JPH03234622A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH03234622A
JPH03234622A JP2940890A JP2940890A JPH03234622A JP H03234622 A JPH03234622 A JP H03234622A JP 2940890 A JP2940890 A JP 2940890A JP 2940890 A JP2940890 A JP 2940890A JP H03234622 A JPH03234622 A JP H03234622A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録媒体に記録を行うために、搬送経路に沿
って移動可能な記録ヘッドを用いる所謂シリアルタイプ
の記録装置に関するものである。
[従来の技術] 日本語ワードプロセッサ、電子タイプライタ、コンピュ
ータ等の情報処理装置の出力装置として近年、各種の記
録装置が用いられるようになっている。また、それら情
報処理装置自体の小型化、軽量化が進むに伴って、これ
に搭載される記録装置についても同様に、小型化、軽量
化の要求が高まってきている。
一般にはそのような形態の記録装置には、記録ヘッドを
搭載したキャリッジを記録媒体の搬送方向く副走査方向
)とは直角方向(主走査方向)に走査しながら記録を行
う、所謂シリアル型記録装置が広く用いられている。
かかるシリアル型記録装置においては、記録ヘッドを駆
動制御するための制御回路と、記録ヘッドを搭載すると
ともに記録ヘッドに対する電気的接続を行うためのコネ
クタ等を設けたキャリッジは、FPC(フレキシブルプ
リント基板)やフラットケーブル等を介して接続される
構造になっている。
[発明が解決しようとする課題1 ところで、記録装置の小型化をはかるという意味で、記
録ヘッドを搭載したキャリッジ下部の高さを低くするこ
とが求められている。このため、記録装置底面と、キャ
リッジとの間のFPCの走行空間の高さは低くなる傾向
にある。
このため、記録領域の端部にキャリッジがあるとき、そ
の下部でFPCが最小半径を形成した後に記録のために
キャリッジが移動すると、FPCと記録装置底部との間
ですべりが生じ、FPC後部に座屈が生じてFPCをキ
ャリッジが巻き込んでしまうおそれがあった。
本発明は、かかる問題点に鑑みなされたものであり、装
置の大型化、構造の複雑化を招くことな(、FPC等電
気接続部材にすべりを生じさせずにこれを正常に走行さ
せつる記録装置を提供することを目的とする。
材の安定した記録ヘッドに対する追従が可能となる。
[課題を解決するための手段] そのために、本発明は、記録媒体に記録を行うために、
記録媒体搬送経路に沿って移動可能な記録ヘッドと、該
記録ヘッドを制御するための制御手段と、該制御手段と
前記記録ヘッドとを電気的に接続するとともに、前記記
録ヘッドの移動に追従する接続部材と、装置本体と前記
接続部材とが接続する部分に設けられた摩擦力作用部材
と、を具えたことを特徴とする。
(以下余白) [作 用] 本発明によれば、FPC等の接続部材と接触する装置本
体(フレーム)面上に高摩擦係数の部材、例えばシリコ
ンゴムシートを設けることにより、接続部材にすべりを
生じさせることな(、接続部f実施例J 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明を適用可能な装置として、文書作成装置
(以下ワードプロセッサという)の外観構成例を示す。
ここで、■は入力装置であるところのキーボード部であ
る。2は人力した文書等を表示する表示器部分であり、
回動可能に保持され、非使用時はキーボード部1に重な
るように折たためるようになっている。
3は該記録ヘッドの動作状態を確認するだめのの視認用
開口に設けた開閉可能な保護カバーであり、透明または
半透明である。4は拍車を保持するための拍車カバーで
ある。これらについては第6図〜第8図について後述す
る。
5は記録用紙の給排紙時に紙の支えとするペーパーサポ
ータ、6は手動にて記録用紙の給排紙を行うためのノブ
である。
第2図は本例に係るインクジェット記録装置形態のプリ
ンタ部の構成例を示す。
ここで9は第3図および第4図につき詳述するインクジ
ェット記録ヘッドを有したヘッドカートリッジ、11は
これを搭載して図中S方向に走査するためのキャリッジ
である。13はヘッドカートリッジ9をキャリッジ11
に取付けるためのフック、15はフック13を操作する
ためのレバーである。19はヘッドカートリッジ9に対
する電気接続部を支持する支持板である。21はその電
気接続部と本体制御部とを接続するためのFPCである
。このFPCに関連した構成については第9図〜第11
図について後述する。
23ば、キャリッジ11をS方向に案内するためのガイ
ド軸であり、キャリッジ11の軸受25に挿通されてい
る。27はキャリッジ11が固着され、これをS方向に
移動させるための動力を伝達するタイミングベルトであ
り、装置両側部に配置されたプーリ29A、 29Bに
張架されている。一方のプーリ29Bには、ギヤ等の伝
導機構を介してキャリッジモータ31より駆動力が伝達
される。
33は紙等の記録媒体(以下記録紙ともいう)の被記録
面を規制するとともに記録等に際してこれを搬送するた
めの搬送ローラであり、搬送モータ35によって駆動さ
れる。37は記録媒体をペーパーサポータ5側より記録
位置に導(ためのペーパーパン、39は記録媒体の送給
経路途中に配設されて記録媒体を搬送ローラ33に向け
て押圧し、これを搬送するためのフィードローラである
。34はヘッドカートリッジ9の吐出口に対向し記録媒
体の記録面を規制するためのプラテンである。41は記
録媒体搬送方向上、記録位置より下流側に配置され、記
録媒体を不図示の排紙口へ向けて排紙するための排紙ロ
ーラである。42は排紙ローラ41に対応して設けられ
る拍車であり、記録媒体を介してローラ41を押圧し、
排紙ローラ41による記録媒体の搬送力を生じさせる。
43は記録媒体のセット等ニ際してフィードローラ39
9拍車42それぞれの付勢を解除するための解除レバー
である。
プラテン34は、両端を排紙ローラ41の軸で回転可能
に支持され、左右プレート75.75の停止位置からペ
ーパーパン37の前面部45方向に付勢され、記録用紙
がない状態では、プラテンローラ33を最外周より小さ
