JPH02187341A - インクジェットヘッドの保存容器 - Google Patents
インクジェットヘッドの保存容器Info
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- JPH02187341A JPH02187341A JP747389A JP747389A JPH02187341A JP H02187341 A JPH02187341 A JP H02187341A JP 747389 A JP747389 A JP 747389A JP 747389 A JP747389 A JP 747389A JP H02187341 A JPH02187341 A JP H02187341A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/17533—Storage or packaging of ink cartridges
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、液体を噴射し、飛翔液滴を形成して記録を行
なうインクジェットヘッドの保存容器に関し、特に使い
捨て、交換型のインクジェットヘッドの市場、物流にお
ける保存容器に関する。
なうインクジェットヘッドの保存容器に関し、特に使い
捨て、交換型のインクジェットヘッドの市場、物流にお
ける保存容器に関する。
〔従来の技術1
インクジェットによる記録は一般に知られている通り、
インクジェットヘッドの液体を吐出するために設けられ
たオリフィスよりインク滴を吐出飛翔させて、そのイン
ク滴を記録紙上に着弾させ、そのドツトの集合により、
種々の文字、図柄を記録するものである。
インクジェットヘッドの液体を吐出するために設けられ
たオリフィスよりインク滴を吐出飛翔させて、そのイン
ク滴を記録紙上に着弾させ、そのドツトの集合により、
種々の文字、図柄を記録するものである。
ところで、インクジェット記録のメンテナンスについて
みると、インクジェットに用いられるインクは通常水に
少量の染料を溶解させ、必要であれば水と相溶性のある
有機溶媒に例えばアルコール類などを加えた組成となっ
ている、これらの組成の中で水の組成比が通常品も高い
、従って、インクジェットヘッドを長期放置しておくと
、インクの吐出口からインク中の水分が蒸発し、相対的
に染料の濃度が高くなって、長期放置すれば染料がイン
ク吐出口に固体となって固着し、吐出口を塞いでインク
の吐出が不能になるという問題が、従来よりインクジェ
ット記録の弱点として指摘されてきた。
みると、インクジェットに用いられるインクは通常水に
少量の染料を溶解させ、必要であれば水と相溶性のある
有機溶媒に例えばアルコール類などを加えた組成となっ
ている、これらの組成の中で水の組成比が通常品も高い
、従って、インクジェットヘッドを長期放置しておくと
、インクの吐出口からインク中の水分が蒸発し、相対的
に染料の濃度が高くなって、長期放置すれば染料がイン
ク吐出口に固体となって固着し、吐出口を塞いでインク
の吐出が不能になるという問題が、従来よりインクジェ
ット記録の弱点として指摘されてきた。
これを解決するために、インクジェットヘッド単体を使
い捨てとして、随時プリンターに装着して使用する使い
捨てタイプのインクジェットヘッドが挙げられるが、こ
れに関しても商品としての保存において同様の問題が考
えられる。
い捨てとして、随時プリンターに装着して使用する使い
捨てタイプのインクジェットヘッドが挙げられるが、こ
れに関しても商品としての保存において同様の問題が考
えられる。
このようなインクジェットヘッドの吐出口の数は通常1
0〜256程度であるが、印字スピード、印字品位を上
げるためにはなるべく高密度、多吐出口であることが望
ましい。しかし吐出口数を増加する程、インクジェット
ヘッドを駆動するための配線数が増加し、このインクジ
ェットヘッドとプリンタ本体との電気接点の数が増加す
る。
0〜256程度であるが、印字スピード、印字品位を上
げるためにはなるべく高密度、多吐出口であることが望
ましい。しかし吐出口数を増加する程、インクジェット
ヘッドを駆動するための配線数が増加し、このインクジ
