圧力を受けて、係合状態
を保持するためのものである。
3はシール用シートで、記録ヘッドの吐出部表面1を全
面的に覆う大きさを有し、第2図(a)に示すように記
録ヘッド端部よりも外側に突出する部分を有している。
この突出部は、シールを記録ヘッドから剥離するさいの
ツバとなる。上記記録ヘッドに対するシート3の取り付
けは、第1図(a)で、シート3とこの吐出部表面lと
の間に接着剤を介在させて簡単な接着状態を形成してい
る。
第13図キャップ4は吐出部表面1に対応した幅を有し
、2つの対向する腕部5、Sと、この腕部から離れ本体
内面側に固着された弾性体6と、ベースプレート10側
に位置する本体側方に設けられた位置決め用または弾性
変形量規制用部位7と、キャップ4自体を記録ヘッドに
対して着脱する際に利用できるツバ9.9とを、一体的
に備えている。腕部5.5は、内面に上記溝部2に係合
する溝部51を夫々3本ずつ有している。
本実施例では、第2図(a)(b)で分かるようにシー
ル3をベースプレート10上にまで延長し、同時に弾性
体6をベースプレート10上に対向するまで設けている
。これは、吐出口41がベースプレート10に近接して
いるために、その密閉効果を一層向上するための構成で
ある。部位7は、記録ヘッドに対してキャップ4が装着
されるときにベースプレート10の裏面にわずかに当接
する長さを有している。この当接長は本例では1mm程
度である。このようなわずかな構成によって、キャップ
の弾性体6は、結果的に腕部5.5と位置決め用部位7
とで、ベースプレート10を挟み込む範囲内に確実に位
置決めされる。
つまり簡単な構成によって、上記開口部の密閉効果が接
着剤の上述した問題を発生することなく達成できる。
第3図(a)(b)は、弾性体による押圧領域を吐出口
に集中させた構成であって、そのために第2図の弾性体
6の構成中ベースプレート10に対向する部分を削除し
ている。また、本実施例では、部位7.7を弾性変形量
規制用部位として機能させてこの構成によって、均一化
された圧力分布で吐出口全体を密閉できるので、好まし
い実施例の1つである。第3図での上記以外の構成は、
第1.2図と同様である。
第4図(a)(b)は、第2図の部位7.7を更に延長
して、キャップ部材4を記録ヘッドに装着する際の案内
ガイドとしての機能を付加させた構成である。本実施例
では、腕部5.5と同等の長さとしであるので、キャッ
プ装着時には、部位7.7が、ベースプレートIOの裏
面側に確実に位置しないと装着できないので、キャップ
4、弾性体とを小型化して装着する際の操作性を一層向
上できたものである。
上記実施例での溝部2.51の係合状態について簡単に
説明すると、装着時にツバ部9.9を内側に移動させる
と、腕部5.5は、その間隔を広げるように弾性変形し
、その状態で、キャップの腕5.5間に記録ヘッドを位
置せしめツバ部を離すことで溝部2.51の係合が達成
できる。このとき位置ずれが溝1つ分生じていても、溝
部の深さを1mm以下とすることでその腕部の弾性押圧
力と弾性体6の変形による弾性力との相互バランスで容
易に調整できる。この状態で、上下の溝部の係合が同数
ずつ係合すると、全体のバランスは適正化されるので、
密閉状態は、強固になり、且つ圧力分布も適正化される
ので、密閉性は確保される。弾性体6の弾性材料や、厚
みは、上記溝部2.51の係合状態において、上記シー
ト3を圧線1イ L幻念萌−I−I也層仕山市!Jハ山
セムIJt l %ずれも採用出来る。
本実施例の具体的構成は、シート3として、ポリエチレ
ンテレフタレート、4フツカエチレン等の厚さが12〜
30μm程度の可撓性シートとし、弾性体としては、厚
み3mm程度のスポンジで、シリコーンスポンジ、ポリ
ウレタンスポンジである。本発明としては、上記構成に
限定されるものではないことはいうまでもない。
第5.6図では、70um程度の段差形成面Gに対して
上下の面が高さ30μm程度の段差が形成されている吐
出部の実施例である。本発明は、このような段差形状の
表面に対しても確実な密閉状態を形成出来る。
第6図で解るように、液室は、液路に連続して上記イン
ク受は部側に広がる領域Zと、上記インク受は部から該
領域に向かう斜面21と、を有し、該斜面の延長線が該
領域に対向する上記液路の上記吐出エネルギー発生手段
Hの配置側面である基板8の表面位置P0に至っている
。本実施例よび液路の延長線に対して角度が22度で、
左右の内壁面が、角度Bが15度である。
この広がる領域Zが存在することによって、微小気泡の
集約をここで行うだけではなく集約された気泡が吐出エ
ネルギー発生手段Hのある液路の延長上から離れた領域
に気泡を保持しているだけで仮に大型化した場合でも上
記斜面に沿って液路から遠ざかる方向に気泡を案内する
ので記録不良の発生を大幅に遅らせることができる。し
かも、斜面の延長線が該領域に対向する上記液路の上記
吐出エネルギー発生手段配置側面に至るために、衝撃が
発生して存在する気泡が斜面に沿って、上記液路内に入
り込もうとしても吐出エネルギー発生手段配置側面が障
壁として存在するので、液路内に大きな気泡が侵入して
記録不良を発生することはない。このインクジェット記
録ヘッドでは、上記角度に限定されるものではない。熱
論、この構成に上記角度限定が加われば一層効果が向上
することは上記説明から明らかである。
次に説明する構成は、吸引回復する際に特に有効である
が、加圧回復にも有効な構成を開示している。141は
、液路のオリフィスプレート側端部開部の等脚台形形状
を示し、111はこれに接するオリフィスプレートの内
側開部の等脚台形形状を示し、吐出部も等脚台形形状を
示している。
本実施例は、液路から吐出部までのインク搬送経路が等
脚台形の断面形状となっている。つまり、吐出エネルギ
ー発生手段側を底辺とする断面台形形状の液路とすれば
、気泡の発生に対して、液路の内面全体に分散する条件
が不均一化できているので、発生又は侵入した気泡はこ
の台形形状の短辺側に集約されていく他、回復時の気泡
の排出ルートを集中化出来るので、気泡排出効果を一層
向上できる。又、上記断面台形形状の液路に対応する吐
出部が、液路の上記断面台形形状の短辺側を短辺とし、
この長辺側を長辺とする台形形状である構成によれば、
回復時のインク乱流状態の発生を防止でき気泡排出効果
を安定化できる。更に、この形状を等脚台形形状とすれ
ば一層好ましい。本実施例では最も好ましい形状として
、該液路の吐出部近傍に等脚台形形状のまま液路が広が
っている第1領域(ラインP1から開部141.111
までの液路)と、等脚台形形状のままこの液路よりも狭
くなって等脚台形形状の吐出部につながる第2領域(開
部11から開部11まで)と、を有しているので、上記
インクの乱流をほとんど発生することなく気泡を確実に
除去できる。更に本実施例では、第6図面上で上記液路
の断面等脚台形の脚の中心同士を結んで形成される面(
ラインC,)に関して、上記第1.2領域は対称である