くしている部分33Aに複数箇所に設けている34Aが
ペーパーパンの前面部45の内側に接している。
51はホームポジションにおいて記録ヘッドのインク吐
出口形成面と対向するゴム等の弾性材料で形成したキャ
ップであり、記録ヘッドに対し当接/離脱が可能に支持
されている。このキャップ51は、非記録時等の記録ヘ
ッドの保護や、記録ヘッドの吐出回復処理に際して用い
られる。吐出回復処理とは、キャップ51を吐出口形成
面に対向させ、インク吐出口内方に設けられてインク吐
出のために利用されるエネルギ発生素子を駆動すること
により全吐出口からインクを吐出させ、これによって気
泡や塵埃、増粘して記録に適さなくなったインク等の吐
出不良要因を除去する処理予備吐出)や、これとは別に
吐出口形成面とキャップ51で覆った状態で吐出口より
インクを強制的に排出させることにより吐出不良要因を
除去する処理である。
53はインクの強制排出のために吸引力を作用するとと
もに、かかる強制排出による吐出回復処理や予備吐出に
よる吐出回復処理に際してキャップ51に受容されたイ
ンクを吸引するために用いられるポンプである。55は
このポンプ53によって吸引された廃インクを貯留する
ための第1の廃インクタンク、57はポンプ53と廃イ
ンクタンク55とを連通ずるチューブである。また、7
0は第2の廃インクタンクであり、チューブ71を介し
て第1の廃インクタンク55と接続されている。
59は記録ヘッドの吐出口形成面のワイピングを行うた
めのブレードであり、記録ヘッド側に突出してヘッド移
動の過程でワイピングを行うための位置と、吐出口形成
面に係合しない後退位置とに移動可能に支持されている
。61はモータ、63はモータ61から動力の伝達を受
けてポンプ53の駆動およびキャップ51やブレード5
9の移動をそれぞれ行わせるためのカム装置である。
次に、上述したヘッドカートリッジ9の詳細について説
明する。
第3図は、インクジェット記録ヘッド本体をなす吐出ユ
ニット9aとインクタンク9bとを一体としたヘッドカ
ートリッジ9の外観斜視図を示し、図において、906
eば、ヘッドカートリッジ9を装着する際にキャリッジ
11に設けられたフック13によって掛止されるつめで
ある。図から明らかなようにつめ906eは記録ヘッド
全延長の内側に配設される。また、ヘッドカートリッジ
9の前方吐出ユニット9aの近傍には、この図には示さ
れないが位置決め用突き当て部が設けられている。90
6fは、キャリッジ11に立設されフレキシブル基板(
を負接続部)およびゴムパッドを支持するための支持板
が挿入されるヘッド開口部である。
第4図(A)および(B)は、第3図に示したヘッドカ
ートリッジの分解斜視図を示し、上述のようにインク供
給源たるインク収容部を一体としたディスポーザブルタ
イプのものとしである。
同図(A)において、911はSi基板上に電気熱変換
素子(吐出ヒータ)と、これに電力を供給するA42等
の配線とが成膜技術により形成されて成るヒータボード
である。 921はヒータボード911に対する配線基
板であり、対応する配線は例えばワイヤボンディングに
より接続される。
940はインク流路を限界するための隔壁や共通液室等
を設けた天板であり、本例においてはオリフィスプレー
ト部を一体に有した樹脂材料で成る。そして、第4図(
C)に示すように、吐出口形成面は記録用紙の被記録面
と平行な平面に対して所定角度θだけ傾いており、かつ
吐出口近傍の部分で段差940aを有している。これは
、天板に設けた流路側からレーザビームを照射して吐出
口を加工するために、オリフィスプレート部内の流路と
、その後方の流路とが所定角度をなすことに対応して行
われたものである。
930は例えば金属製の支持体、950は押えばねであ
り1両者間にヒータボード911および天板940を挟
み込んだ状態で両者を係合させることにより、押えばね
950の付勢力によってヒータボード910と天板94
0とを圧着固定する。なお、支持体930は、配線基板
921も貼着等により設けられるとともに、ヘッドの走
査を行うキャリッジ11への位置決め基準を有するもの
とすることができる。また、支持体930は駆動に伴っ
て生じるヒータボード911の熱を放熱冷却する部材と
しても機能する。
960は供給タンクであり、インク供給源をなすインク
貯留部9bからインク供給を受け、ヒータボード911
と天板940との接合により形成される共通液室にイン
クを導くサブタンクとして機能する。−970は共通液
室へのインク供給口付近の供給タンク960内の部位に
配置されるフィルタ、 980は供給タンク960の蓋
部材である。
900はインクを含浸させるための吸収体であり、イン
クタンク本体9b内に配置される。1200は上記各部
911〜980からなる記録エレメント9aに対してイ
ンクを供給するための供給口であり、当該ユニットをイ
ンクタンク本体9bの部分1010に配置する前の工程
で供給口1200よりインクを注入することにより吸収
体900のインク含浸を行わせることができる。
1100はカートリッジ本体の蓋部材、1300はカー
トリッジ内部を大気に連通ずるために蓋部材に設けた大
気連通口である。
供給口1200を介してのインクタンク9bへのインク
充填が終了すると、各部911〜980よりなる吐出ユ
ニット9aを部分101Oに位置付けて配設する。
このときの位置決めないし同定は、例えばインクタンク
本体9bに設けた突起1012と、これに対応して支持
体930に設けた穴931とを嵌合させることにより行
うことができ、これによって第4図 (B)に示すヘッ
ドカートリッジ9が完成する。
そして、インクはカートリッジ内部より供給口1200
、支持体930に設けた穴932および供給タンク96
0の第4図(All中面面側設けた導入口を介して供給
タンク960内に供給され、その内部を通った後、導出
口より適宜の供給管および天板940のインク導入口9
42を介して共通液室内へと流入する。以上におけるイ
ンク連通用の接続部には、例えばシリコンゴムやブチル
ゴム等のパツキンが配設され、これによって封止が行わ
れてインク供給路が確保されろ。
第5図は第2図の断面図であり、プラテン34よびペー
パーパン前面部45の構成および作用をさらに、詳しく
説明する。
ヘッドカートリッジ9の吐出口とプラテン34の前面と
の距離I2.(ヘッドギャップ)は印字に最適に調整さ
れている。