ェットヘッドとプリンタ本体との電気接点の数が増加す
る。
たとえば、吐出口の数が48の場合、接点は各吐出口に
つき2個ずつ(プラス1、マイナス1)、計96個の接
点が必要である。ところが多数の接点を、インクジェッ
トヘッドをプリンタ本体に装着すると同時に信頼性を確
保した上で接続するのは、技術的に非常に困難である。
つき2個ずつ(プラス1、マイナス1)、計96個の接
点が必要である。ところが多数の接点を、インクジェッ
トヘッドをプリンタ本体に装着すると同時に信頼性を確
保した上で接続するのは、技術的に非常に困難である。
さらに信頼性を確保するために汎用のコネクタなどを使
用すれば、接続部のサイズが非常に大きなものとなって
しまい実用的でない。
用すれば、接続部のサイズが非常に大きなものとなって
しまい実用的でない。
そこで接点数を減らすために、駆動系の一部をインクジ
ェットヘッドに内蔵することがよく行なわれる。即ちシ
フトレジスタやトランジスタアレイをヘッド側に組込ん
だり、あるいはダイオードアレイを組込むといった方法
が取られ、これによって接点数を減らしている。これら
半導体部品を内蔵するインクジェットヘッドは静電気に
対する耐圧性の問題があるため十分な静電対策を施す必
要がある。
ェットヘッドに内蔵することがよく行なわれる。即ちシ
フトレジスタやトランジスタアレイをヘッド側に組込ん
だり、あるいはダイオードアレイを組込むといった方法
が取られ、これによって接点数を減らしている。これら
半導体部品を内蔵するインクジェットヘッドは静電気に
対する耐圧性の問題があるため十分な静電対策を施す必
要がある。
〔発明が解決しようとする課題]
このように、インクの固着、静電破壊という2つの要求
に対して、従来よりAlを容器状に加工し、この中にヘ
ッドを収納してAJlシートの蓋を接合するという方法
が取られてきた。このパッケージ方法はコスト的に安い
ものとは言えず、また購入時の商品の形状が外からでは
判別することができないため、確認のためにパッケージ
を破るという事態が発生する。
に対して、従来よりAlを容器状に加工し、この中にヘ
ッドを収納してAJlシートの蓋を接合するという方法
が取られてきた。このパッケージ方法はコスト的に安い
ものとは言えず、また購入時の商品の形状が外からでは
判別することができないため、確認のためにパッケージ
を破るという事態が発生する。
また文房具などのパッケージによく使われている所謂ブ
リスターパックについては、インクの固着防止、静電対
策という観点からは全く不適当である。
リスターパックについては、インクの固着防止、静電対
策という観点からは全く不適当である。
、〔課題を解決するための手段]
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、
インクジェットヘッドを収納するための凹部を有する部
材と、これと接合可能な板状部材とを有し、両部材のど
ちらか一方もしくは両方の少なくとも該インクジェット
ヘッドに接触する部分が1010Ω・cm以下の体積固
有抵抗をもつ材料を用いて形成されており、両部材のど
ちらか一方あるいは両方が透明あるいは一部透明であっ
て、両部材の25〜30℃における窒素透過率が0、5
cc−mm/cm2・sec−cm)Ig−10”以下
であることを特徴とするインクジェットヘッドの保存容
器を開発するに至った0本発明の保存容器はインクの固
着を防止し、静電破壊からインクジェットヘッドを守り
、且つ中身の確認も可能なものである。
インクジェットヘッドを収納するための凹部を有する部
材と、これと接合可能な板状部材とを有し、両部材のど
ちらか一方もしくは両方の少なくとも該インクジェット
ヘッドに接触する部分が1010Ω・cm以下の体積固
有抵抗をもつ材料を用いて形成されており、両部材のど
ちらか一方あるいは両方が透明あるいは一部透明であっ
て、両部材の25〜30℃における窒素透過率が0、5
cc−mm/cm2・sec−cm)Ig−10”以下
であることを特徴とするインクジェットヘッドの保存容
器を開発するに至った0本発明の保存容器はインクの固
着を防止し、静電破壊からインクジェットヘッドを守り
、且つ中身の確認も可能なものである。