ので、回復時に加わる圧力分布を均一化して、排出領域
での微小乱流の発生を大幅に減少できる。尚、ラインC
Iの延長線は熱発生素子Hの面上地点P3に至っている
ため、吐出エネルギーは効率よく吐出に使われる。
又、本発明によれば、共通液室を形成する天板部材と吐
出部形成部材とを一体化し、記基板に係合するための段
差部を有する液路形成部材と、上記液路形成部材の上記
液路の上方から該液路の配列方向に鎮圧加圧してト言2
段差部にトMP某桁の先端部が係合した状態で加圧保持
する加圧部材と、による簡単な構成を採用しても気泡の
発生による上述した不都合がほとんどない、優れた記録
を行うことが可能になる。
本実施例では、オリフィスプレートが異なる角度(偏曲
点H,I)OPI、OP2、OP3から形成されており
、液滴の吐出方向は上記ラインC1の延長方向に一定化
するので記録面は、上記ラインCIに垂直な面となって
いる。本例では、紙面の下から上へ記録媒体が移動する
。オリフィスプレートは、板状部材の、吐出部が設けら
れた側の面が勾配の緩やかな段状の側断面形状を有する
ので、キャップ内外に特別な部品をとりつけることなく
ワイピングの際の清浄化の確実性が一層向上する上、キ
ャッピングの際の吐出部におけるインクのメニスカスの
後退を防ぐ効果も向上し、故にインクの吐出不良とそれ
から派生する種々の問題を簡易な構成のまま一層良好に
解決することができる。
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いことが好ましく、上記領域2が形成する図中の角度θ
2は、10度としてあり、上記斜面21の角度θ1に対
して、半分以下が好ましい。
第6図で分かるように吐出口の表面およびその周面ば、
シート3で確実に密閉されており、この状態を弾性体6
の弾性変形状態で確保維持しているので、従来よりも優
れた効果を発揮出来る。
第7図実施例では、第2図実施例の部位7.7を無くし
た構成である。
従って、ベースプレート10に対して押圧する弾性体6
の部分をキャップ本体の延長部分41によって確実に押
圧する構成となっている。これは、キャップ部材の簡略
化と、キャップの記録ヘッドの対する着脱を上記溝部5
1に沿ってスライドすることで行える利点もある。
第8図は、上記キャップ構成をベースプレート10の位
置決め部位8.8と溝部53とに係合する構成としたも
ので、シール3は、キャップ内部のみとなっている。こ
の構成は、記録ヘッドの記録装置に対しての位置決め精
度を利用して、実質装着精度を向上させた実施例である
第9図実施例は、第2図実施例のキャップ幅を記録ヘッ
ドの吐出部表面1を有する記録ヘッド部前方表面全体に
拡大したもので、装着状態をより安定化した実施例であ
る。
第10図は、上記第9図実施例の部位7.7を取り除い
た実施例で、この大きさがあれば位置精度を正確にする
構成を付加する必要性がなく、記録ヘッドに合わせて装
着することだけで、簡単に安定装着状態を得ることが出
来る。
第11図は、上記シール3をキャップの弾性体の表面に
一体化した構成のキャップ部材と、これを用いた記録ヘ
ッド、および、その保存方法を開示するもので、第12
図に開示構成のキャリッジから取り出した後の記録ヘッ
ド自体に対して有効な構成である。
上記IJCは、第12図の斜視図でわかるように、イン
クの収納割合が大きくなっているもので、インクタンク
の前方面よりもわずかにインクジェットユニットの先端
部が突出した形状である。このインクジェットカートリ
ッジIJCは、インクジェット記録装置本体IJRAに
載置されているキャリッジHC後述する位置決め手段及
び電気的接点とによって固定支持されると共に、該キャ
リッジHCに対して着脱可能なディスポーザブルタイプ
である。
第12図において、5000はプラテンローラで、記録
媒体Pを紙面下方から上方へ案内する。
キャリッジHCは、プラテンローラ3000に沿って移
動するもので、キャリッジの前方プラテン側にインクジ
ェットカートリッジIJCの前面側に位置する前板40
00 (厚さ2mm)と、カートリッジIJCの配線基
板200のパッド201に対応するパッド2011を具
備したフレキシブルシート4005及びこれを裏面側か
ら各パッド2011に対して押圧する弾性力を発生する
ためのゴムパッドシート4007を保持する電気接続部
用支持板4003と、インクジェットカートリッジIJ
Cを記録位置へ固定するための位置決め用フック400
1とが設けられている。
前板4000は位置決め用突出面4010をカートリッ
ジの支持体300の前述した位置決め突起2500.2
600に夫々対応して2個有し、カートリッジの装着後
はこの突出面4010に向う垂直な力を受ける。このた
め、補強用のリブが前板のプラテンローラ側に、その垂
直な力の方向に向っているリブ(不図示)を複数有して
いる。
このリブは、カートリッジIJC装着時の前面位置り、
よりもわずかに(約0.1mm程度)プラテンローラ側
に突出しているヘッド保護用突出部をも形成している。
電気接続部用支持板4003は、補強用リブ4004を
前記リブの方向ではなく垂直方向に複数有し、プラテン
側からフック4001側に向って側方への突出割合が減
じられている。これは、カートリッジ装着時の位置を図
のように傾斜させるための機能も果している。
又、支持板4003は電気的接触状態を安定化するため
、上記2つの位置決め用突出面4010がカートリッジ
に及ぼす作用方向と逆方向に、力一トリッジへの作用力
を及ぼすためのフック側の位置決め面4006を突出面
4010に対応して2個有し、これらの間にパッドコン
タクト域を形成すると共にパッド2011対応のボッチ
付ゴムシート4007のボッチの変形量を一義的に規定
する。これらの位置決め面は、カートリッジIJCが記
録可能な位置に固定されると、配線基板300の表面に
当接した状態となる。本例では、さらに配線基板300
のパッド201を前述した線り、に関して対称となるよ
うに分布させているので、ゴムシート4007の各ボッ
チの変形量を均一化してパッド2011.201の当接
圧をより安定化している。本例のパッド201の分布は
、上方、下方2列、縦2列である。
フック4001は、固定軸4009に係合する長穴を有
し、この長穴の移動空間を利用して図の位置から反時計
方向に回動した後、プラテンローラ5000に沿って左
方側へ移動することでキャリッジHCに対するインクジ
ェットカートリッジIJCの位置決めを行う。このフッ
ク4001の移動はどのようなものでも良いが、レバー
等で行える構成が好ましい。いずれにしてもこのフック
4001の回動時にカートリッジIJCはプラテンロー
ラ側へ移動しつつ位置決め突起2500゜2600が前
板の位置決め面4010に当接可能な位置へ移動し、フ
ック4001の左方側移動によって90”のフック面4
002がカートリッジIJCの爪2100の90°面に
密着しつつカートリッジIJCを位置決め面2500.