上記構成のもとに、六方向から挿入された記録用紙は、
フィードローラ39によってローラ33に向けて付勢さ
れ、その摩擦力によって送られる。記録用紙先端は、プ
ラテンのすくい部34Aとペーパーパン前面部45の内
側との間に、ばね82(両側に設けである)の力に抗し
てプラテン34を軸41Aを回転中心軸としてB方向に
回動させつつはいりこむ。なお、前面部45は吐出口形
成面との間隙が適切に調整され、固定されている。
したがって、プラテン34上の記録用紙は、紙厚によら
ずプラテン34がB方向に逃げることでヘッドカートリ
ッジ9の吐出口と最適なヘッドギャップが保たれること
になる。
そして、プラテン34の前面の延長線上には記録用紙厚
によってB方向に逃げた場合にも排紙ローラ41と拍車
42の接点があり、記録用紙の先端が容易に排紙ローラ
41と拍車42との間に進入できる。
また、プラテンが傾くことによる記録部りの上下でのへ
ラドギャップの差異は、プラテンの回転中心と印字中心
の距離Hが大きいために無視できるものである。
なお、必ずしも、プラテン45はローラ41と同軸であ
る必要はない。また、全面部45はペーパーパン37と
一体に成型されてなるものでな(てもよ(、接着やビス
止めによって固定されるものでもよい。また、別体に構
成されて装置の他の部分によって固定されるものでもよ
い。
第6図はヘッドカートリッジ9を搭載し、拍車42、拍
車カバー4および視認用開口に設けた保護カバー3を備
えたときのプリンタ一部の概略断面図である。この図か
られかるように、拍車カバー4は拍車固定部を形成する
ためにヘッドカートリッジ9の上部にオーバーハングし
ている。
従って、カバー3が透明または半透明であればカバー状
態のままヘッドカートリッジ9の動作は目視できるが、
キャッピング位置における吐出ユニット9aのインク吐
出部9a′部分も目視確認できるようにするのが強(望
まれる。
しかし第7図に示すような構成ではこれを行うことがで
きない。すなわち同図において破線部はキャッピング状
態におけるヘッドカートリッジ9の待機位置であり、記
録媒体であるところの紙の通紙位置からは外れている。
通富視認用開口3A′以外の外装部材85は、不透明の
モールド部材で構成されるためのキャッピング状態にお
けるヘッドカートリッジ9の位置や吐出ユニット9a、
インク吐出部9a′を目視確認することは不可能である
また視認用開口3A′ を幅方向に広げただけでもイン
ク吐出部9a′等を目視確認することはできない。
これに対し、本実施例で採用した第8図の構成では、視
認用開口3Aを幅方向に広げるとともに、更にインク吐
出部9a′上部まで覆うL字状の形状にすることにより
、インク吐出部9a′をも目視で確認することができる
ようになる。
本例では、視認用開口3Aにはカバ一部材3が設けられ
ており、非記録位置でもヘッドカートリッド9等装置内
部の保護を行っている。このカバー部材3は種々の材料
で構成されていてよく、そしてこれを透明または半透明
とすることにより、カバー状態のままキャッピング時の
目視をも行うことができる。
しかしカバ一部材3を開閉もしくは簡易に着脱可能な構
成とし、必要に応じて直ちに開口3Aを開放可能であれ
ば、必ずしも透明または半透明でなくてもよい。
次に、上i己FP(:21に関連した構成を具体的に説
明する。
第9図および第1O図は、実施例に係る記録装置の概略
正面図であり、第11図はその比較例による記録装置の
概略正面図である。
第9図において、記録装置のフレーム91かも立設した
左右フレーム75(第9図中に図示せず)には左右に延
びるローラ33が設けられており、ローラ33の手前に
は同じくこのガイド軸23が固定され、この上を左右に
摺動可能な状態でキャリッジ11が設けられていること
、そしてキャリッジll上にはヘッドカートリッジ9が
搭載されていることは前述の通りである。
キャリッジ11には、その上に設けたコネクタ部等を介
して不図示の制御回路とヘッドカートリッジ9とを電気
的に接続するFPC21が固定されている。また、FP
C21は他端をフレーム91に固定されている。
さらに、フレーム91上FPC21とフレーム91との
間で、FPC21が最小半径を形成する部位の近傍に、
摩擦シート97を設けである。摩擦シート97は片面に
接着剤が塗布してあり、その接着剤により、フレーム9
1に接合している。
かかる構成において、キャリッジ11は、モータ31等
の駆動手段により軸33上を図中矢印SR方向に移動し
ていく。このとき、制御部からFPC21を介してキャ
リッジ11上に搭載されたヘッドカートリッジ5の吐出
ユニット9aに記録信号が送られる。そして、吐出ユニ
ット9aは当該信号に応じて、記録用紙にインクが吐出
され、記録が行われていく。−持分の記録が終了した後
、キャリッジ11は停止し、ローラ33はモータ35等
の駆動手段により回転駆動され、これに伴い、記録用紙
が副走査される。
この後、キャリッジ11は図中矢印SL方向に移動し、
次行の記録が行われてい(。
第10図はその移動状態を示すが、本例ではフレーム9
1上に摩擦シート97が設けであるためFPC21と、
摩擦シート97の間で摩擦力が生じ、FPC21はフレ
ーム91との間にすべりを生じることなく、円弧部21
Aが正しく移動していくので、キャリッジ11の下部に
巻き込まれることがない。
これに対して、第11図のような摩擦シート97を設け
ない構成においては、キャリッジ11上部のFPC21
をフレーム1の間ですべりが生じており、このためFP
(1:21上の部分でたるみ21Bが生じてしまい、こ
の状態でキャリッジがさらに右方向(SR方向)に移動
すると、FPC21がキャリッジ11に巻き込まれるお
それが生じることになる。
以上のように本例によれば、記録装置のフレーム91上
に高摩擦係数の部材(摩擦シート97)を設けるという
簡易な構成をとることで、FPC21の走行を安定させ
ることができ、従ってFPC走行部の高さを低くするこ
とが可能になり、小型かつ計量の記録装置を提供するこ
とができる。
なお、摩擦シート97の一例としては例えばシリコンか
らなるシート材が使用可能である。
また、以上の説明においては、ヘッドカートリッジ9と
制御回路との間の接続をFPCで行うものとしたが、F
PCに限らず、フラットケーブル。
東線等全ての電気的接続部材に適用することができるの
は勿論である。
第12図は第2図におけるキャップ51.ポンプ53.
