JP2002331679A - インク容器 - Google Patents

インク容器

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JP2002331679A
JP2002331679A JP2001137239A JP2001137239A JP2002331679A JP 2002331679 A JP2002331679 A JP 2002331679A JP 2001137239 A JP2001137239 A JP 2001137239A JP 2001137239 A JP2001137239 A JP 2001137239A JP 2002331679 A JP2002331679 A JP 2002331679A
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ink
container
ink container
thermoplastic resin
resin
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JP2001137239A
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English (en)
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Keiri Konishi
敬吏 小西
Atsuo Nozaki
敦夫 野崎
Yasuhiro Oka
靖博 岡
Osamu Komie
修 込江
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピエゾ方式のインクジェットプリンタで長時
間使用しても異物発生に伴う印字不良、インク抜けを起
こすことが無いボトル型のインク容器の提供。 【解決手段】 インク容器と中間インク貯留容器との間
に、開閉弁を配置し、前記中間インク貯留容器に貯留さ
れるインク量を検出するインク量検出手段を設け、この
インク量に基づき前記開閉弁とインク容器の加圧手段を
制御することにより、中間インク貯留容器へインクを供
給した後、ピエゾ方式のインクジェットプリンタのイン
クジェットヘッドへインクを供給するインク供給系に使
用するインク容器において、該インク容器が密閉ボトル
型であり、インクと接する内面が実質的に脂肪酸類を含
まない熱可塑性樹脂からできていることを特徴とするイ
ンク容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピエゾ方式のイン
クジェットプリンターに係わるインク容器に関する。更
に詳しくは、インクと接する内面が実質的に脂肪酸類を
含まない熱可塑性樹脂からできているボトル型のインク
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタはインク容器か
ら直径100μm以下の微小流路を経て、インク滴を1
0〜100μmの微小ノズルであるインクジェットヘッ
ドから吐出し、記録紙上に文字、画像等を描くことか
ら、インクが微小ノズルや微小流路を安定して流動出来
ることが要求されている。インクジェットヘッドからイ
ンクを吐出させる方式としては、インクジェットヘッド
をヒーターで急速に加熱してインクを発泡させ吐出する
サーマル方式と、ピエゾ素子を振動させインクを吐出す
るピエゾ方式がある。
【0003】特にピエゾ方式の場合、電圧を掛けること
でインクジェットヘッドの拡大、縮小を行いインクを吐
出させる方式のため、インクジェットヘッドの微小ノズ
ル、微小流路が気泡、異物等により閉塞された場合、当
然のことながらインクが流れなくなるため白く抜けた
り、色が不足する状態になり製品にならなくなる。
【0004】ピエゾ方式のインクジェットヘッドへの対
策としては、インク容器とインクの両方からこれまでに
いろいろな対策が採られてきた。例えば気泡発生を防止
する技術としては、特開昭62−121062号にはイ
ンク容器にガスバリアー性の優れた材質としてアルミ箔
ラミネート高分子フィルムを使用した技術、特開平7−
323559号にはインク容器にシリカ蒸着フィルムを
使用し外からの空気の進入を防止する技術及びインク自
体の溶存酸素量を減少させる為に脱気した材料を使用し
インクを作製し、減圧下でインクを容器に充填する技術
が記載されている。
【0005】特に、異物発生の原因としては、インクに
含まれているナトリウムイオンとインク容器に使用して