本発明の保存容器においては、保存容器を構成する凹部
部材と板状部材は、それぞれ単一材料で構成しても良い
し、また異種材料を重ね合わせて複層で構成しても構わ
ない。いずれの場合においても、両部材のどちらか一方
もしくは両方の少なくともインクジェットヘッドと接触
する部分、即ち容器を構成したときの内壁部のインクジ
ェットヘッドと接触する部分は、体積固有抵抗がIQI
OΩ・cm以下の材料で構成されていなければならない
、これは、体積固有抵抗が1010Ω・cmを越える絶
縁体では、摩擦、接触、剥離、コロナ放電などにより正
負電荷のバランスを欠き、帯電するためである。
部材と板状部材は、それぞれ単一材料で構成しても良い
し、また異種材料を重ね合わせて複層で構成しても構わ
ない。いずれの場合においても、両部材のどちらか一方
もしくは両方の少なくともインクジェットヘッドと接触
する部分、即ち容器を構成したときの内壁部のインクジ
ェットヘッドと接触する部分は、体積固有抵抗がIQI
OΩ・cm以下の材料で構成されていなければならない
、これは、体積固有抵抗が1010Ω・cmを越える絶
縁体では、摩擦、接触、剥離、コロナ放電などにより正
負電荷のバランスを欠き、帯電するためである。
また、両部材のガス透過性については、本発明者が種々
研究を重ねた結果、両部材全体で25〜30℃における
窒素透過率で0.01cc−mm7cm” ・sec・
cmHg−1010以下になるようにすることで、イン
クジェットヘッドに内蔵されるインクの固化乾燥が防止
できることが判明した。さらにいうならば、0、2cc
−mm7cm” ・sec−cmHg−10”以下とす
ることが望ましい0例えば塩化ビニリデン、ポリアミド
、ポリエチレンテレフタレート、塩酸ゴム等を用いるこ
とができる。
研究を重ねた結果、両部材全体で25〜30℃における
窒素透過率で0.01cc−mm7cm” ・sec・
cmHg−1010以下になるようにすることで、イン
クジェットヘッドに内蔵されるインクの固化乾燥が防止
できることが判明した。さらにいうならば、0、2cc
−mm7cm” ・sec−cmHg−10”以下とす
ることが望ましい0例えば塩化ビニリデン、ポリアミド
、ポリエチレンテレフタレート、塩酸ゴム等を用いるこ
とができる。
ガスバリアー性を向上させるためには、部材を単層で成
型する場合では、その主材料が0.2cc・mm/cm
2・sec−cmHg−1010を越えていても、カル
シウム等の固体微粒子を充填剤として分散させたり、ま
た部材を複層で成型する場合ではアルミニウムや銅など
の金属等を蒸着させたり、それらの箔を張合わせたりす
るなどして調節することも可能である。
型する場合では、その主材料が0.2cc・mm/cm
2・sec−cmHg−1010を越えていても、カル
シウム等の固体微粒子を充填剤として分散させたり、ま
た部材を複層で成型する場合ではアルミニウムや銅など
の金属等を蒸着させたり、それらの箔を張合わせたりす
るなどして調節することも可能である。
また保存容器の両部材の厚さとしては、その機械的強度
や成型性等を考慮して、0.01mm以上10mm以下
が好ましい、より好ましくは0.01mm以上5mm以
下、さらに好ましくは0.1mm以上2mm以下である
。この範囲内であれば使用する材料や容器の形状に応じ
て適当に定めれば良く、2種の部材のそれぞれの厚さが
同じであっても異なっていてもかまわない。
や成型性等を考慮して、0.01mm以上10mm以下
が好ましい、より好ましくは0.01mm以上5mm以
下、さらに好ましくは0.1mm以上2mm以下である
。この範囲内であれば使用する材料や容器の形状に応じ
て適当に定めれば良く、2種の部材のそれぞれの厚さが
同じであっても異なっていてもかまわない。
さらに好ましい実施態様として、保存容器の両部材の一
方あるいは両方の内壁部に突起を設けておくことによっ
て、インクジェットヘッドを収納した保存容器を落下し
たり、保存容器に振動が加わったりして収納されている
インクジェットヘッドが保存容器内で移動しても、イン
クジェットヘッドの吐出口が保存容器の内壁と接触して
傷ついたり、インク漏れの発生を防止することが可能と
なる。