ブレード59.モータ61およびカム装置63等から成
る回復装置の主要部の分解斜視図である。
ここで、501はキャップ51内部に配置されるインク
吸収体、503はキャップ51を保持する保持部材、5
05はビン507を中心に回動可能に取付けられ、ビン
507に加えられる力によってキャップ51を吐出ユニ
ット9aの吐出口形成面に当接/離脱させるためのキャ
ップレバーである。511はキャップレバー505の端
部509に係合してキャップレバー505の回動範囲を
規制するためのビンである。
513はキャップレバー505のビン507が嵌入され
る穴部を有する治具であり、キャップレバー505をポ
ンプ53に設けた支持部515に取付けるのに用いられ
る。516はその取付は状態を確保するための留め部材
である。517は吐出口形成面に当接させるための力を
キャップ51に作用する作用部であり、キャップ51の
後側部のほぼ中央に係合する。この作用部は吸引された
インクの導入口517Aを有し、キャップレバー505
内部、ビン507内部、治具513内部および支持部5
15内部にはそれぞれインク流路が形成されている。そ
して、ポンプ53が吸引力を作用すると、インクはこれ
ら流路を経て図中矢印で示すようにポンプ53内に導入
される。
519はポンプ53の端面中央に突設し、内部にインク
流路を形成した軸であり、側壁部520に回動可能に取
付けられる。これによるポンプ53内体の回動力は支持
部515を介してキャップレバー505に加えられ、こ
れに伴ってキャップ51が進退する。521はポンプ軸
519に結合する流路形成部材、523はチューブ57
の取付は部材である。すなわちこれら軸519.流路形
成部材521および取付は部材523の内部にインク流
路が形成され、ポンプ53に吸引されたインクが、図中
矢印で示すようにこれら流路を経てチューブ57を介し
廃インクタンク55に導入される。
525はポンプ53のピストン、527はその軸である
ピストン軸、529はパツキン、531はポンプ53の
キャップである。533はピストン軸527に取付けら
れ、ピストン525を作動させるための力の伝達を受け
るビンである。
535はブレード59が取付けられるブレードレバーで
あり、ポンプ53の端面に突設した軸のまわりに回動可
能に支持され、当該回動に伴ってブレード59を記録ヘ
ッド側に突出または後退させる。537はブレードレバ
ー535に対しブレード59を突出させる方向への回動
力を付与するばねである。また、539はポンプ53内
体に対しキャップ53が記録ヘッド側に向う方向への回
動習性を与えるばねである。
541はモータ61の回転をカム装置63に伝達するギ
ア列である。カム装置63は、ポンプ53に設けた係合
部545に係合してこれを回動させるためのカム547
と、ポンプ53のピストン軸527に設けたビン533
に係合してポンプを作動させるためのカム549と、ブ
レードレバー535に設けた係合部551に係合してこ
れを回動させるためのカム553と、カム装置63のホ
ームポジションを検出するためのスイッチ555に係合
するカム557とを有している。これらカムの動作につ
いては後述する。
第13図はキャップ51およびホルダ503の詳細を示
す斜視図である。
本例に係るキャップ51は天板940のオリフィスプレ
ート部との密着性をよくするためゴム状弾性体で形成さ
れており、キャッピングに際しては約60g〜80gの
押圧力をもって天板のオリフィスプレート部に圧接され
ている。そしてリブ部分の先端すなわち吐出口形成面に
対向する縁部は、上記傾き角θ(第4図(C)参照)に
対応して本例では平行となるように形成され、かつ吐出
口位置の段差に追従するために先は細く根元で太(なる
台形断面を有している。
また、角度θに対応して、天板940に押圧されたとき
横すべりするのを防止するため、キャップレバー503
にリブ503bと5030とを設けである。すなわち、
ゴム製キャップ自身の変形をリブ503cで防止すると
ともに、キャップ51とキャップホルダ503全体がキ
ャップレバー505の取付面で横をむくのをリブ503
bで防止するようにしている。
第14図(A) 、 (B)および(C)はキャップ5
1等のさらに詳細な構成を示す正面図、平面図および(
A)におけるM−M線側断面図である。
ここで、本例では、キャップ内のインク吸引口561を
、鉛直方向下部に開口させ、キャップレバー505の作
用部517に設けたインク導入口517Aに向ってイン
ク流路563を形成している。また、吸引口561を吸
収体501によって完全には覆わない構成としている。
キャリッジ11上にセットされたヘッドカートノッジ9
は、その吐出口が回復系のキャップ51のほぼ中心に(
るようにキャリッジモータ31により駆動され、キャッ
ピング、予備吐出あるいは吸弓動作など一連の吐出不良
の回復処理が行われる。
ここで、ヘッドの天板940は第4図(C1について前
述したように記録媒体の被記録面に対して水平でな(、
すなわちキャップの押圧方向に対して直角でなく、一定
角度θ(本実施例の場合θ岬5°とする)をなすととも
に微小段差(本実施例の場合的0.2rnm )をもっ
ている。その上、キャリッジ11の停止位置は、キャリ
ッジモータ31にステップモータを使用する場合には、
目標位置に対して所定量(例えば約±0.5+am程度
)のずれが生じることがある。
天板940のオリフィスプレート部の形状に追従するた
めには、先端リブ51aは小さ(、硬度も低いものがよ
いが、同時に吸引時に発生する負圧に耐えて密閉性を保
持するにはリブ51aのある程度の強度が必要である。
また、天板940のオリフィスプレート部0は角度θを
持つため、キャップ51のリブ51aにはリブを押しひ
ろげる方向の力が常に働くことになり、長期間放置され
たときの永久変形が問題となる。
これらを考慮し、本例では、リブ91aの形状を次のよ
うに選択した。すなわち、第14図(C)において、L
=0.3mm、 Wz=0.5mm、 1(=0.4m
mとし、ゴム硬度を60°とすることで上記の問題を解
決した。
同時に、リブの周囲部51bがリブ形状に対して十分大
きいこと、例えばリブの周囲部51bは幅を2〜3mm
以上、厚みを2〜3mm以上とすることで上記効果はよ
り確実なものとなる。
なお、キャップに用いられるゴムはブチルゴム、塩素化
ブチルゴム、シリコンゴムなどを用いることができる。
ところで、吐出口形成面とリブ部分の縁部が形成する平
面とは必ずしも平行としなくてもよい。
平行である場合にはキャップ51の当接/離脱に際して
縁部全体が同時に吐出口形成面に対し接触/離脱し、キ
ャップ51による密閉空間に大きな圧力変動が瞬間的に
生じることによって吐出口内のインクメニスカスが適正