いる樹脂中に添加されている脂肪酸、脂肪酸金属塩及び
樹脂の製造時に残存する触媒の活性を失わせるため使用
された触媒失活剤である脂肪酸金属塩等がインク中に溶
出し、インクに含まれるナトリウムイオンと反応して脂
肪酸ナトリウムになり、これがインク容器中あるいはイ
ンク流路中で凝集しインクの流動を悪くしたり、インク
ジェットヘッドの微小ノズルを詰まらせたりすることが
知られている。
【0006】これらを防止する技術として、例えば特公
平7−51687号にはインクに含まれるナトリウムイ
オンの総和量がインク全量に対し、0.2質量%以下で
あるインクが記載されている。特開平10−52924
号、USP4,973,992号には樹脂に含まれる脂
肪酸の量が10〜100ppmである樹脂を使用したイ
ンク容器が開示されている。
【0007】ピエゾ方式のインクジェットプリンタに使
用するインク容器の特徴としては、気泡の混入を防止す
るため密閉形式で且つ外部からの押圧によりインク容器
からインクをインクジェットヘッドへ供給するため、軟
質材料で作られた袋状の形態が主流となっている。これ
ら袋状のインク容器の場合の欠点としては、輸送中にピ
ンホールが空いたり、破れたりする場合があるため、梱
包と輸送に注意する必要がある。又、袋形状の場合は、
容器の設置面積を広く取ることから、インクジェットプ
リンタが大きくなるため、大きくするにも限度があっ
た。
【0008】最近ではデジタル機器の進歩は著しく、そ
れらの情報を可視化するためのインクジェットプリンタ
もそれらに合わせ、ますます精緻化の再現が望まれてお
り、特に大サイズの画像を作製するインクジェットプリ
ンタに使用されるインクの種類は、色再現を忠実に行う
ことが要求されることから同じ色でもイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの濃淡インク8色が用意されてい
る。
【0009】精緻化の要求に対応し、これまでより更に
インクジェットヘッドは微小化されているためこれまで
の技術では安心して長期間使用が出来なくなっている。
このため、インク容器の容量を小さくして短期間に使い
終わる様にしているのが現状である。このためインク容
器の交換を頻繁に行わなければならず、交換に伴う煩雑
な作業が増えているため長期間使用が可能で、インクジ
ェットプリンタの大きさに影響を与えない大容量のイン
ク容器の開発が望まれているのが現状である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な問題点に鑑みなされたものであって、その目的とする
ところは、ピエゾ方式のインクジェットプリンタで長時
間使用しても異物発生に伴う印字不良、インク抜けを起
こすことが無いボトル型のインク容器を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下の構成により達成された。
【0012】1)インク容器と中間インク貯留容器との
間に、開閉弁を配置し、前記中間インク貯留容器に貯留
されるインク量を検出するインク量検出手段を設け、こ
のインク量に基づき前記開閉弁とインク容器の加圧手段
を制御することにより、中間インク貯留容器へインクを
供給した後、ピエゾ方式のインクジェットプリンタのイ
ンクジェットヘッドへインクを供給するインク供給系に
使用するインク容器において、該インク容器が密閉ボト
ル型であり、インクと接する内面が実質的に脂肪酸類を
含まない熱可塑性樹脂からできていることを特徴とする
インク容器。
【0013】2)熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂
であることを特徴とする1)に記載のインク容器。
【0014】3)熱可塑性樹脂がポリエステル系樹脂で
あることを特徴とする1)に記載のインク容器。
【0015】4)熱可塑性樹脂がポリアミド系樹脂であ
ることを特徴とする1)に記載のインク容器。
【0016】5)熱可塑性樹脂がスチレン系樹脂である
ことを特徴とする1)に記載のインク容器。
【0017】6)熱可塑性樹脂に含まれる脂肪酸類が1
0ppm未満であることを特徴とする1)〜5)の何れ
か1項に記載のインク容器。
【0018】7)インク容器の内部に加圧手段が設けら
れていることを特徴とする1)〜6)の何れか1項に記
載のインク容器。
【0019】8)加圧手段により、インク容器が縮む構
造であることを特徴とする1)〜6)の何れか1項に記
載のインク容器。
【0020】9)加圧手段とインク容器が一体となって
いることを特徴とする1)〜6)の何れか1項に記載の