方あるいは両方の内壁部に突起を設けておくことによっ
て、インクジェットヘッドを収納した保存容器を落下し
たり、保存容器に振動が加わったりして収納されている
インクジェットヘッドが保存容器内で移動しても、イン
クジェットヘッドの吐出口が保存容器の内壁と接触して
傷ついたり、インク漏れの発生を防止することが可能と
なる。
容器内部のインクジェットヘッドを容器を開封すること
なしに確認できるようにするために、両部材の少なくと
も一方は透明、あるいは一部透明とすることが必要であ
る。一部透明とするとは、例えば板状部材を複層として
成型した場合、その1層は透明層とし、他の1層は不透
明層で、凹部部分に対応して態様に繰り抜かれているよ
うな構造のものを張合わせて構成するといった方法によ
り行なうことが可能である。
なしに確認できるようにするために、両部材の少なくと
も一方は透明、あるいは一部透明とすることが必要であ
る。一部透明とするとは、例えば板状部材を複層として
成型した場合、その1層は透明層とし、他の1層は不透
明層で、凹部部分に対応して態様に繰り抜かれているよ
うな構造のものを張合わせて構成するといった方法によ
り行なうことが可能である。
以下実施例により本発明のインクジェットヘッドの保存
容器を具体的に説明するが、インクジェットヘッドとし
て第6図に示すような20X30X 50mmのものを
使用した。第1図は本発明にかかるインクジェットヘッ
ドの保存容器の基本的な外観図である。
容器を具体的に説明するが、インクジェットヘッドとし
て第6図に示すような20X30X 50mmのものを
使用した。第1図は本発明にかかるインクジェットヘッ
ドの保存容器の基本的な外観図である。
K皿型ユ
インクジェットヘッドを収納する凹部部材として第2図
に示すようなアクリロニトリル系熱可塑性樹脂(ゼクロ
ン、ソハイオケミカル社製)の透明シート(t・0.5
mm)を深絞り成型法により凹部1の面積が35X 5
5mm、深さ25mm、凹部以外の板状部材との接合面
にあたる部分2は幅10mm、全体の肉厚0.4mmの
成型物を製作した。
に示すようなアクリロニトリル系熱可塑性樹脂(ゼクロ
ン、ソハイオケミカル社製)の透明シート(t・0.5
mm)を深絞り成型法により凹部1の面積が35X 5
5mm、深さ25mm、凹部以外の板状部材との接合面
にあたる部分2は幅10mm、全体の肉厚0.4mmの
成型物を製作した。
次に板状部材6として第3図に示すように、厚さ0.5
mmの厚紙4上に厚さO,1mmのアルミ5箔を糊付け
したシートを製作し、外径寸法85mmX 85mmに
切断したものを用意した。
mmの厚紙4上に厚さO,1mmのアルミ5箔を糊付け
したシートを製作し、外径寸法85mmX 85mmに
切断したものを用意した。
これら2つの部材の間に用意したインクジェットヘッド
を収納し両者を接合した。接合に際してはエポキシ系接
着剤HP2R/2H(キャノンケミカル社製)を用いて
室温で24時間硬化させた。
を収納し両者を接合した。接合に際してはエポキシ系接
着剤HP2R/2H(キャノンケミカル社製)を用いて
室温で24時間硬化させた。
東方1乱ヱ
インクジェットヘッドを収納する凹部部材としてアルミ
(t・0.1mm)を、深絞りプレスにより実施例1と
同形状に作製した。
(t・0.1mm)を、深絞りプレスにより実施例1と
同形状に作製した。
次に板状部材として、厚さ0.5mmのゼクロンの透明
シートを外径寸法85mmX 85mmに切断したもの
を用意した。
シートを外径寸法85mmX 85mmに切断したもの
を用意した。
これら2つの部材の間に用意したインクジェットヘッド
を収納し両者を接合した。接合に際してはエポキシ系接
着剤HP2R/2H(キャノンケミカル社製)を用いて
室温で24時間硬化させた。
を収納し両者を接合した。接合に際してはエポキシ系接
着剤HP2R/2H(キャノンケミカル社製)を用いて
室温で24時間硬化させた。
実考Lfi−且
インクジェットヘッドを収納する凹部部材としてアルミ
(t・0.1mm)を、深絞りプレスにより実施例1と
同形状に作製した。
(t・0.1mm)を、深絞りプレスにより実施例1と
同形状に作製した。
次に板状部材3°として、第4図に示すように厚さ0.
