JPH03176158A - インクジェットカートリッジ用パッケージ - Google Patents

インクジェットカートリッジ用パッケージ

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JPH03176158A
JPH03176158A JP31808189A JP31808189A JPH03176158A JP H03176158 A JPH03176158 A JP H03176158A JP 31808189 A JP31808189 A JP 31808189A JP 31808189 A JP31808189 A JP 31808189A JP H03176158 A JPH03176158 A JP H03176158A
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JP
Japan
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opening
inkjet cartridge
forming member
opening forming
package
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Application number
JP31808189A
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English (en)
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Seiichiro Karita
誠一郎 刈田
Akio Saito
斎藤 昭男
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、振動や落下等による衝撃が好ましくない被収
納物としてのインクジェットカートリッジの梱包に好適
な収納容器と、これを保持するために利用される保持部
材と、を備えたインクジェットカートリッジ用パッケー
ジに関する。
〔背景技術J 従来、破損し易い被収容物の梱包と保護とを兼ねた梱包
容器として、紙、段ボール、発泡シート、発泡スチロー
ルやポリウレタン等の樹脂成型品などの衝撃緩衝作用を
有する梱包材を利用した梱包容器が用いられてきた。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、例えば段ボール箱を利用した梱包容器で
は、段ボール自体の局部的な強度が必ずしも充分でなく
、局部的な外力によってへこみや破損を生じ易く、特に
、収納物と段ボールとのサイズが合致していない場合に
は、落下や振動の衝撃で梱包に局部的な力が加わると、
梱包が破損するばかりでなく、収納物の変形や破損を招
くこともあった。
また、段ボール箱と同様に、紙、樹脂、木などを利用し
た梱包においても、例えば収納容器と被収納物とのサイ
ズが不一致である場合には、運搬中に被収納物が箱内で
踊り、その衝撃で被収納物に何らかの破損を招くことが
あった。
一方、樹脂材や該樹脂材と空気泡とを利用したシート材
等を衝撃緩衝材として被収納物に巻き付けた状態で梱包
するものがある。この形態では、被収納物保護の観点か
らはある程度満足できる結果が得られる。ところが、被
収納物にシート材を巻き付けるために梱包操作が煩雑に
なるとともに、被収納物の容積の増大を招き外装用梱包
材の拡大やそれに伴うコストアップなどの問題があった
しかも、これらシート材を用いた場合でも、複雑な11
JIIJ′11Mカ)らネ蓄的さカス謔■訪士如のf具
岳L→l十その保護機能は必ずしも満足できるものでは
なかった。
さらに、例えば衝撃緩衝作用のある発泡ウレタン及び発
泡スチロールなどに代表される発泡樹脂成型品を梱包に
おける衝撃緩衝材として利用した梱包容器がある。この
ような梱包容器は、被収納物の形状に適合させて成型す
ることが容易であり、かつ衝撃緩衝性も良好であるので
、被収納物の梱包容器内での位置固定や保護性が非常に
高い。
しかしながら、発泡スチロール成型品において充分な衝
撃緩衝性を得るには、肉厚を厚く成型しなければならず
、梱包容器の体積が増大することになってしまう。(例
えば、発泡スチロール成型品からなる収納容器の体積は
、段ボール箱のみを用いた梱包容器の通常2〜3倍に達
する。)このような大幅な占有スペースの増加は、倉庫
スペースや物流コストの面で大きな負担となる。
なお、発泡スチロール成型品自体の強度はそれ程高くな
く、局部的な衝撃などにより裂けやすいので、発泡スチ
ロールケースの上にスリーブ状の段ボールシートを挿着
したり、段ボールで外装したりするのが一般的であり、
梱包にかかる費用も高い。
また、ブリスタ・バックのような塩化ビニルの成型容器
本体と、この容器本体との接着部に塩化ビニルの層が設
けられ、この容器本体に底板として接着される肉厚の厚
い紙と、を組合せた梱包容器がある。
この梱包容器は個装箱の機能と内容物の保護機能を合せ
持つものである。ところが、内容物の保護機能の面では
必ずしも十分とはいえず、強度が高く破損や変形しにく
いもの、あるいは破損しても損害の少ない被収納物に対
して用いられる場合が多い。
上述のごとく、被収納物の保護、梱包容器の占有スペー
ス、梱包にかかる費用等すべての要求を満足できる梱包
容器はなかなか見当らないのが現状である。
さらに、梱包容器はその内部に収納される被収納物の保
護として外部からの衝撃に対する耐性のみならず、湿度
などの環境変化に対する被収納物の保護といった環境対
策の観点も非常に重要な課題である。
例えば、防湿のためにアルミニウムの薄膜からなる袋に
被収納物を入れて密封したうえで上述の梱包容器に収納
したり、アルミニウム板からなる丈夫なケース内に各種
衝撃緩衝材とともに収納するものなどがある。
しかしながら、いずれの場合にち梱包に必要な材料のコ
ストが高く、また保護機能においても必ずしも十分でな
い場合が多かった。しかも搬送時において他の物品と衝
突させた場合や落下させた場合に、気密性が損なわれ易
いという欠点を有していた。また、アルミニウム箱の場
合は、変形してしまう場合も少なくない。
そこで、本発明者は梱包容器の開発段階において、上述
した従来の梱包材における問題点を解決し、被収納物の
保護、梱包容器の占有スペース、梱包にかかる費用等に
おける要求を満足し、かつ被収納物の湿度環境の維持も
行えるインクジェットヘッドカートリッジの収納容器(
梱包容器)を提案した。
このインクジェットヘッドカートリッジの収納容器は、
インクジェットヘッドカートリッジの収納空間を備え、
該インクジェットヘッドカートリッジと非接触状態に維
持される壁部と、該壁部から前記収納空間へ突出して前
記インクジェットカートリッジに接触してそれを支持す
る凹部とを有した容器本体と、この容器本体と直接接合
されて容器本体を密閉状態とする板状部材と、を備えた
構成のものである。
すなわち、容器本体と板状部材とを直接接合している構
成のため、板状部材が容器本体の蓋機能と収納容器の支
持部材機能とを兼用したものとなっている。
このように板状部材に蓋機能と支持部材機能との2機能
をもたせることは構成が簡略化されるという利点がある
。ところが、容器本体と板状部材とは直接密着接合され