インク容器。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図4に基づいて説
明する。勿論、本図は本発明の一例を示すものであり、
本図で本発明が限定されるものではない。
【0022】図1はインクを吐出して記録媒体に記録す
るインクジェットヘッドへのインク供給系の模式図であ
る。
【0023】図中1は記録媒体を示し、2は脱気したイ
ンクを吐出して記録媒体1に記録するインクジェットヘ
ッドを示す。インクジェットヘッド2は、ピエゾ素子を
用いて脱気したインクに圧力を与えて記録媒体1に吐出
する方式のものである。記録媒体1としては、紙、フィ
ルム等があるが特に限定されない。脱気インクとして
は、インク中の溶存気体量が1ppm程度のものが好ま
しい。
【0024】インク供給系はインク容器3と、インクジ
ェットヘッド2にインクを供給するためのインクを貯留
する中間インク貯留容器4と、インク容器3からインク
ジェットヘッド2までのインク供給管5と、中間インク
貯留容器4のインク容量を検出するインク量検出手段6
と、検知した情報に基づき、インク容器3を加圧する加
圧手段7と、該加圧手段7を制御する制御手段8を有し
ており、インク容器3からインクジェットヘッド2に至
るインク供給系は、空気が混入しない密閉系になってお
り、脱気したインクに空気が混入することが防止され、
脱気したインクを用いて記録媒体1に噴射して安定した
記録を行うことができる。
【0025】インク供給管5は、インク容器3と中間イ
ンク貯留容器4迄のインク供給管5bと、中間インク貯
留容器4とインクジェットヘッド2迄のインク供給管5
cから構成されている。
【0026】インク容器3は、インク収納部3aとイン
ク導出部3bとから構成された熱可塑性樹脂で成形した
ボトル型の密閉容器であり、インク導出部3bにインク
供給管5bに設けられたインク供給手段5aを差し込む
ことで、中間インク貯留容器4へインクを供給すること
ができる様になっている。
【0027】中間インク貯留容器4は、インクジェット
ヘッド2に対して下方位置に配置され、インクジェット
ヘッド2には水頭差による負圧が与えられている。中間
インク貯留容器4は、例えば熱可塑性樹脂フィルムで密
閉して形成された袋状の物でも良い。
【0028】インク量検出手段6は中間インク貯留容器
4に設けられており、インク量を検出する手段としては
特に限定は無く、中間インク貯留容器4の体積、又は質
量等からインク量を検出することができる。
【0029】7はインク容器3を加圧して、インクを中
間インク貯留容器4に供給するための加圧手段を示し、
インク量検出手段6の情報に基づき、制御手段8で制御
され、インク容器3を加圧して中間インク貯留容器4に
インクを供給する。尚、インク加圧手段はインク容器内
部に設けても又外部に設けても良い。
【0030】9はインク容器3と中間インク貯留容器4
の間に設けられた開閉弁を示し、インク量検出手段6の
情報に基づき、制御手段8で制御され、インク容器3を
加圧して中間インク貯留容器4にインクを供給する際、
開く様に制御されている。
【0031】このように、中間インク貯留容器4に貯留
されるインク量を検出し、このインク量に基づき加圧手
段7及び開閉弁9を制御することで、中間インク貯留容
器側へのインクの供給を適切に行うことができ、インク
ジェットヘッド2ヘの圧力をより安定化することができ
る。加圧手段7を移動させる移動手段は移動量を制御出
来る手段で有れば特に限定はない。例えば、エアーシリ
ンダ、ステップモータ等が挙げられる。次に図1で示さ
れるインク容器3及び加圧手段7の一例につき図2〜図
4で説明する。
【0032】図2はインク収納部中に加圧部材を内蔵す
るインク容器の概略斜視図である。図2の(a)はイン
クが充填された使用前のインク容器の概略斜視図であ
る。図2の(b)は使用後のインク容器の概略斜視図で
ある。
【0033】図中10はインク容器を示す。インク容器
10は、円筒状のインク収納部10aと、インク導出部
10bと、加圧手段11とから構成された熱可塑性樹脂
で成形したボトル型の密閉容器である。加圧手段11は
インク収納部10aに内蔵した加圧部材11aと、加圧
部材11aを取り付け、インク容器10の底部10cに
密閉状態で固定された加圧部材11aに気体を導入する
気体導入管11bから構成されている。
【0034】加圧部材11aは、気体を導入することで
体積が膨らむ袋状の物で、実質的に脂肪酸類を含まない
熱可塑性樹脂フィルムからできている。本図で示される