4010同志の接触域を中心に水平面内で旋回して最終
的にパッド201.2011同志の接触が始まる。
そしてフック4001が所定位置、即ち固定位置に保持
されると、パッド201.2011同志の完全接触状態
と、位置決め面2500.4010同志の完全面接触と
、90度面4002と爪の90度面の2面接触と、配線
基板300と位置決め面4006との面接触とが同時に
形成されてキャリッジに対するカートリッジIJCの保
持が完了する。
この図面上でキャリッジの位置決め用フック4001の
90’角の係合面4002が係合する爪2100が位置
しており、キャリッジに対する位置決めの作用力が基準
面に平行な面領域で作用するように構成されている。
上記実施例では、本発明に請求項に開示された構成の組
み合わせのすべてを開示していないが、本発明としては
、上記構成の適切な組み合わせ構成をも発明に含むもの
である。
(以下余白) 前述した第2図乃至第13図と技術的に関係する本発明
について、以下、第1図及び第14図以降を用いて詳述
する。
第1図は本発明のインクジェットカートリッジの収納容
器(梱包容器)の−例を示す展開斜視図、第14図はそ
の組立て後の斜視図である。また第15図は、夫々本発
明の収納容器の一例を示す上面図(a)  正面図(b
)及び右側面図(C)、並びにインクジェットカートリ
ッジの吐出口の部分の収納状態を示す部分拡大図(d)
、収納容器本体のフランジ部を示す部分拡大図(e)で
ある。
この梱包容器は容器本体61と蓋部材63とで形成され
、これらが接合一体化されて梱包容器として用いられる
容器本体61には、内容物であるインクジェットカート
リッジIJCと非接触状態に維持される壁部61c、該
壁部61cから内容物収容領域へ向けて突出し、そこに
収容されるインクジェット+kI+=、55TTl”?
St−り1.f−J−tr)イず7署田’;:、t−行
う凹部61a、及び蓋部材63との接合一体化のための
フランジ部61bが設けられている。インクジェットカ
ートリッジIJCの吐出口は、収納空間において壁部と
非接触状態に維持されている。これらの図面に示される
様に、収納空間に突出する四つの凹部61aの内、吐出
口が位置する側の凹部の掘り込み程度を大きくして吐出
口が収納空間内深くに位置する様にすれば、吐出口は一
層良好に保護される。同時に、この様にすれば、ユーザ
ーがインクジェットカートリッジを逆向きに入れること
を防止する(所謂誤挿入防止)こともできる。
壁部61cは特に十分な強度を有する必要があり、その
様な材質及び厚さで形成される。壁部61cの厚みは、
その構成材料の種類によって適宜選択すればよいが、例
えば0.1mm以上、好ましくは0.3mm以上、より
好ましくは0.5mm以上とされ、上限としては例えば
1.2mm以下とされる。
一方、凹部61aは、内容物の保護のために衝撃を緩衝
あるいは吸収するクツション性を有することが好ましい
。即ち、壁部61cと同様の強度及び剛性を有する様に
凹部61aを形成すると、壁部61cの受けた衝撃が内
容物に直接圧わりやすく、内容物の破損等の原因となら
ないとも限らない。この様な観点から、・凹部61aは
比較的薄い肉厚で形成され、かつ弾性を有することが望
ましい。凹部61aの厚さもまたその構成材料に応じて
適宜選択することができるが、例えば0.8mm以下、
好ましくは0.6mm以下、より好ましくは0.4mm
以下とされ、下限としては例えば0.05mm以上とさ
れる。
容器本体61の構成材料としては各種の樹脂等を挙げる
ことができる。容器本体61は例えば樹脂を用いた一体
成型によって作製される。一体成型による方法は、加工
性、生産コスト等の面から好適である。
一体成型による容器本体61の作製には、各種の樹脂の
射出成型、真空成型等が利用できる。中でも、例えばア
クリルニトリル−ブタジェン−スチレン共重合樹脂(A
BS樹脂) ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂を用いた射
出成型による方法は、壁部61c及び凹部61aの厚み
の調整が容易であり、且つ比較的低コストで行え、各部
に所望の特性を容易に付与できるといった点から好適で
ある。
また、フランジ部61bを容器本体61の底部に設ける
ことによって、容器本体61と底板63との接合を簡便
かつ確実に行うことができる。フランジ部61bは、容
器本体61の一体成型時に他の部分と同時に成型するこ
とができる。フランジ部61bの厚さは、壁部61cと
同程度とすればよい。このフランジ部61bには、容器
本体61と蓋部材63との接合領域62に沿って補強の
ためのリブ61eが設けられているのが好ましい。この
リブ61eは、第15図では蓋部材63の方に出っ張る
様に設けられているが、この出っ張り方は逆であっても
よい。但し、前者の方が、夾嬰太4*G1ン芸諌廿QQ
ンm培さ^S車のψ。魂り部を使って一層確実になされ
るので好ましい。
凹部61aや壁部61cの立ち上り部等の角部を図示し
た様に湾曲状とすることによって、その衝撃緩衝性をよ
り良好なものとすることができる。該湾曲部の曲率半径
は比較的大きい方がよく、凹部61aの大きさに応じて
適宜選択されるが、例えば2mm以上、好ましくは3m
m以上、より好ましくは5mm以上とされる。
凹部61aの形状は、インクジェットカートリッジIJ
Cの保護および梱包容器内での位置固定が効果的に行え
る様に適宜選択される。図示した例では、4カ所の凹部
61aによってインクジェットカートリッジIJCが支
持されており、この形態がインクジェットカートリッジ
IJCの保護、位置固定という点から最も好適であると
言うことができるのであるが、凹部61aの個数は適宜
選択できるものではある。
凹部61aのインクジェットカートリッジの支持部分と
インクジェットカートリッジとのクリアら1ノフー+−
!−鼻:恩ダヱレノ〜ノh5う−21.L↓リッジの梱
包容器内でのガタッキやズレが生じるので好ましくない
が、逆に小さ過ぎるとインクジェットカートリッジの容
器本体61への収納性が悪くなり、また壁部61cから
の衝撃が伝達されやすくなるので好ましくない。これら
のクリアランスは、凹部61aの構造および凹部61a
とインクジェットカートリッジとのマツチングにおいて
適宜選択すればよいが、例えば0.5mm〜3mm、好
ましくは0.5mm〜2mm程度とすることができる。
蓋部材63の材質や厚さは、インクジェットカートリッ
ジの重量や強度等に応じて選択される。蓋部材63とし
ては、例えば樹脂製乃至金属製のフィルム、シートや板
、或いはそれらの少なくとも一つを含む積層体等が用い
られる。この積層体を蓋部材63として用いる場合、蓋
部材63の容器本体61との非接着面側の表層(以下、
「外層」と称す)が紙であると、環境変化、特に湿度変