ており、伶]2−ば伸の物、!i7.1衝突させた場合
や落下した場合などに衝撃によって容器本体と板状部材
との剥れを生じてしまう場合があった。この場合、梱包
の信頼性の低下、特に容器本体と板状部材との剥れによ
る収納容器内の所定環境の維持が図れないといった結果
を招いてしまう。
そこで、容器本体と板状部材とが衝突や落下などによっ
ても剥れを生じないようにするため1両者を非常に強固
に接着させることが考えられる。
ところが、容器本体と板状部材とを非常に強固に接着さ
せた場合、梱包容器内に収納されたインクジェットヘッ
ドカートリッジを取り出す際の開封作業において、両者
の良好な引き剥しを行うことが難しくなる場合があった
。すなわち、両者を引き剥しても板状部材の接合面側を
構成している材料の一部が容器本体に残ってしまい、実
質的な開封を行うことができない場合があった。
本発明は、被収納物の密封収納のための収納機能と、収
納機能を達成する収納容器を保持するための保持機能と
、を分離して、外的な衝撃に対して厚い保護機能を達成
することが可能なインクジェットカートリッジ用パッケ
ージを提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上述の目的を達成するために提案されたもので
あって、インクジェットカートリッジを収納する収納部
と、該収納部と一体的に成形されたフランジ部と、該フ
ランジ部との接合によって前記収納部とで密閉空間を形
成する蓋部材と、を構成要素として備える収納容器と、
 該収納容器の前記収納部の外縁より大きい開口部と前
記フランジ部の外縁に当接する開口部端部と該開口部端
部の周辺部を有する開口形成部材と、前記開口形成部材
とは別体に構成されて前記開口形成部材に対向して設け
られた平面部材と、前記開口形成部材と前記平面部材の
いずれか一方に設けられた開封用切れ込み部と、を備え
た保持部材と、を有し、前記開口形成部材と前記平面部
材との相対向する二面によって前記収納容器の前記フラ
ンジ部を挟持していることを特徴とする。
また、インクジェットカートリッジを収納する収納部と
、該収納部と一体的に成形されたフランジ部と、該フラ
ンジ部との接合によって前記収納部とで密閉空間を形成
する蓋部材と、を構成要素として備える収納容器と、 
該収納容器の前記収納部の外縁より大きい開口部と前記
フランジ部の外縁に当接する開口部端部と該開口部端部
の周辺部を有する開口形成部材と、前記開口形成部材と
は別体に構成されて前記開口形成部材に対向して設けら
れた平面部材と、前記開口形成部材と前記平面部材のい
ずれか一方に設けられた開封用切れ込み部と、前記開口
形成部材に隣接して形成され展示する際にフック可能と
するためのフック部を備えた表示部材と、を備えた保持
部材と、を有するインクジェットカートリッジ用パッケ
ージであって、前記インクジェットカートリッジ用パッ
ケージのフック状態時に、前記インクジェットカートリ
ッジのヘッド部が重力方向に対して下方に配置されるよ
うに前記収納容器内に収納されているψし九枇髄しナス 〔作用〕 被収納物たるインクジェットカートリッジの密封収納の
ための収納機能と、収納機能を達成する収納容器を保持
するための保持機能と、を分離した構成のパッケージと
することで外的な衝撃に対して効果の高い保護機能を達
成することが可能となる。
また、収納容器のフランジ部を二つの別体の部材の相対
向する二面によって挟持固定する構成としているた収納
容器の確実なる保持が達成できる。
さらに、保持部材から収納容器を取り出すための切れ込
み部を収納容器の保持領域を構成し、別体として設けら
れる開口形成部材もしくは平面部材のいずれかに形成す
ることで、これとは異なる領域に表示領域を、設けてい
るためラブるや被収納物の取り出し方あるいは取り扱い
方などの表示が有効に記載できる。
さらにまた、保持部材に対して収納容器を取り糾し+ス
+現必 ノ〜ノ々S57、すklt  klt、1.S
ラバへ1、。
ド部が展示の際に重力方向に対して下方となるようにし
ているため、ヘッド部内に存在するインクが吐出口から
後退し、吐出口からヘッド内に空気(気泡)が入り込む
ことが良好に防止される。
[実施例コ 以下、本発明を適用した実施態様例について図面を参照
して詳細に説明する。
本発明にかかるインクジェットカートリッジ用パッケー
ジは、第1図(a)、第1図(b)に示されるような構
成をしている。
即ち、インクジェットカートリッジ用パッケージは、イ
ンクジェットカートリッジを収納可能な収納部たる容器
本体61と、この容器本体61を密閉空間とするための
蓋部材63とが接合するための領域としてのフランジ部
61bとを備えた収納容器101と、収納容器101の
容器本体61の外縁より大きく容器本体61が挿入可能
に開口された開口部102aとフランジ部61bの外縁
に当接する開口部端部102bおよび端部102bの周
辺部102cとを有した開口形成部材1゜2と、前記開
口形成部材102とは別体に構成されて開口形成部材1
02と対向して配置されフランジ部61bを開口形成部
材102と共動して挟持する平面部材103と、を備え
た保持部材i。
4と、によって構成されるものである。
ここで、前記収納容器101に収納されるインクジェッ
トカートリッジIJCは、第13図に示されるような構
成をしてお゛す、さらにヘッド部IJHには収納時に吐
出口からのインクの漏出などを防止するためのシート部
材とこのシート部材を押圧するための弾性体を備えた押
圧部材を備えている。
第13図(a)、(b)はインクジェットカートリッジ
IJCの一構成例の説明図で、順に斜視図、その部分分
解図を示し、第2図(a)、(b)は第13図実施例の
部分説明図で、順に上面図、側面図を示し、第3図(a
)、(b)及び第4図(a)、(b)は、夫々第2図の
変形実施例説明図で、順に上面図、側面図を示し、第5
図は本発明の他の実施例の部分分解図、第6図は第5図
実施例の記録ヘッド断面の説明図、第7図(a)(b)
、(C)、と第8図(a)、(b)、(C)と第9図(
a)、(b)、(c)は、夫々、本発明のさらに別の実
施例の説明図であって、順に側面図、正面図、上面図を
示し、第10図、第11図は、更に記録ヘッド構成を変
形した本発明実施例の斜視図、第12図は、本実施例の
記録ヘッドを記録装置本体に対しての着脱構成を説明す
る部分断面説明図である。 第13図で、IJCはイン
クジェットカートリッジで、インク収納部内にインク吸
収体を内蔵し、そこから連通ずる供給管によって、イン
ク供給される記録ヘッド(第5図に示す熱エネルギー発
生体91と、電極92が形成された基板100と、吐出
口41を複数個備えるオリフィスプレート400を備え
ている。
本実施例では液路140を形成するための天板1300
とプレート400とが一体化成型されている。)が一体
止された記録装置本体に対して着脱可能な記録ヘッドを
示している。Sは、後述する電気的接合部を監視できる
開口部で、記録ヘッドの上面部に設けられている。10
は、記録ヘッドの基板のベースプレートで、第12図の
記録装置本体のキャリッジの位置決め部4010に係合
して記録ヘッド全体の位置決めを行うための偵看滲め部
位8が一体的に形成されたアルミプレートである。1は
、オリフィスプレートを含めた吐出部表面を示し、41