インク容器10を図1で示されるインク容器3と置き換
え、加圧部材11aを膨らませる方法につき説明する。
【0035】空気の導入は、中間インク貯留容器4に貯
留されるインク量を検出した情報に基づき、本図では示
されていないポンプを制御手段8により作動させ必要な
だけ空気を送り、図2(b)に示す様にインクの使用量
に伴い加圧部材11aを膨らませ、インクを中間インク
貯留容器4に送り貯留する。加圧部材11aの容積はイ
ンク容器10の容積より約10%大きいことが望まし
い。
【0036】インク導出部10bはインク収納部10a
の前面10dに一体に成形された円筒状の開口部に、図
1に示すインク供給管5bに設けられたインク供給手段
5aを差し込むことが出来る弾性部材10eで密封され
ている。尚、本図で示されるインク容器は実際の使用に
当たっては、横置き、縦置き何れにも使用可能である。
【0037】図3は加圧により、インク収納部の体積が
縮むインク容器の概略斜視図である。図3の(a)はイ
ンクが充填された使用前のインク容器の概略斜視図であ
る。図3の(b)は使用途中の状態を示すインク容器の
概略斜視図である。
【0038】図中12はインク容器を示す。インク容器
12は蛇腹状のインク収納部12aとインク導出部12
bとから構成された熱可塑性樹脂で成形したボトル型の
密閉容器であり、インク収納部12aの底部12cより
加圧手段7により押圧することで、体積が縮む構造とな
っている。
【0039】加圧手段7は、底部12cを押す押し板7
aと押し板を取り付けた軸7bとから構成されている。
加圧手段7は、底部12cを押す位置にインク容器12
とは別に設けられており、加圧手段7を移動(図中矢印
方向)させることで、インク容器12を押圧する様にな
っている。
【0040】インク導出部12bはインク収納部12a
の前面12dに一体に成形された円筒状の開口部に、図
1に示すインク供給管5に設けられたインク供給手段5
aを差し込むことが出来る弾性部材12eで密封されて
いる。
【0041】本図で示されるインク容器12を図1で示
されるインク容器3と置き換え、加圧手段7により押圧
する方法につき説明する。加圧手段7の移動は、中間イ
ンク貯留容器4に貯留されるインク量を検出した情報に
基づき、本図では示されていない移動手段により必要な
だけ移動させることで、インク容器12の体積が減少し
インクを中間インク貯留容器4に送り貯留する。加圧手
段7を移動させる移動手段は図1に示した手段と同じで
ある。尚、本図で示されるインク容器は実際の使用に当
たっては、横置き、縦置き何れにも使用可能である。
【0042】図4は、加圧手段とインク容器が一体とな
ったインク容器の概略斜視図である。図4(a)はイン
クを充填した使用前のインク容器の概略斜視図である。
図4の(b)は使用後の状態を示すインク容器の概略斜
視図である。
【0043】図中13はインク容器を示す。インク容器
13は、円筒状のインク収納部13aとインク導出部1
3bと、加圧手段14とから構成された熱可塑性樹脂で
成形したボトル型の密閉容器である。
【0044】加圧手段14は、インク収納部13aの内
部のインクを押す押し板14aと、インク収納部13a
を密閉するため、押板の周縁部に取り付けられたパッキ
ン材であるOリング14bと、押し板14aを取り付け
た軸14cとから構成されている。14dは加圧手段1
4のストッパーを示し、使用時にストッパーを外し、加
圧手段14を移動(図中矢印方向)して、インク収納部
13aに収納されているインクを押圧する様になってい
る。
【0045】インク導出部13bは、インク収納部13
aの前面13dに一体に成形された円筒状の開口部に、
図1に示すインク供給管5に設けられたインク供給手段
5aを差し込むことが出来る弾性部材13eで密封され
ている。
【0046】本図で示されるインク容器13を図1で示
されるインク容器3と置き換え、加圧手段14により押
圧する方法につき説明する。加圧手段14の移動は、中
間インク貯留容器4に貯留されるインク量を検出した情
報に基づき、本図では示されていない移動手段により加
圧手段14を必要なだけ移動させることで、インク収納
部13aに収納されているインクを押圧しインクを中間
インク貯留容器4に送り貯留する。加圧手段14を移動
させる移動手段は図1に示した手段と同じである。尚、
本図で示されるインク容器は実際の使用に当たっては、
縦置き、横置き何れでもかまわない。
【0047】以下に本発明のボトル型のインク容器を構
成しているインク収納部、インク導出部、加圧手段に使
用されている材料に付き説明する。