5mmのゼクロンの透明シート8を外径寸法85mmX
85mmに切断したものに、直径40mmの穴を開け
たアルミ箔5゛(t・0.1mm)を貼りつけたものを
用意した。
5mmのゼクロンの透明シート8を外径寸法85mmX
85mmに切断したものに、直径40mmの穴を開け
たアルミ箔5゛(t・0.1mm)を貼りつけたものを
用意した。
これら2つの部材の間に用意したインクジェットヘッド
を収納し第5図のように両者を接合した。接合に際して
はエポキシ系接着剤HP2R/2H(キャノンケミカル
社製)を用いて室温で24時間硬化させた。
を収納し第5図のように両者を接合した。接合に際して
はエポキシ系接着剤HP2R/2H(キャノンケミカル
社製)を用いて室温で24時間硬化させた。
X立亘A
インクジェットヘッドを収納する凹部部材としてアクリ
ロニトリル系熱可塑性樹脂(ゼクロン、ソハイオケミカ
ル社製)の透明シート(tJ、 5mm)を深絞り成型
法により凹部の面積が35X 55mm、深さ25mm
、凹部以外の板状部材との接合面にあたる部分は幅10
mm、肉厚0.4mmの成型物を製作した。
ロニトリル系熱可塑性樹脂(ゼクロン、ソハイオケミカ
ル社製)の透明シート(tJ、 5mm)を深絞り成型
法により凹部の面積が35X 55mm、深さ25mm
、凹部以外の板状部材との接合面にあたる部分は幅10
mm、肉厚0.4mmの成型物を製作した。
次に板状部材として、厚さ0.5闘のゼクロンの透明シ
ートを外径寸法85mmX 85mmに切断したものを
用意した。
ートを外径寸法85mmX 85mmに切断したものを
用意した。
両部材を静電防止透明塗料(スカイタフT、アキレス■
製)の溶液中に浸漬し、取出して3時間放置乾燥した後
、実施例1同様に接合した。
製)の溶液中に浸漬し、取出して3時間放置乾燥した後
、実施例1同様に接合した。
なおここで用いたスカイタフTは透明材料であり、外観
的にはデイツプコートしたことによっても透明性に変化
なく、コーティング厚みを測定したところ約2μmであ
り、この体積固有抵抗は約1XlO10Ω’cmであっ
た。
的にはデイツプコートしたことによっても透明性に変化
なく、コーティング厚みを測定したところ約2μmであ
り、この体積固有抵抗は約1XlO10Ω’cmであっ
た。
5.6 1〜3
実施例1〜4と同様の方法により表1に示す材質の部材
を用いて保存容器を作製した。
を用いて保存容器を作製した。
之軟旦A
実施例4と同様にゼクロンにより両部材を作製し、スカ
イタフTをデイツプコートではなくスプレーコートによ
りコーティングした。コーティング厚約2.11111
、体積固有抵抗的lXl0”Ω’cmであった。
イタフTをデイツプコートではなくスプレーコートによ
りコーティングした。コーティング厚約2.11111
、体積固有抵抗的lXl0”Ω’cmであった。
以上の実施例及び比較例により得られた容器を用いて以
下の試験を行ない、結果を表1に示した。
下の試験を行ない、結果を表1に示した。
区立m成型
インクジェットヘッドを密閉保存した容器を60℃のド
ライオーブン中に投入し、経時的にその容器を開封して
インクジェットヘッドを取出し、プリンタに装着して印
字状態を観察した。印字の良否によってインクの固着が
推定される。
ライオーブン中に投入し、経時的にその容器を開封して
インクジェットヘッドを取出し、プリンタに装着して印
字状態を観察した。印字の良否によってインクの固着が
推定される。
11岐1試l
容器を構成する2つの部材の一方(実施例では導電性の
ある側、比較例では特に決めない)をグランドとして、
15kVの電圧をかけ、放電させたのち、容器を開封し
てインクジェットヘッドを取出し、プリンタに装着して
印字状態を観察した。
ある側、比較例では特に決めない)をグランドとして、
15kVの電圧をかけ、放電させたのち、容器を開封し
てインクジェットヘッドを取出し、プリンタに装着して
印字状態を観察した。
表1から明らかなように、実施例ではどちらの試験に対
しても良好な結果を示しているが、比較例1〜3のよう
に塩化ビニルを使用したものは一月経過後の安定性にお
いて不良であり、いずれもインクジェットヘッドの吐出
口先端部においてインクの固着が見られた。また比較例
4のように体積固有抵抗が4X1010Ω・cmよりも
大きくなってしまうと、静電破壊に対して十分な耐久性
を示さなくなる。
しても良好な結果を示しているが、比較例1〜3のよう
に塩化ビニルを使用したものは一月経過後の安定性にお
いて不良であり、いずれもインクジェットヘッドの吐出
口先端部においてインクの固着が見られた。また比較例
4のように体積固有抵抗が4X1010Ω・cmよりも
大きくなってしまうと、静電破壊に対して十分な耐久性
を示さなくなる。
