JPH0323400A - 電動送風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の゜利用分野 本発明は真空掃除機に使用する電動送風機に関するもの
である。

従来の技術 従来のこの種電動送風機は、例えば、特公昭５２−４９
１６８号公報に示されている。

すなわち、第５図のようにインペラ１，エアガイド２を
設けて・モータにようインペラ１を高速回転させて、デ
ィフューザ通路３に矢印のような流れを生・じさせ風量
と真空圧を得るようになっていた。

発明が解決しようとする課題 上記電動送風機のように、エアガイド２をインペラ１の
外周に設ける構造のものでは、インペラ１から吐出する
気流を、いかにスムーズに流し、圧力回復を行うかによ
り送風性能が変わってくる。

しかし送風機の性能向上は、従来インペラ１に重点が置
かれていた。

そこで本発明は、エアガイドの構造に注目し、気流の整
流効果を高め高効率の圧力回復が行なえる電動送風機を
提供することを第１の目的とする。

第２の目的は整流された気流が合流する際に乱れが生じ
ないようにしたことである。第３の目的はインベラから
の気流を受けやすくするとともに気流の衝突をなくすよ
うにしたことである。第４の目的は気流のかたよりをな
〈し均一な流れを得ることである。

課題を解決するための手段 上記第１の目的を達威するための本発明の技術的な手段
は、吸気孔が設けられたモータフレームを有するモータ
と、前記モータフレームの外周に取付けられ、インペラ
およびエアガイドを内包するケーンングとを備え、上記
エアガイドはディフューザ通路を形戎するブレードと、
ブレードの間に設けたブレードよりも短い補助ブレード
とを有する構或としたものである。

第２の目的を達戊するための手段は、補助ブレードの終
端を流線形としているものである。ｌた、第３の目的を
達或するための手段は、補助ブレードの先端がブレード
先端の同一円周上よりも下流側（外側）へ位置し、かつ
補助ブレードの先端の向きをブレードの先端向きよりも
エアガイドの中心方向に向けている。さらに、第４の目
的を違或するための手段は補助ブレードの位置がディフ
ューザ通路の略中央部よりも外周側にあり、補助ブレー
ドで形成されるディフューザ通路入口面積の内、内周側
入口を外周側入口よりも大となる構成としている。

作用 上記第１の手段により、ディフューザ通路の補助ブレー
ドが気流の整流作用を助長し損失の少ない気流の流れを
可能にした。１た、第２の手段のように補助ブレードの
終端を流線形にしていることで整流された気流がディフ
ューザ通路内で再び合流し易くなる。

また、第３の手段のように補助ブレードの先端をブレー
ド先端より外側でかつその向きをブレードよりエアガイ
ド中心方向に向けることにより、インペラから吐出され
た気流を損失少なく抑えることができ、整流作用をより
スムーズに効果的に行なうことができる。

また、第４の手段のように補助ブレードの位置をずらし
、ディフューザ通路入口面積を変えることで、通路内の
気流の流れを均一化することができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について添付の第１図〜第４図
にもとづいて説明する。第４図において２１はケーシン
グで、中央に吸気孔２２が開いている。またこの吸気孔
２２の反対側はモータフレーム２３に空気漏れがないよ
うに取付けられている。２４は複数枚の羽根を有する遠
心形のインベラで、このインベラ２４の外周にケーシン
グ２１とエアガイド２５で形成されたデイフユーザ２６
が外周に向かって拡大した通路を有するように配設され
、ディフューザ２６の終端に滑らかに独立に連通してモ
ータ吸気孔２７に気流を導く戻シ通路２８が形成されて
いる。２９は駆動用の整流子モータで、モータ吸気孔２
了に流れ込んだ気流はモータ内部を冷却しながら排気孔
３ｏより排出される。

上記エアガイド２５は、第１図〜第４図に示すようにデ
ィフューザ２６がブレード３１により形成されており、
そのブレード３１間にプレー↑゛３１よジも短い補助ブ
レード３２を設けている。補助ブレード３２は、終端Ｅ
部が流線形になっている。