【0048】本発明のボトル型のインク容器は、インク
と接する内面が実質的に脂肪酸類を含まない熱可塑性樹
脂からできていれば特に限定はない。例えば、本発明の
熱可塑性樹脂のみの単層で作られていても良いし、イン
クと接触する内面のみを本発明の熱可塑性樹脂にして、
外層は一般の樹脂にした2層以上で作られていても良
い。
【0049】実質的に脂肪酸を含まないとは、脂肪酸含
有量が10ppm未満であることが好ましく、より好ま
しくは脂肪酸を含まないことを示している。尚、脂肪酸
の測定は、分析化学実験ハンドブック 日本分析化学会
編の57〜58ページに記載の抽出方法により抽出し、
504〜516ページに記載のガスクロマトグラフィー
法に従い測定した値である。
【0050】インク収納部のインクと接触する面に使用
する実質的に脂肪酸類を含まない望ましい熱可塑性樹脂
としては、汎用樹脂であるポリオレフィン系樹脂、スチ
レン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂等
が挙げられる。
【0051】本発明においてポリオレフィン系樹脂とは
エチレン、プロピレン等のオレフィン類の単独重合体及
び異種オレフィン類との共重合体を示す。実質的に脂肪
酸を含まないポリオレフィン系樹脂とは、通常の触媒を
使用し製造した後、触媒失活剤を濾過し脂肪酸含有量を
10ppm未満にしたポリオレフィン系樹脂、チーグラ
ー型触媒を使用しないで製造されたポリオレフィン系樹
脂及びメタロセン触媒を使用し製造されたポリオレフィ
ン系樹脂を言う。
【0052】これらポリオレフィン系樹脂の単独重合樹
脂としては、ポリエチレン樹脂が好ましく、ポリエチレ
ン樹脂の中でも特に高圧法で製造された低密度ポリエチ
レン(LDPE)が挙げられる。
【0053】共重合樹脂としてはメタロセン触媒を使用
して製造した高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状
低密度ポリエチレン(LLDPE)及び中低圧法の溶液
重合、スラリー重合、気相重合で重合した後、触媒失活
剤を濾過し製造された、高密度ポリエチレン(HDP
E)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)が挙げ
られる。
【0054】触媒失活剤を濾過する方法としては一般的
に知られている方法で行うことが可能である。触媒失活
剤とはポリエチレンを触媒(例えばチーグラー触媒、フ
ィリップス触媒)を使用し製造するときに、ポリエチレ
ン中に残存する触媒残渣を無害化するために添加する炭
素数8〜22の脂肪酸金属塩を言う。これら一般に使用
される脂肪酸金属塩としては例えば、ステアリン酸C
a、ステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、ステアリン
酸Znの、ステアリン酸金属塩(以後ステアリン酸(C
a、Al、Mg、Zn)で表す)、ベヘン酸(Ca、A
l、Mg、Zn)、オレイン酸(Ca、Al、Mg、Z
n)、エルカ酸(Ca、Al、Mg、Zn)等である。
【0055】メタロセン触媒を使用して製造したHDP
E、LLDPEは一般に市販されているものであれば充
分に使用出来る。例えば宇部興産(株)製のユメリッ
ト、ダウ・ケミカル日本製のAFFINITY、エリー
ト、日本ポリオレフィン(株)製のハーモレックスL
L、日本ポリケム(株)製のカーネル57L、三井化学
(株)製エボリュー、積水フィルム西日本(株)製ラミ
ロンスーパー、タマポリ(株)製SEシリーズ、東セロ
(株)製トーセロT.U.X−FCS、T.U.X−T
CS、二村化学工業(株)製太閤FL、三菱化学興人パ
ックス(株)製メタロエース、和田化学工業(株)製W
MX、住友化学(株)製FV202等が挙げられる。
【0056】本発明に使用するポリエステル系樹脂とは
ホモポリエステルと共重合ポリエステルを含む。ホモポ
リエステルとは芳香族二塩基酸一種とグリコール一種を
構成成分とするポリエステルであり、前記二塩基酸とし
てはテレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸などがあり、又グリコールとしてはエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサン
ジメタノール、ジエチレングリコール、p−キシリレン
グリコールなどがある。中でもテレフタル酸とエチレン
グリコールを構成成分とするポリエチレンテレフタレー
ト(PET)が好ましい。