に保持されなくなるおそれがあるからである。すなわち
、非平行とすることによって、キャッピングに際しては
全体の密着状態をとるまでに縁部は徐々に吐出口形成面
に接触してゆくことになる。また、キャップオーブンに
際しては、完全な離脱を行うまでに縁部が徐々に離隔し
てゆくことになる。
このような観点からすれば、第13図ないし第14図に
示したキャップ構成は必ずしも第4図(C)に示したよ
うな吐出口形成面に対してのみ適用されるものではない
。すなわち、例えば記録媒体の非記録面に対して平行に
形成された吐出口形成面にも上記キャップ構成は適用可
能となる。
また、同じく上記観点からすれば、縁部が形成する平面
は必ずしも第13図および第14図に示した方向でなく
てもよく、適宜の方向を採ることができる。さらに、必
ずしも平面としな(でもよく、縁部に凹凸が設けられた
構成でもよい。
次に、回復系について説明する。
第15図はカム装置の各カムの輪郭曲線、第16図は主
要なカム位置(第15図の■〜■、[F]、■に対応し
たポンプを除く各部の動作位置、第16図は同じくポン
プ53の動作位置をそれぞれ示す説明図である。なお、
第15図中の数値はカムの回転角度である。
以上第15図〜第17図を用いて、本実施例に係る回復
系ユニットの機能について説明する。
第15図において■の状態はカム549のホームポジシ
ョン位置であり、記録動作中の回復装置の待磯状態であ
る。このとき、スイッチ555はオンであり、キャップ
51はヘッド吐出口形成面より離隔した状態(以下オー
ブン状態とよぶ)にあり、ブレード59はオフ状態すな
わちこれもヘッド吐出口形成面より離隔した状態にある
(第16図参照)。
また、ポンプ53は上死点にある。
次に■の状態はキャッピング状態であり、プリンタ装置
を使用しない場合等の状態でヘッド吐出口形成面を覆い
保護している状態である。このときスイッチ555はオ
フ、キャップ51はヘッド吐出口形成面に接合しくクロ
ーズ状態)、ポンプ53は上死点にあり、さらにブレー
ドはオフ状態である。
■の状態はボンピングが終了した状態である。
スイッチ555はオン、キャップ51はクローズ、ポン
プ53は弁が開ききった状態にあるが下死点にはいたら
ない状態である。またブレード59はオフ状態にある。
■の状態はボンピング終了の後キヤ・ツブ51をオーブ
ンさせ、同時にキャップ51およびキャップレバー50
5内に充満しているインクをポンプ53内にとり込むた
めの小空吸引を実行し終えた状態である。このときスイ
ッチ555はオン、キャップ51は半分程度オーブン、
ポンプ53は下死点、ブレードはオフ状態にある。
次に■の状態を先に説明する。これはボンピングによっ
てポンプ53内に充満したインクを廃インクタンク側へ
排出するための空吸引をはじめる準備位置である。この
とき、スイッチ555はオン、キャップ51はオーブン
、ポンプ53は上死点より若干下ったところにある。
またブレード59はオフ状態にある。
■および■は、それぞれ、大空吸引および中空吸引を行
ったときの停止位置である。どちらの位置でもスイッチ
555はオン、キャップ51はオーブン、ブレード59
はオフ状態であるが、ポンプ53の状態は■では下死点
にあるのに対しΦでは完全に下りきっていない。
■の状態はワイピングを行うときの状態である。このと
きスイッチ555はオン、キャップ51はオーブン、ポ
ンプは上死点にある。そしてブレード59がオン状態に
あり、この状態でヘッドカートリッジ9を搭載したキャ
リッジ11が移動することでヘッド吐出口形成面のワイ
ピングが実行できる。
次に、第17図において、■はポンプ内でピストン52
5が下死点にある状態を示している。ポンプ53内の空
間においてピストン525の左側の空間によって作られ
る負圧によってボンピングが機能する。531はその負
圧をキャップ51へと伝える弁口である。■の状態でピ
ストン525はこの弁口531を乗りこえさらに右側へ
進んだ状態なのがわかる。ここではピストン525は左
側から527aのピストンの軸フランジ部によって押さ
れ密着しているので、発生した負圧は他に漏れることな
(キャップ51側へ伝えられる。またピストン525右
側部分にたまっていたインクは廃インクタンクへと押し
出される。
■は上死点にある状態を示す。ここで注意すべきは、ピ
ストン525は弁口531の右側に達しており、弁口5
31は閉じていないことである。すなわち、この状態に
おいてキャップ51は大気連通状態になっている。
■は第15図における◎のときのポンプ53の状態であ
る。ピストン525は弁口531を乗り越え若干布へ進
んでいる。
■は第15図における■のときの状態であり、この状態
と■あるいは■の状態とを往復することで大空吸引およ
び中空吸引を実行している。ここで注意すべきは弁口5
31がピストン525によって閉じられていることであ
る。本実施例に係るポンプ53には通常のポンプが有す
る弁に相当する物がな(、ポンプ内に正圧が発生した場
合にはキャップ51側への逆流が生ずる場合がある。そ
こで、必要なとき以外には弁口531を閉じておくこと
で、逆流を少なくする効果がある。
■は中空吸引を実行し終えたときの状態である。ここで
注意すべきは、ピストン525は弁口531を乗り越え
た直後で止まっているところである。ピストン525を
下死点■まで移動したとするなら、上死点■あるいは空
吸引準備位置■に戻る際に弁口531が閉じられない時
間が長くできてしまうことになる。そのときに左側の空
間に正圧が生じることのないようにピストン軸フランジ
527aとピストン525に若干のスキマができ、ピス
トン525右例の空間と連通するように構成されてはい
るが、流路の抵抗などによって正圧が生じ、そのための
逆流がおきるおそれがある。これに対し、本例のように
■の位置から■あるいは■まで戻るようにする場合、そ
の逆流は効果的に防止されている。
第18図は、以上の構成による記録装置の制御系の構成
例を示すブロック図である。
キャリッジ11のキャップ位置や移動位置は、回復系ホ
ームセンサ65やキャリッジホームセンサ67の検出に
基づいて知ることができる。同図において1000は第
19図〜第21図について後述する制御手順等を実行し
て各部を制御するMPU 、 1001は、その制御手
順に対応したプログラム等を格納したROM 、 10
02は、制御手順実行時におけるワークエリアとして用
いられるRAMである。また、1003は、後述の時間
を計測するタイマである。
第19図は、第18図のMPVlooOの制御の下に、
回復系ユニットによって実行されるヘッドクリーニング
処理手順の一例を示す。
本手順は第15図における■のキャッピング状態から始
まる(ステップSl)。そして◎状態に動くことでボン
ピングが実行され(ステップS3)、その状態でインク