犬jl生ヱ
実施例2における板状部材の形状を第7図の6°゛のよ
うに突起9を設けたもの゛に換える。この板状部材を用
いてインクジェットヘッド10を収納したところ、容器
全体に落下振動等の外力が加わっても容器内部でのイン
クジェットヘッドの移動が抑制されその吐出口11が容
器内壁に接触しなり、吐出口の破損、インク漏れがなく
なった。
うに突起9を設けたもの゛に換える。この板状部材を用
いてインクジェットヘッド10を収納したところ、容器
全体に落下振動等の外力が加わっても容器内部でのイン
クジェットヘッドの移動が抑制されその吐出口11が容
器内壁に接触しなり、吐出口の破損、インク漏れがなく
なった。
[発明の効果]
以上説明したように本発明のインクジェットヘッドの保
存容器を用いることにより、メーカーからユーザーに渡
るまでの流通経路において種々の環境条件、特に高温に
対しで長期の保存が可能になり、予測できない静電破壊
に対してもかなりの安全性が有り、ヘッドの信頼性が向
上した。また、容器内部の確認ができ、しかも安価な材
料による保存容器を提供することが可能となった。
存容器を用いることにより、メーカーからユーザーに渡
るまでの流通経路において種々の環境条件、特に高温に
対しで長期の保存が可能になり、予測できない静電破壊
に対してもかなりの安全性が有り、ヘッドの信頼性が向
上した。また、容器内部の確認ができ、しかも安価な材
料による保存容器を提供することが可能となった。
第1図は本発明の保存容器の基本的外観図、第2図は凹
部部材、第3図および第4図は板状部材、第5図は第4
図の板状部材を用いた保存容器の概略図、第6図は一般
的なインクジェットヘッドの斜視図、第7図は突起を設
けた板状部材にインクジェットヘッドを固定した概略図
を示す。 1・・・凹 部 2・・・接合部 3・・・凹部部材 4・・・厚 紙 5.5′・・・アルミ箔 6.6° 6°°・・・板状部材 7・・・窓 部 8・・・ゼクロンシート 9・・・突 起 1o・・・インクジェットヘッド 11・・・インク吐出口
部部材、第3図および第4図は板状部材、第5図は第4
図の板状部材を用いた保存容器の概略図、第6図は一般
的なインクジェットヘッドの斜視図、第7図は突起を設
けた板状部材にインクジェットヘッドを固定した概略図
を示す。 1・・・凹 部 2・・・接合部 3・・・凹部部材 4・・・厚 紙 5.5′・・・アルミ箔 6.6° 6°°・・・板状部材 7・・・窓 部 8・・・ゼクロンシート 9・・・突 起 1o・・・インクジェットヘッド 11・・・インク吐出口
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、インクジェットヘッドを収納するための凹部を有す
る部材と、これと接合可能な板状部材とを有し、両部材
のどちらか一方もしくは両方の少なくとも該インクジェ
ットヘッドに接触する部分が10^1^0Ω・cm以下
の体積固有抵抗をもつ材料を用いて形成されており、両
部材のどちらか一方あるいは両方が透明あるいは一部透
明であって、両部材の25〜30℃における窒素透過率
が0.5cc・mm/cm^2・sec・cmHg・1
0^1^0以下であることを特徴とするインクジェット
ヘッドの保存容器。 2、前記両部材のどちらか一方もしくは両方の厚さが0
.01mm以上10mm以下であることを特徴とする請
求項1記載のインクジェットヘッドの保存容器。 3、前記両部材のどちらか一方もしくは両方の内壁に突
起が設けられていることを特徴とする請求項1または2
記載のインクジェットヘッドの保存容器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP747389A JPH02187341A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | インクジェットヘッドの保存容器 |
EP19900100653 EP0378241B1 (en) | 1989-01-13 | 1990-01-12 | Storage container |
DE1990619995 DE69019995T2 (de) | 1989-01-13 | 1990-01-12 | Vorratsbehälter. |
US07/825,771 US5231425A (en) | 1989-01-13 | 1992-01-21 | Storage container |