【0057】共重合ポリエステルは、少なくとも一種の
金属スルホネート基を有する芳香族ジカルボン酸と少な
くとも一種のポリアルキレングリコール及び/又はポリ
アルキレンオキシジカルボン酸を共重合成分とし、芳香
族二塩基酸とグリコールを主構成成分とする共重合ポリ
エステルであり、前記二塩基酸及びグリコールとしては
上述のものが挙げられる。中でもテレフタル酸とエチレ
ングリコールを主構成成分とする共重合ポリエチレンテ
レフタレートが好ましい。
【0058】金属スルホネート基を有する芳香族ジカル
ボン酸は、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、2−ナ
トリウムスルホイソフタル酸、4−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸、4−ナトリウムスルホ−2,6−ナフタレ
ンジカルボン酸もしくはそのエステル形成性誘導体、及
びこれらのナトリウムを他の金属(例えばカリウム、リ
チウムなど)で置換した化合物が用いられる。
【0059】ポリアミド系樹脂としては、ナイロン6、
ナイロン66等が好ましい樹脂として挙げられる。
【0060】スチレン系樹脂としては、ポリスチレン
(PS)、スチレンアクリロニトリル共重合体(SA
N)、ブタジエンスチレン共重合体、メタクリル酸メチ
ルスチレン共重合体等が挙げられ、特に好ましい樹脂と
してはポリスチレン(PS)が挙げられる。
【0061】本発明のボトル型のインク容器として特に
望ましい熱可塑性樹脂として挙げられるポリオレフィン
系樹脂のHDPE、LDPE、LLDPE、スチレン系
樹脂のPS、ポリエステル系樹脂のPET、ポリアミド
系樹脂のナイロン6の物性値はプラスチック加工技術ハ
ンドブック 高分子学会編427〜647、774〜8
35ページに記載されている一般的な射出成形、ブロー
成形に使用される物性値を有していれば特に限定は無
い。
【0062】本発明のボトル型のインク容器の厚さは使
用する形により異なる。例えば、図2で示される容器の
場合は0.5〜2.0mmが好ましく、より好ましくは
0.7〜1.7mmである。0.5mm未満の場合、イ
ンク容器としての強度が得られず、取り扱い過程で破損
する場合があり、2.0mmを越えた場合、使用する材
料によってはインク容器のコストが上がる場合がある。
【0063】図3で示される容器の場合は、0.1〜
0.5mmが好ましく、より好ましくは0.2〜0.4
mmである。0.1mm未満の場合、インク容器として
の強度が得られず、取り扱い過程で破損する場合があ
る。0.5mmを越えた場合、使用するインク容器の材
料によってはインク容器が収縮しない場合がある。
【0064】図4で示される容器の場合は、0.5〜
2.0mmが好ましく、より好ましくは0.7〜1.5
mmである。0.5mm未満の場合、インク容器として
の強度が得られず、取り扱い過程で破損する場合があ
る。2.0mmを越えた場合、インク容器の材料によっ
てはコストが上がる場合がある。
【0065】厚さは(株)ニコン製デジマイクロMU−
1001C型測定機を使用し測定した値である。
【0066】尚、図2で示されるインク容器の加圧部材
に使用する熱可塑性樹脂フィルムもインク収納部10a
と同じ様に、インクと接する表面が実質的に脂肪酸を含
まない熱可塑性樹脂で形成されていれば特に限定はな
い。
【0067】表面層を形成する熱可塑性樹脂としては、
ポリオレフィン系樹脂が望ましく、エチレン、プロピレ
ン等のオレフィン類の単独重合体及び異種オレフィン類
との共重合体を含む。単独重合樹脂としては、ポリエチ
レン樹脂が好ましく、ポリエチレン樹脂の中でも特に高
圧法で製造された低密度ポリエチレン(LDPE)が挙
げられる。
【0068】共重合樹脂としてはメタロセン触媒を使用
して製造した高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状
低密度ポリエチレン(LLDPE)及び中低圧法の溶液
重合、スラリー重合、気相重合で重合した後、触媒失活
剤を濾過し製造された、高密度ポリエチレン(HDP
E)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)が挙げ
られる。
【0069】加圧部材を製袋する方法は使用するフィル
ムの性質に応じて、ヒートシール、溶断シール、インパ
ルスシール、超音波シール、高周波シールなど、従来公
知のプラスチックフィルムのシール法が可能である。な
お、接着剤を使用して製袋することも可能である。