は、記録用インク吐出部である。本実施例中には、記録
時のバック波を吸収するための開口やダミーノズルなど
の開口を開示していないが、以下これらをも含めた場合
でも吐出部表面1として見なすことができる。2は、吐
出部表面lよりも後退した上下の面に設けられた溝部で
本例では4本の溝が図のように形成されている53は、
ベースプレート10に対向する側面・に位置し、溝部2
の溝に連続する4本の溝を備えた側面溝部で、インク飛
散によって、インクがこの溝部2に大量に蓄積された場
合に、これを下方に案内する作用を達成できる。この記
録ヘッド溝部2は、キャップ4の溝部51に弾性押圧力
を受けて、係合状態を保持するためのものである。
3はシール用シートで、記録ヘッドの吐出部表面1を全
面的に覆う大きさを有し、第2図(a)に示すように記
録ヘッド端部よりも外側に突出する部分を有している。
この突出部は、シールな記録ヘッドから剥離するさいの
ツバとなる。上記記録ヘッドに対するシート3の取り付
けは、第1図(a)で、シート3とこの吐出部表面1と
の間に接着剤を介在させて簡単な接着状態を形成してい
る。
第13図キャップ4は吐出部表面1に対応した幅を有し
、2つの対向する腕部5.5と、この腕部から離れ本体
内面側に固着された弾性体6と、ベースプレート10側
に位置する本体側方に設けられた位置決め用または弾性
変形量規制用部位7と、キャップ4自体を記録ヘッドに
対して着脱する際に利用できるツバ9.9とを、一体間
に備えている。腕部5.5は、内面に上記溝部2に係合
する溝部51を夫々3本ずつ有している。
本実施例では、第2図(a)(b)で分かるようにシー
ル3をベースプレート10上にまで延長し、同時に弾性
体6をベースプレート10上に対向するまで設けている
。これは、吐出口41がベースプレート10に近接して
いるために、その密閉効果を一層向上するための構成で
ある。部位7は、記録ヘッドに対してキャップ4が装着
されるときにベースプレート10の裏面にわずかに当接
する長さを有している。この当接長は本例では1mm程
度である。このようなわずかな構成によって、キャップ
の弾性体6は、結果的に腕部5.5と位置決め用部位7
とで、ベースプレート10を挟み込む範囲内に確実に位
置決めされる。つまり簡単な構成によって、上記開口部
の密閉効果が接着剤の上述した問題を発生することなく
達成できる。
第3図(a)(b)は、弾性体による押圧領域を吐出口
に集中させた構成であって、そのために第2図の弾性体
6の構成中ベースプレート10に対向する部分を削除し
ている。また、本実施例では、部位7.7を弾性変形量
規制用部位として機能させてこの構成によって、均一化
された圧力分布で吐出口全体を密閉できるので、好まし
い実施例の1つである。第3図での上記以外の構成は、
笛1 つ何し開珈πふス 第4図(a)(b)は、第2図の部位7.7を更に延長
して、キャップ部材4を記録ヘッドに装着する際の案内
ガイドとしての機能を付加させた構成である。本実施例
では、腕部5.5と同等の長さとしであるので、キャッ
プ装着時には、部位7.7が、ベースプレー)−10の
裏面側に確実に位置しないと装着できないので、キャッ
プ4、弾性体とを小型化して装着する際の操作性を一層
向上できたものである。
上記実施例での溝部2.51の係合状態について簡単に
説明すると、装着時にツバ部9.9を内側に移動させる
と、腕部5.5は、その間隔を広げるように弾性変形し
、その状態で、キャップの腕5.5間に記録ヘッドを位
置せしめツバ部を離すことで溝部2.51の係合が達成
できる。このとき位置ずれが溝1つ分生じていても、溝
部の深さを1mm以下とすることでその腕部の弾性押圧
力と弾性体6の変形による弾性力との相互バランスで容
易に調整できる。この状態で、上下の溝部1T)112
ジ八−N<百章lず−」ビ’、・−1/72八+1−レ
Δノ+/T\I%”;=tへ、−フIJ適正化されるの
で、密閉状態は、強固になり、且つ圧力分布も適正化さ
れるので、密閉性は確保される。弾性体6の弾性材料や
、厚みは、上記溝部2.51の係合状態において、上記
シート3を圧着して、上記密閉力を保持出来るもの出あ
ればいずれも採用出来る。
本実施例の具体的構成は、シート3として、ポリエチレ
ンテレフタレート、4フツカエチレン等の厚さが12〜
30LLm程度の可撓性シートとし、弾性体としては、
厚み3mm程度のスポンジで、シリコーンスポンジ、ポ
リウレタンスポンジである。本発明としては、上記構成
に限定されるものではないことはいうまでもない。
第5.6図では、70tLm程度の段差形成面Gに対し
て上下の面が高さ30LLm程度の段差が形成されてい
る吐出部の実施例である。本発明は、このような段差形
状の表面に対しても確実な密閉状態を形成出来る。
第6図で解るように、液室は、液路に連続して上記イン
ク受は部側に広がる領域Zと、上記インク受は部から該
領域に向かう斜面21と、を有し、該斜面の延長線が該
領域に対向する上記液路の上記吐出エネルギー発生手段
Hの配置側面である基板8の表面位置P。に至っている
。本実施例では、この斜面21がインク液路の中心線C
2および液路の延長線に対して角度が22度で、左右の
内壁面が、角度Bが15度である。
この広がる領域Zが存在することによって、微小気泡の
集約をここで行うだけではなく集約された気泡が吐出エ
ネルギー発生手段Hのある液路の延長上から離れた領域
に気泡を保持しているだけで仮に大型化した場合でも上
記斜面に沿って液路から遠ざかる方向に気泡を案内する
ので記録不良の発生を大幅に遅らせることができる。し
かも、斜面の延長線が該領域に対向する上記液路の上記
吐出エネルギー発生手段配置側面に至るために、衝撃が
発生して存在する気泡が斜面に沿って、上記液路内に入
り込もうとしても吐出エネルギー発生手段配置側面が障
壁として存在するので、液路内に大きな気泡が侵入して
記録不良を発生することはない。このインクジェット記
録ヘッドでは、上記角度に限定されるものではない。熱
論、この構成に上記角度限定が加われば一層効果が向上
することは上記説明から明らかである。
次に説明する構成は、吸引回復する際に特に有効である
が、加圧回復にも有効な構成を開示している。141は
、液路のオリフィスプレート側端部開部の等脚台形形状
を示し、111はこれに接するオリフィスプレートの内
側開部の等脚台形形状を示し、吐出部も等脚台形形状を
示している。
本実施例は、液路から吐出部までのインク搬送経路が等
脚台形の断面形状となっている。つまり、吐出エネルギ
ー発生手段側を底辺とする断面台形形状の液路とすれば
、気泡の発生に対して、液路の内面全体に分散する条件
が不均一化できているので、発生又は侵入した気泡はこ
の台形形状の短辺側に集約されていく他、回復時の気泡
の排出ルートを集中化出来るので、気泡排出効果を一層
向上できる。又、上記断面台形形状の液路に対応する吐
出部が、液路の上記断面台形形状の短辺側を短辺とし、
この長辺側を長辺とする台形形状である構成によれば、
回復時のインク乱流状態の発生を防止でき気、泡排出効
果を安定化できる。更に、この形状を辱脚台形形状とす
れば一層好ましい。本実施例では最も好ましい形状とし
て、該液路の吐出部近傍に等脚台形形状のまま液路が広
がっている第1領域(ラインP1から開部141.11