US08/247,469 US5459981A (en) | 1989-01-13 | 1994-05-23 | Storage container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP747389A JPH02187341A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | インクジェットヘッドの保存容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02187341A true JPH02187341A (ja) | 1990-07-23 |
Family
ID=11666757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP747389A Pending JPH02187341A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | インクジェットヘッドの保存容器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0378241B1 (ja) |
JP (1) | JPH02187341A (ja) |
DE (1) | DE69019995T2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2030543C (en) * | 1989-05-01 | 1995-08-29 | Norio Hikake | Container for accommodating ink jet head cartridge |
CA2025561C (en) * | 1989-09-18 | 1995-07-11 | Seiichiro Karita | Recording head with cover |
JPH0516387A (ja) * | 1991-07-15 | 1993-01-26 | Canon Inc | インクジエツトカートリツジ用パツケージ |
JP3082963B2 (ja) * | 1991-07-15 | 2000-09-04 | キヤノン株式会社 | 大気連通部を備えたインク収納容器及び記録ヘッド |
US5610644A (en) * | 1992-12-22 | 1997-03-11 | Hewlett-Packard Company | Thermal ink-jet pen with a plastic/metal attachment for the cover |
CN103373092B (zh) * | 2012-04-17 | 2017-03-29 | 北京联合大学 | 一种印刷设备污染防护装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2288688A1 (fr) * | 1974-10-23 | 1976-05-21 | Cifot | Boite pour le conditionnement et la protection d'un objectif photographique ou cinematographique |
US4345262A (en) * | 1979-02-19 | 1982-08-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording method |
JPS61158465A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-18 | Canon Inc | インクジエツト記録装置 |
JPH088294B2 (ja) * | 1988-05-17 | 1996-01-29 | 三井東圧化学株式会社 | Ic用ウエハーのコンテナー |
-
1989
- 1989-01-13 JP JP747389A patent/JPH02187341A/ja active Pending
-
1990
- 1990-01-12 EP EP19900100653 patent/EP0378241B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-01-12 DE DE1990619995 patent/DE69019995T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0378241B1 (en) | 1995-06-14 |
EP0378241A2 (en) | 1990-07-18 |
DE69019995D1 (de) | 1995-07-20 |
EP0378241A3 (en) | 1990-12-05 |
DE69019995T2 (de) | 1995-12-07 |
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