化の影響を受けて紙が放湿、吸湿してカール変形するこ
とがあるため、外面にもアルミニウム、塩化ビニリデン
、ポリプロピレン等の防湿層をコーティングし変形を防
止するのが好ましい。
この場合、カール変形による容器本体61と蓋部材63
との接着部62に、剥離方向に力が加わるのを防止する
こともできる。防湿層としては、コスト、強度的な面か
ら、15〜1100tL厚のポリプロピレンが最も好ま
しい。
インクジェットカートリッジIJCを容器本体61に収
容した後の容器本体61と蓋部材63との接合には、各
種の接合方法が利用できる。例えば、容器本体61と蓋
部材63を同種の樹脂材料で形成し、熱融着、超音波溶
着等の方法でこれらを接合することができる。また、イ
ージー・ビール層を底板63の少なくとも接合に必要な
領域に設けて、それを利用してこれらの接着を行うこと
ができる。イージー・ビール層を利用する方法は、梱包
を解く際に、容器本体61から蓋部材63を容易に取り
外すことができるので、インクジェットカートリッジを
破損させる恐れが一層少ないという利点を有している。
この様に防湿性等の内容物の湿度維持性及び開封の容易
性などを考慮した場合、イージー・ビールが好適である
。このイージー・ビール層としては、例えば各種のホッ
トメルト系、ポリエチレン系、エバール系等からなる層
が利用できる。
蓋部材63には、容器本体61との接合をはがす際に用
いられるつまみ部63aが設けられているのが取扱い上
好ましい。このつまみ部63aは、第1図などではイン
クジェットカートリッジの吐出口の部分に近い個所に設
けられているが、より好ましくは吐出口の部分からでき
るだけ遠く離れた位置に設ける方がよい。その理由は、
つまみ部63aをもって蓋部材63を容器本体61から
はがす際に、インクジェットカートリッジの中でも特に
保護すべき吐出口の部分に手が過って触れたりするのを
避けるためである。
また、本発明の梱包容器の構成材料を選択することで、
内容物の湿度環境を維持する、即ち防湿機能や内容物の
有する水分の外部への蒸発を防ぐ機能を得ることができ
る。
例えば、容器本体61の構成材料として、各種樹脂に塩
化ビニリデン層やアルミニウム層をコートした材料、湿
度透過防止性のある材料、例えばポリプロピレンなどを
用いるーことによって、上述の湿度環境維持機能を得る
ことができる。尚、製造コスト、成型性、加工性などの
面からは、ポリプロピレンが好適である。
これと同様に、蓋部材63の構成材料として、樹脂のフ
ィルム、シートまたは板材、或いは紙のシートや板材に
塩化ビニリデン層やアルミニウム層をコートした材料、
湿気透過防止性のあるポリプロピレンなどを用いること
によって、良い湿度環境維持機能を得ることができる。
衝撃緩衝性及び湿度環境維持機能の両方について良好な
ものとするには、例えば、紙にアルミニウム層を設けた
材料からなり、容器本体との密封接着のための層(例え
ばイージー・ビール層)を有し、なおかつ、カール防止
に非接着面(外面)にポリプロピレン層を設けた蓋部材
が好適である。特に、アルミニウム層を設は非接着面側
の最外層としてボリプロピレン層を設けた積層体が、コ
スト、衝撃緩衝性及び温度環境維持機能の面から好まし
い。
また、容器本体61の形成にポリプロピレンを用いた真
空成型法を利用する場合に、先に述べた様に凹部61a
や壁部61cの立ち上り部などを湾曲部として成型する
ことは、容器本体61の衝撃緩衝性をより良好とすると
ともに、容器本体61に上述のような温度環境維持機能
を得る上でも好ましい。
更に、容器本体61の天井61cm2から底面(フラン
ジ6 l b)方向に、原料シートの天井部61cm2
となる部分以外の部分を真空で延ばして凹部61a、壁
部61cの側面61cm1.湾曲部等を成型するオス型
成型によれば、各部毎の厚みの均一性をより良好なもの
とすることができ、ピンホールの発生もなく、各部にお
ける湿気透過防止性を高める上で好ましい。
また、真空成型で得られる容器本体に湾曲部を設けない
場合は、容器本体の壁部と凹部の境界及び壁部とフラン
ジの境界などが肉厚の薄い角部として形成され、ピンホ
ールが生じたり、落下時の破損が起こりやすくなったり
、その部分の湿気透過防止性が低下したりすることがあ
る。このために、これらの境界部を湾曲部として成型す
ることによって、肉厚の薄い部分が形成されることが一
層効果的に防止され、良好な湿気透過防止性を容器本体
全体にわたって一層均一に得ることができ、かつ落下衝
撃に一層強い外周部を得ることができる。
また、容器本体61及び/または底板63に透明もしく
は半透明な材料を選択すれば、梱包状態でインクジェッ
トカートリッジ62を透視できる。
ところで、第1図に示す様に、インクジェットカートリ
ッジの吐出口面にある吐出口を覆う(シールする)覆い
部材3を設けることにより、吐出口からのインクの蒸発
を極めて少なくすることができるので、収容空間の湿度
を適切に保つことができ、故に蓋部材のカール変形を防
止することができる上、インクタンクから吐出口に至る
インクの供給経路の状態を良好な状態に保つことができ
る。
本発明に係る覆い部材3としては、前述したテープ状の
ものに限られるものではないが、取り扱いが容易である
点(例えば、はがすのも簡単である)や吐出口の気密状
態を保つのに優れている点、更には薄いのでインクジェ
ットカートリッジの大きさにほとんど影響しない点、比
較的少ないコストで形成することができる点などの理由
により、テープ状のものが最適である。覆い部材3の材
料としては、例えばポリエチレンテレフタレートを挙げ
ることができる。
更に、第1図においては、覆い部材3をインクジェット
カートリッジIJCに押えるための押え部材4が、イン
クジェットカートリッジに設けられている。この押え部
材4の好ましい態様としては、吐出口に対応する位置に
インク吸収体6が配されたキャップ部材を挙げることが
できる。
この様な押え部材4を設けることは、ユーザーがインク
ζシア・リドカー)−ルノ:5 T −T (′ly 
1’U幼爽嬰から取り出す際に吐出口の部分に手を差し
込む様なことが避けられるので、インクジェットカート
1/ツジの中でも特に保護すべき吐出口の部分の保護と
いう点から一層好適である。この押え部材4は、インク
ジェットカートリッジがクリアランスの範囲内で収納容
器内において動いても、収納容器本体61の壁部61c
と接触して動いたりしない様に設けられるのが好ましい
第16図は本発明のインクジェットカートリッジの収納
容器(梱包容器)の他の例を示す展開斜視図、第17図
はその組立て後の斜視図である。
また第18図は、夫々本発明の収納容器の他の例を示す
左側面図(a)、上面図(b)、正面図(C)、右側面
図(d)及び下面図(e)、並びに収納容器本体のフラ
ンジ部を示す部分拡大図(f)である(但し、第15図