1までの液路)と、等脚台形形状のままこの液路よりも
狭くなって等脚台形形状の吐出部につながる第2領域(
開部11から開部11まで)と、を有しているので、上
記インクの乱流をほとんど発生することなく気泡を確実
に除去できる。更に本実施例では、第6図面上で上記液
路の断面等脚台形の脚の中心同士を結んで形成される面
(ラインCI)に関して、上記第1.2領域は対称であ
るので、回復時に加わる圧力分布を均一化して、排出領
域での微小乱流の発生を大幅に減少できる。尚、ライン
C1の延長線は熱発生素子Hの面上地点P3に至ってい
るため、吐出エネルギーは効率よく吐出に使われる。
又、本発明によれば、共通液室を形成する天板部材と吐
出部形成部材とを一体化し、記基板に係合するための段
差部を有する液路形成部材と、上記液路形成部材の上記
液路の上方から該液路の配列方向に線圧加圧して上記段
差部に上記基板の先端部が係合した状態で加圧保持する
加圧部材と、による簡単な構成を採用しても気泡の発生
による上述した不都合がほとんどない、優れた記録を行
うことが可能になる。
本実施例では、オリフィスプレートが異なる角度(偏曲
点H,I)OPI、OF2、OF3から形成されており
、液滴の吐出方向は上記ラインC1の延長方向に一定化
するので記録面は、上記ラインC1に垂直な面となって
いる。本例では、紙面の下から上へ記録媒体が移動する
。オリフィスプレートは、板状部材の、吐出部が設けら
れた側の面が勾配の緩やかな段状の側断面形状を有する
ので、キャップ内外に特別な部品をとりつけることなく
ワイピングの際の清浄化の確実性が一層向上する上、キ
ャッピングの際の吐出部におけるインクのメニスカスの
後退を防ぐ効果も向上し、故にインクの吐出不良とそれ
から派生する種々の問題を簡易な構成のまま一層良好に
解決することができる。
上記領域Zの第6図での高さは液路乃高さと同じかそれ
よりも小さいことが好ましく、上記領域2が形成する図
中の角度θ2は、10度としてあり、上記斜面21の角
度θ1に対して、半分以下が好ましい。
第6図で分かるように吐出口の表面およびその周面は、
シート3で確実に密閉されており、この状態を弾性体6
の弾性変形状態で確保維持しているので、従来よりも優
れた効果を発揮出来る。
第7図実施例では、第2図実施例の部位7.7を無くし
た構成である。
従って、ベースプレート10に対して押圧する弾性体6
の部分をキャップ本体の延長部分41によって確実に押
圧する構成となっている。これはキャップ部材の簡略化
と、キャップの記録ヘッドの対する着脱を上記溝部51
に沿ってスライドすることで行える利点もある。
第8図は、上記キャップ構成をベースプレート10の位
置決め部位8.8と溝部53とに係合する構成としたも
ので、シール3は、キャップ内部のみとなっている。こ
の構成は、記録ヘッドの記録装置に対しての位置決め精
度を利用して、実質装着精度を向上させた実施例である
第9図実施例は、第2図実施例のキャップ幅を記録ヘッ
ドの吐出部表面1を有する記録ヘッド部前方表面全体に
拡大したもので、装着状態をより安定化した実施例であ
る。
第10図は、上記第9図実施例の部位7.7を取り除い
た実施例で、この大きさがあれば位置精度を正確にする
構成を付加する必要性がなく、記録ヘッドに合わせて装
着することだけで、簡単に安定装着状態を得ることが出
来る。
第11図は、上記シール3をキャップの弾性体の表面に
一体化した構成のキャップ部材と、これを用いた記録ヘ
ッド、および、その保存方法を開から取り出した後の記
録ヘッド自体に対して有効な構成である。
上記IJCは、第12図の斜視図でわかるように、イン
クの収納割合が大きくなっているものでインクタンクの
前方面よりもわずかにインクジェットユニットの先端部
が突出した形状である。
このインクジェットカートリッジIJCは、インクジェ
ット記録装置本体IJRAに載置されているキャリッジ
HC後述する位置決め手段及び電気的接点とによって固
定支持されると共に、該キャリッジHCに対して着脱可
能なディスポーザブルタイプである。
第12図において、5000はプラテンローラで、記録
媒体Pを紙面下方から上方へ案内する。
キャリッジHCは、プラテンローラ3000に沿って移
動するもので、キャリッジの前方プラテン側にインクジ
ェットカートリッジIJCの前面側に位置する前板40
00 (厚さ2mm)と、カートリッジIJCの配線基
板200のパッドりへ1LQ″r+r’i=中ヱノむす
Vす^11九目懲シん11゜キシプルシート4005及
びこれを裏面側から各パッド2011に対して押圧する
弾性力を発生するためのゴムパッドシート4007を保
持する電気接続部用支持板4003と、インクジェット
カートリッジrJCを記録位置へ固定するための位置決
め用フック4001とが設けられている。前板4000
は位置決め用突出面4010をカートリッジの支持体3
00の前述した位置決め突起2500.2600に夫々
対応して2個有し、カートリッジの装着後はこの突出面
4010に向う垂直な力を受ける。このため、補強用の
リブが前板のプラテンローラ側に、その垂直な力の方向
に向っているリブ(不図示)を複数有している。
このリブは、カートリッジIJC装着時の前面位置り、
よりもわずかに(約0.1mm程度)プラテンローラ側
に突出しているヘッド保護用突出部をも形成している。
電気接続部用支持板4003は、補強用リブ4004を
前記リブの方向ではなく垂直方向に複数有し、プラテン
側からフック4001側に向って側方への突出割合が減
じられている。これは、カートリッジ装着時の位置を図
のように傾斜させるための機能も果している。
又、支持板4003は電気的接触状態を安定化するため
、上記2つの位置決め用突出面4010がカートリッジ
に及ぼす作用方向と逆方向に、カートリッジへの作用力
を及ぼすためのフック側の位置決め面4006を突出面
4010に対応して2個有し、これらの間にパッドコン
タクト域を形成すると共にパッド2011対応のボッチ
付ゴムシート4007のボッチの変形量を一義的に規定
する。これらの位置決め面は、カートリッジIJCが記
録可能な位置に固定されると、配線基板300の表面に
当接した状態となる。本例では、さらに配線基板300
のパッド201を前述した線L+に関して対称となるよ
うに分布させているので、ゴムシート4007の各ボッ
チの変形量を均一化してパッド2011.201の当接
圧をより安定化している。本例のパッド201の分布は
、上方、下方2列、縦2列である。
フック4001は、固定軸4009に係合する長穴を有
し、この長大の移動空間を利用して図の位置から反時計
方向に回動した後、プラテンローラ5000に沿って左
方側へ移動することでキャリッジHCに対するインクジ
ェットカートリッジIJCの位置決めを行う。このフッ
ク4001の移動はどのようなものでも良いが、レバー
等で行える構成が好ましい。いずれにしてもこのフック
4001の回動時にカートリッジIJCはプラテンロー
ラ側へ移動しつつ位置決め突起2500゜2600が前
板の位置決め面4010に当接可能な位置へ移動し、フ
ック4001の左方側移動によって90’のフック面4
002がカートリッジIJCの爪2100の90°面に
密着しつつカートリッジIJCを位置決め面2500.