吸引が充分に行われるよう例えば3秒間の停止を行わせ
る(ステップS5)。■におけるキャップオーブンと同
時に小空吸引が行われ(ステップS7)、キャップ51
内およびキャップレバー505内のインクのとりごみが
行われるよう例えば1秒間停止する(ステップS9)。
次にポンプ53内に充満したインクの排出のために空吸
引を行う。すなわちまず0の空吸引準備位置に移り(ス
テップ511)、そこから中空停止位置■の間を例えば
3回移動させる(ステップS13〜519)。
最後に■から■まで移動させることにより大空吸引が行
われ(ステップ5211、ポンプ53内のインクは充分
に廃インクタンク側へ押し出される。引き続き0の位置
に移り(ステップ523)、予備吐出を行ったあと(ス
テップ525)、■の位置に設定してブレード59を突
出させ(ステップ527)、ワイピングを実行しくステ
ップ529)、始めのキャッピング状態■にもどる(ス
テップ531)。
なお、吸引による回復処理、空吸引および予備吐出等を
含む本手順は、装置の主制御ルーチンで適宜行うように
することもでき、あるいは操作者による指示に応じて起
動することもできる。
第20図は記録中に適宜実行される予備吐出によって蓄
積されるインクを廃インクタンクへ取込むための空吸引
の動作例を示すフローチャートである。
本手順は記録中にこれを中断して行われる処理であるの
で、第15図における■の待機状態からスタートする(
ステップ541)。この状態からカム63を逆転させて
■位置へ以降させ(ステップ543)、その後Φ位置に
戻して中空吸引を実行する(ステップ545)。そして
再度0位置に設定した後(ステップ547)、■位置へ
戻して大空吸引を実行する(ステップ549)。その後
、■状態に設定してキャップをオーブンしくステップ5
51)、記録を実行する。
第21図(A)および(B)は本例による記録印刷処理
手順の一例を示す。
まず、同図(A)において電源がオンとされると、ステ
ップS61にて回復系ユニットを回復系ホームポジショ
ンに設定し、キャップをオーブンとした後、ステップS
63にてキャリッジ11をホーム位置に設定する。次に
ステップS65にて、所定の予備吐出回数(本例では1
5回または7回)に達したときに空吸引を起動するため
に用いられるカウンタNlをリセットし、ステップS6
7にてキャップをクローズとした後に記録(印刷)のデ
ータ信号を待機する(ステップ569)。
印刷信号が入力されると、ステップS71にて給紙を開
始し、ステップS73にてキャップをオーブンとした後
に、ステップS7!lにてキャリッジ11をホームポジ
ションに設定して予備吐出を行うとともにカウンタNl
を+1歩進する。次に、ステップS77にて記録動作中
の所定時間毎(例えば30秒@)に予備吐出を起動する
ためのタイマT1をリセットするとともにこれをスター
トさせ、ステップS79にて1行分の印刷を実行する。
この後、ステップS81にてタイマTlの値が30秒を
越えたが否かを判定し、肯定判定であればステップS7
5およびS77とそれぞれ同様なステップS83および
S85を経た後に、一方否定判定であればただちに、ス
テップS81に進む。
ステップS87ではカウンタNlの値が“T5”に達し
たか否かを判定し、肯定判定であればステップS89に
て1頁の印刷途中での空吸引を行う。この際には、第2
0図示の手順が起動される。その後、ステップS91に
てカウンタNlをリセットして再スタートさせ、ステッ
プS93に移行する。なお、ステップS87で否定判定
された場合には直ちにステップS93に進む。
ステップS93では1頁分の記録が終了して改頁が指示
されているか否かを判定し、否定判定であればステップ
S95に進んで印刷信号の有無を判定する。ステップS
95にて肯定判定がなされた場合にはステップS97に
て記録終了のEND信号があるか否かを判定し、否定判
定であればステップS79に移行して次行の印刷を行う
一方、ステップS95にて印刷信号が入力されない場合
にはステップS99に進み、印刷データが所定時間(例
えば5秒)入力されないときにキャッピングを行うため
に用いられるタイマT2をリセットし、再スタートする
。次に、ステップ5IOIにて印刷信号の有無を判定し
、肯定判定であればステップS79に復帰して次行の印
刷を実行する。
一方、否定判定であればステップ5103にてタイマT
2の時計内容が5秒を越えたか否かを判定し、否定判定
であればステップ5104に進み、END信号の入力が
無ければステップ5lotに復帰する。
一方、5秒を経過していればステップ5105にでキャ
ップをクローズとし、ステップ5107にてタイマT1
を停止するとともに、所定時間(例えば60秒間)キャ
ッピング状態が継続した後に予備吐出を起動するための
タイマT3をリセットして再スタートする。
次いで、END信号および印刷信号の入力の有無の判定
(ステップ5109および5ill)を経た後に、印刷
信号があればステップ5113にてキャップをオーブン
し、ステップ5115にてタイマT3の計時内容が60
秒を越えているか否かを判定する。ここで肯定であれば
ステップS75に進んで予備吐出等を行った後に、一方
否定判定であればステップ5117にてタイマT1をス
タートさせた後に、ステップS79に復帰する。
ところで、ステップS93にて改頁指令が入力された場
合にはステップ5119に進み、カウンタNlの内容が
“7”以上であるか否かを判定する。ここで肯定判定で
あればステップ5121にて頁間空吸弓を行い、ステッ
プ5123にてカウンタN1のリセット/スタートを行
った後に、一方否定判定であれば直ちに、ステップ51
25に進んで上記ワイピングの動作を行う。そして、ス
テップ5127にてキャップをクローズとし、ステップ
5129にて記録の終了した用紙を排出した後に、ステ
ップS69に進んで次頁の印刷信号を待機する。
なお、ステップS97または5109にてEND信号が
検出された場合にはステップ5131の終了動作を実行
する。これは、第21図(B)に示すように、空吸引(
ステップ5141) 、カウンタN1のリセット/スタ
ート(ステップ5143) 、ワイピング(ステップ5
145) 、キャップのクローズ(ステップ5147)
、および用紙排出(ステップ5149)を行う処理であ
る。
以上の主な動作をまとめれば、先ず予備吐出があげられ
る。本例では印刷直前に予備吐出が行われ、その後は3
0秒間隔で予備吐出が行われる。また、この30秒間隔
の積算にはタイマT1が用いられている。T1は、印刷
信号なしに5秒以上が経過したときのキャッピング(C
)に入った場合にはストップされるので、この30秒間
隔にキャッピング中の時間はカウントされない。また、
キャッピング(c)が60秒以上に渡る場合には、制御