とは°正面図°として扱っている個所が異なっている)
本例は、容器本体61の凹部61aの形状以外について
は、前述の第1図、第14図及び第15本体61の凹部
61aは、フランジ部61bにまで達せずにその途中ま
で形成されたものとなっており、また所定の角度の勾配
が形成されてインクジェットカートリッジを支持するも
のとなっている。インクジェットカートリッジの収納空
間での位置固定という点では前者の例の方が勝るが、本
例によっても実質的に十分本発明の目的を達成すること
ができる程度の効果を得ることができる。
尚、覆い部材3は設けた方が好ましいが必ずしも設けな
くてもよく、この設けない構成をも本発明は請求項(9
)の発明として含むものである。
インクジェットカートリッジに充填されたインクの水分
の蒸発防止という点においては請求項(1)の発明の方
が勝るが、請求項(9)の発明によれば、実質的に十分
本発明の目的を達成することができる程度の効果を得る
ことができる。
(実施例1) 厚さ1mmのポリプロピレンのシートを用いて第1図に
示した構造の容器本体を、天井部61cm1以外の材料
部分が底部に向って引き延ばされて成型されるオス型真
空成型により作製した。各部のサイズは以下の通りであ
る。
最小肉厚:0.2mm 角部の曲率半径:3mm 一方、ポリプロピレン層(厚さ30ILm)、ポリエチ
レンテレフタレート層(厚さ12μm)、アルミニウム
層(厚さ9μm)、ポリエチレン系イージー・ビール層
(厚さ30 um)を容器本体との接着面側からこの順
に積層して蓋部材3を作製した。
次に、インクを貯留するインクタンクを具備し、吐出口
面に覆い部材3として吐出口をシールするポリエチレン
テレフタレート製の保護テープが設けられ、更に保護テ
ープを押える押え部材4してインク吸収体6付きのキャ
ップ部材が設けられたインクジェットカートリッジIJ
Cを容器本体61に収納し、容器本体底面に蓋部材63
を合せて、フランジ61bと蓋部材63とを超音波溶着
機により接着した。
得られた梱包物の単体及びこれらの集合体について所定
高さからの落下試験を行って、梱包されたインクジェッ
トカートリッジの保護状態を検査したところ、インクジ
ェットカートリッジに損傷等の発生は全くなかった。
また、得られた梱包物について所定雰囲気の条件下に所
定期間放置した後、インクジェットカートリッジに充填
されたインクの水分の蒸発量をインクジェットカートリ
ッジの重量を計測することによって検査したところ、わ
ずかな重量減少が計測されただけであった。
更に、所定期間放置後の蓋部材のカール等の変形も全く
見られなかった。
(実施例2) 厚さ30umの塩化ビニリデンをコートした塩化ビニル
シートを用いる以外は、実施例1と同様にして容器本体
を作製し、インクジェットカートリッジの梱包を行った
得られた梱包物の落下試験を実施例1と同様にして行っ
たところ、梱包されたインクジェットカートリッジに損
傷などの異常の発生はなかった。
また、梱包されたインクジェットカートリッジに充填さ
れたインクの水分の蒸発量を実施例1と同様にして測定
したところ実施例1と同様にわずかであり、蓋部材のカ
ール等の変形も全く見られなかった。
(実施例3) 各湾曲部の半径Rを1mmとする以外は実施例1と同様
にして容器本体を作製し、インクジェットカートリッジ
の梱包を行い、落下試験および水分蒸発量の測定を行っ
た。
なお、得られた容器本体の肉厚の最小の厚みは0.05
mmであった。
その結果、落下試験において、梱包物の容器本体部分に
わずかなへこみが認められたが、梱包されたインクジェ
ットカートリッジに異常はなかった。
また、インクジェットカートリッジに充填されたインク
の水分の蒸発量はわずかであり、蓋部材の変形も見られ
なかった。
(実施例4) ポリプロピレンシートにおけるフランジ部61bとなる
部分から、それ以外の部分(凹部61aおよび壁部61
c)が真空によって引っ張られて成型されるメス型成型
によって容器本体を成型し、且つフランジ部61bの角
部の曲率半径を0.5mmとし、それ以外の角部の曲率
半径を2mmとする以外は実施例1と同様にしてインク
ジェットカートリッジの梱包を行った。
得られた梱包物について、実施例1と同様の落下試験お
よびインクからの水分の蒸発量の測定を行った。
落下試験においては、梱包されたインクジェットカート
リッジには何の異常もなかった。
インクの水分蒸発量はわずかであり、蓋部材の変形も見
られなかった。
(実施例5,6.7及び8) インクジェットカートリッジの吐出口面に吐出口の覆い
部材である保護テープを設けることをしないことを除い
て、夫々実施例1,2.3及び4と同様に梱包を行った
その結果、いずれの実施例でも実施例1.2゜3及び4
に較べて、インクジェットカートリッジに充填されたイ
ンクの水分の蒸発量が少し増えたが、実質的に十分本発
明の目的を達成することができる程度の効果を得ること
ができた。
尚、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でもバ
ブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置に於いて、優
れた効果をもたらすものである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
筒4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも一つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信
号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成出来る
ので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開
口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一
つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると
、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答
性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ま
しい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第
4463359号明細書、同第4345262号明細書
に記載されているようなものが適している。尚、上記熱
作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313
124号明細書に記載されている条件を採用すると、更