【0070】加圧部材に使用する熱可塑性樹脂フィルム
の物性値としてはプラスチック加工技術ハンドブック
高分子学会編664〜694ページに記載されているフ
ィルム成形に使用できる物性値の材料であれば特に限定
はない。
【0071】本発明のインク容器の気体導入管に使用す
る材料としては、インク収納部に使用する熱可塑性樹脂
と同じ樹脂である。弾性部材としてはシリコンゴム、エ
チレンプロピレンゴム(EPDM)、ブタジエンゴム、
スチレンゴム等が挙げられる。
【0072】本発明の図2に示されるインク容器を作る
方法としては、先ずインク導出部用の口を有し、底に加
圧手段を取り付ける穴が空けられた有底円筒状の容器及
び加圧部材を取り付ける気体導入管を、実用プラスチッ
ク成形加工便覧 全日本プラスチック成形工業連合会
編、545〜548に記載されている如き射出成形方法
で製造する。
【0073】加圧手段として使用する袋を、熱可塑性フ
イルムを張り合わせ作り、射出成形で作製された気体導
入管の先端に接着剤で固定し取り付ける。加圧手段が取
り付けられた気体導入管を射出成形で作製された容器の
底に予め空けられた穴から、加圧手段側よりインク収納
部へ挿入し、気体導入管を外に出した状態で接着剤で密
封固定することで、図2に示されるインク容器が出来上
がる。
【0074】この後、インク導出部よりインクを充填し
たのち、インク導出部にシリコンゴムを嵌入すること
で、インクを充填した密封インク容器が出来上がる。
【0075】本発明の図3に示されるインク容器を作る
方法としては、プラスチック加工技術ハンドブック 高
分子学会編に774〜835に記載されている如きブロ
ー成形方法で製造することが出来る。インク容器のイン
ク導出部よりインクを充填したのち、インク導出部にシ
リコンゴムを嵌入することで、インクを充填した密閉イ
ンク容器が出来上がる。
【0076】本発明の図4に示されるインク容器は構成
部材である、インク導出部が一体となった円筒状のイン
ク収納部、加圧手段、ストッパーをそれぞれ実用プラス
チック成形加工便覧 全日本プラスチック成形工業連合
会編、545〜548に記載されている如き射出成形方
法で作製した後、各部材を組み立てることにより作製す
ることが出来る。
【0077】加圧手段は押し板と軸を一体成形で作製し
た後、押し板にパッキン材であるOリングを装着するこ
とで出来上がる。各部材が出来た後、インク収納部に加
圧手段を挿入し、ストッパーを取り付けてインク容器が
出来上がる。インク容器のインク導出部よりインクを充
填したのち、インク導出部にシリコンゴムを嵌入するこ
とで、インクを充填した密閉インク容器が出来上がる。
【0078】尚、インク容器からインクジェットヘッド
に至るインク供給系において、インクと接触する面は全
て本発明の実質的に脂肪酸を含まないポリオレフィン系
樹脂を使用することが好ましい。
【0079】
【実施例】以下に、本発明の効果を実施例で示すが、勿
論この実施例は一例を示すものであり、本発明が限定さ
れるものではない。
【0080】(インク容器の作製)図3で示される容量
1.0Lのインク容器を熱可塑性樹脂として低密度ポリ
エチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDP
E)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロ
ン6、ポリスチレン(PS)を使用し、プラスチック加
工技術ハンドブック 高分子学会編774〜835に記
載されているブロー成形方法で、インク容器101〜1
05を作製した。
【0081】(試料の作製)作製した各インク容器にプ
リンタ1044SDインク(コニカ(株)製インクジェ
ットプリンタインク)を充填し、インク導出部はシリコ
ンゴムにより密閉した後、80℃で10日間保存し、試
料101〜106として表1に示す。
【0082】(評価)コニカ(株)製インクジェットプ
リンタ1044SDのインク容器装填部をボトル型容器
が装填出来る様に改良し、各試料を装填し、プリントを
行い、印字不良発生の有無を確認した結果を表1に示
す。
【0083】○印はインク詰まりも無く、全量のインク
を使い切った場合を示し、×印は途中でインク詰まりが
発生して印字不良が発生した場合を示す。
【0084】
【表1】
【0085】試料No.101のHDPEは重合した
後、触媒失活剤を濾過せず製造されたものを使用し、試
料No.102のHDPEは、メタロセン触媒を使用し
て製造したものを使用した。又、試料No.103のL
DPEは、高圧法で製造されたLDPEを、試料101