4010同志の接触域を中心に水平面内で旋回して最終
的にパッド201.2011同志の接触が始まる。
そしてフック4001が所定位置、即ち固定位置に保持
されると、パッド201.2011同志の完全接触状態
と、位置決め面2500.4010同志の完全面接触と
、90度面4002と爪の90度面の2面接触と、配線
基板300と位置決め面4006との面接触とが同時に
形成されてキャリッジに対するカートリッジIJCの保
持が完了する。
この図面上でキャリッジの位置決め用フック4001の
90”角の係合面4002が係合する爪2100が位置
しており、キャリッジに対する位置決めの作用力が基準
面に平行な面領域で作用するように構成されている。
上記実施例では、本発明に請求項に開示された構成の組
み合わせのすべてを開示していないが、本発明としては
、上記構成の適切な組み合わせ構成をも発明に含むもの
である。
前述した第2図乃至第13図と技術的に関係する本発明
について、以下、第1図及び第14図以降を用いて詳述
する。
第19図は本発明のインクジェットカートリッジの収納
容器(梱包容器)の−例を示す展開斜視図、第14図は
その組立て後の斜視図である。また第15図は、夫々本
発明の収納容器の一例を示す上面図(a)、正面図(b
)及び右側面図(C)、並びにインクジェットカートリ
ッジの吐出口の部分の収納状態を示す部分拡大図(d)
、収納容器本体のフランジ部を示す部分拡大図(e)で
ある。
この梱包容器は容器本体61と蓋部材63とで形成され
、これらが接合一体止されて梱包容器として用いられる
容器本体61には、内容物であるインクジェットカート
リッジIJCと非接触状態に維持される壁部61c、該
壁部61cから内容物収容領域へ向けて突出し、そこに
収容されるインクジェットカートリッジIJCを支持し
て、その位置固定を行う凹部61a、及び蓋部材63と
の接合一体止のためのフランジ部61bが設けられてい
る。インクジェットカートリッジIJCの吐出口は、収
納空間において壁部と非接触状態に維持されている。こ
れらの図面に示される様に、収納空間に突出する四つの
凹部61aの内、吐出口が位置する側の凹部の掘り込み
程度を大きくして吐出口が収納空間内深くに位置する様
にすれば、吐出口は一層良好に保護される。同時に、こ
の様にすれば、ユーザーがインクジェットカートリッジ
を逆向きに入れることを防止する(所謂誤挿入防止)こ
ともできる。
壁部61cは特に十分な強度を有する必要があり、その
様な材質及び厚さで形成される。壁部61cの厚みは、
その構成材料の種類によって適宜選択すればよいが、例
えば0.1mm以上、好ましくは0.3mm以上、より
好ましくは0.5mm以上とされ、上限としては例えば
1.2mm以下とされる。
一方、凹部61aは、内容物の保護のために衝撃を緩衝
あるいは吸収するクツション性を有することが好ましい
。即ち、壁部61cと同様の強度及び剛性を有する。様
に凹部61aを形成すると、壁部61cの受けた衝撃が
内容物に直接伝わりやすく、内容物の破損等の原因とな
らないとも限らない。この様な観点から、凹部61aは
比較的薄い肉厚で形成され、かつ弾性を有することが望
ましい。凹部61aの厚さもまたその構成材料に応じて
適宜選択することができるが、例えば0.8mm以下、
好ましくは0.6mm以下、より好ましくは0.4mm
以下とされ、下限としては例えば0.05mm以上とさ
れる。
容器本体61の構成材料としては各種の樹脂等を挙げる
ことができる。容器本体61は例えば樹脂を用いた一体
成型によって作製される。一体成型による方法は、加工
性、生産コスト等の面から好適である。
一体成型による容器本体61の作製には、各種の樹脂の
射出成型、真空成型等が利用できる。中でも、例えばア
クリルニトリル−ブタジェン−スチレン共重合樹脂(A
BS樹脂)、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂を用いた射
出成型による方法は、壁部61c及び凹部61aの厚み
の調整が容易であり、且つ比較的低コストで行え、各部
に所望の特性を容易に付与できるといった点から好適で
ある。
また、フランジ部61.bを容器本体61の底部に設け
ることによって、容器本体61と底板63との接合を簡
便かつ確実に行うことができる。フランジ部61bは、
容器本体61の一体成型時に他の部分と同時に成型する
ことができる。フランジ部61bの厚さは、壁部61c
と同程度とすればよい。このフランジ部61bには、容
器本体61と蓋部材63との接合領域62に沿って補強
のためのリブ61eが設けられているのが好ましい。こ
のリブ61eは、第15図では蓋部材63の方に出っ張
る様に設けられているが、この出っ張り方は逆であって
もよい。但し、前者の方が、容器本体61と蓋部材63
との接合がその出っ張り部を使って一層確実になされる
ので好ましい。
凹部61aや壁部61cの立ち上り部等の角部を図示し
た様に湾曲状とすることによって、その衝撃緩衝性をよ
り良好なものとすることができる。該湾曲部の曲率半径
は比較的大きい方がよく、凹部61aの大きさに応じて
適宜選択されるが、例えば2mm以上、好ましくは3m
m以上、より好ましくは5mm以上とされる。
凹部6Laの形状は、インクジェットカートリッジIJ
Cの保護および梱包容器内での位置固定が効果的に行え
る様に適宜選択される。図示した例では、4カ所の凹部
81aによってインクジェットカートリッジIJCが支
持されており、この形態がインクジェットカートリッジ
IJCの保護、位置固定という点から最も好適であると
言うことができるのであるが、凹部61aの個数は適宜
選択できるものではある。
凹部61aのインクジェットカートリッジの支持部分と
インクジェットカートリッジとのクリアランスは、大き
過ぎるとインクジェットカートリッジの梱包容器内での
ガタッキやズレが生じるので好ましくないが、逆に小さ
過ぎるとインクジェットカートリッジの容器本体61へ
の収納性が悪くなり、また壁部61cからの衝撃が伝達
されやすくなるので好ましくない。これらのクリアラン
スは、凹部61aの構造および凹部61aとインクジェ
ットカートリッジとのマツチングにおいて適宜選択すれ
ばよいが、例えば0.5mm〜3mm、好ましくは0.
5mm〜2mm程度とすることができる。
蓋部材63の材質や厚さは、インクジェットカートリッ
ジの重量や強度等に応じて選択される。蓋部材63とし
ては、例えば樹脂製乃至金属製のフィルム、シートや板
、或いはそれらの少なくとも一つを含む積層体等が用い
られる。この積層体を蓋部材63として用いる場合、蓋
部材63の容器本体61との非接着面側の表N(以下、
「外層」と称す)が紙であると、環境変化、特に温度変
化の影響を受けて紙が放湿、吸湿してカール変形するこ
とがあるため、外面にもアルミニウム、塩化ビニリデン
、ポリプロピレン等の防湿層をコーティングし変形を防
止するのが好ましい。
この場合、カール変形による容器本体61と蓋部材63
との接着部62に、剥離方向に力が加わるのを防止する
こともできる。防湿層としては、コスト、強度的な面か
ら、15〜Loot、Lm厚のポリプロピレンが最も好
ましい。
インクジェットカートリッジIJCを容器本体61に収
容した後の容器本体61と蓋部材63との接合には、各
種の接合方法が利用できる。例えば、容器本体61と蓋
部材63を同種の樹脂材料で形成し、熱融着、超音波溶
着等の方法でこれらを接合することができる。また、イ
ージー・ビール層を底板63の少なくとも接合に必要な
領域に設けて、それを利用してこれらの接着を行うこと
ができる。イージー・ビール層を利用する方法は、梱包
を解く際に、容器本体61から蓋部材63を容易に取り
外すことができる。
ジェットカートリッジを破損させる恐れが一層少ないと
いう利点を有している。この様に防湿性等の内容物の湿
度維持性及び開封の容易性などを考慮した場合、イージ
ー・ビールが好適である。このイージー・ビール層とし
ては、例えば各種のホットメルト系、ポリエチレン系、
エバール系等からなる層が利用できる。
蓋部材63には、容器本体61との接合をはがす際に用
いられるつまみ部63aが設けられているのが取扱い上
好ましい。このつまみ部63aは、第1図などではイン
クジェットカートリッジの吐出口の部分に近い個所に設
けられているが、より好ましくは吐出口の部分からでき
るだけ遠く離れた位置に設ける方がよい。その理由は、
つまみ部63aをもって蓋部材63を容器本体61から
はがす際に、インクジェットカートリッジの中でも特に
保護すべき吐出口の部分に手が過って触れたりするのを
避けるためである。
また、本発明の梱包容器の構成材料を選択することで、
内容物の湿度環境を維持する、即ち防湿機能や内容物の
有する水分の外部への蒸発を防ぐ機能を得ることができ
る。
例えば、容器本体61の構成材料として、各種樹脂に塩
化ビニリデン層やアルミニウム層をコートした材料、湿
度・透過防止性のある材料、例えばポリプロピレンなど