手順は予備吐出(a)に戻り、キャップオーブン後、印
刷前に予備吐出を行う。
本実施例では、予備吐出はキャップ内に行っている。従
って、予備吐出を繰り返し行う際には、それによってキ
ャップ内に溜ってしまうインクを、廃インクタンク側へ
取り込むために空吸引を行うことが必要である。これは
第20図でいう空吸引である6基本的には、印刷をして
いない頁間で空吸引を行う。−頁印刷の後に予備吐出用
カウンタN、が7以上になっている場合には空吸引(d
)が行われる。しかし、印刷中の頁途中においてもNが
15以上になった場合、すなわち、長い印刷時間を要す
る文章においては空吸引(e)を行う。また、印刷終了
時には必ず空吸引が行われる。次に、ワイピングについ
ては、印刷後インクで謂れが生じているヘッドフェイス
面を清掃するものであり、−頁および全印刷の終了の後
これを行うようにしている。
以上説明したように、本例によれば、印刷途中あるいは
印刷終了時にインク吸引後の空吸引と同様の動作を2回
程度行うことで、印刷中子備吐出によってキャップ内に
たまるインクを効率的に廃インクタンクへと送り出す効
果がある。
また、予備吐出によってキャップ内にたまるインク量は
吐出回復のために行われるクリーニング中のインク吸引
の時のそれに比べわずかである。
したがって、クリーニング中の空吸引の回数より、印刷
中の空吸引は少ない回数で十分であり、その回数を極力
少なくすることは、記録装置の実効印刷速度の向上に効
果がある。
なお、クリーニング中または印刷中の空吸引の回数は、
上側にのみ限られず適宜の回数を設定できるのは勿論で
ある。
また、本例によれば、数回の空吸引の中でピストンの往
復をはじめは短く、そして最後の数回では下死点まで達
するストロークをとることで、逆流は少なく、キャップ
51内のインクをポンプ53内に確実に取り込み、さら
にポンプ53内に残るインク量を少な(大部分を廃イン
クタンクに送り出す効率的な空吸引を実現する効果があ
る。
なお、空吸引動作のストロークの変化のさせ方について
は、上例では短いストローク(中空吸引)を3回、長い
ストローク(大空吸引)を1回としたが、その回数を適
宜変化させることができるのは言うまでもない。
次に、本例に係る廃インクタンクについて説明する。
第2図に示したように、本例においては、第1の廃イン
クタンク55を設けることに加え、装置内のスペースを
有効利用して第2の廃インクタンク70を設け、これら
廃インクタンク間をチューブ71にて接続しである。そ
して、回復系ユニットに関して両タンクが直列に設けら
れているため、吐出回復処理ないし上記空吸引処理によ
って生ずる廃インクはまずチューブ57を介して第1の
廃インクタンク55に導入される。第1の廃インクタン
ク55に廃インクを収容する余裕がある間はここに廃イ
ンクが貯められることになるが、その後第1の廃インク
タンク55が廃インクを収容しきれな(なると、ここか
ら溢れた廃インクはチューブ71を介して第2の廃イン
クタンク70に導入されることになる。
このように、本例では装置内のスペースを有効利用して
第2の廃インクタンク70を設けであるため、廃インク
収容量を減らすことな(装置の小型化が可能となる。
なお、これら廃インクタンク内には適宜のインク吸収体
を設けておくことができる。また、図において183は
通気布であり、インク溶剤蒸気は通すが液体であるイン
クは透過させないもので、具体的には例えばペイパーロ
ード((株)ティジン)を用いることができる。このよ
うな通気布183の配設によって廃インクタンク55お
よび70からのインク漏洩を防止することができる。上
例では2つの廃インクタンクを直列に接続したが、回復
系ユニットに関して両者を並列に設けてお(ことができ
る。
第22図はそのための構成例を示すもので、本例では回
復系ユニットに一端が接続されたチューブ57の他端部
に三方ジヨイント57Aを設け、この:方ジヨイント5
7Aにより廃インクの流れを分岐させ、チューブ72お
よび71を介してそれぞれ廃インクタンク55および7
0に廃インクが導入されるようにしたものである。本例
によっても上記と同様の効果が得られる。
分散して存在しつる装置の空きスペースを有効利用して
廃インクタンクを設けるという観点からすれば、第2の
廃インクタンクのみならずさらに多くの廃インクタンク
を適宜の空きスペースに設けることができるのは勿論で
ある。
第23図は廃インクタンク55に加えさらに2つの廃イ
ンクタンクを設けた場合の構成例を示すもので、廃イン
クタンク55に関して第2の廃インクタンク70Aおよ
び第3の廃インクタンク70Bを並列に設けである。廃
インクタンク55から廃インクが溢れると、この廃イン
クはジヨイント74により分岐され、チューブ71Aお
よび71Bを介してそれぞれ第2の廃インクタンク70
Aおよび第3の廃インクタンク70Bに導入される。
このような構成によればさらに廃インク収容量を増すこ
とができる。
なお、これら廃インクタンク間の接続に関して、あるい
はさらに多くの廃インクタンク間の接続に関して、適宜
の構成をとることができるのは勿論である。
(以下余白) (その他) なお、本発明は、上述のようなバブルジェット方式のイ
ンクジェット記録装置のみならず、他の方式のインクジ
ェット記録装置、さらには種々の記録装置(サーマルプ
リンタ等)にも広く適用できる。
しかし特にインクジェット記録方式に適用する場合には
、中でもバブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。かかる方式に
よれば記録の高密度化、高精細化が達成できるからであ
る。
その代表的な構成や原理については、例λば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆
動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気泡を形
成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により
吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少な
くとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状
とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、
特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、
より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米
国特許第4463359号明細書、同第4345262