を作製した同じ装置を使用し作製したものである。
【0086】
【発明の効果】ピエゾ方式のインクジェットプリンタで
長時間使用しても異物発生に伴う印字不良、インク抜け
を起こすことが無いボトル型のインク容器が提供でき、
異物発生が無くなり安心して作業が続けられるようにな
った。又、インク容器の大型化が可能になり、これに伴
いインク容器の交換頻度が減少し、交換に伴う煩雑な作
業が減少した。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクを吐出して記録媒体に記録するインクジ
ェットヘッドへのインク供給系の模式図である。
【図2】インク収納部中に加圧部材を内蔵するインク容
器の概略斜視図である。
【図3】加圧により、インク収納部の体積が縮むインク
容器の概略斜視図である。
【図4】加圧手段とインク容器が一体となったインク容
器の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 2 インクジェットヘッド 3、10、12、13 インク容器 3a、10a、12a、13a インク収納部 3b、10b、12b、13b インク導出部 4 中間インク貯留容器 5 インク供給管 5a インク供給手段 6 インク量検出手段 7、11、14 加圧手段 7a、14a 押し板 7b、14c 軸 8 制御手段 9 開閉弁 10c、12c 底部 10e、12e、13e 弾性部材 11a 加圧部材 11b 気体導入管 14b Oリング 14d ストッパー
フロントページの続き (72)発明者 込江 修 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 2C056 EA22 EB21 EB50 EC17 EC18 EC19 EC64 FA04 KA08 KB04 KB08 KC10 KC14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク容器と中間インク貯留容器との間
    に、開閉弁を配置し、前記中間インク貯留容器に貯留さ
    れるインク量を検出するインク量検出手段を設け、この
    インク量に基づき前記開閉弁とインク容器の加圧手段を
    制御することにより、中間インク貯留容器へインクを供
    給した後、ピエゾ方式のインクジェットプリンタのイン
    クジェットヘッドへインクを供給するインク供給系に使
    用するインク容器において、該インク容器が密閉ボトル
    型であり、インクと接する内面が実質的に脂肪酸類を含
    まない熱可塑性樹脂からできていることを特徴とするイ
    ンク容器。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂で
    あることを特徴とする請求項1に記載のインク容器。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂がポリエステル系樹脂であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のインク容器。
  4. 【請求項4】 熱可塑性樹脂がポリアミド系樹脂である
    ことを特徴とする請求項1に記載のインク容器。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂がスチレン系樹脂であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のインク容器。
  6. 【請求項6】 熱可塑性樹脂に含まれる脂肪酸類が10
    ppm未満であることを特徴とする請求項1〜5の何れ
    か1項に記載のインク容器。
  7. 【請求項7】 インク容器の内部に加圧手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記
    載のインク容器。
  8. 【請求項8】 加圧手段により、インク容器が縮む構造
    であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記
    載のインク容器。
  9. 【請求項9】 加圧手段とインク容器が一体となってい
    ることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の
    インク容器。
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