に優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換路)の他に熱作
用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米
国特許第4558333号明細書、米国特許第4459
600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるもので
ある。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通する
スリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する
特開昭59年第123670号公報や熱エネルギーの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59年第138461号公報に基づいた構成と
しても本発明は有効である。
更に、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応し
た長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては
、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッ
ドの組み合わせによって、その長さを満たす構成や一体
的に形成された一個の記録ヘッドとしての構成のいずれ
でも良いが、本発明は、上述した効果を一層有効に発揮
することができる。
体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可
能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるい
は記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッジタ
イプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である
又、本発明の記録装置の構成として設けられる、記録ヘ
ッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので好ましいも
のである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対
しての、キャビング手段、クリーニング手段、加圧或は
吸収手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或は
これらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の
吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した記録を
行うために有効である。
更に、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色の
みの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構
成するか複数個の組み合わせによってでもよいが、異な
る色の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なく
とも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
本発明の梱包容器を用いることにより、インクジェット
カートリッジを、運搬時等における振動や落下による衝
撃から確実かつ安価に保護することができる。
即ち、本発明の梱包容器は、インクジェットカートリッ
ジの形状に合わせて配置され、内容物を適当な間隔をも
って支持し、梱包容器の本体の壁部とインクジェットカ
ートリッジとが直接接触することを防ぐ凹部が設けられ
ているので、インクジェットカートリッジの梱包容器内
での位置固定が効果的になされ、かつ容器本体壁部に外
部から加わった衝撃が内容物に及ぶことが避けられる。
また、本発明の梱包容器による梱包では、梱包すること
による占有スペースの増加が小さく、省スペース性が高
く、倉庫スペースや物流スペースの節約が可能であり、
保管や物流におけるコストを低減させることができる。
更に、本発明の梱包容器では、インクジェットカートリ
ッジの梱包状態での湿度環境の維持機能を付与すること
ができ、インクジェットカートリッジの保護性と共に、
その湿度環境の維持性が良好な梱包が可能となる。
加えて、インクジェットカートリッジの吐出口面に吐出
口を覆う(シールする)覆い部材を設けることにより、
吐出口からのインクの蒸発を極めて少なくすることがで
きるので、収容空間の湿度を適切に保つことができ、故
に蓋部材のカール変形を防止することができる上、イン
クタンクから吐出口に至るインクの供給経路の状態を良
好な状態に保つことができる。
更に、本発明においては、覆い部材をインクジェットカ
ートリッジに押えるための押え部材を設けることは、イ
ンクジェットカートリッジを収納容器から取り出す際に
吐出口の部分に手を差し込む様なことが避けられるので
、吐出口部分の保護という点から一層好適である。
尚、前述した様に、覆い部材は設けた方が好ましいが必
ずしも設けなくてもよく、この設けない構成をも本発明
は請求項(9)の発明として含むものである。インクジ
ェットカートリッジに充填されたインクの水分の蒸発防
止という点においては請求項(1)の発明の方が勝るが
、請求項(9)の発明によれば、実質的に十分本発明の
目的を達成することができる程度の効果を得ることがで
きる。
[発明の効果] 本発明は、上記構成のように、大気連通口と、吐出口を
同一のシール部材でシールして、上記押圧部材で吐出口
部を確実にシールしているので、上記新規な問題点を解
決できた。
なお、本発明において、シール部材と、吐出口との接続
は接着剤を介していることが好ましいが接着剤を介さな
くても良い。
【図面の簡単な説明】
第13図(a)、(b)は本発明の第1実施例の説明図
で、順に斜視図、その部分分解図を示し、第2図(a)
、(b)は第13図実施例の部分説明図で、順に上面図
、側面図を示し、第3図(a)、(b)及び第4図(a
)、(b)は、夫々第2図の変形実施例説明図で、順に
上面図、側面図を示し、第5図は本発明の他の実施例の
部分分解図、第6図は第5図実施例の記録ヘッド断面の
説明図、第7図(a)、(b)、(C)、と第8図(a
)、(b)、(c)と第9図(a)(b)、(C)は、
夫々、本発明のさらに別の実施例の説明図であって、順
に側面図、正面図、上面図を示し、第10図、第11図
は、更に記録ヘッド構成を変形した本発明実施例の斜視
図、第12図は、本実施例の記録ヘッドを記録装置本体