号明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59
−138461号公報に基いた構成としても本発明の効
果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がどのよ
うなものであっても、記録を確実に効率よく行いつるか
らである。
加えて、上例のようなシリアルタイプのものにあって、
装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に
装着されることで装置本体との電気的な接続や装置本体
からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイ
プの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので、好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、上例のよう
な記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニン
グ手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは
別の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なう
手段を設けることも安定した記録を行なうために有効で
ある。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けられるものであってもよい。
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態と
しては、上述のようなワードプロセッサやコンピュータ
等の情報処理機器の画像出力端末として一体または別体
に設けられるものの他、リーダ等と組合せた複写装置、
さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を
採るものであってもよい。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、シリアルタイプ
の記録装置において、装置の大型化や複雑化を伴うこと
な(、記録ヘッドの走査に追従可能に設けたFPC等の
接続部材にすべりを生じさせずにこれを正常に走行させ
ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した機器の一実施例としてワード
プロセッサの構成を示す斜視図、第2図はそのプリンタ
部としてのインクジェット記録装置の一実施例を示す斜
視図、 第3図は、第2図に示したヘッドカートリッジの外観斜
視図、 第4図(A)および(B)は、第3図に示したヘッドカ
ートリッジの分解斜視図および外観斜視図、 第4図(C)は第4図(A)における記録ヘッド天板の
構成例を示す斜視図、 第5図は本例に係るヘッドギャップ調整手段を説明する
ためのプリンタ部の側断面図、第6図は本例に係る拍車
カバーおよび視認窓を説明するためのプリンタ部の側断
面図、第7図および第8図は、それぞれ、比較例および
本例に係る拍車カバーおよび視認窓を説明するためのプ
リンタ部の上面図、 第9図および第10図は本例に係るFPC差込み防止用
手段を説明するためのプリンタ部の正面図、 第11図は従来構成によるFPC差込みを説明するため
のプリンタ部の正面図、 第12図は第2図示の吐出回復機構の分解斜視図、 第13図はそのキャップおよびキャップホルダの詳細を
示す斜視図、 第14図(A) 、 (B)および(C)は、それぞれ
、本例に係るキャップの正面図、平面図および側断面図
、 第15図は吐出回復機構各部を動作させるためのカムの
輪郭曲線を示す説明図、 第16図および第17図は主要なカム位置における各部
の動作を説明するための説明図、 第18図は本例に係る装置の制御系の構成例を示すブロ
ック図、 第19図は吐出回復処理におけるクリーニング動作手順
の一例を示すフローチャート、 第20図は吐出回復処理に関連した空吸引処理の動作手
順の一例を示すフローチャート、第21図(Alおよび
(B)は本例による記録処理手順の一例を示すフローチ
ャート、 第22図および第23図は廃インク系の他の2実施例を
示す斜視図である。 1・・・キーボード、 2・・・表示器、 3・・・視認窓、 4・・・拍車ホルダ、 5・・・ペーパーサポータ、 6・・・ノブ、 9・・・ヘッドカートリッジ、 11・・・キャリッジ、 21・・・FPCl 23・・・ガイド軸、 27・・・タイミングベルト、 29A 29B・・・プーリ、 31・・・キャリッジモータ、 33・・・搬送ローラ、 34・・・プラテン、 34A・・・すくい部、 35・・・搬送モータ、 37・・・ベーパーパン、 39・・・フィードローラ、 41・・・排紙ローラ、 41A・・・排紙ローラ軸、 42・・・拍車、 43・・・解除レバー 51・・・キャップ、 51a・・・リブ、 53・・・ポンプ、 55、70.70A、 70B・・・廃インクタンク、
59・・・ブレード、 82・・・ばね、 97・・・摩擦シート。 第 4 図 (C) 第 7 図 第 図 503゜ 51 第13図 (A) (C) 第14 図 第 第17 18図 図 第20 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)記録媒体に記録を行なうために、記録媒体搬送経路
    に沿って移動可能な記録ヘッドと、 該記録ヘッドを制御するための制御手段と、該制御手段
    と前記記録ヘッドとを電気的に接続するとともに、前記
    記録ヘッドの移動に追従する接続部材と、 装置本体と前記接続部材とが接続する部分に設けられた
    摩擦力作用部材と、 を具えたことを特徴とする記録装置。 2)前記記録ヘッドは、インクを吐出することにより記
    録を行うインクジェット記録ヘッドの形態を有し、該イ
    ンクジェット記録ヘッドは前記インクを吐出するための
    エネルギを発生する素子として、前記インクに膜沸騰を
    生じさせる熱エネルギを作用するための電気熱変換体を
    有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
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JPH01176565A (ja) * 1987-12-29 1989-07-12 Canon Inc インクジェット記録装置

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