を用いることによって、上述の湿度環境維持機能を得る
ことができる。尚、製造コスト、成型性、加工性などの
面がらは、ポリプロピレンが好適である。
これと同様に、蓋部材63の構成材料として、樹脂のフ
ィルム、シートまたは板材、或いは紙のシートや板材に
塩化ビニリデン層やアルミニウム層をコートした材料、
湿気透過防止性のあるポリプロピレンなどを用いること
によって、良い湿度環境維持機能を得ることができる。
衝撃緩衝性及び湿度環境維持機能の両方について良好な
ものとするには、例えば、紙にアルミニウム層を設けた
材料からなり、容器本体との密封接着のための層(例え
ばイージー・ビールN)を有し、なおかつ、カール防止
に非接着面(外面)にポリプロピレン層を設けた蓋部材
が好適である。特に、アルミニウム層を設は非接着面側
の最外層としてポリプロピレン層を設けた積層体が、コ
スト、衝撃緩衝性及び湿度環境維持機能の面から好まし
い。
また、容器本体61の形成にポリプロピレンを用いた真
空成型法を利用する場合に、先に述べた様に凹部61a
や壁部61cの立ち上り部などを湾曲部として成型する
ことは、容器本体61の衝撃緩衝性をより良好とすると
ともに、容器本体61に上述のような湿度環境維持機能
を得る上でも好ましい。
更に、容器本体61の天井61cm2から底面(フラン
ジ61b)方向に、原料シートの天井部61cm2とな
る部分以外の部分を真空で延ばして凹部61a、壁部6
1cの側面61cm1.湾曲部等を成型するオス型成型
によれば、各部毎の厚みの均一性をより良好なものとす
ることができ、ピンホールの発生もなく、各部における
湿気透過防止性を高める上で好ましい。
また、真空成型で得られる容器本体に湾曲部を設けない
場合は、容器本体の壁部と凹部の境界及び壁部とフラン
ジの境界などが肉厚の薄い角部として形成され、ピンホ
ールが生じたり、落下時の破損が起こりやすくなったり
、その部分の湿気透過防止性が低下したりすることがあ
る。このために、これらの境界部を湾曲部として成型す
ることによって、肉厚の薄い部分が形成されることが一
層効果的に防止され、良好な湿気透過防止性を容器本体
全体にわたって一層均一に得ることができ、かつ落下衝
撃に一層強い外周部を得ることができる。
また、容器本体61及び/または底板63に透明もしく
は半透明な材料を選択すれば、梱包状態でインクジェッ
トカートリッジ62を透視できる。
ところで、第19図に示す様に、インクジェットカート
リッジの吐出口面にある吐出口を覆う(シールする)覆
い部材3を設けることにより、吐出口からのインクの蒸
発を極めて少なくすることができるので、収容空間の湿
度を適切に保つことができ、故に蓋部材のカール変形を
防止することができる上、インクタンクから吐出口に至
るインクの供給経路の状態を良好な状態に保つことがで
きる。
本発明に係る覆い部材3としては、前述したテープ状の
ものに限られるものではないが、取り扱いが容易である
点(例えば、はがすのも簡単である)や吐出口の気密状
態を保つのに優れている点、更には薄いのでインクジェ
ットカートリッジの大きさにほとんど影響しない点、比
較的少ないコストで形成することができる点などの理由
により、テープ状のものが最適である。覆い部材3の材
料としては、例えばポリエチレンテレフタレートを挙げ
ることができる。
更に、第19図においては、覆い部材3をインクジェッ
トカートリッジIJCに押えるための押え部材4が、イ
ンクジェットカートリッジに設けられている。この押え
部材4の好ましい態様としては、吐出口に対応する位置
にインク吸収体6が配されたキャップ部材を挙げること
ができる。
この様な押え部材4を設けることは、ユーザーがインク
ジェットカートリッジIJCを収納容器から取り出す際
に吐出口の部分に手を差し込む様なことが避けられるの
で、インクジェットカートリッジの中でも特に保護すべ
き吐出口の部分の保護という点から一層好適である。こ
の押え部材4は、インクジェットカートリッジがクリア
ランスの範囲内で収納容器内において動いても、収納容
器本体61の壁部61cと接触して動いたりしない様に
設けられるのが好ましい。
第■6図は本発明のインクジェットカートリッジの収納
容器(梱包容器)の他の例を示す展開斜視図、第17図
はその組立て後の斜視図である。
また第18図は、夫々本発明の収納容器の他の例を示す
左側面図(a)  上面図(b)、正面図(C)、右測
面図(d)及び下面図(e)、並びに収納容器本体のフ
ランジ部を示す部分拡大図(f)である(但し、第15
図とは°正面図°として扱っている個所が異なっている
)。
本例は、容器本体61の凹部61aの形状以外について
は、前述の第19図、第14図及び第15図に示された
例と同じである。本例における容器本体61の凹部61
aは、フランジ部61bにまで達せずにその途中まで形
成されたものとなっており、また所定の角度の勾配が形
成されてインクジェットカートリッジを支持するものと
なっている。インクジェットカートリッジの収納空間で
の位置固定という点では前者の例の方が勝るが、本例に
よっても実質的に十分本発明の目的を達成することがで
きる程度の効果を得ることができる。
尚、覆い部材3は設けた方が好ましいが必ずしも設けな
くてもよく、この設けない構成をも本発明は含むもので
ある。
インクジェットカートリッジに充填されたインクの水分
の蒸発防止という点においては覆い部材3を設けた発明
の方が勝るが、これを設けなくとも実質的に十分本発明
の目的を達成することができる程度の効果を得ることが
できる。
一方、前述した収納容器101を保持する保持部材10
4は、第1図(a)、第1図(b)に示されるように、
容器本体61の外縁より大きく容器本体61が挿入可能
に開口された開口部102a、フランジ部61bの外縁
に当接する開口部端部102bおよび端部102bの周
辺部102cを有した厚紙製の開口形成部材102と、
開口形成部材102とは別体に構成され、開口形成部材
102に対向して配置されフランジ部61bを開口形成
部材102と共動して挟持する厚紙製の平面部材103
と、開口形成部材102に隣接して開口形成部材102
と一体的に設けられた表示領域部105とを備えている
前記開口部102aは、容器本体61が挿入可能であっ
て、挿入後に容器本体1のがたつきが生じないような容
器本体61の形状、大きさにほぼ等しい開口として形成
されている。したがって、容器本体61の収納口側の全
周囲に設けられたフランジ部61bの存在により、開口
部102aから容器本体61が抜は出ることはない。
本実施例においては、保持部材104の開口形成部材1
02と表示領域部105とは連続して一体的に第1の部
材110として構成されている。
また平面部材103は単体として存在する。そして、こ
れらを貼りあわせることで保持部材104を構成する。
すなわち、収納容器101のフランジ部61bの挟持は
、第1の部材110を構成する開口形成部材102の開
口部102aに挿入された収納容器101の蓋部材63
側に平面部材103を位置合わせして貼りあわせること
で行われている。このようにすることで、収納容器10
1の挟持固定が行われ、収納容器101の脱落が防止さ
れている。
開口形成部材102と平面部材103とは、第20図(
c)に示されるように、両者は開口部周辺部102cと
それに対応する平面部材103との間で形成される接着
領域103bによって接合が図られている。
加えて、平面部材103は、第20図(c)に示される
ように、端部に向かってわずかに縮径している。その結
果、接着領域103bの接着面積は、端部に向かって減
少したものとなっている。
本例においては、平面部材103の面積減少にともなっ
て、接着面積が減少するようにされているが、平面部材
103の形状に係わらず積極的に接着面積を減少させる
ようにしても良い。なお、容器本体61を密閉するため
の蓋部材63のつまみ部がフランジ部161bの占有領
域から突出して設けられているが、前述の接着領域10
3bは、つまみ部を接着することのないような領域とじ
て規定されている。
ところで、第1図(a)、第1図(b)に示されるよう
に、第1部材110と平面部材103との接合領域にあ
たる開口形成部材102の領域中にパッケージされた収
納容器101を取り出すために利用される開封用の切れ
込み部111が形成されている。切れ込み部111は、
第i図(a)では第1部材110の中央領域近傍に設け
られ、第1図(b)では開口形成部材102側の開口部
102aを挾んだ領域に設けられている。この切れ込み
部111は、本例では一方の端から他方の端に向かって
帯状部材を引き剥すことによって開封可能な構成とされ
た、いわゆるジッパ−として形成されている。
この開封用の切れ込み部111の構成をジッパ−状のも
のとした場合には、前述の接着領域103bは、ジッパ
一部分を除いた構成とされる必要がある。
なお、ジッパ−の形成位置は前述の位置に限られること
なく、例えば第1部材110の平面部材103との接合