に対しての着脱構成を説明する部分断面説明図である。 第1図は、本発明のインクジェットカートリッジの収納
容器(梱包容器)の−例を示す展開斜視図である。 第14図は、本発明のインクジェットカートリッジの収
納容器(梱包容器)の−例の組立て後の斜視図である。 第15図は、夫々本発明の収納容器の一例を示す上面図
(a)、正面図(b)及び右側面図(C)、並びにイン
クジェットカートリッジの吐出口の部分の収納状態を示
す部分拡大図(d)、収納容器本体のフランジ部を示す
部分拡大図(e)である。 第16図は、本発明のインクジェットカートリッジの収
納容器(梱包容器)の他の例を示す展開斜視図である。 第17図は、本発明のインクジェットカートノッジの収
納容器(梱包容器)の他の例の組立て後の斜視図である
。 第18図は、夫々本発明の収納容器の他の例を示す左側
面図(a)  上面図(b)、正面図(C)、右側面図
(d)及び下面図(e)、並びに収納容器本体のフラン
ジ部を示す部分拡大図(f)である。 第19図(a)、(b)、(c)は、本発明の構成を実
施した記録ヘッドを使用状態にする際の本発明の詳細な
説明するための説明図である。 3:覆い部材 4:押え部材 6:インク吸収体 61:容器本体 61a:凹部 61b;フランジ部 61c:壁部 61e:リブ 63:底板 63a:つまみ部 IJC:インクジェットカートリッジ 91、H:熱エネルギー発生素子 2.51:溝部 10:ベースプレート 7:位置決め用または弾性変形量規制用部位8:カート
リッジのキャリッジに対する位置決め部位 9:キャップ着脱用ツバ J0 1C;日 口 (干) A01釆e

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インク収納部と、該インク収納部内のインクを吐
    出するためのエネルギー発生素子と、該エネルギー発生
    素子に対応したインク吐出部と、を具備した記録ヘッド
    において、上記吐出部及びインクタンク用大気連通口を
    塞ぐシール部材と、該シール部材を上記吐出部に押圧す
    る押圧部材と、を有し、上記記録ヘッドによる非記録時
    に上記吐出部及びインクタンク用大気連口が密閉される
    ことを特徴とする記録ヘッド。
  2. (2)上記押圧部材は、上記記録ヘッドに係合する係合
    部と、該係合部の係合状態下で弾性変形状態を維持し上
    記シール部材を上記吐出部に押圧する弾性部材と、を有
    している請求項第1項記載の記録ヘッド。
  3. (3)上記係合状態は、上記記録ヘッドに設けられた複
    数溝と上記押圧部材の係合部としての該複数溝に係合す
    る溝部との係合によって達成される請求項第2項に記載
    の記録ヘッド。
  4. (4)上記係合状態は、上記記録ヘッドの対向する側面
    対の夫々で形成されている請求項第2項又は第3項に記
    載の記録ヘッド。
  5. (5)上記インク吐出部は、オリフィスプレートに複数
    設けられたインク吐出口を有し、上記シール部材は該オ
    リフィスプレートよりも大きく、引き剥し可能な大きさ
    を有し、上記弾性部材の押圧面積は、少なくとも該複数
    インク吐出口およびその周辺部に位置する上記シール部
    材を押圧する面積で上記シール部材よりも小さい請求項
    第2項乃至第4項いずれかに記載の記録ヘッド。
  6. (6)上記インク吐出部近傍には段差部があって上記周
    辺部はこの段差部を含めたものである請求項第5項に記
    載の記録ヘッド。
  7. (7)上記押圧部材は、上記記録ヘッドに当接して上記
    弾性部材の変形量を規定するための当接部を有している
    請求項第2項乃至第6項のいずれかに記載の記録ヘッド
  8. (8)上記押圧部材は、上記記録ヘッド側方に位置して
    上記弾性部材の上記吐出部に対する位置決め規定するた
    めの部位を有している請求項第2項乃至第7項のいずれ
    かに記載の記録ヘッド。
  9. (9)上記シール部材は、上記インク吐出部及びインク
    タンク用大気連口に対して接着されている請求項第1項
    乃至第8項のいずれかに記載の記録ヘッド。
  10. (10)インクを収納した収納部に連通して、外部に対
    して開放された開口部を備えた記録ヘッドの保管方法で
    あって、 上記開口部としての吐出部及びインクタンク用大気連通
    口を同時に塞ぐシール部材と、該シール部材を上記吐出
    部に押圧する押圧部材と、を有し上記吐出部をその周辺
    部に押圧する押圧部材とによって密閉化した状態で保管
    することを特徴とする記録ヘッドの保管方法。
  11. (11)上記押圧部材は、上記記録ヘッドに係合する係
    合部と、該係合部の係合状態で弾性変形状態を維持し上
    記シート状部材を上記吐出部に押圧する弾性部材と、を
    有し、上記係合状態は、上記記録ヘッドに設けられた複
    数溝と上記押圧部材の係合部としての該複数溝に係合す
    る溝部との係合が上記記録ヘッドの対向する側面対の夫
    々で形成さにより達成されている請求項第10項に記載
    の記録ヘッドの保管方法。
  12. (12)上記開口部は上記インク吐出部で、この近傍に
    は段差部があって上記押圧部材による上記シート状部材
    の押圧領域はこの段差部を含めたものである請求項第1
    0項又は第11項に記載の記録ヘッドの保管方法。
  13. (13)上記押圧部材は、上記記録ヘッドに当接して上
    記弾性部材の変形量を規定するための当接部を有してい
    る請求項第10項乃至第12項のいずれかに記載の記録
    ヘッドの保管方法。
  14. (14)上記押圧部材は、上記記録ヘッド側方に位置し
    て上記弾性部材の上記吐出部に対する位置決め規定する
    ための部位を有している請求項第10項乃至第13項の
    いずれかに記載の記録ヘッドの保管方法。
  15. (15)上記シート状部材は、上記インク吐出部に対し
    て接着されている請求項第10項乃至第14項のいずれ
    かに記載の記録ヘッドの保管方法。
  16. (16)記録ヘッドに係合一体化するための係合部と、
    記録ヘッドの吐出口及びインクタンクの大気連通口に接
    着されて当接する可撓性シートと、該可撓性シートの吐
    出口に対応する部分のみに備えられた弾性部材と、を備
    えたことを特徴とする記録ヘッド用キャップ。
  17. (17)上記キャップは、上記記録ヘッドに当接して上
    記弾性部材の変形量を規定する当接部を有している請求
    項第16項に記載のキャップ。
  18. (18)上記押圧部材は、上記記録ヘッド側方に位置し