筐た、第３図に示すように先端の向きに釦いて、ブレー
ド３１に比べ補助ブレード３２の方が、エアガイド２６
の中心に向いている。さらに、補助ブレード３２は、デ
ィフューザ２６通路の略中央部よりも、外周側に位置さ
せている。そして、補助ブレード３２によって作られる
ディフューザ通路入口面積（Ｃ部分とＤ部分）で、内周
側入口（Ｃ）の方が外周側入口（Ｄ）より、必ず大とな
る構威にしている。

次にこの実施例にトける作用を説明する。

電動送風機の性能向上は、インベラ２４より吐出した気
流をエアガイド２６でいかに損失が少なくスムーズに流
し、かつ圧力回復を行なわせるかにかかっていることは
、前述した。

すなわち、実施例の補助ブレード３２ぱ、ディフューザ
２ｅに流れ込んだ気流を乱すことなく整流する役割を行
っている。この補助ブレード３２を他のブレード３１と
同じ長さにした場合は、かえって壁面摩擦損失が大きく
なり、効率が低下した。そこで実施例では補助ブレード
３２の長さをディフューザ２６通路長さの約半分に設定
した。

また、通路を２分し、再度合流する際に、乱れが生じな
いように、補助ブレード３２の終端を流線形にしている
。筐た、補助ブレード３２の先端は、ブレード３１の先
端の同一円周上よりも、下流側（外周）に位置させ、か
つ、先端の向きは、ブレード３１▲よりも、エアガイド
２６の中心方向Ｂへ向け、インペラ２４からの気流を受
け易くしている。同一円周上にしないのは、吐出気流の
衝突による騒音の同時発生をなくする目的もある。

又、補助ブレード３２をディフューザ２６通路の略中央
部よりも、外周側に位置させているのは、気流のかたよ
りを防ぐためで、第２図に示すようにディフューザ２６
内の流れが均一化するため損失が大巾に減る。

このように補助ブレードを設けることで気流の流れがス
ムーズになりモータ内部を効果的に冷却し排気孔３０よ
り排出される。

発明の効果 上記実施例のように本発明の電動送風機は、エアガイド
のディフューザ通路に補助ブレードを設けたもので、整
流効果と気流の均一な流れが可能となり、性能向上が計
れ、実用的効果はきわめて大きい。

オた補助ブレードの終端形状．補助ブレードの先端位置
およびその向き、さらには補助ブレードの位置を配慮し
たことにより、より一層均一な気流の流れを得ることが
できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電動送風機のエアガイ
ドの平面図、第２図は同エアガイドの気流の流れを示す
一部拡大平面図、第３図は同エアガイドの詳細を示す一
部拡大平面図、第４図は本発明の一実施例を示す電動送
風機の一部欠截側而図、第５図は従来のエアガイドの一
部拡大平面図である。 ２１・・・・ケーシング、２４　・・・・インペラ、２
５・・・・・・エアガイド、２６・・・・ディフューザ
、３１・・・・・ブレード、３２・・・・・補助ブレー
ド。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）吸気孔が設けられたモータフレームを有するモー
   タと、前記モータフレームの外周に取付けられ、インペ
   ラおよびエアガイドを内包するケーシングとを備え、上
   記エアガイドはディフューザ通路を形成するブレードと
   ブレードの間に設けたブレードよりも短い補助ブレード
   とを有する電動送風機。
2. （２）補助ブレードはその終端を流線形にしてなる請求
   項１記載の電動送風機。
3. （３）補助ブレードの先端がブレード先端の同一円周上
   よりも下流側に位置し、かつ、補助ブレードの先端の向
   きをブレードの先端向きよりもエアガイドの中心方向に
   向けた請求項１記載の電動送風機。
4. （４）補助ブレードがディフューザ通路の略中央部より
   も外周側に位置し、補助ブレードで形成されるディフュ
   ーザ通路入口面積の内、内周側入口を外周側入口よりも
   大となる構成とした請求項１記載の電動送風機。