領域の端部側に設けても良く、あるいは縦方向に開封で
きるように構成しても良いことはいうまでちない。
このジッパ−状の開封用の切れ込み部111を開口部1
02aが形成された側、すなわち表面側に形成すること
により、収納容器101が衝撃を受は裏面側(平面部材
103側)に押圧力が加わった場合であっても、なんら
切れ込み部111に対しては悪影響が及ばない。
また、第21図(a)、第21図(b)に示されるよう
に、平面部材103と表示領域部105とが連続した平
面として第2部材112を形成した構成としてもよい。
第21図(a)、第21図(b)の開封用の切れ込み部
111は、第1図(a)、第1図(b)に示されるもの
と同様に表面側の部材である開口形成部材102に形成
されている。
このように開口形成部材102側を別体として構成する
ことで収納容器101を配設した第2部材112に対し
て開口形成部材102を落とし込むといった簡単な方法
でパッケージを構成することができる。
これらに対して、第22図(a)、第22図(b)、第
23図(a)、第23図(b)は、第1図(a)、第1
図(b)、第20図(a)、第20図(b)  第20
図(C)、第21図(a)、第21図(b)は、開封用
切込部111を裏面側に位置する部材に形成した例を示
すものである。
特に、開口形成部材102と平面部材103との接合領
域のほぼ中央領域に開封用切込部111を形成すること
で、収納容器101が衝撃を受けてもその押圧力は二重
された平面部材103によって分散されるので切れ込み
部111に対する悪影響は極めて少ない。
ところで、インクジェットカートリッジを収納した収納
容器101は、パッケージが保持部材104のフック受
部104aによってフックされた状態でデイスプレィさ
れた際に前記インクジェットカートリッジを構成するヘ
ッド部IJHが重力方向(矢印A方向)下方に位置する
ように保持部材104に取り付は保持されている。
このようにヘッド部IJHが重力方向下方に位置するよ
うに取り付けるのは、ヘッド部IJHを重力方向上方に
位置するようにした場合にインクが下方に移動すること
により、吐出口部分がら空気が侵入しインク路や液室な
どが気泡で満たされることを防止するためである。
本例にあっては、保持部材104の特に収納容器101
を収納した領域が別部材の厚紙を用いた二重構造となっ
ているので落下などの外部衝撃が加わった場合であって
も保持部材104によってその衝撃は十分に干渉される
。したがって収納容器101は何ら変形などを生じるこ
となく、被収納物たるインクジェットカートリッジに対
しても何らの悪影響を与えることなく良好に収納保持す
ることができる。
また、保持部材104には、開口形成領域1゜2と平面
部材103との接合領域に隣接した領域に平面を備えて
おり、ラベルやインクジェットカ−トリッジの取り出し
方や取り扱い方などの表示が有効に記載できる表示部1
05を有している。
加えて、平面部材103は、開口形成部102の開口部
102aが形成されている領域のみを覆う様に形成され
ているため、収納容器101を臨ませた面とは反対面側
も有効に表示部10領域として機能させることができる
以上説明した実施例においては、収納容器内にインクジ
ェットカートリッジIJCを収納した例について述べた
が、収納容器内にはこのほかトナインクリボン、フロッ
ピーディスク、磁気テープなど各種の事務機器用品や各
種の記録媒体を収納するようにしても良いことはいうま
でもない。
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でもバブル
ジェット方式の記録装置に用いられる記録ヘッドに於い
て、優れた効果をもたらすものである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも一つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信
号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成出来る
ので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開
口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一
つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると
、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答
性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ま
しい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第
4463359号明細書、同第4345262号明細書
に記載されているようなものが適している。尚、上記熱
作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313
124号明細書に記載されている条件を採用すると、更
に優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ
構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部が
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書、米国特許第4459600
号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスノッ
トを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭
59年第123670号公報や熱エネルギーの圧力波を
吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開
昭59年第138461号公報に基づいた構成としても
本発明は有効である。
更に、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応し
た長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては
、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッ
ドの組み合わせによって、その長さを満たす構成や一体
的に形成された一個の記録ヘッドとしての構成のいずれ
でも良いが、本発明は、上述した効果を一層有効に発揮
することができる。
加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との電
気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる
交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘ
ッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイプの記
録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
又、本発明の記録装置の構成として設けられる、記録ヘ
ッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので好ま・しい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対しての、キャビング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸収手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別
の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した記録
を行うために有効である。
更に、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色の
みの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構
成するか複数個の組み合わせによってでもよいが、異な
る色の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なく
とも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
〔発明の効果〕
請求項1の発明によれば、所定の内部環境に維持可能に
密閉状態とされるインクジェットカートリッジを収納し
た収納容器のフランジ部を別体として構成される部材の
相対向した二面によって挟持する構成とすることで、収