    て上記弾性部材の上記吐出部に対する位置決め規定する
    ための部位を有している請求項第16項又は第17項に
    記載のキャップ。
  19. (19)上記キャップは、上記係合一体化を記録ヘッド
    の対向する側面対の夫々に形成された複数溝に対して係
    合する上記係合部の溝部によって達成される請求項第1
    6項乃至第17項いずれかに記載のキャップ。
  20. (20)上記キャップは、上記記録ヘッドに対する着脱
    を補助するツバ部位を備えている請求項第16項乃至第
    19項いずれかに記載のキャップ。
  21. (21)請求項第1項乃至第15項に記載の記録ヘッド
    は、電気信号に応じて膜沸騰をインクに対して生じせし
    めるための熱エネルギーを生成する電気熱変換体を用い
    て記録を行うバブルジェット方式の記録ヘッドであって
    、記録装置本体に対し着脱可能な記録ヘッドである。
  22. (22)蓋部材と、該蓋部材と接合されることによりイ
    ンクを吐出する吐出口を有するインクジェットカートリ
    ッジの収納空間を形成する凹みを有する容器本体とを具
    備し、 前記容器本体が、前記インクジェットカートリッジと非
    接触状態に維持される壁部と、該壁部から前記収納空間
    へ突出して前記インクジェットカートリッジを支持する
    ための凹部とを有し、前記インクジェットカートリッジ
    には、前記吐出口及びインクタンク用大気連通口を覆う
    ための覆い部材と該覆い部材を前記インクジェットカー
    トリッジに押えるための押え部材とが設けられているこ
    とを特徴とするインクジェットカートリッジの収納容器
  23. (23)前記覆い部材は、前記吐出口をシールする保護
    テープであることを特徴とする請求項22に記載のイン
    クジェットカートリッジの収納容器。
  24. (24)前記押え部材は、前記吐出口に対応する位置に
    インク吸収体が配されたキャップ部材であることを特徴
    とする請求項22に記載のインクジェットカートリッジ
    の収納容器。
  25. (25)前記蓋部材には、前記容器本体との接合をはが
    す際に用いられるつまみ部が設けられていることを特徴
    とする請求項22に記載のインクジェットカートリッジ
    の収納容器。
  26. (26)前記容器本体には、前記蓋部材との接合を行う
    部分としてフランジ部が設けられていることを特徴とす
    る請求項22に記載のインクジェットカートリッジの収
    納容器。
  27. (27)前記フランジ部には、前記容器本体と前記蓋部
    材との接合領域に沿ってリブが設けられていることを特
    徴とする請求項22に記載のインクジェットカートリッ
    ジの収納容器。
  28. (28)前記インクジェットカートリッジは、前記吐出
    口からインクを吐出するために利用される熱エネルギー
    を発生する熱エネルギー発生手段として電気熱変換体を
    具備することを特徴とする請求項22に記載のインクジ
    ェットカートリッジの収納容器。
  29. (29)前記インクジェットカートリッジは、前記吐出
    口から吐出されるインクを貯溜するためのインクタンク
    を具備することを特徴とする請求項22に記載のインク
    ジェットカートリッジの収納容器。
  30. (30)蓋部材と、該蓋部材と接合されることによりイ
    ンクを吐出する吐出口を有するインクジェットカートリ
    ッジの収納空間を形成する凹みを有する容器本体とを具
    備し、 前記容器本体が、前記インクジェットカートリッジと非
    接触状態に維持される壁部と、該壁部から前記収納空間
    へ突出して前記インクジェットカートリッジを支持する
    ための凹部とを有し、前記インクジェットカートリッジ
    には、前記吐出口及びインクタンク用大気連通口を覆う
    ための覆い部材と該覆い部材を前記インクジェットカー
    トリッジに押えるため前記吐出口を覆うキャップ部材が
    設けられていることを特徴とするインクジェットカート
    リッジの収納容器。
  31. (31)前記キャップ部材には、前記吐出口に対応する
    位置にインク吸収体が配されていることを特徴とする請
    求項30に記載のインクジェットカートリッジの収納容
    器。
  32. (32)前記蓋部材には、前記容器本体との接合をはが
    す際に用いられるつまみ部が設けられていることを特徴
    とする請求項30に記載のインクジェットカートリッジ
    の収納容器。
  33. (33)前記容器本体には、前記蓋部材との接合を行う
    部分としてフランジ部が設けられていることを特徴とす
    る請求項30に記載のインクジェットカートリッジの収
    納容器。
  34. (34)前記フランジ部には、前記容器本体と前記蓋部
    材との接合領域に沿ってリブが設けられていることを特
    徴とする請求項33に記載のインクジェットカートリッ
    ジの収納容器。
  35. (35)前記インクジェットカートリッジは、前記吐出
    口からインクを吐出するために利用される熱エネルギー
    を発生する熱エネルギー発生手段として電気熱変換体を
    具備することを特徴とする請求項30に記載のインクジ
    ェットカートリッジの収納容器。
  36. (36)前記インクジェットカートリッジは、前記吐出
    口から吐出されるインクを貯溜するためのインクタンク
    を具備することを特徴とする請求項30に記載のインク
    ジェットカートリッジの収納容器。
  37. (37)インクジェットカートリッジの使用時取り使い
    方法であって、 インク収納部と、該インク収納部内のインクを吐出する
    ためのエネルギー発生素子と、該エネルギー発生素子に
    対応したインク吐出部と、を具備し上記吐出部及びイン
    クタンク用大気連通口を塞ぐシール部材と、該シール部
    材を上記吐出部に押圧する押圧部材と、を有し、上記記
    録ヘッドによる非記録時に上記吐出部及びインクタンク
    用大気連口が密閉されている記録ヘッドを、使用可能状
    態にする際に、 上記押圧部材を吐出部の上記シール部材が延在していな
    い向かって離脱した後に、上記シール部材のインクタン
    ク用大気連通口部域を開放し、その後に上記吐出部が開
    放されるように上記シール部材を記録ヘッドから除去す
    ることを特徴とする使用時取り使い方法。
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