納容器として要求される特性を満足するための機能と、
収納容器を保持し外部衝撃を緩和するための機能とを簡
単な構成で分離することができた。
これにより、破損しやすい収納物であるインクジェット
ヘッドカートリッジを、運搬時等における振動や落下に
よる衝撃から確実かつ安価に保護することができるイン
クジェットヘッドカートリッジ用パッケージが提供でき
る。
また、収納容器を挾持した相対抗した二面の一方に切れ
込み部を形成したため、収納容器および保持部材を破損
することなく、良好に開封作業を行うことができる。
これにより保持部材表面などに描かれた記号や文字など
が破損することな(、例えば収納容器内のインクジェッ
トヘッドカートリッジの取り扱い説明などが良好に読み
取れるインクジェットヘッドカートリッジ用パッケージ
が提供できる。
また、上述した機能分離の効果によって相対向した二面
によって収納容器を確実に挟持する構成としているので
、種々の環境条件下、例えば減圧環境下(大気圧封入で
記録ヘッドを密閉収納している場合、減圧環境下にある
と容器内の相対的圧力増加によって封止部分が剥れると
いう技術課題がある。)においても収納容器のシール性
は維持される。
更に、請求項7の発明によれば、パッケージを展示した
際に収納容器内のインクジェットヘッドカートリッジの
ヘッド部を重力方向下方に位置するように収納している
ので、ヘッド部に空気が侵入することが防止される。
これにより、収納容器内から取り出した直後にすぐに記
録装置に装着して記録を開始しても良好な印字が行える
状態でインクジェットヘッドカートリッジを収納するこ
とが可能なインクジェットヘッドカートリッジ用パッケ
ージが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるパッケージの一構成例を概
略的に示す斜視図、 第13図(a)、(b)は本発明の第1実施例の説明図
で、順に斜視図、その部分分解図を示し、第2図(a)
、(b)は第13図実施例の部分説明図で、順に上面図
、側面図を示し、第3図(a)、(b)及び第4図(a
)、(b)は、夫々第2図の変形実施例説明図で、順に
上面図、側面図を示し、第5図は本発明の他の実施例の
部分分解図、第6図は第5図実施例の記録ヘッド断面の
説明図、第7図(a)、(b)、(C)、と第8図(a
)、(b)、(c)と第9図(a)、(b)、(c)は
、夫々、本発明のさらに別の実施例の説明図であって、
順に側面図、正面図、上面図を示し、第10図、第11
図は、更に記録ヘッド構成を変形した本発明実施例の斜
視図、第12図は、本実施例の記録ヘッドを記録装置本
体に対しての着脱構成を説明する部分断面説明図である
。 第19図は、本発明のインクジェットカートリッジの収
納容器(梱包容器)の−例を示す展開斜視図である。 第14図は、本発明のインクジェットカートリッジの収
納容器(梱包容器)の−例の組立て後の斜視図である。 第15図は、夫々本発明の収納容器の一例を示す上面図
(a)、正面図(b)及び右側面図(C)、並びにイン
クジェットカートリッジの吐出口の部分の収納状態を示
す部分拡大図(d)、収納容器本体のフランジ部を示す
部分拡大図(e)である。 第16図は、本発明のインクジェットカートリッジの収
納容器(梱包容器)の他の例を示す展開斜視図である。 第17図は、本発明のインクジェットカートリッジの収
納容器(梱包容器)の他の例の組立て後の斜視図である
。 第18図は、夫々本発明の収納容器の他の例を示す左側
面図(a)、上面図(b)  正面図(C)、右側面図
(d)及び下面図(e)、並びに収納容器本体のフラン
ジ部を示す部分拡大図(f)である。 第20図(a)  第20図(b)  第20図(C)
、第20図(d)は第1図に示したパッケージの平面図
、右側面図、底面図、平面図を下方からみた側面図の夫
々を概略的に示す図、第21図(a)  第21図(b
)  第22図(a)、第22図(b)、第23図(a
)、第23図(b)はいずれも本発明が適用されるパッ
ケージの他の構成例を概略的に示す斜視図である。 101・・・収納容器、102・・・開口形成部材、1
02a・・・開口部、102b・・・開口部端部、10
2c・・・周辺部、103・平面部材、104・・・保
持部材、105・表示部、IJC・・・インクジェット
カートリッジ I’Jc/ 1J(/ 口 (干) Aもp1廖0 /、ス 渠20図 (0−) 第

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インクジェットカートリッジを収納する収納部と
    、該収納部と一体的に成形されたフランジ部と、該フラ
    ンジ部との接合によって前記収納部とで密閉空間を形成
    する蓋部材と、を構成要素として備える収納容器と、 該収納容器の前記収納部の外縁より大きい開口部と前記
    フランジ部の外縁に当接する開口部端部と該開口部端部
    の周辺部を有する開口形成部材と、 前記開口形成部材とは別体に構成されて前記開口形成部
    材に対向して設けられた平面部材と、前記開口形成部材
    と前記平面部材のいずれか一方に設けられた開封用切れ
    込み部と、 を備えた保持部材と、 を有し、 前記開口形成部材と前記平面部材との相対向する二面に
    よって前記収納容器の前記フランジ部を挟持しているこ
    とを特徴とするインクジェットカートリッジ用パッケー
    ジ。
  2. (2)前記収納容器の挟持は、前記開口形成部材の前記
    周辺部とそれに対応する平面部材とが接合され、前記フ
    ランジ部が前記開口部端部とそれに対応する前記平面部
    材によってなされていることを特徴とする請求項1に記
    載のインクジェットカートリッジ用パッケージ。
  3. (3)前記開封用の切れ込み部は、前記平面部材に形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジ
    ェットカートリッジ用パッケージ。
  4. (4)前記開封用の切れ込み部は、前記開口形成部材に
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載のイン
    クジェットカートリッジ用パッケージ。
  5. (5)前記開封用の切れ込み部は、前記開口形成部材と
    前記平面部材との相対向した領域のほぼ中央領域に形成
    されていることを特徴とする請求項3または4のいずれ
    かに記載のインクジェットカートリッジ用パッケージ。
  6. (6)前記開封用の切れ込み部は、前記開口形成部材と
    前記平面部材との相対向した領域の側縁近傍の領域に形
    成されていることを特徴とする請求項3または4のいず
    れかに記載のインクジェットカートリッジ用パッケージ
  7. (7)インクジェットカートリッジを収納する収納部と
    、該収納部と一体的に成形されたフランジ部と、該フラ
    ンジ部との接合によって前記収納部とで密閉空間を形成
    する蓋部材と、を構成要素として備える収納容器と、 該収納容器の前記収納部の外縁より大きい開口部と前記
    フランジ部の外縁に当接する開口部端部と該開口部端部
    の周辺部を有する開口形成部材と、 前記開口形成部材とは別体に構成されて前記開口形成部
    材に対向して設けられた平面部材と、前記開口形成部材
    と前記平面部材のいずれか一方に設けられた開封用切れ
    込み部と、 前記開口形成部材に隣接して形成され展示する際にフッ
    ク可能とするためのフック部を備えた表示部材と、 を備えた保持部材と、 を有するインクジェットカートリッジ用パッケージであ
    って、 前記インクジェットカートリッジ用パッケージのフック
    状態時に、前記インクジェットカートリッジのヘッド部
    が重力方向に対して下方に配置されるように前記収納容
    器内に収納されていることを特徴とするインクジェット
    カートリッジ用パッケージ。
  8. (8)前記インクジェットカートリッジは、記録を行う
    にあたって吐出口からインクを吐出するために利用され
    る熱エネルギーを発生する熱エネルギー発生手段として
    電気熱変換体を具備することを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれかに記載のインクジェットカートリッジ用
    パッケージ。
  9. (9)前記インクジェットカートリッジは、記録に利用
    されるインクを吐出するヘッド部と、前記インクを貯溜
    するためのインクタンク部とを一体的に具備することを
    特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のインク
    ジェットカートリッジ用パッケージ。
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